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晩秋から冬にかけて、からまりあって伸びていくつるの葉のわきから出した花柄の先に、長い花筒の先が黄色く反り返った鮮やかな赤い花が1輪ずつ咲きます。11月26日の誕生花は、冬を彩る花のイルミネーション、マネッチア(マネッティア)。花の名は、18世紀のイタリアの植物学者Saverio Manettiにちなんで名づけられました。英名のfirecracker vine(ファイアークラッカー バイン)は、パチパチと炸裂する爆竹を連想させることからつけられています。別名のアラゲカエンソウ(荒毛火焔草)は、荒い毛の生えた花の形がロウソクの炎を連想させることからつけられていています。 花言葉「たくさん話しましょう」は、炸裂する爆竹を連想させる赤と黄の花のおしゃべりのにぎやかさ、けたたましさを表したものだそうです。花言葉「楽しい語らい」は、花筒の先が反り返った赤い花が口をパクパクさせて楽しく話しているように見えることからつけられたのでしょう。 鉢花のマネッチアは室内でつるがどんどん伸びて、クリスマスの頃にはクリスマスツリー仕立てがすっかり乱れた姿になりましたが、年明けても次々と咲いていました。暖地なので、大きくなって室内に取り込むのをためらった鉢植えが戸外で花を咲かせています。アカネ科マネッチア(マネッティア)属、非耐寒性つる性多年草、原産地:熱帯アメリカ別名:カエンソウ(火焰草)、アラゲカエンソウ(粗毛火焔草、荒毛火焔草)、ファイアークラッカーバインマネッチア(マネッティア)の花言葉:名声、たくさん話しましょう、楽しい語らい。マネッチア(マネッティア)の誕生花:11月9日、11月26日、12月30日流通時期:鉢花を秋~冬に見かけます。ガーデニングshop岐阜緑園、フラワーショップ「パレット」、フラワーギフト花樹有さんにあります。 クリスマスツリー仕立て
2014.11.26
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晩春に、黄緑色の小さな4弁花が咲き、枝にびっしり実をつけ、秋になると淡紅色に熟して4つに割れた実から真っ赤な皮におおわれた種子がぶらさがり、葉が散ったあとも枝に残ります。11月11日の誕生花は、冬枯れの庭を彩るつややかな赤い種子、マユミ(真弓、檀)。花(木)の名は、かつて強くよくしなる材で弓が作られたことから名づけられました。漢字の真弓は弓の材に使われたことから、漢字の檀は古くに樹皮で加工した和紙をダンシ(檀紙)と呼んでいたことから表記されています。 花言葉「あなたの魅力を心に刻む」は、秋に枝から垂れ下がる淡紅色の果実の果皮が4つに割れて顔をのぞかせる赤い種子の美しさにつけられたのでしょう。花言葉「艶めき」は、つやのある種子の真っ赤な色のなまめかしさからつけられたのでしょう。 マユミは白い実をつけるシロミノマユミ(白実の真弓)、シロマユミ(白真弓)、葉に斑が入るフイリマユミ(斑入り真弓)、濃い紅色の大きな実をつける紅千石などがあります。秋の果実が白や薄紅、濃紅色をしていても、果皮からのぞく種子はどれも鮮やかな赤い色をしています。ニシキギ科ニシキギ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、韓国、中国別名:ヤマニシキギ(山錦木)、カワクマツヅラ(川隈葛)マユミ(真弓、檀)の花言葉:あなたの魅力を心に刻む、艶めき、真心。マユミ(真弓、檀)の誕生花:10月24日、10月31日、11月11日流通時期:苗木を秋~春に、鉢植えを秋に見かけます。園芸ネット プラス、錦幸園 楽天市場店、GRANDY、SORA、トオヤマグリーン、ガーデン・チコリ 彩乃里、国華園、ガーデニングショップ四季の里、石田精華園 楽天市場店さんにあります。
2014.11.11
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夏から晩秋まで、細長い楕円形の葉をつけてまっすぐ伸びた花茎の先に、真っ赤に燃える炎のような小さな花が次から次へとわき上がるように咲き続けます。11月27日の誕生花は、キャンドルタイプのケイトウ(鶏頭)、セロシア。花の名は、ギリシャ語のkeleos(燃えた)で、燃えるような赤い花色や炎のような花の姿から名づけられました。セロシアはケイトウ属の総称で、園芸ではピンクの熱帯アジア原産のノゲイトウ(野鶏頭)の園芸品種を指すそうです。ノゲイトウ(学名Celosia argentea)の種小名argentea(銀白色の)は、花が咲き終わると銀白色になることからつけられています。 花言葉「幼時からの友情」は、小さな赤い花房が咲き終わって銀白色になっても寄り添いあう姿からつけられたのでしょうか。セロシア キャンドルの花言葉「希望の灯」は、ろうそくの炎のような花の姿からつけられたのでしょう。 セロシア モコモコモンスターは原種に近いタイプで、花色が赤から銀白色へと変化します。セロシア キャンドルは花芽が多く、コンパクトなタイプや花穂が小さくかわいいタイプなど、バラエティ豊かな品種があり、花がら摘みや切り戻しで、次々と咲きます。ヒユ科ケイトウ属、非耐寒性多年草、原産地:熱帯アジア別名:ノゲイトウ(野鶏頭)セロシアの花言葉:お洒落、情愛、幼時からの友情、行動的。セロシアの誕生花:11月11日、11月27日流通時期:ポット苗を晩春~秋に見かけます。園芸ネット プラスさんにあります。寄せ植え シダレウメ
2015.11.27
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春から夏に、よく枝分かれした茎先や丸みを帯びた肉厚の針状の濃緑色の葉のわき(葉腋)から伸びた花柄の先に、ごく小さな白い五弁花が咲きます。誕生花のない花は、タネを靴裏につけて運んでもらうたくましい草、ツメクサ(爪草)。花の名は、先が尖った細長い葉が鳥の爪に似ていることからという説と、葉の形が切った爪に似ていることからという説があります。別名のホタルグサ(蛍草)は、蛍が現れる清流の近くに生えていて、蛍がよく羽を休めていたことから呼ばれています。 花言葉「小さな爪痕」は、地にはりつくように生え、細く尖った爪のように見える葉をつけて細い茎が四方に枝分かれして匍匐していく様子からきているのでしょうか。雑草手帳の本に、ツメクサ(詰草)と同じ花言葉の「勤勉」がありますが、ツメクサはアスファルトの隙間では冬もつぼみが見られ、つぼみの中で自家受粉を行っているとのことで「勤勉」かな。 ツメクサの花は5枚の萼片の間に、5枚の切れ込みのない花弁がつき、5本の花柱と5~10本ほどのおしべを突き出していますが、ミクロな花ですので目につくのは白い花弁だけです。ツメクサはいつしか鉢植えの中で咲くようになり、かわいい白い花に抜くのをためらっていたら、鉢仕舞いをほぼ終えたときに花壇や通路などに一気に広がってしまいました。ナデシコ科ツメクサ属、耐寒性一年草、原産地:日本別名:ホタルグサ(蛍草)、タカノツメ(鷹の爪)ツメクサ(爪草)の花言葉:小さな爪痕。ツメクサ(爪草))誕生花:―流通時期:―ツメクサ
2024.04.10
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夏から晩秋まで、よく分枝した枝先の先がとがった長楕円形の葉のわきに、夕方から細長い筒状の先端が星形に開き始め、夜になると緑がかった黄白色の小さな花が甘く香ります。誕生花のない花は、夜咲く香り高い花、ヤコウボク(夜香木)。花の名は、夜に強い香りがする花が咲く木から名づけられました。別名のヤコウカ(夜香花)も、夜に開く花がよく香ることからつけられています。 花言葉「高貴な心」は、かつて貴族のたしなみだった香りのように、目立たず夜に咲く花の遠くから漂う存在感のある香りからきているのでしょうか。ヤコウボクの花は朝に閉じて、夕方開くことを数日繰り返すので、垂れ下がった枝先で咲く花は夕闇に白く流れて散る花火のようにも見えます。 以前庭では、夏の夕方に水やりをする頃から咲き始めて、夜に東の窓を開けると香りが届き、南の縁台近くに鉢を置くと、窓を閉めるまで香りが漂っていました。エアコンをつけて窓を閉め切った今では裏の勝手口で花を咲かせて、ドアを開けるとよい香りが入ってきます。ヤコウボクは高温多湿を好み、夏越しの心配はなく、暖地では冬も戸外で何年も場所をかえて過ごしています。ナス科キチョウジ属、半耐寒性常緑低木、原産地:西インド諸島別名:ヤコウカ(夜香花)ヤコウボク(夜香木)の花言葉:高貴な心。ヤコウボク(夜香木)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。園芸ネット プラス、花 ガーデニングshop岐阜緑園、花と緑の専門店 土っ子倶楽部さんにあります。 ジャスミンエンジェルウイング
2019.06.03
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ちょっとした場所に飾れるミニポインセチアを目で探していたら、「クリスマスカラーでいっぱい」と、お花屋さんもずらっと並んだ赤と緑の色鮮やかな鉢花を見ながら、笑いました。ミニポインセチアは草丈が10cmほどでも、濃い緑の葉に真っ赤な苞(ほう)はポインセチアと同じように美しく、苞の色もピンクや黄、白にピンクの混ざったマーブルなどがあります。 斑入りの葉も。 茎先に花弁のない花が咲きます。 ↓ ↓ 091123 091206 ポインセチアは寒さには弱く、ガーデニングを始めた頃は室内で冬を越せなかったのに、苞の色と形が定番のポインセチアが初めて冬越しして、クリスマスに真っ赤になっていました。ミニポインセチアも室内で冬越ししてくれると思っていましたが、残念ながら春まで持ちこたえてくれませんでした。 091226 100926 101114ミニポインセチアがお花屋さんに並ぶのは、もう少し先のようで、苞が丸くカールしてバラのように見える新しい品種ウィンターローズのように、ユニークな品種があるといいな・・・定番のポインセチアはそのまま育てて今年も大きくなり、苞が赤く色づき始めましたが、5月の剪定、7月の間引き剪定や摘心をしなかったので、バランスが悪く・・・ミニポインセチアが今年も冬越ししてくれなかったら、来年は定番の丈夫なポインセチアで、スタンダード仕立てに挑戦・・・ポインセチアの鉢植えの育て方トウダイグサ科ユーフォルビア属、非耐寒性常緑性低木、原産地:メキシコ、中央アメリカなど別名:ショウジョウボク(猩々木)●置き場所:春~秋は日当たりのよい場所に。真夏は風通しのよい半日陰で。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:観葉植物専用の土に。赤玉土5、腐葉土3、ピートモス1の混合土に、緩効性肥料を適量混ぜて植えています。●肥料:春と秋に月1回、緩効性肥料を置き肥します。●植え替え: 5月頃に剪定して、一回り大きい鉢に。花言葉:祝福、私の心は燃えている(観)おまかせミニポインセチア 2号(1鉢)【陶器製鉢カバー付き】 【あす楽対応_関東】クリスマスギフト【日比谷花壇】「ポインセチアのツリー」クリスマスミニツリーも入ってる!【送料無料!Xmasの寄せ鉢 ポインセチアとチェッカーベリー】 【10P24nov10】【ポイント5倍開催中】 クリスマスツリー ポインセチア レッド 85cm 【2010イルミ_indoor】サントリーフラワーズの新商品!【送料無料!プリンセチア ピンクの寄せ鉢】 【10P24nov10】
2010.11.20
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冬に、縁が赤っぽくなった多肉質の葉の間からつぼみをのぞかせて、花茎を伸ばしながら、花びらの先がほんのりピンクに染まった白花や淡いピンクの小さな星形の五弁花がまとまって咲きます。12月22日の誕生花は、硬貨を幹につけて楽しむカネノナルキ(金の成る木)、カゲツ(花月)。花の名は、園芸品種名で、愛らしい花が茎先に多く集まり丸い月のように球状に咲くことから名づけられたのでしょうか。別名のカネノナルキ(金の成る木)は、新芽に穴あき硬貨(5円玉)を差し込むことを何年か繰り返すと、枝に硬貨がいっぱいついて、お金がなっているように見えることからつけられています。 花言葉「一攫千金」は、英名のdollar plant、別名の金の成る木から連想してつけられたのでしょう。花言葉「幸運を招く」は、お金に不自由することのない幸せを呼んでくれるような気がする淡いピンクの星形の花が枝いっぱいに咲くことからつけられたのでしょうか。カネノナルキは花の咲きやすいタイプ(華花月)、花の咲きにくいタイプ(花月、紅花月、艶姿)、めったに花が咲かないタイプもあるそうです。 花の咲きにくいタイプのカゲツが室内で冬越しさせられない大きさになって、知人に差し上げて10年、まだ花を咲かせていないのですが、もうそろそろ花の見られる開花年数になりました。ベンケイソウ科クラッスラ(アズマツメクサ)属、半耐寒性多肉植物(常緑低木)、原産地:南アフリカ別名:カネノナルキ(金の成る木)、フチベニベンケイ(縁紅弁慶)、ナリキンソウ(成金草)カゲツ(花月)の花言葉:一攫千金、幸運を招く、富、不老長寿。カゲツ(花月)の誕生花:1月25日、2月29日、12月22日流通時期:鉢花を秋~冬に見かけます。千草園芸、遊恵盆栽 楽天市場店、ガーデン工房地Q園、花と雑貨のABC、緑の風yamashoku、日本花卉ガーデンセンター、土っ子倶楽部、優生活さんにあります。
