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晩春から夏に、まっすぐ伸びた茎の灰緑色の葉のわきから枝分かれした花茎の先に、一重や半八重、八重の淡いピンクや濃いピンク色の大輪や小輪の花が次々と咲きます。7月10日の誕生花は、花弁の先が柔らかくカールした優美なカップ形のトルコキキョウ(土耳古桔梗)のピンク色の花、トルコキキョウ(ピンク)。花の名は、花やつぼみがトルコ人のターバンに似ていて、原種の一重咲きの花の色や形がキキョウ(桔梗)に似ていることから名づけられました。別名のユーストマは、属名のEustomaの音読みで、ギリシャ語のeu(よい)とstoma(口)に由来し、一重咲きの花の花冠筒の形からつけられています。 トルコキキョウ(土耳古桔梗、トルコギキョウ)のピンク、白、濃紫の花には、花言葉と誕生花がつけられています。花言葉「優美」は、ほっそりした茎先にフリル状の八重の花を美しく上品に咲かせた姿からつけられています。 昭和の初期に渡来した紫色の小さかったという一重咲きの花も、今では日本で品種改良が進み、クリーム色や覆輪など花色も多く、フリンジ咲きやバラ咲きも見かけます。一昨年の夏、種から蒔いたトルコキキョウが多湿の苦手な長梅雨にも負けず、淡いピンクの花を咲かせていました。コロナ自粛で隣町のホームセンターと少し遠くの大型スーパーに隣接する花屋さんが閉店し、道路沿いに並んでいたトルコキキョウを栽培していた幾棟ものハウスは1棟だけになっていました。リンドウ科ユーストマ属(旧学名リシアンサス属)、半耐寒性一・二年草、原産地:北アメリカ別名:ユーストマ、リシアンサストルコキキョウ(ピンク)の花言葉:優美。トルコキキョウ(ピンク)の誕生花:7月10日トルコキキョウ(白)の花言葉:永遠の愛、思いやり。トルコキキョウ(白)の誕生花:7月30日トルコキキョウ(濃紫)の花言葉:希望。トルコキキョウ(濃紫)の誕生花:10月11日トルコキキョウ(土耳古桔梗、トルコギキョウ)の花言葉:清々しい美しさ、よい語らい、優美、希望、深い思いやり、花嫁の感傷。トルコキキョウ(土耳古桔梗、トルコギキョウ)の誕生花:4月20日、6月13日、7月8日、7月18日、7月20日、8月14日、8月18日、9月1日、9月30日流通時期:ポット苗を春に、鉢花を初夏に見かけます。園芸ネット プラスさんにあります。
2024.07.10
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初夏から秋に、枝分かれした黒紫色を帯びる茎につく先がとがって縁に粗く不揃いに切れ込んだ卵形の葉のわきに、黒紫色の斑が中心に入る淡青紫色の五弁花が一輪ずつ咲きます。誕生花のない花は、黒い突起が点状にある葉のわきにぶら下がる小さな黒い提灯、クロホオズキ(黒鬼灯、黒酸漿)。花の名は、果実の形がホオズキ(鬼灯、酸漿)に似て、実の上部が黒紫色になることから名づけられました。ホオズキは頬突きで、果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの頬の様子からという説と、ホオ好きで、カメムシ(古名:ホウ、ホオ)がよく集まって吸汁することからという説などがあります。 花言葉「自然美」は、提灯形の実が落ち着いて気品のあることからホオズキと同じ花言葉がつけられたのでしょう。花言葉「半信半疑」もホオズキと同じ花言葉で、見かけは大きくりっぱなのに、皮と小さな丸いタネだけで中身がないことからきています。食用ホオズキに毒がなく観賞用には毒があることからつけられたともあります。 クロホオズキは、果実をたくさんつけることから千成と名づけられたセンナリホオズキより大型のオオセンナリ(大千成)の園芸品種です。クロホオズキはワイルドフラワーのタネにいくつか入っていて、初夏から雨の中、次々と花を咲かせていました。真夏日が続く今はつぼみが少し開いた状態で花を見かけませんが、花がしぼむと袋状に果実を包む萼(ガク)が出てきて、萼は口を閉じずに開いているので実をのぞけます。ナス科オオセンナリ属、一年草、原産地:―クロホオズキ(黒鬼灯、黒酸漿)の花言葉:忍耐、可憐な愛、自然美、半信半疑。クロホオズキ(黒鬼灯、黒酸漿)の誕生花:―ホオズキ(鬼灯、酸漿)の花言葉:半信半疑、偽り、ごまかし、自然美、不思議、私を誘って下さい。ホオズキ(鬼灯、酸漿)の誕生花:7月7日、7月8日、7月9日、8月27日、11月12日、12月22日、12月29日流通時期:―ホオズキ
2024.07.07
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初夏から初秋まで、枝先の3つに裂け縁にギザギザ(鋸歯)のある葉のわきに、赤やピンクなどの大輪の5弁花が朝開き夕方にしぼみ、次々とつぼみをふくらませて咲き続けます。誕生花のない花は、夏空に次々咲き変わる一日花、タイタンビカス。花の名は、花の形と巨大な花の存在感からギリシャ神話に登場する巨人のタイタンにちなんで名づけられました。タイタンビカスは、葉が卵形のアメリカフヨウ(亜米利加芙蓉)と、葉が掌状に切れ込んだモミジアオイ(紅葉葵)の交配種で、赤塚植物園が育成した大型の宿根ハイビスカスです。 花言葉「新しい恋」は、毎朝新しい花を美しく咲かせることからきています。花言葉「繊細な美」は、朝開き夕方に閉じる一日花のはかない美しさからつけられています。 タイタンビカスは小さな植木鉢に驚くほど大きな赤い花をいくつも咲かせましたが、鉢増しが大変で、庭植えができる花友達にきれいに咲いた花を見てもらい、早々に手放しました。数年前から錆びのひどいフラワースタンドを数個ずつ処分しながら鉢から庭へと植え替えて行っている今ならタイタンビカスも植えられそうです。アオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)、耐暑性耐寒性宿根草、原産地:―タイタンビカスの花言葉:新しい恋、美しさ、繊細な美、伝統。タイタンビカスの誕生花:― 流通時期:鉢花を春~夏に見かけます。Fleur Town 吉本花城園、園芸ネット プラス、e-フラワー、日本花卉ガーデンセンター annex、緑の風yamashoku、赤塚植物園 楽天市場店さんにあります。
2024.07.03
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