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11日(月)土日は用事や天気の都合で山に行けず最近にしては珍しく平日の11日に出かけました。屏風山は中央自動車道の屏風山PAから東に、屏風のような形の山容の山です。今回で10回目、色々な登山口があり、手軽に登れるのでお気に入りの山の一つです。笹平登山口は、この間まで植林の伐採工事のために駐車場が使えなかったけれど今回は使えましたが、伐採工事はまだまだ行われています。たくさんの大きな重機が山に入って、林道を作りながら植林の伐採工事をやっているようです。登山口入口にウツギの花が満開ウツギには種類が多く、○○ウツギというように名前がついていますがこれはウツギ、正真正銘のウツギです。コアジサイ植林の中の木漏れ日にシライトソウが白く可憐な姿であちこちに咲いています。シライトソウはこの間、米田白山のすそ野でも咲いていましたがここはそこより標高が高くて、1か月以上も遅いです。カエル岩カエルの横顔のようです。途中で土岐市、瑞浪市、多治見市が見えます。ほとんど植林の中を歩きますが伐採工事のおかげで明るく、景色が変わっています。この分岐で、直進すると黒の田湿地の横を通って屏風山へ左へ行くと、いったん下って沢を渡り、尾根に取り付いて急斜面を登ったら黒の田山、馬ノ背山を通り八百山から屏風山へ。いつもはまず黒の田湿地に立ち寄って屏風山へ向かうので直進しますが、今日は反対に左へ。沢を渡ります。尾根に取り付いて稜線まで少し急登を登ります。ここで稜線に登り着いてアカマツの稜線を歩きます。展望の無い稜線を行く先ほどと違ってシロモジの多い自然林黒の田山(751m)何も特徴が無い稜線なのでギンリョウソウ が目につきました。背の低い笹の稜線右の植林が大きいので、稜線歩きの感じがしません。「黒馬の分岐」という表示が?黒の田山と馬の背山の中間にあるからですね。ここから黒の田湿地にも行けます。向うが黒の田山、左へ行けば黒の田湿地馬ノ背山(767m)ここから八百山へは急登です。ジグザグに登ります。八百山(800m)屏風山山系の中で一番高いのが八百山ですたぶん標高が800mだから八百山と名付けられたのでしょう。目の前の明るいところに赤松が輝いています。屏風山山頂(794m)お腹がグーグー言ってるのでまずはランチです。屏風山山頂(794m)一等三角点食後やっと山頂の証拠写真山頂に着いたときは単独の男性が居ましたが我らが食事中に下山されたので、それからは貸し切りです。登山口に車が4台あったので、もっとたくさんの人が居るのかと思っていたけど下山するまで誰にも会いません。東側の恵那山もぼんやり、西側の展望もぼんやり今日は天気が良いけど遠望は利きません。下山する途中で、八百山を過ぎて展望地の方へ向かいます。大草地内の人々が祀っている「永王権現」におまいりして展望地から下界を眺めますが、今日は遠望はダメで足もとの集落を見下ろすだけです。馬の背山まで戻ってきました。ここから黒の田湿地へ下ります。ズーッと重機の音がしていましたがこれの音だったのですねかっこいいショベル付きの重機です。伐採した木を掴んで一か所にまとめて、トラックが後で荷台に載せて運び出すのです。道端にまとめられた木大昔は馬が木を引いて山から下ろしていたのですね。機械の発達で山の伐採仕事も大きく変わりました。誰もいない黒の田湿地木道を歩きましたが、今は湿地の花が無い時期です。モウセンゴケシオカラトンボ湿地にお別れして行きに見逃がしたお地蔵様帰りに笹の中に埋もれそうになっていたのを見つけてホッとしておまいりします。集落の斜面にササユリの群生地という看板がありササユリがポツポツと四輪咲いていました。時期的に花の無い時期なので、寂しいブログになってしまいました。梅雨に入るので、お天気次第で山に行けなくなるかもだし、行き先を変えて散歩になるかもで何とか週一のブログネタになる山行きが出来たらいいですね。
2024.06.14
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1日(土)日曜より土曜の方が天気が良いということで今回は土曜に山へ愛知県設楽町下津具の白鳥山。今回で7回目、初めて登ったのが1996年12月次からは2000年4月、2008年5月、2019年5月2021年5月、2022年5月とほとんど5月に登っています。なぜ5月によく登っているのかそれは山頂にチチブドウダンツツジや、コアブラツツジなどツツジ科の花が咲くからです。白鳥神社の最後の石段を登る白鳥神社は正月二日の「花まつり」で有名です。二日の昼から、三日まで舞を奉納するそうです。見に行きたい気もするけど、正月から津具まで車を走らせられません。境内の右が登山口反時計回りで登って、周回します。立派な巨木、幹にびっしりと苔が生えています。何の木かわかりません、たぶんどんぐり系だと思いますが・・・沢を二回横切ります。ヒルちゃんが出ないか少し緊張しながら・・・単独の男性に二回すれ違って植林から抜けたら岩が露出した尾根を登りますがこの先で突然、赤テープも踏み跡も無くなり足場が悪い急斜面を、ただ比較的登りやすそうなところを探してがむしゃらに登ります。すると、登山道の看板が有るところに出てそれからは登山道を登りました。仏岩の看板どれが仏岩かわからないけど、展望のある岩場です。岩の隙間に根付いたチチブドウダン過酷な場所に根付いたので大きくなりません。二年前もこの大きさでした。でもこの過酷な条件でも、花を咲かせたようですね、花の咲いた跡があります。ヌタバ池今日はたっぷり水があります。モリアオガエルの卵が枝に三か所の枝にモリアオガエルの卵富士見岩へ行って見ましょう富士見岩からも展望が良く下の朴の木に花が咲いています。ズームで見たら葉っぱの上に乗っかるように咲くので下からはわかりにくいけど、上からはよくわかります。この木陰でランチタイム今日も貸し切りでゆっくり頂けました。次は帝岩(みかどいわ)左前に大峠、右奥に平山明神岳、右端に大鈴山一番奥のうっすらした宇連山ズームにしたらもっとよくわかります一番左奥に、宇連山真ん中奥の平山明神岳、その右後ろは鞍掛山右の大きな大鈴山白鳥山山頂は二畳くらいの岩の上白鳥山山頂(968m)の岩の上チチブドウダンはもう終わっていました。咲いていたら赤い花が可愛いのに・・・釣り鐘みたいなコアブラツツジの花コアブラツツジは何とか咲いていました。油壷のような花です。周回で下山する帰路の途中に「屏風岩」この写真ではわかりにくいですが、右の崖にそそり立っています。この部分は屏風の上の一部分です。この辺りもコアブラツツジがいっぱい夫婦岩対に向かい合っています。後は水晶の採掘された岩を見て(写真は有りません)下りてきました。この山はどういうわけか、登山をやり始めた頃から7回も登っています。手ごろな時間と危ないところが無く登りやすいからでしょうか。行く先に困った時の白鳥山こういう山もいくつかあるといいですね。
2024.06.05
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26日(日)昨日は立木観音参拝し、念願の御朱印を頂いて今日は金勝(こんぜ)アルプス(湖南アルプス)を歩きますが金勝山(こんぜやま)ハイキングコースとして紹介されています。記録を見たら、2001年11月4日と2007年5月26日に登っていますが23年前の2001年に来たことは全く記憶から欠落していました。当時はまだブログをやっていないし、写真もネガフィルムの写真でした。2007年の記憶だけはしっかりと残っています。その時は湖南アルプス休養林 桐生キャンプ場の一丈野駐車場から登り落ヶ滝から鶏冠山、天狗岩、竜王山、狛坂摩崖仏、逆さ観音、オランダ堰堤と大きく周回しましたが今回は一回目と同じく、金勝アルプスをピストンすることにしました。駐車場からは眼下に競馬の栗東トレーニングセンターや遠く琵琶湖が見渡せます。右端の山は三上山(近江富士)です。この写真では栗東トレーニングセンターのコースは見えませんが琵琶湖がわかります馬頭観音堂古刹の金勝寺(こんしょうじ)の境内の一部なのですが離れたところに馬頭観音堂があります。寺は金勝(こんしょう)寺山は金勝(こんぜ)山ご当地アルプス名は金勝アルプス(こんぜあるぷす)とてもややこしいです。ここからスタート今日はお天気が良く雲一つない青空しかし、歩き出してすぐ気が付きました、山全体が花崗岩で滑りやすいザレザレの道で鈴鹿の山と同じです。鈴鹿の山のザレで足首を骨折したことが蘇ります。八大龍王を祀っている広場ここが竜王山かと一瞬思います。八大龍王様の祠今年は辰年でもあるのでおまいりしてすぐ横を登れば竜王山(605m)山頂三上山と琵琶湖方面の展望です。快適な稜線歩きの途中で向うの尾根が木の間からチラチラ岩のオブジェがいっぱい、そそられる景色です。茶沸観音どんなにじっくり見ても茶を沸かしている風には見えません。説明板が無いので疑問を残しながら進みます。白石峰到着この辺りで一番高いところだから峰がついているのでしょうね直進すれば天狗岩、それをさらに進めば鶏冠山今日は天狗岩で戻ります。稜線を進むと、途中で面白い岩がいっぱい出てきます。名前がついていませんが、名前がついててもおかしくない岩がいっぱいこれなどは、横向きのお地蔵様みたい向うの尾根に先ほどの竜王山岩の切れ目を通ります耳岩耳岩から一気に滑りやすいザレ道を下ります。どんどん下ります天狗岩が真正面に見える岩場以前の写真もここで撮っていました。ズームで見たら人が二人いますね天狗岩の全景でも、なぜ天狗岩なのか・・・天狗岩だと天狗の鼻のようなとんがった岩を想像しがちですがそんな岩は有りませんさらに尾根を下ってより天狗岩に近づきました天狗岩の真下にやってきてここで、なんとなく天狗の鼻のような岩に見えます。ロープ二本付けられています。ここからはフィールドアスレチックですあの尖がった岩の向う側へ剱岳にあったようなアルミの板が渡されています先ほどの岩の裏側まで回り込んで隣の岩の上までよじ登って長い年月の間に風雨にさらされて削られて残ったという理屈はわかるけどそれにしてもすごい岩の塊の集まりです再び耳岩まで戻ってきて次は狛坂摩崖仏の方まで激下りするために白石峰まで戻ります。狛坂摩崖仏までの尾根すごい急下りを予想させる尾根です。重ね岩国見岩右下に新名神が見えます。2007年に来た時もここで同じ写真を撮っています。モチツツジの向こうに先ほどの天狗岩がその向こうに三上山(近江富士)石段が整備されているのですが帰りにここを登り返すのが恐ろしいほどの急降下です。先ほどこの尾根を横から見たときに急下りを予想したとおりに。どんどん下ります奈落の底に向かうように・・・谷底のような広くなったところに石積みのあとや、五輪塔が残っています。明治時代に廃寺になった狛坂(こまさか)寺の跡です。狛坂摩崖仏高さ5mほど、横幅3mほどの岩に仏像が12体と資料にありますが数えたら13体ほどあります。石仏が寄せ集められています。寺の瓦のかけらがあちこちに散乱してつい100年くらい前までお寺があったのがまだ生々しく感じられます。狛坂寺全景山の斜面に七堂伽藍があったのですね。ここからUターンで引き返しますが先ほど激下りした道を、まだ登り返しです。もう焦らず、のんびり、ゆっくり登ろうと・・・しかし、お昼ご飯はどこで食べられるのでしょうか。狭い岩の割れ目を通過して重ね岩まで戻ってきたよこの後、白石峰から竜王山へ向かってお昼ご飯を頂けるところを探しながら、結局八大龍王のひろばまで戻って木陰で少し遅いランチタイムその後一路名古屋の自宅まで戻ってきました。名神集中工事で途中少しノロノロ箇所があったものの覚悟してたより早く帰ってこれました。久しぶりに車中泊一泊二日の、お寺とお山を楽しめた旅でした。下に2007年5月26日のブログを貼り付けました。湖南アルプス周回今回のブログと比較してみたら面白いですね。
2024.05.31
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25日(土)滋賀県の立木観音と金勝アルプス(湖南アルプス)に登ってきました。久しぶりに車中泊して一泊二日の山旅です。持ち物が多いので忘れ物が無いか心配しながら出発。名神高速道で滋賀県南郷東ICまでのんびりと車を走らせます。今は名神集中工事の真っ最中で、渋滞に巻き込まれる恐れがあるので焦らずのんびりと覚悟して行くしかありません。まず本日向かうのは滋賀県大津市 「立木山 安養寺」立木観音と親しみを込めて呼ばれている所です。新西国20番霊場です。新西国霊場巡りは実家の両親が元気なころ始めたのがきっかけで、私も途中で遅れながら巡っていました。しかし、名古屋へ転勤になり関西から離れて何十年もお寺巡りも無く過ごしていましたが途中でほったらかしにしたままの御朱印帳のことは時々思い出しては気にしていました。父が立木観音の階段がすごかったと言っていたのでせっかく登山を始めているなら、元気なうちに登って御朱印を頂いておきたいと思っていながら、高い山ばかり登っていました。百名山も完登し、最近はのんびりマイペースで楽チン登山ばかりしていましたので行くなら今だと思って、やっと重い腰を上げたのです。新西国霊場は昭和7年に大阪時々新報・京都日日新聞・神戸新聞を母体とした三都合同新聞社と一般読者の意見を中心に選定されたものだそうです。近畿二府四県の寺院の中から、我が国仏教の始祖聖徳太子の「和の道」と平和な世界建設を基調に、信仰と健全な探勝行楽を兼ねる巡拝コースとして大阪に12、和歌山に2、奈良に3、京都に4、滋賀に2、兵庫に15夫々の寺院に古い歴史があり、様々な由来、逸話を盛った古刹名刹です。(立木観音のHPより)立木観音の階段はすごいということで登山靴を履いてダブルストックで登ります。石段は800数段ということで初めは数えながら登りましたが、途中でやめました。少し登って、振り返った登り口です。次々に下りてくる人や登ってくる人が絶えません。若い人が多くて、私みたいな年寄りはいません。開祖の弘法大師像ところどころの角には御手水場や小さな池、灯篭、句碑などがあります。木陰の階段なので助かります。ジグザグに登り、ほとんど同じ景色です。800段以上登ったら境内思った以上に広い境内正面左に本堂御手水場本堂右横で御朱印を頂きます。帰宅して数えたら、17目の御朱印でした。まだまだ半分残っています。昔の茶店のようなお休みどころ無料のお茶もふるまってくれます。ところどころベンチがありますが今日は天気が良すぎて日当たりの良いところは誰も座っていません。ハッカクレン初めて見ました、きれいな八角の葉っぱです。たまたま境内には誰も写っていいませんがたくさんの参拝者が長い階段を登ってきています。今から本堂でお参りをした後奥の院まで行きましょう。宝篋印塔の左横から階段を登って鐘楼一人一回突かせてもらえます。とてもうれしそうこういうの大好き!!奥の院とても綺麗なお寺でした。参拝者が若い人ばかり、お寺の関係者も若い人ばかりでした。後で考えらたら、厄除けのお寺なので、厄年の人がたくさんお参りに来ているのですね。下りてきて瀬田川を眺め立木観音参拝終了後は日帰りのお風呂に入って夕食後、今夜のお宿道の駅アグリの郷栗東へ向かいます。明日は湖南アルプス(金勝アルプス)に登ります。
2024.05.29
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白山と別山18日(土)先月末4月29日にアカヤシオを見るために、ここ瓢ヶ岳に登りましたが今度はシロヤシオのためにやってきました。アカヤシオの印象がとても強いのですが2022年5月29日に シロヤシオとベニドウダンが咲いている時にも登っています。3週間前にも来た、登山口新緑がもっと進んで緑のトンネルです。目の中すべてが緑空気まで緑のようです。いつ来てもこの景色は好きです。大きな栂の木のようです樹間から雪山が見えました!!これだけでは山座同定できませんねしかし北アルプス方面です。3週間前より、緑の葉っぱが茂って左の展望がありません。もう少しで稜線その手前で下に落ちてる花を見つけてシロヤシオがわかりました。白い花は地味ですし、頭の上の高いところで咲いているとわかりにくく落花があって初めて見上げてわかりました。この枯れた大木の向こうにアカヤシオの木があります。いつもここでアカヤシオの写真を写せるのです。奥瓢ヶ岳(1160m)この手前の大岩で二人の男性が、北アルプスが見えると教えてくれました。帰りにその岩に登ってみましょう。私たちはスタートが遅いので先を急ぎます。シロヤシオとベニドウダンを探しながら・・・花付き悪くて一枝に一つ位しか咲いていない木が多くて今年は裏年かな~~とあきらめていたらたくさん咲いている木がありましたそれも低い枝にたくさん咲いています。ゆっくり楽な姿勢で写せます。山頂の手前の分岐あたりはアカヤシオが咲いていたところです。やはりここにもシロヤシオが咲いています。他の方のブログを調べたけれどシロヤシオがあまり載っていなくて、たぶんダメかもと覚悟していました。きっと、背の高い木だとそれを目当てでないとわかりにくいですね。葉っぱと白い花は同じように見えてしまいます。瓢ヶ岳山頂(1163m)山頂には二人いましたが、そのうちに貸切になりました。いつも私たちが最後です。左の木はアズキナシで、花が咲いて満開です。御嶽山(右)とその左に乗鞍岳乗鞍の左に北アルプスの山並みが見えています。今日は天気が良いけれど、これほどの展望は期待はしていませんでした。左から黒部五郎岳、槍ヶ岳から穂高連峰まで真ん中の三角錐の山は笠ヶ岳笠ヶ岳今日はあまり目立ちません。黒部五郎岳はまだすごい雪です。双六岳や三俣蓮華の山並みの向こうに鷲羽岳や水晶岳の黒い山左から槍ヶ岳(槍の先はやはり雪がありません)大喰岳、中岳、南岳、大キレット、北穂岳、奥穂岳から前穂岳私のコンパクトデジカメではこれが限界です。少しズームで、槍ヶ岳から大喰岳、中岳白山連邦白山の主峰の大汝や御前ヶ峰、別山から三の峰まで見えています。白山の右端には三方崩山懐かしい山々が見えています。山頂のすぐ横は高賀山御嶽山乗鞍岳御嶽山と乗鞍岳白山連邦と三方崩山恵那山とその前に笠置山白山より近いのに、こちらの方ははっきりしません。山頂のアズキナシは満開花は高いところに咲いているので背伸びして上向いて、これが限界槍ヶ岳から大キレットまでの山並みいつまで眺めていたい景色です。お昼ご飯の後も何度も写真を撮って楽しみました。御嶽山と一緒に写しましたがわかるかな~~三等三角点と、白山です。他に中央アルプスも見えましたが、コンパクトデジカメではきれいに写せません。せめて三脚でもあれば最大のズームでもブレないけどハンズフリーでは無理ですね肉眼でしっかり楽しみました。シロヤシオを求めて、骨ケ平の方へ下りかけましたが、どんどん下ります。登り返しを考えたら…途中で止めました。もう一度シロヤシオをながめて清楚ですね奥瓢ヶ岳の大岩の上膝が悪いので写真で見るより、登るのが大変でしたが、岩の向うは崖なので・・・下りるのはもっと大変貸切だからワーワー言いながら大騒ぎでした。北アルプスが見えるのですが、こんな苦労をしなくても山頂からで十分です。下界は30度近くになって今年一番の暑さだったそうですが新緑の瓢ヶ岳は爽やかな風が吹いて、シロヤシオと大展望でした
2024.05.20
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12日(日)豊田市足助町大多賀峠から寧比曽岳に登ってきました。寧比曾岳というと、2020年5月20日に平山明神岳に登り始めてすぐ、ヤマビルの集中攻撃に遭ってそこからヒーヒー言いながら逃げ下りて目的の山を寧比曽岳に変更して登った記憶が蘇ります。どういうわけか、その時はブログには載せていません。しかし、その時以来寧比曽岳というと、そのことが思い出されるのです。大多賀峠登山口ここから植林の中を登っていく植林の中だから下草が無くフカフカした歩きやすい道亀の甲岩手入れの行き届いた植林間伐も枝打ちもされていて、植林の割に明るい5月末からどうやら伐採工事が始まるらしい。時々自然林の中も歩く緩やかに登ったり、下ったりしながら高度を上げていく東海自然歩道なので、ところどころでベンチがあります。しかしこのベンチは、ピークで風の通り道にあるので寒いので休憩しません。この先いったん下ったら、広い斜面をグングン登ります根っこがすごい道歩きにくいのでみんな色々なところを歩きます登山道が崩壊していたところは直されていますさすが東海自然歩道です。植林と自然林の境界を登りますここまでは歩いているので暑くて、着ているものを一枚脱ぎましたがここの温度は11.5度、風が寒いはずです。雨も降ってきました。天気予報より早いです。登り切って平坦な道は、冬は樹氷や霧氷の素敵な道になります。下ってくる人が、山頂はもやで真っ白で視界がほとんど無い、といっていました。確かにもやが漂っています。山頂直下の水場の近くです。あと少しで山頂山頂の休憩舎二組がお食事中です。雨がすごいので休憩舎に飛び込みました。山頂の方にも誰もいません。寒くて寒くて、谷から風も吹き上げてきます。持っているものすべて着て、震えながらお昼ご飯を頂いて雨が止むのを待ちます。レンゲツツジ(実物より赤く写っています)このレンゲツツジの方が自然色です。小雨になったので休憩舎から出てきました。ベニドウダン山頂の真ん中に立派なベニドウダンが生えています。向うに休憩舎三等三角点が右にあります。山頂は意外に暖かくて風もほとんどありません。(?)寧比曽岳山頂(1121m)の標柱向うに見えるのが筈ヶ岳かな?誰もいなくなった山頂貸切です。雨が降ってなければここでランチの方が良かったね下山してきて帰りに、廃館になった公共施設の「いこいの村愛知」の外れの空き地に車を停めて立派な看板を見ていたらこの看板はステンレスでとても立派できれいなのですが相当古くてとっくに無くなった、香嵐渓スネークセンターとかスケートセンターの案内が載っています。伊勢神湿原の方へ行って見ましょう以前まだ「いこいの村愛知」が営業していた時にトイレ休憩で館内に入り、この湿原まで散歩したことを思い出しました。2001年に閉鎖されてから、この湿原もほったらかしのようで全く管理されてないようです。1978年に開館して、2001年に廃業した「いこいの村愛知」は年金のお金を使ってずさんな計画と資金投入で立派な施設だったけど、廃業後何にも使われずもったいないことです。立派な建物がまだ残っているだけに、税金の無駄遣いの象徴のような気がします。湿原はレンゲツツジしか咲いてません。夏になったらほかの植物も咲くのでしょうか・・・取り残された湿原は、ひっそりと時間がとまった感じです。
2024.05.14
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5日(日 こどもの日)ここ数年、キンランを見るためにみたけの森に行ってきました。そしてその次に美濃加茂市の米田白山に登ってシライトソウを見てきました。みたけの森はササユリでも有名ですが、キンランも咲くのです。タツナミソウいっぱい花をつけているタツナミソウお目当てのキンランキンランはここで初めて開いている花を見て今まで思っていたキンランは蕾だったと知りました。開いていると確かにラン科の花ですね。タツナミソウホタルカズラ私の今までのイメージに近いキンランみたけの森は広々として手入れが行き届き素敵な公園です。去年咲いている所に今年も咲いています。ホタルカズラ米田白山の登山口美濃加茂さくらの森ここから右の山へ入っていくコツクバネウツギこの種は色変わりが多いそうです。これは紅橙色していました。東コースで時計廻りで廻ります。米田白山は岩の山なので、登るにつれて登山道に岩が出てきます。新緑の中を登ってゆく時々植林もあります飛騨川の流れと、一番右に納古山たぶん見行山(905m)岐阜県加茂郡八百津町と、白川町と、恵那市の境界にそびえる山です。岩の露岩帯すぐに山頂稜線になります。山頂の稜線は色々な名前が付けられた岩が出て来て飽きさせません。インスタ映えするロケーションが続きます。馬の背岩の上から飛騨川の流れと美濃加茂の町と、川辺町の町馬の背岩山頂稜線はモチツツジが満開モチツツジタイタニック岩この写真ではタイタニック岩が崖に飛び出してる感じは出ていません。座っていますが、立つと岩が飛出ていて、足元の真下に何もなくてメチャクチャ怖くてなんとか座ってパチリタイタニック岩の隣の岩に立って・・・向うがタイタニック岩どっきり岩どっきり岩に登って白山槍初めは白山が見える槍みたいにとんがっている岩かと思っていました。では無くて、米田白山の槍のように尖がった岩です。白山槍から、北東に目を向けたら見行山です。その右に笠置山とうっすら恵那山御嶽山も見えます春霞でぼんやりですが。雪もだいぶん融けましたね。米田白山山頂(274m)二等三角点があります。ここでお昼ご飯にします。今までここでランチしたことがありません。いつもはこの先の展望台ですが、たぶん日当たりが良すぎて暑いと思うので、今日はここの木陰が気持ちが良い。地面には、地元の人が毎日のように石で日付を変えてくれる今は 米田白山 NO WAR と書いていますよ今日も登ってきた地元の人が、石を並べなおして、字を整えていました。山頂から飛騨川と川辺町の町と納古山(右)一番西端にある展望台天気が良くて暑い展望台から西の景色抜群です。飛騨川と木曽川の合流点でJR太多線の鉄橋と新太田橋、その向こうに太田橋が架かっています。真正面奥の山は鳩吹山の山塊美濃加茂の町と遠く川辺町一番奥に高賀三山先週の瓢ヶ岳もあの中に・・・鳩吹山の山塊のズーム一番奥のうっすら見えるのは伊吹山西ルートは斜面にいっぱい咲いているシライトソウ東ルートには全く咲いていませんでしたがシライトソウがいっぱい昨年この時期に来てシライトソウが咲くのを知りました。今日はキンランとシライトソウの花を探しにやってきました。花はその季節が来ると、ちゃんと咲いてくれます。それは土の中で健気に季節の巡りを感じ取っているのですね。花の咲く時期が来たら、また会えたね~~って花探しの山に登りたくなりますね。
2024.05.08
