全120件 (120件中 1-50件目)
朝から青空が広がりました。先月20日以来の浮島の蓮田の探索を楽しみました。下面が白いのを除くと全体的に灰褐色のオオハシシギ冬羽、下嘴基部か朱色で上面が灰色で白斑が点在するツルシギ幼羽、針のように尖った嘴と上面が淡灰色と変化してきたコアオアシシギ幼羽が第一回冬羽に換羽中の個体、各羽の羽縁が尖り気味のアオアシシギ幼羽、上面の羽縁に淡色斑のあるタカブシギ、肩羽に赤褐色味があるトウネン(今日観察した個体では肩羽と背にはうっすらしたV字の帯はなし)、7羽のセイタカシギ、ピョッピヨッと声を出しながら蓮田の上空を飛翔していたミサゴ2羽を観察しました。(写真)2024年10月11日撮影
2024.10.11
コメント(0)
大潮で干潮が11時すぎでシギ・チドリの観察には絶好の条件で、時折小雨の予報でしたが習志野市谷津干潟を訪ねました。到着した10時頃は、干潟北側に少しだけ干潟が露出しているだけでしたが、そこにキリアイ、アカアシシギ、トウネン、ハマシギ、イソシギ、メダイチドリ、ダイサギの群れが勢揃い。キリアイは上面に赤みが残っており夏羽後期の個体と思われました。また、アカアシシギは喉から胸にかけて縦斑があり、翼の各羽縁にバフ色斑がある若鳥個体でした。このほか、トウネンは126羽の姿があり大方が肩羽に赤褐色味のある若鳥、ハマシギは上面が褐色で胸から腹部が黒い第一回冬羽個体、イソシギは雨覆の羽縁にまだらの白斑が見える冬羽個体でした。このほか、コガモ4羽、オナガガモ21羽が水面で羽をやすめている姿もありました。帰り間際に遊歩道脇にイソヒヨドリ雌が登場し、見送りをしてもらいました。(写真)2024年10月3日撮影
2024.10.03
コメント(0)
二週間ぶりに茨城県浮島周辺を探索して歩きました。気温が高く探索しているだけで汗が吹き出てくる悪条件でしたが、シギ・チドリの個体数はかなり増加していました。スタート地点でセイタカシギの家族群、トウネン、タカブシギの姿を発見。その後、広大な蓮田エリアに移動して本格的に探索をスタートすると、ツルシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、タカブシギ、トウネンの群れ、ハマシギの姿を観察できました。アオアシシギは上面が褐色がかり各羽縁が白くて角張った若鳥、コアオアシシギは若鳥の上面が灰褐色に変化し冬羽に変化が始まっている個体、タカブシギは翼羽縁が白くて下面の斑がほとんどない冬羽と思われる個体、トウネンは肩羽に赤褐色味のある若鳥個体、ハマシギは上面に灰褐色をベースに黒い羽がある若鳥から第一回冬羽に換羽中と思われる個体でした。(写真)2024年9月20日撮影
2024.09.20
コメント(0)
天気予報は所により雨との予報。それでも大潮で昼前後がシギ・チドリを観察するには好条件なので習志野市谷津干潟に出かけました。到着した12時前の時間帯で干潟が大方現れていて、北側に小型のシギ・チドリの姿を発見。ダイゼン、コチドリ、メダイチドリ、オオソリハシシギ、アカアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、トウネン、ハマシギ、キリアイといった種類を観察できました。しかし、曇天で撮影には向かない条件でしたが、証拠写真の域でいいやと割り切ってシャッターを押しました。アップした写真は、眉斑・即頭線・頭央線があり独特の顔つきのキリアイ、肩羽に赤褐色があるトウネン若鳥、上面に赤みがかっているトウネン夏羽から冬羽に換羽中の個体、雨覆に細くて黒い縞模様が入っているイソシギ若鳥、上面が灰褐色で雨覆の羽縁に白色部のあるハマシギ第一回夏羽から第一回冬羽に換羽中のハマシギ、雨覆先端の1枚ずつが笹の葉状で垂れ下がっているオオソリハシシギ雌成鳥、コチドリ、メダイチドリです。(写真)2024年9月16日撮影
2024.09.16
コメント(0)
中潮で干潮が昼すぎ潮位も50cm前後とシギ・チドリの観察には好条件なので船橋市三番瀬を訪ねました。お目当ては、今季まだ出会えていないオバシギ。再会は、スタートした直後でした。干潟にできた水たまりで一心不乱に餌をとっているオバシギ幼羽を見つけました。胸の黒褐色斑、上面の黒褐色の軸斑が目立ちました。このほか、オオソリハシシギは、上面が灰褐色で嘴が長い印象の成鳥雌冬羽と思われる個体と幼羽を観察できました。さらに、標識を装着していたダイゼン(N8)、キアシシギ(X03)を観察できました。上記のほか、メダイチドリ成鳥と若鳥が 干潟のくぼみに座り込んで通行する人々やカモメなどの鳥たちを見極めているような素振りやウミネコ成鳥、第一回夏羽、セグロカモメの姿を見つけたり、楽しい時間を過ごしました。(写真)2024年9月5日撮影
2024.09.05
コメント(0)
大潮で11時41分が干潮、潮位43cmと絶好のシギ・チドリ観察に絶好の条件で、習志野市谷津干潟を訪ねました。津田沼高校前にコチドリ、メダイチドリ、ダイゼン、オオソリハシシギ、キアシシギ、トウネン、アオサギ、カワセミの姿がありました。このうち、オオソリハシシギは翼の羽縁が成鳥に比べて白っぽい若鳥個体でした。また、標識を装着していたダイゼン、キアシシギを観察。このほか、観察センターのある遊歩道直下にカワセミ若鳥、南船橋駅よりの水面にスズガモ雌個体の姿を見つけました。くわえて、上空に翼の尖ったハヤブサが登場。(写真)2024年9月4日撮影
2024.09.04
コメント(0)
