'92 世界最強タッグ決定リーグ戦 | メタボの気まぐれ

全日本・冬の祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」の
1992年大会は、一部を除いて
“世界最強”の名から少し遠ざかった大会となった。

ＷＣＷで、ＮＷＡ世界タッグとＷＣＷ世界タッグを統一し
日本でも世界タッグを奪還した殺人魚雷コンビ
テリー・ゴディ&スティーブ・ウィリアムスが
ワールド・グランドスラムを狙っての参加。

同じく世界メジャー団体のＷＣＷから
アブドーラ・ザ・ブッチャー&ジャイアント・キマラ

米国独立系団体（ＳＭＷ、ＩＣＷＡ）からは
カンナム・エクスプレス
ジョー・ディートン&ビリー・ブラック

崩壊した世界メジャー団体のＡＷＡの残党である
パトリオット&ジ・イーグルが
まだ見ぬ強豪として参加。

ＷＷＥとＷＣＷの米国2大メジャーのオファーを蹴って
全日本プロレスへの参戦に専念した
スタン・ハンセン&ジョニー・エース

全日本からは三沢光晴&川田利明
ジャイアント馬場&小橋健太

ドリー・ファンク・ジュニア&菊地毅

今大会で話題となったのが
馬場と小橋が「親子タッグ」を結成し、

鶴田の欠場により、コンビを組む予定であった
田上のパートナーとして

3チームがトップで並び最終戦を迎えたが、
ハンセン組と殺人魚雷が時間切れ引き分けに終わり脱落、
三沢組が田上組を下し初優勝した。

また、アンドレはリーグ戦には出場しなかったものの
全戦参加、翌年1月に急死した為、
このシリーズが最後の来日となり、

最終戦でアンドレと6人タッグで対戦した
大熊元司もシリーズ終了後に急逝した。