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29日(月 昭和の日)10回目の瓢ヶ岳に登ってきました。中美濃林道登山口から楽ちん登山です。アカヤシオには少し遅いと思ったのですがここ数年はアカヤシオの時期に登っていたので今年も可憐なアカヤシオが見られるかな・・・登山口で上げた右足を指さしています。靴を履こうとして、よく見たらソールが剝がれかかっていたのです。つま先とかかとがかろうじてついている状態でした。左の靴も剥がれかかって浮いています。相棒の持ってた予備の靴紐で縛っています。ソールは何とか登って下りてくるまで無事でした。天気は曇りで夕方から下り坂、新緑が素敵な登山道です。樹間から高賀山が見えています。笹が今までよりも茂っているような気がします。ミツバツツジ今まで、この山では一番花付きが良くきれいなアカヤシオの木ですが、今年はもう終わっています。下には落花が・・・かろうじて残っている花この近くの、アカヤシオの群生地の木は花が残っている木は無くて、やはり遅かったのねこの程度しか見られないと少々がっかり。クロモジの花KIKIが指さしている方に、一番花付きが良いアカヤシオの木があるのですがもう終わっていました。ここからは稜線歩きです。両脇が笹の稜線歩き一番好きなところです。アカヤシオが終わっているから、カタクリなんてもうとっくに終わってるだろうとでも咲き残りがありました。良かったね~~今年初めてのカタクリです。この子は咲いたばかりですね。一番の美人さんです。やはり瓢ヶ岳は寒いのですね。ほぼ一ヶ月遅れで花が見られます。奥瓢ヶ岳山頂(1160m)立派な山頂標識が出来てます。その後いったん下って、また鞍部にはカタクリの小群生花が終わった茎が残っています。何とか咲いてくれています。結果的に、登山道脇には5~6輪の花が残っていました。瓢ヶ岳の山頂近くでメチャクチャきれいなアカヤシオが二本背が高いのでズームで写しましたが青空ならきれいだったでしょうね。瓢ヶ岳山頂(1163m)三等三角点があります。到着した時は3組が休憩していましたが次々に下山して、貸切になりパチリ白山低い雲の間にかすかに見えます。御嶽山も雲の中高賀山帰りにもう一度きれいなアカヤシオを見て名残のアカヤシオを目に焼き付けて同じ道を下山しました。帰りに靴の修理に出して、あ~あ物入りです物価の値上げでソールの張替えも値上がっているそうです。次の山はゴールデンウィーク真っ最中ですね。遠出は混むからしませんが近場で楽しめる所へ・・・
2024.05.03
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20日(土)今日はイワカガミを見に行こうと思って鬼飛山と帰りついでに鳩吹山へ、ダブルヘッダーです。鬼飛山は2019年12月に初めて登って今回で4回目ですが、イワカガミの咲く頃には登っていませんでした。山頂に大きな群生地があるので、今回はその花を目的に登りました。登山口は岐阜県美濃加茂市の賑済寺です。初めて登ったのもここからでした。その後、川辺町の山楠公園からも登っています。お寺の裏山が鬼飛山山際に建つ小さな庵は白隠禅師が籠った庵です。お寺を通り抜けるように進みます。白隠禅師石像白隠禅師は静岡県生まれで、臨済宗の開祖です。白隠禅師の逸話が書かれています。山道になったらすぐ、山の神様が祀られています。ヤマツツジが咲く登山道を進むヤマツツジが満開白隠禅師の座禅岩祟り石と言われていた別名 傘石白隠禅師はこの岩の上で座禅を組んだそうです。上に乗っている石は今にも落ちそうです。急斜面を少し登ると山頂稜線に出て休憩舎が見えてきました。次に向かう鳩吹山が見えています。今日は天気が良いのに春霞というのか、もやっています。鬼飛山山頂(291m)垂れている紐を引っ張るとおもちゃのゴムの蛇がブラ~ンとでてくるのですが分かっていてもビビりますね。その先にイワカガミの群生地見事な群生で、この時期に来て良かった!!ちょうど満開です。ここのイワカガミは白でナンカイイワカガミという説明看板が有りました。一般的にはピンクのイワカガミをよく目にしますが関の清水寺の日龍峯寺から登る本城山の山頂にも白いイワカガミが咲き静岡の七面山の登山道にも白いイワカガミが咲いていました。ナンカイイワカガミは東海地方から和歌山県周辺に分布するそうです。山頂の東端までやってきました。川辺町の眺めです。目の前は大谷山と八坂山少しズームで、飛騨川に架かる赤い橋ズームにしてみたら八坂山の御嶽神社の吹き流しと休憩舎が見えます。先週登った納古山が見えています。立派な鬼瓦が載った岩第二見晴らし台低山ですがここまで来たらとても見晴らしがよくここを下って大楠公園まで行けます。来た道を戻ってもう一度イワカガミの群生を眺めて駐車場まで下りてきました。大きな桜の木の陰でお昼ご飯を頂いて鳩吹山へ向かいます。ホウチャクソウ可児の河川敷公園の駐車場からカタクリの群生地に向かうとすでにカタクリは終わっていて影も形もありません。その代わりホウチャクソウが群生していました。小天神ルートで登ります。結構急斜面です。岩の露出帯を越えて暑い暑いといいながら登ります。昼ご飯の後ですから、たくさんの人が下山してきます。小天神に着きました。美濃加茂市の方を眺めて本当は御嶽山が真正面に見えるのですが今日は見えません。この山もヤマツツジが咲いています。大天神の手前はチャートの露岩帯を登ります。コアブラツツジコバノミツバツツジ右にヤマツツジ、左にミツバツツジ大天神休憩舎このヤマツツジは満開蝶々が乱舞しています。鳩吹山山頂(313m)今回で13回目です。木曽川の流れを下に見て御嶽山が真正面に見えるのに・・・ヤマツツジとミツバツツジのコラボ山頂から少し進んだら岩場があり木曽川の蛇行がきれいに見える所です。帰路は大天神と小天神の中間から大脇に下りる「大脇ルート」で下山。今日は二つの山を登って、イワカガミと、ホウチャクソウヤマツツジを堪能してきました。急に暑くなって花があちこちで見られるので山登りも花探しで楽しめます。さてもうすぐゴールデンウィークですどこに行っても道路は混むだけなので少々憂鬱なのですが混まない山を探して登りましょう。
2024.04.29
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14日(日)この頃ブログ更新が遅れています。7日に岐阜県川辺町の納古山へアカヤシオを見に行きました。その時は川辺町の下麻生の遠見山から納古山を目指しました。アカヤシオはまだ五分咲きで満開ではなく今回は満開のアカヤシオを見に、もう一度行くことにしました。納古山は1997年に初めて登って以来、今回で17回目です。コロナ禍でしばらく行っていなかったので2021年以来、7日は久しぶりでした。今回はその一週間後で、アカヤシオがどの程度開いているか先週と比べてどれほどきれいなのか楽しみです。今回は三和町の納古口コースで登ります。林道の脇の広くなったところに車を停めて登山口まで15分ほど歩きます。ヤマルリソウ相棒がヤマルリソウを見つけました。この花は久しぶりです。湿った崖のその場所だけ咲いていました。花弁の薄紫は写真ではその微妙な色が出ません。登山口に到着ここから沢沿いを進みます。道は広そうに見えますが、すぐ沢にぶつかります。沢を何度も渡り返して天使のブランコすごく太いツルが降ら下がっています。天使のブランコと表示が・・・右や左へかえる岩そういえばカエルに見えないことも無いですね次は ゴリラ岩どこがゴリラ???岩の一番上に、頭の突起があるローランドゴリラの横顔(左向き)岩の上に、やかんとお茶碗が、昔からあります。林業作業の人が休憩用に置いたままなんでしょう。沢の源頭に近づいたらツバキの森です。ツバキの落花がいっぱいそれに混じって。さくらの花びらもいっぱいです。沢の源頭を大きくUの字に回り込んで左へこの辺りから足場の悪い斜面になり岩尾根に取り付きます。急斜面を見上げたら岩だらけ大きな岩壁の端っこに取り付いて岩壁の左上を登ります。展望の開けたところから、向うに見える尾根は先週登った、遠見山からの尾根です。そこを登っている人の声がとても近く聞こえます。ツツジが満開ツツジの下を歩きますちょうどツツジは満開こういう景色は癒されます。コバノミツバツツジ左側の木の間から見える尾根は西尾根です。西尾根から登ったこともありました。遠見山からルートとの合流点。先週もここで合流しました。ここからは先週も通ったところです。これはミツバツツジです、まだまだ花盛りです。先週、ここで足の内ももがつってその後も、左右6回もつったのです。先週は足を引きずって登ったところくぐり岩山頂に行く前に西尾根の合流点に行って見ましょう意外にここには、人が少なくて一組だけ。アカヤシオは先週より開いて、満開というより、二~三日遅かった先週と今週の中間くらいがちょうど見頃だったでしょう。先週、蕾だけだったのが満開です。アカヤシオのトンネルです。山頂の一段下のアカヤシオは蕾だけでしたが開いています。納古山山頂(633m)に着いたら、すごい人人の間から写真を写してあまりの人ごみで、ここが山の上だとは思えません。天気が良いけれど、御嶽山も白山も恵那山も見えないので南を向いて山頂の地面に腰を下ろしてランチタイムです。二時間以上かけて、ゆっくりお昼ご飯休憩をしたら、皆さん下山されたので、下山する前に改めて山頂で証拠写真パチリゆっくり下山しながら花探しです。このミツバツツジはまだ蕾だらけアカヤシオが終わっても、まだまだ楽しませてくれそうです。やまびこテラス今回はここでヤッホーとやりましたがやまびこは答えてくれず・・・ツバキの森の沢の源頭で伏流水になった水場の水たまりには桜の花びらがいっぱいカエル岩の手前に小さなカエル岩です。登りには気が付かなかったけど大小二つ並んでるように見えます。林道をのんびり歩いて車まで戻ってきましたがやはり私はこのコースが好きです。岩尾根に乗るまでは、森の中の沢沿いを歩くだけで展望は有りませんが岩尾根の急斜面を歩くときは、左に西尾根、右に遠見山からの尾根を見ながらミツバツツジがいっぱい咲いている中を歩けるからです。二週続けて納古山に登りましたが山も季節やコースを変えて登るとまた違った感じがして楽しいものです。
2024.04.21
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アカヤシオ7日(日)いよいよ追っかけの花も、アカヤシオになりました。近年毎週のようにアカヤシオの時期には登っていた岐阜県の納古山もコロナ禍では県外自粛とかで、岐阜県まで行けなくてしばらくは見ていませんでした。アカヤシオは可愛いピンク色で、ミツバツツジの紫がかった色ではなくべビ―ピンクに近い色で、花弁も丸くて可愛いのです。今回は初めて歩くコースです。川辺町の遠見山から納古山へ尾根を歩くのですが地図を見たらとても遠くて私には無理だと思いましたが久しぶりに行けるところまで頑張ってみましょう。遠見山には登らず、遠見山から南天の滝に下りて林道を歩いて下山した道を反対に登ります。林道の手前の金昌寺の右横から林道に入ります。タチツボスミレ日後谷林道を歩きます。南天の滝別名 天子の滝大きな岩をくり抜いたトンネル林道の終わり近くなったら、右の山に取り付きますが初めからすごい登りです。鉄塔巡視路でもあるので硬質ゴムの階段がすごい斜面に付けられています。確かにこれが無ければよじ登りでしょう明るくなってきたので、ピークは近い鉄塔の近くで開けて、谷の対面の桜がとても綺麗吹き出る汗をここで拭って人やすみ鉄塔緑の展望台遠見山からやってきたらここで合流します。遠見山から来る方が楽かもしれない…とここで思いました。飛騨川を挟んだ対面の山肌には満開の桜がいっぱい天気が良いのですが、花粉と黄砂でホコリっぽい景色ですさあここから納古山に向けて再出発ツツジがところどころ咲いています。意外に快適な稜線歩きで、こんな道が続くのか、いいなぁ~~クマ情報の看板が有ります。倒木も二か所ここはくぐって、次はまたいでヒカゲツツジが満開幸先が良いね~~三種のツツジの競演が見られるかも~~ヒカゲツツジの群落しかし、快適な稜線歩きは続きません登ったり下ったりの繰り返しが始まります。驚くほどのたくさんの人が下りてきて、私たちが出遅れたと感じます。カモシカピークと言われている所に到着そこからは、カモシカ大下り向うに見える山の後ろに納古山が隠れています。すごい下りですが、写真では臨場感はでませんこれはどうかな?少しは下りの感じがわかるかしら登ったり下ったりが続く山腹を巻く道では、ツツジが咲いていますが、まだまだ蕾が多くて・・・あと三日くらいで満開かな・・・でも、上を見上げたら、シデコブシかしら満開やっと、三和町からのルートと合流やまびこテラスヤッホーとやりたくても元気が無くなぜなら・・・この尾根で左足内太ももが攣って、15分くらい足止めです。久しぶりに攣りました。芍薬当帰散を飲んでしばらく痛みをこらえて恐る恐る足を引きずりながら歩き出します。恵那山(右)と笠置山(左)ぼんやりかすんでいます。岩尾根が続くのですが、足を引きずって攣った左足を持ち上げるのが大変くぐり岩写真だけかろうじて撮ります。七宗町からの初級・中級コースとの分岐相棒より遅れて山頂に到着(いつものことですが)納古山山頂(633m)今回で16回目ですが、2021年以来です。久しぶりに来ました。KIKIの左後ろにかすかに御嶽山が見えています。御嶽山左奥に白山も見えるのですが、今日はかすかでわかりにくい。二等三角点お腹がすいてグーグーなっていたので、貸し切りになった山頂でお昼ご飯を先に頂きましょう。目的の花、アカヤシオはご飯の後です。たくさん居た登山者はみんな下りてしまって、予想外に貸切になりました。途中でヘロヘロになり、足も攣ったのでダメかと思ったけど山頂まで来れました。(というのは帰りにもすごい状態になったのです。)おめあてのアカヤシオ可憐な花弁の形と色です。しかしまだこれだけしか咲いてないつぼみは有るけど、なんだか少ないね山頂南東のアカヤシオは全く咲いてなく山頂の一段下の木もこれだけ、蕾はあるのに・・・山頂から下って西尾根に向かうところでは何とかこれだけ咲いていましたが以前の満開の時から比べたら、今年は裏年?それともまだ早すぎたの?アカヤシオのトンネル少し遠い木を望遠でとらえてさあ頑張って戻らないと日が暮れます。登りに見たピークこのピークが納古山を隠していました。コバノミツバツツジこの木は満開です。以前中級コースで登った時、山頂手前でコバノミツバツツジが満開で山頂直下でヒカゲツツジ、山頂ではアカヤシオと三つのツツジが競演でした。登りでは、この鉄塔から先がすごい登りが続いてKIKIはヘロヘロになったのです。カモシカ登りが始まりますしかしここまで戻ってくるのに、左右の内太ももが交互に攣って合計6回も攣って、芍薬当帰散ももう一回飲んでもう3回目が飲めない状態でした。カモシカ登りの途中で最後にまた内ももが攣ってしばらく座って痛みが引くのを待ちます。ミツバツツジが慰めてくれますやっと平坦な道歩き始めはこんな道が続くのかと思ったけど登ったり下ったりの、今まで最高に足が攣った道でした。最後の鉄塔から林道へ下る急斜面の道は慎重に下りてきて、何とか無事下山。足が6回も攣るというアクシデントに見舞われたけど何とか途中でギブアップせずに登り切りました。この冬は散歩のような歩きしかやってなくていかに歩いてなかったか、ということですね。
2024.04.13
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31日(日)シデコブシの追っかけが始まりました。八曾はミツバツツジとハルリンドウと、シデコブシが咲くのでここ数年は花の追っかけをしています。ここ二週間はあまり花には会えてなくて今日こそはと気合を入れて出かけました。亀割の駐車場にはあまり車は無く拍子抜けです。八曾自然休養林の管理道路はこの時期には両脇にコバノミツバツツジか満開で・・・しかし日当たりの良い場所でもこんな程度です。それなのにこのコバノミツバツツジは大きな木の下にもかかわらず満開にちかい咲き方です。山の神様におまいりをして・・・でも山の神様の周りのコバノミツバツツジは全く咲いていません。これは手前の木の蕾ははちきれそう向うの日当たりの良い方の木はまだまだ蕾は小さい訳が分かりませんね~~左上の赤丸からスタートして右の赤丸の黒平山へ途中②から③㉑④⑤⑥と歩きます。湿地の手前に大塚大明神個人が祀っているみたい木の橋を渡り湿地はショウジョウバカマが満開シデコブシが出てきました満開ですが遠いです。まだ橋を渡って、向うの明るいところが湿地です。薄ピンクですが花が少ない (´;ω;`)つぼみがあるのですがまだ膨らんでません今年も裏作かな~~~?一番よく咲いている木です神主のお払いに使う幣(しで)みたいな花弁からシデコブシとか・・・足元にはハルリンドウが咲き始めています気を付けないと踏みそうです。これは花弁が多く、まるでひまわりみたいです。向うにデッキが有りますが以前はその周りの木にいっぱい花が咲いていましたが今日は早すぎたのか全く花が咲いていません。約2ヘクタールある八曾湿地は犬山市内の代表的な湧水湿地だそうです。探し回ったら、やっとピンクのシデコブシを発見真ん中の花芯にかけてグラデーションが良いですね。これが一番きれいに咲いている木でした。ショウジョウバカマも負けずに咲いています。これは少し色が違います。ショウジョウバカマはユリ科です。よく見たら一つ一つの小さな花は確かにユリのようでもあります。まるで絨毯のように…とまでは行きませんがいっぱい咲いています。黒平山への山腹を行くこの石垣を左へ行くと八曽滝黒平山は直進来るたびに、黒平山の山頂(327m)の祠はだんだん壊れて行きます。山頂では一組が食事中でした。我らもランチタイム。このコバノミツバツツジは八分咲きランチ後八曽滝への分岐を右に見て、直進して一番南端まで下りてきて満開の桜マスコミは3日前、開花したと大騒ぎしていたけどここの桜はもう満開です。桜と川は合いますね名古屋大学地震研究所と岩見山への登り口東海自然歩道の川沿いを結構長く歩いてモミの木キャンプ場にやってきました。車が3台停まっているだけ岩頭洞(がんどうがま)コースを歩きます。今まで「がんずぼら」と読んでいました。日本語は難しいですね。五段の滝左下に見えます。しかし上流にキャンプ場があるせいか、川の水は濁っています。何度か橋を渡って川の右左を歩きます。天狗岩突きあげるように大きな岩がそそり立っています。木があるのでわかりにくい。キャンプ場の桜色が濃いですね亀割駐車場の桜同じ桜でも色も形も違いますね。桜な種類が多くてわかりません。今年は3月に入って寒さが戻り、花がなかなか咲かなくて例年よりもどの花の開花も遅かったけれどここに来て暖かい日が続いたら一斉に咲き始めました。花の追っかけも空振りが多くてがっかりでしたが今日は少しは満足して帰宅しました。次は何の花の追っかけでしょうか。
2024.04.08
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30日(土)久しぶりに良い天気で暖かく家でムズムズしてきたので、居住地の名古屋市名東区の里山親鸞山へ一人で行ってきました。かなり昔、登ったことがありましたが、その時は親鸞山とは思わず(まだその頃は整備されてなくて、登山口も違いました)ただの里山でした。最近ではYAMAPなどで紹介されているので行って見ました。駐車場に着いたのは1時過ぎでほとんど満車状態案内看板を写真に撮ってルートはいくつかありますが駐車場利用時間は16時半までで、初めて歩くルートなので時間が読めないので最短で親鸞山へ往復することにします。歩き始めてすぐにぬかるみが続いて先が思いやられましたが左が杉林、右が雑木林の気持ちの良い道がまっすぐに。二股になったところで迷いました。標識が無く、どうしようかと思ったけれど右を選択(正解!!)高い木が無くなって明るいところに出たと思ったらまた分岐、ここは直進ほど良い木陰をのんびり歩きます。誰にも会いませんあれほど駐車場はいっぱいだったのに・・・道を外さず直進竹藪が出てきました。感じの良い竹藪の中イイ感じの木漏れ陽この辺で写真を撮ろうと思ってカメラを柵の上に置いてセルフタイマーでパチリ突き当りのフェンスの向こうに大きな建物が・・・右に曲がったら「マムシに注意」の看板 町中の里山ですがマムシは居るのですね左上に行きますグルッと先ほどの施設の横を回り込みます稜線を歩いているようです左の木に、根岳(鷹住山)の看板が有るので登ってみよう。ここで初めて人に出会いました。根岳山頂(108m)名東区で二番目に高い山 四等三角点ルートに戻って天狗台なぜ天狗なのかわかりませんが、なかなか気分の良い広場です。ベンチでお茶を飲んで出発だんだん緩やかに高度を上げて行きます。階段の上には展望台このルートは名古屋市名東区と隣の長久手市の境界上にあるのですが展望テラスは長久手市の管理物です。登ってみたら、遠く猿投山まで見渡せます。手前に広がるのは長久手市の街ルートを少し進むと、「ロバの背山」なぜ ロバなの? と疑問が湧きますが、答えが出ないまま進みます。コナラ平 どんぐり林なのねだんだん山に登っていく感じがします。三等水準点一番高いところが親鸞山右に建物があります。御嶽神社山頂への階段を登れば親鸞山山頂(111.6m)この親鸞山は名東区では一番高い山で名古屋市内では二番目に高い山です。(一番高いのは東谷山です)名古屋市は濃尾平野の中にある街なので、あまり高い山がないのです。一番高い山の東谷山でも、198mしかありません。ぐるりと見渡しても、ほぼ平坦な街並みが続くのです。山頂から日進市の御嶽山が見えています。茶色の建物は日帰り入浴施設「花○ょうぶの湯」です。山頂から真下の御嶽神社を見てお茶を飲んでいっぷくしたら、急いで車まで戻りましょう。帰りの道は同じ道ながら行きよりも日が傾いたので、竹藪は薄暗くなりかけて帰りは写真を撮らずひたすら歩いてもどりました。急に思い立って一人で地元の親鸞山へ行ってきましたがきれいに整備されていて、なかなかいい感じに歩けました。今度は相棒も誘って、他のルートも含めてたっぷり歩きたいなと思っています。
2024.04.01
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24日(日)先週、弥勒山と築水池の周回で、シデコブシやミツバツツジの開花を確認しに行きました。しかし思ったほど咲いてなくて今週はきっと咲いているだろうと思ってやってきましたが・・・相棒は咲いているから見に行こうというのですが私はまだまだだと思っていました。どちらの方の予想が当たっていたでしょう。築水池のほとりのコバノミツバツツジははぼ3分咲きかな~~つぼみは先週より膨らんでいますが、咲いているのはチラホラおしべの数が10本がコバノミツバツツジです。5本のはミツバツツジです。一本の木に開いているのは数個です。湿地のシデコブシはまだ蕾が硬く開いているのは無く、この程度がやっとシデコブシの群生地の湿地はまだこんな感じ咲いていません~~先週のショウジョウバカマの花は二つから三つに増えています。色の濃いショウジョウバカマシデコブシの群生はまだまだこんな状態です。濃いシデコブシ蕾先週より蕾が膨らんでいるが開いているのは無くこれくらいがやっとこの木が一番つぼみが膨らんでいます。ミズバショウここのシデコブシはまだまだ蕾も硬い宮滝大池カモが泳いています宮滝大池に映った、左から弥勒山と大谷山と道樹山宮滝大池の南に、岩船神社ここに神社があることは知らなくて、来たことが有りません。参拝して神社の左から池に戻りましょう意外と立派な神社廻間第一号古墳盗掘されてはいたけど、副葬品か残されていたそうできれいな丸い形の円墳です。神社の隣に「げんき牧場」小雨が降る中を宮滝大池の反対側湖畔に戻ります。西高森山への登山口から登ります。尾根までは急斜面を登ります。鉄塔の足元は日当たりが良いのでコバノミツバツツジは7分咲きこの木は雨が上がって晴れたら二~三日で満開になりそう尾根に取り付いて山頂を目指します。面白い木を見つけました。枝が直角に折れ曲がって、まるでベンチのようです。さっそく座ってみます。この尾根で一番背が高く、遠く離れていても目立つ木です。西高森山山頂の小屋展望が良いので、晴れていたら名古屋の方から岐阜の方まで見渡せるのですが今日は雨が降っているのでダメです。四等三角点と小屋小屋の横の壁に貼られた地図西高森山(215m)四等三角点一番大きな築水池先週はその周りを周回今回は左下の二番目に大きな宮滝大池まで足を延ばして西高森山を登り春日井都市緑化センターまで戻ってきました。ここは春日井三山と併せて、色々なルートを時間と体力に合わせて歩けるので楽しめます。今回はどうやら花の開花は私の予想通りでいまひとつでしたが雨が上がって来週は各地で花情報が聞かれるでしょうね。
2024.03.27
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17日(日)お天気がいまいちの日曜日こんな日は展望が望めないのでそろそろシデコブシが咲く頃だと思って、春日井の弥勒山に登り築水池を周回してきました。池の周りにはミツバツツジや、シデコブシの群生地とハルリンドウの咲く湿地があるので春の花を探しに・・・この間は春日井三山の道樹山から大谷山経由で弥勒山に登りましたが今回は直接弥勒山だけ登ります。林道を少し歩いて、小屋が見えてきました。小屋で少し休憩の後、弥勒山の登山口です。少しの急登を登り切ったらなだらかな稜線に取り付いて弥勒山山頂(437m)たくさんの人が下山した後だったようで、写真には人が写っていませんがすぐにいっぱい人が登ってきて、いつもの満員の山頂になりました。いつものヤマガラとお遊びです。しかし昨日たっぷり餌をもらったのか今日はヤマガラが少なくて、あまり遊んでくれません。ベンチのヤマガラさんとお別れして下山して、林道の小屋まで下りてきました。そこでお昼ご飯を頂いて、次は築水池の周回です。さてどんな花が咲いているかな?しかし、いつも池の周りに咲いているはずのコバノミツバツツジも全く咲いていません。蕾は膨らみかけですが咲いているのが無くてシデコブシの群生する湿地に下りていくと遠くのシデコブシの蕾が膨らんでいるのが少しカメラの望遠で何とか写せました。なかなかピントが合わず、これがやっとあまり蕾が膨らんでいるのが有りません。今年は遅いのかな・・・二月に暖かかったので。今年は花が早いような気がしましたが3月になって寒い日が続き、蕾も膨らみません。シデコブシの群生地ですが花は無くショウジョウバカマだけが春を感じています。ヒサカキの花可愛い5mm位の小さな花が葉の裏に点々と咲いています。色々なルートで歩けるみろくの森です。やっと一本コバノミツバツツジがいっぱい咲いている木がありました。そしてやっとシデコブシが咲いていました。1~2本のシデコブシだけ蕾が膨らんでいますが咲いているのはこの程度のこの花だけです。でも色がピンクで可愛い咲き具合です。ニリンソウの咲き残り築水池に戻ってきて左の弥勒山と、右の大谷山の池に映った、逆さ弥勒山と逆さ大谷山築水池の周りを周回して戻りましょう。きれいに並んで咲いているヒサカキ築水池の反対側からの眺め今日は天気が良くなくて、雨が降ってきたり、少し青空が出たりだから雨が上がってもこんな色の空でした。春の花はまだまだでしたが、あと一週間から10日で花が咲き始めるでしょう。そしたら、花の追っかけがまた始まりますね。
