花の名前 0
ラ行の花 0
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春から秋に、不規則な羽状に裂けたギザギザ(鋸歯)のある葉をつけてよく枝分かれした茎先に、筒状花だけの黄色い頭花が咲きます。11月29日の誕生花は、野に咲くつぼみのような形の黄花、ノボロギク(野襤褸菊)。花の名は、野に生えるボロギク(襤褸菊)から名づけられました。ボロギクは沢沿いに多いサワギク(沢菊)の別名で、中央の筒状花を舌状花が囲む黄色の頭花が咲き終わった後にできる白い冠毛をボロ屑に見立ててつけられています。 花言葉「一致」は、舌状花のない黄色い頭花が集まっている様子からつけられています。花言葉「遭遇」は、雪の積もらない暖地では冬でも花を咲かせて、一年中畑や道端などのどこかで花を見られることからきているのでしょう。 最近ノボロギクが春になると田畑の縁や道路わきのアスファルトの隙間などに、次々と芽生えて花を咲かせているのを見かけるようになりました。花後に白い冠毛が伸びると、花の基部を包む先の黒い円筒形の総苞がつけ根まで開いて、冠毛を球形に広げ、白い冠毛をつけたタネが風にのって飛んでいきます。キク科ノボロギク属、一年草(越年草)、原産地:ヨーロッパ別名:ネンジュソウ(年中草)、オキュウクサ(お灸草)、タイショウクサ(大正草)ノボロギク(野襤褸菊)の花言葉:一致、合流、遭遇。ノボロギク(野襤褸菊)の誕生花:11月29日流通時期:―クリスマスローズ
2020.11.29
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冬から春に、ピンと立った長楕円形の厚い葉をつけてまっすぐ伸びた太い茎(バルブ)や葉を落とした茎の節々に、唇弁に斑の入った濃いピンクや淡いピンクの花が集まって咲きます。11月13日の誕生花は、育てやすく豪華なノビル系デンドロビウムのピンク色の花、デンドロビウム(ピンク)。花の名は、属名のDendrobiumの音読みで、ギリシャ語のdendron(木)とbios(生ずる)に由来し、原種が他の木に着生して生長することから名づけられました。デンドロビウムはノビル系、セッコク系、ギンギアナム系、夏咲きのフォーモサム系(フォーミディブル系)、コチョウラン(胡蝶蘭)に花が似ているファレノプシス系があります。 ノビル系デンドロビウムはDendrobium nobileを基本種としてつくり出された園芸品種で、品種改良が進み、今では花や草姿のサイズがさまざまあり、花色もバラエティーに富んでいます。デンドロビウム(ピンク)の花言葉「真心」は、女性的なイメージのあるピンクの花色で、花つきと花もちがよいことからきているのでしょう。 小さな鉢植えのピンクのデンドロビウムは茎があちこちに向いて伸び、新年から濃いピンクのつぼみをつけて精一杯大きな花を長く咲かせています。ラン展で見かけるデンドロビウムのようにまっすぐ伸びた茎の上から下まで、葉や茎が見えなくなるほど花を咲かせませんが、毎年冬の室内を明るく彩ってくれます。ラン科セッコク属、半耐寒性多年草、原産地:ヒマラヤからタイ(ノビル系)デンドロビウム(ピンク)の花言葉:真心。デンドロビウム(ピンク)の誕生花:11月13日デンドロビウム(白)の花言葉:純粋、清潔。デンドロビウム(白)の誕生花:12月11日デンドロビウム(デンドロビューム)の花言葉:わがままな美人、天性の華を持つ。デンドロビウム(デンドロビューム)の誕生花:3月2日、11月13日、12月11日、12月12日、12月13日流通時期:鉢花を冬~春に見かけます。デンドロビウム
2020.11.13
