「森は生きている」を読んだときに、カゴいっぱいのマツユキ草がどんな花なのか気になって、気になって、父に通販カタログで取りよせてもらったら、届いたのはスノードロップ。
花が咲くと、本の挿絵とちょっと違っていて、3枚の長い外側の花びらと、緑色の模様がある3枚の内側の短い花びらが、筒状に重なり合っていました。
←100103 ガランツス・エルウィジー
スノードロップはガーデニングを始めた時、真っ先に植えて、4~5年間、花を咲かせて消えました。その後は球根を植えても、芽を出さなかったり、花が咲かなかったり。
秋植えの球根を植える頃、お花屋さんのなじみの店員さんに話すと、今はもう暖地では芽出し苗でなければ、花を咲かせるのは難しいと言われました。
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花は1本の茎に一つなので、芽がちょっと斜めでしたが、欲張って、一番芽の多いポットをゲット・・・
まだ寒さの残る2~3月頃、春を告げて、真っ白い花がイヤリングのように下向きに咲くので、スノードロップのドロップはeardropで、「雪の耳飾り」を意味する名前だとも。
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花は朝に開いて、日が落ちると閉じてつぼみに戻ります。
ロシアの詩人・劇作家のマルシャークの「森は生きている」は、咲いているはずのない大晦日に、マツユキ草を摘んでくるように継母に言いつけられた娘が、森の中で出会った「十二の月の精」に助けられ、幸運をつかむお話です。
スノードロップ (snowdrop)の鉢植えでの育て方
ヒガンバナ科ガランツス属(スノードロップ属、マツユキソウ属)、秋植えの耐寒性球根、原産地:ロシア南部~ヨーロッパ
別名:マツユキソウ(待つ雪草)、ユキノハナ、ユキノシズク
●置き場所:芽が出るまでは半日陰の涼しい場所で。芽が出てから早春に花が咲くまでは日当たりのよい場所に。真夏はできるだけ涼しく、風通しのよい半日陰で。
●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。葉が枯れて、球根が休眠に入ったら乾かさない程度に水やり。
●用土:水はけのよい肥沃な土に。赤玉土小粒7、腐葉土3の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜて。
●肥料:ほとんど必要なく、花後に1週間に1回、1000倍に薄めた液体肥料を1ヶ月ほど与えます。
●植え替え:乾燥を嫌うので、球根が増えて鉢が一杯になったら、9~10月に。
花言葉:初恋のためいき、慰め、逆境のなかの希望
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