GAIA

GAIA

全て | 報徳記&二宮翁夜話 二宮尊徳先生故地&観音巡礼 | イマジン | ネイチャー | マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界 | 宮澤賢治の世界 | 五日市剛・今野華都子さんの世界 | 和歌・俳句&道歌選 | パワーか、フォースか | 木谷ポルソッタ倶楽部ほか | 尊徳先生の世界 | 鈴木藤三郎 | 井口丑二 | クロムウェル カーライル著&天路歴程 | 広井勇&八田與一 | イギリス史、ニューイングランド史 | 遠州の報徳運動 | 日本社会の病巣 | 世界人類に真正の文明の実現せんことを | 三國隆志先生の世界 | 満州棄民・シベリア抑留 | 技師鳥居信平著述集 | 資料で読む 技師鳥居信平著述集  | 徳島県技師鳥居信平 | ドラッカー | 結跏趺坐 | 鎌倉殿の13人 | ウクライナ | 徳川家康
2016年07月30日
XML
カテゴリ: 鈴木藤三郎



枝豆や桃の次に 森町の鈴木農園の甘々娘が紹介されていた。

糖度20度とマンゴーよりも甘いのだという。


ジョブチューン★農家&漁師SP★【静岡 森町】とうもろこし農家登場!
日本が誇る一流の農家&漁師(秘)ぶっちゃけ大連発
▼大人気!!【静岡 森町】とうもろこし農家登場!
▼プロ直伝!美味しい食べ方&見分け方を公開


遠州森鈴木農園

静岡県森町、トウモロコシ栽培の盛んな町で農家を営むのが遠州森鈴木農園の代表取締役、鈴木弥(すずきわたる)さん。彼が栽培するトウモロコシは、森町の中でも特においしいと評判を呼び、毎日、およそ100人近い人々が鈴木農園のトウモロコシを求めて行列を作り出す。多い日には一日でなんと2万本も売り上げるほどの人気ぶりだ。

いったい、なぜ鈴木さんが育てるトウモロコシは、これほどの人気を呼んでいるのだろうか? 今回、TBSテレビ『ジョブチューン』取材班は7月30日(土)よる7時から放送する「日本が誇る一流農家&漁師SP」に出演する鈴木さんに、そのヒミツを聞いた。



その熱狂的な人気の秘密は、トウモロコシとは思えないほどの甘さにある。マンゴーの中でも甘くて有名な宮崎の「太陽のたまご」は糖度15度以上が条件だが鈴木農園のトウモロコシの糖度はそれを超える糖度なのだ。

鈴木農園が特別な品種を栽培しているかといえば、そうではない。栽培されるトウモロコシの品種自体は、ほかの地域でも作られているものと変わりはないという。

それにもかかわらず違いが生まれる秘密の1つには、静岡県森町の特別な気候にある。この地域は、日中の気温と夜の気温の差がとても大きい地域だ。「この気温差がトウモロコシの甘さを生み出す」と鈴木さんは話す。

トウモロコシという植物は、日中に太陽の光を浴びることによって、光合成を行いデンプンなどの養分を作る。陽が沈んで夜になると、光合成で蓄えた養分を糖、つまり甘さに変えてトウモロコシの実に蓄える。昼と夜の気温差が大きければ大きいほどトウモロコシはより甘くなっていく。

一方、気温差が大きいだけであれば静岡県森町のほかの農家でも甘いトウモロコシは栽培できるはずだ。なぜ、鈴木農園だけがマンゴーを超えるほど甘いトウモロコシを栽培できるのだろうか? その秘密を探るためにジョブチューン取材班は、鈴木農園の栽培・収穫に密着した。


早朝4時30分、辺りもまだ暗い
鈴木農園の1日は、まだ陽も上らない辺りが暗い早朝4時30分に始まる。この時間の早さにこそ、鈴木農園の飛ぶように売れるトウモロコシの秘密があるのだという。明け方はトウモロコシが糖分を最も蓄えるタイミング。鈴木農園ではそのタイミングを逃さないように毎朝早朝から収穫を始めるという。

また、時刻のほかにも重要だというのが「収穫の時期」。収穫の時期が早すぎても甘みが乗らず、逆に遅すぎても甘みは落ちていってしまうという。植えてから最も糖度があがった時期、その収穫時期を1日たりとも逃すことなく見極めて収穫しているそうだ。それを可能にしているのが、森町内最大の東京ドーム3つ分の鈴木農園の広大な畑だ。

実は鈴木農園ではこの広大な畑を利用し、毎年1月から7月まで毎日新しい種を蒔いている。こうすることによって収穫時期には、「食べごろはまさに今日が一番!」というおいしいトウモロコシが毎日毎日出来上がるそうだ。

収穫は、1本1本丁寧に手作業で収穫していく。1日約2万本をたった10人で収穫するため、作業は丁寧ながらも急ピッチで進む。

「最高の商品のために妥協を許さない」姿勢



実はトウモロコシは鮮度が命。収穫した瞬間から糖度はどんどん落ちていく。そのため収穫したら、すぐ食べるのがいちばんのオススメだ。そのため、販売所は早朝6時からオープンし、獲れたてのトウモロコシを販売している。トウモロコシ販売所には、すでに前日の夜23時ごろにはすでに1番乗りの人が並んで待つほど熱狂的なファンもいるというのだ。

トウモロコシという1つの作物をとってみても、生産者によってそのこだわりはさまざま。「最高の商品のために妥協を許さない」姿勢が、ほかの商品とは一線を画すものになる。あらゆるビジネスやモノづくりにも通じる普遍的でシンプルなことだが、徹底して実践していくのは難しいことだけに高い価値がある。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年07月30日 19時45分19秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: