2026.03.21
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カテゴリ: AI小説



昨日の夜また雪降ったのかな、今日、また少し白いものがあったなぁ。
なかなか春にならないねえ。
今日はちらっと高校野球を見たら北海道代表の北照が0-4で負けていた。
昨日ちょうどキャプテン2を読んでたんで、マンガみたいな逆転劇はなかなかないなぁ。って思った。

その裏で高木美保の最後のレースもちらっと見た。
最後まで頑張ってたね。
いい選手だったよ。
お疲れさまでした。

今日は何の日


世界詩歌記念日
世界ダウン症の日
国際ノウルーズ・デー
国際森林デー
彼岸
ランドセルの日
催眠術の日
カラー映画の日
ツイッター誕生日
日本手ぬぐいの日
プリの日

アジフライの日
ベイブレードの日
日南一本釣りかつおの日
バルブの日
自動販売機の日

myDIYの日
ゼクシオの日(XXIOの日)
漬物の日
木挽BLUEの日
オコパー・タコパーの日
同窓会の日
九山忌

タイトル:ランドセル探偵、午後三時の張り込み

商店街のはずれにある古い喫茶店「風待ち」には、午後三時を過ぎると、不思議と人が集まってくる。
散歩の途中でひと休みする老人。
買い物帰りの主婦。
なぜか毎回同じ席で将棋の本を読む高校生。
そして、窓際の席にきちんと座る、ひとりの若い女性。
彼女の名は、真白さやか。
年齢不詳。職業不詳。
だが、この町ではちょっとした有名人だった。

「見た目は穏やか、中身は執念」
そんな勝手な標語を近所の文具店の店主につくられたほど、彼女は観察が得意だった。
今日もさやかは、缶コーヒーを机の端に置き、古いカメラを手元に据え、店の外を静かに見ていた。背中には、つやつやした黒いランドセル。年齢にまったく似合っていないのに、なぜか異様に板についている。
店主のマスターが、小声で言った。
「今日は何を追ってるんです?」
さやかは穏やかに笑った。
「この町の“なくなりもの”です」
「なくなりもの?」
「今月に入ってから、商店街でいろんな物が消えてるんです。たい焼き屋の木札、薬局の招き猫、八百屋の値札、クリーニング店のハンガーまで」
「ハンガー盗む人います?」
「いるんです。少なくとも、なくなってます」
マスターは腕を組んだ。
「それは……地味ですねえ」
「派手な事件は、だいたい最初から派手です。でも地味な事件は、最後に変な顔をします」
名言のようでいて、よく考えると意味はあまりわからなかった。だが、さやかは本気だった。

彼女は毎日この席に座り、通りを行き交う人々を眺めていた。カメラで撮るわけではない。ただ置いてあるだけだ。
「カメラがあると、こちらが観察されているように見えないでしょう」と本人は言う。
理屈はわかるような、わからないような。
その日、店の前を、白い手ぬぐいを首に巻いた豆腐屋の主人が通った。
続いて、自転車に乗った郵便配達員。
それから、風に飛ばされそうな帽子を押さえながら歩く観光客の夫婦。
さやかの目が、すっと細くなった。
「来ました」
「犯人ですか?」
「いえ、“二番目に怪しくない人”です」
「いちばん怪しくない人じゃなくて?」
「いちばん怪しくない人は、たいてい本当に怪しくないので」
そう言って立ち上がると、さやかはランドセルを背負い直し、店を出た。

マスターは、気になって窓からのぞいた。
さやかが追っていたのは、和菓子屋の前を掃いていたごく普通のおばあさんだった。
町内でも評判の、腰の低い、やさしい人だ。
人のものを盗むようには、とても見えない。
さやかは声をかけ、しばらく穏やかに話し込んでいた。
やがて、おばあさんが「あらあら」と笑いながら、買い物袋の中を見せる。
すると、さやかは深くうなずいて何かを受け取り、喫茶店へ戻ってきた。

「どうだったんです?」
マスターが身を乗り出すと、さやかは机の上にそれを置いた。
クリーニング店のハンガーだった。
「当たりです」
「えっ」
「でも、犯人ではありません」
「どういうことです?」
「拾い物です。風で飛んできたハンガーを、親切に預かっていただけでした」
「じゃあ、事件じゃなかった?」
「いいえ」
さやかは人差し指を立てた。
「ハンガーが風で飛んだなら、ほかの“なくなりもの”も、持ち去られたとは限らない」
マスターは、はっとした。
その日の夕方、さやかは商店街じゅうを歩き回った。
たい焼き屋の木札は、排水溝の脇で見つかった。
薬局の招き猫は、向かいの雑貨屋の棚の陰から出てきた。
八百屋の値札は、なぜか金物屋の風鈴にひっかかっていた。

そして翌日、ついに真相が明らかになる。
原因は、商店街の新名物として吊り下げられた大量の短冊飾りだった。
見た目は風情があったが、風の通り道を微妙に変えてしまい、通りに局地的な強風を発生させていたのである。
町内会長は頭を抱えた。
「つまり犯人は……風?」
「正確には、善意の飾りつけによる空力のいたずらです」
さやかはそう言って、店先の短冊をひとつ指でつまんだ。
みんなが感心した。
「すごいなあ、真白さん」
「名探偵だ」
「やっぱり違うねえ」
だが、マスターはひとつだけ気になっていた。
「ところで真白さん」
「はい」
「そのランドセル、ずっと気になってたんですけど……何なんです?」
さやかは少しだけきょとんとして、それから当然のことのように答えた。
「探偵七つ道具が入ってます」
「たとえば?」
彼女はランドセルを開けた。
中から出てきたのは、虫眼鏡、方位磁針、メジャー、付箋、折りたたみ傘、小型双眼鏡、どら焼き、替えの靴下、町内地図、絆創膏、割り箸、そして——
ぴかぴかの小学校の連絡帳だった。
マスターが固まる。
「……連絡帳?」
さやかは微笑んだ。
「はい。今朝、母に“夕方までに帰ること”って書かれました」
「お母さんに?」
「ええ」
「真白さん、おいくつでしたっけ」
さやかは缶コーヒーをひとくち飲み、窓の外を見ながら静かに言った。
「三十二です」
その瞬間、店内にいた全員が同じことを思った。

この町でいちばんの謎、まだ解決してないな。

おわり

三連休だけど特に出かける予定はない。
が、来週はもしかしたら忙しかもしれない。
そっか、年度末だもんな。







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最終更新日  2026.03.21 19:52:21
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