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2022年05月29日
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カテゴリ: 広井勇&八田與一
日本時代の台湾ダム建設の父、八田與一自筆の手紙贈呈式 (2013年5月8日) - エキサイトニュース


フォーカス台湾2013年5月8日

日本統治下の台湾で1930(昭和5)年、南部に烏山頭ダムを建設した八田與一技師の自筆の手紙2通が没後71年目の命日にあたるきょう台湾側に寄贈され、ダムのほとりにある八田紀念館で所蔵されることになった。

この2通はそれぞれ1939(昭和14)年11月と12月、当時の台湾総督府内から日本内地に送られたもので、八田が東京帝大土木科のクラスメートであった関毅氏の死去を知り、その遺族に宛てて書いた追悼の手紙。戦後長らく関家に保管されていたが、2011年の東日本大震災の際の台湾支援で日台交流が活発化したのを機に話がまとまり、嘉南農田水利会(台南市)への寄贈が決まった。

関毅氏の嫁にあたる関由喜子さん自らが手紙を携え台湾・台南を訪れ、8日午前、嘉南農田水利会講堂で行われた贈呈式で楊明風会長に手渡された。式には八田與一氏の嫁と孫にあたる八田綾子さんと修一さんも出席、これまで連絡のなかった両家が初めて対面した。

八田與一は関家に手紙を送った3年後の1942(昭和17)年5月8日、広島からフィリピンに向かう途中、乗船した大洋丸が長崎沖で米軍潜水艦に撃沈され死亡、八田の妻も後を追うように烏山頭ダムで投身自殺している。当時、烏山頭ダムによって嘉義・台南地方の水田が十分潤うようになり、台湾の米蔵としての価値を一気に高めたが、この功績を記念して毎年5月8日には台湾・日本の双方から八田をしのぶために多くの人が集り、水利会によって八田與一紀念園区・紀念館が建てられた。

8日午後には追悼記念行事が行われ、今回も日本から200人ほどが参加、八田家と関家の関係者も出席する。





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最終更新日  2022年05月29日 11時46分28秒
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