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2013年07月05日
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カテゴリ: 農作業ライフ
みなさん、こんにちは。

今週の鬼一家の休日は種取り作業でした。

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↑こちらは小麦の種取り。
結局、小麦粉にするのはあきらめ、種取用を残して、残りは当初の予定通り緑肥として畑に漉き込むことにしました。

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↑小麦って、ほんと土を耕してくれるようです。
微生物も増えたようで、指を入れてみるともう、土がふっかふかです。
ベクレルフリーの土を外から運んで盛った不自然な畑でしたが、きっと秋蒔きからは、もっと作物が育つ、よき畑になるでしょう。

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↑大根を引っ張り上げてみると、こんなになっているんですよね。

daikon4

↑このサヤの中に、小さな種が入っています。


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↑こちらはルッコラの自生\(~o~)/
まぁ、これはこれですごそう。生きる力のある奴だけが生き残っているんですからね。

自分の畑の作物から次世代の種を採る。
昔はごく当たり前のことでしたが、今は売っている種のほとんどが「F1種」(一代交配種)になってしまったので、家庭菜園から農家まで、種取りはせずに、次植える時はまた種を買ってくるというのが一般的になっています。

昭和30年代頃までは、八百屋にある野菜はすべて農家が自分で種取した固定種、在来種でした。
固定種とは、農家が良い作物の種を選び、何世代にもわたって種取りを続けてきて安定している品種です。
地域の気候や風土に適応した作物の種を取り続けて10年以上経過した伝統野菜、地方野菜を在来種と言います。

でもこれらの野菜は、残念ながら市場から消え失せました。
今は「F1種」という、形が工業製品のように揃って、収量も上がるように人為的に交配して人間が作った一代限りの種から作られた野菜ばかりです。
F1種は、大量生産、大量流通に適した便利な種です。

でも優秀な性質は一代しか続かず、2代目からはガタッと性質が崩れるので、農家は種取り出来ず、毎年、種を買わなければなりません。


F1種を作る時は、掛け合わせたい性質を持つ作物、例えば甘みが強い大根と成長が早い大根などを受粉させるわけなんですが、必要ないほうの雄しべの花粉は完全に邪魔なわけです。
その花粉が雌しべについて受粉したら、人間に都合の良い思い通りの種が出来ないので、これまでは手作業でこの雄しべを取ってしまったりクリップしてしまっていました。
でもこれが人件費や手間もかかって大変だということで、出てきたのが「雄性不稔」(ゆうせいふねん)。

植物の中にたまたま遺伝子異常があり、雌しべは正常なのに、花粉が出来ない雄しべを持つものがあります。
人間で言うと無精子症のような症状のことです。

好みの性質を持つ他の雄しべの花粉で、思うままのF1種が完成。

今のF1種は、この遺伝子異常を「戻し交配」という方法で、ずっと作物に受け継がせて作っているものが増えているそうです。





これも「経済優先」「野菜の大量流通のため」「農家の高齢化」などの理由で、たちまち日本を覆ってしまった異常事態ではあります。

しかし、F1はまだ、野菜同士の掛け合わせですが、遺伝子組み換え作物になってくると、組み入れられる遺伝子が野菜ですらなくなります。
大きいトウモロコシと甘いトウモロコシとかではなく、相手方が虫とか魚とかヤギとかなんでもありになってきます。



続きは後編でどうぞ!!



後編はこちら↓
http://plaza.rakuten.co.jp/korrida/diary/201307050001/








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Last updated  2013年07月05日 05時57分07秒
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