全62件 (62件中 1-50件目)
ひと月ぶりに水元公園にカモと冬鳥の小鳥を探しに出かけました。JR金町駅から三郷団地行バスで桜土手で下車すると水元公園東端に到着です。ごんぱち池でヨシガモ、ヒドリガモの姿を観察し、小合溜方面に移動しました。公園展望台近くの東屋がある近くではホシハジロ、キンクロハジロの400羽を越える群れが羽を休め、カイツブリ、カンムリカイツブリが水面を移動する姿、ユリカモメが水際で小合溜の水面を凝視していたと思ったら水面に降り立ち餌をゲット。水元大橋が工事で通行止めとなっているため、大回りしてメタセコイヤの森方面へ。途中の湿地でヒクイナの鳴き声、ジヨウビタキ、アオジが姿を現してくれました。さらに、帰路でバス停にむかう道すがら、オオタカが林の上部に止まり小合溜で羽をやすめているカモを凝視する姿がありました。(カモの羽衣メモ)・ヨシガモ:ごんぱち池にはエクリプスが生殖羽に換羽している個体が休んでいました。小合溜にも雌、雄幼羽が第一回生殖羽に換羽中の個体の姿がありました。・ヒドリガモとオナガガモの交雑個体が小合溜の水面を移動したり、水際で休んだりを繰り返していました。(写真)2024年11月14日撮影
2024.11.14
コメント(0)
水元公園にカモと水辺の鳥を探しに出かけました。グリーンプラザ付近からサンクチュアリー、メタセコイヤの森、水元大橋を経由し三郷市高須までの水面と隣接する林を探索しました。カモの仲間では、ヨシガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロの姿、くわえてカイツブリ若鳥が水面で休んでいるカモに接近し遊ぼうよとぱかりコンタクトをしますがカモの方はかまってくれず。また、せせらぎ広場から小合溜の水域では、コサギとダイサギの狩りを観察。最初コサギは忙しく歩き回り水面に嘴を差し込んで餌の捕獲をしていましたが失敗ばかりで足で水をかき回し浮き上がってくる餌を捕食するスタイルの変更したところスムーズに採餌。ダイサギの方は水面近くで待ち伏せし捕食するスタイル。待機時間は長かったのですが見事に魚をゲット。平年であれば、カッコウ科やヒタキ類が姿を見せてくれるのですが、今日はシジュウカラ、メジロ、カケスといった種類が登場したのみでした。(カモの羽衣)・ヨシガモ:合計5羽の姿を観察。雌非生殖羽(大雨覆が雌幼鳥よりも白色部が多い)と雌幼羽(大雨覆は羽先以外は暗色)の姿を観察しました。・ヒドリガモ:雌非繁殖羽(脇の羽が丸みが強い)、雄生殖羽を観察・ホシハジロ:雄生殖羽(赤褐色の頭、黒い胸と尾筒、グレーの体)と雌(目の周囲が白っぽい)個体を観察。・キンクロハジロ:雌(嘴基部が白く、虹彩は黄色、上面が黒っぽい)を観察(写真)2024年10月16日撮影
2024.10.16
コメント(0)
10月に入って初めて都内水元公園を訪ねました。水面にはヒドリガモ、カルガモ、カルガモ☓マガモ交雑個体、ハシビロガモ、ホシハジロ、カイツブリ、ユリカモメ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、バン、オオバン、カワセミの姿がありました。このほか、林の中では少なくとも2羽以上のヒタキ類、シジュウカラ、コゲラ、モズの姿、声を観察しました。ヒドリガモはも雨覆が白く頭部・脇の褐色が赤みが強い雄エクリプス、雨覆に羽縁が目立たなず一様に見える雌非繁殖羽、ハシビロガモでは全体に雌よりも暗色の雄エクリプス、カルガモ☓マガモ交雑個体は全体的にはカルガモに近似していましたが嘴基部が黄色っぽいこと、胸がマガモのように赤茶色が強いこと、耳羽下から側頸が黒っぽいことなどの違いがありました。(写真)2024年10月10日撮影
2024.10.10
コメント(0)
ササゴイの羽衣のいろいろを観察するために都内の公園を訪ねました。スタートすると、成鳥2羽、若鳥1羽、幼鳥4羽を観察しました。幼鳥の姿は池の中央部近くの小島にあり、成鳥が餌を運搬してくると親鳥にまとわりついて餌をねだっていました。餌を食べ終わった後は、島の縁で水浴びしたり、水辺に顔を接近させ小魚の移動する方向を凝視していたり、いろいろな動きを披露してくれました。(成鳥)写真一枚目から五枚目までが成鳥個体です。頭から後頭と頬線は青色味がかった黒色、後頭には長い冠羽、胸の中央に白線、目先が黄色で、雨覆と風切は紺色、各羽に白い羽縁があります。(幼鳥)写真六枚目から九枚目までが幼鳥です。上面は焦げ茶色で体下面に白と褐色の縦斑があり、各羽に小さな斑があります。(若鳥)写真十枚目から十二枚目が若鳥です。成鳥とよく似ていますが、背と雨覆が褐色がかり、下嘴に黄色味があります。また、足は黄色で成鳥のオレンジ色とは違いがあります。(写真)2024年7月2日撮影
2024.07.02
コメント(3)
葛西臨海公園三日月干潟にカラシラサギが飛来したとニュースをもらい、現地に出かけました。頭を斜めにして走り回っている姿で遠目からでもその姿がわかりました。走り回り翼を複数回半開きにする動きは他のサギ類にはない動きです。時折、巻き貝のようなものを捕食していました。飛来している個体を観察すると、コサギと違ってふさふさした冠羽、嘴のベースの色は黄色なのですが、基部から真ん中あたりまで赤っぽく、眼先は青緑色の婚姻色個体でした。なお、頭上から額の露出部は弧を描くようになり、コサギの直線的なものとの違いがありました。カラシラサギのほかは、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ウミネコ、コアジサシ、カワウ、オオヨシキリの姿を観察しました。(写真)2024年6月25日撮影(気温と潮位のデータ)12時時点で32℃、中潮で干潮12時30分(潮位マイナス3cm)
2024.06.24
コメント(0)
未明までの雨と強風がなくなり快晴の朝となりました。ササゴイを観察するため都内に出かけました。到着して北側エリアにササゴイ似のサギ科の鳥が羽をやすめているのを発見。虹彩が赤く、頭上と背が藍色のように見え、体下面が白く、顔、頚が白色で、ゴイサギ第二回夏羽と思われました。さて、お目当てのササゴイは、巣のあるエリアの高い木の枝に止まっていた後、餌を探しに池の工作物に移動したり、杭にとまり喉を膨らませてゴウという声を何回も出していました。ペアリングの時に出す声と思われました。ペア誕生後、巣作り、産卵、子育てがスタートするものと思います。ゴイサギ、ササゴイのほか、カイツブリの親子、バンの姿も観察できました。(写真)2024年5月29日撮影
2024.05.29
コメント(0)
夏鳥到来のシーズンとなり、都内水元公園内を探索しました。林の一角でキビタキ、複数のセンダイムシクイ、オオルリが登場。このうち、枝にとまり姿を披露してくれたのはキビタキのみでしたが、橙色の喉の色が艶やかな雄の姿に見惚れてしまいました。このほか、ユリカモメの頭巾をかぶったような夏羽、冬羽から夏羽に換羽中の個体、コサギの婚姻色個体(目先がピンク色、趾が赤味を帯び、飾り羽の先も黄金色)、あちこちの芝生エリアで群れとなっていたツグミは、下面が真っ黒な個体、黒色斑のある個体、上面の褐色が淡い雌個体と実にいろいろでした。(写真)2024年4月18日撮影(参考:黒い部分の多いキビタキと褐色の個体)岡久(2015)はキビタキの生態などの知見を整理し紹介しています。越冬地で多くの羽を換羽した黒色の個体は体重が軽く、一方あまり換羽していない褐色の個体は体重が重い傾向にあると述べています。また、繁殖地では褐色の割合が高い個体ほど攻撃性が低く激しいオス間闘争を回避する傾向にあると記しています。(引用)岡久雄二.2015.キビタキ.Bird Research News Vol.12 No.6.p4-5.
