JINさんの陽蜂農遠日記

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2023.11.10
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カテゴリ: JINさんの農園
この日の夕日の絶景を楽しんだ後は「江の島弁天橋」を「江の島」に向かって進む。



「江の島サムエル・コッキング苑」内に建つ「 江の島シーキャンドル 」を見る。
イギリスの貿易商、サムエル・コッキング氏が明治時代に造った洋風庭園を整備。
高さ約60m、海抜約100mの展望灯台からは、南に大島、西に富士山、東に三浦半島を
望むことができるのだ。
「江の島シーキャンドル」の灯りは未だ。時間は16:50。



未だ、箱根の山の端の上の雲は赤く染まっていた。



「境川」の河口 を見る。




注ぐ、流域面積約211平方キロメートル、 延長約52キロメートルの二級河川



「片瀬漁港」越しに「 大山 」の姿を。
丹沢大山(たんざわおおやま)国定公園に位置する大山(おおやま)は、神奈川県伊勢原市を
表玄関に、 標高1252mのピラミッド型の美しい山容 を誇る。大山が 別名「雨降山」
(あふりやま)と呼ばれるのは、相模湾の水蒸気をたたえた風を受け、雨が降りやすい
(また上がりやすい)山容に由来し、別名「あめふりやま(雨降山)」転じて
「あふりやま(阿夫利山)」となったため と。



相模湾にも夕闇が迫りつつあった。



白灯台 」、その先には丹沢の山々が。



江の島シーキャンドル 」をズームして。
最上階に灯室、その下に屋外展望台、さらにその下にガラス張りの展望室。
屋外展望台には多くの観光客の姿が確認できた。




これぞ「 残照 」。



そしてこの日の月も輝きを増して来た。



波静かなこの日の相模湾。



海鳥もネグラに戻るのか?



江の島弁天橋 」その先に「 江の島ヨットハーバー 」の街路灯が。



江の島唯一の天然温泉と絶景に癒される HOTEL & SPAで豊かな自然環境に恵まれた
江の島入り口に位置する「 江の島アイランドスパ
2020年4月より 江の島ホテルが併設 され、宿泊もできるホテル&スパへと生まれ変わった と。



屋根から天に向かって突き出た金属製「 相輪(そうりん) 」を持つ「 中華飯店 吉祥楼 」が正面に。



正面に「 江島神社 」の「 青銅の鳥居 」が見えて来た。



江の島アイランドスパ 」の前庭のあるライトアップされたハート型のオブジェをズームして。



江の島の玄関口にある「 貝作 」。
湘南の海を眺めながら海の幸から洋食まで美味しい料理を楽しめる店。
また新鮮な海産物をその場で焼き上げてくれる店。
デッキで潮風を感じながら海鮮を楽しめる店。海産物を中心とした土産も豊富。



中華飯店 吉祥楼 」、「 江の島アイランドスパ 」の入口。



1Fエレベータホールの壁に描かれた花を中心にした和風絵画も見事。





歩いて来た「江の島弁天橋」を振り返る。



江の島アイランドスパ 」の前庭のあるライトアップされたハートのオブジェ。



引き返して再び反対側を。



牡丹、菊等が豪華に描かれていた。



そして戻って「 江島神社 」の「 青銅の鳥居 」前に。



江の島弁財天信仰の象徴である青銅の鳥居は延亨4年(1747)に創建された。
現在のものは文政4年(1821)に再建されたもので、約200年の間、潮風をうけながら
その姿をとどめているのだと。



江嶋大明神 」と書かれた 鳥居の扁額 (後宇多天皇による直筆の複製)と。



青銅の鳥居
江の島弁財天参拝の玄関口となる鳥居です。
古くは木製の島居でしたが、1 8 2 1年に青銅製で再建されました。鳥居の柱には再建に尽力した
大勢の人々の名前が刻まれており信存の篤さを物語っています。
正面の額には「江島大明神」と書かれていますが、特徴的な筆跡は弁財天のお使いである蛇を
かたどっています。鎌倉時代、我が国にモンゴル軍が襲来した戦い(文永の役)で敵側が退散した
事への神恩感謝として、第91の後宇多天皇が奉納したとされる勅額(天皇から賜った額)を写した
ものです。1997年に藤沢市の指定文化財に登録されました。」



この先の商店街の道「 江の島弁財天仲見世通り 」は 神奈川県道305号江の島線 なのである。



右手にあったのが「 しらす問屋とびっちょ 江の島弁財天仲見世通り店 」。



美味そうな丼が並ぶ。



「しらすのかき揚げ丼」。



「シェルランプ工房」。



美しい貝殻の中で電球を光らせるシェルランプをガラスボトルや浮き球の中に組み込んだ、
オリジナルのシェルランプとのこと。
透き通ったガラスの向こうに広がる小さな海の世界をやわらかい光と共に楽しめたのであった



