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今日2021年8月29日は、昨日の羅臼岳に続いて日本百名山第98座目として、斜里岳(1547m)に登頂です。昨日の羅臼岳の疲れを引きずって午前4時起床、登山口である清岳荘に午前4時半到着です。この斜里岳は、以前2019年10月4日に登頂を試み、悪天候で沢が増水、途中、ニ股の手前で断念した山で、リベンジ登山となります。 午前5時57分にヤマ友3人とクライムオン。素晴らしいお天気のもと、しばらくは、単調な林道歩きになります。午前6時16分、林道終点に到着。ここからが本格的な登山道となります。 次のウェイポイント(WP)は、旧道と新道が分かれるニ股の分岐点です。途中、仙人堂に午前6時58分に到着です。ここで昨日、羅臼岳で出会った方が追いつき合流、幾度かの渉河をして、午前7時11分、二股に到着です。 新道か旧道か迷うところでしたが、沢登りを必要とする旧道は、リスク回避の為、距離は長いですが安全な新道を選びました。羅臼岳出会った方と別れ、新道に取り付きますが、いきなりの急登に息が上がります。加えて、ジリジリとした日差しが容赦なく照りつけ、次のWPである熊見峠までの約2時間は、この行程でもっとキツいものでした。唯一吹き上がって来る風が涼しく、眼下に広がるオホーツク海が疲れを癒してくれました。午前8時53分、ようやく熊見峠に到着です。熊見峠と銘々されていますが、熊の気配すらありませんでした。目の先には、目指す利尻岳山頂が目視できました。 次のWPは、上ニ股です。熊見峠から先は気持ちの良いハイマツ帯の稜線歩きとなります。途中で1時間後発のヤマ友から旧道で上二股に着いたとの連絡があり、新道の長さがわかります。午前10時11分、ようやく上二股に到着しました。 しばし休息を入れて、次のWPである馬の背まで、胸突き八丁と呼ばれる急登に取り付きます。この名称が精神的にはキツかったです。最後ガレ場を登り上がり、午前10時51分馬の背に到着です。 ここで後発だったヤマ友4名と合流しました。この馬の背から登って来た熊見峠が見渡せますが、その距離感によく歩いて来たものだと思いました。見上げると、いよいよ斜里岳の頂上がはっきり目視できます。コースタイム35分とありますが、とても35分では届かないように見える距離感です。しばし休憩の後、頂上にのびる登山道を一歩一歩慎重に取り付きます。途中、斜里岳のお社でお参りし、最後のガレ場に取り付きます。 午前11時34分、無事に斜里岳(1547m)に、日本百名山第98座目として登頂成功です。遠くは択捉島、国後島まで眺められる360度の素晴らしい絶景が、眼下に広がっていました。この絶景と開放感に、ずっとここに居たいと言う気持ちになりますが、また長い下山が待っています。皆で集合写真を撮って下山開始です。 途中ガレ場で先週転倒して脳挫傷された方がいたとの事で、慎重に下ります。午後12時20分再び馬の背に戻ってランチタイム。恒例のカップヌードルとおにぎりで腹ごしらえ、再び下山開始です。 ジリジリと容赦なく照りつける太陽に、体力が奪われ疲れが増してゆく感じです。上二股から新道を再び使い午後2時27分に熊見峠に到着です。ココからニ股までの急下り、疲れもあるのでスリップや転倒をしないように慎重に下り、午後3時31分二股に到着。やれやれです。沢で顔を洗って気分一新、下山を急ぎます。 午後4時41分無事に清滝荘に下山しました。今日の宿は約100kmほど離れた阿寒湖湖畔のホテル御前水。夕食のタイムリミット午後7時30分を目指し、なんとか間に合う事ができました。羅臼岳も一年に余りないほどの好転との事、素晴らしい心に残るトレッキングとなりました。【コースタイム】休憩・食事含む登り:5時間37分下り:4時間45分【累積標高差】・1163m【歩行距離】・10.5km
2021.08.29
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2021年8月28日 日本百名山第97座目として、羅臼岳(1661m)に登頂しました。午前2時に宿泊していた清里町の緑清荘を出発、羅臼岳の登山口である木下小屋登山者駐車場まで60kmを移動、午前3時半に到着です。あいにく小雨が降り始め、またもや雨男全開の予感。テンションが下がります。軽く朝食をとり出発準備をして午前4時、岩尾別登山口で登山届けを記載してクライムオン。いつもの山行スタイルならナイトで出発しますが、ヒグマの巣窟地帯、夜が白々明けて見通しが確保出来る時間に、熊鈴とラジオを鳴らして出発です。 最初のウェイポイント(WP)は、オホーツク展望ですが、地図上は、いきなり急登となる為、ペースを確認しながらゆっくり登ります。午前4時58分オホーツク展望に到着です。