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2013年05月23日
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みなさま、こんにちは。

昨日、ついに私の新刊「極上のアンチエイジングレシピ」が発売となりました。
書店にも並んでいると思います。
簡単に作れるベジレシピが豊富な本です。
植物性たんぱく質豊富なメニューも満載、生野菜メニューも満載!
全ページカラーのムック本です。
どうぞよろしくお願いします。




さて、うちの神奈川の畑の小麦が、えらいこと黄金色になってきました!

komugi2

komugi3

↑この住宅街の中にある浮いた感じ、分かりますでしょうか?(笑)

どうしましょう。小麦粉にする?
土壌改良のための緑肥として育てていましたが、とりあえず種は摂ろうと思いますが、小麦粉にするかどうかは考え中。

いや~しかし小麦畑ってきれいですね。
もちろん、在来種で無農薬無肥料。
まったくのほったらかしでこれです。
農薬ってどうして必用なのか、やっぱり意味が分かりません。

さて、私も以前受講しました「シードマイスター養成講座」が「ナチュラルシードマイスター」という名前に変わり、再スタートしています。
オーガニックという言葉がトレンドのように独り歩きしていますが、本当のオーガニックは「種」から考える必要があります。
今回のシードマイスターのコースは3日間、無肥料無農薬在来種のお野菜のお弁当付きだそうです。
2日目にはあの寺田本家さんで、お昼を食べられます。
元パタゴニアのジョンムーアさんの講義も聴けますし、自然栽培農家としての工藤夕貴さんの講義もあり。

種を学べば、世界の真実が見えてくる!!

ナチュラルシードマイスター養成講座


7月に出る本に私の赤血球画像を載せることになり、昨日仕事を抜けて、久しぶりに鶴見クリニックに行きました。
ほんとに数年ぶりに、先生に赤血球を顕微鏡で見てもらいましたので公開いたします!
ジャジャーン!

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「1つ1つの赤血球がくっつかずバラバラに流れている。これはやはり酵素力だね!」と。



赤血球の状態解説サイト

昔に比べて食生活で大きく変わったのは、ここ3年肉と乳製品をやめたことです。

血液検査でも、最近はいつも鉄分の数値が良いです。

ここ数年はミネラル補給も煮干しや昆布、干ししいたけでダシをしっかり取ることや、アクティブミネラル、麻の実ナッツで補っているし、生野菜がちだとおろそかになりやすい「たんぱく質」を大豆や豆、ナッツ類からしっかり摂ることを心がけています。
酵素たっぷりの生野菜はあいかわらず食事の最初にたくさん食べています。
そんなこんなで、赤血球のサラサラ具合は保たれているようです。
今度のレシピ本には、そのあたりの私の変化が、かなり如実に表れていると思います。

赤血球は直径8マイクロメートル。毛細血管の太さは6マイクロメートル。
そのままでは毛細血管に入ってい行けないので、赤血球は自分を折りたたんで3マイクロメートルまで小さくなるそうです。
でも、赤血球同士がくっていていると、なかなか毛細血管に入って行けず、血の巡りが悪くなります。

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↑これがルロー(連銭状態)と呼ばれる赤血球の状態です。
血漿中に分解されていないたんぱく質や脂肪が多くてベタベタとくっついているので、栄養をしっかり運べず、通常の4分の1から10分の1ほどの酸素しか運搬することが出来ないと言われています。
こうなると疲れやすく、くすみやすく、冷えやすく、太りやすいそうです。
脱水状態の時や、血液を固めるフィブリン(血栓の主成分)が多い時もこうなるようです。

美しい赤血球のためには、やっぱり酵素たっぷり生活、そして抗酸化生活です。
植物由来の有効成分フィトケミカルにはいろいろありますが、今日はとにかく「美しい赤血球」「変幻自在な赤血球」「サラサラ流れるまあるい赤血球」のために有効なフィトケミカル情報を、初心に帰ってあらためてまとめてみたいと思います。
脳梗塞、心筋梗塞などの予防としても良いと思います。


●たんぱく質、脂質、炭水化物分解酵素の多い野菜
(生で摂ること)


プロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)多い野菜、果物
キャベツ、大根、セロリ、パセリ、生姜、にんにく、ピーマン、赤パプリカ、黄パプリカ、ショウガ、ニンジン、キウイ、ナシ、マンゴー、パイナップル、バナナ、パパイヤ、ビワ、林檎など

リパーゼ(脂肪分解酵素)多い野菜、果物
きゅうり、セロリ、ニンジン、黄パプリカ、大根、ピーマン、トマト、イチジク、グレープフルーツ、スイカ、オレンジ、梨など

炭水化物分解酵素(アミラーゼ)が多い野菜、果物
キャベツ、レタス、大根、クレソン、ニラ、ブロッコリー、オクラ、レンコン、長イモ、カブ、ヤマイモ、柿、林檎、メロン、アボカド、ブドウ、プラム、桃など

●玉ねぎ、ネギ、ニンニクなどに多いアリシン

たまねぎやにんにくに含まれる特有の刺激臭や辛味成分。
血液凝固を遅らせて血液をサラサラにし、血流を改善します。
血液中の脂質を減らす働きもあり、免疫機能アップ、がんの予防などに一役かいます。
ビタミンB1と一緒に摂取することで新陳代謝を活発にし、疲労回復に貢献します。

●納豆に多いナットウキナーゼ

煮大豆を納豆菌が発酵させる発酵過程でナットウキナーゼが出来ます。
ナットウキナーゼには血栓の主成分であるフィブリンを分解する作用、血栓溶解酵素ウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用、血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーターの量を増やす作用があるそうです。す、すごい!

●お酢に多いクエン酸

クエン酸は血小板の凝集を抑える働きがあり、赤血球の膜を柔らかくしなやかにする作用もあるようです。
特に黒酢には通常のお酢の10倍くらいのアミノ酸が含まれているのですが、リジン、アラニン、ロイシンなどのアミノ酸には中性脂肪やコレステロールを減らして血液をサラサラにしてくれる働きもあるようです。

●青魚やおきあみ油に多いEPA

EPAは血液中の血小板の凝集を抑える働きがあり、血栓を出来にくくします。
血管を拡張する作用もあるので、高血圧の改善にも役立ちます。DHAも悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やし、EPAほどではないものの血栓を出来にくくします。

●フラックスオイルに多いαリノレン酸

体内でDHAやEPAに変換され、血流改善や血栓予防、動脈硬化の予防に効果を発揮します。

●大豆類、ゴボウなどに多いサポニン

サポニンにはコレステロールや脂肪などを排出して血管をきれいにする働きがあり、血栓の生成を抑え、コレステロールや中性脂肪の生成を抑えて分解する働きも。
私は味噌、ゴボウ茶などで頂いています。

●生姜に多いジンゲロール、ショウガオール

生姜は生で食べるとたんぱく質分解酵素も多く、ジンゲロールにより免疫力が上がり、殺菌作用もあるのでウィルスも撃退しやすくなります。
ジンゲロールに熱を加えるとショウガオールに変化し、このショウガオールには血管を拡張し、血行を良くする働きがあります。
プロスタグランジンという物質が増えすぎると血小板の粘着性を高めますが、ショウガオールはバランスを取ってくれます。

●アボカド、アーモンドなどに多いビタミンE

ビタミンEには脂質が酸化して過酸化脂質に変化してしまうのを防ぐ働きがあります。
血管の収縮を促す神経伝達物質の生成を抑えて、毛細血管を広げる作用もあり。

●ソバやほうれん草、アスパラガスに多いルチン

ルチンは、血管をしなやかに丈夫にします。
血管を拡張して血流を改善する作用もあるので、ソバ、韃靼そば茶などで摂ってます。



●鮭などに多いアスタキサンチン

アスタキサンチンは、ビタミンEの千倍ともいわれる抗酸化力があります。
動脈硬化予防、血流改善の作用がありますが、脂質の酸化を抑制する働きに優れているので、悪玉コレステロールも減らしてくれます。

●緑茶に多いカテキン

血小板の凝集を抑えて血栓を防ぎます。
βカロテンやビタミンCも多く抗酸化作用も高いです。最近ではインフルエンザウイルスなどの繁殖を抑える効果も明らかになりました。でもアミラーゼ(酵素)を少し抑制するので、食後にがぶ飲みはやめましょう。適度に飲むと血糖値の急上昇を抑えてくれて良いです。


赤血球はベタベタとくっつかず、まあるく、サラサラに!
血のめぐりを良くして、美しい細胞へ!






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Last updated  2013年05月23日 17時46分11秒
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