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秋に、縁にギザギサ(鋸歯)のある匙形の厚く光沢のある葉をつけた茎先に、白い舌状花が中心の黄色い筒状花を囲んだ大きな頭花が次々と咲きます。11月4日の誕生花は、太平洋沿岸に自生するノギク(野菊)の花、ハマギク(浜菊)。花の名は、砂浜や海岸の岸壁などに自生するキク(菊)から名づけられました。別名のフキアゲギク(吹上菊)は、海からの風を受けて咲く花の姿からつけられています。ハマギクは日本の固有種であることから、学名はNipponanthemum nipponicumで、属名にも種小名にもニッポンの名がつき、英名もNippon daisyです。 花言葉「逆境に立ち向かう」は、青森から茨城までの太平洋沿岸の砂浜や海岸の崖などに、浜風を受けて群生していることからつけられています。花言葉「友愛」は、恵まれない環境の海岸にしっかりと根を張りあって、寄り添って咲く白い花の清楚な美しさをたとえたのでしょう。 庭植えのハマギクは花が群がって株をおおうように咲いたこともありましたが、茎が木質化して、見栄えが悪くなってきました。春に株元から出ている小さな株を取って更新します。キク科クリサンセマム(キク)属、耐寒性多年草、原産地:日本別名:フキアゲギク(吹上菊)ハマギク(浜菊)の花言葉:友愛、逆境に立ち向かう、単純な美。ハマギク(浜菊)の誕生花:9月3日、10月10日、11月4日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。charm 楽天市場店、トオヤマグリーンさんにあります。 ハマギクの仲間
2020.11.04
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晩秋から初冬に、枝先や縁にギザギザ(鋸歯)のある濃い緑色の葉のわきに、一重や八重の淡いピンクや濃いピンク色の花が咲きます。11月3日の誕生花は、晩秋の垣根を彩る童謡 たきび で歌われている多種多様な花、サザンカ(ピンク)。花の名は、古い時代にツバキと厳密に区別されていなくて、ツバキ類を指す漢名の山茶(サンサ)の花、山茶花(サンサクワ→サンサカ→ササンカ)が転化したものです。漢名の山茶は山に生えているお茶の木の意味で、香りのよい葉がお茶のようにして飲まれていることからきています。サザンカは花の時期や花形などの特徴から、サザンカ群、晩秋から早春に咲くカンツバキ群、冬から春に咲くハルサザンカ群に分類されています。 サザンカには赤、白、ピンクの花色による花言葉があります。サザンカ(ピンク)の花言葉「永遠の愛」は、強く冷たい風が吹き始める晩秋から初冬に、愛を連想させるやさしいピンク色の花をひたむきに咲かせる姿からつけられています。 サザンカ群は5~7弁の白い一重咲きの原種のサザンカからできた園芸品種で、花色は基本の白の他、ピンク、紅、紅覆輪やぼかしが多く、一重咲きから二重咲きが中心です。庭のサザンカの丁字車(ちょうじぐるま)は、花芯のおしべが小さな花弁に変形した唐子咲きの淡いピンクの花で、10月下旬から咲き出します。サザンカはほのかに甘い香りがする花が咲き終わると、花弁が一枚ずつはらはらと散っていきます。ツバキ科ツバキ属、常緑高木、原産地:日本別名:イワハナビ(岩花火)、ヒメツバキ(姫椿)サザンカ(ピンク)の花言葉:永遠の愛。サザンカ(ピンク)の誕生花:11月3日サザンカ(白)の花言葉:愛嬌、あなたは私の愛を退ける。サザンカ(白)の誕生花:11月1日、11月5日、12月4日サザンカ(赤)の花言葉:あなたが一番美しい、謙譲、無垢。サザンカ(赤)の誕生花:11月16日サザンカ(山茶花)の花言葉:ひたむきな愛、謙譲、謙遜、愛嬌、理想の恋、困難に打ち勝つ。サザンカ(山茶花)の誕生花:10月30日、11月9日、11月27日、12月4日流通時期:苗木を秋~冬に見かけます。苗木の専門店 グリーンでGO!、苗木部 by 花ひろばオンライン、千草園芸、植木生産販売専門店 芝樹園さんにあります。
2020.11.03
