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サイド自由欄

2003年12月29日
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事業で失敗したとか、魔が差して何かで失敗したのなら当人の努力次第で回復の余地はあるが、代々続いた「家」が廃れて消えていくのを目の当たりにするのはあまりにも悲しすぎる。

今日それを感じる家へ用事で行った。ここ数年の間にパタパタとダメになってしまった。諍いと大病、そして鬱。そして顔を見るたびに延々と愚痴を聞かされるのだ。

「怒り、愚痴、貧欲」は『心の三毒』と言われている。うまくいかないから愚痴を言うのではなく愚痴が災いを引き入れる。因果応報、自らが法の調和を外れた分だけ、今まさに自らが補わされているのだなあ、また、もし光り輝く天上の世界へ行けない霊がそこで迷い留まっているならばその魂をお救いすればいいのになあ、と強く心を痛める。

さて、世の成功者や徳の在る方々は必ず何らかの神仏を大切にする心を持っておられる。もし神仏でなくともその人の信念で、自分は生かされているのだという謙虚な心、先祖に感謝し、大切にする心を持ち合わせ、さまざまな良い行いをされている。その良い生活習慣は先のように災いを自ら引き寄せということはしない。

そしてビジネスの点で考えてみれば、先祖に感謝する心とは「創業者を大切にする心」ということになる。事業を立ち上げた時の心から湧き上がる数々の想いとは何だったのか、どういう世への使命感に駆られていたのであろうかと真剣に取り組めば、自ずと傲慢な、時代を踏み外すような経営はするまい。良い生活習慣にあれば挑戦の中に失敗はあってもその創業者の魂が後継者に気づきを与え護ってくれるであろう。

T自動車の3倍、H自動車の6倍東大卒の頭のいい人がN自動車にはいたと聞く。しかし創業者を大切にする会社と、追い出して成った会社の差は、神の御胸に抱かれる会社と、霊の迷い留まっていた会社の差に見えてくる。偏り過ぎた見方だろうか?

ところで、私たち小さな会社の二代目はそのことをもっと真剣に考えなければいけないと思っている。なぜなら、世襲だから何も勉強しなくても社長になれる、嫌になるほどアマチャンが揃っているのだ。そこへにやけたコンサル先生様が金を集りに来て当人は満足で終わってしまう。非常に危険な構図だ。自らが今は淘汰の時代であるという危機意識を持ち、自らが早く正しく手を打たねばならないことに気づいて欲しい。そこに今やっている立山実践会の発起理由がある。

私は二代目は二代目なりの創業をしなければならないと思う。まず先ほどの創業者の精神を知った上、現在の世での存在意義を考える。そして意欲に燃えたその熱い精神と使命、責任を持つために『創業者の心を自らが作り出す』それが必要であると。

商売の本質と洞察力、そして良い生活習慣を身につけ、廃れ消える友が出ないように、共に学び合っていきたい。








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最終更新日  2006年10月31日 10時43分25秒
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