2024.04.18
コメント(0)
鳥友から水元公園にアカハジロが飛来しているとニュースをもらい、現地に出かけました。東アジアで繁殖していますが、世界的に個体数が減少し1000羽を切っていると言われている潜水ガモです。その姿は蓮田にありました。頭部は焦げ茶で、虹彩は暗色、眼先下にこげ茶の斑、嘴先端の黒斑は嘴爪の外に広がっていました。また、胸は焦げ茶色に見え、幼鳥に見られる腹部の細かい褐色斑はありませんでした。これらのことからアカシバロ雌の特徴を備えていました。しかし、氏原(2015)が述べているアカハジロの特徴である頭部の緑色光沢や胸のあずき色とは異なっていること、嘴先端の黒斑が嘴爪の外に広がる面積が広い印象があり、交雑を否定する材料ではないとの印象でした。アカハジロのほかは、ホシハジロ。キンクロハジロ、ヒドリガモ交雑個体、頭部がかなり黒く変化していたユリカモメ、ユリカモメ若鳥、林の一角で姿を目撃したオオタカなどが登場し、楽しい時間を過ごしました。(引用)氏原巨雄・氏原道昭.2015.日本のカモ識別図鑑.p188-192.文一総合出版.(写真)2024年3月28日撮影
2024.03.28
コメント(0)
北西の風が強く吹き抜け、風を極力さけた探索が可能な都内水元公園に出かけました。小合溜には、カルガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、ユリカモメの姿がありました。カンムリカイツプリは、襟状の飾り羽の見事な個体、飾り羽が少し出てきた個体、冬羽個体とさまざまな個体が観察できるのもここの自慢です。地上に近い位置を移動しながら植物の種子を採食していたルリビタキも登場。白いアイリングがあり雌と思われます。このほか、水面には60羽をこえるユリカモメが羽をやすめていましたが、遊歩道の脇に移動した際に青いリングをしていたユリカモメを発見しました。足環番号:右足・8A32835、左足・青E/Nで2013/3/13に市川市行徳野鳥観察舎前丸浜川で標識を装着したユリカモメ成鳥でした。11年の長きにわたりよくも無事で過ごしてきたものです。(写真)2024年3月21日撮影
2024.03.21
コメント(0)
2月7日都内水元公園で標識を装着したユリカモメ4羽を観察しました。観察した個体に装着されていたのはいずれも青いカラーリングで、E/N、G/V、A04、7Vでした。観察した当日、早速山階鳥類研究所経由でユリカモメ標識グループに報告しました。一昨日、その結果について報告をもらいました。どこから来て、どこで越冬しているのかがわかるので観察する都度、とても楽しみにしています。(1)E/Nの標識個体について標識装着2013/3/13、、千葉県市川市行徳野鳥観察舎前丸浜川、成鳥と判明。訪朝後10年10ヶ月経過。(2)G/Vの標識個体について標識装着2013/12/19、千葉県市川市行徳野鳥観察舎前丸浜川、成鳥と判明。放鳥後、10年1ヶ月経過。(3)A04の標識個体について標識装着2023/01/06、茨城県水戸市千波、成鳥と判明。(4)7Vの標識個体について標識日時2021/04/02、東京都墨田区隅田川水神大橋、成鳥と判明。放鳥後、はじめての記録。(ユリカモメの標識調査)事務局からは、2010年から東京都墨田川でユリカモメの標識調査をスタートした由。関東地方では、ユリカモメの標識調査はほとんどされておらず、冬の間、ユリカモメがどのような動きをしているのかは、わかっておらず、ユリカモメに足環をつけ、観察情報を集めることで、ユリカモメの冬の間の行動範囲を調べることとなったとのこと。これまでの結果では、ユリカモメの中にも個性があるようで、冬の間、東京近郊のほぼ同じ場所で観察されるものもいれば、広く動き回っているものもいるとのことでした。(カモメ類の最年長記録)私が観察した個体の中では、2018年11月14日に都内不忍池で観察したウミネコが訪鳥から15年1ヶ月経過した個体でした。
2024.02.14
コメント(0)
昨年9月14日以来、姿を見かけているヤマガラの濃色化個体の様子と冬鳥のいろいろを観察するために水元公園に出かけました。亜種ヤマガラでは頭上と喉が黒いのですが、グレーを帯び、頬・額・耳羽が茶褐色でした。三列風切と雨覆は青灰色で、亜種オーストンヤマガラの青灰色の少ない点と相違しています。冬鳥では、何と言ってもユリカモメ冬羽からの換羽のいろいろを観察できるのも醍醐味です。冬羽、雨覆に褐色斑のある若鳥から第一回冬羽に換羽中の個体とじつにいろいろ。でも気になったのが、換羽異常と思われる個体が1羽。このほか、標識リングを装着している個体を4羽発見しました。このほか、遊歩道上で餌場をめぐって激しい争いを展開していたツグミとシロハラ、外側尾羽2対が白くて目立つアオジ雄、小合溜では水面を移動しながら羽づくろいをしようと試みていたカンムリカイツブリの格好のおもしろさ、嘴の色が雌よりも黒味の少ないキンクロハジロ幼羽を発見したり、楽しい時間を過ごしました。(写真)2024年2月7日撮影
2024.02.07
コメント(0)
2012年以降、もともと南方系の亜種リュウキュウサンショウクイが越冬期に大阪府、静岡県、神奈川県で観察されてその後、いくつかのフィールドで目撃されています。都内水元公園でも2020年前後から姿が目撃されています。特に2023年から2024年の冬に姿がよく目撃されています。新年早々ですが、その姿を観察しに出かけました。額から眉斑は白く、頭頂から上面が黒い雄ともう一羽の姿がありました。林の中に移動した後もピーリーといった声を出していました。また、公園内の木にはアトリ27羽の群れを発見しました。この他、小合溜の水面にはホシハジロ、キンクロハジロ、オナガガモとヒドリガモの交雑と思われる個体、小さな池で餌の捕獲に余念のないコサギ、ダイサギ、去年多くのファンが立ち寄った湿地ではセグロセキレイの姿があったり、時間が経過するのを忘れて楽しみました。(写真)2024年1月3日撮影
2024.01.03
コメント(0)
9月14日前後から水元公園で姿が観察されているヤマガラの濃色化個体を何度か見かけていますが、その動きが早くてなかなか思うように記録できずついに師走に突入となりました。ヤマガラとどのように違いがあるか画像に記録して比較してみたいと水元公園に出かけました。その姿は、公園自慢の林を抜けたエリアにありました。亜種ヤマガラでは頭上と喉が黒いのですが、グレーを帯び、頬・額・耳羽が茶褐色でした。三列風切と雨覆は青灰色で、亜種オーストンヤマガラの青灰色の少ないものとは相違していました。その後、少し移動すると今度はウソ雌雄各1羽が登場。頬と喉が赤い雄、喉と頬が黒褐色で後頭の灰色の雌でした。ウソとの出会いを堪能した後、水元大橋方向に戻るとモミジバフウの木にカワラヒワの群れの中にアトリを発見しました。モミジバフウの実をついばんでいました。このほか、小合溜の水面にはヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ユリカモメの群れが羽を休めていました。(写真)2023年12月18日撮影
2023.12.18
コメント(0)
十日ぶりに水元公園にでかけました。小合溜に羽を休めるカモの個体数がぐっと増加していました。最も多いホシハジロは618羽、キンクロハジロ13、ヒドリガモ129羽、マガモ2羽、カルガモ4羽、カンムリカイツブリ4羽、カイツブリ3羽、ユリカモメ8羽を観察。ユリカモメは、夏羽の頭の黒い個体が羽毛が摩耗し冬羽に換羽している個体、足のオレンジ色の第一回冬羽個体とじつにいろいろでした。くわえて、林エリアでは、リュウキュウサンショウクイとウソがフィフィと鳴きながら移動する姿を目撃しました。撮影はかないませんでしたが、出会いに感謝。また、葦原エリアでは、亜種オオカワラヒワの姿、複数のツグミの姿も観察。(写真)2023年11月21日撮影
2023.11.21
コメント(0)
三週間ぶりに水元公園にでかけました。小合溜に羽を休めるカモとツグミの姿を探すのが今日の目的でした。水面には、ヨシガモ雄、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオバン、ユリカモメが羽を休めていました。ユリカモメはヘッドフォンをかけたような愛くるしい個体でした。また、ツグミはグリーンプラザ南に広がる広場にありました。数えてみると、13羽。まだ数羽のフィールドがほとんどなのに勢ぞろいしていました。よく見てみると、胸の白っぽいもの、黒っぽくT字の模様のあるもの、上面が黒っぽいもの、そうでない個体と実にいろいろ。帰りがけには、秋の景色とカワウ、カワセミを記録し、楽しい時間を過ごしました。(写真)2023年11月10日撮影
2023.11.10
コメント(0)
10日ぶりに水元公園を訪ねました。小合溜の水面には、マガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリといった水禽の仲間を見ながら林エリアに向かいました。林に入ると、すぐ近くの枝にヒタキ類と思われる一羽が登場。上面はオリーブ色で下面は汚白色で鱗模様があり、喉は白っぽく、翼に白斑はなくキビタキの第一回夏羽かとも思われました。(オオルリ雌であれば、上面は赤褐色、翼、腰から尾に赤褐色があり)しかし、逆光の条件下でキビタキと同定できず。林をさらにすすむと、今度は実のなる木の上部にハト大の鳥が動くのを発見しました。下尾筒に緑色の横斑、雨覆に赤褐色はないことから雌個体と思われました。その後、開けた空間の木々に目をやると、3羽のカッコウ科の姿を見つけました。うち、1羽は下尾筒に横斑があり、後頭には白斑がないことからツツドリでした。帰り道、小合溜の水面で羽をやすめるカモたちを観察。コガモ、マガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロの姿があり、出会いを楽しみました。中でも、ヒドリガモの羽色は実にいろいろ。頭部、脇の赤褐色がより赤みりの強い雄エクリプス、雨覆の羽縁が目立たず一様な感じのする雌幼羽、雄エクリプスが生殖羽に換羽している個体と水元ならではの観察の醍醐味でした。(写真)2023年10月27日撮影
2023.10.27
コメント(0)
鳥友から水元公園で複数の種類のカッコウ科の鳥類の姿を目撃しているとニユースをもらい、現地に出向きました。ツツドリとカッコウ若鳥の姿が合計5羽あり、メタセコイヤがある林縁を活発に動いていました。1枚目の写真はツツドリ、2枚目から4枚目がカッコウです。ツツドリは腹に白地に太めで間隔の広い黒色横斑があり、下尾筒にバフ色ベースに黒色横斑があります。一方カッコウは、後頭に白斑があり、上面に褐色味があり(ツツドリは暗色)、黄色のアイリング、虹彩は橙黄色で、幼鳥と思われました。このほか、林ではアカゲラが鳴きながら木の幹に止まったり、小合溜の水面にはヨシガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロの姿を観察しました。(写真)2023年10月17日撮影
2023.10.17
コメント(0)
昨日、都内でサンコウチョウの姿を見かけたと鳥友からニュースをもらい、現地に出かけました。シジュウカラ、コゲラと一緒に行動していた聞いていましたので声がする都度双眼鏡で探索しましたが姿を目撃できず。しかし、帰り道の途中、実のなっている木のあるエリアでシジュウカラ7羽、エナガ2羽、コゲラ1羽と一緒に移動しているシジュウカラよりもやや大きく尾が短い小鳥を発見しましたが、双眼鏡で捕捉できず。サンコウチョウとは同定できず、残念でした。昼もすぎて最寄り駅まで移動しようと歩きだすと、水上を飛行し穂先に止まるトンボを発見しました。腹部の先端にうちわを広げたような突起があるサナエトンボです。自分の縄張りのパトロールを見晴らしのよい場所で行うトンボだと聞いています。さらに、水面の杭で休むカワウ、水際で魚をねらっているアオサギ、ダイサギ。ダイサギのねらいを定めてえいっと水の中に嘴を突っ込み採餌ショーは見事でした。(写真)2023年8月28日撮影
2023.08.28
コメント(0)
子育て中のバン、ホシゴイと呼ばれるゴイサギの幼鳥、などをじっくり観察しようと都内浮間公園に出かけました。現地に到着し水面に目をやると、鳴きながら親鳥を探して懸命に水面を移動しているバンのヒナが餌をねだる様子を目撃しました。また、日陰となっているエリアの水際に全体が褐色で白や黄褐色の斑が入るゴイサギの幼鳥「ホシゴイ」の姿を見つけました。(ササゴイ幼鳥とは虹彩の色の違い、背の色の違いがあります)ホシゴイの斑点模様は第一回夏羽(2年目の夏)まで、その後はほぼ成鳥と同じ様な羽衣に移行するとされ第三回冬羽で完全な成鳥となると言われています。虹彩の色も黄色から成鳥では赤く変化していきます。このほか、一昨年の繁殖期にも姿があったホシハジロエクリプス雄を見つけました。胸が褐色となり、嘴は黒っぽくなっていて冬の青灰色とは大違い。(写真)2023年8月4日撮影(ササゴイは6月26日同地で撮影)
2023.08.04
コメント(0)
先週葛西臨海公園にコムクドリが立ち寄ったとのニュースをもらい出かけました。ミズキの実を食べていたと聞き、複数回立ち寄ってみましたが姿は確認できず。下の池でダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ゴイサギ、ヨシゴイの姿を目撃。上の池とつながる水路で、ゴイサギが群れで移動しているオタマジャクシの群れを水路脇で捕獲しようと凝視する姿を発見。群れが接近してくると首を伸ばしてゲットてせきるかと思ったらかなわず。この他、下の池ではコサギ10羽が群れで魚を追い込み捕獲している光景を目撃したり、酷暑を忘れる時間となりました。帰り道、東渚と公園の間の水路沿いでイソシギ、ウミネコの姿を観察できました。(写真)2023年7月10日撮影(イソシギ1枚のみ2016年7月撮影)
2023.07.10
コメント(0)
ササゴイの若様が誕生し水面に出てきていると鳥友からニュースをもらい、現地に出かけました。地元の方によると、成鳥5羽、若鳥10羽との由。額から後頸と頬線が青みがある黒色で後頭に長い冠羽のある成鳥、成鳥と同じ印象ですが、背や雨覆の羽縁に褐色味のある若鳥、頭に黒味があり、背は褐色味で下嘴がオレンジ色の幼鳥から第一回冬羽に換羽している個体、体下面が白と褐色の縦斑がある幼鳥とよく見ていくと、羽色は実にいろいろ。ササゴイの観察に没頭いていたら、オオタカが足に獲物をぶら下げて太い幹に飛来し食べ始めました。獲物がなにかは特定できずでしたが、その登場で周囲の気配が緊張感に包まれました。(写真)2023年6月26日撮影
2023.06.26
コメント(0)
ササゴイの羽色のいろいろを観察するため都内の公園に出かけました。先月12日には成鳥2羽を観察しましたが、今日は成鳥、第二回目夏羽と思われる個体を観察できました。羽色を観察するのも楽しいのですが、足の色のいろいろを観察できる種類でもあります。今日観察できたのは黄色の足の成鳥、薄いオリーブ色の若鳥で、朱色をした婚姻色の個体は出会えずじまいでした。(成鳥)1枚目から4枚目までは成鳥個体です。額から後頸と頬線が青みのある黒色で後頭には長い冠羽、胸には白線、大・中雨覆には白い羽縁のある羽が笹の葉のように見えていました。なお、翼の裏側から羽づくろいをしているのを目撃。(若鳥)5枚目と6枚目は、若鳥です。雨覆には褐色味があり笹の葉のような模様もまだ少しだけです。また、背には幼羽の名残が残っていました。(ほぼ成鳥)7枚目と8枚目は、ほぼ成鳥ですが、胸の白線がぼんやりで、背のケープ状の羽もまだ未発達でした。(参考:足が朱色の婚姻色個体)2019年5月22日同地で観察・撮影。この個体は、目先の皮膚が露出した部分も朱色に見えました。(写真)婚姻色個体以外は、2023年6月13日撮影
2023.06.13
コメント(0)
都内にある浮間公園に出かけました。最近は喫茶専門店もオープンして釣り人やササゴイ観察や撮影の人々にくわえて周辺住民の皆さんも立ち寄る人気スポットとなっています。さて、肝心のササゴイですが、現地の掲示板によると今日は3羽の由。池のほとりで待機していると、2羽が登場。翼に笹の葉模様があり、頭は灰青色の帽子状になっている成鳥でした。近くにゴイサギ2羽の姿もあり、頬線がないこと、額と目の上が白いなどのポイントを観察しました。このほか、バンの親子の姿があり、様子を見ていたら親鳥が翼を広げて風を通すような仕草を何回も披露。(写真)2023年5月12日撮影
2023.05.12
コメント(0)
18日にタマシギと出会うことができましたが、何度かは顔をあげたりあくびをしたりを披露してくれたものの、大半は葦原の中に姿がありましたので採餌している様子などを観察できないかと現地を訪ねました。動きが活発で今日は、葦原の外に出て採餌する様子を目撃できました。餌は甲虫類や昆虫類の幼虫を採食すると聞いていますが、何を採ったのかは確認できず。今日は、前回に比べてその羽色などをしっかりと観察できたのも収穫でした。顔から胸は灰褐色で、雨覆いに黄色の丸い斑は認められず、雌のような顔と上胸の赤褐色はないこと、目の周りに黄色味と黄褐色の頭央線があり、嘴は薄紅色で先端あたりで下方に曲がっていました。これらの特徴から成鳥ではなく、若鳥または第一回冬羽ではないかとも思いました。このほか、同じ葦原で採餌していたアカハラ、複数の巣にカワウの姿、小合溜の水面はキンクロハジロを見かけました。(写真)2023年2月22日撮影
2023.02.22
コメント(0)
鳥友からタマシギが目撃されているとニュースをもらい、久しぶりに都内水元公園を訪ねました。塒としているらしい葦の一角に姿がありました。朝からいるけれどまだ、動いたのは一回だとおじさまメンバーから教えてもらい、ひたすら待機。その甲斐あって複数回顔をみせてくました。目の周りに黄色味と黄褐色の頭央線があり、胸が灰褐色で嘴は薄紅色てした。へーえと思ったのが上面の色でした。多くの図鑑では雄の上面は褐色と記されていますが、後方から上面の色を見てみるとタゲリのような緑がかった色。注視してみると、図鑑に描かれているのとは違う特徴に気づくものですね。タマシギのほか、同じエリアに全体的に羽色が濃く頭部が黒いオオアカハラ、となりの葦原の一角にはタシギ、クイナの姿、水面にはホシハジロ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリ、ユリカモメ、セグロカモメの姿もありました。(写真)2023年2月18日撮影
2023.02.18
コメント(0)
今月に入り多摩川にヒメハジロが飛来したと耳にしていたけれど、連日300人を超える撮影者が集まっているとのことでしばらく現地に出かけるのをためらっていました。多くの方が仕事納めとなった翌日の今朝なら落ち着いているのではないかと現地に向かいました。到着し、水面に目をやるとオオバンと一緒に水面を移動するヒメハジロ雄の姿がありました。よく潜ると聞いていたけれど最初のうちは水面を移動するのがメインで潜水は時折でした。丸く盛り上がった頭部、眼の後ろから後頭部にかけての幅広い白さ、素敵でした。前に出会えたのは1996年1月茨城県涸沼で、水面の遠いところを泳ぐ姿でした。今回のように比較的距離が近いのははじめてでした。おかげで羽毛を寝かせている状態とそいうでない状態の両方を観察できました。また、嘴爪部の黒斑、紫色と緑色の光沢のある頭部、褐色の虹彩、ピンク色の足、下面の大部分は白色ですが、足の付け根が褐色であること、水面を移動する際には水かきをフルに動かしている(エビの仲間の足の動きと似ている)も目撃できました。このほか、ホオジロガモ雌第一回冬羽、オオバンとヒメハジロが水面を移動する光景がレースをしているようで楽しい時間を過ごしました。(写真)2022年12月28日撮影
2022.12.28
コメント(0)
水元公園で14日にメジロガモを観察・撮影したと情報を耳にして仕事の合間に現地に立ち寄りました。出かける前に撮影なさった方の画像を予習していたら、メジロガモであれば頭は中央が高く三角形に尖るのが認められないこと、頭部に赤色と緑色が混じって見えること、などの疑問を持ちました。そうは言っても、現地で個体を確認しないと気がすまないので水面を丹念に探索。しかし、残念ながら、その姿は見つけられずでした。小合溜の水面には、ホシハジロ300羽以上、キンクロハジロ20羽以上、ヒドリガモ60羽、マガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、ユリカモメが羽を休めていました。このほか、メタセコイヤの林の前の水域でヒドリガモとアメリカヒドリの交雑個体を発見。短時間でしたが、いろいろな出会いがありました。(写真)2022年11月16日撮影
2022.11.16
コメント(0)
二週間ぶりに都内水元公園に出かけました。小合溜の水面にヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ユリカモメが羽を休める姿、あちこちにオオバンが水面を移動する姿が増えてきました。キンクロハジロの嘴先端の黒斑をよく観察するチャンスですのでじっくりと観察しました。というのもコスズガモのように嘴先端の黒斑が狭い個体を見かけることがあるからです。また、嘴基部周辺が白い雌冬羽もじっくり観察できました。あわせて、ホシハジロ雄のおむすび型の頭、雌の涙流模様も観察。水鳥たちを一通り観察した後、林に移動し、渡りの途中の小鳥を注視。すると、マミチャジナイ、アカハラ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ジヨウビタキと出会えました。マミチャジナイは、ツィーと鳴き声を出しながら出現してくれました。しかし、マミチャジナイは、記録しようとすると枝と枝の中に隠れてしまってなかなかこちらの希望通りには撮影できませんでした。しかし、撮影画像を見返すと、頭に灰色味があり、眉斑が明瞭で下面の不明瞭なオレンジ色がかろうじてわかりました。また、エナガとシジュウカラ、メジロの混群が移動をしている姿を目撃。その折、眉斑のないエナガを発見しました。顔は、汚白色で亜種シマエナガとは異なっていました。帰路につこうと思ったら水路ぞいの野バラの実の近くにジョウビタキが登場。カッカッカッともっと見てよとばかりでした。(写真)2022年10月29日撮影
2022.10.29
コメント(0)
午後から雨降りとなる予報でしたので、雨宿りできる条件のある都内水元公園にでかけました。しかし、朝の到着直後から小雨が降り出し、昼過ぎまで降り続きました。小合溜の水面にはカルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロが羽をやすめていましたが撮影には不向きで限られた枚数を記録し、もっぱらヒドリガモの羽色のいろいろを観察するにの切り替えました。1枚目の写真は本日撮影したもので、最も個体数が多かった雄エクリプスが生殖羽に換羽している個体です。白い雨覆、脇が幅広で丸みが強いのが特徴です。2枚目の写真も本日撮影のもので、真ん中の個体は上面が黒っぽく、頭と脇の赤褐色が弱いことから雄若鳥ではないかと思われました。以下は、過去に撮影した画像をアップしたものです。(1)雌非生殖羽(2021年1月同地撮影)雌の幼羽に比べると雨覆に白い羽縁が目立ちます。脇の羽は幼羽より大きく丸みがあります。(2)雌若鳥幼羽(2013年10月茨城県土浦市で撮影)雌成鳥に比べると羽縁が目立たず一様に見えます。胸から脇に幼羽の小斑が並びます。(水辺の鳥以外の動向)バス停しばられ地蔵から徒歩で水元大橋、メタセコイヤの林を経由しサンクチュアリー、カワセミの里のコースを探索しました。サンクチュアリー近くの林でジッと比較的大きな声を出して移動していた小鳥の姿がありました。印象はムシクイといった感じでしたが林が暗く、撮影はおろか観察もままなりませんでした。現地の皆さんにはオオムシクイではないかとアドバイスをもらいましたが確証が持てないのでフィールドノートにはムシクイspと記しておきました。
2022.10.17
コメント(0)
連休最終日になってようやく青空が広がりました。ミゾゴイが飛来したと耳にしていたので、都内水元公園に出かけました。その姿は薄暗い林の一角にありました。餌をとるので短距離を動いていましたが、枝や葉っぱの影に隠れて思うように記録がなかいませんでした。しかし、現地で集まった面々が公平に見られるように整理をし、通行者に注意を払ってくださった皆さんには感謝しています。一瞬でも目にできてうれしかったです。その後は、カワセミの里方面を探索し、サンコウチョウ、キビタキ、ヒドリガモ、カルガモ、カワセミなどの姿も観察できました。(観察したキビタキのメモ)キビタキは下面が汚白色で喉が白く、雌個体でした。ただし、動きが活発でバフ色の翼帯が確認でくきなかったので若鳥が第一回冬羽の換羽しているものかどうかは不明です。(観察したヒドリガモのメモ)一羽は脇の羽が大きく丸みがあるように見えましたので雌の非繁殖羽と思われました。(カワセミの観察メモ)その姿はキャンプ場からカワセミの里にかけての小合溜の水域にありました。(写真)2022年9月25日撮影
2022.09.25
コメント(0)
東京都と埼玉県の境界にある公園の一角にツツドリの姿を探しに出かけました。現地到着から13時頃までは登場せず、ハシブトガラス、シジュウカラ、オナガの姿のみ。午後から雨が降り出す予報だったので切り上げようとしたら、2羽の鳥影が桜の木の中に。待機していると、桜の枝にツツドリの姿が出現してくれました。頭部は青灰色、黄色のアイリング、嘴は下嘴基部に黄色味がありました。この他、虹彩は黄色がかかった褐色。腹には太めで間隔の広い黒色横斑が見えました。観察した個体の胸は褐色味があったことからツツドリ雌個体でした。(写真)2022年9月7日撮影
2022.09.07
コメント(0)
ササゴイの若様が複数誕生している都内の公園に出かけました。木陰もあり、比較的近い距離で観察でき、最近は喫茶専門店もオープンして魅力的なスポットに変化しつつあります。さて、肝心のササゴイですが、11羽もの姿がありました。翼に笹の葉模様があり、頭は灰青色の帽子状になっている成鳥、頭部に産毛が残っている若鳥、上面が暗褐色で翼の各羽縁が黄褐色な若鳥、などいろいろな個体を観察できました。あまりの酷暑で産毛が残っている若鳥は、小島の浅瀬で水につかり涼んでいました。このほか、飲み込めるかしらと心配になるサイズの大きな魚を捕獲したカワセミ、翼を怪我していて2シーズン目の越夏となさったホシハジロの姿もありました。(写真)2022年6月27日撮影
2022.06.27
コメント(0)
初夏のようなポカポカ陽気の中、ひと月ぶりに水元公園に出かけました。水面にはカイツブリ、カンムリカイツブリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、バン、オオバン、アオサギ、ユリカモメ、カワウの姿がありました。中でも、カンムリカイツブリとユリカモメは、いろいろな羽色を観察でき、さしずめ観察カレッジとでも呼べそうなフィールドです。カンムリカイツブリは繁殖羽、繁殖羽にかわる一歩手前の個体、非繁殖羽個体、ユリカモメは、もう少しで繁殖羽となる個体、雨覆に褐色斑のある第一回冬羽、冬羽個体と丁寧に見ていくとじつにいろいろな個体を発見できます。このほか、ここではアオサギが水に浸かっている光景も目撃できます。(写真)2022年3月12日撮影
2022.03.12
コメント(0)
3週間ぶりに都内水元公園を訪ねました。お目当ては、葦原に出現するヒクイナ、クイナと冬の小鳥たち。到着直後に葦原の縁を動くエンジ色の影。飛び跳ねるような動きも見せて移動していました。姿を目撃できる機会はなかなかないので嬉しさで最高。下腹から下尾筒は白黒模様、体全体はエンジ色です。時折、バンのようなにクィッと上に上げて下尾筒の模様を見せてくれました。この光景に見入っていたらその近くにクイナが登場。こちらは、一瞬の出会いでした。写真はこの一瞬とものと昨シーズンの記録写真を両方アップしました。このほか、葦原にはウグイス、アカハラ、シメが次から次に姿を現しました。また、近くの林縁にシロハラの姿、水面にはアメリカヒドリの姿も発見。(写真)2022年2月4日撮影(クイナは二枚のうち一枚は2021年1月撮影のもの)
2022.02.04
コメント(0)
新年はじめて都内水元公園を訪ねました。水元の東端のエリアからスタートし、小合溜までの水面と林を探索しました。水元大橋手前の水面でアメリカヒドリを発見しました。頭に赤褐色味がなく眼の周囲から後頭が緑がかっていること、額がクリームがかった白色、胸・脇・上面が淡い赤褐色といった特徴をじっくりと観察できました。このほか、カンムリカイツブリ、ヨシガモ、ホシハジロ、ユリカモメ、公園内の水路で小魚を狙っていたカワセミの姿を観察。午後には、ベニマシコとの出会いを期待して川向うの松戸市の江戸川沿いを探索しました。到着直後はベニマシコの鳴き声はするものの姿が確認できず時間が経過しましたが、水路沿いに雌がその姿を現したので記録できました。(写真)2022年1月17日撮影
2022.01.17
コメント(0)
二週間ぶりに都内水元公園に立ち寄りました。例年ですと、カモの種類、個体数ともに増える時期ですが、今シーズンはホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモの姿が観察できるものの、ヒドリガモは例年に比べて数が少なく、コガモにいたっては今日は姿も見かけませんでした。それでも、頭から頚は白黒のまだら模様のあるカンムリンカイツブリ若鳥と成鳥、カワウの婚姻色と冬羽個体、ヒドリガモの成鳥と雌幼羽(雨覆に白い羽縁が目立たない)キンクロハジロの成鳥、雄幼羽(脇の褐色に比べて頭・胸・肩羽の黒い色が強い)、ホシハジロの雌雄を観察してきました。また、近年、千葉県と隣接都県でよく見かけるようになってきているセグロセキレイとハクセキレイは鳴きながら追尾を繰り返す光景も目撃しました。(写真)2021年11月23日撮影(カワウの婚姻色について)カワウの婚姻色は、嘴は黒ずみ、上嘴の付け根あたりが赤い色です。
2021.11.23
コメント(0)
昨日11月8日都内水元公園で見かけた個体の特徴を復習してみました。脇と上面は波状の斑があり、嘴は比較的長め、虹彩は黄色です。頭部から胸は赤みのある褐色で、頭の形はおむすび型でホシハジロ似でした。ただし、虹彩の色はホシハジロ、メジロガモ、アカハジロとは相違しています。1990年代前半に不忍池で見かけたアカハジロとホシハジロの交雑個体とも頭の色で違いがあります。(虹彩の色について)メジロガモは、雄では頭から下面にかけて赤みがあり、虹彩は白色。雌では虹彩は褐色で、全身褐色です。アカハジロは、雄は虹彩が白色、頭が深緑色。雌では虹彩は褐色、脇に白色部があり、メジロガモより広い傾向です。脇・胸、下面は広く赤褐色です。観察した個体の虹彩は黄色でメジロガモ、アカハジロの虹彩は色に相違があります。、また、ホシハジロの虹彩は赤く、この点でも違いがあります。色だけでいえば、キンクロハジロの黄色の虹彩と同じです。(脇と上面の波状の斑について)脇と上面の波状の斑は、ホシハジロの雌の細かい波状斑に覆われているのと同様で、メジロガモやアカハジロにはありません。(写真)2021年11月8日撮影
2021.11.09
コメント(0)
3週ぶりに都内水元公園に立ち寄りました。カモの個体数もだいぶ増え、ユリカモメもいろいろな羽色の個体が飛来しておりようやく探す楽しさが感じられるようになりました。水元大橋近くの水域では、カンムリカイツブリの顔に黒の飾り羽が残っている個体と顔から前頸が白い成鳥冬羽、頭から頚は白黒のまだら模様のある若鳥の姿を見つけました。また、ユリカモメは眼の後ろに黒斑がある個体、雨覆に褐色斑のある若鳥が第一回冬羽の変わりつつある個体とじつにいろいろ。さて、カモの仲間は、ヒドリガモ雌非生殖羽(雨覆に白い羽縁が目立ち、脇の羽は幼羽より大きく丸みがある)、エクリプス羽が生殖羽に換羽している個体、キンクロハジロは体上面は黒く見えるがよく見ると微細な波状の模様がありました。また、ホシハジロは涙流模様のある雌個体、頭から胸が赤褐色でメジロガモのような印象のある交雑個体も発見。この時期は、カモや水鳥の羽色のいろいろを観察するチャンスなので、私にとっては識別道場的な存在です。(写真)2021年11月8日撮影
2021.11.08
コメント(0)
冬鳥の様子を見に都内水元公園を訪ねました。水元5丁目バス停で下車し、遊歩道を水元大橋方向に探索。途中、サンクチュアリー、メタセコイヤの林を経由し、オニバスとアサザ自生地まで探索しました。サンクチュアリーとメタセコイヤの林の中間地点で、旅するチョウ、アサギマダラの姿を発見しました。成虫は、春から夏にかけて南から北へ移動し、移動先で世代を重ねた後、秋になると南へ移動していくのが知られています。2000キロ以上も渡った記録があることが知られており、よく出会えたものと感激。さて、冬鳥のほうですが、水元大橋近くで大半がヒドリガモでキンクロハジロ、カルガモがその中に含まれている光景、公園東のオニバスとアサザの自生地近くでヨシガモとコガモの姿を見つけました。ヨシガモは、三列風切が黒褐色で、脇の羽がV字に尖っている雌幼羽でした。また、コガモは嘴基部側面に黄色味のある個体、嘴は橙黄色に色づいている個体を観察しました。(写真)2021年10月20日撮影(アサギマダラ一枚は柏市で撮影のもの)
2021.10.20
コメント(0)
久しぶりに都内水元公園に立ち寄りました。林に何種類かのヒタキ類が立ち寄っているとニュースを耳にしていたのでまずは林のエリアへ。しかし、暗い林の中を一瞬キビタキが移動していくところを目撃しただけで終わりました。その後、水元公園、みさと公園両方の公園の縁から水面のカモたちを探索。水元公園東端でコガモ5羽が上空から降り立つ光景、みさと公園側の水面にヒドリガモ9羽の姿を見つけました。ヒドリガモは頭と脇が赤みが強い雄エクリプス個体と雨覆に羽縁が目立たず一様に見えた、雌幼羽と思われる個体を観察しました。このほか、水元公園のサンクチュアリー内でカワセミが何度も小魚をゲットしている光景を目撃しました。(写真)2021年9月26日撮影
2021.09.26
コメント(0)
東京都と埼玉県の境界にある公園の一角にツツドリの姿がありました。餌のモンクロシャチホコをたっぷりたいらげている光景を堪能。上面が幼羽と灰色の成鳥の羽が混在していたことから若鳥が成鳥に換羽中の中間的な個体と灰色の成鳥の羽が多い個体と少なくても2羽以上の姿がありました。(写真)2021年9月7日撮影
2021.09.07
コメント(0)
いくつかのフィールドにツツドリが姿を現したと情報が発信されるようになりました。水元大橋から小合溜、カワセミの里までのエリアを探索しました。小合溜に至る水面ではチョウトンボ、ウチワヤンマの姿を見つけました。チョウのようにひらひらと舞うチョウトンボは、激減していると言われるトンボです。水元では餌となる昆虫が豊富なのか姿をよく見かけます。また、ウチワヤンマは腹部の先に団扇状の突起があるトンボです。見事なホバリングを披露してくれました。さて、肝心の鳥類の方ですが、ツツドリの姿は確認できなかったものの、園内ではダイサギやアオサギが餌を探す姿がありました。また、カワセミの里では今年生まれの若鳥が姿を現してくれました。ただし、近くに複数のハシボソガラスがいてカワセミの暮らすエリアに侵入してくる頻度が高くなかなか落ち着かない様子でした。(写真)2021年8月24日撮影
2021.08.24
コメント(0)
久しぶりに葛西臨海公園に立ち寄りました。公園の一角にコムクドリが飛来しているよと教えていただいたので、園内と東渚、西渚を探索して歩きました。西渚で開催されていた里海まつりで子供連れの方がが海に入っていたので東渚・西渚の鳥影は薄く、ディスニーシー方面の干潟にもカワウ、コサギ、アオサギ以外の鳥しか見当たらず、鳥類園周辺に移動しました。下の池ではコチドリ、シロチドリ、チュウサギが餌を探し歩いていました。また、淡水池と水路でつながっているエリアではカワセミが木陰から水路を移動する獲物を凝視している姿やアオサギの若鳥が餌をねらっている姿を発見。#下の池で観察したチュウサギについて2羽のチュウサギの画像をアップしました。一羽は嘴全体は黄色で先端のみ黒色で冬羽から夏羽に換羽している途中のもの、もう一羽は基部に近い部分が黄色となっていてあとは黒色でした。(写真)2021年7月23日撮影
2021.07.23
コメント(0)
一ヶ月ぶりに都内の公園のササゴイを見に出かけました。すでに今年生まれの子たちが複数いるよと教えてもらいましたので、池の水面をわくわくしながら探索してみました。すると、小さな島の一角にササゴイの若様の姿がありました。到着してから待機していると、成鳥が4羽、若様5羽がの姿を見つけました。親鳥が餌を捕獲してキュウキュウと鳴きながら帰還すると、島の中から若様が我先にと駆け寄ってくる光景が何度となく繰り広げられました。特に、興味深かったのが、若鳥が水面に浮かんでいる葉を嘴でさらいとり、また水に戻す行動を自分よりも若く鳥に教えているような素振り。葉を使って魚をおびき寄せるルアー釣りの練習と思われました。親鳥から教わるものと思っていたので新しい発見でした。(写真)2021年7月05日撮影
2021.07.05
コメント(0)
千葉のオフィスに立ち寄った後、東京のオフィスに向かう途中に都内の公園に飛来しているササゴイを見てきました。到着したばかりは、昼前ということもあり、釣り人以外は散歩の方も少なく、ササゴイの姿もなく、上空にイワツバメ、水面には越夏すると思われるホシハジロ、ここの常連であるカルガモ、カイツブリ、バンの姿を観察するにとどまりました。それでも、13時半すぎに林の中からササゴイが水面をめがけて姿を現してくれました。工作物に飛来し、水中の中の魚をゲットすべく凝視。ゲットするたびに林に帰還かるパターンを繰り返しました。おそらく、ペアに餌を持ち帰るのか、ジュニアに与えるのかのいずれかではと思いました。管理事務所に掲示板には、ササゴイ3羽とありましたが、私が目にしたのは2羽で1羽は額から後頸が青みのある黒色で、冠羽があり各羽に白い羽縁がありました。もう1羽は背と雨覆に褐色味がある若鳥でした。(写真)2021年6月9日撮影
2021.06.09
コメント(0)
昨年9月以来、半年ぶりに葛西臨海公園に立ち寄りました。きらきらと光る海に思いきり、春を感じて東なぎさ、西なぎさ、野鳥園、淡水池などを探索して歩きました。東なぎさでは、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ススガモが水面を移動し、潜水を繰り返し水中の餌を活発に探していました。ハジロカイツブリは、眼の後方に金色の飾り羽と黒い首の色、脇は赤茶、お腹は真っ白な成鳥夏羽と比較的若い冬羽個体を観察しました。カンムリカイツブリは黒い冠羽と顔に赤褐色と黒の飾り羽のある成鳥を観察しました。このほか、スズガモ、ヘラサギ、チュウヒ、オカヨシガモの姿も観察できました。ただし、ヘラサギ、チュウヒは東渚の沖に姿がありました。見つけた場所の記録のみ。(写真)2021年3月11日撮影
2021.03.11
コメント(0)
朝から風が吹き抜ける一日となりました。クロジ、マヒワに出会いたいと思い、都内水元公園に出かけました。クロジは、メタセコイヤの林を抜けてカワセミの里方面に進んだエリアにその姿がありました。雌雄ともに1羽ずつの姿を見つけました。雌は、バフ色がかった褐色で全体的に黒灰色ですが、顎線が黄白色で、背と肩羽、雨覆に黒い縦斑がありました。また。お目当てのマヒワは、メタセコイヤの林のそばの木と水産試験場跡地よりの水路沿いにその姿がありました。このほか、水面の東端でアメリカヒドリが水面を移動している姿を発見しました。(写真)2021年2月23日撮影
2021.02.23
コメント(0)
1月も今日で終わりです。マヒワ、クイナなどの冬鳥が羽をやすめる都内水元公園に出かけました。お目当てのマヒワは、公園中央部にある葦原周辺、水元大橋周辺、水産試験場跡地周辺の三箇所に分散して、ハンノキの種子をついばんでいました。額から頭頂、喉の黒い成鳥雄、全体的に黄色味が淡く、下面に褐色の縦斑のある雌の姿を見つけました。時折、愛くるしいチューインと鳴き声を出していました。このほか、小合溜までの水面にカルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツプリ、オオバン、ユリカモメが羽を休めていました。また、公園中央部の葦原にはタシギが地面を切り返しながら餌を物色する姿がありました。また、帰り道、水産試験場跡地近くではカワセミ、ジョウビタキが出現し、じっくりと観察。多様な環境と観察しやすい距離感、水元の醍醐味です。(写真)2021年1月31日撮影
2021.01.31
コメント(0)
昨年11月以来、2ヶ月ぶりに都内水元公園に出かけました。お目当ては、葦原に生息しているクイナ、そしてハンノキなどに飛来するマヒワ、そして水鳥たちです。金町駅からバスでしばられ地蔵バス停で下車し、公園内へ。公園に入った途端、木のてっぺんにマヒワの姿を発見、幸先のよいスタートとなりました。水元大橋からサンクチュアリーの間を丹念に探索。お目当てのひとつ、クイナの姿はやはり葦原にありました。何度も姿を現しては餌を探し、カラスなどの天敵が出現するたびに急ぎ足で葦原の中に潜むという行動パターンでした。尾羽を上下に動かしながら水際に出てきては採食を繰り返しました。一方、お目当てのマヒワは、公園東側の水路の一角のハンノキにありました。6羽程度の群れで飛来してはハンノキの実をついばみ、水を飲みに水路を降りるというパターンを繰り返していました。さらに、水面で雌を追尾するカンムリカイツブリの行動のおかしかったこと。急いで水面を移動していったと思ったら頭をぐっと下げて猛ダッシュ。求愛行動の練習なのでしょうね。このほか、ヒドリガモ、キンクロハジロ、オオバン、アオサギ、遊歩道沿いで木の実をたいらげていたシメを画像でアップしました。(写真)2021年1月20日撮影
2021.01.20
コメント(0)
水元にマヒワが飛来しているとニュースをいただき、現地に出向きました。金町駅からバスでしばられ地蔵バス停で下車し、公園内へ。水元大橋手前のハンノキのまわりにたくさんにカメラマンの叔父様がレンズを木の方向にむけていました。しかし、到着したばかりの時間帯は風の強く、マヒワの群れは他のエリアに移動したようでした。そこで水の補給と休息をとるエリアに向かいました。ねらいは、どんぴしゃでした。マヒワ14羽が姿をみせ木の枝に飛来。喉と頭がキャップ状に黒い雄、背や脇に縦斑が目立つ成鳥雌、頭から背の黄色が淡い若鳥が次々ら出現。帰りがけにはハンノキの実をついばむ若鳥も目撃。楽しい時間を過ごしました。このほか、ジョウビタキ、カンムリカイツブリの画像もアップ。(写真)2020年11月11 日撮影
2020.11.11
コメント(0)
全62件 (62件中 1-50件目)