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図体ばかり大きくなって何年も花が咲かないのであきらめて、晩秋の楽しみにポット苗を一つ、玄関横のフラワースタンドに置くと、東側の花壇で見捨てられたイソギクが一足先に花芽をつけました。イソギク(磯菊)は、葉の縁が葉の裏に密生している白い毛で白く縁どられて美しく、晩秋から初冬まで、黄色の小花がひと塊になって次々と咲きます。 長さ4~8cmほどの厚い葉。 ↓ 090824 091027 091204キク科の花はたくさん集まった小花が一個の花に見える頭花(頭状花序)で、頭花をつくる小花には、筒状花(管状花)と舌状花の二種類があります。イソギクの小花は多数の黄色い筒状花だけですが、先祖返りした、舌状花のあるハナイソギク(花磯菊)が、時々見られます。 草丈30~40cm 花びらのあるハナイソギク ↓ ↓ 091010 091107 091107 長年花が咲かない鉢は、同種の新しいポット苗や花が咲いている鉢を、アンタが咲いてくれないからと嫌味を言って、横に置くと咲き方を思い出したように咲きます。イソギクは晩秋に咲くので、新しいポットは玄関先でよく見えるように、大株のイソギクに嫌味も言わずに離して置いたのに、両方とも咲いてくれてうれしい。今年も咲くかな?イソギク(磯菊)の鉢植えの育て方キク科キク属、日本原産の耐寒性多年草●置き場所:日当たりのよい場所に。半日陰でもOKです。●水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:特に選びません。市販の培養土などに。●肥料:春と秋に月1回、緩効性肥料を置き肥します。●切り戻し:夏に長く伸びすぎた茎は半分位に切り戻します。切った枝をさし木すると小さな鉢植えが簡単にでき、秋に花が見られます。花言葉:感謝ノギク 6種セット 各1株 計6株(予約販売商品:入荷予定10月頃) ハマギク 0.2mコハマギク (小浜菊) (9cmポット)
2010.08.29
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夏から初秋に、巻ひげのようになっている葉の先を隣の花などに絡ませながら伸びていき、赤や黄色の6枚の波打つ花弁を上に反り返らせた花が下向きに咲きます。7月12日の誕生花は、花弁を大きく反転させて咲く華麗な花、グロリオサ。花の名(属名)は、ラテン語のgloriosus(栄光の、見事な)で、赤と黄色の燃え立つような花の姿から名づけられました。グロリオサは昇進などのお祝いの贈り物に最適な花といわれ、ロスチャイルディアナという品種名はイギリスの園芸界の後援者ロスチャイルド男爵の名にちなんでつけられています。 花言葉「栄光に満ちた世界」は、炎のような赤に黄色の縁取りがあり、世界的な大富豪の名を冠する花の華やかさから連想してつけられたのでしょう。花言葉「栄光」は、花の名の由来からきています。花言葉「おしゃれな心」は、つぼみのときは下向きの花弁が開くと、反転して上になっていく花の印象に、おしゃれをしているときの気持ちをたとえたのでしょう。 グロリオサは熱帯原産で、暖地でも冬の寒さに耐えられないと思い、最初は掘り上げましたが、ご近所の畑の片隅で植えっぱなしで冬を越していたので、今では鉢に植えたままにしています。花木の近くのフラワースタンドに置いた鉢からつるを巻きつけながら伸びて、英名のClimbing Lilyの名の通り、気がつくと伸びあがって枝の間で花を咲かせていました。掘り上げた球根はVサインのような形の新しい球根を形成していて、新しい小さな球根は二つに分割すると、開花しなかったり、花数が少なくなったりするそうです。ユリ科グロリオサ属、春植えの半つる性の半耐寒性球根、原産地:熱帯アフリカ、熱帯アジア別名:クライミングリリー、キツネユリ(狐百合)、ユリグルマ(百合車)グロリオサの花言葉:天分、華麗、栄光、栄光に満ちた世界、おしゃれな心、頑強、堅固。グロリオサの誕生花:5月28日、7月12日、7月27日、10月19日、12月9日。流通時期:球根を冬~春に、鉢花を初夏に見かけます。グロリオサの花束 室内で野菜栽培
2014.07.12
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春に芽を出して、ピンと立った葉をつけた太い茎(バルブ)を伸ばし、昨年の落葉した茎(葉をつけたままの茎)の節々につぼみをつけて、冬から春に白い花が茎に集まって咲きます。12月11日の誕生花は、可憐で清楚な白花の洋ラン、デンドロビウム(白)。花の名は、ギリシャ語のdendron(木)とbios(生ずる)で、原種が他の木に着生して成長することから名づけられました。花言葉「純粋」や「清潔」は、花色のイメージからきているのでしょう。白には清潔、清楚、純粋、真実などのプラスのイメージがあり、くもりのないクリーンな印象を与えます。 デンドロビウムの花言葉に「わがままな美人」がありますが、色鮮やかで豪華絢爛たる大輪の花の、圧倒されそうな美しさを現わしたもので、白い花は清楚な美しさが際立っています。ノビル系は原種のノビルを品種改良した交配種で、花や草姿の大きさがさまざまあり、花色も多彩で、ピンクとクリーム色にも花言葉がつけられています。 ラン展で並ぶデンドロビウムように、茎の上から下まで葉や茎が見えなくなるほど花が咲くとよいのですが、よく高芽(花芽になる芽が葉芽にかわって伸び出したもの)を出します。ノビル系のデンドロビウムの開花には秋から冬にかけての低温と乾燥が必要で、秋から徐々に水やりを控えて乾燥させ、十分寒さに当ててから室内に入れます。ラン科セッコク属、半耐寒性多年草、原産地:ヒマラヤからタイ(ノビル系)デンドロビウム(白)の花言葉:純粋、清潔。デンドロビウム(白)の誕生花:12月11日流通時期:鉢花を冬~春に見かけます。渥美洋らんセンタースズキラン園、山本デンドロビューム園鉢物shop、Green Box (グリーンボックス)さんにあります。
2013.12.11
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先月末から、少しずつ戸外に出している室内の寒さに弱い鉢花の中に、白と淡いピンクがミックスした漏斗形の花が咲く小鉢があり、冬越しして木質化した株の枝先に、二つつぼみがついています。サンパラソル ミルキーピンクは、真夏に熱帯のように暑くなってもなんのその、夏バテ知らずで花を咲かせる熱帯花木と聞いて、一昨年の夏があまりにも暑く花が少なかったので、連れ帰りました。 090528 090609 090701 サンパラソルの花つきポット苗は、すぐに大き目の深鉢に植え替えて、1ヶ月もすれば、グングンつるが伸びるそうです。でも、サンパラソル ミルキーピンクは待ってもつるが伸びないので、NHK趣味の園芸2009年8月号「つるが決め手!マンデビラ」をよく読むと、 ←花は一輪でもたえまなく咲きました。枝を刈り込むとつる状になる前に開花するマンデビラ サンデリに近い性質があり、つるの伸びは早くないそうです。8月の初めに長い梅雨がようやく明けた後、気がつくと茎から出ている根(気根)があり、なんだか調子が悪そうでした。 気根から余分な水分を出していた? ↓ 090822 090928サンパラソル ミルキーピンクは花茎の先に次々つぼみができて、1~2輪ずつ順に咲いて、一つの花が7~10日ほどで咲き終わると、次のつぼみがほころび、また7~10日と秋まで咲いていました。マンデビラ サンデリの系統は四季咲き性が強く、寒さに強いものが多いそうで、サンパラソル ミルキーピンクも晩秋に室内に入れて、無事に冬越ししました。 100502 ↑どう仕立て直したら、花いっぱいにできるかと、NHK趣味の園芸を片手に・・・?です。サンパラソルの植木鉢での育て方キョウチクトウ科マンデビラ属、熱帯アメリカ原産の非耐寒性常緑つる性低木●置き場所:日当たりのよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。●肥料:春~秋と花期が長いので、月1回、緩効性肥料を置き肥します。●植え替え:一回り大きな深鉢に。●冬越し:室内の日当たりのよい場所で。サンパラソルの花言葉:固い友情サンパラソル(9cmポット)早咲き系 ルージュお届けは4月18日以降です。苗 つる咲き サンパラソル ルビーピンク 9センチ真っ赤なお花がい~っぱい咲きます!とっても開花期の長い、人気急上昇のサンパラソルの開花鉢です。届いたときも嬉しいけど成長しお花がたくさん咲き続けてもっと感動するはずです。晴れたらいいね サンパラソル クリムゾン
2010.05.04
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春が訪れると、茎が広がって公園や野原の地を緑色に覆っていき、晩春から夏に、白い斑紋のある葉のつけ根から長く伸ばした花茎の先に、白い蝶形の小花が球状に集まって咲きます。6月17日の誕生花は、三枚の葉が示す愛情、希望、信仰と残る一枚の葉は幸運の象徴、シロツメクサ(白詰草)。花の名は、江戸末期にオランダから送られてくるガラスの器を入れた箱に、乾燥したクローバーがいっぱい詰められていたことから名づけられました。花が紅紫色に咲くものはアカツメクサ(赤詰草)と呼ばれています。 花言葉「私を思い出して」は、野原のシロツメクサを摘んで花冠や首飾りを作り、見つけた人に幸運が訪れるという四つ葉を夢中になって探した子供の頃を懐かしんで、つけられたのでしょう。一度、通販カタログにあった緑肥作物のタネのクローバーを秋に畳一枚ほどの広さに播いて、緑の絨毯になりましたが、思い出の中のように座ったり、寝ころんだりはできませんでした。たまにアカツメグサではなくピンクがかったシロツメグサの花を見つけたときは、得意になって見せびらかしたりもしました。 最近では、四つ葉になりやすいクローバーがあり、緑にえんじ色のかすれた葉の中に五つ葉や六つ葉もたまに見つかって、シロツメクサと同じ花をポツリポツリと咲かせています。花言葉「約束」は、アイルランドにカトリックを広めた聖パトリックが、3枚の小葉でキリスト教の三位一体を説明し、さまざまな奇跡を起こしたという故事からつけられています。マメ科シャジクソウ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ別名:クローバーシロツメクサ(白詰草)の花言葉:私を思い出して、私を思ってください、約束、幸運、幸福。シロツメクサ(白詰草)の誕生花:6月14日、6月17日流通時期:タネを晩夏~秋に見かけます。園芸ネット プラス、錦幸園 楽天市場店、ハッピーガーデンさんにあります。 ルリマツリ ソラナム
2013.06.17
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晩秋に華やかな和菊がこぼれるように咲いたあとの12月から1月にかけて、黄色や白、紫紅色などの小輪や中輪の花が名残惜しそうにひっそりと咲きます。12月16日の誕生花は、年末年始を華やかに彩る冬咲きのキク(菊)、カンギク(寒菊)。花の名は、寒に咲くキクで、キクは漢名の菊の音読みで「究極、最終」を意味し1年の最後に咲くことから名づけられ、菊の漢字は散らばった米を1ヶ所に集めるの意で、花弁を米に見立てたものです。 花言葉「けなげな姿」は、花の少ない寒い季節を選んで、凍えてしまいそうな冷たい風にゆれながらもしっかりと咲く気品のある花の姿からつけられたのでしょう。鑑賞用のキクは開花時期によって、春菊、夏菊、秋菊、寒菊に分けられ、カンギクは秋咲きのコギクやシマカンギク(アブラギク)を品種改良した園芸種です。カンギクは霜にあうと葉が美しく照り輝くように紅葉し、テリカンギク(照寒菊)と呼ばれています。 花言葉「真の強さ」は、厳しい冬の寒さや霜に耐えて咲く花の凛とした姿につけられたのでしょう。軒下の鉢植えの八重咲きのカンギクや霜が降りる庭で紅葉した一重のテリカンギクが年末につぼみをふくらませ、年が明けると次々と咲き始め、一月いっぱい咲いています。キク科キク属、耐寒性多年草、原産地:中国。カンギク(寒菊)の花言葉:けなげな姿、繊細、真の強さ。カンギク(寒菊)の誕生花:12月16日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。千草園芸、イン ナチュラル 楽天市場店、e-MUMshop 楽天市場店さんにあります。 寄せ植え
2013.12.16
