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毎日朝から暑いですね。汗だくでパソコンの前に居ると、修行僧のような気分になります。そんな毎日からちょっとだけ逃避・・・明日から少しの間帰省してきます。フランス日記は1週間のお休みをいただきます。では、いってきま~す。
2007年08月11日
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低いエンジン音で目が覚めました。私達が泊まったホテルは、大きなロータリーの一角でしかも長距離バスのターミナルのとなりでした。10階の角部屋の窓から眼を下に向けると・・・・ヨーロッパの道のいたるところに、このロータリーがあります。小さな田舎の四つ角にも、これと同じ仕組みの小さい版があって、車は行く先にあわせてロータリーに入って、出て行くわけです。交差点ではないので、どちらの方向に進めばいいのか迷ったときなど、このロータリーをぐるぐる回りながら最善の道を選択して出て行くことができるので、私達にはよい仕組みでした。このロータリーはそういったものの中でもかなり大きいほうで、しかも一部に信号まで付いているという上級者コース(?)車線が多いのも難度をあげています。朝ごはんはホテルの中のカフェで軽く食べて、さっさとトゥールーズへと向かいました。でも、ただ何時間もドライブするのももったいないので、ロードマップに遺跡らしきマークが付いているところに寄ってみることにしました。そして見つけたのが小さな10世紀ごろから建っているという教会と、サンジャックへの巡礼路の一つに建つ巡礼者のための宿・・・背景の霧の向こうにはピレネー山脈がそびえているのですが、あいにくの天気で見ることができませんでした。静かな田舎です。パリとかウィーンとか、華やかなヨーロッパの中心から遠く、ピレネーを越えればそこは言葉も違う異国(スペインは蛮族の国と思われていたこともあるそうです)。そんな辺境の地に巡礼に訪れる人を迎える宿が、親鳥が羽を広げて雛を抱えるような形で佇んでいるのは、当時の人々にどんなにか安らぎを与えたことでしょう。昼にトゥールーズにつき、キャピタル広場でランチを食べました。トゥールーズへ来ても何も観光しないで通り過ぎるのも惜しいので、1ヵ所だけジャコバン修道院へ行ってみました。これは高さ15メートルくらいありそうな教会の天井です。パインツリーと呼ばれているそうです。この建築様式は当時画期的なものだったので、ヨーロッパ中の建築家が見学にやってきたそうです。裏庭の回廊も、いかにも意味ありげでよい雰囲気でした。しかし、この建物の外観には見覚えがあります。そう、2日前、トゥールーズのなかを何度も行ったり来たりした時に車のなかから散々見た建物でした。午後2時、ホームステイ先へと帰るムスメと別れて次の目的地カルカッソンヌへと向かいました。カルカッソンヌは中世の城塞都市をそのままに残してある世界遺産の一つです。
2007年08月08日
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当てにしていたパン屋さんでサンドイッチを買うことができず、かといって他にめぼしいお店もないので、すごすごとユージーンの町をあとにしたのは午後1時頃でした。前日から、お天気はぱっとせず、肌寒い感じでした。さて、次の目的地はドーバー海峡に面したスペイン国境に程近い港町、バイヨンヌです。その辺りは昔々、スペインの北部とフランスの一部にまたがってバスク国があった場所で、いまでもその気風は残っているらしいのです。そしてピンポイントで行って見たかったのはバスク博物館です。この地方は石器時代からの遺跡があり、その上にヨーロッパの小国であったバスク国があり、バスク語が話され、建築物にも特徴がありました。・・・・ということを、展示した場所で、オットのバイブルであるミシュランには満足度のかなり高い博物館として紹介されていました。車を博物館近くの駐車場に停めました。しかし料金の支払い方が解らない・・・。ムスメに読んで貰うものの、今ひとつ納得できない。なにか番号を打ち込むらしいのですが、何の番号なのか・・・?他に利用する人を蒸す見見ていても、何の躊躇もなくコインを投入し暗証している番号を打ち込んでいるようなのです。