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春に芽を出して、脈のある長楕円の葉を数枚つけてすっと伸びた花茎の先に、丸くふくらんだ大きな紅紫色の花を1輪、横向きに咲かせます。11月30日の誕生花は、大きい花がみごとな日本の野生ラン、アツモリソウ(敦盛草)。花の名は、花の唇弁が一ノ谷の戦いで、熊谷次郎直実に討たれた平家の若武者平敦盛(たいらのあつもり)の背負っていた母衣(ほろ)に見立てて名づけられました。平敦盛は明治39年に発表された唱歌「敦盛と忠度(のちに青葉の笛)」で歌われています。一の谷の軍(いくさ)破れ 討たれし平家の公達(きんだち)あわれ 暁寒き須磨の嵐に 聞こえしはこれか 青葉の笛 (作詞:大和田建樹、作曲:田村虎蔵) 花言葉「君を忘れない」は、花名の由来となった悲劇の主人公である敦盛をいつまでも忘れないと弔ったものでしょう。花言葉「変わりやすい愛情」は、平家の栄華が長く続くことなく没落したことに、愛もまた移ろいやすいものとたとえたのでしょうか。 アツモリソウは寒冷地を好むランなので、暖地の庭では花を咲かせられませんでしたが、晩春の高山植物園のロックガーデンで、中国黒龍江アツモリソウの花が優美に咲いていました。日本原産のアツモリソウは今では幻の花といわれています。ラン科アツモリソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:エンメイコブクロ(延命小袋)アツモリソウ(敦盛草)の花言葉:移り気、変わりやすい愛情、君を忘れない。アツモリソウ(敦盛草)の誕生花:4月17日、5月30日、11月30日流通時期:ポット苗を早春に見かけます。園芸ネット プラス、e-フラワーさんにあります。 中国アツモリソウ クリスマス寄せ植え
2017.11.30
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晩夏から秋に、茎先や鉾形の葉のわきに、五枚の白い萼の先が少し紅色を帯びた花弁のない小さな花がマリのように集まって咲きます。11月15日の誕生花は、水辺に群生するかわいい花、ミゾソバ(溝蕎麦)。花の名は、溝などの湿った所に生え、草姿がソバ(蕎麦)に似ていることからという説や、実がソバの実に似ていることからという説があります。別名のウシノヒタイ(牛の額)は、葉の形が牛の額に似ていることから呼ばれています。 花言葉「純情」は、白い花弁の先がほんのりと紅色をしていることから、恥じらって頬を赤く染めた少女を連想してつけられています。花言葉「風変り」は、まとまってつく三角錐状のつぼみや、萼が花弁のように見える小さな花、牛の額に似ている大きな葉など、草姿が変わっていることからきているのでしょうか。 春に耕されたまま稲が植えられなかった近くの水田は夏になると、黄色いチョウジソウやヒレタゴボウの花を咲かせ、翌年は周辺の空き地の花も咲いていました。今年はどこから来たのでしょうか、それまで見かけなかったミゾソバがその中に群生して、晩夏から金平糖のようなつぼみを次々とつけ、花を咲かせていました。タデ科タデ属、一年草、原産地:日本、東アジア別名:ウシノヒタイ(牛の額)ミゾソバ(溝蕎麦)の花言葉:純情、風変り。ミゾソバ(溝蕎麦)の誕生花:11月15日流通時期:―ポインセチア・プリンセチア
2017.11.15
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夏から秋に、先の尖った心形の葉の間から伸びた花茎の先に、白い萼が深く5つに裂けて花弁状になった小花が穂状に咲き、花後に黒褐色の三角錐形の実がつきます。11月3日の誕生花は、縄文時代に渡来した救荒作物、ソバ(蕎麦)。花の名は、実が三角形をしていることからの稜(物の角を意味する古語)と、麦が複合した稜麦(ソバムギ)の略語です。ソバは春まきで夏に収穫する夏ソバと、夏まきで秋に収穫する秋ソバがあり、秋ソバは多収で味も香りもよく、新ソバと呼ばれています。 花言葉「あなたを救う」は、冷涼な荒れ地でも夏と秋に収穫でき、穀物類の中では良質のタンパク質やビタミン類、血管を丈夫にするルチンを含み、栄養価が高いことからつけられたのでしょう。花言葉「懐かしい想い出」は、そばにまつわる様々な思い出からきているのでしょうか。かつては白い花が一面に広がっていたソバ畑や、蕎麦蒸籠(せいろ)を何段も重ねて自転車で走っていたそば屋さんの姿、麺のソバが今より黒かったことなど。 春に友人から分けてもらったソバのタネを庭の片隅にまくと、初夏に茎を長く伸ばしながら、葉のわきに次々と花穂をだして、白い花を咲かせ続け、茎の下から順に黒いタネを結びました。その傍らで、こぼれダネが芽を出して、真夏にも花を咲かせ、秋にも咲いて三回実をつけていました。タデ科ソバ属、春まき・夏まき一年草、原産地:中国西南部ソバ(蕎麦)の花言葉:懐かしい想い出、喜びも悲しみも、あなたを救う、幸福。ソバ(蕎麦)の誕生花:9月11日、9月24日、11月1日、11月3日流通時期:―ガーデンシクラメン ハツコイソウ