樹林帯の隙間からオホーツクの海が望めました。道標には、頂上まで5.9kmとの記載があります。 次のWPは、標高650m岩峰です。途中笹原でザワザワと笹をかき分ける音に「熊か!!」と驚くもエゾ鹿でした。更に進むとリスが木から木へ器用に飛び移っていく姿を見る事が出来ました。 午前5時50分650m岩峰に到着です。道標には頂上まで5kmと記されています。ここから先は、熊が蟻を食べに来る為、熊出没危険地帯との事、次のWPである弥三吉水の水場まで、ラジオを流しながら進みます。眼下にはオホーツクの海が広がっています。樹林帯の狭間から朝日を拝む事ができました。天気も急速に好転して来ました。 午前6時17分、弥三吉水に到着です。湧き出る沢水の冷たさに火照った顔を冷やすには最高の清涼剤でした。北海道の沢水は、キツネの排泄物からエキノコックスが含まれている可能性があり、生水の飲用は危険です。しばし小休憩して次のWPである極楽平を目指します。 この極楽平までは、登りが続きます。午前6時40分極楽平に到着です。頂上まで4km地点です。ここからしばらく文字通り「平」で極楽です。この辺りから羅臼岳山頂を樹林帯の間から眺められるようになります。次のWPは、仙人坂となります。 仙人坂に午前7時26分到着です。ここから次のWPである銀冷水まで、高度がグッと上がる登りとなり、結構辛いものがありますが、樹林帯の隙間から海岸線や港を望む事ができ、疲れを癒やしてくれました。 銀冷水に午前7時50分に到着、頂上まであと2.5kmです。銀冷水も水場ですが、極めて水量が少なくチョロチョロ流れてる程度でした。ここには立派なトイレブースが設置されていました。次のWPは、大沢入口となります。 大沢入口までは樹林帯の中、緩い登りとなります。大沢入口には午前8時30分に到着です。ここから一挙に視界が広がりますが、結構、岩岩の急登で汗が吹き出してきます。時折、吹き上がって来る冷風が、なんて心地良い事でしょう。まさに天然のクーラーです。眼下にはオホーツクの海の水平線が見渡せます。 次のWPである羅臼平に午前9時31分到着です。羅臼平から眺める羅臼岳山頂の素晴らしさに我を忘れます。この羅臼平は、露営指定地になっており、熊害を防ぐために頑丈なフードロッカーも設置されていました。その傍らに、昭和2年に北大山岳部に入部、知床をこよなく愛し、この登山道を作られた「木下弥三吉」の碑がありました。この方のおかげで、こんなに素晴らしい景色を楽しめた事に感謝、そっと手を合わせました。 熊の出没地帯ですが、見渡す限り熊を目視する事は出来ませんでした。しばらくハイマツ帯を緩く登り、午前10時13分岩清水分岐に到着です。 ここから頂上までの標高差は約200m、標準コースタイムは35分ですが、見上げる頂上は、まだ先の先という感じで、ホントに35分で着くの?という感じです。途中で後発の仲間4人が追いついて来て合流です。 ガレ場の急登を登り上がって、午前11時20分ようやく羅臼岳山頂(1661m)に日本百名山第97座目として登頂成功です。風が強く寒いものの天気は良く360度の眺望を楽しむ事が出来ました♬ 仲間との記念写真を撮影後、下山開始です。岩清水分岐で、お決まりのカップヌードルで腹ごしらえ、長い下山に備えます。羅臼平から大沢入口までの下りは、こんなに長かったの?と言うほどに長く、指先に痛みが出てきて辛いものでした。仙人坂を下っていると一本の電話がかかって来ました。レンタカーの事務所から、木下小屋から宿泊者専用駐車場に車を停めていると苦情が入ってるとの事でした。小屋のオーナーに電話を入れると、直ぐに移動して欲しいとの事、まだ2時間以上かかる事を告げ、知らなかった事とは言え、平謝り。ここで仲間と分かれて単独で先に山を下山する事に。熊の出没地帯をソロで下山する恐怖心よりも、早く車を移動させ無ければと言う気持ちで駆け降りましたが、熱中症で倒れるんじゃというぐらいの暑さでした。午後4時3分、標準コースタイムの半分で無事に木下小屋に下山しました。オーナーに謝罪すると、「良いよ。良いよ。それより早く車移動してね。」と許して頂きました。皆さんも地図上にある木下小屋の前の5台スペースは、宿泊者専用なので停めないように気をつけてください。羅臼岳は、熊の巣窟と聞いていて恐る恐る登りましたが、シカとリス、カエルしか会うことは無く、心に残る山行が出来ました。帰りの宿までの道中、オホーツクの地平線に沈む夕日のなんと美しいかった事でしょう。素晴らしい羅臼岳トレッキングの一日でした。【出会った花たち】 【コースタイム】休憩・食事含む・登り:7時間20分・下り:4時間50分【歩行距離】・12.7km【累積標高差】・1457m
2021.08.28
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