5月9日中部電力が、菅首相の要請を受諾して浜岡原発の全面停止を決めました。ひとまずは良かったです!
しかししかし、これからが大切です。これまでの流れをみれば、中部電力が小手先の津波対策をして、国がそれを「安全である」と無責任に認めて、2~3年後に再稼動されてしまう可能性が少なくありません。
僕たちは忘れてはなりません、耐震性1000ガルに補強されていたはずの浜岡5号機、国がその耐震性を認めたはずの5号機が、600ガルの振動であちこちが壊れたのは、つい2009年のことです。こういうことが何度も繰り返されてきているのです。
浜岡の完全廃炉に向けて、声を上げ続けていきましょう。「浜岡を完全に止めよう。」
もうひとつ大事なのは、他の原発です。 首相は早くも、浜岡の危険性を特殊なものと強調し、他の原発は安全である、と発言しています。福島の事故があってさえ、このようなことが言えるなんて、まったく無責任です。地震国日本に、安全な原発などあるはずがありません。しかも、その多くが老朽化しているのです。
そしてなによりも、原発が産み出し続けている放射性廃棄物というゴミは、すでにこの狭い日本にあふれるほどできていて、捨て場がありません。運転を続ければ続けるほど、このゴミはどんどん増えていきます。
もう本当に、原発やめましょう。日本の原発をいかにスムーズに止めていくか、 それを国民みなで考えるときです。「皆で脱原発を実現しよう。」
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