加藤さんご自身が書かれたCD解説の一部分を引用させていただきます。 Arvo Pärtに捧ぐ― アルバムを仕上げるにあたって、エストニアに居るアルヴォとのやり取りが始まった。彼の生身の声を聞き、もっと原曲というものを深く理解しなくてはならないと痛感するとともに、その一言一言を各曲の細部に一つ一つ丁寧に反映してゆくと、見事に音楽が実味を持って変わっていったことに驚きと感動、そして感服させられた。・・・・(中略)・・・・こうして一歩でもオリジナルに近づくことができたことと、更に新たな息吹として世に出せることへ喜びと感謝の気持ちでいっぱいである。