本郷猛 | メタボの気まぐれ

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我らの「仮面ライダー」に変身する主人公が
永遠のヒーロー、本郷猛（藤岡弘）である。

本郷猛は城南大学・生化学研究所の学生で、
知能指数600にしてスポーツ万能という、
頭脳・肉体ともに類稀なる優秀な能力を持つ。

その為に悪の秘密結社・ショッカーに拉致され、
改造人間にされてしまう。

しかし、脳改造の直前に脱出してからは、
人間でなくなった事に苦悩しながら、

仮面ライダー1号となってショッカーと戦う事を誓う。

初期はブレザーを着用し、科学者として実験を行う。
プライベートではオートレーサーとしても活動していた。

風見志郎は大学の後輩であり、
滝和也は「全日本モトクロス選手権」でのライバルだった。

変身ポーズは存在せず、ベルトのタイフーンの
風車ダイナモに風を受ける事で変身する。

その後、本郷はショッカーの別計画を追って
ヨーロッパに渡り死闘を展開。

本郷を追って緑川ルリ子もヨーロッパへ転戦したが、
その後のふたりの関係は語られていない。

何度か帰国し、2号ライダーと共に戦い
劇場版「仮面ライダー対ショッカー」で
初めて変身ポーズによる変身を行った。

再び日本の守りに就き、この時期から革ジャンなどの
アクティブな衣裳になり、力強さが強調されていった。

変身ポーズによる変身が可能になった理由同様、
劇中では説明されていない。

また、劇中で描かれない設定として、
本郷は1948年8月15日生まれの東京都世田谷区出身。

造船技師の父・勇雄、音楽教師の母・弘子の間に生まれ、
17歳の時に父が事故死してしまい、母も20歳の時に病死してしまう。

途方に暮れていたところ、親身になってくれた
立花藤兵衛の励ましもあってオートレーサーを目指すようになる。

一文字隼人とは、改造される以前からの知人で
オートレースに出場する本郷の写真を、
一文字が取材撮影に来て知り合ったとされていた。