2013.12.22
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濃い黒紫色の萼(ガク)から3~5cmほどの濃い青紫色の大きな口をあけて、歌っているような独特の花は、夏の訪れと秋の終わりを告げて、長い間咲き続けます。サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)は地植えで草丈1.5mほどの大株になって、10年ほど咲いていましたが、屋根の葺き替え時に足場になり、西側の狭いスペースに移しました。 090502 100609 100706ご近所ウォッチングで、同じ草丈のチェリーセージとの寄せ植えが何年も見事に咲いているのでマネしましたが、サルビア・ガラニチカは1~2年で枯れそうになり、少しずつ移動して、離れ離れに。 サルビア・ガラニチカは地下茎を伸ばして広がりたがるので、狭い場所は嫌いらしいです。 唇形の大輪の花は何を叫んでいるのかな、コーラスしているのかな・・・ ↓ 100729 100729 100729 ↑ 一通り咲き終わって、草丈を半分ぐらいに切り戻すと、また咲きます。花の美しい宿根サルビアはセージという別名もありますが、多くの種類は食用に適さず、メドーセージもハーブとして、ティーなどには不向きです。 萼からのぞいたつぼみが大きくなって、長く伸びたおしべとめしべが顔をのぞかせて、花びらが上下に開きます。サルビア・ガラニチカの花色は薄紫と白があり、サルビア・ブルースカイは萼が黄緑色で薄紫の花を咲かせます。サルビア・ガラニチカの育て方シソ科アキギリ属、南米原産の耐寒性・耐暑性多年草別名:アニスセンテッドセージ、マジェスティックセージ、メドーセージ (本来はサルビア・プラテンシスを指すとのこと)●植え場所:日当たりのよい場所に。●用土:水はけのよい土に。(極端に乾いたり湿っていたりする場所でなければ、気にしなくても大丈夫です)●肥料:春と秋に緩効性肥料を。●冬越し:暖地なので、日当たりのよい軒下で冬越ししています。●剪定:花が咲き終わったら切り戻しをします。枝が木質化すると、花つきが悪くなります。下から新しい枝が伸びてきたら、徐々に新しい枝に更新していきます 。サルビアの花言葉:燃ゆる思い、知恵、尊重サルビア ガラニチカ(メドーセージ)4号鉢Salvia guaranitica2010/07/17入荷!濃い青紫の花弁と黒色の萼とのコントラストが美しい。晩秋までずっと花を咲かせ続けます。サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)【3号・9cmポット】【花苗】サルビアブルースカイ3.5寸【FGP0729_5】【FGP0802_5】【FGP0806_5】
2010.07.30
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秋の花が咲き終わる頃、きらめくように咲き出して晩秋の庭を彩り、古くから愛されてきた香り高い秋の代表花キクには、赤や黄、白などの花色にも花言葉がつけられています。11月27日の誕生花は、香りよく食べてよく愛も伝えてくれる赤いキク。花の名は、1年の最後に咲くことから「究極、最終」を意味して名づけられた漢名の菊の音読みで、菊の花弁を米に見立て、散らばった米を1ヶ所に集めるという意味があるそうです。 赤いキクの花言葉「愛しています」は、燃えるような赤ではないけれど、愛や情熱のイメージのある赤の花色から連想してつけられたのでしょう。薄い赤紫色の食用菊 もってのほか は、花びらに独特の甘さとほろ苦さ、ほのかな香り、しゃきしゃきとした歯ごたえがあり、秋にしか味わえないエディブルフラワー(食用花)です。 菊花展 三段仕立て最近はあまりかまってもらえないキクですが、季節になると海外から次々と入ってきて晩春から晩秋までよく咲く花に負けず、きれいに咲いていました。キク科キク属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国 別名:イエギク(家菊)、サイバイギク(栽培菊)キク(赤)の花言葉:愛情、愛しています、真の愛。キク(赤)の誕生花:10月1日、11月27日、12月13日流通時期:ポット苗を晩春から、鉢花を晩夏~晩秋に見かけます。クリスマスの寄せ植え
2012.11.27
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咲きかけなのに、連れ帰ったら咲いてくれない福寿草。暖地だから、夏越しがむずかしいのはしかたないけれど、花が見られないのはなぜと思いながら、今年もお花屋さんで、福寿草に手が・・・これだけつぼみがあれば、どれかが咲くと、小さなつぼみがたくさんついているのに、目がくらんで、タグの「フキタンポポ ~春のおとづれ~」が目に入りませんでした。家に帰って記念撮影をしようと、タグを取ったら、「フキタンポポ」でした。 ↓ 091126 091128 ↑ 091130 花は日が当たると開いて、夕方になると閉じています。 つぼみは福寿草の小さいつぼみに似ていましたが、フキタンポポの黄色い花はあまり福寿草に似ていないようです。 091130 091202 タンポポ12月になったら、福寿草がお花屋さんに並んでいましたが、毎年お正月前に、咲きかけの福寿草を連れ帰るので、なじみのお花屋さんにお願いして、写真を写させてもらいました。 ↓ ←091202 福寿草のつぼみ ↑ 角館武家屋敷の福寿草 タンポポに似た黄色い花で、花後に出てくる葉がフキに似ていることから、フキタンポポと名づけられたそうです。 フキタンポポのタグの育て方キク科フキタンポポ属(カントウ属)、耐寒性多年草、原産地:中国~欧州、アフリカ北部別名:カントウ(款冬)●日当たりと排水の良いところを好みます。●水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと。●市販の肥料を適量与えてください。ポイント:花が咲き終わったら、土をくずさないようにして、一回り大きな鉢に植え替えます。花言葉:公正な裁き【お歳暮・お年賀】フキタンポポの苔玉再入荷福寿草 撫子 ポット入苗 1芽(予約販売 12月中旬頃入荷予定)福寿草(フクジュソウ)「秩父紅」の苗Adonis amurensis福寿草(フクジュソウ)「三段咲き」の苗Adonis amurensis
2009.12.03
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初夏から梅雨の終わり頃に、よく枝分かれした細い枝の葉のわきに、小さな白い五弁花が朝開いて夕方に落ち、また翌朝次々と咲いて花を散り敷き、秋になると紅葉します。12月2日の誕生花は、夏に咲くツバキ(椿)に似た小さく清楚な白色の花、ヒメシャラ(姫沙羅)。花(木)の名は、シャラノキ(沙羅樹)より花も葉も小さいことから名づけられました。シャラノキの名は、お釈迦様が入滅するとき、臥床に咲いていたサラソウジュ(沙羅双樹)に間違えられたことに由来するといわれています。別名のコナツツバキ(小夏椿)は、シャラノキの別名のナツツバキ(夏椿)より花が小さいことからきています。 花言葉「謙譲」は、真っ白な花がシャラノキの花より小さいことからつけられています。花言葉「愛らしさ」は、さわやかな新緑からよく茂って緑の深まった枝に散りばめたように咲く可憐な白い花からつけられたのでしょう。 植物園のヒメシャラは初冬に落葉した樹姿が美しく、春に芽吹くまで、滑らかな赤褐色の幹や太い枝が目を引き、雨のあとの濡れた幹はオレンジ色に光ってきれいです。花後に結んだ実は葉が赤く色づく頃に熟して裂け、タネを散布します。ツバキ科ナツツバキ属、耐寒性落葉高木、原産地:日本別名:コナツツバキ(小夏椿)、サルタノキヒメシャラ(姫沙羅)の花言葉:謙譲、愛らしさ。ヒメシャラ(姫沙羅)の誕生花:12月2日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。千草園芸、SORA、GRANDY、グリーンロケット、ガーデンタウン、トオヤマグリーン、日本花卉ガーデンセンター、ガーデニングショップ四季の里さんにあります。
2014.12.02
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春、バラの季節の訪れを知らせて真っ先に、八重咲きの白い花が房になって、ほんのりと甘く香りながら、トゲのない枝垂れた枝一面にダイナミックに咲きます。4月25日の誕生花は、早咲きのつるバラの白い花、シロモッコウバラ(白木香薔薇)。花の名は、乾燥した根が太くて木のように堅く、香りがあることから名づけられた生薬のモッコウ(木香)に、花の香りが似ていることから名づけられました。バラは、いばら(茨、荊、棘)が転化したもので、漢字の薔薇は漢語をあてたものだそうです。 モッコウバラというと、以前は白花の八重咲きを指していたそうで、モッコウバラの花言葉「純潔」は、ほのかに香る純白の花の清楚な雰囲気からつけられたのでしょう。シロバラの花言葉「純潔」は、聖母マリアがつぼみの上にヴェールをかけたところ、純白のバラが咲いたという伝説からつけられています。 小さなポットの挿し木苗を一緒に行灯仕立てにした八重咲きのキモッコウバラとシロモッコウバラは、翌春にキモッコウバラだけが咲き、その次の春はシロモッコウバラだけが咲いています。どちらも生育がとても旺盛で、つるが長く伸びて行灯には収まらないで、梅の木に寄りそって咲いています。花言葉「あなたにふわさしい人」は寄り添うものがあると、どこまでもつるが寄り添って伸びていき、愛らしい花をたくさん咲かせるところからつけられたのでしょう。バラ科バラ属、常緑つる性低木、原産地:中国 別名:シロモッコウ(白木香)モッコウバラ(木香薔薇)の花言葉:純潔、あなたにふわさしい人、幼い頃の幸せな時間、初恋。モッコウバラ(木香薔薇)の誕生花:3月29日、4月25日、4月30日、5月16日流通時期:春に新苗や花つきの大苗を見かけます。園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター、産直でお花をお届け「イングの森」、大神ファーム、トオヤマグリーン、ガーデンタウン、産直花だん屋、バラの家 【バラ苗専門店】、土っ子倶楽部さんにあります。
2013.04.25
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こんなに次々花茎を伸ばすままに花を咲かせてもかまわないのか、白花のオーニソガラムと性質が違うのに戸惑いながら、最後まで花を見ていたら、花後きれいに球根が消えていました。冬の終わりのまだ寒い戸外で、オレンジ色の花を咲かせ始めた小さな鉢花が、暖炉の炎のような暖かさをホームセンターに運んでいて、思わず目が釘づけに。 タグに「西ヨーロッパ・南アフリカ原産、次々と花を咲かせる!」とあったオーニソガラム ↓ 100223 100412 100526 ずっと前に庭植えしていた白花のオーニソガラムは耐寒性のあるヨーロッパ原産で、オレンジ色のオーニソガラムは耐寒性があまりない南アフリカ原産だと思うのですが・・・茎先にピラミッド型のつぼみを固まってつけ、美しいオレンジ色のふっくらとした花が咲き上がっていき、花が終わる前に次の花茎が花を咲かせています。 4~5枚の葉が花茎を守るように地ぎわから出ます。 ↓ 100511 100409 1000525 花が終わり、葉や茎が黄色くなって横に寝たので、球根を掘り上げようとしたら、 あっ、球根がない!白花のオーニソガラムの育て方に、6~10月頃まで水を与えないで鉢ごと乾燥させて、涼しくなったら土の表面が完全に乾いてから回数を控えめに、水を与えるとありました。オーニソガラムの鉢植えの育て方ユリ科オオアマナ属、秋植え球根、原産地:ヨーロッパ、アフリカ、西アジア別名:オオアマナ(大甘菜)●置き場所:日当たりのよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。乾燥した土地を好むので、過湿に注意します。●用土:水はけのよい土に。赤玉土中粒6、腐葉土4の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜて。花言葉:才能【9月中旬~お届け予約品】秋植え球根 M27-15P オーニソガラム ウンベラータム 15球秋植え球根オーニソガラム【ご予約特価5%OFF!】【ご予約区分N】■秋植え球根■オーニソガラム ウンベラータム7球入り秋植え球根 オーニソガラム シルソイデス 10球珍品!切花で人気!予約球根【オーニソガラム】ヌタンス(5球入)