2024.03.22
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10日(日)各務原自然遺産の森から、大岩見晴台経由で金山三角点へ冬によく行くところです。大岩見晴台は色々なルートから行けるのです。迫間不動から迫間山経由で大岩見晴台へまたは大岩不動から直接、大岩見晴台へ登ったこともあります。今回は一番よく歩いている、各務原自然遺産の森の駐車場に車を停めて大岩見晴台経由で金山三角点へ行き、そこでランチ同じ道を帰る楽ちんな低山散歩です。各務原自然遺産の森の管理棟古民家を移築したものです。お天気が良く、映画のセットみたいな景色です。管理棟の横から長い急階段を登ります登り切って上から写したもの。ジグザグに高度を上げ、目の前のピークを目指しますこの岩場から振り返ったら迫間不動の谷を取り巻くように右側の尾根のピークは金毘羅山、その向こうのアンテナのある明王山左の尾根のピークは迫間山馬蹄形の広がりが真正面に見える所です。以前は迫間不動から迫間山に取り付いて、大岩見晴台まで行きましたがこの頃はもっと楽な、各務原自然遺産の森から登っています。二階建ての展望台今日は珍しく伊吹山が良く見えます。このところの寒の戻りでしょうか、雪を被っています。稜線上の気持ちの良い道左に名古屋駅前ビル群御嶽山も見えています。山頂付近に雲が残っていますが、この後雲が無くなったきれいな御嶽に会えました。少しズームにしましたが、周りに雲があってはっきりしません。四辻右は迫間山の方へ、左は各務原自然遺産の森の西端へ下ります。大岩見晴台は直進します。途中、大岩見晴台の手前で御嶽山が良く見える岩場が有ります。だいぶん雲が無くなってきました。雪で冷やされているのでしょうか、今日はあまり噴煙がわかりません。誰かが、小岩見晴台と看板を作っています。登り切ったら快適な稜線歩き日当たりが良くて暖かいから、つつじが咲き始めています。大岩見晴台到着意外に人が少なくびっくりほとんどの人が下りたあとだったようです。恵那山の左奥に雪山がチラチラ見えています南アルプスでしょう。珍しくすいている大岩見晴台ですがお昼は金山三角点で頂くことにして、先を急ぎます。痩せた岩尾根を下ったり登ったり岩にびっしりヒトツバがついています。最後のピークで金山三角点のピーク(反射板のあるところ)を眺めてまたまた下ります。そして、反射板のある金山へ最後の登り中央アルプスの山並みが、ズラ―ッと見えています。ズームで、見たら左から木曽駒ケ岳、中岳、雪の少ない宝剣岳そして右端は、山塊の大きな三ノ沢岳恵那山も少し雪を被っています中央アルプス金山三角点(347m)アセビが満開南側が開けているベンチでランチタイム今日はカップ麺とウインナ―炒めと目玉焼きとおむすび食後の飲み物といつもどおりゆっくり一時間休憩して下山します。いつもここで先ほどまで居た金山を眺めて反対方向の迫間山方面迫間山と金毘羅山の手前真ん中に今から向かう大岩見晴台が見えます。ベンチに二人座っています。痩せた岩尾根を通過だんだん雲が無くなってきれいに見える御嶽山能郷白山は雲が低くてわかりにくい大岩見晴台(335m)能郷白山のズーム御嶽山のズーム朝よりくっきりしています。山頂稜線を歩いて下ります。以前は無かった「立ち入り禁止」の看板西に開けた迫間不動の馬蹄形の谷西に傾いた太陽に照らされています。管理棟の横の階段まで来ました。フクジュソウが植えられていますが開いてなくて、膨らんだ蕾ばかりです、残念と思ったら、一輪だけ開いていました。藤原岳に初めて登った時に、山の斜面が金色になるほどの群生に忘れられない衝撃を受けた花です。それから山に魅かれて、30年も登ってしまったきっかけになった花です。私を山に誘った花、フクジュソウ高い山でなくこんなところで見られるなんて・・・山と山の花は、まだまだ私を奮い立たせて歩かせてくれます。
2024.03.13
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3日(日)岐阜県富加町の梨割山へこのところ好きな山で、最近よく登っている山です。初めて登ったのが2020年1月次に2020年11月、2023年2月、2023年12月今回で5回目です。登るたびに、次はこのルートで登ろうと、違うルートや周り方を変えて登りたくなるのです。今回は登山口の清水寺の駐車場から東尾根を登って、一番端の鉄塔から次の鉄塔経由で梨割山へ梨割山山頂から西尾根を下って、清水谷の沢の源頭から加治田城へ加治田城址から地蔵堂ルートで駐車場へ下りるという周回です。とてもいい天気登山口の手前の畑から最初に登る鉄塔~次の鉄塔左の山は加治田城趾最初の鉄塔(右)と二番目に行く鉄塔駐車場は一台分だけ空いていました。今日はいい天気なのでたくさん登っているのでしょう。県重要文化財の二天門最初の征夷大将軍の坂上田村麻呂が開祖と書かれています。清水寺の本堂無住ですが管理が行き届いてきれいです。今日も庭の手入れをしている方が居ました。本堂の扉が開いていましたのでおまいり後、パチリです。真正面に国宝の木像の観世音菩薩坐像右には県重要文化財の木像地蔵菩薩立像ズームで国宝の観世音菩薩坐像東尾根の取りつきの稲荷ジグザグに急斜面を登るとお地蔵様集落を見下ろしています。東尾根の一番端の最初の鉄塔鉄塔の足の向こうにみのかも健康の森高木山の展望台が見えています。東尾根を北に向かって歩く展望の良い岩場向うに加治田城趾、右奥に梨割山右端の鉄塔は二番目の鉄塔。二番目の鉄塔二番目の鉄塔の向こうに加治田城(左)右奥に梨割山の山頂部が見えています。加治田城址のズーム二番目の鉄塔の下からみのかも健康の森右のピークの左横斜面の向うに見えています。東尾根をどんどん歩いて梨割山への分岐梨割山へ急登を登る正規のルートでは無いので、少し藪で歩きにくいけれどこれもいつかしっかり踏み跡がついて正規のルートになるのでは・・・梨割山山頂直下梨割山山頂(278m)ここで、ランチタイム二人組が我らと入れ替わりに下りて行ったので今日も貸切です。お昼ご飯の後は、初めての西尾根を下ります。岩尾根の途中を登ったり下ったり岩尾根を二度登ったり下ったり今度は急斜面を下ります。満開のアセビの木の向こうのピークを目指してすごい急斜面ですが、右にロープが有るのでたすかります。落ち葉が滑りやすく、膝で制御しながら下っていくのが辛い。振り返って急斜面を写してみます西尾根の分岐左へ下る前に前進します。のぞき岩南側の富加町が見えます。のぞき岩の一段下の岩棚南側の景色向うの山並みの切れ落ちたところの右が、猿啄城(さるばみじょう)があるところのぞき岩から尾根を登ったら展望の無いピーク(234m)先ほどアセビの木の向こうに見えたピークです。展望が無いのでこのままUターン再びのぞき岩まで下りてきて先ほどの分岐から、清水谷まで下りてゆきます。今度は加治田城趾へ登る尾根を登って、展望の良い岩場南側の明るい稜線を歩いて城址を目指します。加治田城趾木が切られ展望が良くなっています。加治田城址誰もいません、貸し切りです。加治田城趾から見た梨割山春霞の高賀山三山(一番奥の山並み)南側に堂洞城址ゴルフ場に囲まれた城跡猿啄城方面ぼんやりかすんでる名古屋駅前ビル群かなりのズームですが、今日はかすんでいます。加治田城趾来るたびに整地がされていきます。みのかも健康の森の高木山(展望台があるやま)加治田城から地蔵堂ルートで下ります。(曲輪から加治田城趾を振り返って)途中で最初に登り着いた鉄塔とみのかも健康の森の高木山地蔵堂ルートは狭くて急斜面地蔵堂ルートの登山口に下りてきました。今日は清水寺を中心に東尾根に取り付いて、梨割山へぐるりと周り梨割山山頂から西尾根を下って、登って加治田城址へ清水谷の周りを馬蹄の形でぐるりと周回してきました。これが一番大回りです。次は三番目の鉄塔も加えて周回してみようと、楽しみ方が色いろで冬の低山歩きも工夫すると楽しみも増えますね。
2024.03.07
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23日(金 祝)この時期はやはり梅でしょう、ということで尾張本宮山の大県神社の梅園を見て初めて立寄る相澤山、本宮山から石仏群を見て信貴山へ立寄って帰るという計画が雨でスタートが遅れました。大県神社の駐車場で雨が小降りになるのを待って傘さして歩き出します。さすがに雨だから人出が少ない今日は天長祭のドンピシャの日だけれど・・・チェンソーアートの龍毎年干支の作品が飾られています。一番奥に梅園しだれ梅がほとんどです。あいにくの雨ですが今日は見頃八重ですね梅園より上に行くと、鯉がたくさんいる池池より下を眺めたら花がほとんど終わった冬桜桜と梅の競演さらにその上にも池がありカワウが魚を狙っています。右奥に姫の宮の奥宮の赤い鳥居鳥居をくぐって山に入っていきます。思ったよりも歩きます姫ノ宮の奥宮心を込めておまいり小さなお社の後ろの上の方に、ある大きな岩が御神体かな?左の山に続く道を辿りますこの先からどんどん登ります。暑くて汗が出てきます。もっと簡単に相澤山山頂に着くかと思っていましたが意外に登るではありませんか。相澤山の山頂(206m)南側の展望があります。皆さんが写真撮っている看板この間まで「あいざわやま」だと思っていました名古屋駅前の方が開けていてズームで名古屋駅前ビル群が確認できます。今日のような天気でも見えました。登山道の右下に何かありますね近づいたら洞穴と奉天行者の碑があります。普通に写してもはっきりわかりませんがフラッシュ焚いたら、龍神様をお祀りしていますね今年は竜の年だから、ご縁があります。掃除も行き届いて、きれいにされているのでお祀りしている方がいらっしゃるようです。八大龍王様をお祀りしています。ここでもおまいりします。帰宅して調べたら、鳥羽浦龍神 八大龍王をお祀りしているということでした。良く踏まれている登山道本宮山の登山道へ合流してさらに信貴山との分岐で、本宮山へ向かいます。天気予報どおり、いつの間にか雨がやんでいます。右上に展望台がありますが以前一度行って見て、あまり展望が無いので今回もやめます。ここから本宮山へ急登り階段が続きます階段が嫌いなKIKIは、根性無しです。急にやる気を失ってダラダラ登りやっと階段を登り切ったら雨宮社展望の良い岩場小牧アルプスを眺めてズームで小牧アルプスの白山鉄塔山には反射板が二つ今日はこんな天気だからなのか、ひざの調子が悪く雨の後の濡れた岩場が怖くてへっぴり腰です山姥社ヤマンバをお祀りしてるのですね電波塔の右の山が先ほど行った相澤山さらに登って、山頂直下に西側が開けたところから岐阜城金華山(左)と百々ヶ峰本宮山山頂(293m)には大県神社奥宮が祀られています6年前に立派なお社に変わっています。一等三角点神社の左奥にあります正面の木が切られて展望が良くなりました名古屋方面はビル群で分かります。右手前の電波塔とその向こうに相澤山が見えますが本宮山と100m弱ぐらいの標高差ですがとても低く見えます。山頂から少し下ったところに石仏群があるということで見に行きましょう急斜面な上に、雨の後なので山土が滑りやすくて緊張します。登山道右側の一段高いところに11体の石仏尾張本宮山は1997年 1月に初めて登りました。その時はヒトツバタゴ自生地の方から登り下りはこの道を下ったのですが、記憶が全くありません。下山だと足元ばかり注意しているので一段高いところのこの石仏には気が付かなかったでしょう。ピンクのアセビが満開です。帰りの途中で信貴山へ立寄ります。きれいな多宝塔を眺めて本堂の右端から相澤山が良く見えるようになりました。展望をよくするために、関係者の方が木を数本切ったそうです。ズームで名古屋駅前のビル群を写していたら名古屋城を発見!!この写真でわかりますか?ヒント…真ん中ではありません。名古屋城を真ん中にしてもう一枚今ではビルに囲まれたお城ですね。大県神社まで下りてきました。梅園に夕日が当たって登りに見た時よりきれいです。やはり日が当たっている方が輝いています。今日は雨だったので、午後から登りましたが山二つと梅と石仏を楽しみました。膝が痛くてこの程度でも痛い痛いと言っているのでこれほど悪くなる前にきつい山高い山に登っておいて良かったと思います。今からならとてもとても無理ですね。
2024.02.25
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11日(日)最近は、冬になったら必ず行くところは豊田市の「天下峯」です。今回も王滝渓谷の駐車場に停めて渓谷沿いを歩いて古美山園地から山に入っていきます。近年、地球温暖化の上、今年は暖冬なのですでに梅園の梅が咲いているかもと期待しながら歩きます。駐車場には車が一台もなく貸切です。渓流の中の岩に祀られているのは弁財天渓流の左岸の舗装道路を歩きます。苔がびっしりついていて、滑るのでとても気を使います。きれいに色が塗り替えられた赤い橋を見て(この橋は渡りません)梅園に到着七分咲きかしら・・・満開の木もあればまだまだの木もあって、長い間楽しめそうです。下にも赤い橋が有ります。梅園の通過して、堰堤の上には王滝湖がありますが水が少なく湖という感じはありません。古美山園地に到着いつもならここはクライミングの人の車でいっぱいですが今日は少ないです。山に入ったら、切り開かれて昔と大違いです。昔は竹藪と雑木林だったのに、鉄塔設置のために切り開かれてはげ山になりましたが、去年より雑木が延びて生命力の強さを感じます。その雑木林を抜けたら突然のどかな農村が広がっています。初めてここに来た時には、間違って左の道路を登って、さらに下ってしまって一時間以上ロスしました。ここまで戻って、やっとちいさな天下峯の看板を見つけてホッとしたことを思い出します。ここにきたらいつもそのことを思い出すのです。今日はスタートが遅かったのですでにここでお昼過ぎてしまいました。ぶどう園の横でランチです。今日もおでんと、そのおつゆにうどんを入れて玉子とじです。冬はこれがとてもおいしい~~再び歩き出したらすぐに松平の始祖の、松平親正の墓五輪塔「山姥の足跡」という岩林道にでたら「産の神」三の神じゃないの?とちゃかしたくなりますね。左から道祖神、寒の神、山の神林道を少し歩いたら鋭角に左上に舗装道を登りますがこれがまた急こう配で嫌いです。相棒もここが一番いやだと同じことを言います。右の道ですが、写真では急こう配がわかりませんね右の階段の方でも山頂には行けますが私たちは左の舗装道を進みます。私が見ていた看板舗装道が終わったら、突き当たりには弘法堂その手前を登ってゆく左下に弘法堂巨大な岩が積み重なって山頂を形成している岩と岩の間に階段があるけど、今度登ってみましょう。八十八観音が祀られています巨大な岩の足元には観音様とお地蔵さまがペアでまつられています。天下峯山頂(360m)は巨岩の上ここは風が強くて、今日はここでランチをしなくてよかったわ。焙烙山(左)と六所山(右)の全景が見られます。すでにお昼ごはんは済ませているのでこの後は三角点のピークに行くか、このまま戻るか・・・結局このまま戻ることにします。切り開かれた鉄塔広場で天下峯を眺めて古美山園地に向かいます。王滝湖まで戻ってきて今まで通ったことのない赤い橋を渡ります。渡り切って、さてどうするか・・・梅園の方に戻れる標識に従って、行きの時の対岸を歩きます。行きはこの堰堤の向こう側を歩きました。梅園に戻ってこれました。梅園の上から見えていた橋です。濃いピンクの梅や白梅、紅梅この木はほぼ満開です。山歩きだけでなく、今日は梅も楽しめました。
2024.02.20
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11日(日)今年の正月明けの1月14日に、この岩巣山には登っていましたが今回は白岩の里から登ってみようと瀬戸の白岩町までやってきました。白岩の集落から、狭い林道を進むと東海自然歩道の看板が有り、そこから登ります。今から15年前の2009年1月に岩屋堂から岩巣山に登った時この登山口まで下りてきて、また登り返して岩屋堂に下山したという写真が残っていました。若かったから出来たんですね。現在地から北側には、冬によく歩く東海自然歩道の稚児橋から山星山のルートが書かれています。歩き始めてすぐに、きれいなトイレがあります。15年前にはありませんでした。東海自然歩道だから、ところどころに休憩用のテーブルと椅子が有ります。しかし、全く記憶が無く、初めて歩くような感じです。最初の石積みの堰堤明るい自然林の中の沢を何回か渡ります白岩大堰堤相棒はこの堰堤だけ覚えていました。私は全く記憶が有りません。堰堤の左横の急斜面の階段を登って高巻きで堰堤を越えます。ずーっと、沢沿いを歩きます。沢から離れるかと思ったらまた沢を渡り休憩ベンチの横ずーっと自然林の中なので感じが良いいよいよ沢から離れます。最後の登り大きなどんぐりの木稜線にたどり着きました御嶽山山頂に雲がかかっているので、少し山容がわかりにくいけれどズームにしたら 御嶽山山頂稜線を行く山頂への分岐今からゆく山頂を眺め 名古屋の駅前の方も開けてナゴヤドームも見えています。岩巣山山頂(481m)山頂に新しい標柱が。1月14日に登った時にはありませんでした。白山連峰山頂には雲がかかっています。元岩巣のピークが見える岩場から山頂の岩場でランチタイム今日はカップ麺と、厚切りハムと目玉焼きとおにぎりにしようと思ったのにおにぎりは車の中に置き忘れてしまって・・・ランチの後、再出発しようと思ったら手袋をどこかに落としてしまってた・・・今日はどうしたんでしょうか元岩巣のピークに登ります元岩巣のピークにも新しい標柱が出来ていました。名古屋方面が見られる展望の良いところです。でも、ここはいつも誰かが休憩しています。今日は居た人が下山した後なので貸切になりました。次に、東京大学演習林の方に進んでみます。登山道からそれて山に入ってはいけないそうです。158番鉄塔までやってきました。三国山の方面が鉄塔の橋脚の間から見えます。電波塔や鉄塔がいっぱいあるのでわかります。ここからは同じ道を戻ります。登山道の本ルートに戻る途中の159番鉄塔御嶽が見えるかなと思って来たけれど見えません。この状態は熊でしょうか・・・白岩の里へ下ります。沢は所々滑滝のように岩の上を流れ、風情ある景色です。このルートもなかなか良かったわ!!一番短いルートで楽ちんです。同じ山でもルートや季節を変えたらまた違った感じです。冬は低山散歩なので、そういうことをしてもなかなか面白いなと思いました。
2024.02.13
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3日(土)春日井の春日井三山を久しぶりに縦走してきました。このところ冬の散歩ということで、楽ちん登山しかやってなかったので弥勒山には12回目となる今回は、南端の道樹山から大谷山を通って弥勒山まで歩きました。目的の春日井三山細野のキャンプ場を目指します。雲一つない青空です、今日はきっと展望が良いでしょう。細野の集落の奥コースは沢沿いコースと、尾根コースがありますが今回も沢コースで登ります。尾根コースは階段ばかりで膝の悪いKIKI にはつらいのです。獣除けなのか、私有地なのか、柵の扉を開けて入ります。緩やかに登っていくしかし天気が良くて風が無く、暑くて暑くて「岩屋一心不動」の碑に興味を持って寄り道をするために、登ってみました。ところが登り始めて後悔しました。メチャクチャ急斜面で、落ち葉が滑ります。戻ることを考えたら、やめておけばよかったと・・・ますます斜度が増します思ったよりも登ります。ほとんど登り切るかと思うほど登ったら尾根の一番上に近い大きな岩にほら穴が二つ右上の穴は不動様が祀られて下の方の大きな穴は人が横になれるほど奥が深く焚火した後があります。おこもりしておまいりしたのでしょうか。大汗かいて、急斜面を登山道まで戻ってきました。なぜか二宮金次郎像があります。稲荷神社がまつられてその先には縁者不動明王様が路肩に祀られています。ルートは右ですが、左下へ少し下りたら「縁者不動の滝」が見られるので下りてみよう遠いのであまりよくわからないけど、突き当りに小さな滝が・・・尾根ルートに合流する階段メチャ歩きにくい階段すごく長い階段カーブしているので階段の最後が見られないけど、何度も休憩しながらやっと尾根コースに合流この道は急では無いけど、ずっと階段が続きます。登り切って、山頂直下の広場でお昼ご飯を頂きましょう。木の間から春日井の王子製紙の工場の煙突とその向こうに名古屋駅前ビル群ゆっくり一時間かけてお昼ご飯食べて食後の飲み物も頂いてさあ再び出発です。展望が良くないので、あまり使われてないあずまや床が傷んで穴があいています三日月堂この道を登れば山頂道樹山山頂(429m)植林に囲まれて展望が無く暗い春日井三山では弥勒山に次いで高いのですが神社の建物があるだけで展望が無いからいつもここはお参りして先に進みます。大谷山へ向かう途中で右側が開けて御嶽山が目の前に見える雪を被ってきれいです今日はあまり噴煙がわかりません。大谷山へ気分の良い稜線歩き大谷山山頂が見えてきた大谷山山頂(425m)誰もいません貸切です。右下のは三角点ではありません。再び稜線歩き弥勒山山頂(436.5m)から中央アルプスの山並み左から 木曽駒ケ岳~中岳~宝剣岳右手前に三ノ沢山が左から 空木岳~南駒ケ岳~越百山御嶽山と左奥に乗鞍岳中央アルプスから右へ 恵那山白山今日も白山が見られました。弥勒山の山頂写真を撮るのを忘れて山々の写真を撮り、そしてヤマガラと遊んでしまいました。築水池の向こうに名古屋の駅前ビル群クルミを食べにヤマガラがすぐに飛んできて食べてくれます。木の上から小さなクルミがわかるのですね。弥勒山の名前の元になっている弥勒菩薩の祠ヤマガラは水を飲みにも来ますソウシチョウは警戒心が強くて手のクルミは食べませんがここに置いてやればすぐにやってきます。能郷白山伊吹山養老山地の奥の笙ヶ岳(真ん中奥 雪の山)ナゴヤドームそのずーっと向こうに光っている伊勢湾最後に、ビルの中に名古屋城(写真真ん中)弥勒山は天気が良ければこれほどの展望が見られヤマガラと遊べるので好きな山です。冬には一度は登りたくなる山です。
2024.02.07
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海上の森のはずれにある西広見三角点から主稜線を西の方に向かって、しっかりした踏み跡があるのです。しかしそこを進んだらどこに出るのだろうか?といつも思っていました。今回はその道を進んでみました。実は先週の日曜日、雨が止んだ昼から海上の森センターの「物見の丘」へ行った後方向的に西広見三角点へ行けるのではないかと向かったものの薄い踏み跡とテープを頼りに森に入ったけれど、途中で踏み跡は薄くなり、テープも無くなったりあちこちにめったやたらについていたりして 途中で不安になりギブアップしたのです。その時のブログは上げていませんでした。21日(日)あいち海上の森センター本館遊歩施設の窯の歴史館繭の館物見の丘木造の塔ですこの先に進めば西広見の三角点に行けるのではないかと進んでみたものの、愛知工業大学の建物の近くで踏み跡は薄く、テープは無く、谷に下るところで引き返しました。まだ帰宅するには時間があったので海上の森の中の五輪塔まで行って五差路から駐車場に戻りウソみたいな良い天気になった、雨あがりの昼からの散歩でした。28日(日)今日は反対に、広幡八幡宮から西広見三角点に行きその先に進んで、もしうまくいったら先週ギブアップしたところに合流できたらいいねと歩き出します。登山口の広幡八幡宮八幡宮の階段を登ります6年前初めて西広見三角点を目指したのもここからです。すごい傾斜の階段です。石段の幅も狭い上、斜度が半端なく、反り返っているように思えるほどです。登り切って下を見たらすごい角度ですよきれいになった八幡宮社殿境内は意外に広い境内の奥には五つの祠があります。以前に来た時は、屋根で保護してなかったような・・・五つの祠の、左から二番目は山の神様です。尾根の奥に進みます。尾根のかすかな踏み跡を外さないように進みます。後ろのとんがったピークの山は、天神山前回、下山してからついでに登りました。緊急避難のような、目印がいっぱいつけられています。きっと、赤テープを持ってなかったけれど帰りのために、持ってきた食べ物の容器や、パンの袋など赤テープの代わりに付けたのでしょうかこんなのやこんなのまで私が勝手に名付けた、インデアンののろし場に到着ここからは主稜線を西に向かいます。ここも私が勝手に名付けた、「石門」二つ並んだ大きな石の間を通るのです。そこから西広見三角点への分岐を南へ。以前より赤テープが増えて、たくさんの人が入っているのがわかります。西広見三等三角点(236m)ここはいつも風が強くて、今日も写真を撮ったらお昼も食べずに次の目標に向かいます。未踏の境界杭のある主稜線は、この辺りは踏み跡がしっかりついています。しかし途中から踏み跡が無くなったり、ついていたテープ等、目印が無くて何とか、「ここなら歩けるだろう」という感覚で歩いたら古いテープや、パンの袋を結んだものなど人が残した目印が有ったり、・・・そして突然、人工物が目の前に現れて・・・愛知工業大学の野球グランドと、部室です。地図で目標にしていたところにやっと出たね~~と安心したとたん、お昼ご飯を食べるのを思い出しました。そういえば、お茶を飲むのすら忘れて歩いていたのです。未踏の地を薄い踏み跡と古いテープを頼りに歩くのでちょっと緊張していました。通路みたいなところですが、グランドを見ながらお昼ご飯を頂きました。昼ご飯の後、この先を少し進んだら行き止まりになっていて前回引き返したところには合流できそうにも無いので今回はこれでスタート地点の八幡宮に戻ります。かすかにグランドの西端に向かって下りていく踏み跡がありますがそこを下りたら愛知工業大学の敷地内に出て工事をしている人が居るのでやめましょう。と、それならあとはどうするか同じ道を八幡宮に戻るか、それとも無理やりグランドの東端に下りて愛知工業大学の敷地外を道路に下りようということで谷を下ります。しかし、谷が意外に深く、その先にひと山登り返しがあるので途中で引き返し、何とか苦労して市道(町道?)に下りたのです。これが今日一番きつかった。舗装道路を広幡の集落目指して歩きます。(これは振り返って写したもの)途中で、工事中の椀貸池に立ち寄ります。今日は日曜なので工事はお休み右奥に胸形神社の鳥居が見えます。工事のため下におろされた弁財天におまいり右奥の胸形神社の鳥居の奥に進むともう一つの鳥居の奥に社殿胸形神社広幡の集落にかえってきました。八幡宮の鳥居何とか明るいうちに周回できました。今日は子供みたいに、未踏の道を周回して下りてきましたがどこに出るのだろうかとワクワクドキドキしながら歩くのも面白いです。里山だからできることですが。