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初秋から、まっすぐ伸びて枝分かれした茎先に、ピンクや白、濃紅色の一重の花が細かく切れ込んだ繊細な葉の上に、次々と可憐に咲きます。9月18日の誕生花は、秋の訪れを告げるやさしいアキザクラ(秋桜)、コスモス。花の名(属名)は、ギリシャ語のkosmos(調和、秩序、美しさ)で、整った花姿や群れ咲く花の美しさから名づけられました。別名のアキザクラ(秋桜)は、秋咲き性とサクラ(桜)に似た美しいピンクの花からつけられています。コスモスは日が短くなると花芽をつける秋咲き性ですが、米国で長日下でも開花する夏咲き性(早咲き性)のアーリーセンセーションが育成されました。 花言葉「調和」は、花名の由来であるkosmosからきています。花言葉「乙女の真心」は、女性的なイメージのやわらかくやさしい花色で、羽状の細かい葉が繊細で、花弁が整然と並んだ咲く清潔感のある花の姿をたとえたのでしょう。メキシコ原産の一重のピンクのコスモスから、新たに濃紅色と白い花が育成され、それらが組み合わさった二色の花、今では黄色い花も誕生しています。 鉢植えのコスモスはコンパクトにまとまる矮性品種で、カラフルに晩秋まで咲いています。ご近所の休耕田で、高性品種の白やピンクの濃淡の花が澄みきった秋空によく映えて、美しく咲き乱れているのを見かけます。コスモスの園芸品種は八重や半八重咲き、変わり咲き、筒状の花びらなどバリエーションに富み、花色も絞りや複色など華やかになっています。コスモスは花色による花言葉もあります。キク科コスモス属、夏まきの非耐寒性一年草、原産地:メキシコ別名:オオハルシャギク(大春車菊)、アキザクラ(秋桜)コスモスの花言葉:調和、乙女の真心、乙女の心情。コスモスの誕生花:9月3日、9月15日、9月18日、9月22日、9月27日、10月31日コスモス(赤)の花言葉:愛情。コスモス(白)の花言葉:優美。コスモス(ピンク)の花言葉:純潔。流通時期:鉢花を春~秋に見かけます。癒し空間 One’s Garden&Plants、花の王国、Hanakuma 楽天市場店、あなたの街のお花屋さんイングの森さんにあります。 シンジュノキ シンフォリカルポス
2014.09.18
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晩春から初夏に、銀白色の毛でおおわれたシルバーグリーンの葉をつけて枝分かれした茎先に、白い蝶形花が輪状に咲き、花後に円筒形のさやができて褐色に熟します。誕生花のない花は、産毛に包まれた葉が美しいカラーリーフ、ロータス・ヒルスタス ブリムストーン。花の名は、学名Lotus hirsutusの音読みで、属名のLotusが古代ギリシャ語の植物名から、種小名 hirsutus(粗毛のある、多毛の)は葉に短い毛が生えていることから名づけられました。Lotus hirsutusの園芸品種のBrimstone(硫黄)は、若葉の色が硫黄を連想させることからつけられています。 花言葉「完璧な美しさ」は、黄色い花が咲いているような感じのふんわりとした葉と冠のように咲く白い小さな花の調和のとれた美しさからつけられたのでしょうか。ロータス・ヒルスタス ブリムストーンを初めて見たときは葉色がシルバーグリーンだったので、冬に葉の間から黄色い新芽がのぞいているのを遠目で見たとき、花だと思ってしまいました。 暖地では、冬に少し精彩を欠いたシルバーリーフが春になると、ふわふわと毛の生えたクリームイエローの新葉をつけて茎が伸び、花が咲き始めると葉はシルバーグリーンに変化していきます。マメ科ミヤコグサ属、耐寒性常緑~半常緑半低木、原産地:地中海沿岸、ポルトガルロータス・ヒルスタス ブリムストーンの花言葉:完璧な美しさ。ロータス・ヒルスタス ブリムストーンの誕生花:― 流通時期:ポット苗を春に見かけます。おぎはら植物園、FLOWER&PLANTSあとりえ、園芸ネット プラス、ハッピーガーデン、ここなぎ、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、千草園芸、花みどりマーケット 楽天市場店さんにあります。
2019.03.20
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夏から秋に、巻きひげで木などにつるを絡みつけながら、白い5弁花が夕方に開き始め、夜に花弁の縁を糸状に広げて咲き、午前中にしぼんで、晩秋に鮮やかな黄色い実をつけます。誕生花のない花は、夜だけでなく朝日の中でも見られる雌雄異株の花、キカラスウリ(黄烏瓜)。花の名は、実が赤く熟すカラスウリ(烏瓜)に似ていて、熟した実が黄色であることから名づけられました。カラスウリの名は、紅熟した実を烏が食べることからという説と、瓜状の朱色の実が古く唐から渡来した朱墨(しゅずみ)の唐朱(からす)に似ていたことからという説があります。 花言葉「平凡の非凡」は、林の縁や藪などによく生えていそうであまり見られないことからつけられています。花言葉「明るい希望」は、夕方から開いた花が朝日を受けても咲いている姿からでしょうか。 キカラスウリの花色は純白ではなく少しクリーム色がかった白で、糸状に広げた花弁の縁はカラスウリほど繊細なレースではありません。ご近所のブロック塀と生垣の二か所で花が見られましたが、実は雌雄そろって生えているブロック塀の内側の庭木にぶら下がっていました。ウリ科カラスウリ属、つる性の耐寒性多年草、原産地:日本キカラスウリ(黄烏瓜)の花言葉:平凡の非凡、明るい希望。キカラスウリ(黄烏瓜)の誕生花:―流通時期:―ハイビスカス
2022.06.30
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秋から春に、赤やピンク、白の斑やスポット状の斑点が全面に入った卵形の緑の葉のわきに、白や紅紫色の小さな唇形花が咲きます。9月10日の誕生花は、葉にカラフルな斑点が散るミニ観葉植物、ヒポエステス。花の名(属名)は、ギリシャ語のhypo(下)とestes(覆い)で、苞(つぼみを包んでいた葉)が萼(花の外側でつぼみのとき内部を保護する)を下から覆うことから名づけられました。 別名のソバカスソウ(雀斑草)は、葉の表面に斑や斑点の入ることからつけられています。花言葉「美の秘密」は、緑の葉を花のように美しく彩るソバカスに見立てられたカラフルな斑や斑点からつけられたのでしょう。 花言葉「全ての人々への優しさ」は、葉全体に散る白やピンクなどのユニークな斑模様を人のもつ優しさにたとえたのでしょうか。コンパクトでよく分枝する矮性品種のヒポエステスは、花枯れの真夏の庭で花の替わりに楽しんでいます。キツネノマゴ科ヒポエステス属、半耐寒性常緑低木(多年草)、原産地:マダガスカル別名:ヒポエステス・フィロスタキア、ソバカスソウ(雀斑草)ヒポエステスの花言葉:全ての人々への優しさ、美の秘密。ヒポエステスの誕生花:9月10日流通時期:ポット苗を夏~初秋に見かけます。charm 楽天市場店、産直でお花をお届け「イングの森」、ガーデン工房地Q園、苔工房、テーブルガーデンさんにあります。 フィットニア
2013.09.10
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春から秋に、幹や枝に直接小さな緑のつぼみが点々とついて、白い花が集まって咲き、結実すると小さな緑の実が次第にふくらんで、濃紫色の丸い実がびっしりとつきます。誕生花のない花は、見る人が驚く甘くておいしいトロピカルフルーツ、ジャボチカバ。花(木)の名は、ブラジル先住民トゥピ族の言語に由来し、「亀のいる地」という意味だそうです。別名のキブドウ(木葡萄)は、ぶどうの巨峰そっくりな実が木の幹や枝に直接つくことからつけられています。 花言葉「神秘」は、幹や枝に直接、おしべをたくさん突き出した白い花がびっしりと咲き、ぎっしりと実をつける様子からつけられたのでしょう。花言葉「永代」は、たくさんの実を収穫できるまでに年数がかかるけれど、一度植えると孫の代まで実がなり続けることからきているのでしょう。 ポット苗の四季成りジャボチカバはベランダで樹高80cmほどになって、初めて実をつけたときは実より細い枝に、本当に巨峰の実がなっているように見えました。今では、少し大きくなった幹にも実がつくようになりましたが、植物園の温室のジャボチカバのように木全体に花を咲かせるまでには、まだまだかかりそうです。フトモモ科ミルキアリア属(キブドウ属)、非耐寒性常緑高木、原産地:ブラジル別名:キブドウ(木葡萄)ジャボチカバの花言葉:神秘、永代、芳醇。ジャボチカバの誕生花:―流通時期:ポット苗や鉢植えを春~夏に見かけます。沖縄サトウキビ畑、園芸ネット プラス、グリーンプラントネットファーム、苗木部 by 花ひろばオンライン、フタバ種苗ネットショップ、遊恵盆栽 楽天市場店さんにあります。
2019.05.14
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日暮れが早まり、買い物帰りの夕闇が迫る頃、ご近所の玄関先やフロントガーデンで咲く白や黄色の花や葉は光を反射するので、その美しさが目に留まります。ツワブキは、小春日和によく似合う暖かい花色が初冬の庭を明るくするだけでなく、最近見かけるようになった黄色い星状の斑入りや白い斑入りの葉は、街灯や月夜に映えて、ハッとします。 茎を煮て食べられる食用ツワブキ 近くの神社のツワブキ ↓ ↓ 091108 100513 091206戸口のツワブキはまだ株が小さいので、花茎は1本で花は数輪・・・今年は大きくなりそうだったのに、猛暑のせいではなく、ラベンダーセージなどの他の花におおいかぶされて、枯れていました。子供の頃によく見かけた丸く大きな葉のツワブキは、今も神社の境内にあり、葉の間を抜けてたくさんの花茎を伸ばし、5cmほどの黄色い花を何十輪も咲かせていて、こんなふうに咲かせたかったのですが・・・ なん花の綿毛かな。 ここまで大きくなったら、ツワブキ。 ↓ ↓ 100315 100513 100128 ↑ お花見に出かけた沖縄で、冬にハイビスカスと一緒に咲くツワブキ。今度は黄色い蛍や天の星、浮雲もいいなと思って待っているのに、猛暑が原因で成長が悪かったのか、今年は置かないのか、昨年は様々な品種があったホームセンターで、まだツワブキを見かけていません。早春の風にのって飛んできたタンポポのような綿毛をなにげなくポットに置いたら、芽を出して小さなツワブキになったので、今度はこれを育てることに・・・ツワブキ(石蕗)の育て方キク科ツワブキ属、耐寒性常緑多年草、原産地:日本、東アジア別名:ツワ、イシブキ●置き場所・植え場所:日当たりのよい場所に。半日陰でもOKです。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。庭植えはあまり雨が降らないときに。●用土:鉢は市販の培養土に。庭植えは堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおきます。●肥料:葉を大きく立派にしたいときは、早春と6月頃と開花前後に緩効性肥料を適量、置き肥します。●植え替え:鉢から根が出たら、4月か10月頃に、一回り大きな鉢に。花言葉:愛よよみがえれ、困難に傷つけられない江戸時代から続く人気のツワブキ。ツワブキ 麒麟樹江戸時代から続く人気のツワブキ。ツワブキ 星斑縮緬獅子(ほしふちりめんじし)山野草 ツワブキ(残雪) 白釉丸鉢2010/8/5入荷!星空のようにまばゆい黄斑★黄斑入りツワブキ(星月夜)【4.5号・13.5cmポット苗】
2010.10.22
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晩夏から晩秋に、裏が紫色をした光沢のある濃緑色の葉をつけた濃い紫色の花茎に、ラベンダー色の花弁に紫の斑の入った唇形花が穂状にたくさん咲きます。2月28日の誕生花は、葉裏が紫色の秋色の豪華な花穂、プレクトランサス。花の名は、ギリシャ語のplectron(距)とanthos(花)で、花の筒部に距(きょ)があることから名づけられました。プレクトランサス モナ・ラベンダーは南アフリカ原産種から作られた茎が上に伸びる立ち性タイプの園芸品種で、花茎の色と花色のコントラストが魅力的です。プレクトランサスは茎がやや立ち上がる半立ち性タイプやつる状の茎が長く伸びて這う這い性タイプもあります。 花言葉「許しあう恋」は、花茎と花茎の間に筒状の小さな花がぎっしりと譲り合うように咲く様子からきているのでしょうか。花言葉「沈静」は、心が静まり落ち着くラベンダー色の優しい花色からつけられたのでしょう。花色は紫、ピンク、白などもあります。 鉢植えのモナ・ラベンダーは大きくなると戸外のビニール温室で冬越ししても、夏までには、さわるとベルベットを撫でているような濃緑色の葉を取り戻し、晩秋までよく咲きました。プレクトランサスは昼の長さが短くなると花芽をつける短日植物で、モナ・ラベンダーは秋に咲きますが、秋冬以外も温度等の環境があうと周年咲くそうです。シソ科プレクトランサス属(ヤマハッカ属)、非耐寒性多年草、原産地:南アフリカプレクトランサスの花言葉:沈静、友情、許しあう恋。プレクトランサスの誕生花:2月28日流通時期:鉢植えを春~秋に見かけます。キングサリ ニセアカシア
2016.02.28
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冬から早春に、地際からたくさん立ち上がった枝の先の葉のわきにつぼみが数個つき、濃黄色の五弁花が輝くように次々と咲きます。誕生花のない花は、冬枯れの庭を明るく照らす黄色い花、ウンナンゲッコウカ(雲南月光花)。花の名は、中国の雲南省に自生し、美しい黄色の花が月の光に似ていることから名づけられました。別名のキバナアマ(黄花亜麻)は、アマ(亜麻)の仲間で黄色い花を咲かせることからつけられています。 花言葉「希望」は、春に先がけて冬枯れの景色を明るく照らして咲く黄色い花の姿からつけられたのでしょう。ウンナンゲッコウカは毎年年末頃からつぼみをふくらませて、お正月を祝うように咲き始め、早春まで次々と花を咲かせています。 夏の高温多湿には弱いようで、小さな鉢植えはうまく夏越しさせられなかったのですが、庭の方では暖地でも夏越ししています。アマ科キバナアマ属、耐寒性常緑亜低木、原産地:インド、中国別名:キバナアマ(黄花亜麻)、レインワルティアウンナンゲッコウカ(雲南月光花)の花言葉:希望。ウンナンゲッコウカ(雲南月光花)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。日本花卉ガーデンセンターさんにあります。キンシバイ
2019.01.23
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ちょっと目を離したすきに、小さな鉢植えの宿根八重咲きアスターの葉の緑色が抜けて、白くかすり状になりました。NHK趣味の園芸9月号の「今、対策を立てたい病気と害虫」の中に、葉裏に黒い点々がついていたら、アワダチソウグンバイとありました。 葉の裏を確かめると、少し黒い点々が・・・ 090902 アワダチソウグンバイの姿はありませんでした。宿根アスターは、これから咲くという8月の終り頃に、ハダニと思い、葉水をかけましたが、茎の先が枯れてきたので、切り戻しました。アワダチソウグンバイは、セイタカアワダチソウやヨモギなどキク科の雑草で、成虫で冬越しして、6月にキクに飛来するそうです。 090729 0908138月中頃、根元まできれいに咲いたマイクロアスターは、アワダチソウグンバイの被害を受けていません。一昨日の午後、玄関脇のフラワースタンドのムラサキルーシャンの葉色が、少し悪いなと思いながら、夕方遅く水やりをしたので、気づきませんでしたが、 090904 090905翌朝見たら・・・無数のアワダチソウグンバイが!2000年に北アメリカからの侵入が確認され、成虫の姿が相撲の軍配に似ていて、セイタカアワダチソウで繁殖、越冬するので、アワダチソウグンバイと名づけられたそうです。アワダチソウグンバイに効果のある薬剤で、一般に入手しやすいものはないとのことで、手でしごいて駆除しています。ムラサキルーシャンはキク科ケントラタルム属ですが、少し離れた場所に置いている段菊を調べると、キク科ではなくクマツヅラ科なので、無事でした。同じ場所のキク科のジニアはまだ無事でしたが、ユリオプスデージーは、葉裏ではなく表に堂々と、黒い点々(排泄物)をつけられている最中でした・・・ ↓ ←アスターに戻ったのを発見。アワダチソウグンバイの姿がなくなるまで、とりあえずは、毎日庭中のキク科のお花さまの葉をチェックし、新たな発生がないか見張ることに。今年初めて発生した、新しい害虫のアワダチソウグンバイが、これから毎年発生するのではと思うと・・・トーホク切花用アスターの種花式部ともよばれる日本情緒を感じさせる花です。段菊花言葉は「忘れえぬ思い」高価な衣装をまとったような花激安!33%OFF!【切花人気品種】段菊 苗
2009.09.06
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春から夏に、まっすぐ伸びた茎についた浅く切れ込んで波打った葉のわきに、淡い紫色の花弁に濃い紫の縦の筋が入った5弁花が下から上へ、5~6輪ずつ咲き上がります。3月22日の誕生花は、正岡子規の俳句の花、ゼニアオイ(銭葵)。花の名は、アオイ科の花の大きさが江戸時代の古銭の一文銭、中国の五銖銭(ごしゅせん)と同じであることからという説と、実の形が古銭に似ていることからという説があります。アオイ(葵)の名は、仰日(アフヒ)が転訛したもので、花が日を仰ぐように咲くことからつけられています。ゼニアオイはウスベニアオイ(薄紅葵)の変種(亜種)で、「鴨の子を 盥(たらい)に飼ふや 銭葵」と子規の俳句に詠まれ、かつては夏の風物詩でした。 花言葉「母の愛」は、野生化して道端に生えるほど強くたくましく、葉の間で花が目立たず、でも華麗に咲くことからつけられたそうです。花言葉「古風な美人」は、葉に比べて花が小さく、美しい花が控えめに咲く姿からつけられたのでしょうか。 近くの空き地のゼニアオイは春に花を咲かせながら、茎をどんどん伸ばして花いっぱいになりますが、実をつける頃には花茎を切られています。ゼニアオイと花のよく似たウスベニアオイも咲いていますが、ゼニアオイの葉はほぼ円形で大きく切れ込みが浅く、ウスベニアオイは掌状に切れ込んでいます。アオイ科ゼニアオイ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ別名:コモンマロウ・モルチアナゼニアオイ(銭葵)の花言葉:恩恵、親切な気質、母の愛、温和、温厚、初恋、古風な美人。ゼニアオイ(銭葵)の誕生花:3月20日、3月22日、7月12日、10月28日流通時期:ウスベニアオイのポット苗を秋と春に見かけます。ウスベニアオイ シラネアオイ
2016.03.22
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猛暑の水不足の一昨年に夏越しできなかったのは、酸性の用土でない赤玉土100%に植え替えたからで、雨の多い昨年は、涼しい夏に救われたのか、意外にも夏を越していました。岐阜県で開発された、フランネルフラワーの矮性品種フェアリーホワイトは、一重のマーガレットのような雰囲気のお花で、四季咲きです。先に緑がのった10枚の白い花びらに見えるのは萼(ガク)で、中心の丸い部分に密集しているのが花だそうです。 090409 090519 090705花びら(ガク)やシルバーがかった葉は、ちょっと毛羽立った柔らかい毛織物のフランネル生地のように、ふわふわした手触りです。フランネルフラワーは過湿に弱いため、よく降る雨にあきらめていましたが、かろうじて・・・ 090822 090124 090131それでもつぼみがひとつついて、調子よくきたのですが、先日3日ほど留守にしていたら、葉が茶色くなりはじめていました。今年こそ、NHK趣味の園芸の2月号の年間の管理どおりに、お世話して、独特の優しい雰囲気と、フランネルの手触りを楽しもうと思っているのですが・・・フランネルフラワー フェアリーホワイトの鉢植えでの育て方セリ科アクチノータス属、オーストラリア原産の半耐寒性多年草(5℃以上) ●置き場所:日当たりのよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。11月~3月は乾かし気味に。●用土:酸性の土に。ブルーベリーやサツキの市販の土が簡単です。●肥料:7月下旬~9月上旬を除き、春と秋は多めに、冬は少なめに、2カ月に1回、緩効性肥料を置き肥します。●切り戻し:暑くなって、花が小さくなり草姿が乱れてきたら、各枝を5cmほど切り戻します。●植え替え:2年に1回、9月下旬に、根鉢を崩さないように新しい鉢に。●冬越し:室内の日当たりのよい場所で。フランネルフラワーの花言葉:高潔ふんわりした珍しい鉢花でジャパンフラワーセレクション受賞品種です【予約品】4月にお届け】【C】フランネルフラワー「フェアリーホワイト」(5号鉢)初雪のように軽やかで清楚な雰囲気をお楽しみください。ふわっと舞い降りた雪のように優しい雰囲気のフランネルフラワーを使って清楚なブーケに仕立てました。【ハッピーフラワー】プレゼントに最適フラワー♪シーズナルブーケ【FSD-209】
2010.02.03
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友人宅の手入れの行き届いた花壇を縁どるラベンダーブルーの花が、珍しい3枚羽根のプロペラのような花形だったので、「きれいだね~」を連発したら、スコップで1すくいしてくれました。チリアヤメは一日花ですが、10~15cmほどの細い線状の葉に次々とツボミが上がって、毎日のように花径4~5cmほどの3弁花が咲きます。 100530 100506 100506 花の中心部分の濃い紫の輪がかかった丸い花びらは白く、紫の斑が入っていて、3枚の花びらの間に、アヤメ科らしく、小さな気持ばかりの三角の花びらが3枚あります。 チリアヤメはこぼれダネでもよく増えると言われましたが、その通り5年間であちこちに。咲き終った花を取ると、タネでは増えませんが、球根でもよく増えます。 100510 100627 100523 ↑チリアヤメは遅咲きの秋植え球根で、とても小さくて、ベビー綿棒の先の脱脂綿サイズから大人の綿棒の大きさになったら花が咲きます。チリアヤメの鉢植えの育て方アヤメ科チリアヤメ(ハーベルティア)属、半耐寒性(0℃前後)秋植え小球根、原産地:北アメリカ、チリ、アルゼンチン別名:ハーベルティア、ハーベルチア●置き場所:日当たりのよい場所に。●水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:特に選びませんが、水はけのよい土に。●肥料:芽が出たら緩効性肥料を控えめに、花後のお礼肥えに、カリ分の多い肥料を少量与えます。●植え替え:込み合ってきたら掘り上げて分球します。タネをつけやすいので、花後に花茎を切り取らなければ、タネでもすぐ増えます。●冬越し:暖地なので、戸外で。チリアヤメの花言葉:―秋植え球根アイリス【ご予約特価5%OFF!】【ご予約区分N】■秋植え球根■ミニアイリスハーモニー10球入り草丈の低い咲きアイリス□●ミニアイリス カンタブ 6球鉢植えできる可愛いアイリス!ミニミニアイリスの球根
2010.09.05
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夏から秋にかけて、茎先の多肉質で緑白色の葉の間からつぼみをたくさんつけて、淡い紅色の小さな5弁花がおしべを長く突き出して、こんもりと集まって咲きます。9月26日の誕生花は、暑さ寒さ乾燥に強いスーパー多肉植物、ベンケイソウ(弁慶草)。花の名は、強健な性質を武蔵坊弁慶になぞらえて名づけられました。ベンケイソウは、古くは切って捨てても枯れないという意味から、伊岐久佐(いきくさ)と呼ばれ、一枚の葉から芽を出し根を張ります。同じ科のセイロンベンケイソウやコダカラソウなどは葉を茎から切りはなすと、葉のふちのくぼみの部分から芽を出します。 花言葉「機転がきく」は、花名の由来である弁慶が主君の義経が都落ちして奥州藤原氏のもとに身をよせる途上の安宅の関で、機転をきかせたことからきているのでしょう。山伏に扮した義経一行が関守に見咎められ、勧進帳を出せと言われたとき、弁慶は持ち合わせの巻物を広げて朗朗と読み上げ、義経に似ていると言われたときには、義経を何度も殴りました。いくらなんでも杖で主君をぶつ者はこの世にいるはずがないと、関の者たちにそう思わせて、一行が無事に安宅の関を越えた後、弁慶は義経に泣きながら謝ったそうです。花言葉「穏やか」は、星形の淡紅色の花がたくさん集まって咲くにもかかわらず、華やかではなく煙るようで、繊細な佇まいからつけられたのでしょう。 つぼみ付きのポット苗はそのまま可憐な花を咲かせ、晩秋に実をつけて葉が枯れ、早春には葉が緑白色のバラのつぼみのようなロゼットを形成します。古くに中国から渡来したベンケイソウですが、今では庭植えや鉢植えの多くは明治の頃に輸入された中国産のオオベンケイソウ(大弁慶草)とのことです。ベンケイソウ科ベンケイソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国別名:ハチマンソウ(八幡草)ベンケイソウ(弁慶草)の花言葉:穏やか、機転がきく、静穏、優しい心、信じて従う。ベンケイソウ(弁慶草)の誕生花:9月5日、9月13日、9月26日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。千草園芸、ガーデンタウン、トオヤマグリーン、石田精華園 楽天市場店さんにあります。 ミセバヤ キリンソウ
2014.09.26
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今年で4度目の白いふわふわの花が初めて咲いた年は、1本のチョコレート色の太い茎先が真っ白になって豪華で、2度目は地下茎で増えた茎先に白い粉雪が舞い降りたようでした。ユーパトリウム・ルゴサム チョコラータ(チョコレート)は、シックな葉色と純白の花色のコントラストが美しい銅葉フジバカマで、秋の七草のフジバカマより一足先に咲きます。 茶枯れて、なお咲いていた昨年のチョコラータ ↓ 090701 090820 091027昨年はチョコラータの鉢を花壇の奥に置いたら、バッタに葉を食べられ、長雨に葉色が悪く、早々と咲いたので、今年はバッタに食べられないよう手の届く軒下に置きました。一番花が咲きましたが、日当たりが少し悪いため、深い緑色の葉色と葉脈のチョコレート色が薄く、他の茎にはまだ花芽がはっきり見えません。 チョコラータの名前は若葉や葉の裏、葉脈がチョコレート色から。 ↓ 100421 100814 100814チョコラータは暑さ、寒さに強く育てやすい多年草で、年により夏から秋遅くまで咲いています。ユーパトリウム・ルゴサム チョコラータは来春新芽の出る前に株分けして、最初の綿帽子をかぶっているような、あの豪華な花姿をもう一度・・・ユーパトリウム・ルゴサム チョコラータの鉢植えの育て方 キク科ユーパトリウム(フジバカマ)属、北アメリカ原産の耐寒性・耐暑性多年草別名:銅葉フジバカマ、ユーパトリューム・チョコラータ●置き場所:日当たりのよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:水はけがよければ、特に選びません。●肥料:春と秋に緩効性肥料を。庭植えは特に必要なさそうです。フジバカマの花言葉:あの日を思い出すシックな銅葉がガーデンで映える!フジバカマユーパトリュームチョコレート3号ポットお買得コーナー★山野草 フジバカマセット 2種4株1組山野草 斑入フジバカマ販売中!単品3号【フジバカマ(藤袴)】斑入り葉 花色 ライトブルー
2010.08.15
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晩春から夏にかけて、枝先の厚い葉のわきに、白い5弁の花がたくさん咲いて、小さな緑の果実をつけ、冬に熟すと橙色になります。9月7日の誕生花は、お正月のしめ飾りなどに用いられる縁起のよい果実、ダイダイ(橙)。花の名は、代々からで、冬に熟した果実が2~3年に木に残り、2~3世代の果実が同時になっていることから名づけられました。別名のカイセイトウ(回青橙)は、冬に鮮やかな橙色になった果実が、春に再び緑色を帯びて目立たなくなることからきています。 花言葉「相思相愛」は、前年の大きな黄橙色の果実が今年結実した緑の小さな果実に寄り添う姿からつけられたのでしょうか。橙色の果実を枝につけたまま残しておくと、春には緑色を帯びてくすんで、晩春に咲いた花が新しく結んだ緑の果実と並んで枝につきます。ダイダイは「代々」から「代々栄える」という子孫繁栄の縁起樹で、正月飾りに用いられるようになったそうです。 ご近所の畑のダイダイは、晩春に枝いっぱいに咲く花と新緑で、前の年になった果実が隠れていますが、夏には今年なった果実と一緒に姿を見せます。冬に今年の果実が大きくなって、橙色に色づくともう前年の果実かどうか見分けられません。ミカン科ミカン属、常緑中低木、原産地:インド、ヒマラヤ別名:サワーオレンジ、ビターオレンジ、カイセイトウ(回青橙)、カブス(蚊無須、蚊燻)、アベタチバナ(阿部橘)ダイダイ(橙)の花言葉:相思相愛、愛への誘い、誇り、温情、寛容、寛大、泰平、陶酔、豪快。ダイダイ(橙)の誕生花:9月7日、9月24日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、ガーデニングショップ四季の里、土っ子倶楽部、GRANDY、トオヤマグリーン、国華園、ゲキハナ 感激安心のお花屋さん、ガーデン ストーリーさんにあります。
2014.09.07
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春に、先の尖った線形の葉を羽状に広げる前の枝先に、球形の緑色の雌花と淡褐色の雄花がひも状に垂れ下がって咲き、花後に丸い緑色の球果をつけます。誕生花のない花は、沼地に自生するスギの仲間、ラクウショウ(落羽松)。花(木)の名は、漢名の落羽松の音読みで、晩秋に鳥の羽が舞い落ちるように落葉することから名づけられました。別名のヌマスギ(沼杉)は、沼などの湿地に自生することからつけられています。ラクウショウは湿地では、幹の周りに呼吸のための呼吸根(気根)がニョキニョキと地上に出てきて呼吸をするので、長い水没に耐えられ、酸素の少ない環境でも生きられます。 花言葉「大胆」は、晩秋に鳥の羽のような葉が黄葉してバサバサと落ちてくる様子からつけられたのでしょう。ラクウショウは、全葉の半分が毎年落葉するマツ(松)などの針葉樹と違って、秋に葉がすべて落葉するので、冬の姿は落葉樹です。 公園のラクウショウは大木で、見上げるとひも状の雄花が垂れ下がっていますが、雌花は確認できず、一斉に落葉して下に植えられているカンツバキ(寒椿)を枯れ葉で埋もれさせています。春の植物園では、草木の色とりどりの花に誘われて見て回るうちに忘れて、初夏に実が近くの枝先についているのを見て目立たない花を見損ねたことに気づきます。スギ科ヌマスギ属、耐寒性落葉針葉高木、原産地:北アメリカ別名:ヌマスギ(沼杉)ラクウショウ(落羽松)の花言葉:大胆。ラクウショウ(落羽松)の誕生花:―流通時期:苗木を秋に見かけます。トオヤマグリーンさんにあります。寄せ植え
2013.11.10
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万葉の昔から、花びらの縁が切れ込んだ愛らしい花はナデシコと呼ばれていましたが、いつの間にか、お花屋さんにずらっと並ぶポット苗に「ダイアンサス」の名が・・・最初は、ダイアンサスという品種かと思いましたが、宿根性四季咲きダイアンサス「とこなつナデシコ」と、タグにありました。 ダイアンサスはナデシコ属の学名に由来する、カーネーションを除いたものの総称で、海外のナデシコと交雑して、ニューフェースのダイアンサスがどんどん生まれ、品種は星の数ほどあるそうです。 毎年のように植えては、夏の高温多湿に枯れたので、残ったタグも多いです。ヤマトナデシコ七変化は、紅色からピンク、白に花色が変わったと思います。朝霧、世界最小四季咲きのオリビア、トコナツナデシコ フォーエバー、ライオンロック・・・この春は、花形が変化する「かざぐるま」、甘い香りの「かほり」など、高温多湿に強いニューフェースを探しています。ナデシコ(ダイアンサス)の鉢植えでの育て方ナデシコ科ダイアンサス属、耐寒性多年草(一年草)、原産地:ヨーロッパ、アジア、アフリカ別名:ダイアンサス●置き場所:日当たりのよい場所に。真夏は西日をさけて、風通しのよい半日陰に。●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。夏の過湿で傷むので、夏は夕方に。●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。●肥料:春と秋に、月1回、緩効性肥料を置き肥します。●花がら摘み:咲き終った花を取ると、次々新しい花が咲きます。花言葉:いつも愛して、純愛、才能「花苗バイキング」色変わりする「四季咲きなでしこ」初恋 1株ニオイナデシコ バニラ ポット入苗 1株店長おすすめ!とても愛らしい四季咲きのなでしこ激安!20%OFF!【とっても愛らしい】ナデシコ ライオンハート 苗愛らしい花を周期的に咲かせる四季咲きの苗のセット激安!31%OFF!徳用 四季咲き6株セット ダイアンサス・ナデシコ 苗キュートな「なでしこ」ブライダルピンク 1株(10.5cmポット)
2010.01.14
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春から初夏に、放射状に出たへら形のしわのある葉の中心からすっと伸びた花茎のまわりに、5枚の花弁の先端にハート形の切れ込みのある紅紫色の花が3~7段になって咲きます。3月10日の誕生花は、春を告げて咲くサクラソウ(桜草)の仲間、クリンソウ(九輪草)。花の名は、花茎に輪生する花の幾段にも重なる様子がお寺の塔の頂部の九輪に似ていることから名づけられました。クリンソウの学名Primula japonicaは、属名がラテン語のprimus(最初)で、種小名のjaponica(日本の)は日本原産であることからつけられています。仲間のキバナクリンソウ(黄花九輪草)はビルマやチベットの高地が原産で、常緑で冬越しします。 花言葉「幸福を重ねる」は、段状に花が重なって次々と咲く姿からつけられたのでしょう。花言葉「物覚えのよさ」は、根元に集まってロゼット状に広がった葉の中心に輪になって何段にも重なって咲く美しい花のどこからきているのでしょう。 クリンソウは山野のせせらぎや渓谷の湿地に自生する花で、鉢植えを木陰の涼しい場所に置きましたが、暖地では夏越しできませんでした。植物園では、木々に囲まれて夏も涼しい湿地に赤紫色の花が群生する中、ハート形の花弁の先が細く切れ込んだ淡いピンクや白などの花もちらほら見られます。サクラソウ科サクラソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本別名:ナナカイソウ(七階草)、シチジュウソウ(七重草)、ホウトウゲ(宝塔華)クリンソウ(九輪草)の花言葉:幸福を重ねる、物思い、物覚えのよさ、少年時代の希望。クリンソウ(九輪草)の誕生花:3月10日、4月10日、6月13日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、charm 楽天市場店、おぎはら植物園、園芸ネット プラス、つどいの里八ヶ岳山野草園さんにあります。
2016.03.10
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初夏から秋に、這うように伸びて枝分かれした細い茎先の小さな葉のわきに、緑がかった黄色の小花が固まって咲き、花後にベル形をしたかわいい白い実の中央に黒いタネがつきます。誕生花のない花は、小さな丸い葉がかわいらしいリーフプランツ、ワイヤープランツ。花の名は、光沢がある赤茶色の細い茎が針金のように見えることから名づけられました。別名のミューレンベッキアは、属名Muehlenbeckiaの音読みからで、植物学者のHeinrich Gustav Muhlenbeckにちなみます。英名のmaidenhair vine(乙女の髪の蔓)は、ヨーロッパでは結婚式やパーティーなどに女性の髪飾りとして使われることから呼ばれているようです。 花言葉「あなたを思っています」は、花嫁の髪を飾る花冠やウェデングブーケに丸い艶のある葉と硬めの細い茎が使われることからつけられたのでしょう。花言葉「純愛」も、英名の由来からきているのでしょう。恋人たちが鳴らす鐘のような、白い鐘形の実の様子からつけられたと思っていました。 吊り鉢で咲かない花を見たいと思って、ご近所のお店の植え込みや木のまわりに植えられているワイヤープランツを何年か覗いていたら、寄せ植えにした鉢の中で花を咲かせ始めました。そのときには、ご近所のあちこちでも花が見られるようになっていました。ワイヤープランツには斑入り葉や、葉がハートの形をしたワイヤーハートやスペードの形をしたワイヤースペードもあります。タデ科ミューレンベッキア属、耐寒性半常緑つる性低木、原産地:ニュージーランド別名:ミューレンベッキアワイヤープランツの花言葉:憧れ、純愛、あなたを思っています。ワイヤープランツの誕生花:― 流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、花 ガーデニングshop岐阜緑園、緑の風yamashoku、charm 楽天市場店、山野草と盆栽の専門店ヴェールモア、FLOWER&PLANTSあとりえさんにあります。
2019.02.15
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春に、新葉と同時に、枝のつぼみが1~2輪と少しずつふくらんで、香りのある白い五弁花が咲き、満開になると一週間ほどで風に散っていきます。誕生花のない花は、緑の葉と白い花の対比が清々しい野生種のサクラ(桜)、オオシマザクラ(大島桜)。花(木)の名は、サクラが伊豆七島の伊豆大島にとくに多く自生することから名づけられました。サクラは、たくさんの花が咲くことから複数を意味するラを加えたとされるサクラ(咲く等)からという説や、木花之開耶姫(このはなのさくやひめ)のサクヤが転訛したという説があります。別名のタキギザクラ(薪桜)は薪炭用にするため古くから植えられたことから、モチザクラ(餅桜)は香りのある葉を塩漬けにして桜餅を包むのに使用されていることからつけられています。 花言葉「純潔」は、新緑の葉にいっそう際立つ花の透き通るような白さからきているのでしょう。緑地公園に咲くオオシマザクラは葉も花も大きく、満開時には遠くから見ると新葉の緑と花の白が混ざって、淡い黄緑色の花を咲かせているように見えます。 オオシマザクラの花弁は長楕円形または卵形で、変異のものも多く、新葉の色は緑から赤紫色まで変異が多くあるようです。バラ科サクラ属、耐寒性落葉小高木、原産地:日本別名:タキギザクラ(薪桜)、モチザクラ(餅桜)オオシマザクラ(大島桜)の花言葉:純潔、心の美。オオシマザクラ(大島桜)の誕生花:―流通時期:苗木を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、トオヤマグリーン、ガーデンタウン、日本花卉ガーデンセンター、苗木部 by 花ひろばオンライン、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、ガーデンタウンさんにあります。
2021.03.28
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初夏から秋まで、風船のような真っ白の萼(ガク)が5角形に開いて、中からつぼみが赤くふくらみ出て、真っ赤な花弁の先が5枚に分かれた筒状の花が長いおしべを突き出して次々と咲きます。5月29日の誕生花は、白い萼から咲き出た鮮やかで赤い蝶のように美しい花、ゲンペイカズラ(源平蔓)。花の名は、白い蕚と赤い花を、源氏の白旗と平家の赤旗に見立てて名づけられました。ゲンペイカズラの学名Clerodendrum thomsoniaeは、属名がギリシャ語のcleros(運命)とdendron(樹木)で、スリランカにあった同属2種を幸運の木、不運の木と呼んだことからきています。種小名 thomsoniaeはイギリスの宣教師で医師のWilliam Cooper Thomsonの名に由来します。 花言葉「個性の強さ」は、赤と白に咲き分けて互いを引き立てる強烈な花色からつけられています。花言葉「親友」は、白い蕚が赤い蝶のような花を包むように、タネができるまで寄り添っているところからつけられたのでしょうか。 ゲンペイカズラは寒さに弱く、軒下の簡易ガラス温室では冬越しできないので、冬越し用の挿し木の子株を育てて、花を咲かせていました。葉が斑入りのフイリゲンペイカズラやピンクのガクからの赤い花を咲かせるベニゲンペイカズラ(紅源平葛)があります。クレロデンドルムの仲間はおしべとめしべが長く、クレロデンドルム・ウガンデンセの品種ブルーウィングやブルーエルフィンは青い蝶のような花を咲かせます。クマズツヅラ科クレロデンドルム属(クサギ属)、半耐寒性つる性の常緑小低木、原産地:西アフリカ別名:ゲンペイクサギ(源平臭木)、ゲンペイボク(源平木)ゲンペイカズラの花言葉:親友、個性の強さ、チャンス到来。ゲンペイカズラの誕生花:5月29日流通時期:ポット苗や鉢花を春から見かけます。Green Box (グリーンボックス)、はなや IchiJin‘いちじん’さんにあります。 花苗セット
2015.05.29
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春に、葉脈がくっきりした葉を節々に2枚ずつつけた枝先に、清楚な白い4弁花が1輪ずつ咲き、花後に緑色の実が4個かたまってつき、秋になると黒く熟します。5月20日の誕生花は、ヤマブキの白花とは別の白い花、シロヤマブキ(白山吹)。花の名は、白い花や葉がヤマブキに似ていることから名づけられました。ヤマブキの名は、山の中でしなやかな枝が風に揺れる様子を表す山振(やまぶり)が転訛したという説や、山に生え花色がフキの花に似ていることからという説など多くの説があります。 ヤマブキには白花種のシロバナヤマブキがありますが、ヤマブキの花びらは5枚で、葉が節に1枚ずつ互い違いにつき(互生)、シロヤマブキは葉が節に2枚つきます(対生)。花言葉「細心の注意」は、一見すると風情が似ているシロバナヤマブキと花弁数や葉のつき方などを違えていることからつけられたのでしょうか。 花言葉「気品」は、上品な花の清らかさをたとえてつけられています。昨年植樹されたばかりの植物園のシロヤマブキの若木は花びら1枚に1個ずつ、だいたい4個つくという光沢のある実を今年もつけていないようです。バラ科シロヤマブキ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、中国シロヤマブキ(白山吹)の花言葉:細心の注意、気品、薄情。シロヤマブキ(白山吹)の誕生花:5月20日流通時期:苗木を秋と春に見かけます。花ひろばオンライン、千草園芸、お花屋さん 明花園 楽天市場店さんにあります。 シロバナヤマブキ ヤマブキ
2013.05.20
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晩春から初夏に、地際から立ち上がり長楕円の葉を対につけて、ゆるやかに垂れさがった枝先に、光沢のある濃黄色の5弁花が次から次へとカップ状に咲きます。6月16日の誕生花は、初夏に鮮やかに咲き梅雨を彩る黄金の花、キンシバイ(金糸梅)。花の名は、漢名の金絲梅の音読みで、金色の糸のようなおしべをもつ花が梅に似ていることから名づけられました。 花言葉「悲しみを止める」は、梅雨の中で雨のしずくを受け止めてあざやかに光って見える花の印象からでしょうか。花言葉「きらめき」は、金糸のようなおしべが美しく、輝くような明黄色の花の姿につけられたのでしょう。花言葉「秘密」は、カップ状の開ききらない花びらが秘密を抱えているように見えることからでしょうか。 ヒデコートオトギリソウ属は仲間が多く、日本原産のオトギリソウ(弟切草)の花言葉にも「秘密」があります。オトギリソウの花言葉「秘密」は、花仙院の御代(平安時代)に、鷹匠の晴頼(せいらい)が秘密にしていた鷹の傷を治す薬草の名を、他人にもらした弟を切り捨てたという故事からきています。植物園では、キンシバイと園芸品種のヒペリカム ヒドコートが垣根のように植えられています。オトギリソウ科オトギリソウ属、耐寒性常緑低木、原産地:中国 キンシバイ(金糸梅)の花言葉:きらめき、秘密、悲しみを止める。キンシバイ(金糸梅)の誕生花:6月16日、6月27日流通時期:ポット苗を春に見かけます。産直花だん屋、トオヤマグリーン、植木生産販売専門店 芝樹園、四国ガーデン楽天市場支店さんにあります。 ヒペリカム
2014.06.16
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春から初夏に、よく分枝した細く堅い茎についた白い粉を帯びた葉のわきに、花弁(総苞片)がかさかさと乾いた薄いピンクの紙細工のような花が横向きに次々と咲きます。2月13日の誕生花は、乾いてからも形や色の変わらない永久花(everlasting flower)、ローダンセ。花の名(属名)は、ギリシャ語の rhodon(バラ)と anthos(花)で、花色から名づけられました。別名のヒロハノハナカンザシ(広葉の花簪)は、葉がハナカンザシ(花簪)の葉より幅広なことからつけられています。単にローダンセというと、ヒロハノハナカンザシ(Rhodanthe manglesii)とその園芸品種をさすことが多いそうです。英名のスワン・リバー・エバーラスティングは、Swan River の everlasting flower で、西オーストラリア州の南西部を流れるスワン川の周辺で自生している(発見された)のでしょうか。 花言葉「変わらぬ思い」「終わりのない友情」は、ドライフラワーになっても色あせない花に、何が起ころうがゆるぎない気持ちを現したものです。花言葉「飛翔」は、英名のスワン・リバー・エバーラスティングのスワン(白鳥)の連想からきているのでしょうか。 ローダンセは秋まきのポット苗がまだ花の少ない早春に次々と枯れない花を咲かせて、花の盛りには小さな鉢いっぱいになります。暖地では、春まきの鉢花は夏まで咲きますが、暖かくなって雨が多く降ると、花弁が黒ずんできます。 キク科ローダンセ属、半耐寒性秋まき・春まき一年草、原産地:オーストラリア別名:ヒロハノハナカンザシ(広葉の花簪)、ヒメカイザイク(姫貝細工)ローダンセの花言葉:変わらぬ思い、終わりのない友情、飛翔、永遠の愛。ローダンセの誕生花:2月13日、2月22日、2月26日、3月30日、6月27日流通時期:タネを秋~春に、ポット苗を早春に見かけます。ハナカンザシ 青いバラ
2015.02.13
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晩春から初夏に、枝先や葉のわきに、濃い紫色の五弁花が香り高く咲き、数日経つと紫から淡い紫、白へと花色が変化し、香りは特に夜に濃く漂います。12月28日の誕生花は、紫から白へのグラデーションの美しい香る花、ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)。花の名は、花にジャスミン(茉莉)に似た強い匂いがあり、蕃(外国)から渡来したことから名づけられました。別名(属名)のブルンフェルシアは、16世紀のドイツの植物学者Otto Brunfelsの名にちなみます。 花言葉「浮気な人」は、紫から白に移り咲く花を移り気な人にたとえてつけられています。花言葉「夢の名」は、濃い紫色の花色が徐々に淡く、白くなっていき、よい香りのする花を夢にたとえたらどんな名前がふさわしいだろうといった意味でつけられたのでしょうか。 小さな鉢植えのニオイバンマツリは、濃い紫色と淡い紫、白と三色の花の華やぎを香りとともに楽しんだあと、すべての花が白くなって落ちます。鉢から庭に植え替えた知人宅では、春になると大きくなったニオイバンマツリの木いっぱいに紫と白の花が咲き、休みながら夏、秋と数回花を咲かせます。ナス科バンマツリ属(ブルンフェルシア属)、半耐寒性常緑低木、原産地:アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル別名:ブルンフェルシアニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)の花言葉:浮気な人、夢の名、幸運。ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)の誕生花:4月23日、12月28日流通時期:鉢花を早春と秋に見かけます。ガーデニングショップ四季の里、ガーデンタウン、千草園芸さんにあります。 シャクナゲモドキ ナンジャモンジャ
2015.12.28
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春から秋に、茎上部の白い綿毛の生えたヘラ形の葉のわきに、筒状花の集まった花弁(舌状花)のない小さな淡褐色の花(頭花)が集まって咲きます。誕生花のない花は、チチコグサに似て非なる(擬き)外来種の花、チチコグサモドキ(父子草擬)。花の名は、在来種のチチコグサ(父子草)に似ていることから名づけられました。チチコグサは花が黄色い近縁種のハハコグサ(母子草)に比べて、花が褐色で地味なことから、ハハコグサに対してつけられています。 花言葉「父に似た人」は、そのまま花の名からきています。花言葉「いつまでも忘れないで」は、つぼみを包んでいた総包の根元から生えている白い冠毛がタネと一緒に飛ばずに残ることからつけられたのでしょう。 チチコグサモドキはロゼットから少し大きくなると、毛が生えた葉の上にまとまった頭花をつけ、やがて伸びた茎の上半分の葉のわきにも花をつけます。40年近く前に引っ越してきたときはチチコグサだけでしたが、いつしかチチコグサモドキやウラジロチチコグサモドキがほぼ一年中、暖地の庭のどこかで花を咲かせています。キク科ウスベニチチコグサ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:北アメリカチチコグサモドキ(父子草擬)の花言葉:父に似た人、いつまでも忘れないで。チチコグサモドキ(父子草擬)の誕生花:―流通時期:―エゾチチコグサ ニリンソウ
2024.03.01
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晩春から初夏に、すっと伸びた枝先近くの革質の葉のわきに、大きな針山に針を刺したようなオレンジや黄色の花が一輪、長い間咲きます。8月15日の誕生花は、インパクトのあるピンクッション(針刺し)状の花、リューコスペルマム。花の名は、ラテン語でleuco(白い)とspermum (種子)の意味で、白い種子ができるところから名づけられました。 リューコスペルマム ジョーイリボンオレンジ花言葉「艶やかな人」は、花柱が次々と飛び出して球形に並び、筒状の細長い花被がリボンのように巻く花のあでやかさにつけられています。花言葉「どこでも成功する」は、1本の針のように見える花がたくさん集まって咲く花の華やかさと花もちのよさにつけられたのでしょう。 リューコスペルマムの花は柔らかそうに見えますが意外に固くて、花もちがよく、今年のお盆にお花屋さんでオレンジの切り花を初めて見かけました。ヤマモガシ科リューコスペルマム属、非耐寒性常緑低木、原産地:南アフリカ別名:ピンクッション、レウコスペルマムリューコスペルマムの花言葉:艶やかな人、共栄、どこでも成功する、どこでも成功を。リューコスペルマムの誕生花:1月12日、8月15日、10月29日、12月13日流通時期:鉢花を春に見かけます。サンタンカヒメリンゴ ハートツリー クランベリー
2012.08.15
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春から初夏にかけて、まっすぐ伸びた花茎の先に円錐形の花穂をつけ、濃い紅色の蝶形花が次々と咲き上がり、白い輪紋のない三つ葉の上に炎のように美しい花が点々と広がります。12月19日の誕生花は、クローバーの仲間で赤い花穂のベニバナツメクサ(紅花詰草)、クリムソンクローバー。花の名は、英名のcrimson cloverからで、クローバーの花色が濃い紅色(crimson)をしていることからつけられています。学名のTrifolium incarnatumは、属名がラテン語のtres(3)とfolium(葉)で、クローバーの仲間の葉の小葉が3枚あることに、種小名がincarnatum(blood red)で、花色に由来します。 花言葉「人知れぬ恋」は、クローバーの仲間では血の色にたとえられるほど鮮やかな花色をして、誰にも知られないでいられるはずがないこんな花のどこからきているのでしょう。花言葉「私を思い出して」は、元の美しかった花を想像できない、タネをつけた花穂の姿からつけられたのでしょうか。花言葉「胸に灯をともす」は、咲き進むとロウソクの火のように燃え上がる真っ赤な花穂から連想してつけられています。 クリムソンクローバーはイチゴのような形をした花穂が上まで咲きあがる晩春になると、花穂の下部は咲き終わってタネがつき始めます。別名のストロベリーキャンドルは種苗会社の商品名で、イチゴのような形の花穂がロウソクを灯したように見えることからつけられています。マメ科シャジクソウ属、耐寒性多年草(一年草扱い)、原産地:西アジア、ヨーロッパ別名:ストロベリーキャンドル、ベニバナツメクサ(紅花詰草)クリムソンクローバーの花言葉:素朴な愛らしさ、善良、胸に灯をともす、きらめく愛、私を思い出して、人知れぬ恋、幸運を呼ぶ。クリムソンクローバーの誕生花:3月9日、4月20日、12月19日、12月28日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、ハニーミント、Green Box (グリーンボックス)、フェアリーズ ガーデンさんにあります。 お正月の寄せ植え
2013.12.19
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真っ先に春の訪れが近いことを、香りで教えてくれる沈丁花は、2月の終わり頃から花が咲き始め、3月に入ると、庭一面に香りをただよわせます。ご近所ウォッチングをすると、低木の沈丁花は「香りはすれど、姿がなく」で、ついブロック塀越しにのぞき見てしまいます。手毬のように集まって咲く星型の小さな花は、4枚の花びらではなく、ガクで、外側は赤紫色、内側はピンクがかった白色に見えます。 ←まだ、白花の一色咲きです。咲き分け沈丁花は、1本の木で、赤と白の花を咲かせるおめでたい品種ですが、木が小さいうちはどちらかの花しか咲かないことが多いそうです。 花を囲むように、葉は放射状に。花どき以外は、白っぽい緑の葉です。来年の春は、赤と白が咲いてくれるといいのですが・・・植木鉢での育て方ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属、中国原産の耐寒性(寒冷地を除く)耐暑性常緑低木 別名:チンチョウゲ、輪丁花●置き場所:日当たりのよい場所に。夏は半日陰に。半日陰でもOKです。●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。水切れに注意が必要です。●用土:水はけがよい土に。赤玉土小粒6、腐葉土4の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜて。(赤玉土小粒2、鹿沼土1、パーライト1の混合土に、「根腐れ防止剤」と緩効性肥料を適量、混ぜています)●肥料:花後にお礼肥を。●剪定:花後に伸びすぎた枝を切るぐらいで、自然に樹形がまとまるそうです。花言葉:甘い生活、光栄、永遠ジンチョウゲ・斑入り春によい香りのある花を開き、春の到来を告げる香りの1つであります!!ジンチョウゲ・輪丁花・沈丁花 H500~700沈丁花(ジンチョウゲ) 白花 プラ鉢植え紺フクリン沈丁花ジンチョウゲ 紺覆輪 ポット入苗 1本
2009.09.04
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超ミニサイズの胡蝶蘭に似た美しい花が、12月~1月頃(その年の天候により異なります)、葉の付け根から、藤のように垂れ下がった花穂に、次々と咲いていきます。お店で低木のハーデンベルギアは、やがてつる状となるそうで、つる性の植物は、羽衣ジャスミンもすでに這わせる場所がないのにと思いながら、紫と白の花色を。 091226 091212 ↑ 晩秋に、あちこちの葉の付け根から、小さな花穂が次々出てきます。ハーデンベルギアの細いつるは、くるくる巻いて行灯仕立てにしやすいのですが、仕上がりを見ると思い出すのは、同じ材料で、友達とできあがりに差があった小学校の図工の作品・・・ 暖地なので、ハーデンベルギアは戸外で越冬します。2年目のピンクはまだ小さかったため、戸外の簡易ビニール温室に入れていても、葉が黄色くなったので、室内に。 ↓ 091231 100105花穂が藤のように見えるので、コマチフジ(小町藤)とも呼ばれています。 ←こちらは胡蝶蘭です。多湿と乾燥が苦手なオーストラリア原産のハーデンベルギアは、鉢が大きくて、梅雨どきに、軒下や明るい日陰に置けませんでしたが、昨年の梅雨を庭で乗り切りました。羽衣ジャスミンは戸外の簡易温室のそばで、毎年越冬させているのに、晩秋から急につるを伸ばして花芽を・・・ ↓ 100105 ↑ 090510春に刈り込んでコンパクトにされても、怒らずに毎年花を咲かせてくれる羽衣ジャスミンです。でも、今年の春は?ハーデンベルギアの鉢植えでの育て方マメ科ハーデンベルギア属、半耐寒性(0℃以上)常緑つる性低木、原産地:オーストラリア、タスマニア別名:コマチフジ(小町藤)●置き場所:日当たりのよい場所に。真夏は半日陰や明るい日陰で。●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。赤玉土小粒6、腐葉土3、パーライト1の混合土などに。●肥料:ほとんど必要なく、花後にお礼肥として緩効性肥料を株元に。マメ科の植物なので、窒素分の多い肥料は葉が茂りすぎて、花が咲きにくくなります。●植え替え:花後4月下旬から6月頃までに、根が鉢底から出たら、一回り大きな鉢に。●剪定: つるが伸びすぎて樹形が乱れたら、開花後、新芽の出る4月中旬頃に。切った枝は挿し穂にできます。 花言葉:過去の愛3359◆しだれる小花【ハーデンベルギア・ピンク5号】【ガーデニング 鉢花】白く柔らかな花が咲きます。ハゴロモジャスミンポット苗羽衣ジャスミン(ハゴロモジャスミン)ポット苗
2010.01.05
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晩春に、黄緑色の小さな4弁花が咲き、枝にびっしり実をつけ、秋になると淡紅色に熟して4つに割れた実から真っ赤な皮におおわれた種子がぶらさがり、葉が散ったあとも枝に残ります。11月11日の誕生花は、冬枯れの庭を彩るつややかな赤い種子、マユミ(真弓、檀)。花(木)の名は、かつて強くよくしなる材で弓が作られたことから名づけられました。漢字の真弓は弓の材に使われたことから、漢字の檀は古くに樹皮で加工した和紙をダンシ(檀紙)と呼んでいたことから表記されています。 花言葉「あなたの魅力を心に刻む」は、秋に枝から垂れ下がる淡紅色の果実の果皮が4つに割れて顔をのぞかせる赤い種子の美しさにつけられたのでしょう。花言葉「艶めき」は、つやのある種子の真っ赤な色のなまめかしさからつけられたのでしょう。 マユミは白い実をつけるシロミノマユミ(白実の真弓)、シロマユミ(白真弓)、葉に斑が入るフイリマユミ(斑入り真弓)、濃い紅色の大きな実をつける紅千石などがあります。秋の果実が白や薄紅、濃紅色をしていても、果皮からのぞく種子はどれも鮮やかな赤い色をしています。ニシキギ科ニシキギ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、韓国、中国別名:ヤマニシキギ(山錦木)、カワクマツヅラ(川隈葛)マユミ(真弓、檀)の花言葉:あなたの魅力を心に刻む、艶めき、真心。マユミ(真弓、檀)の誕生花:10月24日、10月31日、11月11日流通時期:苗木を秋~春に、鉢植えを秋に見かけます。園芸ネット プラス、錦幸園 楽天市場店、GRANDY、SORA、トオヤマグリーン、ガーデン・チコリ 彩乃里、国華園、ガーデニングショップ四季の里、石田精華園 楽天市場店さんにあります。
2014.11.11
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晩春から初夏に、シルバーがかった細い葉の間から伸びた花茎の先に、小さな青紫色の花が萼(ガク)を紫に染めて穂状にたくさん咲きます。7月5日の誕生花は、洗練された香りの女王、ラベンダー。花の名は、ラテン語のLavare(洗う)で、古代ローマで入浴剤として用いられたことから名づけられました。古く薬用に用いられたラベンダーは、ふっくらした短い花穂の頂部の苞がウサギの耳のようなフレンチラベンダーや、葉に櫛歯状の切れ込みがあるフリンジラベンダーだったそうです。イングリッシュラベンダーはイギリスですぐれた香料成分を多く含んだ品種を園芸的に改良したもので、今では品種が多くあります。 花言葉「豊香」は、ドライフラワーにしてから1年以上経っても、振ると立ちのぼる気品高い香りの豊かさにつけられたのでしょう。花言葉「私に答えてください」「沈黙」は、ラベンダーの花の清楚で心地よい香りに、気持ちを落ち着かせる効果があることからつけられています。 1つの花穂で花が5、6輪咲いたときが一番花の香りが強く、香りが長くもつそうです。まだ、夏が涼しかった頃に、軒下で大株になっていたラベンダーから摘んだ花はビンの蓋をあけると今でも香ります。最近は夏に強く、甘い香りのする交配種のラバンディン系のラベンダーがありますが、鉢でも花壇でも梅雨をなかなか乗り越えてくれません。シソ科ラベンデュラ属(ラベンダー属)、耐寒性または半耐寒性(0℃以上)の常緑小低木、原産地:地中海沿岸 ラベンダーの花言葉:私に答えてください、あなたを待っています、期待、疑惑、不信、沈黙、豊香。ラベンダーの誕生花:6月11日、6月24日、7月5日、7月10日、12月3日流通時期:品種により違いますが、春に見かけます。ハーブティー専門店 e-ティザーヌ、トオヤマグリーン、ガーデニングshop岐阜緑園、園芸ネット プラスさんにあります。 サルビア
2015.07.05
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春から夏に、小さな葉をつけて枝分かれした細い茎先に、花弁の上唇が2つに裂けて左右に伸び、下唇が3つに裂けた白い小さな唇形花が次々とあふれるように咲きます。2月29日の誕生花は、たくさん集まって丸くコンパクトに咲くキュートなロベリアの白い花、ロベリア(白)。花の名は、16世紀のフランドル(現在のオランダ南部、ベルギー西部、フランス北部にかけての地域)の医師で植物学者のMatthias de l'Obel(Lobel)にちなんで名づけられました。ロベリアは南アフリカ原産のLobelia erinusを改良した園芸品種で、花色は澄んだ青や空色から紫色までのさまざまな青花と、赤紫や白、二色咲きなどがあります。 ロベリア(白)の花言葉「奥ゆかしい態度」は、白い小花が葉をおおってこぼれるように咲き広がっても、上品で控えめに見える花の姿をたとえたのでしょう。ロベリアはこんもりとまとまって、鉢や花壇の縁が花で埋めつくされるので、他の花との寄せ植えではなく、ロベリアの青や赤紫などの混色で植えられていることが多いです。 ロベリアは草丈が低くボリュームたっぷりの直立性の品種と、ハンギングやグランドカバーに向く這い性の品種があります。どちらも高温多湿の梅雨に入る前までは、花壇でも鉢植えでもよく咲きます。キキョウ科ロベリア属、半耐寒性多年草(秋まき一年草)、原産地:南アフリカ別名:ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)、ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)、ルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)ロベリア(白)の花言葉:奥ゆかしい態度。ロベリア(白)の誕生花:2月29日ロベリア(青)の花言葉:謙譲の美徳。ロベリア(青)の誕生花:11月15日ロベリアの花言葉:いつも愛らしい、謙遜、人目につく、悪意。ロベリアの誕生花:4月11日、5月17日、7月5日、10月30日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。園芸ネット予約店、花苗園芸店なごみ、千草園芸さんにあります。
2020.02.29
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昔よく、服の流行が大阪・神戸より2~3年、東京より5~7年遅れだと言われたように、お花屋さんに並ぶ鉢花のニューフェイスも、少し遅れているような気がしていましたが・・・NHKの趣味の園芸2月号の「育ててみたいオセアニアの植物大集合!」で紹介されている花は、お花屋さんにほとんどありました。 091229 090426 ギョリュウバイは育てやすく、ミントブッシュもなんとかなりそうですが、サザンクロス、初恋草、ボロニアは夏越しに苦戦しています。 090901 090501昨年は雨が多くても涼しかったので、かろうじて夏を越して、初恋草は雪の中。 ↓ 100113 でも、枯れずに咲いています。ワックスフラワーも生き残って、つぼみが膨らんで、もうすぐ咲きそうです。 090321 100110 エレモフィラは一度も夏越ししたことがありません。エレモフィラ・ニベアはつぼみが開く前に雨が降って枯れてしまうので、今度は淡い青紫色の花が咲いている鉢をゲットして、花を楽しんだあと、夏越しをするために育て方を・・・エレモフィラ・ニベアの鉢植えでの育て方ハマジンチョウ科エレモフィラ属、オーストラリア原産の半耐寒性常緑低木別名:ホワイトツリー●置き場所:日当たりのよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いて、枝先がしおれたらたっぷりと。●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。ピートモスがあまり入っていない市販の培養土に、パーライトを少し混ぜて。●肥料:春と秋に、月1回、緩効性肥料を置き肥します。●植え替え:2~3年1回、4~6月に根鉢をくずささないように、一回り大きい鉢に。【送料無料】ホワイトデー専用♪ボロニアピナータ鉢植えギフト季節の花苗ミントブッシュ■新鮮花壇苗■ミントブッシュシルバーリーフ10.5cmポット常緑の低木です★★★コンテナの中心にも★★エレモフィラ★★ニベア★ギョリュウバイ 4寸(1ポット)3470◆【初恋草・ムーンバリモア苗】(花色豊富、蝶のような花♪大きく育って沢山咲くよ♪)【ガーデニング 花苗】10P10Jan25
2010.01.28
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真夏の太陽のように輝くオレンジ色の花が、実家のお隣の塀からこぼれるようにたくさん咲いていました。寿命(少なくても30歳以上)が長く、つるでどんどん伸びて木にからみつくノウゼンカズラは、手に負えないと思っていました。ご近所ウオッチングで、ウィーピングスタンダード仕立て(それでも大きい)のノウゼンカズラが、今、高い支柱にからみついた幹の先端から、垂らすようにつるをのばして、花が数輪咲いています。真夏には、重なり合うように花がたくさん咲き、実にみごとです。ヒメノウゼンカズラ(姫凌霄花)やアメリカノウゼンカズラは、鉢で育てられるそうです。あっ、しまった! ヒメノウゼンカズラは室内で冬越し。もう室内には置き場所が・・・ ↓ ↑平安時代の貴族が鑑賞した凌霄花?凌霄花は、つるが木にからみつき、天空「霄=そら」を凌ぐ「凌=しのぐ」ほど高く登るつる性の木で、中国から平安時代に渡来したそうです。ノウゼンカズラ(凌霄花)ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属、中国原産の耐寒性落葉性つる植物別名:トランペットフラワー花言葉:名誉、栄光、名声、華のある人生、女性らしい、華やかなアメリカノウゼンカズラノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属、北米原産の耐寒性落葉つる植物ヒメノウゼンカズラノウゼンカズラ科ヒメノウゼンカズラ属、南アフリカ原産の非耐寒性常緑半つる性低木プロの仕立てはきれいです。 ↓ピンクノウゼンカズラ(鉢植え) 【2009年6月11日入荷商品】【FGP0613_5】ノーゼンカズラ(アメリカノウゼンカズラ)10号鉢植え
2009.06.20
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初夏から夏に、厚い線形の葉の間からまっすぐ伸びた太い茎先に、大きな純白の漏斗形の花が10数輪、横向きに次々と咲きます。 7月17日の誕生花は、夏の浜辺で咲くハマユウ(浜木綿)の仲間、インドハマユウ(印度浜木綿)。花の名は、インド原産で葉がハマユウに似ていることからつけられ、ハマユウは白い花が木綿(コウゾの樹皮を細く裂いてつくった繊維)を垂らしたように見えることから名づけられました。明治初期に渡来したインドハマユウは最近、同定に誤りがあったことが判明し、呼び名がアフリカハマユウに、学名がCrinum latifoliumからCrinum bulbispermumに改められたそうです。 インドハマユウはハマユウと同じ花言葉がつけられています。花言葉「汚れがない」は、純白の清楚な花の姿からつけられています。ハマユウの花言葉「どこか遠くへ」は、浜辺に多く見られ、大きなタネが軽く水を通さないので、波に運ばれて、どこへでも流されていくことからつけられています。インドハマユウも浜辺で自生しているそうで、タネがハマユウのように流されていくかどうかはわかりませんが、堂々として見ごたえのある花の姿と花の名が遠い国に誘ってくれます。 子供の頃からインドハマユウの名に親しんでいるので、公園の白い花の名がアフリカハマユウに変わっても以前の名で呼んでいます。友人の家では折れ曲がっている光沢のある緑の長い葉が、公園では葉先を短く切られていました。近くの畑などで、ピンク色の花も見かけます。ヒガンバナ科ハマオモト属、海浜多年草、原産地:南アフリカ別名:アフリカハマユウ(阿弗利加浜木綿)インドハマユウ(印度浜木綿)の花言葉:どこか遠くへ、あなたを信じます、汚れがない。インドハマユウ(印度浜木綿)の誕生花:7月17日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ACID NATURE 乙庭、小森谷ナーセリー 楽天市場店さんにあります。 クリナム ハマユウ
2014.07.17
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一年中、地下茎からまっすぐ伸びた茎は緑色で表面がザラザラして堅く、節がいくつもあり、夏に茎先に花(胞子)を咲かせることがあります。9月25日の誕生花は、古くは砥石の代わりだったシダ植物、トクサ(砥草、木賊)。花の名は、砥石になる草、砥ぐ草に由来し、茎の表面に珪酸(けいさん)を含み、表面がざらざらして堅くなった茎で木工品や爪などを磨いたことから名づけられました。花言葉「非凡」は砥石のように物を磨くことができるところからつけられています。江戸時代の大奥の女性や明治の音楽家の滝廉太郎はトクサで爪を磨いていたそうです。 トクサはスギナの仲間、ツクシの頭の部分に似ている?春に伸びた若々しい緑の茎の節々に、退化したギザギザの葉(葉鞘)が残っていますが、茎が深い緑になると、葉鞘(ようしょう)が落ちて節だけが残ります。春から夏頃に、たまに茎先に胞子嚢穂(胞子を形成する袋状の構造をした穂)を見かけることがあります。 花言葉「率直」は、葉もなく茎が枝分かれしないでまっすぐ管状に伸びていく姿につけられたのでしょう。台風の強い風などに折れると、折れた下の節から、茎が枝分かれすることもあります。トクサ科トクサ属、常緑性シダ、原産地:日本、中国北部、シベリア、ヨーロッパ、北アメリカなどトクサ(砥草、木賊)の花言葉:率直、非凡。トクサ(砥草、木賊)の誕生花:9月25日流通時期:ポット苗を晩春~夏に見かけます。産直花だん屋、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、GRANDY、タカハシグリーンショップさんにあります。 リンゴ
2012.09.25
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先日の「前日の最低気温が翌日の最高気温になる」という急激な気温変化に、固いつぼみのレースラベンダーを室内に取り込むとすぐ、つぼみがほころんで咲きました。高温多湿に弱いレースラベンダーは、毎年夏越しの心配がなくなった10月中旬にも、ごく小さなつぼみを持って、お花屋さんに登場します。切れ込みのある葉がふんわりと広がって、雪模様に編まれたレースのようです。 ↓ 091105 ↑室内で冬越しする植物はコンパクトにして、カゴで取り込んだので、また暖かくなったら、もう少し寒くなるまで、カゴのままベランダに出しておきます。レースラベンダーは四季咲性が強く、環境が良ければ真夏、冬をのぞいて長く楽しめるそうですが、こちらはただいま環境の改善を要求中? ↓ ←ちょっと刈り込んでみました。 090808 ↑ 090901 ラベンダー ブルーエンジェルは一度も咲いたことがありません・・・ラベンダーが邪魔になるほど大株に育ち、花を摘んでポプリにしたのが今は夢のようで、ご近所の花壇でも見かけなくなって、何年も経ちます。レースラベンダーの植木鉢での育て方シソ科ラバンデュラ属、耐寒性または半耐寒性(0℃以上)の常緑低木、原産地:カナリア諸島(ピンナタ種)、地中海沿岸(ムルチフィダ種)別名:ピターナラベンダー、ファーンラベンダー●置き場所:日当たり、風通しのよい場所に。真夏は半日陰の風通しのよい場所で。●水やり:鉢土の表面が乾いてからたっぷりと。●用土:市販のハーブの土に、または水はけのよい土に。赤玉土小粒5、腐葉土3、川砂2の混合土などに。●肥料:春と秋に2~3回、化学肥料を。●冬越し:霜のあたらない場所で花言葉:期待、あなたを待っています、沈黙【レースラベンダー 3寸ポット】【花苗市場】 花苗・レースラベンダー・ 3.5寸24入り・香りも楽しみ♪レースラベンダー ハーブ苗 9vpレースラベンダー(3~3.5号)
2009.11.06
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春から夏にかけて、ギザギザがある葉のわきに、黄色い5弁花が咲き、黄緑色の萼片が反り返って赤く色づき、おしべが残る中心の盛り上がった赤い花床に、熟すと黒くなる果実がつきます。11月18日の誕生花は、赤い花床に黒い実のミッキーマウスノキ、オクナ・セルラタ。花の名(学名Ochna serrulata)は、属名が古代ギリシャ語のochne(野生の梨)で、葉が似ていることから、種小名がラテン語の鋸歯で、葉の縁にギザギザがあることからつけられたそうです。別名のミッキーマウスノキ(ミッキーマウスの木)は、黒い実がディズニーの人気キャラクター、ミッキーマウスの目や鼻に、花後に残るおしべがヒゲのように見えることからつけられています。 花言葉「陽気」「快活」は、別名どおりの果実の形から陽気で快活なミッキーマウスを連想してつけられたのでしょう。花言葉「心躍る」は、花が咲き終わったあと、長い花柄に黄緑色の萼片が赤くなり緑色の実が熟して黒くなる果実がミッキーマウスの形になることを期待してつけられたのでしょうか。花言葉「楽しい」は、長い花柄の先に黄色い花と真っ赤な花床の緑や黒い実が入り混じる姿からつけられたのでしょう。英名はカーニバルブッシュだそうです。 暖地なので、戸外のビニール温室やガラス温室で冬越しできますが、戸外で冬越して葉を落とすと花が咲かず、室内で冬越しさせた年は花が咲きます。オクナ科オクナ属、非耐寒性常緑低木、原産地:南アフリカ別名:オクナ、ミッキーマウスツリー、ミッキーマウスプラントオクナ・セルラタの花言葉:陽気、快活、楽しい、心躍る。オクナ・セルラタの誕生花:11月18日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。ガーデン工房地Q園、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。 ポインセチア・プリンセチア
2013.11.18
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ホームセンターで、赤い花のルリマツリと勧められて、初夏から秋にかけて、涼しげによく咲く青や白のルリマツリの花の中にと、ポット苗を連れ帰ってから、4年目にやっと花が咲きました。アカマツリ(プルンバーゴ・インディカ)は「ちょっと寒い日が続くと地上部が枯れ、5~6月に暖かい日が続くと芽が出て、花が咲く頃は秋になり、地上部が枯れる」を繰り返していました。 アカマツリの葉は、ルリマツリより大きく楕円形で、長さ10cmほどになります。 ↓ 090720 091030 091118昨年は梅雨明けの遅れた涼しい夏が幸いしたようで、コンパクトにして冬越し準備中の発泡スチール箱に入れておいたら、花径を伸ばしていました。アカマツリ(プルンバーゴ・インディカ)は、細い花茎を30~50cmほどに長く伸ばしながら、ルリマツリ(プルンバーゴ)そっくりの形をした花を、穂状に咲かせます。 アカマツリの花は、ルリマツリの花手まりではなく、とんがり帽子です。 ↓ 091122 091122 091204 アカマツリは15℃以上あれば開花するそうで、冬中室内で、細い花茎を何本も伸ばして、次々と花を咲かせていました。 毎年一番早く咲く白のルリマツリ ↓ 100409 100611 100611 アカマツリも今年は葉があり、早く元気を取り戻しそうなので、夏に青や白のルリマツリの鉢と並べて、花の競演が楽しめるといいな・・・。プルンバーゴ・インディカ(アカマツリ)の鉢植えでの育て方イソマツ科プルンバーゴ(ルリマツリ)属、非耐寒性常緑小低木(多年草)、原産地:アジア南部、東インド●置き場所:日当たりがよい場所に。半日陰でも育ちます。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。●肥料:春~秋に2ケ月に1回、緩効性肥料を。●植え替え: 鉢底から根が出たら、一回り大きな鉢に。●花言葉:― 【セットでお得な価格】選べるブルー&ホワイト3.5号鉢x4鉢 ルリマツリ プルンバゴ4鉢セット Plumbago auriculata 【日比谷花壇】【送料無料】「ルリマツリ」暑さ大好きルリマツリ(プルンバゴ)1株
2010.06.12
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早春に細かく切れ込んだ羽状の葉が開くと、白い毛でおおわれた花茎を伸ばし、暗赤紫色の六弁花が数輪うつむき加減に咲いたあと、毛足の長い羽毛状のタネが固まってつきます。3月7日の誕生花は、長い冠毛が風に揺れる味わい深い山野草、オキナグサ(翁草)。花の名は、花後にめしべが長く伸びてつくる白い毛のある実が老人(翁)の白髪にたとえられて名づけられました。 花言葉「裏切りの恋」「告げられぬ恋」は、可憐な花が白い毛で包まれていて、盛りを過ぎると上を向き、白髪頭の老人(翁)になるところからきているのでしょうか。花言葉「何も求めない」は、晩春から初夏にかけて、風に乗って散り散りに飛んでいく、綿毛つきのタネのいさぎよさからつけられたのでしょう。花言葉「清純な心」は、清純な乙女が恥じらうかのようにうつむいて咲く花の控えめな美しさからつけられています。 オキナグサは花の盛りがすぎると、花茎を伸ばして上を向き、やがて花びらを落とし、めしべが伸びて実が見えるようになり、白い毛が風になびき、羽毛状になります。オキナグサはここ数年、花の咲くとき雨が多く、タネの数が少ないのですが、天候に恵まれるとふさふさと真っ白になります。海外からのオキナグサの仲間は色彩が豊かで、紫や白、黄、ピンクなどの花色があります。キンポウゲ科オキナグサ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、朝鮮別名:フデクサ(筆草)、ハクトウオウ(白頭翁)、ゼガイソウ(善界草)オキナグサ(翁草)の花言葉:奉仕、何も求めない、清純な心、告げられぬ恋、裏切りの恋、背徳の恋。オキナグサ(翁草)の誕生花:2月5日、3月7日、4月27日流通時期:花芽つき苗を早春に見かけます。charm 楽天市場店、千草園芸、e-フラワー、園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、緑の風yamashoku、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。
2014.03.07
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梅雨の頃、雨に濡れながらも、よく枝分かれした枝先の濃緑色の光沢のある葉の上に、厚い花弁を幾重にも重ねた純白の花が甘い香りを漂わせながら咲きます。6月28日の誕生花は、純白の八重咲きのオオヤエクチナシ(大八重梔子)、ガーデニア。花の名(属名)は、アメリカの植物学者Alexander Gardenにちなんで名づけられました。 ガーデニアは、一重咲きのクチナシが欧米に渡って改良された大輪の八重咲きの花で、男性が女性をダンスパーティに誘うときに贈り、ウエディングブーケに使われています。花言葉「この上なく幸福」は、ダンスに誘われたときの女性やウエディングブーケを手にしたときの花嫁の気持をたとえたのでしょう。花言葉「優雅」は、大輪のバラの花のように開いていく甘い香りのする花の気品のある美しさにつけられています。 花が小さい斑入りクチナシ小さな鉢植えのときからよく花が咲き、公園の生垣は花後に切り戻され、樹高はほとんどかわらず毎年花がいっぱい咲き、甘い香りが辺りに広がっています。八重咲きのガーデニアはおしべが花弁に変化しているので、結実しませんが、一重のクチナシは6本の萼(ガク)片のなごりがついた実がなり、秋に赤褐色に熟します。アカネ科クチナシ属(ガーデニア属)、耐寒性常緑低木、原産地:日本、中国、東アジアクチナシ(梔子)の花言葉:沈黙、私は幸せ者、とても幸せです、この上なく幸福、優雅、洗練、清潔、喜びを運ぶ。クチナシ(梔子)の誕生花:3月16日、3月18日、3月19日、6月7日、6月14日、6月28日、6月30日、7月7日流通時期:鉢花を春~初夏に見かけます。千草園芸、バラ苗・野菜苗・さいじょう緑花、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ガーデンタウン、とろばと、トオヤマグリーン、ガーデニングショップ四季の里さんにあります。
2013.06.28
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早春になると葉に先立って、細長い鐘型で深く四つに裂けた濃い黄色の花が次々と枝いっぱいに咲き、花が終わる頃から緑の葉が伸び出すので、満開のときには葉が少し混じっています。1月10日の誕生花は、春を告げて咲く黄色の花木、レンギョウ(連翹)。花(木)の名は、トモエソウ(大連翹)やオトギリソウ(小連翹)を指す漢名の音読みで、渡来した時にレンギョウの実が連翹として売られ、誤用されたという説があります。別名のレンギョウウツギ(連翹空木)は、枝の中が空洞なことから、本来の連翹(トモエソウ)と区別してつけられたそうです。 花言葉「希望の実現」「叶えられた希望」は、輝かんばかりの黄色い小花を枝いっぱいに咲かせて、希望に見立てた春の訪れを伝えてくれることからつけられています。花言葉「集中力」は、鮮やかな黄色い花がいっせいに咲き、枝にびっしりと花をつけることからつけられたのでしょう。 レンギョウの名は、翹が昔の女性の髪飾りの一種で、果実をよく見ると翹が重なっているように見えることからつけられたという説もあります。でも、レンギョウの輝くような花はご近所や公園などあちこちで見かけますが、なぜか実をつけている枝を見たことがありません。(雌雄異株で雌株ばかり?)中国原産のレンギョウの仲間には、枝が斜上するシナレンギョウ、枝が枝垂れるチョウセンレンギョウ、花期が遅いヤマトレンギョウなどがあります。モクセイ科レンギョウ属、耐寒性落葉低木、原産地: 中国、朝鮮半島、日本別名:レンギョウウツギ(連翹空木)レンギョウ(連翹)の花言葉:希望、叶えられた希望、希望の実現、集中力。レンギョウ(連翹)の誕生花:1月10日、1月24日、2月12日、3月22日、4月8日流通時期:秋~早春に見かけます。園芸ネット プラス、インターフェース市、花ひろばオンライン、ガーデンタウン、川口BONSAI村、花と緑、e-フラワー、トオヤマグリーンさんにあります。
2014.01.10
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早春から初夏まで、よく分枝した茎についた小さな葉の間から細い花茎をすっと伸ばして、輝きのあるオレンジや黄色の花が日に当たると咲き、日が沈むと閉じます。4月7日の誕生花は、きらきら輝くブリリアントカラーのきれいな花、ディモルフォセカ。花の名は、ギリシャ語のdi(2)とmorhos(形)とtheca(箱)で、筒状花と舌状花で種子の形が異なり、1輪の花の種子に2種類の形があることから名づけられました。別名のアフリカキンセンカ(アフリカ金盞花)は、アフリカ原産で花がキンセンカに似ていることからつけられています。 花言葉「元気」は、さんさんと降り注ぐ太陽を浴びて花を次々と咲かせることからつけられています。花言葉「富」「豊富」は、オレンジ、黄、白の金銀を思わせる花色の花が次々と華やかに咲くことからつけられたのでしょう。 ピンクや赤紫の花はディモルフォセカのネームタグがついていましたが、よく似た花を咲かせる近縁のオステオスペルマムとの交配種であることが多いそうです。ディモルフォセカは夏の暑さに弱く、夏越しできませんが、花弁の中央がくびれたスプーン咲きの白と紫のオステオスペルマムは何年も咲き続けています。キク科ディモルフォセカ属、半耐寒性一年草、原産地:南アフリカ別名:アフリカキンセンカ(アフリカ金盞花)、ケープ・マリーゴールドディモルフォセカの花言葉:元気、すこやかな人、富、豊富。ディモルフォセカの誕生花:2月21日、4月7日、4月20日流通時期:冬~早春に見かけます。ガーデン工房地Q園、はなや IchiJin‘いちじん’さんにあります。 オステオスペルマム 母の日ギフト
2014.04.07
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