昨日までの台風の影響による大雨が収束し、朝から青空が広がりました。ただし、南寄りの風が強く、風をさけて観察できる茨城県稲敷市浮島を訪ねました。今日のお目当ては、トウネンの若鳥、幼羽の観察。日陰のないエリアをひたすら鳥影を求めて空いていたら、ピィピィと鳴きながら複数のタカブシギが移動する姿を目撃しました。その直後、蓮田の一角で複数のコチドリと複数のトウネンの姿を見つけました。トウネンは、肩羽と雨覆に小さい黒斑があり、三列風切の軸斑に褐色味があるような印象でした。また、背にうっすらV字の帯が見えました。これらの特徴から幼羽とわかりました。このほか、稲刈り中の水田では、コンバインの後をアマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギなどが移動し、イナゴ、バッタなどを捕食していた模様でした。また、水田脇では、複数のカラスに威嚇されていたトビが電柱にとまり、鳴き声を上げたり、追尾行動をみせて応戦していました。(写真)2024年9月2日撮影
2024.09.02
コメント(0)
中潮でしたが干潮が13時すぎで潮位51cmで、三番瀬が潮で満ちてきた時間帯に干潟が登場するのでそれにあわせて谷津干潟を訪ねました。谷津干潟自然観察センター内のレストランでランチをとった後、探索をスタート。カワウ、メダイチドリ、コチドリ、ソリハシシギ、キアシシギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ウミネコの姿がありました。観察センター前の小島の一角にカワウの下嘴に貝がかみつかけている光景を発見。カワウが食べようとして噛みつかれたのか、魚を採食していたカワウの嘴に食いついてきたのかは不明でした。カワウは静止したままで動かず、20分以上そのまま。その後、シギ・チドリを探索している間にカワウが渡去しました。さて、肝心のシギ・チドリですが、津田沼高校前の貝が堆積しているエリアにメダイチドリ成鳥雄、幼羽の姿、干潟北部のバラ園側にコチドリ成鳥、幼羽の姿、キアシシギ、ソリハシシギの姿を発見。でも、それ以外のダイゼン、ハマシギ、トウネンなどの姿はなく、次回のお楽しみとなりました。(写真)2024年8月23日撮影
2024.08.23
コメント(0)
中潮で潮位が最も低いのが昼過ぎだったのでそれにあわせて船橋市三番瀬を訪ねました。期待していたわりにシギ・チドリの姿は少なく、メダイチドリ(13)、ダイゼン(1)、ミヤコドリ(5)、キアシシギ(8)、ミヤコドリ(5)、チュウシャクシギ(1)、ウミネコ(324)、ダイサギ(8)といった鳥たちの観察にとどまりました。そのため、メダイチドリ成鳥雌雄の識別、若鳥の羽色、標識を装着していたキアシシギのリングの判読作業に切り替えました。メダイチドリ成鳥雄は胸が橙色で喉と胸を区切る黒線があるのに対して、成鳥雌では喉の胸の黒線はありません。また、若鳥はシロチドリ冬羽に似ていますが頭・背・翼の各羽の羽縁はバフ色で鱗状に見えます。標識を装着していたキアシシギは合計4羽発見しましたが、動きが早く判読できたのは3羽のみ。左脚に青いフラグにX04、X01、X03刻印がある3個体を観察しました。もう少し観察を続けようとしましたが、東京方面に積乱雲が出現し、風が変わってきたので退去しました。帰宅したら、都内品川近辺が激しい雷雨となって土砂降りとなりました。(写真)2024年8月21日撮影
2024.08.21
コメント(0)
干潟に出かける予定が所用が入ったので済ませてから茨城県稲敷市浮島に出かけました。到着した11時すぎは外気温33℃、酷暑の中の探索となりました。前回タカブシギを目撃した蓮田で8羽とコチドリ2羽が餌を物色している光景からスタート。日陰のないエリアをひたすら鳥影を求めて空いていたら、キリリと鳴きながら上空から長くて先が尖った翼のツバメ似の鳥が蓮田に降り立ちました。降りた方向を見ると、上面の羽縁が淡色で胸がグレーで喉に縦斑が見える幼羽個体でした。目が慣れてくると、幼鳥が合計3羽、成鳥1羽の姿を観察できました。ただし、撮影しようとすると、逆光気味で鮮明な記録にはならず、証拠写真の域にとどまりました。観察している間は酷暑を忘れていましたが、汗びっしょり。思わず、近郊にコンビニエンスでかき氷でクールダウン。(写真)2024年8月18日撮影
2024.08.18
コメント(0)
茨城県稲敷市浮島の広大な蓮田エリアを探索しました。酷暑はややおさまったとはいえ、外気温33℃で日陰のないフィールドで歩きだすと額に汗が吹き出る状況となりました。スタートすると、複数のタカブシギがピィピィピイと鳴きながら移動する姿を目撃。また、複数のコチドリが餌探しで忙しく移動している姿があり、そばに頭部から胸が灰褐色で肩羽の軸斑は黒色で、翼先が尾を越えないオジロトウネンの姿がありました。さらに、隣の蓮田にはセイタカシギ3羽が羽を休めていました。帰り道、浮島に隣接する本新エリアの水田でアマサギを主体にした群れを発見。バッタらしきものを採餌していました。夏羽、夏羽から冬羽に換羽中の個体といろいろな羽衣を観察できました。なお、アマサギがバッタを捕獲している動きで、首を横に大きく動かしている個体を見つけました。うまく画像におさめられず残念。(写真)2024年8月8日撮影
2024.08.08
コメント(0)
先月下旬から再びカラシラサギが三日月干潟で餌をとる姿が目撃されているとニュースをもらい、葛西臨海公園に出かけました。中潮で干潮が9時30分すぎで潮位19cmの時間帯にあわせて現地に到着。干潟には、ホウロクシギ、キアシシギ、ウミネコ幼羽、幼羽から第一回冬羽に換羽中の個体、第二回冬羽、成鳥と実にいろいろな羽衣を観察できました。また、コサギが浅瀬で猛スピードで走りだして魚を追い、豪快に嘴を水中に突き刺す漁を披露してくれました。狙いを定めたと思ったら一直線に突進する狩人でした。ただし、カラシラサギの姿は干潟になく、次の機会のお楽しみとなりました。(ホウロクシギ)上面は光線により黄色さから赤褐色を帯び、嘴は長くて下方向に曲がる感じが印象的でした。(ウミネコ)写真五枚目は、幼羽から第一回冬羽に換羽中と思われる個体です。体上面に黒褐色の斑の名残が見られ、嘴が黄緑色に変化しています。写真六枚目は、第一回夏羽と思われる個体です。背に灰色の成鳥羽が出てきています。写真七枚目は、第三回夏羽と思われる個体で、嘴基部は黄緑色に変化しています。写真八枚目は、成鳥夏羽で、嘴は黄色、嘴先端部分が赤と黒の斑があります。(写真)2024年8月2日撮影