2024.01.30
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14日(日)10回目の瀬戸の岩巣山に登りました。初めて登ったのは1997年ほとんど冬の1月・2月に登っています。去年はひと冬に3回も登っています。岩巣山には何度も登っていますが、珍しく今日は伊吹山から能郷白山、白山、御嶽山の高い山のそろい踏みが見られました。特に雪に白く輝く加賀の白山は御嶽山より見る機会が少なく今日はきれいに三ノ峰から別山に続く峰から白山本体まで稜線に出て、周回で下山するまでずーっと見ることが出来ました。木々の間から姿が拝められたら、立ち止まって眺めまた立ち止まっては眺め思わず手を合わせたくなる神々しい姿。冬の雪山の姿に、神が宿るのかなあ~と思わずにはいられませんでした。岩屋堂の駐車場に車を停めて今日は鉄塔巡視路から岩巣山山頂、元岩巣のピーク、展望台、岩屋堂に下りてくる時計廻りの周回です。登り始めから急斜面を硬質ゴムの階段を登ります。鉄塔巡視路を通るルートは正規のルートではなく以前山頂で教えてもらったルートですが、巡視路なので踏み跡はしっかりしています。急斜面を登り切ったら、最初の鉄塔その後のピークには石積みがあるので、昔何か施設があった跡なのかもしれません。さらにいったん下って登り返す途中にも石積みがあるのです。登ったり下ったりしながら高度を上げて行きますが途中で二か所、滑りやすい斜面があります。山土とザレがある広い急斜面は登りならいいですが、反対に下りには気を使います。このザレの急斜面も気を使います。分岐に到着下りの場合はまっすぐに進んでしまいがちなところです。教えていただいたときは、ここが一番気を付ける場所だといわれました。尾根に乗って、緩やかで広くて歩きやすくなった道二番目の鉄塔に到着鉄塔の足元から、名古屋駅前のビル群これではっきりわかりますね鉄塔の右端奥に、伊吹山電線の向うですズームでそしてその先で左の木の間から 御嶽山もうこの先は高いところが見えないので岩巣山山頂に近づきました。山頂の手前左の樹間から白山が見えて久しぶりに見た白山連峰の白い山々の連なりのきれいなこと!!白山連峰の右端の高い山は三方崩山のようです。右が御前峰、左が大汝峰かしら岩巣山山頂(481m)山頂の三等三角点と温度計今日は7度です。山頂の奥の岩場山頂の奥の岩から先ほどの鉄塔が見えました。ズームで名古屋駅前ビル群とその後ろの鈴鹿山脈岩場でゆっくりランチの後元岩巣のピークを眺めまたまた白山連峰を眺め白岩の里への分岐元岩巣ピークへのザレ道元岩巣のピークから見える白山右端には御嶽山(少しズーム)名古屋駅前ビル群名古屋駅前ビル群と、右端は王子製紙の煙伊吹山山頂以外はだいぶん雪が薄くなっています。元岩巣の南側の開けたところから伊勢湾が光っていますタンカーや小さな船が見えます。岩巣山の山頂の方を眺めていたら先ほどすれ違った男性二人組の一人が岩の上に立っています。岩巣山のピークの後ろの奥に能郷白山いやいや、今日はすごい展望です。ゆっくり大展望を眺めていたら太陽がだいぶん西に傾いてきたので大急ぎで下山します。それなのに、途中でイヌ連れの単独女性と山談義してしまいました。下りのルートは階段だらけです。展望台もう太陽が真西で逆光になってしまいました。この先は巨岩が積み重なった斜面の下りですが去年から崩落防止の工事で、土日以外は通行止めです。大岩を巻く鎖がついています。ワイヤ―ロープで岩が崩れないようにしていますが果たしてこれほどの岩を止められるのでしょうか。一番下あたりの岩はまだ工事の途中です。岩屋堂まで下りてきました。無事下山のおまいりをして終了。今日は伊吹山、能郷白山、白山連峰、御嶽山などすごい山々のオールスターキャストでした。低山でも条件が良ければこれほどの展望が得られるのですね。
2024.01.18
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8日(月 成人の日)今年最初の三連休の最後の日成人の日の祝日に犬山の八曽 黒平山へ登ってきました。本当は御嶽山が見たかったので、別の山を考えていました。天気が良いものの、北の方に雲がありそうなのであきらめて八曽にしましたがパノラマ展望台から御嶽山が見えたのです。ここに何度も登っていますが今まで御嶽山が見えるとは思っていませんでした。遠いので小さいのですが、昨日降った新雪が輝いて神々しい御嶽山が見えました。八曽自然休養林の入口亀割駐車場から歩きます。冬はスタートがゆっくりなので、てっきり満車でとめられないかと思ったのに車が4台しか停まっていなくて拍子抜けでした。きっと昨日はたくさん来ていたのでしょう。昨夜、名古屋より北側の街は雪が降ったようで朝は尾張パークウェイは通行止めでした。管理道路をしばらく歩きますが木に積もった雪がとても綺麗です。サザンカも雪が積もって冷たそう太陽が当たった木はすでに雪は解けていますが陰の木は雪がまだいっぱい残っています。左半分と右半分はまるで世界が違います。山の神の分岐あたりはまだ雪の世界木から雪がドサッと落ちてくるのでマフラーを被りました。立派な山の神おまいりをして、ここから森の中を進みます。木の下は解けた雪が時折落ちてくるので冷たいよ~沢を渡る最初の橋二番目の橋はかなり傷んでいますが、苔で滑らないよう横木で補修されています。三番目の橋地図で①-②-③-④-⑤-⑥までやってきました。ここから先は沢から離れて、植林の中を緩やかに登ります。大きなウラジロも雪を被って粉砂糖をかけたようです。風が吹くと枝に積もった雪が吹き飛ばされてまるで吹雪のようになります。写真の前方は雪が舞って真っ白です。同じ山とは思えないほど明るくて暖かな南斜面黒平山は分岐をまっすぐ左に行くと八曽滝へ帰りにはここから左の八曽滝の方へ下ります。分岐の看板黒平山の山頂直下の登り何かをお祀りしていたところの名残黒平山の山頂(327m)単独の男性が居ましたが、すぐ下りて行かれ今日は貸切です。ここはいつもたくさんの人と会うのですが・・・西側の景色が見られる方へ行くと写真ではわかりにくいのですが木と木の間の遠く向こうに伊吹山が見えました。少しズームにしてみたらわかるかな~~?すごいズームで伊吹ドライブウェイがわかります。山頂は真ん中の奥ですね。入鹿池と本宮山と尾張富士(右)山頂の壊れかかった祠と、奥に二等三角点ここには昔、お寺があったという説明の紙が置いてあります。二等三角点木がいっぱい生えてて、どこに立てば山頂写真なのかわからなくて今日はいつもと違うアングルで・・・今日は寒いので、日当たりの良いところでランチカップ麺とウインナー炒めと目玉焼きとおむすび(ちょっと食べすぎました)下りには、山頂直下にまつられている龍神様におまいりをして今年は辰年だからちょうどいいですね。南側が開けているところから小牧アルプスが真正面に見えるのです。目印の赤松が枯れてしまいました。一番谷底の八曽滝まで下りて今度は真正面の山を、明るくなっている所まで登ります。一人ずつ渡ってくださいの注意書きがあります。渡ったら向こうの階段を登って壁のような急斜面なので、ジグザグに登ります。今日一番きついです。途中で先ほど登った黒平山が左に見えています。管理道路に出たら右へ行くべきところを間違えて左の方へ下ってしまいました。戻るのにハ―ハ―、ヒーヒー100m位で気が付いて引き返したから良かったけど無駄な労力を使いました。(これが一番疲れました)パノラマ展望台のヘリポート右の黒平山と、左端に御嶽山が見えるのです。何度も来ていますが、ここで御嶽山が見えるとは・・・嬉しくて写真撮りまくりヘリポートの一段上にあずまやがあります。黒平山の左横に中央アルプスの山並みも木曾駒ヶ岳と中岳と宝剣岳御嶽山御嶽山(左)と右端に黒平山あずまやと黒平山またまた御嶽山粘っていたら、周りにあった雲が無くなってさらにきれいな御嶽山もっと居たかったけれど、寒いのでほどほどに切り上げましょう山の神まで戻ってきました。朝の雪は全く無くなっています。今日は意外に歩いている人が少なくてびっくりしました。私たちは毎日が日曜なので、連休とか平日とか関係ないのですが、お勤めの人は、三連休の前半に歩いて今日は家でゆっくりしたのでしょうね。今日は久しぶりに雪景色を見られたのでテンションが上がって、楽しめました。そういえばこのところ、雪の中を歩くということが無くたまには雪の山を歩きたいなあ~と思いました。近年やはり温暖化なのか雪が降ることが少なくて・・・でも能登半島地震の後、雪が降ってさらに大変だということなので雪だ雪だと喜んでいられない人もいるのですものね。連日余震が続いていますが、早く平常の生活に戻ってほしいですね
2024.01.10
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年の初めの、元旦の石川能登半島地震には驚きました。私の住まう名古屋でも震度4で、長く怖い思いをしたので被害に遭われた方々はもっと恐ろしかったでしょう。道路が寸断されて、救援物資が届かず困っていらっしゃるというニュースに心痛めています。今だ余震が続いているというので、家にも帰れず避難所生活も不自由でしょう。心よりお見舞い申し上げます。3日(水)瀬戸市の物見山が初登りです。お天気もあまり良くなく、三時くらいから雨が降るということで近場にしようと、瀬戸市の愛知万博会場の横の物見山にしました。オオタカの巣の存在から、万博会場にされるところを逃れて自然の残る貴重な里山です。海上の森入口駐車場到着がおそくてほとんど満車状態でした。左上の海上の森駐車場に車を停めて、海上の森を縦断するように物見山へ向かいます。右に見えるゲートの方に向かいます。林道を緩やかに登り物見山登山道登り口何か所か、道がえぐれて歩きにくいところもあります。石がたくさん出てきました今回も西広見三角点への分岐がわからず、どこかで見逃がしたのかもしれません。写真では人が写ってませんがたくさんの人が下りて、今日はおせち太り解消で歩いている人が多いです。山頂直下の古墳だそうです。大国主ノミコトとか聖徳太子をお祀りしているという看板(個人名)が有りサカキもお供えしているのですが・・・本当に古墳かな?と思ってしまいます。物見山山頂(327m)から西方面だけ開けています。うすぼんやりですが名古屋駅前ビル群はわかります。望遠ではっきりと山頂にはたくさんの人が居て、これほどの人とここで出会ったことが無くびっくりしました。時々募集される、植物観察会の団体だそうです。山頂では人が多いのでランチをしないで人が通らない所で昼ご飯です。雲が低く、いつ降り出してもおかしくないほど天気が下り坂です。かたりべの家経由で駐車場へもどりましょう。 里山サテライト かたりべの家(右の建物)昔の家を保存しています。オコズナ撒きこういうのは初めて見ました。今日まで施設は正月休みなので扉は閉まっています。立派な門松が飾られて懐かしい正月風景です。駐車場に戻る途中で、多度神社に参拝することにします。初詣ですね。今まで何度も通っていますが、ここには立ち寄ったことが有りません。尾根に登ったら想像以上に広い境内で立派な石積みが目を引きます。お社も小さいながらとても立派、集落の神社なのでしょう。一番左端には、「山の神」までお祀りされています。初詣のお参りをして、今日一番すがすがしい気持ちになりました。いつも無事に山歩きをさせていただく感謝のお参りです。駐車場の手前で予報通り雨が降ってきました。今日の初登りはこの程度にして正解でした。今年も怪我無く楽しい山歩きが出来ますようそして皆様にはつたないブログですが、今年もよろしくお願い申しあげます。
2024.01.05
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24日(日)今年最後の山となった西山へ「せせらぎルート」で登ってきました。その一週間前の17日には瀬戸の海上の森から西広見三角点に行ったのですが出発が遅く、久しぶりなので途中でルートを見失って一時間半のロスタイム。結局、何とか西広見の三角点だけ行って、駐車場の閉まる時間前に車に戻るため物見山に行けないまま戻りました。だから不完全燃焼のためブログをUPしていませんでした。木曽川の川沿いにある犬山栗栖園地の駐車場に車を停めてそこから桃太郎神社に向かって歩きます。寒い川原でキャンプする人がたくさんいます。桃太郎神社桃太郎のお供の犬や猿、雉などの人形がお出迎え突き当りには桃から生まれた桃太郎が鳥居の下に居ます。結構リアルな亥之助その向うに志村けんのバカ殿様もいますトイレの後ろに回り込んだら登山口踏み跡は薄いです円空物みたいな木彫りの仏さまそそり立つほどの岩の壁になっていますせせらぎルートの始まりは小さな滝からです。滝を見下ろすように滝の縁を歩いてせせらぎルートの名の通りせせらぎです。沢を向こうに渡ったり、こっちに渡り返したり何度も繰り返して、初めは数えていましたがわからなくなりました。岩の縁を回り込んで堰堤に突き当り堰堤の左を越えたら、踏み跡が消えルートがわからなくなりました。あっちこっちウロウロして崖をよじ登っているかすかな踏み跡もあったけど沢の向こうへの踏み跡が一番確かなような気がして進みます。薄いけど、踏み跡が続いています。また沢を渡り倒木でルートが消えて、仕方がないから沢を歩いて踏み跡を発見植林の中をまっすぐやっと標識があってホッとします。そして、分岐左へ行くと樋ヶ洞林道、我らはまっすぐ鳩吹尾根に向かいます。また沢を渡ります。苔むした丸太の橋苔が滑りそうで、恐る恐るわたります。ここも沢を渡ります。沢沿いをずっと歩いてきましたが崩壊地を高巻きしてやっと沢から離れるのか、と思ったけどまた沢に下りて結局、沢の源頭まで沢沿いを歩くのです。せせらぎルートと言われるはずです。沢の源頭から尾根に向かって、やっと沢から離れます。あそこで鳩吹尾根に合流12時を過ぎているので、このあたりの明るくて風が来ないひだまりでランチ。ランチ後、西山に向かって歩きます。左前に西山が見えてきました。もう少しで西山か?じゃなかった、分岐です。この分岐を左へここをまっすぐ登れば山頂か?途中の岩場で木の間から鳩吹山山頂とその向こうに恵那の笠置山笠置山の左に中央アルプス雲の間から、御嶽山が輝いています展望の良い岩場で、鳩吹山と木曽川と坂祝町と美濃加茂市やっと最後の登りです西山山頂(340m)南側は木が伐採されて、以前より展望が良くなっています。春日井三山とその向こうに猿投山四等三角点太陽が西に傾いて影が長い帰りに恵那山と笠置山その中間には雪の中央アルプスこの分岐では、川平ルートの方へ少し下って途中ですぐに栗栖林道への分岐があるので、見逃さないよう青いルートですせせらぎルートより踏み跡は有りますが途中でここも、倒木を跨いでくぐりますその後、突然踏み跡が無くなって、またまたあちこち探し回り結局一番可能性の高いところを歩いたら確かな踏み跡にたどり着いたのです。たぶん誰もがあそこで、色々なルートを通るのでだから踏み跡がうすくなるのでしょうね。林道が見えてきてゴールです今日は行きと帰りにルートがわかりにくいところがあって緊張しましたが、栗栖林道に到着したのでもう大丈夫林道なら日没でも歩けます。ゲートを越えて栗栖林道入口の看板栗栖の集落から明王山と金毘羅山(左)が見えています。もう太陽が西に傾いて真横から日がさしています。車に戻ったらギリギリ日没直前でした。西山は今回で14回目で、2010年から1月から4月までの冬に登っています。今回のせせらぎルートも2回目で、色々なところから登れるので手軽に変化にとんだ山歩きが出来るのです。今年もなんだかアッという間に一年も過ぎようとしています。長いコロナ禍で、自粛生活もようよう抜け出して色々な観光地にも人が動くようになって山にも大きな顔して出かけられるようになりました。しかし、コロナ禍の間に高い山や遠い山へ行かなくなって近場の簡単な低い山でお茶を濁しているうちに気力も体力も減退しました。この先細々と、何とか楽しんで登り続けていけたらいいなと思っています。だから同じような山のブログばかりですが、元気で歩ける限りアップしていこうと思っています。今年もブログ訪問ありがとうございました。そしてコメントくださった方々に心から感謝申し上げます。皆様に良いお年が迎えられますようお祈り申し上げます。来年もよろしくお願いします。
2023.12.28
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9日(日)坂祝町(さかほぎちょう)の猿啄城(さるばみじょう)から金毘羅山へ周回で行ってきました。読みにくい町名と地名が重なっていますがすっと読める人は地元の人か、登山をたしなんでいる人くらいでしょうね。いつも出遅れ気味の我らが猿啄城登山口に着いたら、駐車場は想像通りの満車。しかし何とか、手前まで戻って広い路肩に停められました。今日は天気も良く暖かいから、たくさんの人が登りに来ているんですね。狭い林道の左下の道が登山口いっきに猿啄城へ登ります。この急斜面の登りは2回目です。暑くて暑くて汗が噴き出ます。ジグザグに付けられた登山道たくさんの人が下山して行きます。谷を挟んで向うの尾根は、北尾根で帰りに通る道です。木曽川を挟んで向うの山並みは、鳩吹山から西山の山塊です。同じような景色の急斜面をジグザグに登るので展望に代わり映えがしませんがやっと、何か文字が彫られて祀られている岩に到着。空の見え具合から、目標の猿啄城が近いことがわかります。砦のような、猿啄城誰もいません、ここは貸し切りですね。すでにほかの方々は先に進んでいるか下山しています。猿啄城は別名 猿飛城と言って応永14年(1407年)西村豊前守善政により築城されました。永禄8年(1565年)織田信長の命により丹羽長秀が東美濃を攻めその戦の緒戦で川尻秀隆によりこの城が落城し幸先良い勝利だということで織田信長はこの地名を勝山としたそうでその功で川尻氏が勝山城主となります。天王3年(1575年)川尻氏が岩村城へ転付したためこの城は廃城となりました。猿啄城の展望台に登ってみましょう。今日は天気が良いのですが、もやっています。御嶽山(右)と乗鞍岳(左)も見えていますがあまりはっきりしません。カメラのズームで御嶽山足元の木曽川と、その向こうに鳩吹山と西山の山塊こちら側の尾根から最近は良く登ります。一番奥の町は美濃加茂市その向こうにうっすら、恵那山と笠置山もかろうじて見えます。今から歩く、尾根の3つのピークを眺めて一番右端のアンテナのある山が明王山その左、尾根に少し隠れるような山が金毘羅山。少しズームにしてアンテナの山が明王山その左のピークが金毘羅山もっとズームにしたら山頂にたくさん人が居ます。猿啄城から急下りそして登ります後ろに先ほどの猿啄城が見えていますこの景色が気に入りました。先ほどは貸し切りでしたが、その後すれ違った人たちが登っていますね。明王山(380m)山頂この写真は帰りに写したものです。到着した時は、せまい山頂にはぎっしり50人くらいの人が居て、とても写真など写せない状態でしたので、通過でした。お昼も過ぎていたので、明王山と金比羅山の中間地点の岩場でランチタイム。今日はカップ麺とおむすびと、ウインナ炒めと玉子焼きです。ランチの後は、金比羅山へ木が切り取られて、展望が良くなった金毘羅山山頂(383m)二等三角点があります。向うに、明王山山頂と、歩いてきた尾根先ほどの明王山山頂のズームランチしている間に、だいぶん人が少なくなりました。歩いてきた尾根です。右の一番高いピークの左向こうに猿啄城が見えていますが写真ではわかりにくいですね。美濃加茂市の向こうに、恵那山がぼんやり帰りに再び明王山を通過するので静かになった明王山で証拠写真を撮って下山します。下山は、北尾根を下ります。登りの猿啄城の尾根の、北東側の尾根です。落ち葉を踏みながら右の黒い尾根が猿啄城の尾根、朝歩いた尾根です。左の明るい尾根が、今下っている北尾根中央奥が鳩吹山から西山の山塊その間にチラリと見えているのは坂祝町幸先が良い勝ち戦で、織田信長が名付けた地名の勝山その名の山です。四等三角点があります。朝登った猿啄城急斜面がわかります。赤白の鉄塔の向こうに、御嶽山が見えるのですが今はほとんど見え無くなっています。ここまではわりに緩やかな尾根歩きでしたがここからは斜面が急になります。最後はロープと、柵でジグザグに誘導されて勝山トンネルの横に下りてきました。北尾根の登山口ぐるりと周回できるので、最近人気が出てきました。私たちが金毘羅山に登り始めたのは2003年2月でその頃はこの駐車場はすいていました。しかし、近年来るたびに登山者は増えています。金毘羅山は今回で12回目、冬によく登る山です。今回のように猿啄城から北尾根を周回したり、うぬまの森からも登れ迫間不動や、大岩展望台経由からも登れるので変化のある色々なルートで登れるので、体力と時間に合わせて選べます。ということで年々人気が出ているのでしょうね。
2023.12.13
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3日(日)岐阜県富加町の梨割山へ。冬の散歩に行ってきました。最近は冬になったら行く山が限られて、毎年同じように行っています。梨割山は初めて登ったのが2020年1月、今回で4回目です。登っているのはいつも秋から冬です。登山口の清水寺の駐車場に車を停めて今回は初めてのルートで加治田城址を目指します。地蔵堂お地蔵様にお参りをしてここから加治田城まで急斜面を登ります。この階段は助走です。尾根に取り付くのは急斜面です。落ち葉の斜面は滑りやすい急斜面を登ったら、展望の良い日当たりの良いふもとの集落が見える所で休憩モチツツジが咲いています片町松葉と標識がありますがどういう意味なのか・・・確かに赤松が多いところです。中間点加治田城まで770mの中間という意味でしょう広場です堂洞城趾は対面のゴルフ場の中東海北陸自動車道がこの山の下を通っているのですね猿啄城(さるばみじょう)と明王山の山並み(関・各務原アルプス)もやっています。この広場は曲輪だったのですね高いところから見渡せば確かに曲輪だったということがわかります。竪堀次は虎口攻めてきた敵をまっすぐやって来ないようにクランクに折れ曲げた道で待ち伏せして襲撃するための入口加治田城の主郭手前の最後の砦です加治田城趾が見えてきました来るたびに、南側の木が伐採されて様変わりです。ますますもやって黒い雲まで居座って展望は良くありません北西の梨割山木が切られてよく見えるようになっています。加治田城址全景まだお腹がすいていないのでお昼ご飯は梨割山にしましょう梨割山との中間の谷までいったん下り梨割山へ登ります看板のルートではなくショートカットするため、赤テープで斜面を登っていく正規のルートで直登してきたところに合流梨割山山頂(278m)初めは左のベンチで食べようとしましたが雨が降って来たので右の木の下のベンチに移動してお昼ごはんです。今日はおでんです。おでんを温めて残ったおつゆの味を調えてうどんを入れて、玉子と竹輪と、ネギを入れておつゆまで頂いちゃいました。貸切の山頂広場です。雨が途中でひどくなったけれど木の下だからゆっくりいただけました。下りは直登の道を選択したのが間違いでした。濡れた落ち葉が滑るし、落ち葉の下の小石と、どんぐりが石車になって3回も滑って、もういや~~とべそかきながら下りました。途中で真正面に加治田城の山頂広場が見えています。今日は、下から見えている3つの鉄塔を巡ろうと東尾根を歩いて48番鉄塔に到着鉄塔の広場から一番右端にみのかも健康の森の高木山北側はゴルフ場尾根続きで次の鉄塔に行けるかと思ったけれどルートがわからず、正規の道に下りて、途中からまた尾根に取り付いて尾根道は意外に広く踏み跡がしっかりついています。47番鉄塔雨が上がって青空です向うに見えている46番鉄塔を目指します。踏み跡が続いている加治田城と47番鉄塔何とか踏み跡が続いていますやった~~46番鉄塔です東尾根一番末端の鉄塔です。真正面はみのかも健康の森の高木山頂上に展望台があるので、すぐわかります。変な天気で、急に小雨が降って来たと思ったらKIKIの指さす方に虹が・・・久しぶりの虹に歓声が・・・雲が無くなったら、上の方の虹も消えそうになって46番鉄塔の広場でしばらく虹を見て楽しめました。46番鉄塔から急斜面を一気に下ります。途中で立派な祠に石仏が祀られていて昔からこの急斜面は歩かれているのだと思います。稲荷神社まで下りてきたら清水寺の境内無住のお寺ですが、いつも綺麗に手入れされています。名残の紅葉こんなきれいな紅葉がまだ見られたなんて良かったね~~となんだか得した気分です今年一番の紅葉清水寺の二天門と紅葉今日はここにしてよかったね~~と言いながら帰ってきました。加治田城趾から梨割山、東尾根の3つの鉄塔巡りして虹も名残の紅葉も見られ、今日は盛沢山のいいことづくめでした。
2023.12.06
