夜空を見上げるブログ

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2008/07/28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
…やっぱり梅雨です。どー考えても梅雨です(-_-)。

最初に皆さんにお断りしておきます。夏になるとよく「バイクは風を切って走るので気持ちいいだろう」って言われるのですが、とんでもございません。はっきり言いますと、エアコンを効かした車のほうが全然快適なんです。
確かに高速道路を走っていればけっこう気持ちいいですよ(^^)。風を切る…って感じがしてバイク乗りとしては至福のひと時(ちょいオーバー^^;)を感じられます。ですが一般道を車と一緒に走っていたのではエンジンの熱と道路からの輻射熱と、車からのエンジンとエアコンの熱(←これが結構きついんです)で、夏の我慢大会並みの忍耐力を必要とするんです。

話を戻して、今回目指したのはお隣は群馬県の谷川岳の麓。標高も結構ありますし、谷川岳の残雪を通った空気が流れ落ちてきて、「多分」涼しいだろうという希望的願望の元に出かけました。
普段バイクで出かけるときは荷物を節約するためにコンパクトデジカメを持っていくのですが、今回は現場で気合を入れて撮影もしてこようということで、一眼デジカメと小型の三脚も積んで出発しました。

走り出して30分、まだ県内をちょっとだけ進んだ頃、これから行く県境の方向を見るとなにやらいやらしい雲が(-_-;)。ドス黒くてその下が白く霞んでおりました。管理人の経験からこのような雲の場合は夕立並みの雨が降っていて、下が霞んでいるのはその強い降雨のせい…と思われたのですが、せっかくの休みですしそのまま進むことに。
しばらく走っていると…案の定ポツポツ雨が当たり始め、雲の方向へ進むたびに雨も強くなっていきました。雨具は持っていましたが、着るのが面倒(^^ゞな為、今回は谷川はあきらめて県内の涼しいところへとUターンしました(変わり身早ぇ~)。

次に向かったところは 7月17日
平場よりは涼しかったし、せっかく一眼デジを持ってきたのだから何か写真でも…と

1.jpg

↑いつものように澄み切った水を写しているとまたポツポツ(ーー;)。さっきの夕立?がこっちに向かってきたようです。のでここではこの1枚のみ。
空を見上げても強い雨になりそうな気配だったので、再び場所を変えることに(-.-)。次に向かったのは 6月29日 の日記に書いた標高1000mからその麓のダム湖近辺。県内では夏涼しいところと結構有名なところです。


そこへ向かうと徐々に雨も軽くなっていき、雨雲から離れていっている…ってことが実感できました(^^)。
また、標高1000mの峠へ登っていくにつれて空気も涼しくなっていき、こりゃ充分避暑になるなと思えるくらいの気持ちよさでした。その風を切る気持ちよさから、今回はバイクでやってきて大正解だった\(-o-)/と思えるほどでした、この頃までは(-.-)。

そしてこれから進む方向へ目をやると…またもやいやらしい雲(-_-;)。でもここでUターンしたら3度目も悔しいですし、他に涼しいところは思いつかなかったので「雨は降らないだろう、多分」と自分に言い聞かせ^^;、雲は見ないようにして登っていきました。

峠の頂上まではなんとか天気は持ちこたえたのですが、ダム湖側へ下る頃にはまた雨が当たり始めてきました。
バイクって雨に濡れると辛い所がありますので、ここでついにUターン…とも思ったのですが、レインウェアも持ってきていましたので降ったら雨具着ればいいや(^^)と「軽い」気持ちでそのままどんどん進みました。

…どんどん・・・(-_-;)どんどん進むにつれて雨もどんどん強くなっていきました。でもこれから向かう方向の空が明るかったので、このまま突っ切れば晴れる「だろう」と気合を入れてバイクを走らせたけど、雨は強くなっていくばかり。最初はまだ雨具を着なくてもいいかな…と思っていたんだけど、ついに上着の下のシャツまで濡れ始めてきたので、ここで「やっと」今日の工程をあきらめることにしました。
で、Uターンしてさっき通ってきたトンネルまで戻って雨(このときはまだ夕立と思っていました)をやり過ごすことにしました。

2.jpg


本降りになってきたな…と思ったのですが、のちにこれくらいなら霧雨のようなものだと思える程の雨の中を走ることに。
ちなみにこの時空の一部には青空が出ていました。山の天気ですね。

3.jpg

↑避難しているバイクの図。
トンネルなどはバイク乗りにとってちょうどいい雨宿りの屋根になったりします。

4.jpg

↑この日の荷物はこんな感じでした。普段はタンクの上のバックにコンパクトデジカメとレインウェアを入れて出かけるのですが、今日はリアにもバックを付けてその中に一眼デジカメと三脚を入れて出かけたんです。用意周到にして出かけたときに限ってこんな雨が降るとは…。




帰り道の途中では道路が30cm位水没している箇所が何箇所もあり(ーー;)、さらに雨風は暴風雨となり、雷は10秒に1回くらい発生していて、この世の創世時のような状態になっていました。このときのドライバーさん達の管理人を見る目の痛いこと…。そりゃあの雨の中をバイクで走っていてはそうでしょうな(-.-)。

実は帰り道は先ほど通ってきた標高1000mの道1本しかなく、土砂崩れを危惧したのですが、それこそ土砂が崩れては帰れなくなるので(-_-)土砂が崩れる前に帰ろうと強行突破してきました(大げさなようですがマジ話しです)。
峠道には石ころや草木が散らばり、登り坂は上から雨水が川のように流れてくる状態。風も標高を増すにつれて強くなりバイクが振られるほど。さらに雷も近づいてきて、危ないことが好きな管理人(^^ゞをして冗談じゃなくイノチの危険を感じました。
幸いだったのがこの峠道が尾根づたいではなくて山肌に切られているということ。これなら雷も周りの木の方に落ちやすいので、それが唯一の安心材料でした(本気でそう考えながら走っていました)。

峠も乗り越えだいぶ下に下がってくると雨もやんできました。やっぱり高い山の変わりやすい天気だったようです。それにしてもマジスゲェ天気でした(後程暴風雨洪水警報が出ていることを知りました。納得)。

もう山道も終わろうとした頃に目の前に…といっても2km位離れているんだけど、デカい雷が1発ズドン(-_-;)。最後まで気を抜いてはいけないようです。

このあと走りながら向こうの山に何発も雷が落ちているシーンが見れて、落雷のシーンをいつか写してみたいと思っていたので、今を逃していつ写す…とも考えたのですが、今通ってきた雨のことを思うとさすがに停まる気にもなれず、早々に家に帰ってきました。


確かにすごい雨の中を走ってきましたが、レインウェアは水をカンペキにはじいてくれましたし、ヘルメットのシールドが曇って前がよく見えなかったこと以外はバイクも普通にブレーキが利いてくれて意外と快適に走ることができ、結果的にはいろいろと勉強になったツーリングになりました。

…それよりも管理人の場合は「危ないところには近づかない」ことを早く勉強したほうがよさそうですね(ーー;)。





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Last updated  2008/07/28 09:46:34 PM
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