2024.08.02
コメント(0)
梅雨明けの太陽がじりじりと照りつける中、茨城県稲敷市浮島のシギ・チドリと甘田干拓地のオオセッカ、オオヨシキリ、コヨシキリ、コジュリンなどを観察しに出かけました。今シーズンの浮島は、蓮で栽培でいっぱいで空いている田んぼがなく、羽を休めるエリアがほとんどない状態です。それでも、額に汗をかきながら探索すると、タカブシギが鳴きながら飛翔する姿やコチドリが餌を物色している姿を目撃できました。くわえて、ツバメの大群が電線に降り立ちました。大半は今年生まれの若鳥でした。帰り道には、甘田干拓地に立ち寄り、オオセッカ、オオヨシキリ、コヨシキリ、コジュリンの姿をそれぞれ観察しました。オオセッカは葦原から鳴きながら飛び出しすぐに降下するのが一般的と思っていたら草に止まったままジュルルルルと鳴いている姿を見かけました。近くには白い眉斑と側頭線が目立つコヨシキリがキリキリ、コロコロと鳴いている姿がありました。さらに、コジュリンがチョッピーチュと自慢の囀りを披露し、カワラヒワも負けじとばかりキリリコロロと鳴き声を出していました。(写真)2024年7月21日撮影
2024.07.21
コメント(0)
7月に入り、オフィスの近くの畑地でコチドリの成鳥とヒナの姿を目撃しています。長年、ホウレンソウやネギ、サトイモなどを栽培してきた農家の畑地です。今朝も畑の中を幼鳥が走り回り、成鳥が鳴き声を出して集まるように合図を出していました。幼鳥を観察してみると、ようやく上面の羽毛が揃ったばかりの個体、鱗状の上面が目立つ個体、額にバフ色になっており足が長い個体と個体差がかなりあるのがわかります。餌は虫のようなものをついばんでいる模様です。市内では砂利の入った空き地(2009/5~2014/6)、駐車場(2023/5~2024/6)で繁殖をした例があります。コチドリというと水辺というイメージがありますが、必ずしも水辺でなくても繁殖する種類です。同様の事例がないか文献を調べてみると、池田(2003)が鳥取県米子市の宅地造成地でコチドリの営巣を発見し,繁殖行動について観察した結果を報告しています。営巣した環境は、幅員5.5~7.7mのアスファルト舗装された道路で囲まれた約1500(概ね45×35m)の区画の一角で,水はけの良い砂地で雑草が疎らに生えた場所で、産卵、抱卵しヒナが孵化したものでした。ヒナは,一日中ジャガイモ畑の一帯を歩き回り地表をついばみ、採食はジャガイモ畑および周辺の草地で行ない、陸生昆虫類が主要な食物だったことを報告しています。その上で、短期的に出現する不安定な砂榛地でも繁殖し、近くに水域があれば,必ずしも水辺でなくても繁殖する。減少している河川蚊などの代替の繁殖地として人為的な環境で繁殖する個体が増加しているのではないかと考えられると結んでいます。(引用)池田純代・池田兆一.2003.宅地造成地におけるコチドリの繁殖に関する観察記録.Strix.第21巻.pp、219-224.(写真)2024年7月19日撮影
2024.07.19
コメント(0)
今春はムナグロの姿を観察していなかったことから、鳥友から教えてもらった茨城県取手市の水田地帯を訪ねてました。広大な水田地帯を丹念に探索して回りました。一角で上面の色が黄金色のムナグロを発見。目を凝らしてみると、ダイゼン似の羽色をした個体、冬羽から夏羽に換羽中の個体、背や翼に黄色味のある幼羽と実にいろいろ。ムナグロに夢中になつていたら、すぐ近くのコチドリが鳴きながら脚をひきずるようにして少しずつ移動する姿を見せつける擬傷行動。近くに巣またはヒナが存在するのでしょう。気づかずにごめん。ムナグロの近くには、20羽前後のチュウシャクシギの姿がありました。上面の各羽は黒褐色の軸斑と淡い褐色の羽縁の夏羽個体が大半を占めていました。くわえて、上面が灰褐色で胸と脇に波状の横斑があるキアシシギの姿も発見。また、帰り道にはダイサギの目先が青緑色の婚姻色個体と出会いました。時間を忘れて楽しい時間を過ごしました。(写真)2024年5月15日撮影
2024.05.15
コメント(0)
手賀沼沿岸の水田地帯をシギ・チドリの姿を求めて探索しました。チュウシャクシギ、コチドリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロなどの姿を目撃しました。シギ・チドリは遅い年でも5月下旬には渡去してしまいますので、今週から来週がラストチャンスです。なお、チュウシャクシギのうち1羽は、喉の部分に褐色味があり縞模様のように見えました。かつてチュウシャクシギは50羽以上が採餌する光景が見られましたが、2006年以降20羽未満の個体が見られるだけで年々減少傾向にあります。渡辺(2006)が述べているように、チュウシャクシギは小動物やアメリカザリガニを捕獲します。あわせて、アメリカザリガニが存在していないところでは小動物を採餌することを紹介しています。手賀沼沿岸の水田では圃場整備がすすめられてきたのでその影響があるのかもしれません。(引用)渡辺朝一.2006.春期の関東平野水田におけるチュウシャクシギの採食行動.我孫子市鳥の博物館調査研究報告.第14巻.p65-69.(写真)2024年5月14日撮影
2024.05.14
コメント(0)