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26日(日)先月11月5日(日)に関の高澤観音から本城山まで冨野アルプスを歩きました。その時の帰路で、今度は別ルートで登ろう、そして「神滝」に立ち寄ろうと話しながら下りたのでした。早速、記憶の新しいうちにやって来たのは八神の登山口です。八神の登山口の駐車場から北に見えるのが本城山(423m)思ったよりも低くて、簡単に登れそうです。個人所有の山だそうで山頂の岩も確認できます。ズームではっきりと、岩とその右に幟がはためいています。KIKIと、右後ろの薬師堂の間から田んぼの横を通って山に入っていきます。このルートが本城山までの最短ルートです。案内は山頂まで続き、初めてのルートですが安心して歩けます。フェンスから左へ山腹をへつって歩いたら、尾根に乗り落ち葉の道を進みます明るい雑木林ほぼ直登なのです山頂まで800m「かえる岩」です、日本はあちこちの山に「かえる岩」ってありますね。幟が見えてきました。ここで主尾根に乗ります。ちょっとした広場になっていてここから主尾根の右を巻くように登ります。私たちも立寄る、「神滝(しんたき)」のツララが有名なのでしょうQRコードで見ることができるようです。この先は、右が崖になっている狭い道幅の上、落ち葉で隠れている石や木の枝や根っこに、気を使いながら歩きます。この山は樹内仏が好きなんですね、山頂にもありました。落ち葉で道幅が広く見えますが、とても狭く斜めで急斜面です。このルート上で一番気を使いました。通り過ぎて、振り返って歩きやすい道になり神滝への分岐「神滝」へ立寄るつもりなので、本当はこの分岐を左へ行った方がよかったのですがまっすぐでも行けるようなので、そちらを選択しました。左へ行かず、まっすぐに行きました。(左の道は急斜面を登るのでやめたのですが)ここで、やっと神滝へのルートを歩きます。踏み跡があるような無いような、しかしテープや細い紐があるので迷わず進めます。本城山は小野城があった山なので、城の縄張りが残っていて徐々に発掘調査がされています。大手道に合流します。しかしここで「神滝への寄り道コース」に入ります。神滝からの帰りは、ここまで来たら頂上への標識に従って登りましょう。山腹に苔の付いた岩が出てきました。前回の白滝のような岩です。白滝より楽に到着しましたが、白滝にそっくりな岩です。滝とはいっても、ここも水が流れ落ちる滝では無くてこの看板が有るからここが神滝なのだとわかるだけです。冬にツララがたくさんできてきれいなのでしょうが今は苔のびっしりついた大きな岩です。KIKIはまっすぐ立っているつもりですが、とても傾いていますね(笑)ここで八神不動尊を探しましたが、どうやらもっと下にありそうなので仕方なく、急斜面をどんどん下ってそこで初めの分岐を登ったほうがよかったと気づいたのです。(この道は下ってはいけません)岩の割れ目の洞に、祠があります。八神不動尊と書いてませんが祠があります。急斜面を神滝まで戻るのは、ほぼ四つん這いになって登ります。登りならまだしも、ここを下るのはとても危険です。八神不動尊に立ち寄って、神滝まで行くつもりなら最初の標識に従いましょう。頂上へ郭(くるわ)の土塁を6段登ります。攻めてくる敵を迎え撃つには、この6段の土塁はとても効果的ですね。走って登るわけにもゆかず、ゆっくり登っていたら敵の弓矢で狙われ、石や木が落ちてきます。城攻めの気分で登ります。攻め手は登るたびに、待ち構えている敵と戦わなければなりません。やっと山頂(敵は居ません 笑)本城山山頂(423m)南側は大岩の前面がすごい展望です。足元に八神の登山口が見えています。駐車場の我らの車も見えます。真正面の向こうの山並みの奥に名古屋の駅前のビル群がうっすら見え恵那山松の木にピントが合っていますが岐阜城金華山(左)と 百々ヶ峰(右)左奥のとんがりの山は尾張富士、その右に本宮山、その右の山並みは関・各務原アルプスの明王山と金毘羅山みのかも健康の森の高木山山頂の展望台が見えています。山頂の岩の上に登って下の駐車場からこの岩と黄色い幟が見えました。このような看板がいっぱいあって広い小野城跡であることがわかります。土塁や石垣など発掘が進んで、この山に来るたびに整備されています。下山は、大手道を少し大仏山の方へ行って、藤谷集落へのルートから大洞ルートへ回る周回ルートで下ります。右下の道を下ります下り道の途中で、モミジの紅葉の向こうに本城山が見えています。登山口に幟が八神の集落に下りてきました。大仏山が見えています大仏山の反射板の一基が見えています。今日は雲一つない青空で、ほとんど風もなく新しいルートで歩きました。同じ山でも違うルートで歩いたら、少し緊張感もあり、また趣が違って冬の散歩にもってこいの山でした。
2023.11.28
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19日(日)簡単に登れて御嶽展望の山、見行山に今年も登ってきました。本当は違う山の予定でしたが、家を出発してすぐに北の方の空があまりにも綺麗で、雲が無かったので期待を込めて見行山に変更しました。新旅足川(しんたびそこがわ)のバンジージャンプは今日もやっています。たくさんの見学者が居ましたが、私たちは出発が遅かったので山に向かうのが精いっぱいで立寄りません。岐阜県八百津町福地 いろどり村昨夜降った雪が白く残っていてびっくりしました。良い天気なので雪はすぐに融けます。すぐに森に入り、木に積もった雪が融けて雨のように降ってきます。林道を横切って、登山口植林の中に、標高666mの標識植林の中を登ってゆく山腹を右へ巻くように進むと、自然林になります明るい松林で暖かく、少し汗が出てきます。アカマツ林の中で777mの標識歩きやすいのですが、下りは松葉は滑ります。そして雨でぬれている根っこも滑ります。前方が明るくなってまだ雪がちらほら残っていますね融けた雪でぬかるんでいる個所もあります。山頂が見えてきました。標高802m地点は展望地です。南側は雲が多くあまり展望が良くありません。真下に登山口のいろどり村が見えています。再び樹林の中に入ってシロモジの多い森ですが、期待していたシロモジの黄葉は終わった木が多くて、今日は黄色い森ではなくて残念です。山頂直下888mの標識期待していた御嶽山はガスの中かろうじて右端の恵那市の笠置山が見えています。山頂はたくさんの人たちが既に下山して、私たちと我らを途中で追い抜いて行った男性三人組さんの二組だけ。ガスが抜けるのを期待してまずはお昼ご飯を頂きましょう。雪で白く輝く御嶽山何とか粘って、これが精いっぱいです。見行山 山頂(905m)二等三角点笠置山の山頂に乗っかっていた雲が無くなってその手前の雑木の山の紅葉はなかなかいい感じです。本当は私の後ろに御嶽山が写るのですが長い雲が切れなくて、かなり粘りましたがあきらめて下山します。笠置山はきれいに見えています。もう少し早く来たらシロモジの黄葉がきれいでしたね山は逃げないのでまた来ましょう。
2023.11.22
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12日(日)岐阜県の美濃加茂市 上廿屋(かみつづや)から登る御殿山と平木山へ。登山口の白山神社は加賀の白山の比咩神社の分神を祀っています。長い間、この地名の「廿屋」が読めなくて今回やっとバス停のフリガナを読んで「つづや」とわかりました。(恥ずかしながらずっと「あまや」と読んでて、でも甘いという字には字画が一本足りないな~~なんて)日本語は難しいわ廿屋がすんなり読める人いるかしら・・・御殿山は初めて登ったのが2009年12月2回目の2015年3月に登った時から尾根続きの隣の山、平木山まで足を延ばすようになりました。そして3回目が2020年12月今回で4回目です。手軽に登れるので冬に来る山です。登山口の白山神社参道の名残の石段護摩壇展望地岐阜県の金華山(左のとんがり)と百々ヶ峰金華山の山頂には岐阜城百々ヶ峰反射板も確認できます。山頂に住む白山神社の御姫様が暑い夏の夜にここまで下りてきて涼んだという「涼み壇(すずみだん)」(さすが神様のお姫様だから山の中の夜歩きも平気なのね~~)下世話なKIKIはそんなことを考えてしまいます。手入れの行き届いた植林です。稜線に到着御殿山は左へ、帰りにはここをそのまま右へ進みます。御殿山の山頂の白山神社の下には休憩所が、雨の時は助かりますね。ここにはお姫様の住まう館があったのですね。石段を登ればお社が銅板で作られたお社が祀られています。その後ろの一番高いところが御殿山の山頂(559m)一番端まで踏み跡を伝って進むと岩場です一番上に登れば天気は悪いのですが何とか展望があります。左端に、うっすら名古屋駅前のビル群ズームで、蜃気楼のごとく浮き上がっています先ほどの、金華山岐阜城百々ヶ峰と岐阜の町伊吹山山頂は雲を被っています。御殿山を後にして、平木山に向かいます。どんどん下り一番低い鞍部は峠になっています。地蔵様の石仏もあり、ここでお昼ご飯にしましょう。享和元年に作られた石仏ところが風を避けるものが無くて峠は風が吹いて寒くて、しっかり冬だと感じました。さあ、平木山に向けて再出発ここからは右へ下ると登山口に戻れるので、帰りにはここまで戻って右側の道を下ります。昔からある標識これが無いと、ここは帰りに迷いやすいのです。登ったり下ったりを2回繰り返したら前方に平木山が見えてきました。とんがっています。3年ぶりに来たら、この尾根はすごい風が吹き抜けたのでしょう、岩が多くて深い根が張れず、浅根の木がたくさん倒れていました。倒木をくぐったり跨いだりしながら進みます。三等三角点のある平木山山頂(544m)山頂より少し先にすすんだら石仏がありその先は急下りかすかに踏み跡がありますが、そこを下りずに戻ります。稜線上の大きな岩この山は岩が多い山です。先ほどの峠から、山腹を巻く道で下ります。「猿の岩」はお姫様を守っている猿が、いつも座っている岩だそうです。今でも猿が座りそうな感じです。登山口まで下りてきました。今日も誰も会わず貸し切りの山でした。この冬一番の冷えこみで、いよいよ冬山です。寒がりの相棒はこれからは、より以上の防寒対策で臨まなくてはなりません。高い山や厳しい山には行かないけれど、里山でも山の中は寒いので、衣類や食料も冬の物を用意して低山ならではの楽しみを求めて、冬の散歩を楽しみましょう。
2023.11.18
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5日(日)美濃の清水寺と言われる高澤観音から本城山(小野城趾)までプチ縦走しました。2006年12月はその手前の大仏山までは登っていましたが本城山までは行きませんでした。初めて登ったのは2018年1月で、今回で5回目です。今回は今まで何度も登っていながら、行っていなかった白滝へ立寄ります。どんなところかな~~駐車場にある地図です。昔よりルートがたくさん表示されています。駐車場から一番近いのは鐘楼不動堂の向こうに阿弥陀堂金比羅堂と北条政子が建立した多宝塔国指定の重要文化財です。千本桧の向こうに本堂(左)と御籠堂この高澤観音は本尊は千手観音で美濃西国三十三ヶ所の25番札所です。千本桧は行くたびにかわいそうに枯れていきます。右半分の枝は枯れてもう葉っぱがついてませんし左の奥の枝も枯れているようです。この写真は2006年に初めて来たときに写した千本桧です。元気で青々と葉っぱが茂っています。17年の間に右奥の枝と、左奥の枝が枯れてしまって残念です。この写真が右奥の状態がよくわかりますね本堂は京都の清水寺のように舞台造りです。右の籠り堂は古いですね昔は、この籠り堂で宿泊して(お籠りして)祈願したのですね。籠り堂の裏から山に入っていきます。高澤山は今回もパス最初と3回目までは高澤山に行きましたが、最近はパスして大仏山から本城山までしか行っていません。稜線は高澤古道と言われて石仏がところどころ並んで、古くから参道でした。ほとんど歩きやすい道で前方に明るくなっている所が見えて展望所です。冨野の集落とはるか鳩吹山などが見える展望が良いところです。今日はかすんでるので展望は良くありませんだけど目の前の加治田城跡の梨割山だけははっきりしています。写真で写っている一番奥の山並みが梨割山少しズーム次は御嶽展望地しかし北側も展望は無く残念しかし下の写真は2014年1月5日の写真ではこんなすごい展望が左の乗鞍岳から御嶽山が・・・写真には写っていませんが、御嶽山の右には雪の中央アルプスもズラ~ッと見えます。大仏山の山頂(435m)は反射板が二基あり、二重のフェンスにに囲まれています。三角点はその中にあるのでフェンス越しに見るだけ。しかし、雑草で見えません本城山へは、急斜面を下ります。大仏山の山頂の少し下に三権現をお祀りしている所富士山大権現と立山大権現と白山大権現下り切ったら緩やかな登山道を進みます。この時点でも誰にも会わず、今日は貸し切りかな?本城山では過去に何人も出会ったけれど。松林土塁本城山は小野城の城跡でもあるので土塁や、竪堀、曲輪あとなど城の縄張りがあります。左の登山道が我らが歩いてい来た道鋭角に下りていく道があります。まっすぐ、本城山へ進むと右に白滝への案内があります。この四つ角は、看板だらけ今までは白滝へ行ったことが無く、今回初めて行ってみます。進もうとすると、「きけん」の看板があり予想外でした。何度も来ていますが、この山で危険を感じたことが無く、へえ~~という感じで進むと横の笹藪がガサガサして、何か大きな動物が飛び出しました。20m位先でその動物が立ち止まっています。カモシカです。カメラのズームで撮りました。少し移動したらカモシカの全身がわかりました。カモシカは動かずじっと見ているので、銃で打たれてしまうのですね。登山道はどんどん下っていきます。すごい急斜面で、危険だという看板はわかります。(写真ではそれがわかりません)さらにどんどん下ります左のロープを掴んでくださいと看板に書いています。確かにこのロープが有るのと無いのとでは危険度が違います。登山道が突然切れて見えません。というのは左から右へ行く道から先は、この写真の下になるので道が見えません。途中に不動様が祀られその下の急斜面をさらに下り右下に滝がやっと見えて(写真は手が震えてブレブレ)ロープを掴んで恐る恐る下りてゆく水がほとんど落ちていませんが、滝です。冬は凍るそうで、つららを見に来る人が多いそうですが登山道が凍っているともっと怖いでしょうね。先ほどのルートの分岐まで戻ってあまりにお腹がすいたので、お昼ご飯を分岐あたりで頂いて再出発頂上へ行く手前、少し先に看板に導かれ右へちょっと行くと今は埋まってしまっている井戸跡です。本城山頂上へはこの後6段の土塁を越えていきます。やっと、頂上へ本城山の山頂(423m)はほどほどの広さで、大きな岩がありそこに立って写真を撮るのが若者にはやっているそうです。今日は展望が無いので岩に乗りません。さて、同じ道を帰りましょう。大仏山への登りの途中いつも何の跡なんでしょうかと思うところがあります。高澤観音日龍峯寺の境内に下りてきました。今日も一日冨野アルプスで遊んできました。帰りにいつも同じルートなので、この冬は別のルートで歩こうかと話しています。同じ山でも季節を変えたり、ルートを変えたりしていろいろ楽しめるのですね。
2023.11.13
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像の背に乗って29日(日)2日目は便石山(びんしやま)の像の背に登ります。2020年10月に熊野古道の馬越峠から天狗倉山(てんぐらさん)へ登った時天狗倉山の後ろに便石山があることを知りました。その山に像の背という大きな岩が絶壁にあるというので次にその山に登ろうと思ってから、3年経ってしまいました。今回、九鬼の頂山(いただきやま)と大配(オハイ)に行くことになってやっと便石山に登れることになりました。種まき権兵衛の里の駐車場に車を停めて、歩き出します。駐車場から見えていた山が便石山かな~~(便石山でした)と思いながら、平尾つりばしを渡ります。つり橋を渡って右の山際を歩くとすぐに、キャンプin海山の中を、きれいな水の銚子川の横を歩いていくとキャンプ場は朝ごはんの支度をしている人や椅子に座ってくつろいでいる人、川遊びしている人などゆったりとした空間の中を過ごしています。その横を少し場違いな感じをしながら、山に向かって我らはテクテク歩いてゆきます。便石山の登山口に、アケボノソウが咲いています。みんなが置いていった木の枝の杖がいっぱいあり、この山の厳しさを物語っているのかな・・・何が厳しいのかな?初めは馬越峠の石畳を思わせるような石畳石畳はずっと続きますすぐに、京都から来られた4人組の女性たちに追い越されて私たちはゆっくりマイペース。石段になって続きます天気はすごくいいのですが、植林の中なので単調な植林の景色ばかりが続きます。やっと峠のようなところに到着これで石段は終わるかと思ったけれど見事に裏切られましたまた、石畳と石段やせ我慢の笑顔です本当は階段が嫌いなKIKIは泣きたいくらいです。この先の景色が変わりました。この直前にも若者たちに追い越され林道に出たのです。右向こうの長い階段を若者たちが登ってゆきます。階段地獄の便石山です。丸太の階段に変わりました。でもすぐに、自然の登山道になってホッとします。やっぱり、普通の登山道の方が好きです。右が自然林、左が植林の間を登ります。すごく大きな杉、直径1.5m以上ありそうです。この木も、大きな石に乗っかるように成長しています。この木は岩を抱き込むように成長しています。ここから先は、歩きにくい岩だらけの道だから逆に階段が作れなかったのですね山腹をへつるような道歩きにくい道が続きますでも、階段よりこんな道の方が好きかも・・・これこそ山道ですね鉄塔に到着鉄塔の真ん中をくぐって初めての花に出合いました。アサマリンドウです。はじめはリンドウだけど、葉っぱが違う?・・・と何だろうと思って写真をいっぱい撮って帰宅しました。葉っぱが特徴的です。伊勢の朝熊山(あさまやま)で最初に発見されたからアサマリンドウと名付けられたそうです。朝熊山は2度登っていますが、秋では無かったのでこの花に出合えなかったのね鉄塔を登り切ったところに群生していましたウへ~~今度は、擬木の階段です。泣きたいくらい続きますいつまで続くのよ~~左に行けば馬越峠から天狗倉山への分岐馬越峠まで2時間です。便石山山頂(599m)二等三角点があります。結局ほとんど山頂まで階段は続きました。ちょっとした広場になっているのでランチはここかな・・・像の背は少し下って像の背の岩写真で見たら、本当に像の背みたいです。絶壁に飛び出している大岩が像の背のようだとSMSで評判になったのです。もう3歩ほど歩けば端っこですが最近はこわくて端まで行けません。岩の上でスマホ操作して、スマホで写真を撮っています。右下は尾鷲市内青い海がきれいです。昨日の山は向こうの山の奥です目の前は、天狗倉山(てんぐらさん)2020年に馬越峠から登った山です。あの山も山頂に大きな岩があり、その岩にも登りました。天狗倉山山頂岩に登っています登り切ったよ~~(2020年10月4日)左下は、銚子川と尾鷲の北側の町です。しばらく貸切で岩からの展望をゆっくり楽しみましたが岩の近くは登ってくる人に邪魔になるのでゆっくりお昼を頂ける山頂広場に戻りましょうと戻りかけたら、像の背岩のすぐ上に小象の背岩があって、そこは風もなく日当たりが良くて暖かそう。そこで先客が休憩を終えて、譲ってくださったので小象の背の岩の横のひだまりでランチタイム。食後は小象の背で日向ぼっここのあと次々と若者たちが登ってきます。若者が好みそうな、インスタ映えしそうなところですもの人気があるはずです。もう一度、像の背に行ってもう一度写真を撮って下山します。も一度、アサマリンドウを見て岩を跨いだ大木林道へ下りる階段まで下りてきました。やっともう少しで登山口です。もう階段は飽き飽きしたよ~~と言いながら下りてきました。登山道の9割は階段の山でした。登山口にある木の杖は確かに下りる時は有ったらいいですね。KIKIは杖にすがるようにおりてきましたもの。登山口に下りてきたらすぐ後ろに、山頂で話をした若い女性二人組さんが追い付いてきて、駐車場まで一緒に話しながら歩きました。朝と違って、ほとんどテントが無くなったキャンプ場に下りてきて二日間お世話になった道の駅 海山ありがとう、おかげで楽しかったよ~~前回来た時から、次は便石山と思っていました。もう三年も経っていたなんて、年月の過ぎるのは早いことです。だから、気が付いたらもう○○歳になっていました。あとどのくらい登れるのかな・・・なんて考えながら自分の足で歩ける限り登りたいなとそして、自分の足で歩ける喜びを感じながら歩いています。
2023.11.04
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28日(土)中日新聞の毎月一回配布の くらしと中日「Clife」の8月号で紹介されていた三重県尾鷲市のオハイブルーを見るために金曜日にトコトコと国道一号と23号と42号線を乗り継いで尾鷲市にやってきました。登山口は九鬼水軍で有名な九鬼町のコミュニティセンターの裏からです。旧九鬼中学校跡車は砂利の敷地に停めます。旧九鬼中学校の敷地跡の横にできたコミュニティセンターコミセンの駐車場には停められません。山のふもとの家を目指して登ります。柵に小さい頂山登山道の標示が民家の横の細い通路を登っていく旧中学校と港が見えています。この道を毎日の買い物で登り下りは大変ですね大型家具や電化製品の配達はどうしたのだろう?宅配の業者、郵便配達は?なんて、ついつい考えてしまいます。道の突き当たりで一瞬道が無くなって鋭角に山のきわの細い通路がどうやら登山道です。赤テープと道の右に埋め込まれたパイプに沿って進んでゆくと人工的なものが生活を感じさせ頂山への案内があったので、ホッとして進みます。お地蔵様もお祀りしていて、生活感があり貯水槽も生活感がありますここから本当に山に入っていきだんだん人の営みから離れて行きます頂山原生林の看板確かにすごい杉の木です。猪垣が出て来ましたイノシシなど獣から農作物を守るために、石で作った垣根です。今は植林されていますが、昔は山に作られた畑だったのですね。ここから猪垣を乗り越えて乗り越えたら木の橋植林の中を進み沢を渡り岩がゴロゴロに道を進んでゆき分岐右やま〇左○○の〇読めません しかし頂山への案内があったので右の道を進みます。自然の石を利用した石段伐採地に出ました、伐採地の左を登りそのまま登り切るかと思ったけれど途中で山の中へ分岐で右へ登り切ったら突然、林道へ出てびっくり林道を少し歩きここは舗装されていますこんな上に舗装道があるなんて・・・後ろを見てびっくり!!伐採地の向こうに港が見えています。林道から伐採地を登ります途中からまたまた山の中へ入り登山道はAコースとBコースに分かれ私たちはAコースで登ります。しかし、伐採地は荒れているので自己責任だと張り紙が・・・荒れた伐採地は、荒れている上に急な斜面で歩きにくくなぜこの道を選んだのかと・・・伐採地の一番上に孤高の一本桜が残っているのです。振り返ったらすごい景色!!青い海、点在する島々、緑の半島まるで絵のような景色が広がってきれいね~~と声が出ます。荒れた伐採地を頑張って登って来た甲斐がありますね。もうすぐ一本桜に到着この木に会いたくて・・・伐採されずに残った桜の木桜の木の根元まで少し下ってポーズ青い海と一本桜 絵になりますね~~伐採地からすぐのところに頂山山頂(397.9m)(この写真は山頂を振り返って)植林の中で展望は有りません二等三角点があります。オハイに向けて下る途中で分岐をハカリカケ岩へたち寄ります。岩がゴロゴロ増えて転がっていますさらに大きな岩が増えて山の崖に、突然大きな岩が光を浴びて横たわっています。ハカリカケ岩天秤ばかりをこの岩の上に載せて、まるでバランスを取って測るかのようだから名付けられたのかな…と勝手に思います。下の海を見て海の青さと、広さに感激三角の岩の手前の海に面しているところが大配(おはい)です。先ほどの分岐まで戻って、いよいよ大配(オハイ)へ向かいます。このあたりは原生林が広がっています。石を抱いた大木右が原生林の広がる自然林、左は植林その間の道を下ります。途中、左の樹間から向こうにハカリカケ岩のあるピークが見えますズームで見たら岩が光ってもっと望遠で、岩がはっきりわかりますさっきすれ違った人が岩に乗りましたね。支え岩木で支えているのですね植林の中をどんどん下っていきます、ここを反対に登るのはいやですね。古田キャンプ場あとの広場ここには人工的な鉄板が敷かれ、キャンプ場があったのだと感じます。ここから左へ下ると大配(おはい)です。まっすぐ行くと帰りのルートです。岩が食い込んだ大木左下には、滑滝綺麗な沢水がこの先から海へ流れ落ちるのです。今まで山に登っていても、山の水が海に流れ落ちるのは見たことがありません。この先で木が無くなって、いよいよオハイに着いたのですイエーイ!! オハイ到着!!山から出たらバックは青い海、こういう経験は初めてです。私の後ろは山目の前は海ハカリカケ岩から見た三角の島か巨岩が向うにに見えます。オハイブルーの入り江を上から見下ろして。オハイブルーの断崖絶壁の岩棚に座って何てきれいな水の色でしょうこれがオハイブルー向うにちょこんと乗っている岩も、不安定です。みるものすべてがドキドキします。岩の上でお昼ご飯を食べている人たち。天気が良いのはとてもうれしいのですがとても暑くて、照り返しで日焼けが怖いです。岩の上をすべるように沢の水が流れ落ちて、滑滝になって海にそそぎます。あまりの暑さに、山際まで登って木陰でランチタイムです。今日はクッキングは無し、道の駅で買った平天をおかずにしておむすびがお昼ご飯です。昼ご飯の後、もう一度岩の上に出て山から海抜ゼロの岩場まで下りてきた感慨にふけっていつまでも見飽きることが無くもう一度オハイブルーの入り江を上から眺めて沢の水が海に流れる出口を眺めやっと山に帰る決心をしました。大きなクスノキ先ほどの分岐まで戻って、海岸の斜面のへつりの道を進みます。ほとんど水平かと思いましたが、登ったり下ったり・・・左下はすごい崖の山腹をへつって作られた道です。荒れていた昔の道を、地元の有志(九鬼町地域おこし協力隊)によって整備された道です。熊が引っ搔いたあとアルミのはしご手前は景子橋地域おこし協力隊に居た、景子さんの名前が付いたのかしら?鏡餅のような重なった岩が、いまにも落ちそうです。ここにも鬼の一刀岩が・・・左下に展望所がありますそこからの景色三角の島だと思ったのは地続きだったのですね。猪垣広場宝暦14年(1764年)に作られた、見事な猪垣が22km続いています。昔はフェンスなど無かったから、コツコツと石を積んで垣根を作ったのですね。ベンチもあってゆっくり休憩できる、このルート唯一の広場です。この石垣は住居跡のようです。まるでお城の石垣のように精緻に作られています。石垣がずーっと続いて、集落があったのだと思います。石垣が終わったら、森も終わり、使われてない倉庫や住居がでてきて登山口に下りてきました。このあたりは人の住んでいる気配がなく、たぶん廃屋でしょうね。狭い道と廃屋続く九鬼小学校懐かしい木造の学校ですが、廃校になっています。ススキと廃校は寂しい絵になりますね校舎の横から、町を見たら漁港が一望小学校の正面玄関ここからは廃校の寂しさはまだ感じません。お天気が良いからかな・・・この石段から下は、人々の生活の営みが感じられる路地です。漁港の町ですが、とても綺麗に生活されています。オハイの入口九鬼町はきれいな清潔な漁港ですね。港の海水もとても綺麗です。透明で魚も見えるそうです。たくさんの人が釣りをしています。我らはせっかくだから九木神社にお参りをしましょう。九木神社菅原道真公を祀る神社です。境内は九木神社樹叢(じゅそう)と呼ばれる人の手のよらずに自生した樹木が繁茂した、天然記念物の原生林が茂っています。無事登って下ってこれたお礼のおまいりしてこの景色も見たくて。見どころいっぱいの九鬼の町を十分堪能して車に戻りましょう。「けいこの小さな山の家」ここは頂山とオハイのことがよくわかるというガイドの家ですが登る前に来るべきでしたね。この後は夢街道おわせ「夢古道の湯」に入って汗を流しお刺身定食を頂いて明日に備えて早寝しました。今日は山に登って海へ下るという、なかなか無い面白い体験をして盛り沢山の景色を堪能できた日でした。明日は、もう一つ尾鷲の山に登って帰ります。またおいでくださいませ!!
