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「阿弥陀如来坐像」・「 お阿弥陀様
」と呼ばれているという石仏。
平塚市高浜台28-17。
中に入れる場所は見つからなかった。
向いて建てられていた。
ズームして。
「お阿弥陀様
お阿弥陀様の名で親しまれている阿弥陀仏石造は、海上安全を願ったり先祖供養の石仏として、
現在も篤い信仰をうけている。
石像は宝永年間(一七〇一~一七一〇)に海宝寺の覚誉(かくよ)上人によって建立されたが、その後
蓮台や台座が砂に埋もれてしまい、弘化ニ年(一八四五)に再建された。
台座を含めると四メートルほどの高さがあって、手は弥陀定印(みだじょういん)を結んで、海に
向けて建立されている。
元は、相模川河口に近い松林のなかにあったと伝えており、現在地にまつられるようになるまでに
何回か移転している。
八月十六日には、地元の漁業関係者が集まり、浜施餓鬼が行われ、さらに毎月十六日には念仏供養
も行われている。
平塚市観光協会」
「お阿弥陀様」の向かって右にあった2基の石碑。
右手の石碑には「水陸幽顯法界舎識」と。
上部には阿弥陀三尊、すなわち阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩の梵字を掘り込んで本尊とし、
その下には「水陸幽顯法界舎識」と陰刻されていた。
「水陸幽顯法界舎識」の「幽顯」とは、今生きる現世と死後の世界を指す言葉、「法界」とは
全宇宙からなるすべての世界をさしすのだと。
水陸を含んだすべての霊魂に対する供養塔として、この石塔が建立されたのであろう と。
亀の供養塔
たくさんの供養塔と並んで、大正9年(1920)に建立された亀の供養塔があった。
正面に「爲亀霊菩提」の文字と亀の姿が線刻されている。昔から亀は縁起のよい生き物と
考えられ、浜に上がった亀を見つけると酒を飲ませ、放してやると後で大漁に恵まれると
いう言い伝えがあり、大漁の神、海上安全の神として漁業関係者から大切にされている と。
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