大潮で干潮が12時前後と絶好の条件の習志野市谷津干潟を訪ねました。お目当てはオオソリハシシギ、トウネンの夏羽です。その姿は、京成バラ園前の干潟にありました。オオソリハシシギは顔から腹が赤褐色の雄夏羽、上面の各羽の羽軸と羽縁の色の差が明瞭な雌、背や翼の羽縁が白っぽい幼羽の姿を観察できました。また、トウネンは津田沼高校前の干潟の一角で寝込んでいましたがちようど起きてくれた瞬間を観察できました。頭部と上面の赤褐色には目をみはるばかりでした。その近くには、チュウシャクシギの姿、顔から胸にかけて白っぽいハマシギ夏羽、大好きなゴカイ類の探すのに歩き回るメダイチドリ、走り回って採餌していたキアシシギの姿がありました。(写真)2024年5月9日撮影
2024.05.09
コメント(0)
アカアシシギが渡来したと便りをもらったのと夏鳥たちが立ち寄る時期なので葛西臨海公園に出かけました。アカアシシギの姿があったと聞いていた下の池にまず立ち寄りました。コチドリ、チュウシャクシギを観察できたのみでしたが、対岸の林の中でサンコウチョウ、キビタキの囀りを聞くことができました。このほか、上の池では浮巣をつくる場所探しをしていたカイツブリペアも観察。その後、東渚を一望できるエリアに移動し、ススガモの雄生殖羽、雌、耳羽にパッチが出ている雄個体が夏羽の換羽がはじまった個体を観察できました。くわえて、干潟が露出しており、そこで餌探しに余念のないキアシシギ、イソシギ、ソリハシシギの姿を楽しみました。(写真)2024年5月8日撮影
2024.05.08
コメント(0)
今朝、オフィスのある千葉県柏市を探索していたら駐車場の一角でコチドリが座り込んでいる姿を発見しました。また別の一羽が移動しているのも見つけました。一羽は胸元の黒い帯が黒味が強くて太く、目を縁取る黄色い皮膚の輪(アイリング)が太い雄個、もう一羽は帯や耳羽に茶色や白色が混ざる雌でした。中核都市でありながら、住宅地の間に小砂利が敷かれた環境が点在してします。ぽっかりとあいたような植生のない駐車場のような場所では捕食者に対して巣が目立つと思われますが、茂ったところでは巣が作れないうえに植生により地表が見えなければ礫での隠蔽効果もないと思われ、周囲に溶け込むような環境に営巣したほうが繁殖成功率が高くなると考えられるのでコチドリが選択したとも考えられます。これから、散歩の楽しみが増えました。(写真)2024年4月29日撮影(参考)笠原里恵.2020.コチドリ.Bird Research News Vol.17 No.4.p1-2.
2024.04.29
コメント(0)
毎年シギ・チドリの探索をしている印西市から柏市にいたる水田地帯を訪ねました。国道408号線から国道356号線に挟まれた水田地帯にはシギ・チドリの姿は皆無だったので印西市安食から小林にかけて広がる水田地帯に移動したところ、田植えが行われていない水田の中と畔で腰をおろして休んでいるムナグロ、キョウジョシギを発見しました。ムナグロは大半が夏羽で、冬羽から夏羽の換羽中の個体でした。また、キョウジョシギは雄成鳥と若鳥でした。体形や採餌スタイルがムクドリ似に見えたので見過ごしそうでした。帰り道、手賀沼沿岸の水田地帯を探索しましたが、こちらはシギ・チドリの姿は皆無。ダイサギ婚姻色個体、電線に複数のツバメが休む光景を見かけたのみでした。昨シーズンは、この時期にムナグロ、キョウジョシギの小さな群れを見かけましたが今シーズンは少し遅い状況です。次回の探索に期待をして帰路につきました。(写真)2024年4月28日撮影
2024.04.28
コメント(0)
茨城県浮島周辺にシギ・チドリの探索に出かけました。蓮田の東端の蓮田ではアオアシシギ、セイタカシギが採餌をしている姿を発見。その後、蓮田エリアを北上すると、クサシギ、タカブシギ、オジロトウネン、タシギ、コチドリが餌探しに余念がない光景を観察できました。また待機中、農道をイタチが通過していく姿を見かけたり、楽しい時間でした。(写真)2024年4月20日撮影
2024.04.20
コメント(0)
まだ滞在している冬の水鳥と春の渡りの鳥たちと会いを期待して船橋市三番瀬を訪ねました。12時近くが干潮でその時刻にあわせて現地に到着。お目当ては、ヒメハマシギ、オバシギなどの春の渡り鳥と北帰行を控えている水鳥たち。最初は干潟の先に広がる小島にダイゼン、ハマシギ、オバシギ、オオソリハシシギ、ミヤコドリなどが羽を休めていて距離が遠すぎてなかなかじっくり観察できず。それでも、14時すぎに潮が満ち始めると干潟に移動し姿を披露してくれました。そのほか、水鳥では、ススガモにくわえてビロードキンクロの姿、金色の飾り羽と虹彩の赤色が素敵なハジロカイツブリ夏羽、沖合を移動する27000羽の群れで移動するカワウの姿を目撃したり、楽しい時間を過ごしました。(写真)2024年4月10日撮影
2024.04.10
コメント(0)
昨日、オバシギ、ダイゼンなどの姿があったと鳥友に教えられ谷津干潟を訪ねました。干潮時刻にあわせて現地に到着し干潟を見渡しましたが、コチドリ以外のシギ・チドリの姿はありませんでした。大潮で近郊の三番瀬に餌探しに出かけてしまった模様でした。しかし、複数のコチドリが縄張り争いで活発に動き回り、体を膨らませて威嚇したり、鳴きながら追尾したりしていました。このほか、コガモ雌、オナガガモ雌、ハシビロガモ雌の各生殖羽の個体を複数見つけました。いずれも非生殖羽に比べて褐色味が強くなっていました。あわせて、アオサギの婚姻色個体(目先から嘴、足が赤味を帯びている)と夏羽個体の姿、葦原では葦の中にいるカイガラムシを採食しているシジュウカラの姿を観察。シギ・チドリを堪能とはいきませんてしたが、旬の時期の観察の醍醐味を楽しみました。(写真)2024年4月8日撮影
2024.04.08
コメント(0)
春のシギ・チドリのフィールドに通う時期となり、茨城県浮島、甘田干拓地を訪ねました。浮島近郊の蓮田ではあちこちにオレンジ色の防鳥ネットが設置され、水位の高いためシギ・チドリの姿は見つけられず。それでも、本新地区でタカブシギ若鳥とタヒバリの群れを発見。その後、甘田干拓地に移動し、探索。ノスリの個体のいろいろを観察しました。虹彩が暗色の成鳥、汚黄色をした若鳥、胸から腹の白っぽい個体と実にいろいろな個体を観察しました。このほか、ツグミ、タヒバリの群れを観察しました。(写真)2024年3月15日撮影(フィールドメモ)・浮島は野焼きが行われた後で鳥影はなし。・甘田干拓地は、北側で土砂の掘り返し工事が行われ猛禽・シギ・チドリの姿は皆無。・浮島は12日の雨の影響で水位が高く、防鳥ネットの設置の影響もあり、鳥影は少なめ。
2024.03.15
コメント(0)
一ヶ月ぶりに茨城県浮島周辺を探索してみました。ツグミが複数鳴きながら移動する光景の中、蓮田にはセイタカシギの小群、タゲリ、コチドリ、ハジロコチドリ、タカブシギ、イソシギ、トウネン、オジロトウネン、ウズラシギが餌を物色している光景を観察しました。あわせて、蓮田の中にユリカモメの姿も発見。ウズラシギは上面の赤褐色の色が強い若鳥、タカブシギでは上面が黄褐色味のある若鳥、グレーの色の強い夏羽から冬羽に換羽している個体とじつにいろいろ。見ていて飽きることがなく、時間を忘れて楽しめました。(写真)2023年11月8日撮影
2023.11.08
コメント(0)
強風が吹き抜ける日中、シギ・チドリを探索しに浮島周辺を訪ねました。夏にも何度も通っていたけれど出会えずだったシギ・チドリが今日は蓮田のあちこちに姿がありました。コチドリ、タシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、タカブシギ、トウネン、オジロトウネン、ヒバリシギ、ウズラシギ、アメリカウズラシギ、ハマシギ、エリマキシギの姿を堪能しました。このほか、田んぼの真ん中の電柱にミサゴが止まり餌の魚をついばんでいました。強風で霞ヶ浦から退避してきたものと思われました。(写真)2023年10月6日撮影
2023.10.06
コメント(0)
大潮で干潮が11時前後で、それにあわせて船橋市潮見町の三番瀬を訪ねました。今日のお目当ては、今シーズン出会えていないオバシギ。浦安側の干潟からスタートして干潟を丹念に探索。ダイゼン、メダイチドリ、ミヤコドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、トウネン、ハマシギを観観察できたもの、オバシギは遠目の目撃したのみ。しかし、最後に船橋港寄りの堤防にその姿がないか探索していたら、浦安側からミヤコドリと一緒に飛来した群れの中にオバシギの姿を目撃。背に黒い斑が目立つ3羽の姿を観察しました。降り立つ際のケッという鳴き声が印象的でした。帰路、干潟の近くの工場の屋上でイソヒヨドリがとまり、さえずりを披露していました。(写真)2023年9月13日撮影
2023.09.13
コメント(0)
8月も今日で終わりとなります。例年でしたらアオアシシギ、コアオアシシギ、エリマキシギ、トウネン、ヒバリシギといった仲間と出会えるのですが、今シーズンは空いている蓮田がほとんどなく、いたるところに防鳥ネットがはられていてシギ・チドリが降り立つ場所がない状態。このため、コチドリ、タカブシギ、クサシギといった種類を観察できるのみが続いています。クサシギは胸に縦斑のある夏羽、胸が遠目には暗色に見える夏羽から冬羽に換羽中の個体を目撃しました。浮島周辺の鳥影が薄いので、以前ツバメチドリやサギのいろいろを見かけたフィールドへ移動。ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギの群れの中にアマサギ数羽を発見しました。4種が田んぼでカエル、バッタなどをめぐり争奪戦を繰り返していました。なお、アマサギは、頭にオレンジ色がまばらに混じる夏羽から冬羽に換羽中の個体でした。(冬羽は額にオレンジ色があるだけ)(写真)2023年8月31日撮影
2023.08.31
コメント(0)
中潮で干潮が13時すぎ。それにあわせて船橋市潮見町の三番瀬を訪ねました。干潟と海の境目で水の中に入って水浴びをしているダイゼンとの出会いでスタート。ダイゼンは上面の各羽の羽縁が白色の第一回冬羽、上面がまだら模様の成鳥、続いてメダイチドリの成鳥、夏羽から冬羽に換羽中の個体、第一回冬羽を発見。嘴が長く見えた個体もよく見ると頭が平べったくオオメダイチドリとは違いがありました。このほか、波打ち際で餌を物色していたオオソリハシシギ、ミヤコドリ、ダイサギ、ソリハシシギ、キアシシギ、干潟で羽をやすめていたウミネコ幼羽、第一回冬羽を観察しました。(写真)2023年8月21日撮影
2023.08.21
コメント(0)
16日に引き続き、谷津干潟を訪ねました。というのも前回干潟に飛来していると耳にしていたオオメダイチドリと出会えず、リベンジのためです。観察センター内のカフェで昼食をとった後、遊歩道をすすみ探索していましたら、他のコチドリ、メダイチドリと比べて足早の干潟を移動しているチドリを発見。その姿を捕捉すると、嘴と足がメダイチドリより明らかに長く、上面の羽縁が白いオオメダイチドリ第一回冬羽でした。このほか、メダイチドリ、コチドリ、ダイゼン、キョウジョシギ、キアシシギ、ウミネコを観察。(写真)2023年8月18日撮影
2023.08.18
コメント(0)
台風6号の影響で昨日まではフィールドに出かけるのを断念していましたが、朝から青空が広がり千葉県習志野市の谷津干潟に出かけました。干潮の一時間前の10時に現地に到着し、干潟を見ると津田沼高校前に干潟が登場しはじめており、メダイチドリ、ダイゼン、キョウジョシギ、キアシシギ、ソリハシシギの群れが降り立つのが見えました。特に楽しかったのが、メダイチドリの羽衣のいろいろを観察できたことです。頭上から後頸から胸がオレンジ色の成鳥夏羽、夏羽らしさが残っているものの摩耗が進行し色味が薄く、頸の部分の色の境界線もなくなっている摩耗した夏羽、後頸部が白く抜けなていない若鳥、左脚に青色のフラッグを装着していた成鳥夏羽から冬羽に換羽がはじまった個体とそれはいろいろな羽衣を観察。このほか、ダイゼン、キョウジョシギ、カルガモ、越夏したと思われるススガモを観察。(写真)2023年8月16日撮影
2023.08.16
コメント(0)
8月に入り、茨城県南部のシギ・チドリを探しに出かけました。例年と比べると空いている蓮田がほとんどなく、いたるところに防鳥ネットがはられていてシギ・チドリが降り立つ場所がほとんどない状態でした。そんな状態でも、コチドリが鳴きながら移動したり、クサシギ夏羽が蓮田の水面を泳いでいる光景を目撃しました。また、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギが60羽前後の群れで餌を物色する姿を目撃。クサシギは、胸に縦斑がある夏羽でした。他のフィールドではなかなかお目にかかれないのですが、ここでは頻繁に出会うことができます。参考までに、夏羽から冬羽に換羽している個体の写真をアップします。頭から胸が遠目には一様な暗色に見えます(接近してみると縦斑なのですが、遠目には一様に見えます)(写真)2023年8月10日撮影(クサシギ夏羽から冬羽に換羽中は2017年9月3日撮影)
2023.08.10
コメント(0)
干潮が昼過ぎなのでその時間帯にあわせ、千葉県習志野市の谷津干潟を訪ねました。到着直後は、三番瀬方面からメダイチドリ、キアシシなどが干潟に降り立ったばかりでした。酷暑の直射日光を避けることができるポイントからひたすら干潟中央に降り立ったシギ・チドリが接近してくれるのを待機。上面は白い羽縁が目立ち、胸から腹はバフ色のコオバシギ若鳥2羽を発見しました。このほか、メダイチドリ、ダイゼン、キアシシギの姿もその近くに。このうち、比較的近い距離まで移動してくれたのは、キアシシギのみでした。観察していた習志野市側にはボラの群れを狙って視線をむけていたアオサギ、三番瀬方面から干潟に降り立ったウミネコ、観察センター側から飛翔してきたカワセミが観察ポイント近くに登場してくれたのみでした。(写真)2023年8月3日撮影(コオバシギの拡大したものは2013年9月撮影のもの)
2023.08.03
コメント(0)
7月13日(財)山階鳥類研究所から2022年9月3日に茨城県稲敷市でフラッグを装着していたトウネンについての報告を受領しました。北海道紋別市コムケ湖でフラッグ(HM8)、環境省標識を装着され2022年9月1日に放鳥された個体と判明しました。1100kmを超え人間の足ならば194時間必要な距離をたった2日で移動してきたことが判明したのに改めてびっくり。亭主に聞くと、北海道紋別市コムケ湖は泥干潟で、トウネンはバイオフィルム(微細藻類、バクテリア、およびそれらが細胞外に放出する多糖類粘液で構成されているた薄い層の総称)に依存度が高く、小型シギであるほど多く利用されるのだそうです。桑江(2012)が述べているように、小型のシギ類は舌先にブラシのような棘毛(きょくもう)があり棘毛にバイオフィルムを巧みに絡めて食べています。トウネンのような小型のシギは小さな消化器官の制約があり適さず、嘴も短いので干潟泥の深いところに存在する上手に捕まえられないのだそうです。かつて、「シギは長い嘴を用いて泥深くの餌をとり,チドリは泥表面の餌をとる」と説明を聞いてきましたが、実際は食い分けをしていると表現したほうが適切ということです。(引用)桑江 朝比呂.2012.トウネンもハマシギもバイオフィルムを食する.Bird Research News Vol.9 No.3.p2-3.(写真)フラッグ(HM8)を装着していたトウネン:2022年9月3日茨城県稲敷市
2023.07.15
コメント(0)
5月にはいり初めて稲敷市浮島周辺を探索して歩きました。ようやく蓮田エリアをタカブシギが30羽前後の群れで移動していました。このほか、蓮田には姿を隠しているつもりのタシギが多数。タカブシギその羽色を注目してみると、上面や眉斑などは個体差が多く、同じ種類なのと思うほどいろいろ。一枚目の写真は夏羽で、上面の各羽は黒褐色で羽縁は白いのが目立ちました。これに対して二枚目、三枚目の写真の個体は眉斑が眼の後方まで伸びて目立ちました。また、体上面はクサシギに比べて明るい印象で白斑が大きくまだらに見えました。また、水田エリアではチュウシャクシギが餌探しに余念がない姿を発見。このほか、蓮田エリアでダイサギのいろいろを観察。虹彩が橙色のものと黄色の個体、嘴基部が黄色の個体と青緑色の個体を発見。(写真)2023年5月1日撮影
2023.05.01
コメント(0)
毎年シギ・チドリの探索をしている成田市から柏市にいたる水田地帯を訪ねました。最初に立ち寄った印西市の田んぼにはムナグロ30羽強、キョウジョシギ10羽前後が羽をやすめていました。ムナグロの群れを観察していくと、成鳥夏羽、冬羽から夏羽に換羽中のもの、若鳥の姿を見つけました。また、近くには活発に動き回っていたキョウジョシギ成鳥夏羽の姿、軒下に造巣をしている真っ最中のツバメを観察。その後、立ち寄った成田市の水田地帯では田植え作業があちこちでスタートしていたのでシギ・チドリの姿はなかったので一気に印西市、柏市の水田エリアまで移動。こちらでは、トビ3羽が縄張り争いを展開したり、サシバ雄が餌を探しに谷津田の縁に登場してくれました。さらに、手賀沼沿岸の水田には、ムナグロ20羽程度の群れが水田に降り立ち羽をやすめている姿を目撃しました。(写真)2023年4月27日撮影
2023.04.27
コメント(0)
かつては谷津干潟、三番瀬でシロチドリは各200羽程度を観察できたものです。ところが近年なかなか出会い機会が減ったとの鳥友のぼやきを聞き、三番瀬に出かけました。中潮で干潮が13時前後で15時頃まで干潟が出現するので、それにあえように向かいました。鳥友のリクエストのシロチドリは、潮干狩りエリアの西側の干潟に姿がありました。頭にヘアバンドのような黒帯のある雄成鳥夏羽、頭頂は淡褐色で、前頭には黒い部分はないので雌夏羽、そして全体的に淡色の若鳥の姿を目撃。このほか、肩羽に2本黒線があるソリハシシギ、後頭から胸のオレンジ色のメダイチドリ、ダイゼン、はるか沖合で餌を物色していたミヤコドリ、干潟と海の境目で餌探しに余念のないオオソリハシシギ、チュウシャクシギの姿がありました。いくら見ていても飽きることのない楽しい時間でした。(写真)2023年4月24日撮影
2023.04.24
コメント(0)
ツルシギに出会えるのではと思い、茨城県南部の浮島、甘田干拓地を訪ねました。広大な蓮田を探索してみましたが、コチドリ、タカブシギ、タシギ、セイタカシギの姿を観察できたのみとなりました。それでも、30羽ものアオサギの群れ、浮島ではるか彼方の水面にある杭にとまるミサゴ、甘田の一角でハヤブサ、サシバと出会えて楽しい時間を過ごしました。(写真)2023年4月5日撮影
2023.04.05
コメント(0)
ニ週間ぶりに柏の葉キャンパス駅近くにある調整池を訪ねました。湿地のあちこちにタシギとコチドリが餌を物色している姿、水路にクサシギ、水面にはオカヨシガモとヒドリガモ、カルガモの姿を見つけました。あわせて、湿地帯ではバン、ヒバリ、タヒバリの姿もありました。このほか、商業施設の近くの柵の一角にイソヒヨドリが登場。上面に青色味があり、雨覆に白い斑点はない、下面には赤色部分がないことから雌成鳥と思われました。(写真)2023年3月20日撮影
2023.03.20
コメント(0)
今年も春のシギ・チドリの姿を期待して茨城県南部の浮島、甘田干拓地を訪ねました。浮島周辺の蓮田ではセイタカシギ、タゲリ、タカブシギ、タシギ、オオジュリン、ホオアカの姿を観察できました。帰り際に立ち寄った甘田干拓地では、ノスリの姿を目撃。喉の黒いのはどの個体も一緒でしたが、眼先から嘴基部にかけて真っ黒の個体とそうではない個体を見かけました。(写真)2023年3月8日撮影(ホオアカのみ2022年2月千葉県で撮影)
2023.03.09
コメント(0)
一ヶ月に柏の葉キャンパス駅近くにある調整池を訪ねました。タシギとクサシギが活発に採餌をしている様子が肉眼でもよくわかりました。長い嘴を起用に使って餌を探すタシギ、白いアイリングと上面の褐色で白斑が点在するクサシギをよく観察できるのがこのフィールドの自慢です。なお、タシギは合計10羽以上が湿地を移動する姿を目撃。このほか、カモの仲間は、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモが水面を移動する姿も観察できました。先週後半に地元の方がヒメアマツバメの飛翔する姿を目撃したと聞いていたので巣兼ねぐらとしているポイントに立ち寄るときれいに補修されており、いてねぐらとして使っている可能性が高い印象を受けました。(写真)2023年3月7日撮影
2023.03.07
コメント(0)
一ヶ月ぶりに茨城県南部のシギ・チドリの様子を見に出かけました。しかし、あちこちに防鳥ネットが張り巡らされていて、シギ・チドリの姿は限られたスポットに見つけたのみでした。防鳥ネットに足や翼が絡んで逃げられない状況に至っていたのは、タゲリ、コガモ、マガモと復数の鳥たちでした。何とかネットを外せないかと試みましたが、いずれも畦から鳥たちが絡んでいる場所が遠く、ネットを揺さぶるのが精一杯。そんな場面に遭遇し対処していたので、観察する時間は限られたものとなり、コチドリ、オジロトウネン、トウネン、カワセミといった鳥たちと遭遇したのにとどまりました。帰路にヒシクイが毎年飛来する江戸崎に立ち寄り、水田の真ん中にオオタカが杭に止まり、獲物を狙っている姿を遠目に発見。(写真)2022年11月5日撮影
2022.11.05
コメント(0)
先週、谷津干潟にアカアシシギが飛来したと鳥友からニュースをもらったので一月半ぶりに訪ねました。朝から小雨がふり、北よりの風が吹き抜ける真冬並みの寒さとなりました。大潮で船橋港の干潮10時07分、潮位55cm、干潟では一時間半程度船橋港と干潮がずれますが、到着した10時半すぎには干潟がかなり出現していました。干潟中央部にダイゼン、メダイチドリ、トウネン、イソシギ、京成バラ園側の杭にミサゴがとまっていました。このほか、アオアシシギが鳴きながら通過していきました。南船橋駅への遊歩道から魚の通り道となっている水路で捕獲しようと真顔で水面を凝視するゴイサギを発見。魚の姿をみつけ思わず足を出したのにはびっくり。お目当てのアカアシシギの姿は見つけられなかったものの、楽しい時間を過ごしました。(シギ・チドリの観察メモ)・ダイゼンは、上面に全体的に白斑がある若鳥、上面の各羽の羽縁が白色の第一回冬羽・トウネンは13羽が11時30分頃、三番瀬方面から飛来し、ダイゼンと行動をしていました。・イソシギは、津田沼高校側の水路沿いを飛翔し、干潟に降り立ちました。・ミサゴは、胸の帯か太い成鳥雌個体でした。(写真)2022年10月24日撮影
2022.10.24
コメント(0)
シギ・チドリを観察できるのも終盤となり、埼玉県川越市の伊佐沼を訪ねました。国道に近いエリアの水面でアオアシシギとセイタカシギが休んでいる姿、北側のエリアでイカルチドリ、コチドリ、イソシギ、トウネン、オジロトウネン、ハマシギが餌探しに余念がない姿を観察できました。このほか、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモの群れが羽を休めていました。(写真)2022年10月21日撮影
2022.10.21
コメント(0)
鳥友から8日に茨城県浮島で観察したエリマキシギについて、成鳥でしょうか、若鳥でしょうかと質問をもらいました。私の復習も兼ねて、当日の撮影画像をもう一度見返してみました。観察個体の特徴を記すと、・頭に眉斑、過眼線など目立つ斑はありませんでした。・足は黄緑がかったように見えました。・嘴基部には成鳥のような雄オレンジ色はありませんでした。・成鳥雌のような胸から腹に黒班はありませんでした。腹の部分が灰色がかった鱗状の模様がありました。・成鳥の見られる上下に切れたアイリングは認められず、上のみにアイリングが認められました。(1)眉斑、過眼線について観察した個体には眉斑、過眼線は認められないことから冬羽とわかります。(2)足の黄緑がかった色足が黄緑色だったことから若鳥、第一回冬羽のいずれかと思われます。成鳥は黄色、肉色、黄緑色とさまざまです。(3)嘴基部の色嘴基部にはオレンジ色はありませんから成鳥雄ではないことがわかります。(4)胸から腹成鳥雌では胸、頸に細かい横斑、脇に黒斑がありますが、観察した個体ではありませんでした。(5)上面について黒が目立ち淡色の羽縁が目立ちました。上記のことから第一回冬羽の可能性が高いものと思いました。性別については、上面に淡色の羽縁が認められたことから第一回冬羽の可能性が高いものと思います。また、観察個体のほかに2羽観察したのですが、比べると小さく感じましたので雌の可能性が高いものと思います。
2022.10.10
コメント(0)
10月に入りはじめて茨城県南部のシギ・チドリの様子を見に出かけました。蓮田エリアの東端からスタートしシギ・チドリの姿を探索しました。セイタカシギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、ツルシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、イソシギ、トウネン、ヒバリシギ、エリマキシギ、アマツバメ、ショウドウツバメの姿を観察できました。(撮影画像のコメント)・エリマキシギは上面と翼の黒味が強い個体でした。・オグロシギは、黒い尾羽をよく披瀝してくれました。・オオソリハシシギは、胸の部分が黒く見えていますが、水浴びした直後の姿です。・トウネンは肩羽にV字が見えましたが、嘴基部が太く、尾羽から初列風切が突出していませんでした。(写真)2022年10月8日撮影
2022.10.08
コメント(0)
9月も半ばとになり、茨城県南部のシギ・チドリの様子を見に出かけました。蓮田エリアの東端からスタートしシギ・チドリの姿を探索しました。東端のエリアには、コチドリ、セイタカシギ、タシギ、オグロシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、クサシギ、イソシギ、トウネン、ハマシギ、ウズラシギが羽を休めたり、餌を物色していました。また、その後訪ねた中央部ではウズラシギが蓮田と草原の中で羽を休めていました。なお、オグロシギが移動していた蓮田の画像に写っている黄色の花はアメリカミズキンバイです。近年、拡大傾向にあり、蓮田にどのように影響が出てくるか注視が必要です。(写真)2022年9月15日撮影
2022.09.15
コメント(0)
大潮で干潮が10時53分でしたのでそれに合わせて三番瀬を訪ねました。夏休みが終了したものの、たくさんの潮干狩り客が干潟に入っているので、シギ・チドリは、到着時は浦安側と船橋埠頭側の干潟に分散していました。その後、海浜公園から干潟への入場口正面の干潟突端に移動し採餌をしていました。頭から上面が灰黒色で羽縁が白く、その内側の軸斑は黒く、脇腹に黒斑があるオバシギ幼鳥の姿が復数ありました。胸の黒斑が密で帯のように見えました。また、上面に白い白斑があるキアシシギ幼鳥の姿もありました。このほか、シロチドリ、メダイチドリ、オオソリハシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、トウネン、ミユビシギ、ハマシギ、ウミネコの姿を観察しました。(写真)2022年9月10日撮影
2022.09.10
コメント(0)
二週間ぶりに茨城県南部のシギ・チドリを探しに出かけました。蓮田エリアの東端からスタートしシギ・チドリの姿を探索しました。西端ではアオアシシギ、セイタカシギの姿、その後立ち寄ったエリアではコチドリ、コアオアシシギ、ソリハシシギ、トウネン、ヒバリシギ、ウズラシギ、ハマシギ、キリアイの姿を見つけました。この中でトウネンは、画像を見直している最中です。ヨーロッパトウネンのように見えても初列風切が尾羽から突出しない個体や若鳥のいろいろな個体が複数目に入ってきたことによるものです。(写真)2022年9月3日撮影
2022.09.03
コメント(0)
今日の船橋港の潮は中潮で干潮が12時9分、潮位25cm、それに考慮して谷津干潟を訪ねました。観察センター前から出発し、対岸のバラ園までの遊歩道を往復し干潟を探索しました。干潟中央にオバシギ4羽、津田沼高校側の干潟にメダイチドリ、ソリハシシギ、キアシシギ、ウミネコ、ダイサギ、コサギ、アオサギの姿を見つけました。オバシギは頭から上面は灰黒色で羽縁が白く、喉から胸腹が黒褐色であり、幼鳥でした。しかし、距離がありすぎて証拠写真の域を出ないので、過去三番瀬で2020年9月5日に観察した幼鳥に画像を参考としてアップしました。また、広い干潟をソリハシシギが駆け回っている姿も観察できました。後ろ姿を見ていたら肩羽の黒線の具合がよくわかりました。涼しい風が吹き抜けて、快適な探索の帰路、干潟脇にある津田沼高校の建物にイソヒヨドリが軽快な鳴き声をあげていました。下面に赤い羽がなく、全身に褐色斑が目立つので雌若鳥と思われました。(写真)2022年8月29日撮影
2022.08.29
コメント(0)
全120件 (120件中 1-50件目)