2023.10.31
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22日(日)中山道 木曾十一宿のひとつの馬籠から妻籠まで馬籠峠経由で約9キロを歩きました。中山道は大好きな古道で、とくに馬籠と妻籠の二つの宿場を馬籠峠でつないで、いにしえの集落を歩けるのが大好きです。初めて歩いたのは今から40年以上前、両親と馬籠から妻籠まで歩きました。それから何度も歩きました。東海道は江戸の日本橋から京都三条大橋まで53次488kmで、温暖な太平洋側を歩きます中山道は69次 534km途中碓氷峠や木曽路など山越えの険しいところを通ります。しかし、東海道には橋のかかっていない大きな川を渡らければならず大雨の後のたびたびの川留めや、名古屋市熱田区の宮宿と桑名宿の間は4時間の船旅があることなどから朝廷から将軍家への姫宮の降嫁の際は中山道がよくつかわれたそうです。だから中山道は姫街道とも呼ばれています。特に有名なのは、14代将軍家茂に降嫁した、皇女和宮の行列です。大名行列や旅人が見た景色を思いながら、木曽の秋を味わってみました。しかし、最近は外国からの観光客が多いと聞いてはいましたがここは外国か?と思うほど外国からの観光客の多いこと!!京都にある映画村などのテーマパークより昔の日本の生活を自分の脚で感じられるのでいいですね。だから私は何度も訪れるのです。スタートは馬籠宿馬籠峠まで登りになりますが、馬籠峠から妻籠まで長い下りが続きます。色々調べて、馬籠は無料の駐車場が多く、そこから馬籠から妻籠に歩いたほうが足にやさしいということです。9時前なので、まだ店は開いていませんし観光客も少なくて写真撮るにはいいですね。以前この近くの高土幾山(たかときやま)に登った帰りに馬籠宿だけ散策しました。江戸時代にタイムスリップしかし外国人が写りこんでしまいました。石畳と町並みの向こうに恵那山今日は雲一つなくくっきりと恵那山が。今にも着物着た昔の人が出てきそう昔の荷車が店横にあります馬籠郵便局飛脚が郵便物を運んでくれそうな気がします。蕎麦屋ですがまだ準備中島崎藤村の生家は藤村記念館になっています。「木曽路はすべて山の中である」という書き出しではじまる藤村の作品の一つ「夜明け前」はここ馬籠が舞台で、藤村の実父である島崎正樹をモデルにして書かれた小説です。展望広場からの恵那山馬籠宿の上のバス停からすぐに高札場があり、その上の展望広場からの恵那山は全容が見えます。この先は宿場の建物が無くなって石畳で少し山越え分岐には中山道と彫られた石碑があり わかりやすい。緩やかに整備された山道を登っていく旧中山道に沿って自動車道路が出来ているのでところどころで、県道7号を渡ります。あと6.8キロで妻籠宿川のせせらぎと水車小屋と休憩舎があり、モミジの木もあってとても感じの良いところです。紅葉は少しまだ早く、あと一週間から10日ぐらいが最盛期かしら。信州の道祖神はカップルです。県道を少し歩くところもあります。色づき始めた木々県道7号を横切って集落の道に入り緩やかに登る途中に「十返舎一九狂歌碑」のある休憩舎目印みたいに大きな桜の木(?)がありますが時期が違うので咲いてません。トイレもある休憩舎ですのでお弁当食べるにはいいのですがまだお昼には早すぎるので少し休憩して出発十返舎一九の狂歌「渋皮のむけし女は見えねども 栗のこわめし ここの名物」木曽の名物は栗おこわですのでそれを歌ったのですね。昔からの家が続く街道筋実際にそこで普通に生活しています。とても自然な感じで、観光客相手の土産物屋も食べ物店も無く本当にタイムスリップした感じです。まだ時間も早いのでそれほど多くの人が歩いてはいません。その感じがとてものんびり、温かくほのぼのとしてゆったりと時間が流れていくようです。熊野神社馬籠峠標高790m右に馬籠茶屋がありますが、まだ閉まっています。左から歩いて赤文字で現在地右の方へ歩いてゆきます。馬籠峠からこのルート上で一番急なジグザグに急斜面を下っていく。道も山道になって、登山靴で来てよかった。途中に標識もたくさん有り迷うことは有りません。山を抜けたら集落にでてたくさんの人が居ます。一石栃立場茶屋お休みどころとあり、たくさんの人が休んでいます。温かいお茶を無料でふるまってくれるのです。紙コップの温かいお茶はとてもうれしい今日は天気も良く暖かい日でしたが、このお茶の美味しかったこと接待してくれたご主人様とお話外国のお客がとても増えたのはインスタで拡散されたからだそうでこの人は外国のお客さんもインスタに紹介されて有名人だそうです。この立場茶屋は馬籠と妻籠のほぼ中間にあたり昔から休憩所だったそうです。一石栃というのは、地名で馬籠とか妻籠とかと同じ集落名だそうです。ここは木曽五木を保護するために、盗んで持ち出されないように調べたという、いわば木の関所です。いまは休憩所になっています。一石栃白木改番所跡ここでお昼ご飯を食べられると思っていましたがまだお昼には時間が早くて通過です。また山の中の街道をゆきます。大サワラ比較するものが無いので大きさがわかりにくいのですが樹齢300年、樹高41m、胴回り5.5mこの木一本で300個の風呂桶が作れると書いています。隣の看板には、川の向こうの対岸にある合体木の説明望遠で撮ってみました。根元近くから合体しています。森からの出口にも「中山道 一石栃」の文字が彫られた石碑中山道を分断するように県道7号が通っていいてその拡張工事で国史跡の中山道を保護するために道路の下に中山道の石畳を壊すことなく残しているそうです。この説明板が無ければ、普通に通っていてはわかりませんね。ナギナタコウジュが道端に咲いています。中山道の山道が崩壊していて、そのため県道7号を少しだけ歩きます。男滝、女滝へ下ります。滝の説明板女滝男滝ここはたくさんの人が休んでいて写真を撮っています。ここまで歩いてこなくても、バス停と車を停めることが出来るのでここだけ見学の人もたくさんいます。滝の周辺でお昼ご飯かと思いましたがゆっくりいただける所が無くてそのまま進みます。木の間から、集落が見えているので、たぶん「大妻籠」でしょう集落に近づいたら、かえってお昼を頂くところが無くなると思って途中、倉科祖霊社のお社の横でランチタイムです。今日はいつものバーナーとコッフェルはやめて保温水筒にお湯を入れて持ってきました。インスタントお味噌汁とおむすびと、あらかじめ焼いてきた玉子焼きのお昼ご飯です。30分くらいの休憩で再スタート。どんどん石畳を下っていきます。熊野古道の石畳と違って、滑りにくいので助かります。庚申塚の宿屋二階に昔の篭がぶら下がっています。時代劇でよく見る簡単な篭です。大妻籠の集落うだつ造りの建物が並んでいます。座布団と布団を干しています。たぶんきっと昨夜は泊り客があったのね。ちょっと休憩水車何もかも時代劇のセットみたいですが、すべて実際に生活している中で保存されているのです。大妻籠の入口私たちは向こう(写真の奥)からやってきました。古い石柱の説明板明治に地元の有志によって建てられた街道の石柱昔は中山道は中仙道と書かれていたのですね。右の舗装道じゃなく左の地道へツリガネニンジンがまだ咲き残っています。妻籠宿に入ります。もう使われていない旅人宿わら馬を製作しているお店レトロな明治時代の建物妻籠変電所馬籠峠を歩いて越えてきた私たちが、なんだか浮いてしまう観光客がいっぱい木賃宿の上嵯峨屋一本の木をくり抜いた 水船蔵と町並み敵襲来に備えて、わざと回り道させるために道をまっすぐにしない枡形有形文化財の宿時間的に一番にぎわう時間ですお土産物やはにぎわっていますタイミングよく人が少ない、シャッターチャンス妻籠郵便局今は郵便資料館も併設妻籠宿本陣島崎藤村のお母さんの生家雲一つない良い天気奥谷 脇本陣水車と高札場鯉岩濃尾地震で岩が動いて岩の一部が取れて鯉らしくないのです。鯉岩の説明熊谷家住宅昔の家の間取りがよくわかります使っていた備品も展示されています。自由に入ってみることが出来ます。鯉岩の先でUターンしておやつの五平餅を藤棚の下で頂きましょう14時22分のバスで馬籠まで戻ります。早めにバス停まで行ったのに、すでにものすごい人が並んで待っていました。絶対に座れないと思っていたら何とかギリギリ座れましたが県道7号の峠越えはグニャグニャ道で、バスがカーブで揺れるたびに、立っている人は必至でつかまっていないと振り回されて大変です。初めは終点の馬籠まで乗っているつもりでしたが馬籠の上の入口(陣馬バス停)で下りて馬籠宿を下ることにします。恵那山はまだくっきり今度は朝歩いて登った道を下ります。朝と違ってすごい人出山歩きの人はほとんど無くて、観光客だけです。栗のどら焼きのおやつ外人さんも買っていました。朝の写真スポットでもう一度恵那山は今日は最後まできれいに見えています。今回の中山道は天気に恵まれ、気候的にも爽やかで何もかもうまくゆきました。街道の見どころの近くではきれいなトイレがあって道にごみ一つ落ちてなくて、とても気持ちよく歩けました。馬籠や妻籠の観光協会や地元の人々が大切に守り続けている貴重な文化財だということがわかります。地元の人だけでなく私たち国民が大切に残していかなければならない文化財でもあります。中山道馬籠峠越えは初めての相棒は、はじめは少し乗り気でなかったけれど結果はとても楽しんだようで、誘った甲斐がありました。日本の古き時代というか、自給自足の昔の宿場町の生活に触れる山歩きと観光のミックスしたよくばりの一日でした。
2023.10.25
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14日(土)先月の9月24日に登った夏焼山と、大平峠を境にして反対に位置する兀岳へ、紅葉を求めて登ってきました。「はげたけ」という名前ですが、はげ山ではありません。「兀」の意味は、山などの上が高くて平らな様という意味だそうです。もっと若い頃は、向かいの夏焼山とセットで登ったものです。最近はこの山一つで十分です。登山口は木曽峠トンネルの手前トイレがあります。ここから入っていきます。すぐに熊除けの金筒カンカンとしつこく鳴らしますがあまりしつこいから、クマがうるさい!!と怒ってくるかもね沢になった登山道、いやいや沢が登山道なのかもこの後は急斜面をのぼって、さらに藪漕ぎです。なかなか立派な木がいっぱいありますこの木はなんだろう、コメツガかな、モミかな?自然林なので気持ちが良いだから動物もたくさんいるでしょうね時々笛を吹いて歩きます。急斜面を頑張ったら、小黒川分岐に到着ここは右のほうが高いので、右に行きたくなりますが、左が正解。標識が落ちていますが、何を書いているのかわかりませんさっきまでの藪漕ぎや、急斜面とは違って歩きやすく広く緩やかな登山道紅葉を探しながら歩きますがうっすら黄ばんではいますが、紅葉している木は少ない。やっと見つけた紅葉している一枝右のカラマツ林の向こうに目的の兀岳(はげたけ)紅葉を探しながら自然林を行く緩やかに2度下ったら、急下りになりますこの景色も良いですね足元はフカフカで膝にやさしい青空と紅葉今日は午前中は良い天気の予報どうりですしかし午後から下り坂なので、そのつもりで登ります。ダケカンバもたくさん出てきました私の右側(登山道の左)はダケカンバの林道の真ん中の立派な大きな木シンボルツリーだね左がダケカンバの林右側の木の間から恵那山がやっぱり西側が雲が多く天気が下りに変わっていくのがわかります。これは黄葉ですね左の木の間(東側)から、乗鞍岳がうっすらと見えています山頂の手前で、木々の間からきれいな紅葉が見えてきたこの山一番の紅葉したモミジです。後にも先にもこの木が一番きれいでした。兀岳山頂(1636.6m)山頂らしい広さの頂上今日も今のところ貸切ですね(中央アルプス南部の展望摺古木山から安平路山がきれいに見えています。御嶽山から乗鞍岳山頂でバンザーイ御嶽山から中央アルプス南部の展望薊岳から摺古木山若い時は摺古木山から安平路山まで楽に歩いたっけ林道がすぐに道路崩壊で通行止めで、約2時間ほど林道を歩いて、山に登った時もあります。若かったからできたのね。擂古木山から安平路山この看板は「禿岳(はげたけ)」です。御料局三角点三等三角点があったはず・・・御料局三角点の後ろの笹の中にほぼ埋もれていました。少し見えるように出して、苔を削って確認。もし他の人が登ってきて、写真を撮るときにはその時は、席を立ちましょうと御料局三角点のそばでランチしかし最後まで、結局誰も登ってきません。少しだけの風は、座ったら笹が壁になって遮ってくれました。何回も御嶽山を眺めてしまいますズームで剣ヶ峰を見たら王滝頂上の向こうに噴煙が登っています。いつもと同じで1時間ほどゆっくりしたら下山しましょう。西の空はやはり雲が多くなって足元に一センチくらいの小さなカエルこれほど小さいなら、ヘビも食べた気がしないから見逃してくれるかな・・・私が名付けたシンボルツリーの大木分岐まで戻ってきましたが分岐を右に下る前に、そのまままっすぐ進んでみましょう。小黒川のルートは笹刈がしっかりされて歩きやすい左に兀岳の全容が見えています。一番高いところに御料局三角点があります。このあたりはどうして、これほど御料局三角点が多いのかしら向かいの夏焼山にもありました。山頂で眺めた、摺古木山にもありました。ここでUターンで、下ります。大きなブナの木滑りやすい激下りを注意しながら、向かいの夏焼山が樹間から見えています。一番左端に、山頂にあったヒノキが見えています。登山口に下りてきて、金筒を鳴らしてゴール!!結局誰にも会わない、貸し切りの山でした。先週はメチャクチャ寒かったので、今回はしっかり防寒対策して登りましたが雨の前で風もほとんどなく、さわやかな紅葉の始まりの山でした。ほどほどに歩いてきれいな空気を吸って、綺麗な景色を眺めてなんて健康的な生活なんでしょう~~なんて自画自賛しながら帰ってきました。
2023.10.15
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7日(土)三連休だけど、天気予報通りなら天気が良いのはこの日だけ。ということで、今週も設楽町の段戸山と岩岳にやってきました。段戸山は今回で6回目、岩岳は5回目です。段戸山と岩岳にセットで初めて登ったのは1996年12月14日しばらくは間隔があいていましたが、ここ最近は2~3年おきに登っています。今回は段戸山に登って、岩岳の登山口の車の横でランチをして岩岳に登りました。以前は段戸山には研修センター駒が原山荘から登っていましたがその頃から少しずつ林道工事が始まっていました。しかし今回2年ぶりでやってきたら、登山口まで工事が進んで登山道ずたずたに寸断されて、わからなくなるほどです。ママコノシリヌグイ色づいたナナカマドが植樹されている広域農道を少し歩いて橋を渡ってすぐに段戸山への標識に従って登りますがすぐに林道工事で登山道が無くなり本当は赤テープがあるところを登ればよかったのにそのまま工事の道をジグザグに歩いて行きました。これがまた長い途中で何度も赤テープを見たけれど無視して道を登っていく(赤テープに従って尾根の山道を登るべきでした)どこまでも続く車道何度も赤テープの付いた尾根をやりすごしてやっと、尾根に取り付く踏み跡を登ることにします。すると登山道に合流(やっぱり、もっと早く赤テープから尾根を登るべきでした)正規の登山道ですが藪です。以前も藪漕ぎの記憶があります。突然藪が無くなって標識に従い細い登山道を緩やかに登ったり下ったり下山時にはこのあたりで、ヘビを踏みそうになり・・・今でも目に浮かびます。(急に寒くなったから、早く冬眠しないと死んじゃうよ~~)この岩のあたりは春にはカタクリの花が咲いていました。登山道は水平になって自然林の中はいい感じ背の低い笹に囲まれた山頂二等三角点鷹ノ巣山(段戸山)山頂 1153m木に囲まれて展望は有りませんが自然林なのでいい感じの山頂です。シンボルツリーみたいな木に以前は梯子が掛かっていました。そこをよじ登れば何とか展望があったけれど今はもう他の木が高くなって展望が無いのでしょうね梯子もありません。寒いので写真を撮ったら早々に下山します。同じ道を下る途中で5~6人グループに出会いました。この山は何度登っても貸し切りで、人に会うことが無かったのでとても珍しいです。帰りにはどんどん尾根を下って、途中で踏み跡が無くなったけれど尾根をそのまま下って新しい工事の道に出て下ってゆけば、登山口に到着。次の岩岳の登山口に向かって車を移動させて車の横でランチタイム。登山口にはノコンギクがいっぱいアケボノソウも咲いています。アケボノソウは花弁の斑が可愛い農場は立ち入り禁止の札が掛かっていたので仕方がないから林道コースの途中から山に入って農場の外れまで山越えで登山口に。(登山口まで苦労します)オヤマリンドウが満開なかなかこれほどきれいに咲きそろっているリンドウは珍しい沢沿いを登っていく沢を詰めていくと目の前が突然開けて鉄の橋の向こうに鉄塔このルートで一番展望が良いところ鉄塔の脚元で山座同定しましょう天狗棚(左)から井山(真正面)、右は先週登った碁盤石山ズームで井山碁盤石山の山頂山頂から右へ行くと昔山頂と言われていたところと、その先の展望の良い天狗の庭岩伏山のふもとの国道257号沿いの集落と天狗棚から碁盤石山までの展望展望のない尾根道を進む赤松の林を越え自然林広い登山道林道コースとの分岐帰りはここを左へ下って林道コースで戻ります。岩岳まで15分帰りにここは間違えないように右の踏み跡薄い道に標識を見たら、広域農道の方へ行っても帰れるような気がします。駒ヶ原方面に下って巨岩が出てきたら山頂は近い右は植林で暗くてすぐに大岩によじ登りましょう(今回は写真を撮り損ねたので、前回の写真です)岩の登りの途中岩の上が山頂(だから岩岳なのね)温度計があるから見て10度です。寒いはずです。風もあるので体感温度はもっと低いですね。岩岳山頂(1050m)の岩から、一番向こうに明神山その手前の大鈴山と鹿島山ズームで、大鈴山と鹿島山の間に平山明神山すぐ目の前は仏庫裡左に名倉カントリー岩の上に座っていますが、腰が引けています。だってこの岩の後ろは絶壁なんですもの3畳くらいの山頂はベンチが一つと岩が一つ寒いのでここでも早々に下ります。もう秋というより、山は冬です。先ほどの分岐を左へ林道を約一時間歩いて戻りました。センブリがいっぱい林道の入口近くにチェーンそこから15分くらい歩いて登山口です。ランチタイムでも日陰よりひだまりが良いくらい寒くて10月に入ったら山もう秋を通り越して冬です。今まで30年近く登山していますが、これほど季節が急に移ったのは珍しいです。帰宅して、栃木県の朝日岳の遭難のニュースを見て私が那須岳(三本槍岳)に登った2011年10月3日を思い出しました。登山口から風が強く寒くて、途中の朝日岳(今回の遭難された山)を通過するときさらに風が強くて山頂ではメチャクチャ寒く看板や標柱にエビのしっぽがいっぱいついていました。行きも帰りもこの山を通過するときは本当に寒くて緊張したことを思い出しました。心から亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
2023.10.09
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30日(土)設楽町の碁盤石山(ごばんいしやま)へ行ってきました。初めて登った1995年12月以来、今回で8回目です。7回目の2021年は7月に登っていますがそれ以外は全部冬に登っていました。東納庫の登山口尾根に乗ったら右へ左に行けば面の木です。植林と自然林の混在する尾根を歩きます。笹刈はされていて歩きやすい。木の間から、面の木の井山が見えています。ズームにすると、風力発電のプロペラが見えます。ママコナ左は植林、右は自然林自然林の中では気持ちがよく木戸洞峠の手前で植林の間の木の間隔が広くなっている広場のようなところでトリカブトがとても綺麗に咲いています。風に揺れるので写真撮るのがむずかしい植林の中の木戸洞峠一番低くなった木戸洞峠からはどんどん登ります。擬木の階段が続くこの先で、ものすごい勢いで登って来た男女4人組に追い越されいつものことですが・・・碁盤石山山頂(1189m)に到着二等三角点休憩している4人組さんを写さないようにこの標識だけ写して先に進みます。山頂を下って、ブナの森を進みます。笹の道の途中に水場の標識ブナの木がいっぱいこの道が好きです特にこのあたり笹の斜面は爽やかで今にも小鹿が飛び出てくるようです。再び登り切ったら、先が明るくなってベンチのある広場にトリカブトがいっぱい以前はここが山頂と標識がありました。その頃は、先ほどの山頂は三角点があるところという表現でした。これほどのトリカブトが咲くとは思っていませんでした。(確かにこの時期に来たことが無くて。)広場の真ん中にあるアセビの大木の周りはトリカブトがいっぱいです。ここから、アセビの森を通り抜けてモミジの林も感じが良くて富士見岩に到着あまりにも天気が良くて暑いのでベンチは使わず、木陰でランチタイム富士見岩からは条件がよければ、その名の通り富士山が見えるのですが私も何度も登っていますが、一度しか見たことがありません。しかしその頃はデジカメではなく、コンパクトなフィルムカメラなので遠くて小さい富士山は写せませんでした。今日はなかなかの展望です。真正面の明神山、その手前右よりに平山明神のポコンとした特徴的な形と鹿島山と大鈴山平山明神と鹿島山と大鈴山の塊の右に鞍掛山お昼ご飯の後、天狗の庭にやってきました。トリカブトがいっぱい以前と変わって、草がぼうぼうに生え木が大きくなって天狗の庭が様変わりしています。天狗の庭の碁盤石の謂れの看板が壊れて落ちています。1995年の写真私のアルバムに、昔の看板の写真が残っていました。加工していないのに、ものすごくきれいなトリカブト碁盤石が木の中に埋もれて見えません木が大きくなって、碁盤石が隠れて見えにくくなっています。かろうじて、このベンチの周りだけは草を刈ってくれています。1995年12月の写真この頃はまだ木が小さくて、ここから下界の名倉の町がよく見えました。今では、大きな岩が木に囲まれて埋もれてしまっています。岩の上に乗ったら、下界の名倉カントリーがなんとか見えて。戻るために再び、素敵なモミジ林を通ります。水場を確認するために、標識どおり谷に下りて行って谷の一番下に水がチョロチョロ流れています。沢の源頭です。ほらね!!山頂に戻ってきました。誰もいません、貸し切り~~二等三角点のある山頂広場木戸洞峠までグングン下って登山口に戻ってきました。この山に登り始めたときは名倉の町の方から登っていましたが最近は、東納庫からばかり登っています。今度は面の木から来ようねと、少しずつアレンジしようかなと話しています。
2023.10.02
