JINさんの陽蜂農遠日記

JINさんの陽蜂農遠日記

PR

Profile

jinsan0716

jinsan0716

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

【フェイジョア ・ … New! Gママさん

【400万アクセス御礼… New! 隠居人はせじぃさん

日本100名城山中城の… New! オジン0523さん

バイクのシートが裂… noahnoahnoahさん

エコハウスにようこそ ecologicianさん

Calendar

2024.02.17
XML
カテゴリ: JINさんの農園
この日は昨年・2023年12月8日(金)、この日は、秋の紅葉を楽しみに、毎年訪ねている、
都内の紅葉の寺・淨真寺そして等々力不動尊へ。
例年になく美しい紅葉を楽しんだので、 季節外れ・out of seasonのブログアップ ですが、
美しい晩秋の光景でしたので、敢えて我がブログにアップさせていただきます。

東急大井町線の「 九品仏駅(くほんぶつえき) 」にて下車し「 淨真寺(じょうしんじ) 」へ向かう。




正面参道には黄葉・紅葉が拡がっていた。



浄真寺参道 」碑。



九品佛参道界隈 」案内碑。



右手の交差点の角にあったのが人気のパン屋さん「 Comme'N TOKYO(コム・ン トウキョウ 」。 



「"パンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で日本人初の総合優勝を果たし
世界一となった「大澤 秀一」率いるベーカリー「Comme'N | コム・ン」焼き立ての
パンやサンドウィッチが楽しめる東京・自由が丘のフラッグシップショップ"」と。



ニ〇一四~ニ〇三四年 浄眞寺「平成 令和」九品佛大修繕事業」大勧進 」案内。
「浄眞寺」のHPには
「昭和三十八年(1963)に九躰の阿弥陀佛像と釈迦牟尼佛像の計十躰が東京都重要文化財に
指定されました。
保存状態として、各十躰の漆箔の浮き上がり、矧ぎ目の損傷や化佛の脱落割損が多く認められ、
東京都と世田谷区の文化財関係者が綿密なる協議の上、平成二十六年(2014)より一躰ずつ、
計十躰の修繕を公益財団法人「美術院」国宝修理所に遷座し二十年以上に亘る大修繕を実施する
運びとなりました。
つきましては、この仏縁により未来に引き継ぐ希代の大修繕事業(大勧進)の趣意をお汲みとり
下さり、絶大なる御協力と御支援を賜りますよう懇願申し上げる次第でございます。」と。



九品佛参道界隈 」案内碑。



「九品佛参道界隈」案内図。
文字がハッキリ見えるように、2枚の写真を繋げています。




案内図にあった切絵図。



総門 」の切絵図。
「せたがや界隈賞
世田谷区では、昭和59年から平成4年までの隔年で、区民の皆さんに愛され、親しまれている
世田谷区の街なみ形成のモデルとなる、魅力的な界隈を「せたがや界隈賞」として表彰して
きました。
「九品仏参道界隈」は浄真寺境内と参道周辺で良好な界隈が形成されていることから、
昭和63年に「第3回せたがや界隈奨励賞」として表彰しました。」
絵の右下に書かれている「お面かぶり」とは、江戸の時代より3年ごとに、この寺で奉修される
「阿弥陀如来二十五菩薩来迎会」のことで、無形文化財に指定されているのだ。



上野毛五島美術館一帯 」切絵図。
おもいはせの路
おもいはせの路とは、玉川地域の緑と水の資源や歴史・文化資源をめぐるルートを、散歩道と
して提案したものです。
この路には季節や時の流れとともに表情を変える古代から現代までのさまざまな顔が見えます。
この路を歩くとき、人はいろいろと思いをはせるということで、この名を付けました。
友達と、恋人と、親子で、夫婦で、あるいは一人で歩いてみてはいかがですか。」
五島美術館は、東京都世田谷区上野毛の閑静な住宅街の中にある私立(財団法人)の美術館。
国宝「源氏物語絵巻」をはじめとする数々の名品を所蔵する美術館として、展覧会を中心に
幅広い活動を展開している人気の美術館 と。



「淨真寺案内図」を「淨真寺」のHPより。



九品仏淨眞寺 境内図<昔> 参照:江戸名所図會。



黄葉の参道を進む。



松の木もあった。



右手に「 玉川警察署 九品仏交番



参道にも朝の陽光が射し込み。



黄金に輝く!!



右手には「 禁銃猟 警視廳 」と三面に刻まれた石碑があった。
背面には建てられた年が書かれていて、明治32年(1899年)と。
「この辺りでは銃を使っての猟は禁ずる」という警視庁が出した明治時代の告知であると。
当時のこの地域一帯はほとんど人が住んでおらず、雑木林ばかりの土地であった。
狩猟もやりやすかった時代。この石柱はそういった古い時代の名残なのであろう。
この後、境内にも同様な石碑が建っていたのであった。