2017.11.03
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晩秋から早春に、先が尖って縁にギザギザのある葉の間に、花弁が合わさった筒状の一重の小さな白や紅色などの花がひっそりと咲きます。11月30日の誕生花は、千利休が愛した一重の趣深い花、ワビスケ(侘助)。花の名は、千利休につかえて、この花を丹精こめて育てた庭男の侘助にちなんで名づけられました。ワビスケは加藤清正が朝鮮出兵のとき持ち帰ったとも、侘助という人が朝鮮から持ち帰ったともいわれていて、利休の「侘び数寄」が転訛したという説などもあります。ワビスケはツバキ(椿)とチャノキ(茶の木)の交雑種で、ツバキと同じように、花弁が散らずに花がポトリと落ちます。 花言葉「静かなおもむき」は、花の少なくなる晩秋から早春にかけて、閑寂な風趣を引きたてる茶花の一つであり、ひっそりと奥ゆかしい花の風情からつけられたのでしょう。花言葉「控えめ」は、筒咲きの一重で、葉に隠れるようにつつましく咲く小輪の花からつけられています。 ワビスケは花弁が開ききることなくポトリと落ちてしまい、おしべが退化してほとんど実をつけません。ワビスケの園芸品種には、シロワビスケ(白侘助)、紅色の花弁に白い斑が入った極小輪のコチョウワビスケ(胡蝶侘助)、淡いピンクの小輪のスキヤワビスケ(数寄屋侘助)などがあります。ツバキ科ツバキ属、常緑低木、原産地:中国、朝鮮半島ワビスケ(侘助)の花言葉:控えめ、静かなおもむき、簡素。ワビスケ(侘助)の誕生花:11月30日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。千草園芸、植木生産販売専門店 芝樹園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、相馬グリーン、ガーデニングショップ四季の里、打出農園、園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。
2015.11.30
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晩春から夏に、灰色がかった小さな葉のわきから伸びた短い花茎の先に、苞に包まれたつぼみがつき、苞の中から白い小花が咲き出て、デリケートに香ります。11月29日の誕生花は、初夏の庭を彩る幸運のハーブ、マジョラム。花の名は、ラテン語のmajor(より大きい)で、人の生命を長く伸ばすという意味があり、薬草として昔から親しまれてきたことから名づけられました。別名のノッテッド・マジョラム(knotted marjoram)は白い花が咲いた後、結び目(ノッチ)のような果穂をつけることからつけられています。 花言葉「常に幸福」は、古代ギリシャ・ローマ時代に幸福をもたらすハーブと信じられていて、マジョラムで花嫁の花冠をつくり、新婚の二人の幸福を願ったことからつけられたのでしょう。花言葉「恥じらい」は、マジョラムの花冠をつけた初々しい花嫁の様子からきているのでしょうか。マジョラムはギリシャ神話では、愛と美の女神アフロディテが創ったとされ、香りのない地味な花をかわいそうに思った女神が花を撫でると、このうえなくよい香りがするようになったと伝えられています。 吊り鉢のマジョラムは毎年フェンスで、地味な白い花を咲かせ、結び目のような風変りな実を次々とつけています。葉や茎に少しほろ苦さのある清々しい甘い香りがあるので、スイート・マジョラムとも呼ばれ、同じ属のオレガノはワイルド・マジョラムとも呼ばれています。シソ科オリガヌム属(ハナハッカ属)、耐寒性多年草、原産地:地中海沿岸、北アフリカ別名:マヨナラ(茉沃刺那)、スイート・マジョラム、ノッテッド・マジョラムマジョラムの花言葉:常に幸福、赤面、恥じらい。マジョラムの誕生花:11月29日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ハーブとアロマテラピー、ハーブティー専門店 e-ティザーヌ、花みどりマーケット 楽天市場店、ハーブとイタリア野菜の楽天市場店さんにあります。 シクラメン
2015.11.29
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冬から晩春に、細長い葉の間から長く伸びた花茎の先に、花筒の先が6つに裂けた細いラッパのような白や淡いピンクなどの花が数輪うつむいて咲きます。11月28日の誕生花は、ユーモラスな曲がり花、キルタンサス。花の名は、ギリシャ語のkyrtos(曲がった)とanthos(花)で、弓なりに曲がった筒状花(花弁がくっついて筒状になる花)から名づけられました。キルタンサスは冬咲きのCyrtanthus mackeniiと夏咲きのCyrtanthus sanguineusやCyrtanthus elatus、春咲き、秋咲きなど多種多様な品種があります。 花言葉「恥ずかしがり屋」「はにかみや」は、頭を垂れたようにうつむいて咲く花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「屈折した魅力」は、筒状のファンタスティックな花が弓なりに曲がっていることからでしょうか。 キルタンサスはゴールデンウィークの頃に白とクリーム、淡いピンクの3色混合の球根8個をプランターに植えました。葉より先につぼみが出て、晩春に大急ぎで白い花を咲かせましたが、翌年からは冬の終わりから早春にクリームがかった白い花と淡いピンクの花が咲きました。翌々年の晩春には思いがけず、赤い花も見られました。ユリ科キルタンツス属、春植え(秋植え)球根、原産地:南アフリカ別名:キルタンツス、ファイアーリリーキルタンサスの花言葉:屈折した魅力、恥ずかしがり屋、はにかみや、ロマンティック。キルタンサスの誕生花:1月22日、11月28日流通時期:球根を春に見かけます。小森谷ナーセリー 楽天市場店さんにあります。 春の山野草
2015.11.28
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夏から晩秋まで、細長い楕円形の葉をつけてまっすぐ伸びた花茎の先に、真っ赤に燃える炎のような小さな花が次から次へとわき上がるように咲き続けます。11月27日の誕生花は、キャンドルタイプのケイトウ(鶏頭)、セロシア。花の名は、ギリシャ語のkeleos(燃えた)で、燃えるような赤い花色や炎のような花の姿から名づけられました。セロシアはケイトウ属の総称で、園芸ではピンクの熱帯アジア原産のノゲイトウ(野鶏頭)の園芸品種を指すそうです。ノゲイトウ(学名Celosia argentea)の種小名argentea(銀白色の)は、花が咲き終わると銀白色になることからつけられています。 花言葉「幼時からの友情」は、小さな赤い花房が咲き終わって銀白色になっても寄り添いあう姿からつけられたのでしょうか。セロシア キャンドルの花言葉「希望の灯」は、ろうそくの炎のような花の姿からつけられたのでしょう。 セロシア モコモコモンスターは原種に近いタイプで、花色が赤から銀白色へと変化します。セロシア キャンドルは花芽が多く、コンパクトなタイプや花穂が小さくかわいいタイプなど、バラエティ豊かな品種があり、花がら摘みや切り戻しで、次々と咲きます。ヒユ科ケイトウ属、非耐寒性多年草、原産地:熱帯アジア別名:ノゲイトウ(野鶏頭)セロシアの花言葉:お洒落、情愛、幼時からの友情、行動的。セロシアの誕生花:11月11日、11月27日流通時期:ポット苗を晩春~秋に見かけます。園芸ネット プラスさんにあります。寄せ植え シダレウメ
2015.11.27
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早春から晩秋まで、横へ広がりながら細く長く伸びる茎につけた厚くつやのある葉のわきから次々と出す花茎の先に、白やピンク、赤などの花が房になって咲き続けます。11月26日の誕生花は、葉に光沢があり茎が這うゼラニウムの近縁種、アイビーゼラニウム。花の名は、深い切れ込みの入る葉がアイビー(セイヨウキヅタ)の葉に似ていることから名づけられ、かつてゲラニウム属に分類されていたため、今でもゼラニウムの名で呼ばれています。アイビーゼラニウムはペラルゴニウム属のうち、南アフリカのケープ地方原産のPelargonium peltatumなどをもとに改良された園芸品種グループの総称です。 花言葉「真実の愛情」は、ゼラニウムがマホメットの徳をたたえて、アラーの神がこの世に生み出したといわれていることから、神の無償の愛としてつけられたのでしょう。ピンク色のアイビーゼラニウムには、ロマンチックな花言葉「婚礼の贈り物」「婚約の贈り物」がつけられています。恋愛の色であるピンクの花色と、属名のペラルゴニウムがギリシャ語のpelargos(コウノトリ)で、コウノトリが赤ちゃんを運んでくることからきているのでしょうか。 アイビーゼラニウム シュガーベイビーはつややかな葉が小さめで、輝くような明るいピンクの八重咲きのかわいらしい花を咲かせます。花色は青紫やライラック、ワインレッドに白覆輪などの複色もあります。フウロソウ科ペラルゴニウム属(テンジクアオイ属)、半耐寒性半つる性多年草、原産地:南アフリカ別名:ツタバゼラニウム(蔦葉ゼラニウム)アイビーゼラニウムの花言葉:真実の愛情、結婚。アイビーゼラニウムの誕生花:3月19日、4月8日、7月9日、11月26日アイビーゼラニウム(ピンク)の花言葉:婚礼の贈り物、婚約の贈り物。流通時期:鉢花を春~初夏と秋に見かけます。Green Box (グリーンボックス)、花みどりマーケット 楽天市場店、千草園芸、緑の風yamashokuさんにあります。 ハボタン
2015.11.26
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春から晩秋まで、光沢のある濃い緑色の葉のわきに、濃い紫色のつぼみを真っ赤な細い苞の間にのぞかせ、苞が開くと、紫色の花が花柱を長く突きだして咲きます。 11月25日の誕生花は、真紅の花が濃い緑の葉に映えるハイビスカスの近縁種、パボニア・インテルメディア。花の名(学名Pavonia intermedia)は、属名がスペインの植物学者Jose Antonio Pavonにちなみ、種小名はintermedia(中間の、中くらいの大きさの)で、花の大きさからきているのでしょう。パボニア・インテルメディアはハスタータ種(Pavonia hastata)とムルチフローラ種(Pavonia multiflora)との種間交雑種といわれています。 花言葉「慎重」は、ハイビスカスと同じように花柱が長く突き出す花なのに、赤い苞と濃紫色の萼と花弁で花柱を大切に包む姿からつけられたのでしょう。花言葉「安堵」は、紫色の花が周りに広がる細く赤い苞に守られているように見えることからでしょう。 パボニア・インテルメディアは樹高が1.5~2mになるそうで、ひと夏でぐんぐん大きくなり、枝先にたくさんのつぼみをつけて、晩秋まで不思議な花が咲き続けていました。寒くなって最後の花が咲き終わったら、枝分かれしないでまっすぐ伸びた幹に側枝がでるようにピンチして、一回り大きい鉢に植え替えて室内に入れると花を咲かせました。アオイ科パボニア属、非耐寒性常緑小低木、原産地:南米パボニア・インテルメディアの花言葉:慎重、安堵。パボニア・インテルメディアの誕生花:11月25日流通時期:鉢花を晩春に見かけます。ガーデニングショップ四季の里さんにあります。寄せ植え
2015.11.25