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24日(日)長野県南木曾町から登る夏焼山へそしてそこから県民の森経由で周回してきました。大平峠で車を停め、以前は反対側のΠ岳(はげたけ)とセットで登りましたが今日は夏焼山から奥石沢へ下りて県民の森でランチをして馬の背コースで戻る周回で登ってきました。大平峠のあずまやミゾソバ登山口の水が流れている所にいっぱい咲いています夏焼山登山口写真ではわかりにくいけど、登山口からすぐに急登が始まります。熊除けの金の筒カンカン鳴らして、クマさんにお知らせしましょう。汗が噴き出るほどの急登見た目より急です。土留めの丸太は腐っています。二つ目の金の筒を鳴らして途中で道は少し斜度が緩くなってホッとします。しかし、背丈より高い笹藪が・・・笹藪はあまり長くないし、むかし藪漕ぎの山に登った時に比べて顔にビシバシ当たるほどでもないから、大丈夫笹藪を抜けたら、再びすごい急登が続き・・・分岐の標識があります左へ登ると夏焼山山頂へ右のルートはつつじコースで、県民の森広場へと続きます。3つ目の金の筒を鳴らして山頂へ向かいます。気持ちの良い自然林こういうのは好きです。右の樹間から御嶽山が見えて少しズームでもっとズームで今日は噴煙がはっきりと見えています。その右に乗鞍岳夏焼山の山頂(1503m)貸切です!!山頂らしい広さの山頂広場真正面に南木曾岳四等三角点とその左に、御料局三角点があります。看板通りに見えるかな南木曾岳の右奥に御嶽山たくさんの人が登ってるのでしょうか今年は剣ヶ峰山頂まで登れたので、この景色もより親しみがわきます。一番右奥は穂高連峰です。さらに右には摺古木山が木の間からだから、見にくいですが。登山口の大平峠から、反対側に登るとπ岳(はげたけ)恵那山恵那山の下には富士見台の笹が芝生広場のように広がっていますどんどん下って横川の名水が樹林の中に流れています。そして少し登り返したら、気持ちの良い笹原をいくとなだらかな山容の横川岳この写真では、一番右が南沢山、その左のなだらかな山が横川岳笠置山今日はメチャクチャ展望が良くて山座同定が出来ます。帰りは山頂から奥石沢へどんどん下って少し藪もありますが、踏み跡はしっかりしています。七つに分かれたブナこの山は良いブナ林です。奥石沢の源頭さらに下って沢を何度か横切り木道が整備されているので、県民の森の中だとわかります。本当にたくさんの沢を渡り沢だらけコケの沢の分岐に到着ここが谷の一番低いところかしらサラシナショウマ少し登ったらパッと広場に到着牧場みたいですが誰もいません静かな静かな、広場を貸切とても贅沢なひと時です。ここでランチタイム管理棟の横のベンチです。馬の背コースで夏焼山山頂の方へ戻ります。この斜面は昔はスキー場だったそうです。アケボノソウがたくさん咲いています。アケボノソウは斑点が可愛いヤマボウシの実アカモノアカモノオオハンゴンソウランチ後はブラブラと花探し向うに見えるのは管理棟です。ヨメナかな?一時間以上のんびりと貸し切りを楽しんで山頂に向かって帰りましょう山に入っていく、ススキのゲートですね斜面をジグザグにのぼっていいきます看板がたぶん熊でしょうね、ガリガリに引っかかれています。豊かな自然林は、大きな木が多い山頂の手前の分岐まで戻ってきました。ここからは朝登って来た道を戻ります。セキアノアキチョウジシラネセンキュウまるで花火のようです。周回で登山口に戻ってきました。今までは夏焼山と向かいの山、はげ岳をセットで登っていましたが今回は山頂から県民の森を周回で回るというプランでした。今度はつつじコースで県民の森の広場に行って馬の背コースで戻るというプランもいいね~~と次の楽しみも出来ました。
2023.09.25
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18日(月)三連休の最後の日、長野県南木曾町の田立の滝に行ってきました。初めて行ったのが2001年、2回目は2014年、1回目と2回目は夕森天然公園まで行って周回したけれど3回目の2020年8月は滝巡りの後、対岸の不動岩まで登って戻って来たという、だんだん以前のような体力と気力がなくなって情けない山行きになっています。今回も、滝巡りして不動岩まで登って、ランチして帰ろうと出かけたのにあらかじめ調べて行かなかったので登山道崩壊のため螺旋滝から先は通行止めという看板がありました。せっかく来たから螺旋滝まで行って帰ろうということで歩きます。螺旋滝は、いくつかある滝の一番最初の滝だから滝巡りじゃなく螺旋滝だけ行くという感じですがそこに行くだけでも40~60分かかるので、充分山歩きはできます。看板が螺旋滝より先は通行止めと書いています。ツリフネソウ鐘を鳴らしてスタート気持ちの良い自然林このあたりは散歩の人でもOK大きな木も残っていますこの森は木曽五木の森です。木曽五木はわかりますか❓ヒノキ、サワラ、アスナロ、ネズコ(クロベ)、コウヤマキコウヤマキ以外はヒノキ科の木です。大きな穴のあいた木腐ってぼろぼろの木橋踏み抜かないようを気を使います。ヒキオコシ「石の上にも三百年」の看板に目をとめて看板に書いている通り、川の方に下りてみましょう川の方から見たら、確かに5本生えています。よくぞ、石の上のわずかな土や枯葉の上で成長したものです。岩の隙間に根を生やして生き延びたのでしょうね。生命力を感じます。しし岩二番目の鐘これもカンカン鳴らして、進みます。最近熊が出たそうですから。この看板で、モミとツガの区別を習得しようとモミの葉っぱと、ツガの葉っぱを探しながら歩きます。モミの葉っぱ確かに葉先が二つでとんがっています。ツガの葉っぱ二つに分かれていません。こんなことをしながら歩きます。けやきち君ケヤキの大木、樹齢350年以上たっているそうです。水場チョロチョロの水しか出ていません。大きな倒木が落ちてきて、橋の欄干が傾いています。すごい衝撃だったんですね。サワラ大師サワラの大木です。通り過ぎて振り返って見ました。登山道に巨木がたくさんあります。穴が二つの木直径50センチ以上もある倒木の上で成長した木その木の直径も4センチくらいあるので、倒木がいかに大きな木だったか・・・この後、登山道にマムシがのんびりと日向ぼっこ3~4mほど離れたところから枯れ木を投げてどいてもらおうとしますが、木が当たっても全く動こうとしません。枯れ木を探して少し戻り、10本以上の枯れ木を投げてやっと動くも、何度も止まっているので、右の崖下まで動いてもらうまで何度も枯れ木を投げて追い払います。あのずぶとさは、さすがマムシです。マムシは自分が強いとわかっているので逃げません。近くでは怖いので、遠くから追い払うしかできません。追い払って大急ぎで通過します。看板が無いけど、ものすごく大きな木たぶんヒノキです。ひのきイチロー大きなこぶのあるひのき私がスリムに見えるほど大きな木三つ目の鐘をたたいて。ひのきは木曽五木の代表で、この木は樹齢4百年ぐらいだそうです。「まきチャン」コウヤマキです。木曽五木の一つです。もうすぐ不動岩の展望地です。天河滝の看板も出てきました。不動岩対岸の山の上に大きな岩が見えています。本当はあそこまで行って、そこでランチして帰ってくる予定だったのに。山の縁をところどころ橋がつけられているので通れますが、その橋も朽ちて橋を歩かず、山側の笹の根元を歩きます。綺麗な橋に修復されている橋もあります。このようにアルミのメッシュで修復されているのが一番新しい橋です。山腹の崖に付けられた橋が無ければ通れませんねツガの巨木「つがえもん」と名前がついてます。螺旋滝はここからどんどん下ります。この先はテープで通行止め木橋が壊れています。螺旋滝に向かうため、すごい急斜面を下りていきます。反対に帰りはものすごい急登りですね。ここでランチタイムですが、水平に座れるところが無くかろうじて何とか座ってお昼ご飯を頂いて。滝を見に行こうとしますが、滝つぼまでいけません。下まで行けないけれど、何とか滝全体が写せるところを発見今日はこの滝一つで終わりです。滝巡りじゃなく、螺旋滝だけでしたが木曽五木を見たり(アスナロだけは見ませんでした)ツガとモミの区別も覚えたし、次は木曽五木のヒノキとサワラとネズコの違いを紹介します。ヒノキ(表)裏は気孔の模様がYの字のようですサワラ(表)ヒノキより葉が柔らかく小さい裏の気孔の模様が蝶のようネズコ(クロベ)の表裏の気孔の模様がほとんど目立たず、裏表がわかりにくいアスナロ今回はアスナロの木がわかりませんでしたのでサンプルが無しです。しかしアスナロの裏の気孔の模様が、すごく特徴的で漢字の「小」みたいですので実際に見たらわかるかと思います。今回は滝巡りが出来なかった代わりに葉っぱで遊んでみました。
2023.09.20
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10日(日)岐阜県恵那市の笠置山へ、またまた行ってきました。前回は今年の7月2日で、今回は今年になって2回目です。 この間下山中に気になったルートがあったので今回はそのルートを通ることにしました。病み上がりの相棒のために、簡単な山にする必要があったから再び笠置山にしたのです。 相棒は今年の夏になって、帯状疱疹に罹ったら今度はコロナに感染したのです。別の友人も、帯状疱疹後コロナに感染したので、たぶん免疫力が落ちたから感染したのかと思いますが私だけ元気なのはうれしいですが、この夏はずっと友人と相棒の回復を待ってばかりです。望郷の森キャンプ場の駐車場から、今回は舗装された林道を歩きます。前回より停まっている車が多いので、たくさん登っているのかと思ったけどキャンプに来ている人の車でした。天気予報より良い天気で、サンバイザーの上から帽子をかぶらないと頭が暑くて暑くて・・・クルマバナ40分くらい歩いたら、一番上の駐車場に到着前回は駐車場から山の中の登山道を登ったのですが風が無く展望も無く、階段ばかりで暑くて暑くて・・・だから今回はあえて林道を歩きました。歩いたところを赤線にして赤花のゲンノショウコキンミズヒキ登山道との合流点3台分くらいしかスペースのない一番上の駐車場の近くにはあずまやと物見岩があり、少し5~6分下って富士見岩もありますが今回は物見岩だけいきましょうあずまやの向こうに物見岩斜めになった物見岩の上に乗ります。下に恵那の町が見えていますが、残念ながら恵那山は雲の中緩やかな尾根の登り、この道はとても感じが良く好きです。笠置山山頂(1128m)の笠置神社神社の裏の方に行けば、ヒカリゴケの洞窟がありますが今回はそこにも行かず、展望台の方に行ってランチです。この山は至る所に大きな岩がゴロゴロ、ニョキニョキ展望台梯子もところどころ腐って、踏み抜きそうな展望台を登ってみたけど今日は雲が多くて、山座同定できません。当初はこの展望台の上でランチしようと思っていましたが丸太がボロボロで、どうにも落ち着かず結局、地面でランチです。食後は、はじめての散策道で下山します。大きな岩がたくさんこれも四角い大きな岩どんどん下って、途中で岩だらけで踏み跡がかすかになってどこに出るのか少し心配になったら看板にあった大山桜に到着これでルートを外していないと安心しました。言葉は「散策道」ですが、急下りや苔の岩などで気を使います。とても散策とは言えません。苔の付いた岩々亀天水神これも看板に書いてあったので、ルートを外してないとホッとします。亀には見えない亀石奥に何か祀っています。暗くてわかりにくいこれで分かりますねお参りして、写真を撮らせてもらいます。横から見たら亀石は、なんだか亀の頭部のような気もします。さらに下ったら、意外にりっぱな瞑想小屋その奥に、展望台この展望台は床がしっかりしています。中野方の集落段々畑がきれいです。ズームで、中野方ダム瞑想小屋の中も広くて、立派どんな感じなのか期待しますが岩と岩の狭い通路で、くぐるわけではありませんしかし、下の穴ならくぐります。30段くらいの階段この手前から遠くで雷が鳴りだし、天気予報通り雨が降ってくるかもしれない。登り切ったら、別の階段の途中に出て、正面に、我らが車を停めた駐車場と管理棟の案内があります。しかし、「タル岩」に行きたいのですが「タル岩」の案内は有りません。なんとなく一か八か、表示と反対に階段を下ります。予想通り、「タル岩」巨大夫婦岩の看板がありました。高さ58mの巨大岩の「上タル岩」の上から下界が見えます。中野方の集落「上タル岩」の横をどんどん下り登り返しが嫌になるほど下って「上タル岩」と「下タル岩」の間を通って、さきほどの「上タル岩」に戻る周回道を通ります。上タル岩の一番下の鞍部に到着「上タル岩」は高さ58mの巨大岩なので、約60m下ったわけです。「上タル岩」と「下タル岩」の間を通ります。今度は、右に「下タル岩」を見ながら階段を登ります。「下タル岩」は30mの高さの巨大岩反対側から見たら斜めになっています。下タル岩と上タル岩で夫婦岩です。二番目のくぐり岩これはほんとにくぐり岩しかしくぐって最後に岩をよじ登るのが出来ず結局くぐらず回り道して「上タル岩」の横に戻ってきました岩の割れ目から成長した大きな木から、岩の大きさがわかります。朝、歩いた林道が目の前に出て来て周回は終わり林道を下って駐車場に戻る途中で、雷と共にパラパラ雨が降ってきて車に着いたらすごい雨!!KIKI一発でした。今日は5回目の笠置山でしたが、気になっていた新ルートで周回でき巨大なタル岩も見たのですが、心残りが一つあります。もう一つ、ピラミッドストーンというペトログラフの岩があるはずですがそれを見つけられなかったのが心残りです。宿題が残ったので、また行かなくてはなりません。初めて登った時に、簡単に登れてしまってつまらないと思った山でしたが登るたびに、色々と見どころのある面白い山だと再発見しました。
2023.09.15
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27日(日)少し遅いとは思ったが、咲き残りのサギソウを見るため山岡町から登る屏風山のすそ野にある、黒の田東湿地へ行きました。その前に、前々から気になっていた山城の小里城跡に登って蝉時雨の中、つわもの共の夢の後の城跡の予想以上のすばらしさに汗びっしょりになっても登る価値があったと大満足。そしてサギソウも残っていたら万々歳ですね~~登り口のある県道は、いつも屏風山に登るときに通っていました。ある日走っているとなんとなく登り旗があるので、ゆっくり走って見たら、登り口の看板と小里城跡と書いています。帰宅して調べたら、織田方の城があったということでこの地方は、お城がたくさんあるので、いつか行って見ようと思っていました。入口に丁寧な看板が登り始めてすぐに、登山道の正面に立派な石積みが残っています。今まで色々な城跡に行っていますが、石積みがしっかり残っているのはまれで石積みが少し残っているだけの所が多くこの小里城はなかなかの物だと、期待できます。さらに、東砦跡との分岐にも石積みがしっかり残り城主の御殿があったところも広々としていかにもお屋敷が建てられそうです。城山の縄張り図が、とても分かりやすく説明板もたくさんあって、しっかり楽しめます。城好きにはたまりませんね~重要なところにはしっかり説明板が植林の中を進みますが、道は歩きやすいのですが風が無くめちゃくちゃ蒸し暑くて、吹き出る汗との闘いです。あまり手入れがされてない植林で、自然林が混じってきました。鉄塔巡視路でもあるので、登山道はしっかりしています。下を振り返って途中で小里の集落が見える所この後から少し急こう配になり大手曲輪あとからは、気合を入れて登らないと・・・こう配は急になり、足元も注意しないといけません。ロープも付いていて、向うは崖になっています。登り切ったら二の曲輪あとさらに、足場の悪い急斜面を登ると、あずまやが見えてきました。あずまやの向こうは、意外に広い山頂で立派な石垣があり天守があった広場です。自然の巨岩を利用した枡形の天守台です。説明板もあり人工的に巨岩を割ろうとしたのがわかる石が転がっています。自然の巨岩を利用した石積みこの小里城は元和9年(1623年)にお家を継ぐべき嗣子がいないために、お家断絶となって400年もの間そのまま風雪にさらされたと書かれています。天守の枡形は半地下構造になっていて、安土桃山城のモデルになったようです。天守台の石垣は後年修復されたもののようです。天守のあとには城山神社が建てられています。あずまやは下界の小里の里が見える所に建てられています。下山する前にもう一度振り返って小里城跡を見てみましょうこのあとは、黒の田東湿地に移動して笹平の公民館の駐車場でランチタイム。その後登山口まで集落の道をのんびりと歩きましたが天気が良くて、暑くて暑くて・・・ツリガネニンジン田んぼの畔にたくさん咲いています。キンミズヒキヘクソカズラキツネノマゴアキノタムラソウセンニンソウカエル岩巨大なカエルとにらめっこです。ずーっと、植林の伐採工事が続いていますが幸い日曜は、工事が休みなので歩けます。(平日はこのルートの通行止めがいつまで続くのでしょう)馬頭観音さま元気に登れることを感謝してお祈りします。ヤマジノホトトギスもう、秋ですね百曲がりルートとの合流点から下界が見えています。ヤマジノホトトギスですがこれほどきれいな色のは見たことがありません。この先で月山の方面へ進みます。月山を登り切って、なだらかな山頂稜線を進むと月山山頂(794m)794mは屏風山の山頂と同じ高さです。御嶽神社をお祀りしています。この後、単独の男性が登ってきてすれ違い結局我らが一番最後でした。黒の田東湿地シラタマホシクサが、粉を蒔いたように・・・こんな時間だから誰もいません。最近はこの湿地も有名になってたくさんの登山者が来るようになりました。シラタマホシクサが、満開ならサギソウはやはり遅かったかな~~まるで金平糖ですね静かな静かな湿地でゆっくり探しましょうサワギキョウシラタマホシクサのなかにたった一つ、サギソウがありました~~咲き残りの一つサワギキョウとシラタマホシクササギソウ一つだけ残っていて待っててくれましたそれもとても綺麗で、最盛期の花です。星空に飛ぶシラサギですねしかし残念ながら、向う向いているので正面からは撮れません。でも木道のそばなので木道にしゃがみこんで写せました。まるでシラサギが飛び立つようですね。また来年も綺麗に咲いててくれますように~~サワシロギクコバノギボウシもう一度 サギソウを見てサワヒヨドリキセルアザミさあ、下山しましょう。黒の田東湿地は静かな時間に戻ります。帰りは、月山経由ではなく、月山の腹を巻くように戻りましょう。今日は初めての小里城跡の意外な広さと立派さに感動して黒の田東湿地では、何とか最後のサギソウにも会えて良かった~~ 先週は富士山にもレンゲショウマにも会えなかったからね
2023.08.30
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20日(日)道の駅にらさきでの車中泊を終えて一路清里方面へ向かいます。日本最標高のJR野辺山駅から、飯盛山の登山口の平沢峠へ向かってキャベツやレタス畑の中を進んで「しし岩」へ。八ヶ岳がデーンと見えるのですが、ガスガスです。獅子岩の駐車場は分水嶺だって登山口は道路を隔ててハイキングマップ以前から飯盛山は気になっていましたが、なかなか来ることが出来ませんでした。「めしもりやま」とか「いいもりやま」と読み方が違っても各地にこの名前の山があります。ご飯を盛ったような形の山だからつけられたようですがさてさてどんな形かなツリガネニンジンのお出迎えマツムシソウ樹林の中を進みますが、途中で二か所ほどこのように下界が望める場所があります。白くて天に向かって、巨大なパラボラアンテナが野辺山の国立天文台です。カイフウロゲンノショウコ天気が良く、ギラギラ太陽の下は暑いけど、樹林の中は少しは歩きやすい。左へ行けば平沢山、飯盛山への直登は右です。ここで、右ルートで飯盛山へ登って、下山は平沢山経由で帰ることにしました。飯盛山の直登ルートは平沢山の山腹を巻くように進みます。奥にちょこんと飯盛山の山頂部が見えています。ここからは樹林の中から出て草原を歩くことになります。キンミズヒキヤマハッカトモエシオガマシモツケソウアサマフウロアサマフウロクサボタンハクサンフウロこの山は、ハクサンフウロ、カイフウロ、アサマフウロ三種のフウロが見えられますね登山道のあちこちに色々な花がいっぱい咲いているので楽しくて足がどんどん進みます。アサマフウロが一番多かった右は飯盛山へ、左へ登ったら大盛山経由で飯盛山へ左のルートにします。鹿避けネットの扉があります。シモツケまたまた アサマフウロミヤマアキノキリンソウ目の前に花畑が広がってワァ~~と歓声が上がります。写真はボケていますが、花が終わったシモツケソウとアサマフウロの群生その向こうの高いところは、大盛山山頂アサマフウロの群生アサマフウロは色が濃いので、見事な群生です。マツムシソウ大盛山山頂(1650m)向うに見えているのが平沢山お花畑の中を写真撮りながら登って来ました。イブキトラノオアサマフウロアサマフウロばかりどれだけ載せるんやと突っ込まれそうですが、今回一番多かったのがアサマフウロです。ハナイカリハナイカリはそれほど珍しい花ではないのですが、久しぶりです。ヤマハハコ大盛山の山頂から、平沢山(左)と野辺山の町ルリトラノオルリトラノオは伊吹山に生育するという認識でしたが、ここで見られるとは・・・ヤマラッキョの蕾マツムシソウワレモコウの群生ちょうど見頃です。コオニユリそして、飯盛山本当にご飯を山盛り盛ったような形です。タカネナデシコツリフネソウ飯盛山への途中で、大盛山と平沢山(左)を振り返って本当は左のガスガスの中に八ヶ岳が。これは??? タカネナデシコ??花数が少ないけど、シナノナデシコみたいな花びらです、飯盛山の山頂(1643m)、とんがったてっぺんここでランチタイム、たくさんの人がお昼ごはんを食べています。ところが食べ始めてしばらくしたら、雷がゴロゴロ上空の雲も黒くなって、周りにいた人みんな下りてしまって誰も登ってこなくなりました。私たちも急いで下山しましょう。広場に下りてきたら、雷が鳴らなくなって樹林の中で雷が鳴りやむのを待っていた人が、数組急いで登ってゆきます。私たちは、分岐から平沢山に登ります。短いけれど急登で、雷が再び鳴らない内に登ろうと焦ります。向うのとんがりが飯盛山、その手前のなだらかな山が大盛山平沢山に三等三角点があります。飯盛山のとんがりをバックに平沢山山頂(1653m)で野辺山の町ところどころぬかるんでいる樹林の中かなり下りてきたら、登るときはガスガスでしたが南アルプスの甲斐駒ヶ岳と鳳凰山が見えています。登山口まで下りてきてしし岩に向かいます。溶岩が冷え固まったすごい岩が露出しているのです。こういうのを見たら登らずにはいられません。KIKI がいるのがわかりますか?しし岩の上から駐車場を見たらポコポコとすごい形状これで大きさがわかります。掲示板の写真を写してみました。確かに、右向きの獅子の口を開けた顔のようです。この後、名古屋に帰る途中で、中央道の恵那山トンネルを出たところですごい雷雨で走れず大急ぎで神坂パーキングエリアに逃げ込んで、40分くらい足止め。その後も雷雲と一緒に名古屋に帰ってきました。しかし、名古屋には雨は一滴も降ってないとのこと。すごい雷雨は夢だったのかと思うほどです。せっかく富士山と、レンゲショウマを見るために遠出したけれどシャイな富士山は、夕方の一瞬でしか姿を見ることができず、レンゲショウマはシカに食べられて、保護しなくてはこれからは見ることが出来ませんね。翌日の飯盛山は思った以上に花が多くて楽しめました。特にアサマフウロの群生は今まで見たことが無いほどでした。
2023.08.26
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19日(土)山梨県の三ツ峠山へ6年ぶりに行ってきました。奇しくも6年前の同じ日、8月19日に登っていました。この時期は大好きなレンゲショウマが咲き、富士山も近くに見られるということで名古屋からブラブラ一般国道で登山口までやってきました。旧御坂トンネルを抜けたら、神坂峠の「天下茶屋」タイムスリップしたような、しかし立派な茶店の前は富士山と河口湖の展望地です。ここで、陽が沈む直前に、夕日にうっすら赤く染まった富士山を見ることが出来たのが結局、最初で最後でした。三ツ峠山(開運山)山頂ではガスガスで、富士山が見られずこの写真が貴重な写真です。山荘の車です。登山口で車中泊して、朝早くからどんどん皆さんが登っていくのに朝ゆっくり朝食後おもむろに出発林道は道幅が広く、山荘の車のようなジープやキャタピラ付きの車が通れるほどの幅があります。歩き始めは、簡易舗装の道です。簡易舗装が終わっても普通の山道より幅員が広い登山道です。レンゲショウマを探しながら歩きますが花が終わったものも、これから咲く蕾も全く無くて変ね、不思議ね、と言いながら歩きました。オクモミジハグマ一番見たい花が見つからず、他のを写真撮ってカイフウロしかしカイフウロ発見、というか三ツ峠山はカイフウロの山です。マルバダケブキホタルブクロヒメシャジンマルバダケブキシモツケソウ探しながら木無山との分岐に到着本来ならここから富士山が見えるはずですが・・・前回6年前も見えませんでした。山座同定盤を見ながら少しガスが抜けるのを待つも真っ白で風も無く、ガスが動く気配もありません。木無山山頂へ向かう途中、高山植物保護柵の中にカイフウロの群生が見られましたが、遠くて・・・木無山山頂は、見逃しそうな地味な看板が一つカイフウロ三ツ峠山荘ガスガスでかろうじて写真が写せるほど山頂手前の広場向うに山荘が見えています。反対側は三ツ峠山と御巣鷹山のアンテナ群が正面に見えるはずですが、ガスで全く見えません。ここでも、ガスが晴れるのを20分くらい待ちましたがダメです。御巣鷹山のアンテナ群がガスの中に、うっすらと。山頂に向かう途中で、ガスが抜けるのを期待しながら歩き出します。フジアザミアザミの中で一番大きな花棘が大きくて鋭いので刺されたら痛いですね。ハナイカリ山頂の直下はNHKの反射板山頂はさざれ石の岩がごつごつしています。本当はこの写真に富士山が写るのですが三ツ峠山(開運山)山頂(1785m)山座同定盤の右横に、セメントで固められた 三等三角点があります。三ツ峠山というのは、この開運山と、先ほどの木無山とアンテナ群のある御巣鷹山の三つの総称です。ランチしながら一時間半ほどガスが晴れるのを待ちましたが全く富士山は姿を現してくれません。前回もそうでした。ハナイカリ前回は御巣鷹山まで行きましたが、山頂らしくないのでやめて下山します。山荘前の休憩場本当はここから真正面に富士山が見えるはずです。テンニンソウの蕾前回はいっぱい咲いていました。天下茶屋の前でも、今日は河口湖下見えていません。茶店は開店しています。たくさんの車が路駐していてお客さんがいっぱい。帰宅して、調べたら林道に咲いていたレンゲショウマはこの6年の間にシカの食害で絶滅したようです。かろうじて、御巣鷹山に向かう登山道の保護柵の中に少し咲いていたようで御巣鷹山をカットしたばかりに、会えませんでした富士山にも、レンゲショウマにも会えなかった三ツ峠山なんだか不完全燃焼でした。この後、下山途中で遠くで鳴り出した雷が、車で走っている私たちを追いかけるように鳴り続け逃げるように北上します。この後は道の駅にらさきで入浴して車中泊、翌日は野辺山の飯盛山に登ります。
