郷秀樹 | メタボの気まぐれ

メンズ系雑誌の初代モデルとも言える
団次郎が演じた「帰ってきたウルトラマン」の
主人公・郷秀樹は屈折した23歳の青年である。

坂田自動車修理工場に勤務しながら
カーレーサーを目指し、坂田健の設計・開発中の
レーシングマシン「流星号」のレーサーとして
その完成を目前に控えていた。

タッコング襲来時に逃げ遅れた
少年と仔犬を救おうとして命を落とすが

人類の自由と幸福を脅かすあらゆる敵と戦う決意を胸に
怪獣攻撃隊ＭＡＴにスカウトされて入隊。

ウルトラマンと一体化した事で能力が増幅され
先輩隊員たちの得意分野の種目で
初心者ながら勝利するという成績を打ち出した。

しかし、その超人的な能力に思い上がって
自らピンチを招き、超能力を身に付けた事で
怪獣出現の前兆を他人よりも
鋭敏にキャッチできる事が仇となり
事件の有無を巡って他の隊員との対立を起こす。

だが、人間的に成長するにつれチームに融和し

ＭＡＴ入隊後も、休暇の際は坂田自動車修理工場で
流星2号の設計・製作をともに進めていた。

坂田兄妹の死後、残された次郎を引き取って
同居し次郎の兄代わりになり
同じマンションに住む村野ルミ子と交流するが

最終回でバット星人と二代目ゼットンを倒した後、
次郎に「ウルトラ5つの誓い」を残し
Ｍ７８星雲の危機を救うべくウルトラマンと一体化したまま
ウルトラの星に旅立ち地球を去った。