こういう場合は人に聞きましょう!次に現れたカップルに尋ねてみたら、車のナンバープレートに書かれているものを打ち込むというのです。そして出てきた領収書を外から見える場所に置いておく。なるほど。バスク博物館には私達以外に客の影はなく、そんなに人気のないつまらない博物館だったのかとがっかりしました。しかし内容は石器時代のものから中世の墓石、家具、衣装、美術品と多岐に渡っていて、一地方の博物館にしては充実した内容でした。規模もそこそこ大きく、交通の便さえよければ、もっと人が訪れてもおかしくはないと思われます。写真はその博物館の前を流れる運河の対岸に並ぶ町並みです。プロバンスの石造りとも、トゥールーズのレンガ造りとも違う、バスクの町並みです。帰りがけ、カフェにたむろする青年達を見たらなんとお揃いのスカート!近くの教会で結婚式があったようなので、そのお祝いに民族衣装でやってきたのでしょうか。さて、空模様が怪しくなってきたので急いでスペイン国境を越えます。検問・パスポート!と、用意をしていたのに高速道路は無人のゲートを素通りしてあっさりスペインに入ってしまいました。あ~~。ムスメのパスポートを取りに行った、あの苦労は何だったのでしょう?!スペイン側に入った途端に現れた料金所の少年の美しさに、オットとムスメは驚いていましたが、ぶつくさ言いながらパスポートを仕舞いこんでいた私は気がつきませんでした。返す返すも残念。写真は帰り道にスペイン側から写した検問所です。スペインに入って一番初めの街がサン・セバスチャンです。ここもキリスト教の巡礼路の一つのポイントだそうです。とにかくホテルを見つけようとしましたが、ロードマップはフランスまでで、あとはYAHOO MAPをコピーしてきたものだけ。これが全然解らない。通りの名前が書いた標識が見当たらないのです。それに、信号の上にある地名の表示もありません。例によってあ~だこ~だいいながら車を走らせていると、ホテルの住所の名前を冠したホテルの駐車場入り口があります。あ、このあたりだ~!ほとんど奇跡といっていいような発見です。ホテルの部屋は近代的なしかしかなりせせこましいものでしたが、バスルームのインテリアは素敵でした。夜はバスク料理を現代風にアレンジした三ツ星レストランへタクシーで行きました。メニューをスペイン語で紹介されて困っていたら、厨房から料理人スタイルの若い女性が出てきて英語で説明してくれました。この店のシェフのお嬢さんのようです。素敵だなぁ・・・お料理は地元の食材を食材を使っているので、スペインなのにサフランもオリーブオイルも出てきません。新鮮なお魚料理が美味しかったです。
2007年08月05日
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7時に目が覚めました。広い部屋、たっぷりした上質リネン、すがすがしい朝。フランスのあちこちを走り回るより、このホテルに何日か宿泊していたい・・・というのが私の本音ですが、オットの計画したオットの旅ですから仕方ありません。起きます。8時に予約しておいた朝食が運ばれてきました。当然広いテラスでいただくことにします。バラ一輪が添えられてあるところも、優雅だわ~。フランスの朝ごはんにジャンボン→塩味の効いたロースハムは良く登場するようです。これがとっても美味しいんだわ♪ヨーグルトも、フランスでいただいたものには外れはありませんでした。どこで食べても美味しい♪アメリカだとフルーツ味がついているのが主流で、プレーンなものは酸っぱいですよね。フランスのコーヒーは・・・苦いかな。フレンチローストって言うくらいだから、苦味が出ているし、淹れ方もドリップ式よりポット式のほうが多いのかもしれません。飲みやすい濃さでたっぷりいただくアメリカとは、やはり違います。スパの予約は10時半からなので、それまでちょっと町を散歩することにしました。広いホテルの敷地を出たところでいきなり事故に出くわしてしまいました。町、といってもこのホテルを中心とした半径100メートルくらいのなかにちょっとした雑貨屋さんとパン屋さんと小学校らしきものと住宅が少しがあるくらい。こじんまりとのんびりしたところなのに、路肩に停めたタクシーを掠めて、一台の乗用車が通り過ぎようとした際に、誤って左のミラーを破壊して行ったのです。乗用車は、停車して謝るべきなのに、そのまま逃げ去ったから大変!