2023.08.24
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11日(金)御嶽山に登って5日、まだ一週間たってないけどお盆の行事で山に行けないから、早めに山の日の祝日に行っておこうということでしかしまだ御嶽山の疲れが取れないから豊田市稲武町の大栗山と夏焼城ヶ山へ。若い時は夏は毎週のように、短い夏山を惜しむかのように追われるように高い山、遠い山へ行ったものです。しかし最近は、なかなか疲れが取れません。だから頑張ったら、次は楽ちん登山です。大栗山はオオキツネノカミソリが群生するという山ということでマスコミに取り上げられ年々人気の山です。駐車場に着いたら、すごい車です。後で分かったことですが、前日夕方にテレビで放送されていたそうです。御嶽山では森林限界を超えて、延々と炎天下を登ったので天気が良く登山日和とはいえ、暑くて暑くて贅沢ですが日陰が欲しいと思いました。今回の大栗山や夏焼城ヶ山は、樹林の中の稜線歩きで谷を吹き上げる爽やかな風に気持ちよく歩けました。札場峠から大栗山へ登ります。たくさんの人が行き来しています。途中で、母親と娘さんの二人連れと話しながら大栗山まで一緒になりました。大栗山の斜面はオオキツネノカミソリでオレンジ色になっています。しかし今日は少し早かったのか、裏年なのか株がまばらです。一番きれいなところでパチリ終わった花が少なくて、蕾もいっぱいありましたからこれから最盛期でしょうが、以前よりすき間が多いような気がします。これは一番色が濃い以前はもっと山肌がオレンジ色に染まってたような・・・次に夏焼城ヶ山に向かうために、サンガ坂峠に移動夏焼城ヶ山の登山口の手前の広場でランチタイム爽やかな風がそよそよと吹いて、虫もいないしここで昼寝は最高だね、山を止めて昼寝にしない?と提案しましたが、却下されてしまった。木の中の稜線歩き、緩やかに登ったり下ったりブナの木は一本も無いけど「ブナの木峠」この擬木の階段が3回出てきたら山頂は近いあと100m夏焼城ヶ山(889m)今回で7回目です。掘っ立て小屋とその向こうに展望台貸切です。去年も貸し切りでした。二階から向うの真正面に稲武カントリーが見えています。遠くに、この間登った御嶽山がうっすらわかるかな?ここからの恵那山は大きくてよく目立ちます。山座同定していたら、5歳の幼女と両親と一匹のワンちゃんが登ってきました。しばらく話してお先に下ります。展望台を振り返って簡単な山だからと言って飲み物を少なくしたら途中で飲み干してしまい、カラカラ状態で下りてきました。夏は簡単な山でも、水分は余分に持っていく必要がありますね。29年も山歩きしていても、反省することばかりです。
2023.08.15
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2008年10月18日の写真6日(日)御嶽山の剣が峰に、噴火後初めて登れました。2014年9月27日に大噴火した御嶽山には、今回で15回目です。噴火の約3週間前の2014年の9月3日に登っていて、剣ヶ峰で地獄谷の方を見ながらお昼ご飯を食べたことを昨日のことのように思い出します。王滝の田ノ原天然公園から、9年ぶりにやっと剣が峰に登れました。噴火の後は9合目までしか登れず、それでも噴火で亡くなった方のことを思いながら怖かったろう、どこにどうやって逃げたのだろう今噴火したらどこに逃げたらいいのだろう・・・そんなことを考えながら登りました。新しくできたビジターセンターでトイレを済ませて(帰りに写真を撮るつもりが忘れてしまった)出発したときはまだ御嶽山はガスに隠れていました。大江権現ここで少し休憩歩き出しからヘロヘロで先が思いやられます。振り返ったら、木の間から中央アルプスあかっぱげ赤土の地面で上から見たら赤くはげているからこの先から森林限界を超えてズームで写真撮ってみたら王滝頂上の建物が見えてますイワオトギリ森林限界を過ぎ田ノ原を見てたら車がいっぱい停まってる金剛童子のお社に近づいてイノシシの像が珍しい。月がきれいに浮かんでる中央アルプスその左奥に南アルプスの甲斐駒と鋸岳ズームで甲斐駒がとんがってるオヤマリンドウオニアザミ少々ピンボケのイワツメクサ八合目石室富士見石から田ノ原を見下ろして王滝頂上までまだまだだ~~暑いし、ヘロヘロで今日は剣ヶ峰なんてとても無理ズームで「一口水」の水場がもうすぐしかし、メチャクチャ大きい石が右のロープの上に乗っているきっとこの間の噴火の時に飛んできた石でしょうねオンタデ ?(フジイタドリとの区別が付きません)一口水しかし水が枯れていますイワギキョウ避難小屋の上で休憩もう少しだけど、足が上がりません王滝頂上から剣ヶ峰噴火後はここまでは登れるようになっていました。今日はこの先に進みます。ヘルメット被って、御嶽神社にお参りして剣ヶ峰に向かって再スタート一番被害が多かった八丁ダルミを通ります。噴火前でも風向きで、左の地獄谷からの硫黄の臭いがしていました。近づいたら、鉄のドームのシェルターが二基あります。シェルターはこの向きでいいのかな~~??途中で振り返って見ました王滝頂上の神社と、その右の溶岩が冷えて固まったギザギザの中に「月の門と日の門」の「日の門」が見えます。ガスが流れて隠れたり、出たりする山頂以前より登山道が整備されて歩きやすくなっています。山頂へのこの階段は、以前のままです。手すりだけが取り換えられています。たくさんあった山小屋は全くなくなって、ただ、ガラスの破片がいっぱい落ちています。以前の小屋跡には、慰霊碑と鉄筋コンクリート製のシェルターが3基懐かしい剣ヶ峰山頂社務所や大日如来坐像が新しくなっています。シェルターも一基置かれています。いつも、お昼ご飯は社務所の裏側で食べていましたがもう通行止めになっています。御嶽山頂上(3067m)お昼ご飯を頂きながらガスが晴れるのを待ちます。一ノ池と二ノ池二の池は噴火前はエメラルドグリーンのきれいな池でした。噴火の灰が降ってほとんど埋まっています。噴火後、黒沢口から登って二ノ池の手前まで登れた時、もう少し水があったようでしたが今は水が無いように見えます。この写真は2008年10月18日に登った時の写真です。エメラルドグリーンの二ノ池奥の院から地獄谷を見た写真(2008年10月18日)奥の院にて危なくて、もうここまでは来られません祠の後ろは地獄谷です。(2008年10月18日)一ノ池もうお鉢回りも出来ません剣ヶ峰山頂から王滝頂上と、田ノ原を見下ろしてガスが切れてお日様が出て、大急ぎでパチリさあ、頑張って下りましょう。王滝手前で振り返りました。またまたガスが山頂を隠しています。王滝頂上の御嶽神社最後の力を振り絞って下山です。行きは後から登って来た人に次々追い越され帰りは残っている人が少なくなったからたぶん私たちが「おおトリ」ですねミヤマアキノキリンソウ下では盛りですが、山の上のほうではもう終わりがけトウヤクリンドウが咲き始めています山はもう秋の気配が・・・休憩もせずどんどん下ります。何かに追われるかのように・・・大江権現に下りてきましたここまで来たらもう安心実は今日は雷の予報も出ていたので心配でしたが雨も雷も無くてよかった!!2014年から9年ぶりに剣ヶ峰まで登れて懐かしいやら、うれしいやらでも58名が亡くなり、まだ5名が見つかっていない状態です。噴火の時の噴石がたくさん転がっていてどれほど怖かったか、苦しかったかを思うと山頂の御嶽神社で、亡くなった方のご冥福を祈りながら私たちがまた登れるようになってありがたい気持ちと申し訳ない気持ちと、いろんな気持ちがいっぱい湧いてきてとても複雑な気持ちでした。日本は火山の国だから、どこの山も生きていると思わなくてはいけないのですね。今回は歩き出しからヘロヘロふらふらでした、もう来年は無理でしょうね。だから山頂の景色をしっかり心に焼き付けておきましょう。
2023.08.10
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30日(日)ここ2年ほど、疲れていて高い山には行けないけど、山には行きたいという時は、長野県阿智村の蛇峠山に。蛇峠山は今回で4回目初めて登ったのは2000年10月それからしばらく登らず、19年ぶりで2019年8月、2021年8月に登っています。今回は山に登り始めて初めて、カメラを忘れてスマホで撮影しましたがスマホは両手を使わないといけないので、ダブルストックの私はとてもめんどくさいのであまり撮影していません。最近の若い人は山でも撮影は、スマホのカメラのようですがKIKIはやはりコンパクトデジカメが慣れてて良いです。馬の背から大川入山が堂々とした姿で見えています。登山口の立派な看板というか、謂れの標示木陰を歩きます。今日はいい天気で暑いのですが、木陰に入ると爽やかです。緩やかに登っていくので楽ちん途中の展望の開けたところから、平谷の町と高嶺(右端)が見えています。山道とアンテナ管理道路が2度近づいて、3度目からはその管理道路を歩きます。雲が多いのですが、南アルプスの塩見岳が見えて感激蛇峠山は遠くからでもアンテナが多いのですぐわかります。その一つは、レーダー雨量計です。なぜドーム型なのに雨量計なのかと思っていたけれど説明を読んでわかりました。ドームに雨を貯めるのでは無く、レーダーを雨に照射して雨量を測るのだそうです。西にもう一つ、御在所の山頂にもレーダー雨量計があるそうでそういえば白く丸いドームがありました。武田信玄の狼煙台蛇峠山の山頂はKIKIの向うの山のアンテナの下あたりです。このあたりには信玄の狼煙台というのがあちこちにあります。この間登った、愛知県の設楽町の岩伏山にも山頂に狼煙岩がありました。広場の東の方に行って見たら天気が良ければ、南アルプスの山並みと中央アルプスの山並みが見えます。特徴ある塩見岳から右へ、荒川岳、赤石岳、聖岳が並んでいます。大川入山の右後ろに恵那山の頭だけちょこんと見えています。荒川岳、赤石岳赤石岳、聖岳恵那山と右端に富士見台が見えています。お腹がすいていましたが、ランチより先に山頂に行きましょう。三等三角点の上に誰かさんの忘れ物が・・・蛇峠山山頂(1664m)木に囲まれて展望は全くなし横にある展望台に登っても何も見えません。周りの木が大きくなったのですね。オカトラノオ同じ道を戻りました。帰りに高嶺に登ろうとしましたが、道路崩壊で行けませんでした。爽やかな治部坂高原から戻ったら名古屋はうだるような猛暑です。年々、夏は記録的な、命にかかわる猛暑でこのままいくと人類滅亡の坂道を転げ落ちていくような気がします。山に居たらそんなことを考えなくて幸せでいられるのに帰宅したら、あまりの暑さに現実に引き戻されました。
2023.08.09
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23日(日)湯ノ丸山と烏帽子岳に登った翌日は 黒斑山に登りました。浅間山の展望台としてこの山は最高の山です。目の前に浅間山の全容がデーンと見えるのです。前掛山へのルートも確認できます。黒斑山に初めて登ったのは、2002年10月、2006年10月の2回とも秋でした。今回で3回目ですが、夏山としては初めてでたくさんの花に会えたのがとてもうれしい。トイレを済ませて登山口へ向うに見えるのが黒斑山まず山の神様にお参りハクサンフウロがいっぱいヒメシャジンがいっぱいムカゴトラノオ今まで登ったのは秋でしたので、これほど多くの花は無かったわ溶岩の岩がゴロゴロ、その岩に苔がついてて、まるで日本庭園のようです。このさきから緩やかに高度を上げイチヤクソウこのあたりから急斜面登山口の車坂峠から、車坂山を登ってさらに高度を上げます。車坂山の向こうに車坂峠のホテルが見えています。ガスが多くて展望が無いのが残念右前方のガスの切れ間に水の塔山がチラリこの階段が長い、ずーっと続きます。なるべく木に足を乗せないように歩く左側の木々の間からトーミの頭へのガレ場が見えました少しズームで見たら、さっき追い越していったトレイルランのグループです。階段が終わりシェルターがある広場このシェルターは昔から有りますね槍ヶ鞘ガスで何にも見えないよ~~本当はここから浅間山がデーンガスが動いて、ロウソク岩の向こうに浅間山の一部がチラリと見えかけたけれど、それ以上は見えませんあきらめて、先ほど見えたガレ場の横を登ります。ヒメシャジントーミの頭ガレ場の一番上です。次々とガスが湧いてきて、浅間山を覆い隠してここで待っててもダメだということで進みます。電気の通電されている音がウ~ンとしてきたら地震観測の施設がある小広場が近いことがわかります。山頂はすぐそこ黒斑山山頂(2404m)うっすら浅間山が見えるお昼ご飯を食べながら、粘って粘ってやっと浅間山の姿が見えたり、消えたり・・・山頂で粘ったけど稜線を進むと蛇骨岳とJバンド初めて登った時は、浅間山が雲一つなくくっきりとしていたので蛇骨岳まで行きましたけど、今日はここまで。何とか粘って、これくらいかな前掛山へのルートもわかりますが、前掛山へ登る人は確認できません。なぜなら噴火警戒レベルが2になっているのです。噴火警戒レベルが1の時しか登れません。2011年9月に前掛山に登りましたが、その時でも、今噴火したらどうなるのなんて考えながら登りました。浅間山は今朝も噴煙が上がっていました、生きている山だと感じます。黒斑山でもシェルターがあるほどなので、いったん噴火したら噴石はここまで軽く飛んでくるのでしょうね先ほどのトーミの頭を写してみたら、たくさんの学生さんが少し姿を現した浅間山をカメラで写しています。しかし、トーミの頭の根元に亀裂が・・・見てしまったら怖いですね。我らもこれ以上は望めないだろうと、あきらめてトーミの頭まで下りてきました。しかしガスガスです槍ヶ鞘までさらに下ってきたら浅間山が一番よく出てきました。青空も少しでて、よかったね~~粘った甲斐がありました。左の黒斑山山頂部に目を移したらトーミの頭と黒斑山山頂が見えています。車坂山の手前のガレ場で、朝はガスで見えなかった展望です。真正面の篭の登山の左に、昨日の湯ノ丸山、烏帽子岳右端のガレがある水の塔山ガスはすっきり消えないけど見えたから満足して下りてきました。駐車場の横は花畑ニッコウキスゲがいっぱいシモツケソウもいっぱい昨日の湯ノ丸山はシモツケでしたがここはシモツケソウがいっぱいビロードのようなニッコウキスゲヤナギランも昨日と今日でいっぱい見たし花の山の連続登山で久しぶりの遠出の登山が出来ました。やっぱり夏山はこうでなくっちゃね
2023.08.03
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22(土)道の駅で朝を迎えて、これから向かう山のほうを眺めたら浅間山は雲が無く噴煙をあげています。湯ノ丸山の登山口の地蔵峠に向けて車を走らせましょう。グニャグニャの道を、どんどん高度を上げて行きます。駐車場で朝ごはん食べて、支度して出発。まず湯ノ丸山を目指します。看板を確認して全体をイメージします浅間山や前掛山、黒斑山、高峰山、篭の登山や水の塔山、三方ヶ峰は登っていますがこの湯ノ丸山と烏帽子岳は初めてです。地蔵峠とありますが、私が見た限りでは地蔵様は見つかりません。峠というよりスキー場の広場です。登山口ゲレンデを斜めに歩き、リフトの方を目指します。二羽のカラスがラブラブ近づいたら飛んで行ってしまいました、私が邪魔をしてしまったようです。ここからまっすぐリフトの左側のゲレンデを登るルートとリフトの向こうの森の右側を登るルートがあります。特に理由は有りませんが、相棒が森の向うを行くというので従います。イブキジャコウソウそれほどまだ標高が高いとは思えないけれどイブキジャコウソウがいっぱい!!ウツボグサもいっぱい。ハクサンフウロもいっぱい!!シモツケシモツケもいっぱいでした。この斜面もゲレンデのようで登っていると一番上に牛さんがいっぱいちょうど朝ごはんの最中でした。すぐ横を通りますが、われらを全く無視してお食事中マルバダケブキ前方にリフトの山頂駅が見えてきました。ここで、ゲレンデ直登のルートと合流ここからは斜度がほとんどなく、進みます。ヤマオダマキレンゲツツジの花が満開になったらきれいでしょうね、今は葉っぱだけのレンゲツツジシャジクソウこの花もこの山ではいっぱい咲いています。牛さんの落とし物あちこちにあって、うっかり踏みそうになります。このあたりにも牛さんがやってくるのですね。シュロソウシシウドでしょうか、セリ科の花もわかりませんハクサンフウロ?というのは、花弁の切れ具合がイブキフウロのようなのです・・・ウスユキソウ地味ですが、ビロードのようなガクのグラデーションが好きです。イチヤクソウあずまやの手前はレンゲツツジの花畑ヤナギランが目立ちます。レンゲツツジは毒があるので、牛さんは食べずにそれ以外の草を食べています。シャジクソウホツツジホツツジ少しピンボケですが、シラタマノキ鐘分岐鐘を一回だけ突かせてもらいました。現在地が全体のどこあたりかわかりやすくてこの看板はありがたいです。鐘分岐から緩やかな歩きは終わり、この先斜度の出てきた道を進みます。シラカバの林を抜けて岩の出てきた斜面を登ります。シロバナのニガナヤマハハコの蕾グンバイヅルハクサンオミナエシウスユキソウも群生していると目立ちます。シモツケヤマブキショウマシャジクソウいかにこの花が多かったか・・・チダケサシゴゼンタチバナもう終わりですねガスガスです残念ながら展望はだめですが、花が慰めてくれます。歩きにくい岩だらけの道この岩は濡れていると、もっと歩きにくいハクサンフウロもうすぐ山頂なのに、ガスが湧いてきて山頂の写真のためにしばらく待とうか、と待ちますがガスが全体を覆っていて、風も無く流れていきません。タカネナデシコとウスユキソウたち湯ノ丸山南峰 山頂(2101m)丸くてだだぴろい山頂です。ガスガスで何も見えない晴れていたらすごい展望なのに・・・北峰に行っても同じガスガスの景色なので、下ります。ニガナハクサンフウロこの数年、高い山に登れていないので、ハクサンフウロは久しぶりです。この花に会えたら高い山に来ていると実感します。歩きにくい岩々の登山道は気を使います。ナナカマドの気の早い一枝は紅葉しています。クガイソウも久しぶり~~クルマユリ途中で木の間から、今から向かう烏帽子岳がガスの切れ間に見えました!!少し斜度が緩やかになって鞍部に到着せっかく登って、ここまで下ってきましたそしてまた、ここから烏帽子岳に登り返します。看板にミヤマシロチョウが載っています。この山は蝶が多いそうです。蝶の好む花が多いからですね。この鞍部から烏帽子岳が望めるはずですがガスガスで見えません。だから休憩もそこそこに登り始めます。ウツボグサもいっぱいですクガイソウヒヨドリソウクルマユリタカネナデシコカワラマツバハバヤマボクチ滑りやすい山土と岩シュロソウハクサンオミナエシ湯ノ丸山がガスの中から少し出てきたチダケサシシロバナノニガナヤナギランはまだ蕾マルバダケブキ稜線が近づいて右端は烏帽子岳だと思いたいのですが小烏帽子です。少しズームで見てみたらガレの上の小烏帽子の頂に、人が居ます。稜線に到着したので、お茶を飲んで息を整えます。小烏帽子の手前は、ガレ場ガスが流れて青空が一瞬!!トンボソウヤマトシジミマツムシソウこの花は何となく好きです。写真撮っても失敗しませんから。シュロソウとネバリノギランカワラナデシコ小烏帽子のピークに到着烏帽子岳の山頂が見えます。蝶の写真を撮りに来ている人がたくさんいます。ガレの道を登ると烏帽子岳山頂烏帽子岳山頂(2066m)ランチしながらじっくり、湯ノ丸山のガスが取れるのを待ちました。(この写真は下山する前に何とかガスが切れたので)ミヤマキンバイこの花も久しぶり下る途中で小烏帽子の手前から、湯ノ丸山の姿が青空と共に。イチヤクソウガスが消えて青空も出てきた 湯ノ丸山もう少し待っていたら、烏帽子の山頂できれいな写真が撮れたのに・・・グンナイフウロもうほとんど終わっています。鞍部まで下ってきました。ゴイシシジミ湯ノ丸山の山の腹を巻いて中分岐まで下ってキャンプ場の中を通って登山口まで下りてきました。いかに蝶が多い山なのか、看板が物語っています。ヤナギラン湯ノ丸山と烏帽子岳は登り始めから、下るまで、花の多い山でした。花が多いと疲れ方が違います。花に導かれながら写真を撮りながら登ったらいつしか山頂に導かれて登り切れます。帰ってから写真の整理が大変ですが、たくさんの思い出で印象的な登山が出来ました。思った以上に花が多くて久しぶりに高い山を楽しめました。今年はここ数年ぶりに夏山を謳歌できそうです。翌日は黒斑山に登りました。
2023.07.31
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布引観音 宮殿21(金)から日曜に掛けて2泊3日で地蔵峠から湯の丸山と烏帽子岳、翌日は車坂峠から黒斑山に登ってきました。コロナ禍で遠くまでなかなか行けなかったけど久しぶりに、ジプシーのごとく車中泊です。 久しぶりの遠出で、持ち物など忘れてないか緊張しながらゆっくり一般道で向かいました。今夜のお宿の道の駅の近くで、以前から気になる布引観音に立ち寄り岸壁のお堂を見ることに。ここから登ります。この看板によると、国宝とか県宝とか書いています。さてさてどんな伽藍なのか楽しみです。しかし、駐車場から見ることが出来ると安易に考えていましたがウロウロしてもどこからも見えません相棒はどんどん登っていくので、ついていくしか・・・少し登ればいいのかなと、サンダルのままストックも持たず・・・すぐにうっそうとした森の中急斜面の山道です。こんな靴じゃ登れないよ~~と叫んでも、相棒はどんどん登っていく。いまさら車に戻って靴を履き替えるわけにはゆかないあきらめて登ります。メチャクチャ大きな岩が、壁のようにそそり立っています。牛岩と看板があり、長野の善光寺の謂れ「牛に引かれて善光寺参り」の牛の姿が岩にあるというけど、どんなに見てもわかりません。不動滝水は枯れて流れていません。雨の後しか流れないのか、水の流れた跡は有ります。目標の観音堂かな~~とおもったら違ってたやっと上り着いたら、意外に広い境内と本堂本堂の対面に、向う側の岸壁にすごいところに観音堂が建っています。赤い柱がとても綺麗です、基礎の柱がすごく長く、高く支えています。鳥取の三徳寺投入堂を思い出します。ぐるっと回ってあちらに向かいましょう。下の写真はその投入堂の写真です。2016年9月に登りました。しかしその投入堂は不思議なことに、そこに行く道が無いことです。どうやって建てたのか・・・役行者様が、岩の穴に向かって小さくしたお堂を投げ入れたということで投入堂と言われますが、それは作り話としても、現在どうやってメンテナンスのためにそのに行くのかな・・・と思いました。途中の岩に、はめ込まれたようなお堂が・・・これもはめ込まれています。室町初期の建物だそうです。さっきの観音堂の宮殿(くうでん)に入って見ました。先ほどの本堂が対面に見えています。私は靴底がツルツルのサンダル履きでここまで来てしまいました。しかし、怖いのは帰りです。ストックも無く、山靴でもないツルツルのサンダルで山道を下りなくては・・・山全体が大きな岩山で、その岩にあいた穴を利用してお堂を作ったのでしょうがすごい発想ですね。そろりそろりと山道を慎重に下りて、道の駅に着いたらお風呂に入って明日に備えて、お や す み な さ い~~
2023.07.27
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