沿いに置かれていた 行灯。
伝統文様「 青海波(せいがいは) 」と鎌倉幕府執権 北条氏が用いた家紋「三つ鱗 」。
「青海波」は
  • 三重の半円を連続して波を表した幾何学文様
  • 発祥はササン朝ペルシャとされる
  • 普及したのは江戸時代とされる
  • 未来永劫への願いが込められた吉祥文

青海波は日本以外でもエジプトやペルシアなど各国で見る事ができる文様とのこと。
古くは埴輪の着物に見られるが、水の意味として描かれるようになったのは鎌倉時代以降と。
「青海波」という名前の由来は、雅楽の青海波という演目から来ている。
江戸時代の舞人の袍にはこの文様が描かれている。平安時代にも源氏物語で青海波を舞う場面が
あるのだが、この時の装束はどのような文様か明確ではないのだ と。



創作ちりめん「布 遊舎」江ノ島店 」の中には猫の面が並んでいた。
江の島は猫が多い 事でも有名とのことだが・・・。



近づいて。



洒落た和傘。その下には吊るし飾り玉?                    



葛飾北斎 富嶽三十六景 相州江の島 」。



そしてその先右手にあったのが 「岩本楼本館」入口



旧岩本院(岩本楼) 」案内。



旧岩本院(岩本楼)
江の島の歴史の中て、置重な役割を担ってきたのが、この岩本院てす。
中世、江の島には弁才天を本尊とした、「岩屋本宮」・「上之宮」(現中津宮)・「下之宮」
(現辺津宮)の三宮があり、それそれ岩本坊・上之坊・下之坊の各別当寺が管理に
あたっていました。この三坊の中で「岩本坊」は、「岩屋本宮」及び、弁才天の御旅所であった
「奥津宮」の別当寺で、江戸時代に、院号の使用を許され「岩本院」と称し、江の島全体の別当
でした。
この岩本院の先祖は源氏一族の中の「宇多源氏」の流れをくむ、近江源氏として有名な
「佐々木氏」です。
江戸時代には、文字や芸能にもとりあげられ、中ても歌舞伎の「青砥稿花紅彩画
(通称「白浪五人男」)に出てくる「弁天小僧菊之助」は、「岩本院の稚児」がモデルと
いわれています。」



豊原国周「当世五人男」
右から 桐野利秋/坂東彦三郎、篠原国幹/尾上菊五郎、西郷隆盛/中村芝翫、
村田新八/市川左団次、田村啓二/市川団十郎
詞書
坂東彦三郎
「遠からん者は鉄砲の音に、音羽の紋所九字ひしなりに曲んだる頑固士族の三隊長、
 見かけて山鹿、木留口、数度戦場ゑくり出し、さつま造りの刀にて、多くの者を桐野利秋。」
尾上菊五郎
「さて其次に備へしは、名も梅幸と花の兄、まづ魁にすゝんだる、肥後熊本の城攻に、力も運も
 つき、弓も引て返さぬ武士の意地、暴徒が噂、高瀬へ行んと吉次峠の切所にて、重ね扇の
 七重八重、取かこまれて閃きし、剣の雨の篠原国幹。」
中村芝翫
「事もおろかや大軍の、総大将と成駒屋、どふせ終はとふ丸の、かごしま県を出陣し、肥後川尻の
 本営も、やぶれかぶれと日向路へ、引あげ方のともし火や、消る間近き西郷隆盛。」
市川左団次
「名のるもちつと嗚呼がましいが、うつ大砲の音もろとも、その名は早く高嶋屋、米といふ字の
 兵粮奉行、横に東の我侭は、花に嵐が照る月に、むら雲ならぬ村田新八。」
市川団十郎
「さてどん尻の後陣は、暴徒の長と成田屋が、指揮の手配りかけ逐を、人も三升の三の嶽、
 くま取りならで隈府の陣も、うち崩されて一名を、延岡辺の士族を煽動、こゝやかしこへ
 集合なす、屯ろにあらで田村啓二。」


黄金水汲取記念碑 」。
【碑文】
 昭和四年五月廿四日己巳歳巳月己巳日巳刻執行
 江之嶋岩屋前海中に於て推古天皇以来我國最初行事也
 隠遁術三十六法之内浪切法玄武之法則子孫永久末代開運基
 神仙金龍一生一代之法術六十一年目黄金の潮汲
黄金水汲取記念碑
 江の嶋乃こかねの水や皐月晴
昭和六年五月建設 東京市赤坂區青山/神理教 明徳教會
       隠遁術三十六法極意神仙鈴木金龍

【現代語訳】
 昭和4年(1929年)5月24日午前10時執行。
 江の島岩屋前の海中で、(これは)推古天皇以来、我が国最初の行事である。
 隠遁術三十六法の内、浪切法と玄武之法は、すなわち子孫が末代まで永久に運が開ける
 基盤となるものである。
 神仙・(鈴木)金龍が一世一代の秘術を駆使して、61年目に黄金の海水を汲んだ。

ちなみに黄金水というのは、修験者が精進潔斎の後、神通力をもって汲み取った水だと。



                              ・・・​ もどる ​・・・



                 ・・・​ つづく ​・・・






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Last updated  2023.11.10 21:38:13
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