道端のカフェでお茶していたタクシーの運転手は、血相を変えてタクシーを発車させ、爆音を立てて追いかけていきました。あ~驚いた。町の観光案内の前に小さな市場が開き始めています。旅の途中じゃなかったら、新鮮な野菜を買うという楽しみがあったのに。パン屋さんでは美味しそうなパンがどんどん焼きあがっているようで、店先の人波は途切れません。「ランチはこのパン屋さんでサンドイッチを買って、ドライブの途中ででも食べよう」と決めました。「サンドイッチは作り立てがいいからお昼に買いに来ようね」といいながら立ち去りました。しかし、これは失敗でした。スパが終わってチェックアウトして買いに来て見たら、12時半から2時まではパン屋さんもお昼休みだったのです。お昼にパン屋さんが休むなんて、とても日本じゃ考えられません。そういう意味では、観光客の多い夏に休んでいるレストランやお店も考えられませんね。商売よりも個人の生活スタイルのほうが大事なのでしょう。便利ばかりを重要視して町のいたるところに自動販売機を設置し、そのうえ24時間営業の店が乱立する日本って、どんなものなんでしょう?昼も夜も、家族でゆっくり食事を取ることを基本としているフランスが、羨ましいです。場所によっては昼休みは帰宅して家族で食事をするような習慣の学校もあるそうですし・・・。夏になったら最低3週間の休みを取るというフランスの習慣も、いいんじゃないでしょうか。サラリーマンの我が家では、これが初めてでたぶん最後の3週間休暇です。次の長期休暇は・・・退職後?町の外れまで行ってもほんの10分。帰りはホテルの裏側に回って庭を見てきました。ホテルに並んで建つ大きなスパの建物には人がひっきりなしに出入りしています。みんな大きなビニール袋のようなものを下げて・・・初めは、従業員の出勤時刻かしらと思っていましたが、それにしては高齢の人ばかり・・・?。さて、部屋に戻ってチェックアウトの支度をし、オットを残してムスメと二人でスパに出かけました。先ほどの大きな建物に入っていくと、大勢のおじいちゃんおばあちゃんが水着の上におそろいのバスローブを着て順番を待ったりゆっくりお茶をしたり・・・。水着~!私達は持ってきていません!困った!とりあえず、受付で様子を聞きました。するとそこはただの温泉施設で、スパではないというのです。よかった~。あの雰囲気のなかでお湯に浸かるのは、かなり勇気が要ります。先ほどから目にしていたビニール袋の中には、着替えと水着が入っていたのですね。スパの場所は裏庭に建つ木造の大型コテージのほうでした。そちらに行ってみると、雰囲気はだいぶ違います。受付のお姉さん達の雰囲気も、いかにも高級スパのプロフェッショナルなテクニックを持つエリートって感じ。しかしこれは施設から感じたイメージでしかありません。まず、個室で素っ裸の上にワッフル織のチャイナバスローブ(たて襟が付いたボタン留のローブ)を着て、待合室に通されました。高い天井・天窓から差し込む陽・至る所にハーブ・籐のいす・大きな暖炉・・・なるほどねぇ数人の中年男女に混じってそこで待っていると、お姉さんがやってきてまずサウナに入れとおっしゃる。入りました。出たらまたあの待合室で次の案内を待つわけです。次はジェット付きハーブバス。一人用のバスタブが置かれた8畳くらいの部屋で、誰の目も気にせずお湯に浸かります。ハーブバスは、カモミールやバラやミントが入っていて、匂いはいいのですが色は・・・?次はここの名物、泥湯です。ちょっと寂しかったのでムスメと一緒に入りたいって言ったらOKがでました。一人ではいるには広すぎる・・・5~6人は入れそうな大きさです。泥湯は、その名の通り、石膏を薄めたようなとろとろしたお湯でした。泥湯に入って指・腕・足を差し出してみると、泥がしっかりコーティングしていて、まるで石膏像のようなのです。しかも、泥の比重が高いので体が浮いてバランスが悪い。面白かったです。そのあとは立ち湯。そして最後は細かいシャワーで全身をマッサージさせるベッドへ・・・。ここに来るまでは裸をお見せする場面は一切なかったのですが、ここで全開でした。裸で横たわった上にシャワーをかけるのですから・・・。こんな中年の東洋人の裸、お姉さん達にはお目汚しでした。すみません。こうして一通り終わってハーブティーをいただいて終わりです。お肌に効果があるのか、リラックス効果があるのか、よくはわかりませんでしたが、面白い体験でした。