2010.08.20
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早春から晩秋まで、地を這う茎から伸びた長い柄に3枚のハート形の緑の葉をつけ、葉のわきから長い花柄を伸ばして、黄色い5弁の花が咲き、槍のような形の実をつけます。5月20日の誕生花は、昔は鏡をみがき今はヤマトシジミチョウのお食事処、カタバミ(片喰、酢漿草)。花の名は、葉の一部が欠けているからという説や、葉が夜になると折りたたんだようになり、片側が食べられたように見えることからという説などがあります。酢漿草は漢名で、葉や茎をかじると酸っぱい味がすることからきています。別名のカガミグサ(鏡草)は、葉や茎にシュウ酸が含まれ、昔は真鍮の鏡や仏具を磨いたことからつけられています。 花言葉「輝く心」「心の輝き」は、古代の女性が真鍮の鏡をカタバミの葉で磨いたことからつけられているそうです。カタバミの葉をすりつぶして鏡を磨くと、想う人の顔が鏡の中に映るという言い伝えもありますが、くすんだ鏡をピカピカに磨くように、日々心を磨くということでしょうか。花言葉「母の優しさ」は、密生するハート形の葉の上に咲く輝くような黄色い花のどこからきているのでしょう。 鉢や庭にカタバミとアカカタバミ(赤片喰)、ムラサキカタバミ(紫片喰)がはびこり、抜いても、抜いてもどのカタバミも一向に庭から出て行く気配がありません。この春、休耕田に茎を立ち上げてカタバミに似た黄色い花があちこちに群生して、点々と咲いていましたが、北アメリカ原産の帰化植物のオッタチカタバミ(おっ立ち片喰)なのでしょうか。カタバミは抜き損ねた根や熟した実からはじけてタネでも増え続けている有様なので、オッタチカタバミには庭に入って来てほしくないと思っています。カタバミ科カタバミ属、耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:カガミグサ(鏡草)カタバミ(片喰、酢漿草)の花言葉:輝く心、心の輝き、喜び、母の優しさ、賢い婦人。カタバミ(片喰、酢漿草)の誕生花:5月20日流通時期:カタバミの仲間を春に見かけます。グリーンロケット、四国ガーデン楽天市場支店、トオヤマグリーン、ガーデンタウン、遊恵盆栽 楽天市場店、石田精華園 楽天市場店、ガーデン・チコリ 彩乃里さんにあります。
2015.05.20
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春に、縁に細かいギザギザ(鋸歯)のある長楕円形の紅い新葉が伸びて開き、枝先に円錐形のつぼみをつけ、紅い若葉は固くなって緑色に変わっていきます。誕生花のない花は、輝く紅色の新葉が美しい生垣の木、ベニカナメモチ(紅要黐)。花(木)の名は、材質が堅く扇の要として用いられ、モチノキ(黐)に似ていることからつけられたカナメモチ(要黐)の中で、新葉がより鮮やかな紅色の個体が呼ばれています。レッドロビンはカナメモチと近縁種のオオカナメモチを掛け合わせた園芸品種で、カナメモチとして利用されています。 花言葉「賑やか」は、春に光沢のある新葉が枝先でいっせいに真っ赤に色づく見事な美しさを表したのでしょう。晩春から初夏に、レッドロビンの開いた紅い葉が固くなってだんだん緑色に変わるころ、白い小さな5弁花が集まって円錐形に咲く花が見られます。 公園などの生垣仕立てのセイヨウベニカナメモチ レッドロビンは新葉が燃えるように赤く、秋にもきれいな紅色の葉が楽しめます。ベニカナメモチは強い刈り込みも平気で、タイミングよく剪定すると赤い葉を年に2~4回楽しめますが、花芽が夏にできるので秋に剪定すると翌春には花が咲きません。バラ科カナメモチ属、常緑小高木、原産地:日本、中国別名:アカメモチ(赤芽黐)ベニカナメモチ(紅要黐)の花言葉:賑やか。ベニカナメモチ(紅要黐)の誕生花:― 流通時期:苗木を春に見かけます。ぐりーんぐりーん、相馬グリーン、グリーンロケット、季の香(きのか)、ランドプランツさんにあります。
2019.04.14
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晩春から初夏に、線状の葉の間からまっすぐ伸びた細い花茎の先に、花弁の中央に濃青紫色の筋が入った白や青紫の小さな6弁花が十数輪、放射状に咲きます。5月7日の誕生花は、何年も楽しめる植えっぱなし球根、トリテレイア(ブローディア)。花の名は、ギリシャ語のtri-(3)とteleios(完全な)に由来し、花の器官が6本のおしべ、めしべの柱頭が3つに裂けているなど3の倍数であることから名づけられました。別名のブローディアは、かつてBrodiaea属であったことから、今も旧属名からとった流通名で呼ばれ、旧属名はスコットランドの植物学者James Brodieにちなみます。別名のヒメアガパンサス(姫アガパンサス)は、アガパンサスを小さくしたような花の姿から呼ばれています。 花言葉「受け入れる愛」は、上向きに開きかけたような漏斗形で群れ咲く花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「淡い恋」は、やさしく涼やかな花色から連想してつけられたのでしょうか。 トリテレイアは白に青紫のバイカラーのルディーと少し花が小さい純白のヒアシンシアナ、淡い薄紫のライラックチャームは、植えっ放しで何年も花を咲かせる野放し球根です。花が咲き終わってタネが落ちたあとすぐに茎や葉が枯れて、球根で休眠して夏を越し、冬に線状の細い葉を2~3枚出しました。ヒアシンシアナ、ルディー、ライラックチャームの順に咲きます。キジカクシ科(ユリ科)トリテレイア属、秋植え耐寒性小球根、原産地:北アメリカ別名:ヒメアガパンサス(姫アガパンサス)、ブローディアトリテレイア(ブローディア)の花言葉:淡い恋、受け入れる愛、好意、守護、大切に守る。トリテレイア(ブローディア)の誕生花:5月7日、5月28日、7月2日流通時期:球根を秋に見かけます。アガパンサス
2019.05.07
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春に、新枝の新緑の葉のわきに、穂状に咲く雄花と雌花が咲き、翌年の秋に、椀型の殻斗(どんぐりの帽子)に半分包まれた丸みのある大きな実が褐色に熟します。10月16日の誕生花は、ドングリの中でひときわ大きく立派な実、クヌギ(櫟、橡、椚、栩)。花の名は、日本書紀の伝承説話からクニキ(国木)、実が食べられることから食之木(くのき)、栗の木に似ていることから栗似木(クリニキ)などが転訛したという説があります。ドングリはブナ科のコナラ属、シイ属、マテバシイ属の果実の総称で、クヌギのドングリは大きくてほぼ球形で、殻斗の回りには細く尖って反り返った鱗片がたくさんついています。花言葉「母なる木」は、多くの昆虫が樹液を吸いに集まり、実が多くの動物の食料になり、木材が炭や薪などに利用されていたことからきているのでしょう。花言葉「穏やかさ」は、クヌギのドングリが大きくて丸みがあることからつけられたのでしょう。春の植物園で、クヌギの雄花は穂状に垂れ下がるつぼみから花が咲くまで何度も見ていますが、新葉のわきに咲くという目立たない雌花は一度も見つけられませんでした。夏には今年の小さな実と秋に熟すドングリの実が見られ、初秋に台風が通り過ぎたあとにクヌギの木を見上げると、緑色の実と茶色の実がついていました。ブナ科コナラ属、耐寒性落葉高木、原産地:日本、アジア東北部~ヒマラヤクヌギ(櫟、橡、椚、栩)の花言葉:穏やかさ、蓄え、母なる木。クヌギ(櫟、橡、椚、栩)の誕生花:10月16日ドングリ(団栗)の花言葉:永遠の愛、もてなし、愛は永遠に、勇敢。ドングリ(団栗)の誕生花:10月16日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。苗木の専門店 グリーンでGO!、苗木部 by 花ひろばオンライン、charm 楽天市場店、花と緑、トオヤマグリーン、日本花卉ガーデンセンター annex、インターフェース市、季の香(きのか)さんにあります。
2020.10.16
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初夏から秋に、長く伸びていくつるの3枚の楕円形の小葉をつけた葉(3出複葉)のわきから出した花茎の先に、淡い紫色の花が房状に3~5輪固まって咲きます。誕生花のない花は、グリーンカーテンの不思議な形をした花、スネイル フラワー(スネール フラワー)。花の名は、英名のsnail flowerの音読みで、つぼみの形がカタツムリ(snail)に似ていることから名づけられました。別名のクライミングエスカルゴは、エスカルゴ(フランス語のカタツムリ)のような形をした花がつるをのぼっていくように見えることからつけられています。 花言葉「楽しいおしゃべり」は、房状に固まって咲く花が仲良く話しているように見えることからきているのでしょう。スネイル フラワーの花は芳香のある蝶形花で、大きく目立つ旗弁と左右2枚の翼弁、2枚の竜骨弁が組み合わさってカタツムリの殻のようにねじれています。 秋に訪れた植物園で、スネイル フラワーが園内休憩所の外壁の所々で淡い青色の花を咲かせていましたが、花の盛りは過ぎているようでした。マメ科ササゲ属、半耐寒性つる性多年草(一年草)、原産地:ベネズエラ別名:クライミングエスカルゴ、ファセオルス・カラカラ、ビグナ・カラカラスネイル フラワー(スネール フラワー)の花言葉:楽しいおしゃべり。スネイル フラワー(スネール フラワー)の誕生花:―流通時期:ポット苗を春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、花苗園芸店なごみさんにあります。 グリーンカーテン
2021.05.16
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初夏に、先がとがった長楕円形の光沢のある葉をつけてまっすぐ伸びた茎先に花柄をいくつか出し、黄色い花弁の基部が細くなった杯状の花が数輪、上向きに咲きます。3月12日の誕生花は、アジアティックハイブリッド系の黄色のスカシユリ(透百合)、スカシユリ(黄)。花の名は、花を上向きに咲かせ、花弁のつけ根が細く外から花の中が透けて見えることから名づけられました。ユリ(百合)の名は、風で花が揺れる様子から呼ばれた、揺すり、揺れが揺りに変化したという説や、球根の鱗片が寄り重なる、寄り(ヨリ)からという説などがあります。スカシユリは、江戸時代に北海道原産のエゾスカシユリ(蝦夷透百合)やイワトユリ(岩戸百合)など原種のユリから交配して育成された園芸品種です。 花言葉「注目を浴びる」は、黄色い花弁と花弁の間に隙間があり、花弁を広げて上向きに咲き花の姿からきているのでしょう。スカシユリのいくつかの花言葉の中から「注目を浴びる」が当てられたのは黄色が明るく目立つ色であることからでしょう。 スカシユリはピンクと白の2色咲きのシュガーラブ、八重咲でクリーム色と紅紫色の2色咲きのダブルデライトが何年か咲き、今は黒紫色のナイトライダーが咲いています。ユリ科ユリ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:日本スカシユリ(黄)の花言葉:注目を浴びる。スカシユリ(黄)の誕生花:3月4日、3月12日スカシユリ(ピンク)の花言葉:子としての愛。スカシユリ(ピンク)の誕生花:4月28日スカシユリ(透百合)の花言葉:注目を浴びる、親思い、子としての愛、飾らぬ美。スカシユリ(透百合)の誕生花:3月4日、3月12日、4月28日、6月5日、6月21日流通時期:球根を秋に、芽だしポット苗を早春に見かけます。富士園芸楽天市場店、赤松種苗、新潟県花卉球根農業協同組合、苗木部 by 花ひろばオンライン、産直花だん屋、園芸ネット プラスさんにあります。
2024.03.12
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春に、放射状に広がった縁が浅く切れ込んだ葉の中心から伸びた花茎の先に、花弁の中心にオレンジの斑がある明るい濃黄色の長い筒状花が一方向に固まって下向きに咲きます。5月1日の誕生花は、プリムラの原種のひとつ、カウスリップ。花の名は、英名のcowslipの音読みで、古英語のcu-slyppe(牛フン)に由来し、牧場の草地など牛のフンが落ちているような所に生えていることから名づけられました。別名のキバナクリンザクラ(黄花九輪桜)、キバナノクリンザクラ(黄花の九輪桜)は、同じ属のクリンソウ(九輪草)に似ていて黄色い花が咲くことから呼ばれています。 プリムラは種類が多く、サクラソウ属(Primula)の花の総称として使われ、花言葉「青春の始まりと悲しみ」はプリムラ全体の花言葉です。花言葉「青春の始まりと悲しみ」は、寒い頃に咲きはじめ、夏前に枯れてしまうことからつけられています。花言葉「豊穣」「豊かさに恵まれる」は、牧草地などに自生し1茎に明るい黄色の花をたくさん咲かせる様子からきているのでしょう。 カウスリップの花は鎮静や去痰などの作用があり、エディブルフラワーとしてジャムや砂糖漬けなどに利用され、ハーブティーとして飲まれています。毎春訪れる植物園で、カウスリップが散策路から離れたガーデンのあちこちに植えられているを一度だけ見ましたが、花が一方向に向いて咲いていました。サクラソウ科サクラソウ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ、西アジア別名:キバナクリンザクラ(黄花九輪桜)、キバナノクリンザクラ(黄花の九輪桜)カウスリップの花言葉:豊穣、青春のはじまりと悲しみ、若い時代と悲しみ、豊かさに恵まれる。カウスリップの誕生花:5月1日、5月6日流通時期:プリムラのポット苗を初秋に、晩秋から花つきポット苗、冬に鉢花を見かけます。ノリウツギ
2024.05.01
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早春からよく分枝した枝先や細長い葉のわきに、白やピンク、桃紅色などのつぼ型や釣鐘形の小さな花が集まって次々と咲きます。1月25日の誕生花は、冷涼な地に咲く花が小さなヨーロッパ系のエリカ、ヒース。花の名は、英名のheathからで、古スコットランド語のhaeddre(荒れ野)で、花がスコットランドやアイルランドの荒地に多く咲くことから名づけられました。 花言葉「裏切り」は、シェイクスピアの悲劇のマクベスやリア王、小説の嵐が丘(作者:エミリー・ブロンテ)からきているのでしょう。 エリカの生い茂ったヒースと呼ばれる荒野で、マクベスは3人の魔女に会って予言を聞き、リア王は嵐の中2人の姉娘に裏切られて老いた身でさまよいました。花言葉「私は私らしくありたい」は、人々の行く手を阻むように枝と枝を互いに絡めあい、荒涼とした荒れ地に一面に生い茂って咲く花のどこからきているのでしょうか。 ヨーロッパ系のエリカの花は品種によって、春咲き、夏咲き、秋咲き、冬咲きがあります。ツツジ科エリカ属、常緑低木、原産地:南アフリカ、地中海沿岸ヒースの花言葉:心地よい言葉、孤独、寂寞、博愛、裏切り、私は私らしくありたい。ヒースの誕生花:1月6日、1月13日、1月25日、2月6日、3月1日、8月5日 、9月17日流通時期:鉢花を周年見かけます。園芸ネット プラス、大神ファーム、ガーデニングshop岐阜緑園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ハッピーガーデン、はなや IchiJin‘いちじん’、緑の風yamashoku、千草園芸さんにあります。
2014.01.25
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花後に切り戻すと、秋にまた咲く青紫色の花は、秋の七草の一つと万葉集に歌われる「朝貌の花」で、秋の同じ頃、萩や女郎花、藤袴、撫子とともに庭で咲いています。早咲きの五月雨桔梗(サミダレキキョウ)や矮性種のアポイキキョウ、白と紫の絞り咲きや二重咲きなどを集めていたときは、5月から秋まで、紫やピンク、白い花のどれかが咲いていました。 アポイキキョウ 真夏に咲くと花びらの数が1~2枚、少ない・・・ ↓ ↓ 090622 090621 090831 キキョウのつぼみは、5枚の花びら同士がくっついて、紙風船のようなふくらみがあり、緑のつぼみが少しずつ大きくなって、白や青紫の花色になると離れます。運がよければ、くっついていた花びらが一枚離れたところを見られますが、最近は見ていません。 八重咲き(二重咲き)桔梗の内側の花びらが離れたところ ↓ 090905 090906 090906ピンクの花や絞り咲きは長年育てていて、株が老化して消えてしまいましたが、キキョウはさし芽もできるそうで、二重咲きは今度さし芽をしてみます。以前、株の老化に備えてタネを採って育てていたとき、青紫と白のキキョウを一緒に植えていたら、時々絞り咲きのキキョウの花が咲きました。 アポイキキョウ 100425 八重咲き桔梗 100501 あちこちに置いている鉢のキキョウは今年も、芽を出して、初夏から青紫や白い花を咲かせそうです。 切り花用の高性の白花桔梗 ↓ 090701 100417ピンクのキキョウは何度植えても、すぐ消えましたが、花数の多い五月雨桔梗のピンクだけが欲しいな・・・キキョウ(桔梗)の育て方キキョウ科キキョウ属、耐寒性宿根草、原産地:日本、中国、朝鮮半島別名:バルーンフラワー、オカトトキ●置き場所・植え場所:日がよく当たる場所に。半日陰でもOKです。●水やり:鉢は土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:水はけがよく、やや酸性の土に。鉢植えは、赤玉土小粒5、鹿沼土2、腐葉土3の混合土に緩効性肥料を適量、混ぜます。●肥料:春と秋に緩効性肥料を。花言葉:気品、変わらぬ愛山野草 ホシキキョウ山野草 千島キキョウ5月頃から咲くためこの名があります。ききょう 五月雨ききょう
2010.05.06
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葉の出る前の早春から葉を広げた春に、芽鱗に包まれていた雌花が赤い柱頭をのぞかせて咲き、枝先から黄褐色の花穂を垂らして雄花が咲いて実を結び、秋に堅い実が黄褐色に熟します。10月6日の誕生花は、ヘーゼルナッツ(セイヨウハシバミの実)の仲間、ハシバミ(榛)。花(木)の名は、葉皺実(はしわみ)からの転訛で、葉に皺が多いからつけられたという説や、榛柴実(はりしばみ)からという説などがあります。ハシバミの実は古くから食用や灯火の油用に採取され、ヘーゼルナッツは近縁種のセイヨウハシバミ(西洋榛)の実です。 花言葉「仲直り」は、ギリシャ神話のヘルメスが太陽神アポロンの牛を盗んだというお話からつけられたのでしょう。赤ちゃんのヘルメスがゆりかごから抜け出してピエリアに行き、アポロンの放牧する牛50頭を盗みだし、怒ったアポロンは二人の父であるゼウスの元にヘルメスを連れていきます。ヘルメスは、赤ん坊だから盗むのは無理だという嘘を見抜いたゼウスに諭され、牛を返す約束をしますが、アポロンはヘルメスが作った美しい音色の竪琴が気に入り、竪琴と牛を交換しました。花言葉「和解」は、後にアポロンから贈られたヘルメスの杖のケリュケイオン(カドゥケウスの杖)がハシバミで作られ、伝達と和解の象徴となっていることからきているのでしょうか。ケリュケイオンの杖は頭に翼があり、柄に2匹の蛇が巻きついていて、眠っている人を目覚めさせ、目覚めている人を眠りにいざなうといわれています。 今年初めて花が咲いた鉢植えのハシバミは葉が出るより前に雄花が早々と咲き、続いて雌花が咲きましたが、雄花が咲き終わっていたので、受粉できませんでした。雄花は2房だけで、雌花は葉が出てからも次々と咲いたので、手の届かないところでたくさんの雄花が垂れ下がっている植物園のセイヨウハシバミの雄花をうらやましく見ていました。カバノキ科ハシバミ属、耐寒性落葉高木、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:オオハシバミ(大榛)ハシバミ(榛)の花言葉:仲直り、調和、一致、和解。ハシバミ(榛)の誕生花:10月6日、10月16日、11月13日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、トオヤマグリーン、千草園芸、園芸ネット プラス、e-フラワー、打出農園、国華園さんにあります。
2014.10.06
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かつては初夏の花も、今では春咲き、盛夏咲き、秋咲きなど様々な品種がありますが、小学生の時からの馴染みのアマリリスのように、晩秋には葉が枯れて休眠すると思っていました。アマリリス チェリーニンフは昨秋に、花弁の先がとがった剣弁八重咲きの緋色の大きい花を3輪咲かせた後、なかなか葉をしおれさせずに、真冬になって青々とした葉が2枚枯れただけです。 100111 100219 100530 ずっと前に植えていた庭植えのアマリリスは暖かくなる3月中旬~4月下旬に球根を植えると、5~6月頃に、葉とつぼみのついた花茎を伸ばして、大きな花を咲かせて、冬は地上部が枯れていました。アマリリスは一定期間寒さ(10℃以下)にあたると花芽ができて、暖かくなるとつぼみや葉を伸ばして花を咲かせますが、沖縄では、葉が一年中青々としていて休眠しないで、毎年花を咲かせるそうです。 100607 100612 101010 ホームセンターやお花屋さんで、秋の鉢花で並んでいても、翌年は秋に咲くとは限らず、初夏に咲くのは別にかまわないのですが、冬の間も葉がついていて休眠しないので、ちょっと心配でした。今年は長い猛暑からフルスピードで訪れた秋に疲れて、葉を枯らして休眠してくれるといいな・・・冬に、枯れない葉を凍らせるとお終いなので、突然の雪などに注意が必要です。タグによるアマリリスの育て方ヒガンバナ科ヒッペアストラム属、南アメリカ原産の半耐寒性春植え球根●置き場所:春から秋は日当たりのよい場所に。真夏は半日陰や明るい日陰で。●水やり:春から秋は、鉢土の表面が乾いたら。多湿に弱いので注意します。秋から冬にかけて徐々に回数を減らし、葉が枯れてきたら控えて休眠させます。春の桜の開花時期に合わせて、水やりを再開します。●肥料:春~秋に、十分に緩効性化学肥料を置き肥します。●花がら:花が枯れたらすぐに、花茎は根元から切ります。(花がらや花茎は、ハサミで切るより、手で摘み取る方がウイルスの防止になるそうです)●植え替え:3~4月に。大きめの鉢に。 花言葉:誇り、素敵【YDKG-tk】アマリリス球根 ジュエル 1箱【YDKG-tk】アマリリス球根 一重咲ポットアマリリスAセット 3種3箱1組【YDKG-tk】球根アマリリス 冬咲く超特大球クリスマスギフト 1球
2010.10.11
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夏に、くしの歯のように深く裂けたギザギザの葉をつけた茎先に、白やピンク、赤紫などの小さな花がたくさん集まって咲きます。7月12日の誕生花は、ギリシャ神話の英雄アキレス(アキレウス)の槍(の錆)から生まれた花、アキレア。花の名は、ギリシャの英雄アキレスがトロイ戦争で負傷した兵士達の止血や治療に葉を用いたという伝説にちなんで名づけられました。別名のセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)は、ヨーロッパ原産で、葉の縁に鋸の歯のように細かい切れ込みのあることからつけられています。 花言葉「戦い」「勇敢」は、トロイ戦争のとき「アキレスがその傷を治す」との神託どおりに、アキレスの槍で傷を負った敵兵に治療を頼まれたアキレスが傷を癒したことからきています。花言葉「悲嘆を慰める」は、アキレスがアマゾンの女王ペンテシレイヤの魂を、花に宿らせてくれるように神に祈り、願いがかなえられたことからつけられたようです。アキレスは、「今日はトロイの兵隊100人を討ち取ります」と神に誓い、100人目の相手の兜を取ったとき、死に際のペンテシレイアの美しさを見て恋に落ち、嘆いたといわれています。花言葉「恋の戦い」は、トロイ戦争でアキレスに討たれたペンテシレイアの墓に捧げられた花であることからつけられたそうです。 鉢植えの白いアキレアはひっそりと咲いていますが、原産地のヨーロッパでは牧草地に自生し地下茎でよく増えるそうで、ハーブ園では元気よく増えています。黄色い頭花が傘状にかたまって咲くキバナノノコギリソウはコーカサス原産で、空き地のあちこちに点々と咲いていました。キク科ノコギリソウ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ、西アジア別名:ヤロウ、セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)アキレアの花言葉:戦い、勇敢、恋の戦い、悲嘆を慰める。アキレアの誕生花:7月12日、8月2日、11月26日流通時期:ポット苗を春~夏、秋に見かけます。ハーブティー専門店 e-ティザーヌ、ハーブガーデン 蒼、四国ガーデン楽天市場支店さんにあります。 コマクサ
2015.07.12
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夏になると、剣状の細長い葉の間から花茎が幾本にも枝分かれしながら、しなやかに伸びて、濃いオレンジ色の花が20輪ほど穂状に咲き上がります。8月15日の誕生花は、真夏を鮮やかに彩るキュートな花、クロコスミア。花の名は、ギリシャ語の crokos(サフラン)とosme(匂い)で、乾燥させた花をお湯に浸すとサフランのような香りがすることから名づけられました。クロコスミアはフランスで南アフリカ原産のCrocosmia aureaとCrocosmia pottsiiを交配した園芸品種で、明治末期に渡来したときの旧属名のモントブレチアの名でも呼ばれています。別名のヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)は、葉のつき方がヒオウギ(檜扇)に似ていて、花が水仙に似ているヒオウギズイセンより小型であることからつけられました。 花言葉「陽気」は、重苦しい梅雨空に、赤みの強いオレンジ、黄、濃い朱赤色などの色鮮やかな花が穂になってにぎやかに咲くことからつけられたのでしょう。花言葉「謙譲の美」は、うつむき加減に咲く炎のような朱赤色の花のしっとりした控えめな雰囲気からつけられています。花言葉「楽しい思い出」は、楽しげに次々とたくさんの花を咲かせる様子に、子供の頃の思い出がよみがえるようななつかしさを感じることからつけられたそうです。 クロコスミアは子供の頃はあちこちで見かけ、花がお祭りの金魚すくいの金魚の色をしていたので、キンギョと呼んでいました。球根から横に伸びた地下茎の先に新しい球根を作って増え、タネもたくさんつけるので、すぐに群生します。アヤメ科クロコスミア属、春植えの耐寒性球根、原産地:南アフリカ別名:モントブレチア、ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)クロコスミアの花言葉:楽しい思い出 、陽気、謙譲の美。クロコスミアの誕生花:6月25日、8月6日、8月15日、9月4日流通時期:ポット苗を春に見かけます。トオヤマグリーンさんにあります。 果樹
2015.08.15
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夏から晩秋に、よく枝分かれした紫褐色の茎の葉のわきから伸びた花茎の先に、小さな黄色の頭花が放射状に開いた葉状の総苞に取り囲まれて咲きます。誕生花のない花は、タネのトゲでくっつくひっつき虫、アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)。花の名は、北アメリカ原産で、仲間のセンダングサ(栴檀草)に似ていることから名づけられました。センダングサの名は、葉のつき方(羽状複葉)がセンダン(栴檀)の木に似ていることに由来します。 花言葉「近寄らないで」は、コセンダングサ(小栴檀草)の花言葉と同じで、先端に2本の鋭いトゲのついているタネが服につくと簡単に取れないことからつけられています。花言葉「陽気で騒がしい」は、細長い総包が緑の花弁のように取り巻く黄色い小花がアメリカ原産ということで、アメリカのイメージからきているでしょう。 アメリカセンダングサは先が開いた黄色い筒状花のみが多数集まった花で、黄色い花弁のような舌状花がまれにつくこともあるそうですが、まだ見たことはありません。最近は稲刈りが終わった後の畦道に群生して咲くようになり、道端のアスファルトの隙間などでも見かけるようになりました。キク科センダングサ属、一年草、原産地:北アメリカ別名:セイタカタウコギ(背高田五加木)アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)の花言葉:味わい深い、陽気で騒がしい、近寄らないで。アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)の誕生花:―流通時期:―春の山野草
2021.09.26
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晩夏から初秋に、先が少し垂れ下がった細長い葉の間から細く伸びた花茎に、ガク(萼)の先が6つに裂けた花弁のない白い小さな花が下向きに咲きます。誕生花のない花は、ヤブラン(薮蘭)より大柄な草姿、ノシラン(熨斗蘭)。花の名は、花茎が扁平で熨されたような形をしているからという説や、細長く縦の節目が目立つ葉の形が進物や縁起物に添える熨斗に似ていることからという説などがあります。学名のOphiopogon jaburanは、属名が和名を直訳したギリシャ語のophio(蛇)とpogon(髭)から、種小名jaburan(ヤブランのような)は草姿がヤブランに似ていることからきています。 花言葉「ひっそり」は、木陰などで生い茂った濃い緑の細長い葉の間に浮かび上がるようにして穂状に咲く白い小さな花の様子からつけられたのでしょう。庭のノシランは錆びて倒れた藤棚を片付けたら日当たりがよくなったためか、果皮が剥がれ落ちて緑色のつやのある楕円形のタネが剝き出しになったまま、立春を過ぎてもまだ熟していません。 山道の木陰の叢生するノシランを見ると、花茎がびっしりついたタネの重みで倒れたようで、光沢のある濃青色に熟したタネが葉の下にひっそりと隠れていました。キジカクシ科(ユリ科)ジャノヒゲ属、耐寒性常緑多年草、原産地:日本、東アジアノシラン(熨斗蘭)の花言葉:ひっそり。ノシラン(熨斗蘭)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を春~秋に見かけます。園芸ネット プラス、おぎはら植物園、植木組合、トオヤマグリーン、ガーデンショップさんぽ道 、エクステリアのキロ楽天市場支店、Garden Shop OHANAさんにあります。
2024.02.10
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初夏から秋に、枝分かれした黒紫色を帯びる茎につく先がとがって縁に粗く不揃いに切れ込んだ卵形の葉のわきに、黒紫色の斑が中心に入る淡青紫色の五弁花が一輪ずつ咲きます。誕生花のない花は、黒い突起が点状にある葉のわきにぶら下がる小さな黒い提灯、クロホオズキ(黒鬼灯、黒酸漿)。花の名は、果実の形がホオズキ(鬼灯、酸漿)に似て、実の上部が黒紫色になることから名づけられました。ホオズキは頬突きで、果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの頬の様子からという説と、ホオ好きで、カメムシ(古名:ホウ、ホオ)がよく集まって吸汁することからという説などがあります。 花言葉「自然美」は、提灯形の実が落ち着いて気品のあることからホオズキと同じ花言葉がつけられたのでしょう。花言葉「半信半疑」もホオズキと同じ花言葉で、見かけは大きくりっぱなのに、皮と小さな丸いタネだけで中身がないことからきています。食用ホオズキに毒がなく観賞用には毒があることからつけられたともあります。 クロホオズキは、果実をたくさんつけることから千成と名づけられたセンナリホオズキより大型のオオセンナリ(大千成)の園芸品種です。クロホオズキはワイルドフラワーのタネにいくつか入っていて、初夏から雨の中、次々と花を咲かせていました。真夏日が続く今はつぼみが少し開いた状態で花を見かけませんが、花がしぼむと袋状に果実を包む萼(ガク)が出てきて、萼は口を閉じずに開いているので実をのぞけます。ナス科オオセンナリ属、一年草、原産地:―クロホオズキ(黒鬼灯、黒酸漿)の花言葉:忍耐、可憐な愛、自然美、半信半疑。クロホオズキ(黒鬼灯、黒酸漿)の誕生花:―ホオズキ(鬼灯、酸漿)の花言葉:半信半疑、偽り、ごまかし、自然美、不思議、私を誘って下さい。ホオズキ(鬼灯、酸漿)の誕生花:7月7日、7月8日、7月9日、8月27日、11月12日、12月22日、12月29日流通時期:―ホオズキ
2024.07.07
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やけどや湿疹に、もんだ葉やしぼり汁をつけるとよく効くと、教わっていたので、日陰の薬草として、家の北側に一応植えて、長い間あまり顧みないでいました。東側に建った高いマンションの陰となり、朝日が差さなくなって元気をなくした、オキザリスにとってかわり、グランドカバーになったので、ちょっと見直したときに、斑入りのユキノシタを見つけました。 ←西日が少し当たります。 090314ユキノシタは、雪のような白い花を咲かせると、カーペットのように広がった緑の葉に、雪が降っているように見えることから、名づけられたそうです。深い雪の下にあっても枯れないので、ユキノシタ(雪の下)とも。 ←真上に向いて咲いています。 0905145枚の花びらは、下2枚が大きく、上3枚に濃い赤紫色の点々があります。花は大文字草に似ていますが、大文字草ほど豊かな花色と華やかさはありません。ユキノシタは根元から細いランナー(匍匐枝)を出して、すぐ増えるので、斑入りのユキノシタと半々にしたら、きれいだろうなと連れ帰りました。 100116でも、斑入りのユキノシタはいきなり植えると、先住のユキノシタの勢いに負けそうなので、しばらく鉢植えにして、様子を見ます。今年のユキノシタは、粉雪が降っているように見えるほど咲きそうですが、葉が白い斑入りだと・・・?ユキノシタ(雪の下)は半日陰から日陰に植えると、放任でよく増え、肥料は多すぎると、徒長するので、余り必要ありません。ユキノシタ科ユキノシタ属、耐寒性耐暑性多年草(冬は常緑~半常緑)、原産地:中国、日本花言葉:恋心、切実な愛情山野草 ウズラ葉雪ノ下斑入 雪ノ下宿根草白斑ユキノシタ苔玉 ユキノシタ(七変化)剛健で日陰を好む ユキノシタ 0.1m前後 グランドカバーに
2010.02.12
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初夏に、枝先の新緑の葉のわきに、雌花を取り囲むように穂状の雄花が上向きにたくさん咲き、翌年に小さなドングリが昨年の枝に実り始め、秋になると堅い実が褐色に熟して落ちます。10月16日の誕生花は、マテバシイの食べられる大きな実、ドングリ(団栗)。ドングリの名は、子供たちがコマにして遊んだことからのツムグリ(コマの古名)が転訛したという説と、トチノキのクリからのトチグリ(橡栗)が転訛したという説があります。漢字の団栗は当て字だそうです。ドングリはブナ科のコナラ属、シイ属、マテバシイ属の果実の総称で、マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)のドングリは大きく縦長のロケット型をしています。マテバシイの名は、葉がマテガイ(馬刀貝)に似ていることからという説と、もう少し待てばシイノキになっておいしい実が成ることからという説があります。 ドングリの花言葉「永遠の愛」は、毎年秋に実が山の動物たちに厳しい冬を乗り越えるための大切な食糧を与えることからつけられたのでしょうか。花言葉「もてなし」は、大きく寿命の長い木がリスなどに住処と実を与え、訪れる動物たちに実をいっぱい落として提供することからでしょう。マテバシイの花言葉「長寿」は、木の寿命が長く、厚い葉が3年くらい生きることからきているのでしょうか。それとも、花が咲いてから結実するまでが長く、昨年咲いた雌花が受精して冬を越し、梅雨頃から秋までかけてどんどん成長してドングリになることからでしょうか。 初夏に植物園のマテバシイを初めて見たとき、雄花のつぼみの下にもう小さな実がついていて、春には花が咲いていなかったので、不思議でした。秋の台風のあとに木を見上げると、枝にドングリはなく、木の下にまだ緑の小さなドングリと熟したドングリが落ちていました。ブナ科マテバシイ属、半耐寒性常緑高木、原産地:日本マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)の花言葉:勇気、力、長寿。マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)の誕生花:―ドングリ(団栗)の花言葉:永遠の愛、もてなし、愛は永遠に、勇敢。ドングリ(団栗)の誕生花:10月16日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。花ひろばオンライン、ガーデンタウン、ガーデニングショップ四季の里、トオヤマグリーン、GRANDY、花と緑さんにあります。 ドングリノキ
2014.10.16
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昔のハボタンは紫色に葉がちょっと色づいた巻き損ねのキャベツみたいでしたが、最近は白やクリーム、赤、ピンクなど葉色が豊富で、葉形も切れ込みが入ったり、縮れたりと様々あります。お正月の寄せ植え用花苗セットに、ミニハボタンが2ポット入っていたので、花が咲く頃まで楽 しみましたが、淡いピンクのミニハボタンは花茎が生じる前に枯れてしまい、残念です。 最近寒がりになって、冬の一年草のポット苗は植え替えないで、手抜き・・・ ↓ ↓ 100110 091213 100411 ↑ ↑ 年が明けてから紫色に色づき、アブラナ科のかわいい黄色の花を咲かせました。 バラエティーに富んだハボタンだけで彩る冬の公園の花壇をのぞいて歩くと、丸葉やパセリのように縮れたちりめん葉などがあって、色鮮やかな葉が幾重にも重なる姿は牡丹の花のようです。直径30cmくらいの大型のハボタン(葉牡丹)が春に花茎が伸ばして、葉がピラミッドのように重なって、薹(とう)が立っていく姿は堂々としていて、けっこう見ごたえがあります。 冬になると株の成長がほぼ止まるので、密植させて植えると美しく見えます。 ↓ 091224 100305 100307ご近所ウォッチングで、花が咲き終わった後に花茎の根元で切り戻して、わき芽を出させて、最近話題の「踊り葉牡丹」に仕立てようとしているハボタンを見かけましたが、猛暑で枯れたようです。くねくねと伸びた茎の先で、葉牡丹が踊っているように見える「踊り葉牡丹」を一度見てみたい・・・でも、今年黄色の花を咲かせたミニハボタンでできるかな?ミニハボタン(葉牡丹)の鉢植えの育て方アブラナ科アブラナ属、耐寒性多年草(夏まき一年草)、原産地:ヨーロッパ別名:ハナキャベツ●置き場所:日当たりのよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、控え目に。●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。赤玉土6、腐葉土4の混合土に。●肥料:10月以降は必要ありません。花言葉:祝福、利益世界初!黒い葉牡丹!黒ハボタン(葉牡丹)ベルサイユブラックルシアン3号ポット3ポットセットハボタン花苗■良品花壇苗■平山園さんのハボタンスノードレス10.5cmポットクリスマスリース・お正月の植え込みに(多粒まきのハボタン・葉ぼたん・寄せ植え・ハンギング・コンテナ)【予約販売】限定品:仕立てミニ葉牡丹(バラマキ/スプレー):大株10.5cmポット苗 葉牡丹キャンドルスペシャルセット 4種4株1組
2010.11.25
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晩春から夏に、縁に鋭いギザギザ(鋸歯)のある葉の上に、淡い黄緑色のめしべと白い粒のようなおしべのついた花弁のない小花が集まって咲き、晩秋になると小さな実が固まって赤く熟します。12月26日の誕生花は、迎春を彩る縁起木のひとつ、センリョウ(千両)。花の名は、漢名の仙蓼が転訛したという説と、実が上向きにつくので、下向きにつくマンリョウ(万両)より軽いことからという説があります。両の名のつく縁起木はイチリョウ(一両)からマンリョウまであり、秋から冬に熟す赤い実は名前の順に、実の数が多く豪華になっているようです。 花言葉「恵まれた才能」は、新梢ごとに葉の上にたわわに実るつややかな赤い実の豊かさをたとえたのでしょう。花言葉「裕福」「富」「財産」は、葉の上にたくさんの実をつける様子が富を連想させることからつけられたのでしょう。それとも、花の名前の大金を表す千両箱を連想してつけられたのでしょうか。 赤や黄色の実は冬の庭に彩りを添えてくれますが、センリョウは葉の上に実をつけるので、以前は鉢植えの実は色づくとすぐ鳥に食べられて、お正月まで残っていませんでした。今はハルサザンカやツバキが大きくなって、鉢の上で花をたくさん咲かせているためか、実を食べられず、お正月飾りに使えるようなりました。センリョウ科クロランサス属、半耐寒性常緑小低木、原産地:日本、朝鮮半島、台湾、中国、インド、マレーシア別名:クササンゴ(草珊瑚)センリョウ(千両)の花言葉:富貴、利益、富、財産、裕福、恵まれた才能。センリョウ(千両)の誕生花:1月3日、11月13日、12月26日、12月28日、12月29日、12月31日流通時期:赤や黄色の実つきの鉢植えを秋~冬に見かけます。園芸ネット プラス、ガーデンタウン、千草園芸、SORA、日本花卉ガーデンセンター、GRANDY、花ひろばオンライン、インターフェース市さんにあります。
2014.12.26
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早春に花芽をたくさん抱いて芽を出し、すくっと細い茎を伸ばしながら、濃い紅紫色の花を咲かせるイカリソウの夕映は二十数年前から植えっぱなしで、今年も夏まで青々と葉が茂っていました。キバナイカリソウ(黄花錨草)は、春に淡いクリーム色の4枚の花びらが距(ゆるく曲がりながら四方に伸びているツノのような部分)を突き出し、和船で用いられた四本鉤の錨のような形をした花を咲かせます。 昨秋の通販のイカリソウで、2株のうち1株が芽を出した頃、もう1株はつぼみが開きかけていました。 ↓ 100426 100426 100429以前に、夕映の近くに植えたキバナイカリソウが消えてしまったのは、花期がかなりずれていて、キバナイカリソウが芽を出す頃に、夕映が葉を茂らせ覆いかぶさったのが原因のようです。イカリソウは2~3回3出複葉(1枚の葉が3枚に分かれた葉)で、小葉が多く、夏に見ると、この場所のどこに植える余地があるのかと思いますが、上が枯れてしまった冬はかなり広く見えます。 大株の夕映は早春から次々咲くので、少し遅れて咲く桃花のイカリソウと一緒に花が見られます。 ↓ 100627 100416 100403キバナイカリソウは鉢で2~3年、大きく育ててから、地に離すつもりでしたが、花期が違うので、夕映と桃花のイカリソウの間には、花期が同じような別の花色や花形のイカリソウを探すことにしました。キバナイカリソウ(黄花錨草)の鉢植えの育て方メギ科イカリソウ属、日本原産の耐寒性多年草●置き場所:開花期までは日当たりのよい場所に。真夏は半日陰に。●水やり:鉢土の表面が乾いてからたっぷりと。●用土:市販の山野草の土か、水はけのよい土に。赤玉土、軽石(小粒のもの)、鹿沼土を等量の混合土に。●肥料:春~秋に2回、緩効性肥料を置き肥します。●植え替え: 鉢から根が出たら。2年に1回、花後に植え替えます。イカリソウの花言葉:君を離さない、人生の出発2010年の花は終わりました山野草 イカリ草・白玉新商品宿根草イカリソウ ‘オレンジクイーン’【10周年記念特価】1200→680円イカリソウの苗・特選品種(エピメディウム)イカリソウ 羽衣の舞 2.5号ポット入苗 1株
2010.10.06
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春から晩秋まで、光沢のある濃い緑色の葉のわきに、濃い紫色のつぼみを真っ赤な細い苞の間にのぞかせ、苞が開くと、紫色の花が花柱を長く突きだして咲きます。 11月25日の誕生花は、真紅の花が濃い緑の葉に映えるハイビスカスの近縁種、パボニア・インテルメディア。花の名(学名Pavonia intermedia)は、属名がスペインの植物学者Jose Antonio Pavonにちなみ、種小名はintermedia(中間の、中くらいの大きさの)で、花の大きさからきているのでしょう。パボニア・インテルメディアはハスタータ種(Pavonia hastata)とムルチフローラ種(Pavonia multiflora)との種間交雑種といわれています。 花言葉「慎重」は、ハイビスカスと同じように花柱が長く突き出す花なのに、赤い苞と濃紫色の萼と花弁で花柱を大切に包む姿からつけられたのでしょう。花言葉「安堵」は、紫色の花が周りに広がる細く赤い苞に守られているように見えることからでしょう。 パボニア・インテルメディアは樹高が1.5~2mになるそうで、ひと夏でぐんぐん大きくなり、枝先にたくさんのつぼみをつけて、晩秋まで不思議な花が咲き続けていました。寒くなって最後の花が咲き終わったら、枝分かれしないでまっすぐ伸びた幹に側枝がでるようにピンチして、一回り大きい鉢に植え替えて室内に入れると花を咲かせました。アオイ科パボニア属、非耐寒性常緑小低木、原産地:南米パボニア・インテルメディアの花言葉:慎重、安堵。パボニア・インテルメディアの誕生花:11月25日流通時期:鉢花を晩春に見かけます。ガーデニングショップ四季の里さんにあります。寄せ植え
2015.11.25
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春、夏、秋、冬の季節を温度調節されて、春咲き品種のボタン(牡丹)が春のつもりで冬に大きな緑の葉をつけた長い茎先に、赤や白、黄色などの大輪の花を咲かせます。12月17日の誕生花は、華やかに新春を祝う大輪の花、フユボタン(冬牡丹)。花の名は、春に咲くボタンの花が冬に咲くことから名づけられました。ボタンは漢名の牡丹の音読みで、牡(オス)は結実もするが根からも芽が出てくることから、丹は赤い色を指し、古代品種は赤い花が多かったことからつけられています。 原産地の中国では、ボタンは花の豪華さと風格のある姿から、花王、花神と呼び、北宋の周敦頤(しゅうとんい)が愛蓮説に牡丹花之富貴者也と記し、以後富貴花と呼ばれるようになったそうです。花言葉「富貴」は、牡丹花之富貴者也(牡丹は花の富貴なる者なり)からきています。花言葉「高貴」は、花の重ねが八重や千重で、華やかで美しい花の形からつけられています。 初冬の大根島の由志園では、あいにく戸外のカンボタン(寒牡丹)は咲いていませんでしたが、牡丹の館ではフユボタンが咲いていました。カンボタンは春と冬の二回開花する二季咲き性のボタンで、秋のつぼみが冬に茎が短く葉をほとんど出していないのに、力強く、楚々とした可憐な花を咲かせるそうです。ボタン科ボタン属、耐寒性落葉低木、原産地:中国別名:カンボタン(寒牡丹)フユボタン(冬牡丹)の花言葉:高貴、富貴。フユボタン(冬牡丹)の誕生花:12月17日流通時期:台木苗を秋に、鉢花を冬に見かけます。ディノス楽天市場店、イイハナ・ドットコム、園芸ネット プラスさんにあります。カンボタン ボタン
2015.12.17
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秋に、葉を茂らせまっすぐ伸びた茎の上部で枝分かれした茎先に、中央に集まった褐色の筒状花のまわりを鮮黄色の舌状花が取り囲む一重の可憐な花(頭花)が咲きます。9月26日の誕生花は、イヌリンが豊富な健康野菜、キクイモ(菊芋)。花の名は、花がキク(菊)に似ていて、イモ(芋)のような塊茎を作ることから名づけられました。別名のブタイモ(豚芋)は江戸末期に、飼料用作物として導入されたことからつけられています。 花言葉「気取らぬ愛らしさ」は、秋の青空にすっと伸びた花茎の先で輝く一重の花の可憐さからつけられたのでしょう。花言葉「陰徳」「美徳」は、生命力が強く畑作物と競合するといわれながら、塊茎に含まれるイヌリンに整腸作用や食後の血糖値の上昇を緩やかにする作用などがあることからつけられています。 キクイモはヒマワリの仲間で、草丈が2~3m近くにもなり、見上げた先に葉の大きさに比べて、小さな花を咲かせます。花が終わると地中に塊茎を作り、地上部が枯れたあと大きくなったものを掘り出し、小さな塊茎は埋め残しておくと翌春に芽を出し、初夏には縁にギザギザ(鋸歯)のある深緑色の葉が茂ります。キク科ヒマワリ属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:アメリカイモ(亜米利加芋)、ブタイモ(豚芋)キクイモ(菊芋)の花言葉:陰徳、美徳、気取らぬ愛らしさ、恵み。キクイモ(菊芋)の誕生花:9月26日、11月3日流通時期:イモを晩秋から春に見かけます。e-フラワーさんにあります。ニオイザクラ キイジョウロウ ダイモンジソウ
2018.09.26
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早春から初夏に、横にこんもりと広がる細い茎につく小さなへら状の葉の間から伸びた花柄(かへい)の先に、十字の形をしたスカイブルーや白い小花が1輪ずつ咲きます。3月27日の誕生花は、空色の花弁と中心部の濃い黄色のコントラストがきれいな花、ヒナソウ(雛草)。花の名は、花が小さくかわいらしいことから名づけられました。別名のフーストニアは、属名のHoustoniaの音読みで、スコットランドの植物学者William Houstonにちなんでつけられています。 花言葉「寛大な愛」は、4枚の花弁が十字架のように見える花があふれるように咲き広がる様子をキリストの愛にたとえたのでしょう。花言葉「会える幸せ」は、ひ弱そうに見えても冬を越して、春になるとまた空色の可憐な花を見せてくれることからきているのでしょう。 ヒナソウは大株になった頃、暖地では高温多湿の梅雨に入るので蒸れて枯れますが、秋にこぼれダネが芽を出して、葉のこんもりと茂った小さな株が雪も平気で越冬します。暖かくなると、次々新しい茎が伸びて横に広がり地をおおって茂っていき、小さな花が鉢やプランターいっぱいに咲き続けます。アカネ科フーストニア属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:トキワナズナ(常磐ナズナ)、フーストニアヒナソウ(雛草)の花言葉:甘い思い出、寛大な愛、会える幸せ。ヒナソウ(雛草)の誕生花:3月27日流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。charm 楽天市場店、やましち山野草店、四国ガーデン楽天市場支店、四国ガーデン楽天市場支店、千草園芸、トオヤマグリーン、みどり屋 和草 楽天市場店さんにあります。
2019.03.27
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春から初夏に、枝分かれして斜めに伸びる茎先の粉白色を帯びた緑色の葉のわきから長い柄を出して、鮮黄色の蝶形花が1~3輪咲き、花後に莢をつけます。4月29日の誕生花は、野辺に咲くかわいい黄花、ミヤコグサ(都草)。花の名は、かつて京の都や奈良の都に多く見られたことからという説や、ミャクコングサ(脈根草)が訛ったものという説があります。別名のエボシグサ(烏帽子草)は、花の形が烏帽子に似ていることからつけられています。 花言葉「また会う日まで」は、花名のミヤコグサからの連想で、京の都を離れるときの思いを道端に咲く鮮やかな黄色い花に託したのでしょうか。花言葉「きまぐれな心」は、1~3輪、寄り添って咲いた後、莢果をつける小さい蝶形の花のどこからきているのでしょう。 ミヤコグサは公園の管理区域の柵の向こうから地を這って少しずつ広がり、昨春ようやく散歩道の立木の下まで出てきて、ちらほら咲くようになりました。初夏になると花後につけた莢果が次々と褐色に熟してタネがこぼれだすようになったので、莢を2、3個持って帰って蒔きましたが、残念ながら今春芽が出てきませんでした。マメ科ミヤコグサ属、耐寒性多年草、原産地:日本、東アジア別名:エボシグサ(烏帽子草)ミヤコグサ(都草)の花言葉:きまぐれな心、また会う日まで。ミヤコグサ(都草)の誕生花:4月29日、7月8日流通時期:ポット苗を春に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、四国ガーデン楽天市場支店、トオヤマグリーンさんにあります。 スネールフラワー母の日のアジサイ
2018.04.29
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「森は生きている」を読んだときに、カゴいっぱいのマツユキ草がどんな花なのか気になって、気になって、父に通販カタログで取りよせてもらったら、届いたのはスノードロップ。花が咲くと、本の挿絵とちょっと違っていて、3枚の長い外側の花びらと、緑色の模様がある3枚の内側の短い花びらが、筒状に重なり合っていました。←100103 ガランツス・エルウィジースノードロップはガーデニングを始めた時、真っ先に植えて、4~5年間、花を咲かせて消えました。その後は球根を植えても、芽を出さなかったり、花が咲かなかったり。秋植えの球根を植える頃、お花屋さんのなじみの店員さんに話すと、今はもう暖地では芽出し苗でなければ、花を咲かせるのは難しいと言われました。 100101 ↑花は1本の茎に一つなので、芽がちょっと斜めでしたが、欲張って、一番芽の多いポットをゲット・・・まだ寒さの残る2~3月頃、春を告げて、真っ白い花がイヤリングのように下向きに咲くので、スノードロップのドロップはeardropで、「雪の耳飾り」を意味する名前だとも。 100101 ↑ 100103 花は朝に開いて、日が落ちると閉じてつぼみに戻ります。ロシアの詩人・劇作家のマルシャークの「森は生きている」は、咲いているはずのない大晦日に、マツユキ草を摘んでくるように継母に言いつけられた娘が、森の中で出会った「十二の月の精」に助けられ、幸運をつかむお話です。スノードロップ (snowdrop)の鉢植えでの育て方 ヒガンバナ科ガランツス属(スノードロップ属、マツユキソウ属)、秋植えの耐寒性球根、原産地:ロシア南部~ヨーロッパ別名:マツユキソウ(待つ雪草)、ユキノハナ、ユキノシズク●置き場所:芽が出るまでは半日陰の涼しい場所で。芽が出てから早春に花が咲くまでは日当たりのよい場所に。真夏はできるだけ涼しく、風通しのよい半日陰で。●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。葉が枯れて、球根が休眠に入ったら乾かさない程度に水やり。●用土:水はけのよい肥沃な土に。赤玉土小粒7、腐葉土3の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜて。●肥料:ほとんど必要なく、花後に1週間に1回、1000倍に薄めた液体肥料を1ヶ月ほど与えます。●植え替え:乾燥を嫌うので、球根が増えて鉢が一杯になったら、9~10月に。 花言葉:初恋のためいき、慰め、逆境のなかの希望スノードロップ(2球ポット植え×2ポット)スノードロップ 芽出し グラタンテラコッタ植えまとめて植えると見事です。280×10=2800→2000円スノードロップの苗10個セットGalanthus elwesii【送料無料】可憐なしずく『スノードロップ(ガランサス) 芽出しポット苗(5球入り)』
2010.01.04
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春になると、茎を抱くようにすっきりと伸びた葉の間から伸ばした花茎の先に、唇弁に縦ひだのある白い花が下のつぼみから順に咲いていきます。5月14日の誕生花は、美しい野生ランのシランの変種、シロバナシラン(白花紫蘭)。花の名は、紫色の花が咲くランの花から名づけられたシラン(紫蘭)の白花であることから呼ばれています。 シランの花言葉「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」は、英名のヒヤシンス・オーキッドに由来し、ギリシャ神話の美少年ヒュアキントスとアポロンの悲しいお話からつけられています。シランとシロバナシランの花言葉に区別はなさそうですが、ヒヤシンスは花色によって違う花言葉がつけられているので、シランの白も紫とは別の花言葉が似合いそうです。 花言葉「楽しい語らい」は、先に咲いた花や隣の花茎の花に向いて、語りかけているように次々と咲く横向きの花の姿につけられたのでしょう。シロバナシランは、咲き終わったナルコユリを押しのけるようにして緑の葉を広げて、急いで花を咲かせます。ラン科シラン属、耐寒性多年草、原産地:日本、台湾、中国シラン(紫蘭)の花言葉:あなたを忘れない、変わらぬ愛、美しい姿、楽しい語らい。シラン(紫蘭)の誕生花:5月14日流通時期:鉢花を春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、GRANDYさんにあります。 紫蘭
2012.05.14
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最近はお花屋さんやホームセンターにも世界中から花が集まってきているようで、初めて置かれた花は来年もあると限らないので、場所をとらない気楽なポット苗のときは即、連れ帰ります。ブロワリアはすぐにポットから鉢に植え替えましたが、基本的に丈夫なようで、環境に慣らす必要もなく、花径2~3cmほどの白とバイオレットブルーの花を咲かせていました。 葉脈のはっきりした葉。 蛸の頭のような丸い花びらが1枚。 ↓ ↓ 090624 最初は白い花がよく咲いていましたが、一緒に植えると青紫の花もよく咲くようになりました。マガリバナ(歪花)と別名の中にあるように、端正な花形ではなく、愛嬌のある花形で、白は紫よりちょっとおとなしい感じがします。 090711 090912 090912草姿がこんもりとまとまっていたので、梅雨の長雨に放任していたら、伸びすぎて乱れてしまいましたが、半分くらいに切り戻すには、たくさんつぼみがついていてそのままに。10月に、寒さに弱い花の冬越し準備中にブロワリアの鉢を見たら、もう枯れていたので、花が咲いたら終わりの1年草と思いましたが、本来は多年草だそうです。今度はうまくブロワリアを育てられると、お花屋さんを毎日のぞいています。ブロワリアの鉢植えでの育て方キク科ブロワリア属、中南米原産の非耐寒性一年草(本来は多年草)別名:ルリマガリバナ(瑠璃歪花)●置き場所:日当たりと風通しのよい場所に。真夏は半日陰で。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。赤玉土6、腐葉土4の混合土に緩効性肥料を適量混ぜて。●肥料:月1回、緩効性肥料を置き肥します。(花数が少なくなったら、また花がたくさん咲くように、週1回液体肥料を与えます。)花言葉:あなたは魅力に富んでいる季節の花苗ブロワリア■新鮮花壇苗■ブロワリアオーシャン バイオレットブルー10.5cmポットサントリー 花苗 6号タピアン バイオレット季節の花苗トレニア■良品花壇苗■ワダフラワーのトレニア サイクロンバイオレット 10.5cmポット苗
2010.06.16
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夏から秋にかけて、茎先のバイオリン胴部のような形をした緑の葉が赤く変わり、花弁のない黄色い小花が咲きます。8月31日の誕生花は、真夏のクリスマスカラー、ショウジョウソウ(猩々草)。花の名は、花の下の苞葉が赤く色づくことから、古代中国の想像上の獣で、赤く長い髪をしたお酒の好きの猩々(しょうじょう)を連想して名づけられました。 花言葉「良い仲間」は、花が寄りそって咲き、実が固まってつく姿につけられたのでしょう。ショウジョウソウは雌雄異花の杯状花序を固めてつけ、重そうにしなだれている雌花を雄花が囲み、三室に分かれた実を結びます。 英名のアニュアル・ポインセチアは一年草のポインセチア(annual poinsettia)の意味で、クリスマスに飾られる低木のポインセチアの仲間で、一年草であることから呼ばれています。ポインセチアと同じ花言葉の「祝福」は、赤と緑のクリスマスカラーからつけられています。真夏の照りつける日射しの下、道端のコンクリートの隙間に、鮮やかな赤い苞と緑の葉のコントラストが美しく、ショウジョウソウが咲いていました。トウダイグサ科ユーフォルビア属、春まきの非耐寒性一年草、原産地:北アメリカ南部、ブラジル別名:クサショウジョウ(草猩々)、アニュアル・ポインセチアショウジョウソウ(猩々草)の花言葉:祝福、希望、良い仲間。ショウジョウソウ(猩々草)の誕生花:8月31日、11月 2日流通時期:ポット苗を初夏に見かけます。ラナンキュラス
2012.08.31
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晩秋から冬に、根ぎわよりよく枝分かれしたトゲのある小枝に、鮮やかな緋色の五弁花が3~4輪、まとまって咲きます。2月9日の誕生花は、冬を彩る東洋の美しい花、カンボケ(寒木瓜)。花(木)の名は、実が瓜に似ていることからの木瓜(モッカ)が訛り、モケからボケになったといわれ、春に咲くボケの花が晩秋から冬に咲くことから名づけられました。別名のヒボケ(緋木瓜)は、秋から冬にかけて鮮やかな緋色の花を咲かせ、見頃をむかえることから呼ばれています。 花言葉「熱情」は、つぼみのうちから目立ち、晩秋から冬に咲く花のひときわ鮮やかで情熱的な緋色の花色からつけられています。ボケの花言葉「平凡」は、木の樹高があまり大きくならないので垣根に利用されたことからつけられ、庭のカンボケも長年変わらぬ樹姿をしています。 カンボケは冬から少しずつ咲かせる花が増えて、早春になると枝いっぱいに花が咲き、葉も出そろってきます。バラ科ボケ属、耐寒性・耐暑性落葉低木、原産地:中国別名:ヒボケ(緋木瓜)カンボケ(寒木瓜)の花言葉:熱情。カンボケ(寒木瓜)の誕生花:2月9日ボケ(木瓜)の花言葉:先駆者、指導者、妖精の輝き、熱情、平凡、早熟。ボケ(木瓜)の誕生花:1月15日、1月21日、2月2日、2月4日、2月5日、2月17日ボケ(朱)の花言葉:指導者。ボケ(朱)の誕生花:1月21日ボケ(白)の花言葉:先駆者、早熟。ボケ(白)の誕生花:2月19日流通時期:鉢花を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、千草園芸さんにあります。 ボケ
2013.02.09
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夏から秋に、日当たりのよい山野などで、群生してまっすぐに伸びた茎先に、淡い紫色の清楚な花が数輪、まとまって次々と咲きます。11月9日の誕生花は、野辺に咲く素朴で美しい花、ノギク(野菊)。花の名は、山野に自生し、頭花がキク属に似ていることからつけられ、ノコンギクやノジギク、ヤマシロギク、イナカギク、ヨメナ、ユウガギクなど多くの種があります。 ヨメナ花言葉「清爽」は、薄紫色の一重の清楚で可憐な花の姿からつけられたのでしょう。サツマノギク(薩摩野菊)など地域によっても様々な種がありますが、道端でよく見られるのはシオン属のノコンギク(野紺菊)とヨメナ属のヨメナ(嫁菜)と、これらの近縁種だそうです。 斑入りノコンギクとノコンギク夕映えノギクは種によって、それぞれ花言葉がつけられていて、ノコンギクは「忘れられない想い」「守護」、ヨメナは「従順」「隠れた美しさ」などがつけられています。庭の鉢植えの斑入りのノコンギクは秋に咲きますが、初夏に咲く年もあり、ヨメナは初夏と秋に咲いています。キク科シオン属(ヨメナ属)、耐寒性多年草、原産地:日本 ノギク(野菊)の花言葉:清爽。ノギク(野菊)の誕生花:11月9日流通時期:ノコンギクやノジギクなどのポット苗を夏~秋に見かけます。園芸ネット プラス、石田精華園 楽天市場店、国華園、季節の花 花心(Kashin)、e-フラワーさんにあります。
2013.11.09
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晩春から初夏に、雄株には黄色い雄花が円柱形にたくさん咲き、雌株には細長く平べったい葉のわきに、球体と2本のめしべをつけた棒状の雌花が咲きます。誕生花のない花は、生垣に実る甘い花托と手裏剣遊びの平らな葉、イヌマキ(犬槇)。花(木)の名は、古くに真木(本当の木)と呼ばれた杉より劣ることから役に立たない(価値が劣る)という意味のイヌをつけて名づけられました。イヌマキの葉は長さ10~15cm、幅1cmほどで、葉の真ん中から軽く半分に折って、4枚を互い違いに組むと手裏剣のような形になり、昔近所の男の子たちが作って遊んでいました。 花言葉「慈愛」は、生垣が風よけとなって、親が子をいつくしむように家を見守ることからきているのでしょう。花言葉「色あせぬ恋」は、螺旋状に数多くつく細長い葉が常緑で、庭木や生垣など身近に見られることからつけられたのでしょうか。 晩夏から雌花の花托は黄色からオレンジ色になって、秋に赤紫色に熟すと食べられ、花托の上の白い粉を吹いた丸い実にはタネが入っていて食べられません。ご近所の長く続く槇囲いのマキの木は毎年、雌花や雄花を咲かせる木と、一度も花を咲かせていない木があります。マキ科マキ属、耐寒性常緑針葉樹、原産地:日本、中国別名:クサマキ(草槇、臭槙)、マキ(槇)イヌマキ(犬槇)の花言葉:慈愛、色あせぬ恋。イヌマキ(犬槇)の誕生花:―流通時期:苗木を秋に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、片岡笑幸園「悠々の森」、園芸ネット プラス、花と緑、季の香(きのか)、遊恵盆栽 楽天市場店、グリーンロケットさんにあります。
2013.12.31
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この冬も、固いつぼみをもった小さい鉢植えが、ホームセンターの寒空の下に並んでいました。春につぼみが膨らんで、タグにあるようなピンクと黄色のユニークな花が咲くのだと、楽しみにしていたポリガラでしたが、昨年は春を待たずに、戸外の簡易ガラス温室の中で、2鉢ともつぼみが落ちたようです。 ↑ 091129ポリガラは凍らせなければよいそうですが、晩秋にたくさんつぼみをつけたので、簡易ガラス温室の中ではなく、今度は室内に入れることにしました。よく見ると1鉢の枝に、まるまると太った蝶(ガだと嫌だな)のさなぎが・・・暖かい部屋で、蝶になると困るので、1鉢は昨年と同じように戸外の簡易ガラス温室に。 ↓ 091226冬と春、季節は行ったり来たりと、テレビで聞きましたが、暖かくなったからと早々と蝶にならないでね・・・左右のピンク色の花びらは萼(ガク)で、黄色い部分が花びらだそうです。 ↓ ↑ 100116耐寒性があっても、室内のポリガラの方が大きくなって、花が次々咲いています。タグの写真を見た時は、蝶のような形と思いましたが、サナギが蝶になったら、なんというでしょう?トキワヒメハギのタグによる育て方 ヒメハギ科ポリガラ属、ヨーロッパ原産の耐寒性常緑小低木●置き場所:日当たりのよい場所に。真夏は半日陰に。●水やり:やや乾燥気味に。●冬越し:凍らないように、室内などで。萩の名の花で、ポリガラとは無関係です。 ↓音に反応して葉っぱが動く♪リトルガーデンVer.2オドリコチャン 舞萩の栽培セットマイハギ(舞萩)斑入り葉萩(ハギ)飛鳥野萩(アスカノハギ)センダイハギ 黄 (先代萩) (9cmポット苗)
2010.01.18
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昨年、花壇の作り直しで、偶然置いた場所が気に入って、初めて夏越しした宿根イベリスが1株だけですが、今年の猛暑も乗りきっていました。宿根イベリスは、白い小花がいくつも集まって一つの大きな花になり、ゆるやかにカーブした花茎の先で、コロンと丸くまとまった花がお日様のほうに向いて次々咲いていきます。 ちょっと暗めの花壇の奥で、真っ白い花が雪の結晶が舞い散るように咲いています。 ↓ 090426 100411 100411宿根イベリスは椿で少し陰になる場所に鉢を移動したためか、ご機嫌ななめで、去年は花数が少なく、今年は花が増えましたが、太陽に向いている花を横から見ることに。宿根イベリスは草丈15cmほどで横に広がっていくので、鉢にたくさん出ていた小さな芽は宿根イベリスのこぼれダネではなく、タネは下に落ちたようです。 タネがいくつかありましたが、切り戻して夏越しの準備を。 ↓ 100518 100612 101106宿根イベリスは寒さに強く、日当たりのよい場所に置くと、春にたくさんの花が咲くので、夏越しのときだけ移動すればいいのですが、動かすと枯れそうな気がして、そのままに。残った1株は小さな鉢に植え替えるか、寄せ植えに・・・宿根イベリス(イベリス・センペルヴイレンス)の鉢植えの育て方アブラナ科イベリス属、耐寒性多年草、原産地:南ヨーロッパ~北アフリカ別名:マガリバナ(曲がり花)、トキワナズナ●置き場所:日当たりのよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いてからたっぷりと。●用土:水はけがよければ、選びません。赤玉土小粒6、腐葉土4の混合土に。(赤玉土に苦土石灰を少しと緩効性肥料を混ぜています)●肥料:植えるときに緩効性肥料を。●植え替え: 鉢から根が出たら、そのまま一回り大きな鉢に。花言葉:初恋の思い出、甘い誘惑宿根イベリス”センペルビデンス” 3.5号宿根イベリス【花苗】純白の可愛らしい花♪【宿根イベリス】【花苗】【10P03dec10】イベリスオルレイヤの苗Orlaya grandiflora
2010.11.29
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春に、枝先に芽吹いた葉のわきに、淡い紅色の五弁花が咲いて緑の実を結び、秋に長円形の大きな実が黄色く熟します。11月1日の誕生花は、春の可憐な花と秋の甘く香る実が楽しめる果樹、カリン(花梨)。花(木)の名は、木目がフタバガキ科(東南アジア原産)のカリン(花櫚)に似ていることから名づけられました。カリンは遣唐使によって中国からもたらされたとも、弘法大師が中国から持ち帰ったともいわれています。 花言葉「唯一の恋」は、淡い紅色の花色からつけられているようですが、唯一は花がたくさん咲いて実が多くなるこの花のどこからきているのでしょう。花言葉「豊麗」は、次々と咲く淡い紅色に染まった花の豊かな美しさにつけられています。 春の植物園では、カリンの可憐な花がたくさん咲き、晩秋にはたわわに実った黄色い実が次々と落ちてきますが、実は硬くて渋いので食べられません。香りのよい実には咳を鎮める薬効があり、果実酒やのど飴、カリンシロップなどに利用されています。木は成熟すると樹皮がまばらにはがれて、茶、緑、灰色などさまざまな色の雲状の美しい模様になり、成長が遅く木質が緻密なため、床柱や楽器などに利用されているそうです。バラ科カリン属、耐寒性落葉中高木、原産地:中国別名:カラナシ(唐梨)、キボケ(木木瓜)、アンランジュ(安蘭樹)カリン(花梨)の花言葉:唯一の恋、豊麗、優雅、可能性がある。カリン(花梨)の誕生花:11月1日、11月21日流通時期:苗木を秋~冬に見かけます。花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター、トオヤマグリーン、とろばとさんにあります。 フェイジョア
2015.11.01
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晩夏から秋に、よく枝分かれした細い茎のふんわりと茂った明るい緑の葉のわきに、淡い緑の小さな花が穂状に咲き、秋に葉が赤く紅葉し、枝にビッシリと小さなタネがつきます。1月31日の誕生花は、こんもり丸くまとまる草ボウキ(箒)、コキア。花の名は、19世紀のドイツの植物学者Joseph Kochにちなんで名づけられました。別名のホウキギ(箒木)は、枝を乾燥させて束ねて箒(ほうき)を作ったことから、ホウキグサ(箒草)も、江戸時代に箒として利用したことからつけられています。秋になるタネは食用や薬用になり、秋田の郷土料理「とんぶり」に使われていて、プチプチした食感と色合いから畑のキャビアと呼ばれているそうです。 花言葉「恵まれた生活」は、観賞用から食用、薬用、箒と無駄なく利用できることからつけられたのでしょう。花言葉「私はあなたに打ち明けます」は、女性が恥じらって頬を赤く染めたように明るい緑の葉が真っ赤になることから連想してつけられたのでしょうか。 小さな鉢植えのコキアは真冬に箒のような茎を残して枯れ、隣の鉢にこぼれ落ちたタネが芽を出して遠慮がちに茎葉を伸ばし、花をショッキングピンクに色づいて咲かせて紅葉しました。ご近所の畑の片隅の同じ場所で、毎春こぼれたタネが一斉に芽を出し、こんもりとしたコキアがいくつも並んだ姿が見られます。アカザ科バッシア属、非耐寒性一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:ホウキギ(箒木)、ホウキグサ(箒草)コキアの花言葉:恵まれた生活、私はあなたに打ち明けます。コキアの誕生花:1月31日流通時期:鉢植えを晩夏に見かけます。ハーデンベルギア
2016.01.31
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