ここにも
「2014年~2034年 浄眞寺「平成 令和 九品佛大修繕事業」大勧進」案内が。
九品仏の駅名にもなって親しまれる浄眞寺は、上品上生仏より下品下生の九品阿弥陀仏が
奉安されております。
この度、元禄以来の大修繕を行うこととなりました。
未来に受け継ぐ、この大修繕事業に値遇を得ることは、稀代の勝縁と思し召し、大勧進に広く
皆様のご協賛を賜りたく存じます。
​浄財を喜捨(きしゃ)された芳名は、結縁交名帳に記録し九品佛像の臺座内に永久保存します。
​詳しくは事務所、龍護殿にございます 趣意書 をご覧頂ければ幸甚です。​​
                           九品佛浄眞寺 住職 清水英碩」



参道を見上げながら進む。







既に、散歩、拝観の方の姿が。



総門 」が前方に見えて来た。
約200mの長さの参道には黒松を中心に植栽されていた。
入り口の参道は「二河白道(にがびゃくどう)」を表しているのだと。
火の河と荒れ狂う河に挟まれた白い細い道、白道は浄土往生を願う信心の道で一心不乱に念仏を
唱えて極楽浄土へ渡ろうということを意味していると。
樹齢30年以上の黒松の間に次世代を担う黒松の苗木を植樹し成長しているのであった。



欅の葉も黄葉して。



石畳の参道。



「総門」が前方に大きく見えて来た。



参道の右手にあったのが「 世田谷区九品仏まちづくりセンター 」。



世田谷区九品仏まちづくりセンター 案内板 」。
様々な施設がこの建物の中に!!



掲示板も所狭しと。



世田ヶ谷郷土資料館「館蔵品でみる宗教美術の造形ーー仏教美術を中心にーー」のポスター。



「新蕎麦打ち教室」開催案内。 



向井潤吉アトリエ館「向井潤吉の描く 民家と自然美」ポスター。



紅葉🍁も負けじと。



参道の中程の右側には九品仏広場という公園があり、参道と調和した雰囲気のいい子供達の
遊び場となっていた。
その先左手には、 三界萬霊塔・供養塔・庚申塔など8基の石塔・石仏が並んでいた



紅葉の樹の下に大小の石塔が並ぶ。



左は「 三界萬霊 」と刻まれた石塔。
文政五年(1822)造立の笠付三界萬霊塔。



中央に「奉寄進庚申供養」と刻まれた石碑が。



その先にも。



お地蔵様 」(左)と板状駒型庚申塔「 青面金剛像 」(右)で、青面金剛像に三猿が彫られている。
造立年は寛文十二年(1672)と比較的初期の庚申塔。
その30年ほど前に鎖国となり、20年後には元禄文化の華が咲いた時代のものである と。



「お地蔵様」に近づいて。



青面金剛像 」に近づいて。
寛文十二年(1672)の「青面金剛像」。



その先にも様々な石碑が並んでいた。
正面に「供養佛 信濃善光寺四十八願〇」の刻。
中央は文化十一年(1814)造立の笠付供養塔で正面に「善光寺百番供養」の刻。
その右は文化八年(1811)造立の「文字庚申塔」であると。



振り返って。



再び陽光に輝く紅葉🍁を。



そして「 淨眞寺 総門 」前に到着。
九品山唯在念佛院淨真寺(くほんさんゆいざいねんぶついんじょうしんじ) は浄土宗寺院。
浄土宗大本山増上寺の別院。
越後国村上泰叟寺の珂碩(かせき)上人を請うて 延宝6年(1678)に創建さ れたものであると。
総門前の石段の中央の手摺には 「舟の櫓」を表した手摺 が。



「掲示板」。



左手にあったのは、 「新東京名勝 選外十六景 奥澤 九品仏」 と刻まれた石碑。
現在は九品仏浄真寺となっているこの場所は、武蔵国荏原郡世田谷(現・東京都世田谷区奥沢)に
あった日本の城・「奥沢城(おくさわじょう)」があった場所。



九品佛道 」と刻まれた石碑が「総門」右手奥に。



「総門」を斜めから。



筋塀(すじべい) 」という種類の塀があり、そこには定規筋(じょうぎすじ)と呼ばれる
白い線が5本 引かれていた。
もともとは 門跡寺院(もんぜきじいん)の証として5本の線を引いた のが始まりと。
定規筋の数が寺の格式を表すようになり、3本、4本、5本のうち 5本が最高ランク とされていると。
門跡寺院とは、皇室一門や公家の方が出家して住職を務める寺院 のことをいい、古くより皇室と
関わりのある格式高い寺院とされているのだ。


「告知  遊戯、ペットの散歩、自転車の乗り入れ 」は 禁止 と。 



淨真寺 総門 」に近づいて。 



「総門」に掲げられている扁額「 般舟場(はんじゅじょう) 」。
常に行道念仏して現前に諸仏を見奉る「般舟三昧」する道場であり、参拝者に願往生の心を自然に
発さんが為に書かれたものであるとのこと。
「般舟三昧」とは浄土教で説く精神統一法。諸仏現前三昧、仏立 (ぶつりゅう) 三昧ともいう。
7日ないし 90日間この三昧を行えば現前に仏を見ることができるのだと。



九品佛浄眞寺総門 」と。書体はDFP新篆体W5と師匠から。



「総門」前の西側、白壁に沿った路を見る。






                   ・・・つづく・・・









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.02.19 08:21:48
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: