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28日(木)は7回目の岐阜県の百々ヶ峰(どどがみね)へ。去年のブログでブログ友のTSANYOさんが読めない山名とおっしゃっていましたので、フリガナを付けました。初めて登ったのが1999年3月で、三田洞弘法からその時は電波塔や反射板を作るためなのか、山頂近くまで工事道路が作られ、山頂の下まで山の木が伐採されて無残な姿でした。山頂は今のような展望台は無く、三角点と伐採を逃れた雑木がショボショボと生えているだけの悲しい姿だったと記憶しています。それから6年後の2005年3月に松尾池から萩の滝経由で登りました。今の展望台が作られ、山頂の周りの木もだいぶん大きくなってじょじょに元の山の姿に戻りつつあるのを見てホッとしたものです。今回の登山口の松尾池に向かうため長良川岸から見た百々ヶ峰です。奥の山の右端に山頂の電波塔が見えています。今週月曜に降った雪は、南斜面では全く残っていません。登山口の笹のモシャモシャしたしたところのかすかな踏み跡を登りやせ尾根に取り付いたらところどころ岩が露出した尾根を登って行きます。尾根の右は切り立って、下は岩の間から見える松尾池と岩舟荘です。去年までブルーシートが架けられた合掌造りの料理屋「岩舟荘」はボロボロになったブルーシートの代わりにシルバーシートになっています。再建のメドがついたのでしょうか・・・さらに登ると岩の間の大きな穴鉱石の採掘坑口だそうで落ちたら大変気を付けて通過しましょう雑木の尾根を少し緩やかになれば展望の良い休憩地に到着山頂が見えます。山頂直下は岩場コースで登っている人が居るはずですが今日は平日のためか登山者の姿が確認できません。山頂をズームで・・・展望台の上に登っている人はいません。山頂稜線に合流する手前で、左手に西峰の先端にある反射板が見え山頂稜線に合流したら稜線を右へ。この稜線も1999年の写真を見たら木がほとんど無く背の低い木がショボショボ生えているだけでした。先日降った雪が消えずに少し残っている稜線を山頂に向かって歩くと百々ヶ峰山頂(418m)広場です。三等三角点とベンチと展望台今日は風が無くてどこでもランチができますが日当たりのいい南面の展望台の下で食べます。天気が良いのに展望は良くありません。ほぼ真正面に岐阜城が見えますがピントが合っていませんね。去年はガスカートリッジのガス切れでラーメンが作れなくておにぎりだけ食べて慌てて下山したことが昨日のことのように思い出されます。ランチの後、去年と同じで白山展望地経由で下山しますが北側にはまだしっかり雪がありますトイレの周りも日陰は雪が残っています。今日は管理道路をテクテク、グニャグニャ下りてみます。山頂が向うに見えています。ベンチでお茶を飲んで松尾池へ下ります小さな萩の滝でもなんだか風情があります。岐阜の町に近い低山なのに幽谷な風情です。二つ目の滝滝の横を下って今まで気が付かなかったけれど岩舟渓谷・萩の滝と書いてあります。そうかぁここは岩舟渓谷だったのね~~今まで何度も通っているのに名前は知らなかったわオシドリの飛来で有名な松尾池と岩舟荘望遠レンズを持ったカメラマンにオシドリがいますかと尋ねたら二羽いるとのことですが私は見つけられません。今年は少ないのですね参考までに2005年3月の岩舟荘です。まだ合掌造りがしっかりしていますが屋根がやせていますね。このころはまだ営業していたようで窓が開いています。今回で7回目の百々ケ峰でしたが、地元の人に愛されていろんなところから登られています。山頂に反射板などの管理道路が作られ木が切られて山というより公園みたいなところが17年の歳月でほぼ元の山に戻ってきつつあります。山は確かに生きていると感じました。これから数か月でショウジョウバカマなどの花やツツジが咲いてもっと生き生きとした季節が来ます。同じ山を登っているとこういう季節の変化も山の変化をも感じることもあるのだとつくづく思わせてくれた冬の散歩でした。
2016.01.29
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3日(土)土日の両方が雨予報だったのに天気が変わって、急きょ土曜に出かけることに・・・しかし、山の上で雨に降られるのは嫌なので傘をもって愛知県森林公園へ。思ったより良い天気ですが、雨の後の晴れは蒸し暑くて汗がジトジト気持ちが悪い。入ってすぐ、新しく柵で囲われ、幼木が植えられています。たぶん、2019年の全国植樹祭がここで行われた時天皇両陛下のお手植えの木でしょうね。聞いたところによると、植樹祭の後はすぐにどこか知らない所に移されて大きくなってしっかりするまで管理されていたようです。しっかり監視カメラがあちこちにあり、柵を超えて入って悪さをしないようにカメラで見張っています。有料の植物園に入ってすぐの大芝生広場の奥に植樹祭の会場の舞台が残されています。この舞台は現在、「お野点所」と表示されています。こんな看板も最近できました。立派なネジバナ(モジズリ)ハンゲショウも群生はきれいです。さすがに木陰に入ったら空気もきれいだし、ひんやりして生き返ります。やはり植物のあるところはいいですね。人工のアスファルトジャングルではこんな日は暑くて結局エアコンに頼るしかないでしょう。ウマノスズクサ少しピンボケでしたヒスイガサ1人の男性がしゃがみ込んで写真を撮っていましたのでなにがあるのかと尋ねたら、珍しいヒスイガサだと教えてもらいました。1cmくらいの立ち上がりに、1cmくらいの緑色の傘が付いたキノコです。教えてもらわなければ絶対に見つけられません。トウカイコモウセンゴケまだ蕾で花が開いているのが探してもありませんでした。1㎜くらいの蕾で、何度も挑戦しましたが私のカメラではこれが限界です。ノギラン高い山の上ではネバリノギランがいっぱい咲いています。コバノカモメヅル1㎝くらいの花ですが、標識がないとわかりませんでした。特別珍しいものではないのですが、初めて見た花です。チゴザサ2mmくらいの花なので、どうしてもピントが合わず、これが限界です。ヒメヤブラン完全に開いていないのですが、開くと意外にかわいい花です。オオバノトンボソウイヌヌマトラノオオカトラノオとヌマトラノオの雑種だそうです。ノカンゾウカキランほとんどカキランは終わっていましたが、これだけまだ先かけでした。コバノトンボソウホザキノミミカキグサ水連はこれからです。まだほとんど蕾です。ヌマトラノオオカトラノオとの違いは、花穂が上向きに立つこと。カワラナデシコカワラナデシコの高山種のタカネナデシコが好きです。大芝生広場まで戻ってきました。「お野点所」と、その向こうに名古屋最高峰の東谷山(とうごくさん)が見えています。この後、5時の閉園のアナウンスが流れるので大急ぎでゲートまで戻ります。結局、1時前から5時過ぎまで4時間以上も遊んでいました。広くて、地図を貰ってもなかなか覚えられず、来るたびに毎回迷っています。しかしそのたびに新しい道と発見があるのでいつも閉園まで楽しんでしまいます。ここはお弁当を持って来れば1日遊べますね。こんな天気の日は近場で、散歩もいいものですね。
2021.07.05
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六甲を歩く パート3はこの間の続きで、まやケーブル、ロープウェイで掬星台まで行きわからなかった摩耶山山頂を探して六甲山を目指します。10時の始発のケーブルで登ります。たくさんの人が乗り込みました。ケーブル下駅前回下りで乗った時にも思ったことですがこのケーブルはすごい傾斜を登ってゆきます。ここを歩いて直登するのは大変なことでしょう。摩耶観光ホテルの廃墟1930年に開業して、1990年に閉鎖されました。今は「廃墟の女王」といわれ、摩耶再生の会の努力で産業遺産として「国の登録有形の文化財」の登録に廃墟としては一番最初に登録されたの建物だそうです。今は月に一回、このホテルとその周辺の遺跡を見学する廃墟ツアーがあるそうですよ。名前は摩耶遺跡(マヤ遺跡)だそうです。うまく付けましたね!!ロープウェイを乗り継いで星の駅に到着掬星台から摩耶山山頂を目指します。摩耶山頂(702m) 三等三角点なかなか立派な山頂が森の中に。しかし、摩耶山頂へは初めての人には、とても分かりにくい。さあ、ここから今日はスタートです。ここも廃業した オテル・ド・摩耶まだまだ綺麗だから、廃業は最近でしょうか。時が止まった感じがします。前回はアゴニー坂ではなく舗装道路を歩いたので今回はアゴニー坂を歩きます。要所要所に標識があり、わかりやすい。(その割に摩耶山はどこにも書かれていなかったわ・・・)六甲全山縦走路を歩きます。杣谷峠前回は布引の滝から穂高湖に来ましたそしてここから摩耶山頂を目指しました。シェール槍が見えています。岩々しているのがわかります。ところどころで、舗装道路を歩かなくてはいけません。六甲山を今まで歩かなかった理由の一つは若い時に車のドライブで来ることばかりで、山頂稜線は舗装道だから山に登るという感覚がありませんでした。写真のように大型の派手な定期バス通っているのです。神戸っ子にしたら、六甲は車で登るという感覚だったのです。しかし、舗装路からすぐに山道に入ってゆけるので足も心もホッとします。目の前にあずまやが見えてきたのでそこでランチタイム、おむすびを頂きます。ツツジが満開、山肌がピンクユキモチソウこんなところで見ることが出来てびっくり!!記念碑台のビジターセンターここでトイレ休憩六甲全山縦走路は山道や、舗装路など色々な道を歩きます。記念碑台 全景まるで公園です。神戸の市街が一望六甲山の開祖、イギリス人のアーサー・ヘスケス・グルームさんの記念碑グラバー商会のグルームさんが友人たちと私費を投じて六甲山上に4ホールのゴルフ場を作り、規模を徐々に広げて日本最古のゴルフ場の神戸ゴルフ俱楽部を作りました。 グルームさんは、日本、神戸が大好きで奥様も日本人で大変仲が良く、その間に15人もの子供がいたそうです。六甲山が好きで、六甲を切り開いて別荘を作り仲間と過ごすうちにゴルフ場を作ろうということになり道路も無く、重機もない当時は手作りで山を開墾し4ホールのゴルフ場を作り、植林や砂防も行って現在の六甲山の元を作った人で、その顕彰としてここ記念碑台に記念碑が置かれたそうです。ゴルフ場の中の、保護ネットのトンネルを通ります。ところどころでゴルフ場の芝生が見えます。ゴルフの趣味は有りませんが、ゴルフをやる人にとって日本最古のゴルフ場でプレーすることは憧れかもしれません。たしかに山の上で、眼下に街が見える所でクラブを振るのは快適でしょうね。アケビの花ミツバツツジの最盛期の良い時に登れました。大阪方面が開けています。みよし観音(美代子観音)1964年2月18日、59年前大阪空港から徳島へ向かった日東航空機が、尼崎の畑の中に墜落した事故でスチワーデスの麻畠美代子さんは7人を救助し、最後の一人を助ける時に飛行機の爆発で亡くなりました。尼崎の事故現場でなく、ここに慰霊碑が建立されたのはここから徳島に向かう航路が見渡されるからだそうです。六甲枝垂れ(ろっこうしだれ)六甲ガーデンテラスの中にある有料の施設です。夜はライトアップして、これ自体が光りますがこの中から見る下界の1000万ドルの夜景が素晴らしいそうです。昔の六甲ロープウェイの鉄塔とロープ何年も使われていませんが、撤去されず残されたままです。右はガーデンテラスの施設テラスから大阪方面の展望六甲アイランド方面この先で、六甲山頂から有馬温泉へ下りるか、ロープウェイ乗り場へ行って、乗って有馬温泉へ下りるか・・・思案しましたが前回同様、有馬温泉の登山口に付いたら、また真っ暗になりそうなので今回は初めて「六甲有馬ロープウェイ」に乗って下ることにします。神戸っ子ですが、初めてこのロープウェイに乗ります。前回、魚屋道(ととやみち)を下った時は秋でしたので紅葉がきれいでしたが今日は新緑がきれいです。有馬温泉駅に到着日帰り温泉「金の湯」に入って帰ります。ハーバーランドのモザイクの夜景とライトアップされた観覧車右にポートタワーが見えるはずですが、今は工事中でカバーされています今回で3回目の六甲でした。色々な歩き方で楽しんでいます。次の4回目が最後、六甲山頂から新緑の魚屋道を歩いて、有馬温泉の「銀の湯」に入ります。
2023.06.23
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9日(日)中部も梅雨に入ったのか、雨が続いた日曜日雨では山に行きたくない、と言ってもどこかで歩きたいということで5月下旬に行った愛知森林公園へ行って見ました。その時丁度、愛知県で第70回全国植樹祭が行われ天皇陛下ご夫妻が即位後初めての公務で、この愛知県森林公園で植樹をされる際の施設建設中でした。偶然にもそれを目の前で見ることができ、当日は関係者しか入れないのでその後はどうなったのか好奇心いっぱいでした。そして5月の花と代わって、6月の花も咲いているでしょうということでお昼過ぎまで待って、雨が降ったりやんだりする中を傘さして歩きます。今日は絶対貸切だね!! と思っていたら意外にもポツポツ人が歩いています。へェ~~私達みたいな人が他に居るんだね~有料の植物園に行く手前の広場には前回無かった物があります。何だろう?近づいてみたら、桧の間伐材で作られたテーブルのようです。向うに丸太を切っただけの椅子のようなのがあります。式典で使われたのか、その後に残った木材で作られたのかわかりません。でも、桧のすごくいい匂いが漂っています。そして竹林の横には何やらわからないものが、前回来たときにもありましたが。横から見てもわかりません。何に使われるのか・・・これはわかります、ブランコですね。これはその後ずっとここで使われるでしょうね。雨で濡れているので座れませんが、晴れたら乗って見たいな~植物園に入っていよいよ、式典会場の施設です。天皇陛下が座られたメインの施設にはブルーシートが掛けられていますがその手前の芝生が、円形や四角形に切り取れれたところが植樹したところですが、植樹した木がありません。植物園の入り口で、植樹した木はどこに植えられているのでしょうか?と尋ねたら、ここにはありませんと言われ、へえ~~?植樹祭はあくまでセレモニーなので、天皇両陛下の植樹された木は枯らしてはいけないので、森林公園では無く別の場所にそーっと移され大事に育てられるそうなんですって!!知らなかった~~てっきり囲いかなんかして保護されて、見ることぐらいはできるかと思ったのに・・・その場所はごく一部の人しか知らされてないそうです。なんだかガッカリしました。セレモニー舞台の天井の木の流れ・・・和の美という感じです。芝生広場の隅にはヒノキで作られた、これは何でしょうか?KIKIの「ひょっこりはん」です裏から見たらこんな感じです。舞台の裏もこんな感じあの入り口から天皇両陛下が入られたのでしょうね。後は傘さして花めぐりです。テイカカズラ一輪だけ笹の中に咲いているササユリ笹が密集しているので近づけませんからズームで。タイサンボク花は高い所で咲くのでズームでしか見られません。しかし、いい匂いが漂っています。ノアザミがあちこちに咲いています。展示館の前には、植樹祭で植えられた苗木の見本を展示しています。オカトラノオいつも最近は行かない岩石園に行ってみましょう。昔、雨あがりの晴れの日に行って、岩の上にヘビが日向ぼっこしていたのを見てから雨上がりの晴れの日は怖くて行きたくなかったのです。今日はまだ雨が上がったばかりですからいいかな・・・古墳もあるのですね移築したものではないそうです。キンシバイ雨に濡れてきれいです。スイレンも池いっぱい咲いています。KIKIは傘を持っています、サンバイザーは必要ありませんのに外に行くときは癖になっていますね。スイレン池の横は花菖蒲が咲きはじめ湿地ではカキランも咲きはじめ木道より下で咲くので、かがまないと写せません狭い木道でへたり込んでやっと写せました。コバノトンボソウカキランより小さく保護色だからなかなかピントが合いません。閉門までに戻らないといけないのでそろそろ帰りましょう。今日一番元気にたくさん咲いていたのはキンシバイでした。オトギリソウの仲間で、街路樹としてよく見かけます。これによく似て、おなじ仲間のビヨウヤナギは雄しべが長く固まってたくさん咲きます。それも街路樹に良く植えられています。植樹祭会場に戻ってきました。雨は止んだけれど雲が低くどんよりしています。右の奥の森の向うに、頭だけ少しみえる山は東谷山(トウゴクサン)です。名古屋はほとんど平野なので,標高198mの東谷山でも一番高いのです。午後から閉門までブラブラ歩きましたが、こんな天気にはこういう所もいいですね。たしかに、たくさんの人が散策していたのでびっくりしました。
2019.06.13
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六甲を歩くパート2は新幹線 新神戸駅の裏から登って布引の滝経由で川を何度も渡渉するトエンティクロスを通り北アルプスの、大正池と河童橋のミニ版シェール道から穂高湖とシェール槍に登ってア―ゴニー坂から掬星台そこから摩耶山山頂へ行くつもりが山頂がわからず、ケーブルカーで下山しました。ところが、下山して帰宅したら、カメラの写真をパソコンに取り込む前にすべてを消してしまうという大ドジをやらかして真っ青!!幸い一緒に歩いてくれた塩見のお兄さんの、スマホの写真があったのでそれを送っていただいてようやくブログにアップできました。新幹線の新神戸駅から歩いてすぐ布引の滝都会のすぐ裏山に、こんな立派な滝があるとはだれが想像できるでしょうか岩をうがつ水のしぶきが、汗かいた肌に気持ちよくここでサンドイッチの遅い朝食を頂いて休憩。まだ両親が生きていた時この奥のハーブ園にロープウェイで登って歩いてこの滝に下りてきたことを思い出しました。日ごろ山歩きをしていた父でしたがこの山を下るときに足元がふらついてその時に初めて、父の年齢を実際に感じたことを思い出します。私にとって、布引の滝は父との最後の山歩きの思い出です。見晴らし台から神戸の街猿のかずら橋もう巻き付いていたカズラがほとんど無くなってますトエンティクロスの案内が出てきました新緑がまぶしい五本松の堰堤堰堤の横の急斜面を汗かきながら登ります布引貯水池小学校の時の遠足は、ここだったと思いだしました。神戸の水がめこの水は神戸ウォーターと言われて、外国航路の船に詰め込まれても水が腐らないと評判だったとかでも今の神戸の水は、いろいろなところからの水が混ぜられているそうです。桜茶屋から紅葉茶屋と続きます。平日なので茶屋はやっていないのでしょうね。天気が良くてめちゃくちゃ暑い小川のせせらぎとちいさな木橋笑っているのはこのあたりまで。この後、黒岩尾根登り口で、通行止め看板があり登山道崩壊のために大回りしなければならないのですがネットで調べたら通過できるようなので、自己責任でそのまま進みました。しかし、途中で崩壊地手前で、道が間違っていてそのまま進めずあきらめて戻り振り返って見たら、しっかりした踏み跡を発見無事、崩壊地を抜けてホッとします。目標の一つ河童橋北アルプスの河童橋の名前を付けていますミニ河童橋神戸にもあるのですね河童橋ミニ大正池確かに立ち枯れが・・・ここで昼ご飯も考えたのですが、時間切れを考えて先に進みます。大正池と河童橋実際の北アルプスは、大正池に河童橋は掛かってませんね。綺麗な六甲の水が流れています。ミツバツツジが満開このあたりで食べようか・・・ヤマブキが満開このあたりでもいいね結局何でもない道端に座っておむすびを頂いて。立派な石積みの川を渡って徳川道へ看板はあるけれど、その説明の石積みは崩れているようです。もうすぐ穂高湖です穂高湖この名前も北アルプスにちなんでますね誰がつけたのでしょうか、憧れの北アルプスなのでしょうか向うに見えるとんがりはシェール槍実家の檀家寺の能福寺の住職さんから聞いていたシェール槍です。いつか行けたら…と思ってました。湖畔の桜とツツジ今からあそこに登るよ~~貸切の穂高湖穂高湖の周りツツジの最盛期岩登り開始このあたりから急斜面の岩場を登る私が登って来たあと少しがんばれ~~狭いピーク岩の一番端まで行って見よう結構な崖の上ですさっき居た、穂高湖あの桟橋に居ましたよバス通りの杣谷峠お釈迦様のお母さまを祀っている、摩耶山天上寺アゴニー坂をやめて、舗装道路を歩きます。六甲山はツツジが多いのね摩耶山頂がわからず、掬星台に行ってしまった。掬星台(690m)の広場から神戸の街はすごい展望摩耶山の山頂ではなく掬星台の山頂表示夜景のすごさは想像するだけでもすごい!!真ん中の半円の変わった建物は、メリケンパーク オリエンタルホテルです。摩耶ロープウェー「星の駅」時間切れなので、「まやビューライン」で下山します。ロープウェイの後は、少し歩いて「虹の駅」からケーブルカーに乗ります。「まやケーブル下」から神戸市バスに乗って三宮へ。今日のパート2は摩耶山頂へ行けなかったので次の六甲パート3 は摩耶山頂から六甲山頂目指し有馬温泉へ。
2023.06.21
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9日(土)日曜は地区の運動会があるので、土曜に愛知県設楽町の段戸山と岩岳に登ってきました。段戸山は今回で昨年に続いて登り7回目、岩岳は6回目です。ほとんどセットで登っています。今まで何回も登っていたのに、はじめて段戸山山頂から富士山が見えました。今まで何度も登っていても初めて見ました、本当にびっくりです。今日一番の嬉しいことです。まず段戸山に登ります。広域農道から橋を渡って山に入ります。カモシカの足跡橋からすぐに尾根に取り付いて、急登を登ります。私が指さしている下の所が橋です。昨年は、新しく切り開かれた作業道をかなり上までどんどん登ってしまいました。おまけに下山するときに、二股に分かれたところを左の道を選んで登りと違う作業道に下りてしまい、どこに出るのだろうと不安になりながら下りたので今回は赤テープ持参で登ります。去年よりまた新たな作業道が出来て、登山道が寸断されわかりにくくなっています。植林の中に先客の付けた赤テープが頼りになります。尾根の上ではところどころ、看板も有るので安心尾根の高いところを目指します尾根のピークを90度右へ一瞬ここが山頂??? と思うような看板木のカットが→になってます。笹藪に突入笹藪はかなり続くまだ笹藪ですが、踏み跡はわかるので安心直角に曲がった木折れているわけではありません、ねじ曲がってます。笹藪の背丈が低く、少し笹藪が少なくなっている所に目印の岩があります。この岩が出てきたら山頂は近いのです。黄葉しています。一本だけ紅葉の木山頂稜線感じの良い自然林が広がっています。段戸山山頂広場(1153m)鷹ノ巣山とも言われ、二等三角点があります。左の大きな木には以前は梯子が掛かっていましたが、もうありません。周りは木が茂っていますが一か所だけ南側が見える所がありますそこから、富士山が見えたのです少しズームで今まで何度も登っていますが、ここから富士山が見えたのは初めてです。とても得した気分です。最後まで貸切の山頂でランチタイム山頂広場は笹が茂って広場で無くなっています。山に戻っていくのですね。この後富士山をしっかり目に焼き付けて同じ道を下りました。次は岩岳に登ります。ザックをポーチに替えて、レインウェアとお茶とトイレ用品とへッデンだけ入れて今日は岩岳林道を往復歩きます。この林道を歩くのは初めてじゃないのに、20分くらい歩けば登山口かとたかをくくってましたが40分~45分も掛かって目印の看板咲き残りのセンブリやっと登山口ここから山に入ります。もう山の中の谷筋は真っ暗です。西日がかろうじて登山道を照らして尾根道に合流分岐標示緩やかに下ったり登ったりしながら次は湯谷登山口との分岐突き当りに大岩山頂の大岩です。大岩の右横から登ります。この山の一番気を遣うところです。岩岳山頂(1051m)岩岳山頂は岩の上の、たたみ4.5畳ほどの広さです。正面の岩の前の山は仏庫裡(ぶっこり 1072m)です。南側は三ツ瀬明神山と、大鈴山や鹿島山(平山明神山はその間から山頂が少し)が見えています。写真を撮ったら、大急ぎで下山しないと日が沈みそうです。日没になっても林道まで下れば安心なので、すごい勢いで下山します。結局、林道を車まで戻る途中で日が沈みましたが周りはまだ明るく完全に真っ暗になっていないのでへッデンを使わずに下山できました。スタートが遅かったのでダブルヘッダーは厳しかったけど何とか二つ登れました。これからは秋のつるべ落としで、昼間の明るい時間が少なくなります。スタートを早めるか、登る山を選ばないといけませんね。
2024.11.15
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岐阜県揖斐川町(旧坂内村)の五蛇池山(1148m)に登って来ました。朝のうちはすごく寒くて、手がかじかんで薄手のジャケットを後悔したけれど歩き出したら暑いこと、天気予報どうり快晴ですばらしい登山日和。この五蛇池山は2001年に登って以来6年ぶり。しかし1999年と2004年に同じ林道を使う蕎麦粒山(そむぎやま 1297m)に登っているので大谷川林道は今回で4回目です。 大谷川林道を終点まで行って、そこから歩き出したらすぐに崩壊地。来るたびにだんだん崩壊地が大きくなっています。この崩壊で林道が途中から寸断されたのです。ロープがかかってほぼ垂直に近い崖を20~30m登っていきます。林道に出て20分位歩くと再び崩壊地です。以前は崩れたところの縁を、崖の木の根と細いロープを掴んでなんとか歩けたのですが、だんだん崩壊が広がり、今回は途中から上によじ登って、迂回していくように変わっていました。ここは来るたびに少しづつ変わっています。その先はイヤになるほどの林道歩き。落石や草が生えて、以前より山道に戻っています。林道終点近くからミヤマカタバミの群生が見られるのですが朝が早いのかまだ開いていません。きれいな川の横を歩いていきます。このあたりの景色はすばらしいのです。苔むした岩と清流と雑木の新緑。マイナスイオンいっぱい!!ミヤマカタバミのピンクが多いのもここの特徴です。蕎麦粒山への分岐を過ぎて川の右岸を巻いてゆき、左岸に取り付いてからは木の枝、根っこ、しっかりした岩など何でもつかめるものは掴んで滑りやすい崖というような道(?)をよじ登って行きます。滑落しそうだな・・・と思ったとたん、前々回の雷倉の滑落を思い出しました。この沢の高巻が一番緊張したところです。やっとの思いで沢の芯まで来たら、今度は急斜面を笹の茎をつかみながら登ってゆきますと五蛇池峠です。初めて蕎麦粒山に登った時は、分岐を見過ごしてこの五蛇池峠まで来てしまい愕然としたものです。五蛇池峠から左が蕎麦粒山、右が五蛇池山です。ここからの蕎麦粒山はすごい藪漕ぎでやっと蕎麦粒山の山容が見られるところに出た時はうれしいというより、これからまだあそこまで行くのか・・・と思ったら力が抜けてへたり込んでしまいました。でもその後、ここまで来たら登るしかないと思い直して藪こぎついでに、根曲がり竹を取りながら、シャクナゲの満開の小蕎麦粒山を登り、いったん大下りして蕎麦粒山についたのです。そんな峠で今日は右の藪漕ぎへ・・・藪漕ぎで下を向いているから、足元のピンクのイワウチワの群生を、飽きるほど見られたけれど(前に来た時はこんな藪漕ぎだったのかなあ~)と思うほどの藪漕ぎ。枝が鼻に刺さるわ、耳に入るわ、目に刺さるわ・・・払った枝が跳ね返って鼻を直撃・・・ウ~~~ッ・・・しばらくは声が出ません。鼻血が出るかと手で受けていましたが、でなくて良かった。《右が小蕎麦粒山、左が蕎麦粒山》途中で展望のいいところで蕎麦粒山と能郷白山を見て山頂目指して登ってゆきます。三等三角点の山頂は5~6人も立てばいっぱいになるほど狭い。日陰を探してお昼食に・・・一時間ほどゆっくりしたら下山開始。下りは藪こぎでも早い!!峠に着いて今度は滑りやすい急坂を笹を掴みながら下ります。谷に出たら左岸を高巻き。ここから緊張が続きます。枝はあまりあてには出来ません。昨年11月、名古屋の女性が持った枝が折れて滑落死しているのです。滑りそうなすごい斜面を、ロープなしで下りていく。喉が緊張でカラカラ・・・手袋していても手首に傷がついていました。やっぱり山は長袖、長ズボン、手袋ですね。こんな時はWストックは邪魔なんです。やっと谷まで下りて見上げた斜面の急なこと!!しばらくここは来たくないわ~~~(前回より少しルートが変わっているように思えるのですが・・・)前回は若かったから体力があったのかな・・・そして二箇所の林道崩壊地を越えて車に戻って来ました。五蛇池山はこんなにすごい山だったのかな・・・体力落ちたのかなあ・・・では後ほどこの山の花のスライドショーをUPしますね。スライドショーはここをクリックしてね
2007.04.30
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20日(日)最近新しく作られた鳩吹セブンマウンテン鈴鹿のセブンマウンテンは知っていましたが、鳩吹セブンマウンテンは最近できたそうです。鳩吹山、西山、天神山、桃山、東山、大平山、継鹿尾山をつないで鳩吹セブンマウンテンというそうです。今日は、鳩吹山の東の西山に登ってきました。犬山市の木曽川沿いの栗栖神社から登ります。調べてみたら、2010年1月以来13回目で、最近は冬はほぼ毎年登っています。栗栖神社神社の横を通り過ぎ、奥のアベマキの大木の横から登ります。何度か、この栗栖神社から桃山ルートで登っていますが初めての時は神社の本殿の裏から登ったことがありその時はものすごい急斜面で、滑って止まらなかったら神社の本殿を突き破るのではないかと心配しながら登ったものです。急斜面をジグザグに登る途中名勝指定境界という杭を見つけました。こういうのは初めてです。急斜面を登り切ったら、木曽川の流れを犬山の市街を見下ろして、ホッと一息少し緩やかになって少し歩いたら桃山の山頂(168m)珍しい御料局三角点があります。来た道を振り返って御嶽山が雲をかぶってうっすら見えています。あの雲が取れることを祈りながら進みます。ズームでみたら、山頂部に横に長い雲がかかっています。登山道は予想以上に温かく、ミツバツツジの蕾も膨らんでいます。自然林の登山道は気持ちが良く落ち葉を踏んで歩く快適さ、冬の山歩きは落ち葉の音のサクサク音がBGMです。尾根上の鉄塔の広場は明るいひだまり今日は今のところ風もありません。以前にはなかったような気がする分岐左の支尾根に下ると栗栖集落の大泉寺に下りられるというので帰りにはここを下りることにします。自然林の登山道を進むと二股になった分岐を左のほうへ右の前方に西山が見えてきました。足元にはスミレが咲いています。いよいよ春の花の季節です。突然、急斜面の足場の狭いところに片足の幅しかありません。そこを抜けたら少しずつ登り始め途中で、登山道整備してるボランティアさんに出会いました。登山道の改修、標識設置、草刈りなどコツコツとやってくださっています。おかげで、こうやって安心して楽しく歩けます、本当に頭が下がります。少しお話して登ってゆきます。前方に西山西山の全景が見えてきました。左の川原ルートとの分岐天神山(313m)伊吹山と高賀三山、御嶽山御嶽山猿喰城(さるばみじょう)から明王山と金毘羅山の山左奥に伊吹山伊吹山のズーム高賀三山と、その右奥に白山(右)、別山(左)ズームして見たら、白山の山頂部には吹雪いているような雲がありますが別山の長い尾根暖かいひだまりを行くと前方の高いところが第5展望台といわれる岩場第5展望台の下のベンチ恵那山山頂部に雲がかかっています。第5展望台の一段下の吹き溜まりのようなところにベンチの名残があって、そこで今日はランチカップ麺と、玉子焼きと、ウィンナーと、山菜おこわ食後の飲み物をいただいて、ゆっくり一時間の休憩西山の手前で東側が、木の間から開けている所鳩吹山と、その向こうに恵那山が一直線です。一登りしたら、西山山頂(340m)木が切られて南側に少し展望が出来ました。三等三角点のある広場写真を取ったら、下山しましょう。行きには立ち寄らなかった第4展望台という、岩場へ向かいます御嶽山の雲が少し取れています。やはり御嶽山は中部のランドマークですね。木曽川の流れ右奥に鳩吹山御嶽の足もとの山並みの手前先週の鬼飛山、大谷山、八坂山が見えています。大泉寺へ下る分岐に戻ってきました。大泉寺へ下るこのルートは初めてです。初めてのルートはどんなかな~~とワクワクします。赤白の鉄塔の横を通りそこからは、左の急斜面をジグザクに下りて鉄塔巡視路を下ってきました。谷のどん詰まりは大平洞の砂防ダムです。川平ルートの手前に下りてきました。丁度梅が満開です。ブラブラと栗栖神社まで戻って周回は完了。今日は可児市のカタクリが満開のようで小天神のルートからは、きっとたくさんの人が鳩吹山に登っているようです。そのせいか西山の方は意外に人が少なく静かでした。これからは、春の花のある山行きになりそうで期待しています。
2022.03.21
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17日(日)犬山市の寂光院から登る継鹿尾山へそこから大平山へ登って下りてくるという周回をしてきました。継鹿尾山は1996年1月に初めて登って以来、7回目。もみじ寺で有名な寂光院は、紅葉には少し早いけれど台湾からの観光客がいっぱい来ていました。しかし何といっても今日は思いがけず各務原の自衛隊の航空祭の日で登山道を登っていると、戦闘機の轟音が鳴り響き変だなあ~~と思って、山頂手前で下山して来られる人に尋ねたら山頂のあずまやから、航空祭の目玉の戦闘機の編隊飛行が見られるというのです。大急ぎで山頂に向かいました。この写真は、山頂のあずまやで800mmの望遠レンズを構えた方からいただいた写真です。私の写真ではこれほどきれいに大きく写せません。とても詳しい方で、その方の説明が無ければ全くわかりませんでした。手前からT4が2機、その次はF15が2機、その向こうにT4が1機一番向こうにF2が2機 です。パイロットの姿まで写っています~~山よりも戦闘機の編隊を見られたということで興奮しました。これほど近い編隊はとても飛行技術が要りますね。スタートは寂光院の階段大平林道の入口に車を停めてここまで歩いてきました。右側の車道をあえて通らず、東海自然歩道であるこの階段を登ります。車道を嫌って下りてくる人もたくさんいます。登り切ったら、社務所のある広場いつも気になるケーブルカーが停まっています。ザックを背負っている登山者は乗れません(´;ω;`)(でも一度乗りたいな~~)脚の悪いお年寄りなど、ハンデ―のある人用なのね。大黒坂を登ります。こういう階段が続きます。階段の段差が低く作っていますが、お年寄りや足の悪い人にはこの長い階段はつらいですね。途中で一休みしていたら、右の谷をあのケーブルカーが下りてきました。寂光院の本堂の裏です。ここからの紅葉のモミジとの写真は良いのですが、紅葉が今一つです。青空と紅葉になりませんね。紅葉最盛期なら真っ赤になります。継鹿尾山へ登る途中で振り返りました。境内の紅葉ですが・・・もうちょっとですね、来週かな~~登山道は所々石仏空は轟音が鳴り響き、山道の静寂は程遠く、変だなと思いながら登ります。結構急斜面を登ります。参道でもある登山道御嶽神社と駒ケ岳神社を祀っています。左には明王山の山並みその手前はうぬまの森から登る陰平山次に向かう大平山の稜線最後はすごく頑張って、山頂が見えたよ~~継鹿尾山山頂(273m)二等三角点があります。この写真は山頂に着いたら、先にあずまやで戦闘機の写真を撮ってお昼ご飯を食べて、次の大平山へ向かう前に撮った写真です。山頂についたらすぐにあずまやに行って飛行機の写真を撮ったので順番が反対になってしまいました。登り着いたら先に、あずまやからこの写真を撮りました。木曽川の流れと犬山城と、犬山遊園の観覧車向うの三角錐の山は伊木山です。伊木山の右奥に自衛隊の各務原基地があります。ズームで写してみました。飛行機が停まっていますね航空祭の日は一般の人が入れるので、飛行機の右側に人がいっぱいいます。この写真ではわかりにくいですね。待っていたら、轟音とともに戦闘機とカーゴ機の編隊がやってきました。あずまやの屋根のひだりからやってきます。これは私が写した編隊の写真を切り取りしたものなんとか写せたたった一枚です。頂いた写真と比べたら、コンパクトデジカメですからピントが甘いですね。あっという間に飛んでゆきます。カーゴのC2です。あずまやの手前で旋回したので、横を向いてくれました。色々詳しい方に教えていただいてお昼ご飯の後、また戦闘機が飛ぶということでしたが名残惜しかったけれど、次の山に向かわないと時間がありません。詳しい方にお礼を言ってお別れをして次に向かいます。継鹿尾山から次の山に向かうのは長い階段を下ります。長い階段を下り切ったら、いくつかのピークの連続した尾根を縦走します。この尾根のピークは木が茂っているので、最後の飛行の状態が見えません。木の間から見られるところを探して、ほとんど休まず縦走します。結局、途中で爆音が聞こえるけれど、木で戦闘機の姿が見えないまま飛行の実演は終わりました。一番低い底になる、石原登山口まで下りてきました。時間が無ければここから大平林道を下りますが大平山へ向かいます。石原登山口から鳩吹山へ登り返しです。この、登り返しはきついのです。途中で、大平山へは左へ向かいます。道なりに進むと、わかりにくいところも有るのでところどころの標識に助けられます。狂い咲きのツツジ大平山山頂(291m)日が西に傾いて焦ります。薄暗くなって、川面が太陽で光っています。ズームで、犬山城と木曽川の流れ名古屋方面は結構はっきりと写せました。尾根が西日に照らされています。「ゴジラの背」と勝手に名付けた岩の露出帯です。ここから急下りになります。途中で、撮影もできないくらい急斜面を、木を掴んで下りてやっと、登山口に下りてきました。急斜面だとわかりますか?大平林道の入口一周回ってゴールです。今日は思いがけず、各務原自衛隊の航空祭の日で継鹿尾山の山の上からはその飛行が良く見えたのでとても、得した気分でした。でも、詳しい方が色いろ教えてくださったから楽しめたのでわからない私たちだけなら、すごいね~~だけで終わったでしょうね。素敵な写真も頂けたのでブログに載せることでもできました。ブログ上で改めてお礼申し上げます。まだどこかでお会い出来たらいいですね~~
2024.11.22
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7月7日(月) 礼文島へ向けてセントレアを出発。天気予報は一週間前くらいなら精度が高くかなり前から航空券を買うのは一か八かの大勝負です。刻刻と変わる天気予報に振り回され、おまけに大型台風まで発生してドキドキしながら出発です。1日目は稚内で宿泊し、翌日一番のフェリーで礼文島へ渡ります。北の果て、利尻礼文サロベツ国立公園の礼文島と利尻島はバットのように細長い礼文島、ボールのように丸い利尻島はセットみたいに並んでいます。稚内からハートランドフェリーに乗って、礼文島の香深港へ向かい幾つかのハイキングコースの内、桃岩展望台コースを歩きます。天気は曇りですが、雨の心配はなさそう。バスで知床(同じ地名ですが、あの知床ではありません)で下りて元地灯台のほうへ緩やかに登って行きます。知床は小さな漁村です。吉永小百合主演の映画「北のカナリアたち」のロケ地になったところらしいです。歩き出してすぐ、草原にはマメ科の花の多いこと!!!クサフジでしょうか、チシマゲンゲ?カラフトゲンゲ? ヤマブキショウマ?がいっぱいミヤマキンポウゲセンダイハギ これもマメ科チシマフウロが雑草のごとくいっぱい。火曜日だし、時間的にもまだ混んでません。オニシモツケの草原イブキトラノオ 北海道の花は色が濃くてきれいです。元地の灯台レブンウスユキソウ 礼文島固有種で、この花も見たかった花のひとつ。草原のあちこちに ヒオウギアヤメが咲いています。ツバメ山へ緩やかな登りの手前でガスが湧いてきました。レブンキンバイソウ これも礼文島固有種で見たかった花です。花びらのように見えるのはガクで、おしべのように見えるのが花です。レブンシオガマ 本土より大型化しているので目立ちます。レブンハナシノブ これは反対に本土のミヤマハナシノブより背が低くて草むらの中に咲いていては見つけにくい。ガスで花びらが濡れています。ツバメ山を登りきって海岸線が見えてきたら、ガスが少し切れ猫がちょこんと座っているような 猫岩元地海岸と右の大きな岩が桃岩。でもここからは桃の形に見えてません。雑草のごとく チシマフウロが・・・右奥に桃岩展望台があり、数人の人影も見えます。猫岩近くに駐車場があり、観光バスが停まっています。小高い丘から、丁度目の前に「猫岩」が見えるのですね。桃岩に近づいたら少し桃に見えてきました。桃岩展望台 誰も居ません貸切です。訂正・・・猫が一匹いました。ゆっくり花探ししながらここまで来たら、丁度ランチタイム。食べているうちにどんどんガスが消えてきます。青空になって気分良く、香深港へ下りて行きましょう。16時05分発のフェリーで 利尻 鴛泊港へ。40分の短い時間だから デッキに居る事にしますが寒い!!民宿に到着して夕食までの間に裏に出たらフェリーではガスの中に隠れていた利尻岳がだんだん姿を現して利尻富士と言われる、秀麗な三角錐のお姿がのぞめました。は~~い夕食です。これにミニホタテの味噌汁が付きます。左の紙鍋は名物のたこしゃぶで、右のコンロは大きなホタテのバター焼真ん中はニシンの塩焼き、その向こうに焼きウニ。茶碗蒸しはウニが入っています。刺身(ホタテ、イカ、甘エビ)、ウニの小鉢・・・etcおかずが多くてごはんを二回もお替りしてしまいました。明日はウニ丼が出るそうです。楽しみ~~~明日はいよいよ本命の利尻岳登山です。今日は早く寝て明日に備えます。
2014.07.11
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7月2日(土)は高山市朝日村の丸黒山(1956m)へ登って来ました。この山も2002年9月に登って、9年ぶり二度目の山です。登山口の国立乗鞍青年の家に駐車させて本館の横から林道を山に入って行きます。昨日も雨が降って、登山道はぬかるんでいるところもあり笹も濡れています。今日の山は久しぶりに長時間歩くので、気を引き締めて行きましょう。歩き出したらさっそく、ベニバナイチヤクソウの群生のお出迎えです。幻想的なガスの漂う、針葉樹林の中を進んでゆきます。左の階段を登ると日影平山へ、まっすぐに進みいったん下ります。ブナの木平を過ぎ、岩井谷乗越まで来ると旧道と新道の分岐です。新道を選んで歩きます。枯松平山(1676m)の山頂はあまり山頂らしくありません。青年の家へは3.4K、丸黒山へは2.8K地点です。気持ちの良いダケカンバの森が右に広がっています。枯松平休憩所となっていますが、緊急避難も出来る大きな小屋です。ここが先ほど分かれた、旧道と新道が合流する地点です。おやつを食べて、ザックをデポしてナップサックで登ります。お昼ごはんは山頂から戻ってここで頂く事にしましょう。ガンバル坂手前のカラマツの林ガンバル坂登り切ったら白山見晴台というところに出ましたが、広場の周りは木が生い茂り、白山は見えません。以前は見えたのでしょうか・・・広場の真ん中の巨木は、ダケカンバとナナカマドの合体です。これほど大きなダケカンバは珍しいですね。根性坂確かに階段は根性が要ります。山頂手前の池見台という岩昔は乗鞍の五の池や権現の池が見えたのでしょうか今日はガスで何にも見えません。意外に広い山頂広場です。三角点の横にある祠にお参りをして、お昼ごはんを避難小屋で食べるために下ります。山頂を下りかけたら、おやおや・・・イチヨウランを見つけました。まだ花が完全に咲ききっていません。カメラを下から、下向いている花を写してみましたよ。今日はこのほか珍しい花を見つけました。クモトリソウです。一箇所そこだけに集中して咲いていました。この花は初めてです。花の形が変わっていて、見飽きることがありません。自然界の不思議ですね。ゴゼンタチバナマイヅルソウギンリョウソウこれらの花は、さほど珍しくないですが、最近写真撮ってないので、ひさしぶりに写しました。ヤマオダマキ も ベニバナイチヤクソウも群生しています。今回の山行きは思いがけないお花に出会えて至極満足、大満足です。この山の植生の豊かなこと!!やはり乗鞍に近いこの山は、豊かな自然に恵まれたすばらしい山でした。
2011.07.06
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10日(日)はまたまた養老山地の田代越え(鎌知土三角点)へ行ってきました。これからは日が短いので、行程の長い山行きはできません。先週は日没ギリギリに車まで戻ってきましたがもう、これからは冬の散歩です。養老山地には○○越えという山地を越える峠がいくつかあるのですがそのうちのひとつに田代越えというのが有ります。他に川原越え、二ノ瀬越えというのが有りますが二ノ瀬越えはもう舗装道路で車で通行し、山道では無くなっています。前回は2014年12月8日に同じ月見の森から登っています。その時のブログは下をクリックhttps://plaza.rakuten.co.jp/kikinoyamayuki/diary/201412090000/日帰り温泉「水晶の湯」の駐車場でもある月見の森の駐車場は日曜でもあるのでいっぱいの車ほとんどが温泉利用者の車でしょう。シャトルバスがひっきりなしにピストン運転してお客を乗せています。月見の森駐車場から「おいしい森広場」に向かいます。「おいしい森広場」なぜ、おいしい森なのか・・・くだものの木がいっぱい植えられているからでしょう。おいしい広場の上の高台におしゃれなあずまやがありその横から山腹を巻くように山道がつけられていてシャトルバスに乗らなくてもハイキングしながら日帰り温泉施設「水晶の湯」に歩いて行くこともできるようです。カサカサ落ち葉を踏みながら目の前に階段状の何かが・・・月見台濃尾平野を見下ろせる良い場所にある展望台です。濃尾平野を背に舞台があります。ここでコンサートでもできるのでしょうか。ここから温泉施設への道と離れて、我らは山をどんどん登って行きます。飯盛山を見ながら尾根に取り付いて山道を歩きます。赤松が多くて、赤テープや表示で侵入禁止となっています。松茸の時期は疑われるので、入山をためらいますね。鉄塔の下の切り開かれた尾根道から養老の山並みを眺め先週登った笙ヶ岳(一番右端)を確認して鉄塔の下の尾根をどんどん登って行基寺の展望台へ到着このあたりまでたくさんの人に出会いました。今日は風も無いので、暖かい稜線歩きは快適です。手作りのテーブルや椅子もありここでランチも良いですね。植林の中を歩いたり、常緑広葉樹の自然林の中を歩いたりいくつかの鉄塔の下を通ります。KIKIが見ているのは飯盛山(583m)です。落ち葉の絨毯の下を歩いていくと標識が有り矢印通り右へ行くと田代越えですがひとまずランチのために誰が名付けたか、青空広場(左)へ向かいます。ここにも手作りのテーブルと椅子があり以前より、だんだん増設されています。先客が出発するので我らに場所を譲って下さったので、ありがたく使わせていただきます。日当たりが良くて暖かくゆっくりランチタイム。今日はカップ麺と助六寿司とウインナー炒めと卵焼き、食後は抹茶オレです。ランチの後は目標の田代越えに向かいます。またまた植林の中をグニャグニャさまよっているみたいに、踏み跡が無ければ迷いそうです。また常緑広葉樹が多い森です。落ち葉の道は、落ち葉の下の石や折れた枝や根を踏んで、ねん挫しそうで歩きにくい。こういう道は落ち葉が無いので歩きやすいけれどほとんど樹林の中で展望はありません。この道では誰にも会いません。やっと向うに明るい尾根が見えて、そこが田代越えですやっと着いた~~ハアハア、ヘロヘロ~~立派な手作りの標識があるから、ここが田代越えだとわかりますがそれが無かったら通り過ぎてしまいます。標識の後ろの急斜面を登ると四等三角点が有り、点名 鎌知土(かまちど)田代越えの標識もありますがここは三角点のあるピークなので、田代越えはこの下の峠のことでしょうね。木には鎌知土三角点とあります。さあ、田代越えを後にして下りましょう。冬は日没が早いし、さらに森の中は早く暗くなります。同じ道のピストンなので写真もとらずさっさと歩いて「おいしい森」の上まで下りて来ました。朝より下界がぼんやりしています。ドウダンの紅葉がきれいで、このあたりがいかに寒いか・・・明るいうちに駐車場に戻って来て冬の散歩は太陽と競争です。今年もあと半月しか残っていません。近頃一年があっという間に過ぎていきます。若い頃、大人達がそう言っていたのが今は私がそう思ってます。冬の散歩でお茶を濁しながら花の咲く春を待ちましょう。
2017.12.12
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《 手乗りヤマガラ 》2月2日(土)は春日井市の弥勒山へ。色々なルートが有りますが、山頂手前までほとんど林道歩きで行けるルートで行けばリハビリになるし山頂まで行けたら、お楽しみが待っているということで春日井都市緑化植物園の駐車場へ。すでにいっぱいの駐車場で何とか一台分空いていたので停めて道樹山からの縦走では今の足では、距離と所要時間が長すぎるので弥勒山へ直接向かうルートで歩きます。県道を横切って都市緑化植物園の北側の森に入ります。木漏れ日の中、歩きやすいフカフカの道はリハビリウォークに丁度良く今日は久しぶりに山を歩けるとワクワクします。少し歩いたら林道に出て簡易舗装や未舗装の林道をグネグネ歩きますがこれもリハビリウォークにいい感じです。林道の途中で小屋があり、帰りはここで少し遊んで帰りました。その先の右側に登山口が有りますが、そこを登らず林道をもっと歩いて、その上の登山口から登りますがこれは少し失敗でした。今の足首では斜度がきつくて、帰りはとてもここを下る事はできません。登りもとても慎重に、足首が捻るような場所には左足は置けないので左足を置く場所を選びながらゆっくり登り、山頂稜線に到着。後は稜線を右に、山頂に向かって7~8分歩くと山頂。弥勒山山頂(437m)スタートを遅くしたため、たくさんの人が下山していたのでたぶん空いているだろうと予想していましたが、やはり人気の山なのでまだまだ人がいっぱいです。御嶽山が見える北東側を向いてお弁当を食べていたら娘さんとご両親の親子連れがクルミを手にして小鳥を呼んでいます。小鳥(ヤマガラやシジュウカラ)は木の枝に止まって様子をうかがっています。娘さんの手にヤマガラがとまってくれました!隣の男の子もクルミをもらって手を差し出します。手のひらのクルミをあっという間にとまって取って飛び立ちます。瞬きする間も無いほどの早業。子供たちは大喜びでキャーキャー言っています。今度はお母さんの手にとまってくれました!!私にもクルミをくださったので、やって見ました。しばらく待っていたら、私のてからクルミをたべてくれますがものすごく動きが早くてカメラのシャッターが間に合いません。左手にエサのクルミ、右手にカメラがとても難しいのですがやっととまってくれたのを写せました。ヤマガラ以外にシジュウカラもいますが、ヤマガラより警戒心の強いシジュウカラはほとんど手に乗ってくれません。山頂の北側には山の名の由来になった弥勒菩薩が祀られた祠がありその祠のお皿に、誰かが小鳥のエサを入れているようでとまって食べているようです。雪を被った御嶽山や中央アルプスは、かろうじて見えましたが写真では空とあまり区別が付かずしばらくヤマガラと遊んで下山します。下山は山頂稜線を戻り、先ほど登ってきたところより手前の朝、登るのを止めたところに下りるコースで下りて来たら林道にある小屋で、山頂でクルミを下さった親子がヤマガラと遊んでいます。《娘さんの手にとまったヤマガラ》山頂に居たヤマガラが下りて来たようでここでは人が少ないのでヤマガラが山頂より長く手にとどまってくれるような気がします。そこでもたっぷりヤマガラと遊んで、今日もリハビリウォークは大成功。歩くだけでなく小鳥とも遊べて、大人でも楽しんで山歩きが出来るので弥勒山は大人気です。1996年に初めて登って以来、今日で7回目ですが最近は特に小鳥と遊べる山としてTVでも放送されたりして年々人気で、平日でも大混みの山です。山頂でお昼ご飯も食べられないほどで今日も登山口まで下りて来てお昼ご飯を食べている人がたくさん居ました。(ただし、山頂はバーナー禁止なのでご注意くださいね。最近はそういう山がこの近くでは増えました)
2019.02.05
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29日(月)春日井の都市緑化植物園の築水池のシデコブシと犬山市の八曽湿地のシデコブシの両方を堪能してきました。当初はどちらにするか迷った末、春日井の築水池のシデコブシ群生地にしたのですが途中で気が変わって、犬山の八曽湿地にも行くことにしました。前回、黒平山に登った帰りに湿地の横の道を通った時にシデコブシの群生地の看板を見ていたのです。シデコブシの咲くころにまた来ようねと言っていました。築水池の南東の道を進んで行くミツバツツジが満開湖畔広場のミツバツツジはもう盛りを過ぎています。築水池の下にある湿地のシデコブシ日当たりが良いので、もう最盛期を過ぎています。やはり今年は花が早い!!ミツバツツジは最盛期月曜だからか人が少なく貸切みたいシデコブシはやはり最盛期を過ぎています。保護柵の中のハルリンドウニリンソウミズバショウミツガシワ一番谷底のシデコブシはまだ蕾の木も有りますヒゴスミレアセビも満開ミツバツツジとシデコブシの競演築水池から見る春日井三山の弥勒山(左)と大谷山(右)西高森山のすそ野のあずまやでお昼ご飯を食べていたら、突然、相棒が「西高森山に登るのをやめて、今から移動する!!」と。大慌てで犬山市の八曽自然休養林に向かいます。亀割の駐車場は満車状態ですが、何とか停められました。八曽自然休養林の「犬山ふれあいの森」中にある八曽湿地へ向かいます。亀割の駐車場から林道を歩いて行きます。両脇にはミツバツツジが満開点在して咲くミツバツツジがあるだけで気持ちが高まって歩けます。山の神の分岐今日は良い天気で暑く風も無く、サンバイザーでは暑いので帽子をかぶります。太陽はもう西に傾いて、帰って来る人はいても、こんな時間から歩く人はいません。八曽湿地のシデコブシの群生地シデコブシの向うにヤマンバがいます。ここは築水池より花が少し遅いようです。ショウジョウバカマも最盛期です。6.53ヘクタールのこの湿地は尾張北部では最大規模で、すごい本数のシデコブシの群生地です。ちょうど最盛期で、築水池より見頃です。こちらに来てよかった!!ハルリンドウの群生は今まで見たことが無いほど!!向うに展望テラスが見えます。あとで展望テラスに行って見ましょう。これでもかというほどハルリンドウの群生数ではシデコブシにも負けていません。KIKIの足元にハルリンドウがいっぱい!!シデコブシの向うの展望テラスから手をふるKIKIここは周りが植林に囲まれているので春日井の築水池より少し花が遅く、今が見ごろです。湿地に居る時からブンブン、ヘリコプターの音がしきりにするのできっとヘリコプターの基地で演習をしているのだと思って好奇心でパノラマ展望台へ急ぎます。パノラマ展望台の近くに来たらヘリコプターがホバーリングしています。人を釣り上げています。この後ヘリコプターが去って行き、もう戻って来ません。ちょうど最後の演習を見ることが出来ました。せっかくなので岩美山へ立ち寄って帰りましょう。西日が逆光になってあまりきれいに写せません。今日は盛りだくさんの花の追っかけが出来ました。シデコブシのほかにミツバツツジ、ハルリンドウが目をつぶれば瞼の裏にしっかり焼き付くほど見られました。花がたくさん咲くと、写真の枚数が増えてブログに載せるのが大変ですがただ山に登って景色を楽しむだけでなく、花を愛でる楽しみが増えます。これから夏に向けて山の楽しみが増えますね~~
2021.04.04
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5日(土)岐阜県川辺町の遠見山と権現山(御嶽山)に登ってきました。日曜日は風がつよっく寒い予報なので今週も土曜に登つことにします。川辺町の下麻生の公民館に停めさせてもらって登ることにしようと駐車場に入ったらたくさんの車が停まっています。用意して出発すると、30人近い人数のグループの一団が下りてきたり数人がわれらを追い越して登って行ったりで2019年11月に初めて登った時よりもなんだかすごくにぎわっています。あの時も地域のイベントで、遠見山に登る人が多かったのですが今回はそれ以上です。理由はこの後わかりました。登山口から見上げたら見晴らし岩がそそり立っています。JR高山線の下をくぐる小さなトンネルトンネルからすぐに急斜面に取り付きます。前回来た時より、登山道が整備されています。急斜面なので、丸太の土留めがあるだけでとても登りやすくなっています。稜線が見えてきました。この間たくさんの人が登って追い越してゆきました。稜線に新しい看板も出来ています。地元の力の入れようがわかります。稜線を右に行けば、山頂(秋葉神社)ですがその手前に「南天の滝」の看板も出来ています。その右を登っていくと山頂ですが、先に左の「見晴らし岩」へ向かいます。稜線の先に岩が見えています。岩に立つと、足元は下麻生の集落とその向こうに飛騨川の流れ。今ブームになってたくさんの人が登ってくるのはこの景色を見るためだそうです。飛騨川の流れによって浸食されて残った土地がアメリカのグランドキャニオンのホースシューベンドさながらの景色です。登って来た人が、最近テレビでこの山を放送していたのでやって来たというのです。だからたくさんの人が登っているのですね。遠見岩の上に載ってこの横先ほどの見晴らし岩と同じに絶壁です。城池枯れることが無い池だそうで、ここに城があった時は、この池の水が貴重な飲用水だったのでしょう。秋葉神社のある山頂遠見山山頂(272m)この後、南天の滝の方へ向かいます。どんどん下っていきます。ここからも、たくさんの人が登ってきます。林道に出ました。ここも登山口ですね。看板も設置されています。景行天皇がこの滝で水浴びをされたので、天子の滝ともいわれています。不動明王様をお祀りしているようです。このあたりはナンテンの木が多く自生しているそうです。山に入っていくと素敵な曲木の橋がかかっています。その橋を渡ってい左の方へ行くと「南天の滝」今は水量が少ないので、真ん中は流れていませんが雨の後や夏は、真ん中に大きな滝が現れるのでしょうね。KIKIもお賽銭を入れてお参りしました。日後谷に落ちる滝林道をテクテク歩いたら、ゲートがありJT高山線の踏切を渡って公民館に戻る途中陸橋から見晴らし岩を見上げたら先ほどの岩に人がいます。ズームで見たら、岩の上を人が歩いています。この後は権現山に向かって、登山口で遅いお昼ご飯です。今日もカップ麺とウィンナー炒めと玉子焼きと食後の飲み物。食べている最中、たくさんの人が下りてきて、登ってゆきました。おなか一杯になったので権現山に向かってスタート。天気は急に悪くなって、空は雲が低く垂れこめています。以前にはなかった看板切り開かれた登山道途中で先ほどの遠見山展望もやがかかっているみたいにすごい雲です。今にも降り出しそう。この山も以前より登山道が整備されています。ベンチも設置された、第1天望台(展望台)天気が良かったらとてもいい展望です。権現山山頂(396m)広場御嶽神社が左にあります。三等三角点ベンチもありますが、ここは展望がありません。展望を求めて、第2展望台へ少し下ります。こんな素敵なテラスも出来ています。しかしここで雨が降ってきました。左奥に、みのかも健康の森の富士山と高木山(左の山)が見えています。ズームでなんとか、高木山の山頂の展望台雨が強く降って来たので大急ぎで下山します。その前に、夫婦岩に立ち寄り夫婦岩夫婦円満のご利益のある岩だそうです。以前はしめ縄は無かったような・・・大急ぎで下る途中遠見山の下をJR高山線をワイドビューひだが走っています。途中で雨が止んだので、下界を見ながらのんびり下ってきました。遠見山と権現山をセットで回ると、一日楽しめるのでたくさんの人がこのように登っているみたいで、2019年以来二回目ですが、冬に登るのにちょうどいいコースです。テレビ放映でたくさんの人が登っているので改めてマスコミやSNSの情報のすごさを思い知りました。
2022.03.08
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いよいよ百名山最後の山、トムラウシ山に向けて出発です。朝、夜中降っていた雨がやんで、道の駅から層雲峡に向けて出発します。お天気は回復に向かっているようで走っているうちにどんどん青空が出て来ました。 層雲峡は大雪山の大噴火活動の火砕流が堆積して出来た台地を石狩川の流れがえぐり取って出来た柱状節理の崖が続く渓谷です。今まで何度も観光で通っていたのに全く気が付かず今回初めてそのすごさに気が付いたのです。上の写真では長い年月で岩の割れ目に木が生えていますが、国道39号線の両側は柱状節理の壁が何キロも続きます。層雲峡の駐車場に車を停めて 層雲峡ロープウェイのりばまで歩いて隣の層雲峡ビジターセンターで大雪山の成り立ちの説明を聞いたりジオラマを見たりビデオを見たりして今日はのんびり登山口まで移動して行きます。銀河・流星の滝を見学して 大雪ダムから国道273号を南下します。 本州と違って全くと言ってよいほど信号が無く走りやすい国道です。うっかりするとスピードが出過ぎるので出過ぎないようにする苦労が有ります。キタキツネが道路わきに出て来て北海道の動物に遭えた~と喜んでパチリ!!北海道はまっすぐな道が続き 中士幌の町で昼ご飯を食べて、途中で今夜の夕食のお弁当を買って道道718号線でひたすらトムラウシ温泉に向けて北上します。大雪山を中心に4ぶんの3以上走ったことになります。トムラウシ温泉の手前でまたまたキタキツネです。今日は2回キタキツネに遭遇しました。驚くほど新しくきれいで大きな国民宿舎「東大雪荘」早めにお風呂に入って登山口まで行きましょう。この先8キロの未舗装の狭い山道はすれ違いがしにくいほどの幅員なので下ってくる車があまりないので助かります。林道突き当りの短縮登山口駐車場は思った以上に広くソーラー発電のバイオトイレが有り数人の人が今夜仮眠するためにブラブラ待機しています。登山口を確認していたら次々に下山してこられ、皆さん疲れた~と言っています。私もお疲れ様~~とお出迎え明日、どんなに疲れても途中リタイヤしないで登れるかしら・・・気合が入ってなかなか眠れそうにないけれど 早めの就寝で明日に備えます。
2017.08.05
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6日目の23日(土)黄金の輪の都市のひとつスーズダリの観光です。モスクワから北東に200キロ離れたところのスーズダリは世界遺産のどかな田園都市で都市全体に残る歴史的建造物が世界遺産です。朝、ホテルでの朝食後、狭い村ですので歩いても回れるほどですが、バスで出発。18世紀半ばに作られた木造教会のヴァクスクレセンスカヤ教会(左)とプレオヴラジェンスカヤ教会(右)たまには私も写ります反対側の雪の草原の向うにラジェスト・ヴェンスキー聖堂のんびりした農村にたくさんの教会群が50ほどあって村全体が博物館だというのも納得できます。スーズタリは都会のサンクトペテルブルグと違って古いロシアの農村風景が広がっています。スパソ・エフフィミエフ修道院タタール(モンゴル)との攻防の舞台となった壁の高さ8m長さは1160m右アーチの入り口は、昔は王様の入り口でした。これから私たちは、その王様の入り口から入ります。入ったら草原の向うにポクロフスキー修道院が見えています。ズームで見て見ましょう。女子修道院だそうでとても戒律が厳しいそうです。今日はマイナス7度だそうで、今までの中で一番寒い日でした。右のレンガ色の建物は大鐘楼正面の金色の玉ねぎの建物はスパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂鐘楼を見上げたらたくさんの鐘がぶら下がっています。左側はウスペンスカヤ教会雪の中を歩いていきます。スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂の正面回り込んで庭の方から見ていたら突然ひだりの鐘楼から鐘の音が・・・大小いくつかの鐘が鳴り、それはメロディになっています。1人の鐘突き男が15分位演奏しているのです。動画でずっと撮影していましたが、とても素晴らしい!!(残念ながら動画を載せるスキルが有りません。)ぼつぼつ露天商が店開きをし始める頃、道の横の垣根の木がクリスマスツリーになっています。クリスマスツリーと教会次に向かったのは聖母生誕大聖堂(ラジェストヴェンスキー大聖堂)クレムリンの中に建つクレムリンの中心的存在です。はじめ、クレムリンというのはモスクワにしかないと思っていました。クレムリンというとモスクワの赤の広場のあるクレムリンを思い浮かべます。しかしクレムリンというのは城壁や城塞という意味なので外敵から守るという意味で、ロシアの各都市にあっても不思議ではないのです。この大聖堂のあるクレムリンは三方をカメンカ川が取り囲んだ自然の要塞に土塁を築いたクレムリン(城壁・城塞)です。聖母生誕大聖堂(ラジェストヴェンスキー大聖堂)の以前の扉いまは外して玄関の横に保存されています。聖書の物語を金で描いています。教会の内部は素晴らしいイコン画(イコノスタシス)で飾られそれはそれは見事です。目で見るより写真の方がきれいに映っています特にブルーの色が光っています。天井までイコン画(イコノスタシス)で埋め尽くされ見学していたら、修道士たちの聖歌が始まりました。天井のドームがマイクを使わなくても教会内に響くようになっているのです。胸を打つ素晴らしい歌声、私達ツアー22名のためにだけ歌ってくれました。終わったらCDを買ってくださいと言われたので素晴らしい歌声なので購入しました。観光客用の馬車お客を待っています。浮輪みたいなのに乗って引いてもらっている子供バスに乗ってウラジーミルへ向かいます。車窓よりウラジーミルの町目を引く建物まず、両替えをしたい人が居たので銀行へ。そしてランチのレストランへランチはサリャンカというスープメイン料理、何だったか忘れたけれど必ずと言ってよいほどマッシュポテトがついてます。とてもおいしかったので完食!!デザートは焼きリンゴとコーヒー昼食のレストランから外にでたら後ろに黄金の門が見えます。黄金の門かつてウラジーミル・スズダリ公国の首都である、この街を守るために築かれた門で金色に塗られていたので黄金の門と言われ、町の西にあったのです。今は軍事博物館です。今日はイベントをやっている公園を通って道路の向うにクリスマスツリー公園は小高い丘になっていて下にはシベリア鉄道が走っています。公園を歩いていくと前方に金色の玉ねぎ頭のウスペンスキー大聖堂とその左にイワン大帝の大鐘楼が見えて来ました。雪で道が凍っています。とてもきれい!!モスクワのウスペンスキー大聖堂のモデルになった石灰岩でできた教会です。かつてはロシア正教会の中枢でした。聖ドミトリーエフスキー聖堂外壁の精緻な彫刻が素晴らしいのです。細かい細工が見事!!ただし、眺めていたら首が痛くなりました。どうやったらこんなに繊細な細工ができるのでしょうか。この後バスに乗ってシベリア鉄道に乗るためウラジーミル駅に向かいます。スーツケースを載せたバスと別れて駅に向かいます。私のイメージのロシアらしいとてもシンプルな駅です。構内は駅らしくありません。15分ほど待っていたら列車が入ってきました。停車時間は2分だということで「モタモタせずに何が何でも車両に乗ってください」と言われ緊張します。乗車時間は2時間とても綺麗な車内トイレの前は広く、中も広い座席指定の快適な2時間はあっという間に過ぎてモスクワの一つ手前の駅で下ります。洗練された明るい駅前バスに乗って夕食のレストランへ向かいます。ボルシチ鴨のローストデザートミルフィーユ食後のコーヒーすべておいしくてまたまた完食!!どうしてこんなにロシア料理はおいしいのでしょう、私だけでなく皆さん言っていましたよ。あまりくどくなくあっさりとした味付けが日本人と好みが合うのでしょうか。同じレストランの1階で、モスクワの旅行社の皆さんが忘年会を楽しんでいました。すごい音楽で踊り狂ってました。こんな風景をロシアで見るとは思ってもみなかったわ~次はモスクワの観光です。
2018.01.26
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25日(日)八柱山の翌日は日向山へ向かいます。登山口の尾白川林道の矢立石駐車場は10台くらいしか停められないのでドキドキしながら車を走らせたらすでにたくさんの車が停まっていましたが何とか停められて、やっとそこで安心して朝食です。天気は最高の良い天気で、昨日より青空です。日向山は初めて登ったのが2010年10月31日で雨で山頂からの展望は無く、花崗岩のオブジェも霞んでいました。その後天気の良い時にもう一度と思いながらなかなか来れずにいたのです。登山口には道路崩壊のため錦滝の方は通行できないと書かれています。私たちは前回の2010年には周回で、錦滝の方へ下山しましたが今回はここからピストンします。その時雨だったので、鉄の階段が滑りやすくとても緊張したことだけ覚えています。歩きやすく、植林の無い自然林です。きれいに残っている炭焼きの窯跡です。ヤマジノホトトギス一定の間隔で10/1と標識がありそれを目指して登って行きます。岩場や歩きにくいところが無く、急斜面も無くとても歩きやすい。キバナノアキギリヤマジノホトトギスがいっぱい咲いています。山はもう秋ですね。ミヤマシャジン(少しピンボケ)10/3ハイキングコースと書かれています。険しいところが無いのでハイキングでしょうが、この表現は安易に登ってきやすいですね。以前奥三界山へ行く途中の林道でヒールの人を見かけた時はびっくりしました。その時はどこまで行くんだろう、行けるんだろう・・・どこで引き返すのかな?という疑問が湧いてきました。さすがにこの日向山は登山口からすぐに山道になるのでヒールの人はいませんが。センジュガンピ自然林の気持ちの良い山道急斜面は無く緩やかに登って行くので私の足にはやさしい一か所だけこんなところがありますがアキノタムラソウさらに緩やかになりカラマツと笹の散歩道10/9地点、一旦下った鞍部に雨量計があります。コバノギボウシ山頂三角点と雁ヶ原との分岐三等三角点(1660m)4・5畳ほどの広さの三角点広場こちらの方はスルーする人が多いようです。広くて平坦な稜線歩き突然、花崗岩の白砂の斜面に出ます。あまりの美しさにテンションが上がります。右側の奥に八ヶ岳が見えて白砂は雪みたいでしょうギリギリまで近づいたらすごい斜面ですが獣の足跡が点々と・・・日向山標柱鞍掛山の向うに甲斐駒ケ岳が壁のようにそそり立っています。一番左端の方へ向かってみましょう途中で右下を見たら、砂の斜面がまるで蟻地獄のようで転げ落ちたらどこまで落ちるのでしょうか。白砂の斜面は左足首の踏ん張りがまだまだですので斜めの道はこんなに不安なのかと思うほど怖くて骨折はほぼ治ったと思っていたのに、ちょっとがっかりです。ゾクゾクしながら砂の斜面のカーブを回りきって左端の方に来たら、先ほどまで見えなかった真南の鳳凰山の地蔵岳のオベリスクが見えます。こちら側から錦滝の方へ下るのですが通行禁止の看板があったのにどんどん登ってきます。他にルートがあるのでしょうか・・・今回の目的は前回は雨だったのでみられなかった展望と花崗岩のオブジェともう一つこの時期ならではのオオビランジの花です。はじめはなかなか見つけられずあきらめていましたが4株だけ見つけました。鳳凰三山のタカネビランジは登山道にたくさん見ることが出来たのにそのつもりで登って来たのに、オオビランジは全く見つけられずほぼあきらめていたのです。水はけのよすぎる花崗岩の白砂にピンクの花は映えます。甲斐駒の凛々しいお姿1660mのこの山からは見上げるほどの高さです。下山後の道の駅はくしゅうから見た甲斐駒ケ岳もう一度と思いながら来れなかった日向山ですがすごく良い天気に登れてとても満足です。やっとリベンジができ、なおかつオオビランジというおまけまでついていました。標高こそ低いけれど、あきらめていた夏山の感動を味わえた山行きでした。
2019.08.30
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4日(日)このところ毎週、紀伊半島に出かけています。今回は世界遺産 「紀伊山地の霊場と参詣道」熊野古道 伊勢路の馬越峠の石畳を歩いて、天狗倉山(てんぐらさん)に登るため紀北町の「道の駅 海山」から出発歩きだしたらこんなところに、四等三角点があります。山でもないのにちゃんと石で囲われて保護されています。海山の道の駅にある熊野古道 馬越峠の看板馬越峠(まごせとうげ)は紀北町と尾鷲市の境界にある峠で天狗倉山(てんぐらさん)と便石山(びんしやま)の間に位置しています。道の駅から600m歩いて鷲毛のバス停に熊野古道 馬越峠への登り口があります。写真付きの看板見どころが書いてあってわかりやすい峠から便石山(びんしやま)にも行けるようですが全く調べてなかったので今回は、天狗倉山(てんぐらさん)だけにします。熊野古道随一と言われるほどの、長く整ってきれいな石畳が馬越峠のいちばんの見どころです。峠までの2kmに渡り敷き詰められた石畳はそれはそれは見事です。重機も無い時代に、よくぞここまで整地できたと感心するばかりです。大きいのやら小さいのやらびっしり敷き詰められています。昔は草鞋ぞうりだったので、山道のガタガタや、小石があると歩きにくく敷き詰められた石畳は足の裏にやさしくて良かったのでしょうね。でも、登りはともかくとして、山靴で下りの場合苔の着いた石は滑りやすくて恐くて、事実何度も帰りに滑りそうになりへっぴり腰で下りてきましたよ。右下の石は畳一枚ほどもあり、これは初めからここにあったのを利用したのかと・・それにしてもきれいです。ヒノキの美林とシダに囲まれて石畳が続く「夜泣き地蔵」に到着もともとは旅人の無事を祈る地蔵だったが、やがて子供の夜泣き封じを祈り「夜泣き地蔵」と呼ばれるようになったそうです。祠の中には自然石の地蔵さまがまつられ哺乳瓶が供えられています。畳一畳ほどの平らな大石を橋にしています。この先は斜度が増して、斜面を登っていく感じですが石畳は滑りやすく歩きにくい若いカップルも、「いや~この石畳は帰り恐いですよね~」と言いながら追い越して行かれた夜泣き地蔵の後から先は、こんな苔の着いた石が多くとても滑りやすい何度も何度も、ストックすら滑ってバランスを崩して見た目とは違って石畳おそるべし!!ヤマジノホトトギスが石畳のあちこちで咲いて慰めてくれます。これは一番色がきれいでした。林道と交差するところに出たら広場になっていてベンチが二つ、そこで休憩今日は曇りの天気予報ですがなんとか今のところ良い天気です。(ここで帰路はランチです)岩を削ったような溝状の細井道を少し通って(こういうところは、馬はどうしたのかな?)12/22の表示峠が見えてきた13/22の表示が峠です馬越峠にあった茶屋の説明確かに広くて茶屋があっても不思議ではなくここに茶屋があったら旅人は助かるでしょうね。江戸末期の俳人 可涼園桃乙の句碑の説明熊野巡礼の旅の途中、ふもとで夜桜見物の際に詠んだ句が石に刻まれている。桃乙の句碑と峠の表示馬越峠は標高332m峠の全景右に行けば便石山(びいしやま)左に行けば天狗倉山(てんぐらさん)まっすぐ下れば、尾鷲市へ今日は天狗倉山へ行きましょう。こちらの石畳を下ると尾鷲市に向かいます。帰りにこちらに下るか、来た道を戻るか・・・悩みましたが車を「道の駅 海山」に停めているので車に戻るには、尾鷲市から一時間に一本のバスしかなく今日中に名古屋の自宅に戻らなければいけないので、同じ道で戻りました。天狗倉山への山道やっと登山靴が活躍する道です。ヒノキの森とシダの道大岩の間から成長したヒノキの根がすごいことになってます。まるで根が幹のように太く岩の割れ目から出ています。幹を支えるため必死で太くなったんですねここから階段がずーっと続きます。北コースと南コースの分岐追い越して行った人が北コースへ行ったので我らもついていきました。帰りは南コースで下りましょう。頭上に覆いかぶさるように巨岩が出て来ましたあの岩が山頂です。岩の裏に回り込んだらこんな風になっているとは思いもよりませんでした。右の巨岩には鉄梯子が上までついているので、後で登ることにして左の塀のような長い岩に登ってみたら眼下に尾鷲市の町と尾鷲港尾鷲港と熊野灘さあ、鉄梯子を登って山頂の大岩へ登りきったよ~~相棒は鉄梯子が恐いと言って登って来ません。登りきったら、想像以上の広い岩の上です。広さ10畳以上の平らで、普通に立てます。天狗倉山(てんぐらさん)山頂 522m岩の上に登って来たほかの人に写してもらいました。尾鷲港や尾鷲市、熊野灘の絶景!!!岩の上だから遮るものが無く、グルリと大展望下に下りて、壁のような岩の方に立つと、岩の下は絶壁たくさんの人が登って来ては下りて行きます。ここは狭くて、ひっきりなしに人が登って来るのでお昼ご飯を食べないで下ります。南コースで下ると尾鷲港が近くに見えて尾鷲市も、山頂から見るより近く見えて峠まで下って来ましたが、峠のベンチもたくさんありましたがたくさんの人が入れ代わり立ち代わりやって来るので林道交差のベンチまで下りて、そこでお弁当を食べて下山します。登る時に気が付かなかった一里塚の表示シダの中に隠れるように立っているのでわかりにくい。石積が塚の跡らしいけど、長い年月でシダが生えて石積みだとわかりにくく看板が無ければ「一里塚」の塚だとわからないでしょう。このあたりで、突然雨が降って来てただでさえ滑りやすい石畳で、特にこのあたりは苔が付いているのでへっぴり腰で恐る恐る下りて来ました。黒っぽい石が特に滑りやすく、このあたりはすべての石が黒い苔が付いています。何度も何度も滑りそうでバランスを崩し、全身に力が入って疲れました。鈴鹿のザレザレ道もいやだけど、石畳は見るのは良いけど、下りは嫌いです。雨はすぐに止んだけれど、石畳の中で一番滑りやすい所で雨が降ったのでヒヤヒヤしました。下りて来て国道沿いの道を歩いていると脇の崖に生えているススキの足元にナンバンギセルがいっぱい!!ゲンノショウコこれほどたくさんのナンバンギセルは見たことが有りません一つ目小僧がみんなこちらを見ているみたいナンバンギセルを見ながら歩いたら、意外に早く道の駅に到着この後、途中で降って来た雨の中を、紀勢道の無料区間もあるのですが国道42号線で道の駅巡りをしながら、のんびり帰ってきました。二週続けて熊野古道を歩きましたが、世界遺産に登録されてよけいに人が多くなったようで、思ったよりも多くの人が登っているのに驚きました。熊野古道 伊勢路は馬越峠以外に、たくさんの峠道があるのでまた歩きたいと思っています。
2020.10.08
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北アルプスの懐に抱かれた渓谷の温泉…湯俣温泉高瀬川の上流、湯俣川と水俣川の合流点にあり標高1534m、泉質は単純硫化水素線泉温は42度ほど以前からこの湯俣温泉に行ってみたいと思っていました。やっと、この夏に計画したものの雨の後の増水で高瀬川が渡れずあきらめていたけれど、小屋じまいの前日に泊まることができました。写真は高瀬川の向こうにある「湯俣温泉 晴嵐荘」温泉旅館ではなく、山小屋といってよいほどです。この日は、私たちよりほかに一組しか宿泊が無く密では無いので安心して泊まることができました。夏山シーズンのころは小屋前にはテントがいっぱいですがそれも無く、冬前の静かな湯俣温泉でした。雨の中を七倉山荘前の駐車場へここでタクシーに乗り換え高瀬ダムまで向かいます。歩けばダムまで1時間かかるので、ここはお金を出しても楽させてもらいます。たくさんのタクシーが客待ちをしていました。出発する前に、このきれいなトイレで用を済ませましょう。トンネルを抜けて高瀬ダムへタクシーの中からなのでガラスの反射が写っていますが高瀬ダムのロックフィルダムの堰堤です。ジグザグに登っていきます。1969年に着工して、10年後の1979年に完成しました。東京電力の管理する発電用ダムで富山県の黒部ダムに次ぎ日本第二位の高さ、176mです。揚水式水力発電で128万キロワットを発電します。今日はその高瀬ダム調整湖の横を歩いて湯俣温泉まで行くのです。高瀬トンネルの入り口で下りました。以前はこの入り口の横にトイレがあったのに、今は撤去されています。高瀬ダムのダム湖の水の色がとてもきれいです。雨が上がったばかりで、少し雲の間から青空も見ていきました。数日前の天気予報では、雨の予報でしたのでレインウェアの上下を着て歩く覚悟でしたが雨が上がる予報に変わり、テンションが上がります。高瀬トンネルを抜けたら、広場の向こうに二つ目のトンネルの入り口ダム湖の水の色がさらにきれいになって空も明るくなって、気分も明るくなって・・・立ち枯れの木がオブジェみたいです。トンネルを抜けてダム湖の横を歩きます。紅葉している木もあって、メチャクチャ気分が良い!!ここからは山道に入ります。広場には山小屋関係者や工事関係者の車が停まっています。山に入る横にある看板ダム湖は流入する川になって広い川原に流木が散乱しています。天気は完全に晴れて、青空が出てきました。いい感じの紅葉もあって、ところどころにちゃんとした木道もありとても歩きやすい。立ち枯れの木と紅葉落ち葉と木道三番目のトンネル出口が見えているので短い出口の手前からカラマツの林と、高瀬川カラマツの紅葉道も川の流れに沿ってグニャグニャ曲がっています。このあたりから、上流の雲が流れて槍ヶ岳の北鎌尾根の方が見えてきました。しかし、目まぐるしく雲が動くので、はっきりしません。護岸工事で河原に下ります。河原から登山道に戻ったら、ナナカマドの赤い実再び、河原を歩くように誘導されます。湯俣温泉、晴嵐荘の近くまで来て河原を歩いてゆくと、大きな高瀬川の流れに突き当りどこを渡ればいいのかしばし悩みました。登山道の途中のベンチで休憩してる団体さんが、ここを渡るのに苦労して、川に落ちた人が二人いたとか・・・皆さんが、川の水が冷たいよ、怖いよ、気を付けてと、と言うのでものすごく警戒してどこを渡ればいいのか、ウロウロ探し回りましたが見つかりません。目の前に今夜のお宿、目的の湯俣温泉、晴嵐荘が見えているのに・・・結局、ウロウロしていたら、小屋の人が気が付いて出てきてくれました。その人の誘導で、写真右の飛び石を渡りましたが前半は川の中の石の上を歩き、後半は川の上に少し出ている石の上を歩きました。しかし、2~3の石はまだ動くのでとても怖くて、そして川の水の冷たいこと!!!こんな冷たい川に落ちたら心臓マヒで死んでしまいそう。ハローウィン仕様の晴嵐荘の玄関前渡り切ってホッとしていますが、足はメチャクチャ冷たい川を渡るときのゴム製のサンダルを持参しましたが、もう足指の感覚がないほどです。食堂玄関を入ったらすぐ食堂お酒のびんがズラ~ッと並んでいます。今日は昼から温度が下がって、ストーブがガンガンに炊かれています。蚕棚仕様の部屋混んでいたら個室も考えたのですが、他一組だけなので蚕棚で十分です。女湯(湯の温度が低いので、冷めにくくするためにカバーしています)お風呂に入ってゆっくりしようと思いましたがあまりに風呂温度が低くて、湯船から出られません。何とか頑張ってじっくり浸かっていましたが出たらものすごく寒くて、震えながら着替えを着て夕食まで布団の中でガタガタ震えていました。夕食は6時他の人のブログを見たときは鍋料理と小鉢だったけど今夜が最後だから食材が無いのかな・・・スパイスカレーでした。本場のスパイスを使ったのか、日本のカレーライスではなくサラリとしています。ご飯はもち麦入りで、この近くの天然記念物の噴湯丘の形をしています。明日は帰る前に、その噴湯丘を見に行きましょう。夕食の後はもうすることがないし、どんどん冷えてくるのでライトダウンと薄いウィンドブレーカーをさらに着て本当は履いて寝るつもりで持ってきた薄いズボンを、ズボンの下にはいて靴下もはいて、寒い寒いといって布団にもぐりこんだのですが布団の上に、さらに掛けた毛布(ふとんの上に掛けてと言われたので)があっても寒くて寒くてなかなか眠れず、夜が更けていきます。いつしか、うつらうつらしたのですが、夜中に2度トイレに起きて結局、6時の朝ごはんですよ~の声まで布団から出られません。朝ごはん何度も渡るのが怖いので、噴湯丘へ行ってそのまま帰ろうということで帰り支度をして渡ります。対岸の道を、晴嵐荘を右向こうに見ながら進みます。振り返ってみたら、以前の橋が橋桁だけ残して取り残されています。川の流れが変わってしまって、橋桁だけ残っていても再建しても意味がないということがよくわかります。橋は新たな流れの上に作るしかないのですが、流れは大雨の後変わるのでなかなか作れないそうです。護岸工事重機の向こうに堰堤管理小屋目の前の湯俣川の奥の流れに水蒸気の煙が上がっています。右が湯俣川、左が水俣川川の色が違います、水俣川は普通の水の色ですが湯俣川はその源流の硫黄岳の火山活動の影響で青白く濁っています。水俣川にかかったつり橋を相棒が先にわたっています。定員一名厳守です。渡り切って、右と左のどちらに行くのか一瞬迷いましたが右に行き、写真の右端の岩尾根の上に祀られている鳥居と祠の方へ向かいます。ここまでは、また川を渡るかもしれないのでサンダルのままやってきましたが、祠のある岩尾根から下るときに怖いので狭い岩尾根の上で山靴に履きなおして河原を進んでゆきます。先に出発した、もう一組が戻ってきました。すれ違って、湯俣川の右岸の歩きにくいところを遡っていくと川のあちこちで噴煙が上がっています。そこは熱くてとても足湯はできません。古い噴湯丘があります。川に打ち上げられた流木は、まるで右を向いて口を開けた竜の頭のよう川の上流には硫黄岳の尾根の向こうに、高い山が見えています。噴湯丘天然記念物の噴湯丘は温泉沈殿物が川床に堆積して盛り上がってできたもの。まるで白いおっぱいのようです。私は個人的には「おっぱい」と言いたいです。昨日の夕食のカレーのごはんは本当にこの状態でした。川を渡って近くで見たかったのですが、渡るところがわからず靴を抜いで、素足で下手に近づいたら噴出している熱湯でやけどするそうなので対岸で写真を撮っただけで、ほどほどのお湯になっているところで足湯をしましょう。30分くらい足湯で入っていました。川をと渡渉するときに冷え切った足はポカポカして体中が温まりました。これほど長く足湯していたことはありません。しかし、川から出ようと立ち上がって、体重が掛かって川床の砂の中に足がめり込んだら、砂の中はめちゃくちゃ熱くてアチチチ・・・川の中全体が下から熱せられているようです。上流の目の前の硫黄岳の尾根の向こうに、たぶん鷲羽岳の山頂部が見えています。下流の湯俣川と水俣川の合流点長い足湯を終えてポカポカした足に靴を履いてさあ、戻りましょう岩尾根を登って山の神を祀っているそうです。水俣川のつり橋を渡って看板があります。伊藤新道から三俣蓮華岳は、今は廃道となっていると聞いたけど地図には載っていなくて、通れるのかな?千天出合から槍ヶ岳は北鎌尾根を登るルートのこと一般登山道ではありません。川を渡ってくるキャタピラの車が・・・工事関係者を乗せてきたのです。晴嵐荘の対岸まで戻ってきました。さよなら晴嵐荘!!この景色忘れないよ~~天気予報よりこの日も良い天気雲一つない青空です。2台目のキャタピラの車がたくさんの工事関係者を乗せてまたやってきました。振り返ったら、北鎌尾根がくっきりと槍ヶ岳がこんなに近くに見えるなんて!!独標の右奥に槍ヶ岳の大槍の穂先ズームで下流の高瀬ダム方面は針ノ木岳と七倉岳かな少しズームもっとズームどんどん歩くとトンネルが見えてベンチが二つここで、昨日団体さんとお話しをしたっけ。暖かいひだまりです。名無避難小屋昨日はベンチに座っている団体さんに気を取られてこの名無避難小屋に気が付かず通過したのです。でもこんな道路端の小屋に気が付かないなんて…不思議小屋閉めした晴嵐荘の小屋番さんたち4人に、ここで追いついて前後して歩きます。小屋の中は意外にきれいで、畳のお部屋もあります。昨夜泊まった人の荷物がありました。登山口広場に戻ってきて、ここで小屋番さんたちはそれぞれの車に乗って帰っていきました。私たちは高瀬ダムに向かって、ここから道路を歩きます。エメラルドグリーンの湖と針ノ木岳ずっーと見ていたい良い景色帰宅しても、時々思い出すのはこの景色です。最後のトンネルを出たら高瀬ダム高瀬ダムについたら公衆電話でタクシーを呼びます。七倉にいるタクシーがすぐに来てくれて七倉に戻ってきました。急に昨日の昼から温度が下がって秋を通り越して冬になった感じのする湯俣温泉でしたが長年行きたかったけど、やっと念願がかなってそれもメチャクチャ上天気で、槍ヶ岳の北鎌尾根も見られて大満足。帰宅したら、下界ももう秋を通り越して冬みたいです。衣替えもしていないのに寒くて、大急ぎで冬の布団を引っ張り出してくるまっています。このまま冬になるのでしょうか。
2021.10.20
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先日9月10日に登った長野県上伊那郡飯島町の傘山にもう一度登ってきました。前回始めて登った時は、天気が良いのに中央アルプスも南アルプスもガスの中で、帰りがけに少しガスが取れて来てとても心残りだったのです。 10月1日(日)天気予報が晴れということでもういちど飯島町へ向かいました。道の駅「花の里いいじま」で車中泊の用意をしていたらパンパンと打ち上げ花火の音がして飯島町のどこかで花火が始まったのです。高台の駐車場の真正面に花火が上がり特等席です。外の寒さで震えながら眺めていたらたくさんの人が同じように寒そうに見ています。結局、1時間の花火の後、寒さと眠気でついに、おやすみ~~ 翌朝 、道の駅の後ろに中央アルプスが輝いています。ひだりから仙涯嶺、南駒ケ岳、田切岳、空木岳今日は予想どうり天気が良くて展望も期待できます。雲一つない青空で、今回は「御嶽山コース」で登ります。駐車場から登山口。 配水タンクの横上の防獣柵の扉を開けて入って行きます。 すぐに「御嶽山遊歩道入口」の標識があり一の松みごとな赤松並木が現れます昨今、各地で松くい虫で松林が枯れていますがここの松の見事さ!!飯島町の天然記念物 御嶽山の松並木 通力不動尊円空仏のような粗削りの不動尊登山の無事と展望をお祈りして進みます。尾根に松並木が続きます 赤松でこんなに立派な木は見たことが有りません。 樹齢400年と言われる赤松は長年の風雪に耐え枝をくねくねと四方に張り巡らせています。 九の松まで数えました 御嶽神社のお社から飯島町と南アルプスが良く見えます。下の看板で写真の山を確認してください。 存在感のある塩見岳が良く目立ちます。 休憩所御嶽神社 お社の裏に963.96mの標高板ここが御嶽山の山頂になります さらに樹林の中を歩いていくと なだらかな陣馬形山の向うに、白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)と塩見岳 急斜面になって汗が噴き出ます尾根の登山道の真ん中に「入口屋」と彫られた石が立っています。意味が分かりませんが、後ろを見たら「岩間 一三二四番 五反」と掘られていますので広さを表しているのでしょうか。 支尾根から主尾根に乗ったら左へ折れて八ヶ岳方面が良く見えています(一番左が蓼科山) トリカブト アキチョウジ 水場の丸木を渡って 尾根上に「大山祇命」がまつられ山の神様だからお祈りして、この先の急登をあえぎながら登ります。 サラシナショウマ アキチョウジの群生 アキノキリンソウロープが出て来て、ありがたく掴ませてもらい 階段もあらわれましたが、ずっとフカフカの道であるきやすい。 登りきって汗を拭いています左のカラマツ林と右の自然林で、気持ちの良い尾根道になり斜度もほとんどなく、しばし息を整えられます。 形の良いブナ歩きやすい膝にやさしい道 高い木が無くなって笹の茂る斜面を登りきったら人の声がして傘山山頂です。一応、山頂(1542m)で証拠写真 今日はたくさん登って来て居ます。左は甲斐駒から南アルプスの南端までの展望です。下界は飯島町鋸山と甲斐駒のズーム甲斐駒の山頂は花崗岩が白く光っています。甲斐駒の右に、南アルプスの女王 仙丈ケ岳仙丈ケ岳のズーム さらにその右に北岳、間ノ岳、農取岳 そして後ろ、西側は中央アルプスが輝いています。左から仙涯嶺、南駒ヶ岳、田切岳、空木岳 百間ナギが白く光っています。空木岳の池山尾根の駒石まで見えているのです。 空木岳のズーム一番右が空木岳山頂でそこから池山尾根を下ると 右端に駒峰ヒュッテが写っています。仙涯嶺以前から行きたいと思いながら、いまだに行けない仙涯嶺です。少し紅葉が始まっています。仙涯嶺と南駒ケ岳と百間ナギ南アルプス側の塩見岳から荒川三山と赤石岳までの展望 山頂に着いた時は青空でしたが、ガスが出てくる前に写真を撮っていたら下山する前には、やはり少しガスってきました。一通り写真を撮って、先日お世話になった南駒里山クラブの堀越さんに山頂から電話したら 写真ではわかりにくいけれど自宅から鏡で反射してくれました。山頂ではたくさんの人が登って来て居たので子供たちがその反射の光を見て大喜びです。しばらくお話をしてランチタイム。ゆっくり山頂で過ごして下山しましょう。同じ道をピストンで下りましたが木の根もほとんど無く、歩きにくい岩もなく膝にやさしいフカフカの道で、登り3時間 下り2時間の丁度登った感のある山歩きでした。先回登った「町民の森コース」は林道奥まで車で行くのでその半分で行って下りてこれますが体力と時間に合わせてコースを選んで登れるので老若男女が山歩きと展望を楽しめる素晴らしい山に出会えて名古屋から少し遠いけれど、私の「おらが山」にしたい山でした。この「御嶽山コース」も南駒里山クラブさんが整備してくださっています。堀越さん、今回も楽しませてくださってありがとうございました。
2017.10.03
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