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2016年04月02日
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カテゴリ: ネイチャー


ニュースイッチ 4月2日(土)

3年後実用化へ、将来はがんの早期診断への応用も
 名古屋大学大学院工学研究科の馬場嘉信教授らのグループは、抗がん剤の一種「分子標的薬」の有効性を20分程度で判定できる検査装置(写真)を開発した。薬の有効性が迅速に判断でき、手術中やベッドサイドでの投薬判断が可能になる。従来は投薬前の検査に1日―1週間程度必要だった。今後は臨床試験などを進め、2019年ごろの実用化を目指す。

 分子標的薬は特定のがん細胞の働きだけを抑える薬。有効性の検査に、従来のたんぱく質検査「ELISA法」や一般的な遺伝子検査「PCR」では約1日から1週間かかる。

 馬場教授らの検査装置は「イムノウォール」と呼ぶ診断チップと蛍光検出器で構成。イムノウォールにはがん細胞由来の異常なたんぱく質を捉える抗体が約10億個入っており、がん細胞中の異常たんぱく質を高感度で捉える。蛍光検出器は浜松ホトニクスが試作した。

 今後、名大大学院医学系研究科の長谷川好規教授らと臨床試験を進める。肺がん患者15人の胸水検査では、従来の遺伝子検査と診断結果がすべて一致した。3年後の実用化を計画するほか、将来は脳腫瘍や大腸がん、乳がんなどの早期診断への応用も目指す。





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最終更新日  2016年04月03日 04時24分38秒
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