2007年08月04日
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ムスメのパスポートを取りにホームステイ先まで押しかける・・・そんなあつかましいことをしてもいいのか?とも思ったのですが、何でも夕方にならないと家族は戻ってこないとか・・・。ラッキー! いえいえ、在宅だったら道順など、聞けたのに。そのお宅はキャピタル広場(トゥールーズの中心)から地下鉄に乗って郊外まで出て、そこからバスで30分かかるとのこと。私の持っているロードマップで方角を調べようとしたら・・・なんと、それはほぼ隣町ではありませんか。東京都心と町田という感じに離れている、高速環状線の外側なのです。そして幸いなことにこれから向かおうとしている方向(西)でもあります。まず手近なところから高速環状線に乗って、西に走ったつもりなのになぜかどんどん離れていく・・・分岐点を間違えてずっと北のほうまで来てしまっている様子。いったん高速を降りてUターンし、再度トライ。今度こそ目指す町の方向へむかったものの、その町での降り口は4つもありました。適当に出口2で降りたところ、ムスメは見覚えがあるという。30分もバスに乗っていれば町のいたるところを見ることになるのでしょう。では住所を基に、ガソリンスタンドで聞いてみよう。フランス語を習っているはずのムスメに聞かせてみました・・・通じない。もしもし、高~い授業料はこんな時役に立たないのかい?じれたムスメは英語で聞きました・・・通じる。よかった~。ガソリンスタンドにいた従業員の4人のうち、二人も英語OKでした。彼らの話によると「出口3で降りたところが目指すプロバンス通りだよ」ではまたまた高速に乗ります。今度は反対方向(東向き)へのって一つ手前に降りました。しかしそこは工場とオフィスビルばかりが立ち並ぶ、とても住宅地とは思えない場所。見上げるといたるところにエアバスの文字が書かれてあります。トゥールーズはエアバスの本社があるところだったのです。なんか違っていない?もう一度高速に乗って近くの空港(出口1より東)まで行ってみました。空港なら道路標識もしっかり書かれてあるかも。しかし何も手がかりが得られず再び出口3で降りてみました。するとさっきのエアバスの町というイメージとは全く違う、郊外団地群が現れたのです。そうか!出口は3でいいけど、上り方向と下り方向では降りた場所が違うんだ!ムスメも「ここだ~!直ぐ近くだよ~!」思わぬところでホームステイ先の外観を見ることができました。(留守だからといって、上がるわけにも行きません。お宅は緑に囲まれた低層団地の一角の静かないい場所でした。)ムスメはさっそく上がってパスポートをGETしてきました。さぁ、やっと本日のお宿 Les Pres d'Eugenie に向かうことができます。といっても、まだフランス国内です。このとき既に午後4時。この小さな田舎町はヨーロッパでも屈指のスパ&ホテルだそうで、そこにミッシェル・ジェラルド氏がレストランを開いているのです。清潔でゆったりとした客室、ここでやっと人心地がつきました。あ~、この日一日、車に乗っているだけなのに、ものすごく疲れたなぁ~。天井が高くて広々としていたのですが、上手く写せませんでした。実はオットが、「もう二度といけないのだからスパを体験して来い!」とスパの予約を入れておいてくれたのですが、もう直ぐ6時・・・スパは閉店していました。ホテルのほうは勝手に3時に予約を入れてくれた模様。予約していたのに行かなかった!?これはまずいと、フロントに問い合わせてみると、翌朝の10時半に入れ直してあるとの事・・・ありがとう。翌日の予定が押せ押せになってしまうのが心配だけど、ここはオットの仰せに従ってスパ、体験してきましょう。夕食は8時に予約しているので、ゆっくりお風呂に入り、ちょっと仮眠を取ってレストランに行ってみました。レセプションの前庭のテーブルでまずシャンパンを1杯。おつまみに出されたブルスケッタはオリーブオイルに漬けた完熟トマトとバジルペーストをバゲットに乗せてからオーブンでかりっと焼いてあるようでした。ミニミニクロワッサンのほうもバターたっぷりで美味しかったです。屋内に移ってからのディナーのメニューは全体にあっさりしたフレンチ。そしてしっかりデザートもいただいた後に出されたおつまみのお菓子は・・・こんなに出てくるならデザートは頼まなかったのに!お腹が一杯で半分も食べられませんでした。真ん中にあるのはブルゴーニュ名物・カヌレです。
2007年08月03日
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翌朝目覚めたのは8時です。雨戸を閉めて真っ暗にしていたので爆睡しました。ヨーロッパの家は石造り、窓は縦長で幅は狭い、そして必ずといっていいほど雨戸が付きます。夏の日差しを避けるため、昼でも細くしか開けない家もあります。日本のように朝になったら開け広げ、空気の通りをよくする・・・なんて発想はないようです。お陰で早くも時差ぼけは克服です。急いで身支度を整え、荷物をパックしました。他の宿泊客はマナーハウスの庭のあちこちの木陰にしつらえた朝食のテーブルで優雅にクロワッサンをいただいていますが、日本人中年カップル(二人とも眼鏡)は、自力でスーツケースを車に詰め込みました。印象悪かっただろうなぁ・・・。こんなに急いだのは、ムスメとの約束があったからです。この時期大学生のムスメはトゥールーズに語学研修に来ていました。で、週末の2泊3日を一緒に旅行しようということになり、彼女と合流するためトゥールーズに行かなくてはなりません。待ち合わせは街の中心キャピタル広場で時間は1時。レ・ボーからは4時間で着く予定でした。朝食は高速の休憩所で簡単にクロワッサンとカフェオレとオレンジジュース。ついでに今回の旅行に必要なロードマップを買おうということになり、売店に行きました。しかし、この先の計画を考えると地域地域別々のマップを買うよりもフランス全土の物を買ったほうがお得ということが解り、購入♪これで今後は大丈夫・・・と思っていたけど、ナビゲーターが方向音痴だから、そうでもないんですよね。それに、マップと実際って、違うこともあるでしょう?工事中で通れないとか、新しい道ができていたとか。もっと詳しくなければ行きつけないとか・・・そんな落とし穴に気づかず、車は目的地へ向かって快調に走り出しました。12時半、やっとトゥールーズの街に到着しました。それから町の中心へ入っていくのですが、この辺から一歩幹線道路から外れると旧市街地です。車同士すれ違えないような狭い石畳の道・・・。ついには一方通行だらけ。ドラクエのなかにもこんなダンジョンがあったような・・・。目指すキャピタルはまさにそんな市街地の真ん中なのでした。金曜日のお昼時、道は大勢の歩行者で賑わっています。こんななか、ちょっと大き目の車で走るのは大変でした。幾度もUターンを繰り返し、キャピタル広場までたどり着いたもの、広場の左端をかすめる形でしか通行できません。パーキングはどこにあるのでしょう!!時刻は1時を過ぎたのにムスメの姿を捉えることができません。ムスメに電話で「近くにいるんだけど近づけない~!」というと「目立つようにパーキングの入り口にいるから」ていうので、再度キャピタル広場への接近を試みました。でも、次はどこをどう間違えたのか旧市街地を囲む運河に架かる橋の袂まで来てしまいました。車を停めて地図をもう一度確認・・・するにしても路上駐車の場所すらありません。路肩は既にたくさんの車で埋まっているし、交通量は多くて駐車どころか停止するのも憚られます。仕方がないので手近な地下駐車場に停めて地図を広げました。仕切りなおしで旧市街地の出発点までもどり、3度目の挑戦です。今回はパーキングへと曲がる道を見つけることができ(というか、前回も前々回もここは通っていたのに曲がっていい道とは解らず通り過ぎていたのでした。)ムスメ発見!車を停めるのももどかしくムスメを車に飛び乗らせ、どこかで昼食を!と、思っていたのにムスメが爆弾発言。「ごめん、スペインに行くのにパスポートを忘れてきた。ホストファミリーの家まで行ってくれない?」え~!お腹すいたぁ~。時は既に2時。でも、仕方ありません。「で、場所はどこなの?案内できる?」「うん、住所を書いた紙があるよ」だ~!!カーナビがあるわけじゃないんだから、それじゃあ無理でしょう。私達が持っているのもドライブ用のマップであって、住宅地図じゃあないんだから。
2007年08月02日
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