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夏から初秋に、太くどっしりとした幹先と、先のとがった小葉をたくさんのつけた大きな羽状の葉の間に、淡い黄色の花が穂状に咲き、秋に雌株の実は赤紫色に熟します。11月24日の誕生花は、大型のトロピカルな装飾樹、カナリーヤシ(カナリー椰子)。花の名は、漢名のヤシ(椰子)の音読みで、カナリー諸島原産であることから名づけられました。別名(属名)のフェニックスは、古代ギリシャ語のphoinix(紅色、朱色、緋色、ヤシ、ナツメヤシ)からきています。カナリーヤシ(学名Phoenix canariensis)の仲間には、室内の観葉植物の小型のシンノウヤシ(Phoenix roebelenii)、実を食用にするナツメヤシ(Phoenix dactylifera)などがあります。 花言葉「躍動感」は、どっしりした太い幹の上で大きな羽状の葉を全方向に広げた雄大な姿が生き生きとして迫力のあることからつけられたのでしょう。別名のフェニックスには、力強く葉を広げた姿から古代エジプトの伝説の不死鳥フェニックスを連想してつけられたという説もあります。 植物園の大きなカナリーヤシは幹の上方の枯れおちた葉の基部のV字型の切り口がきれいで、葉柄のつけ根に風で運ばれてきた胞子から発芽したタマシダが生えています。晩秋に訪れると、木も根を下ろしていて、真っ赤な葉で彩られていました。ヤシ科ナツメヤシ属、半耐寒性常緑高木、原産地:アフリカ、熱帯アジア別名:フェニックスカナリーヤシ(カナリー椰子)の花言葉:躍動感。カナリーヤシ(カナリー椰子)の誕生花:11月24日流通時期:鉢植えを春~秋に見かけます。e-RAN、緑花木ネットストアー、TAHITI MARCHE ータヒチマルシェー、花右衛門、ブルーミンググレイスさんにあります。 フェニックス
2015.11.24
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初夏から夏に、互い違いに生えた線形のどっしりと硬い葉のわきから伸びた花茎に、純白の花が3~6輪、涼しげに香りながら咲きます。11月23日の誕生花は、甘く香る野生蘭の可憐な花、フウラン(風蘭)。花の名は、漢名の風蘭の音読みで、ランの花の香りを風が運ぶことから名づけられました。別名のフウキラン(富貴蘭)は野生蘭のフウランの園芸品種で、江戸中期にどっしりとした葉姿と高貴な香りが大名や豪商などに好まれたことからつけられています。 花言葉「恋の成就」は、高貴な香りに誘われて飛んできた蛾に花粉を運んでもらって実を結ぶことからつけられたのでしょうか。花言葉「ため息」は、小さな人形が踊っているようにも見える優雅で香りのよい花からつけられたのでしょう。フウランの花は五枚の花弁が反り返り、浅く三つにさけた唇弁を前に突き出し、距がゆるやかなカーブを描いて長く下に伸びています。 知人宅の生垣のカイヅカイブキ(貝塚伊吹)の幹に着生させたフウランは毎年、夕方から夜の道に甘くてよい香りを漂わせています水ゴケで育てていたフウランを同じように庭木に着生させて香りを楽しもうとしましたが、秋の台風の強風にどこかへ飛んで行ってしまいました。ラン科フウラン属、半耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:フウキラン(富貴蘭)フウラン(風蘭)の花言葉:恋の成就、真の魅力、霊感、神通。フウラン(風蘭)の誕生花:11月23日流通時期:鉢花を夏に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、フェニックスガーデン、ヨネヤマ 聞香庵 楽天市場店、ピー・エス浜名湖さんにあります。
2015.11.23
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春から初秋まで、肉厚の細長い葉の間からつぼみをびっしりつけた花穂を長く伸ばしながら、オレンジ色の小さな6弁花が次々と咲き上がります。11月22日の誕生花は、淡い黄色のふわふわしたおしべの美しい一日花、ハナアロエ(花蘆薈)。花の名は、肉厚の葉がアロエ(蘆薈)に似ていて、花が美しいことから名づけられました。学名Bulbine frutescensは、属名がギリシャ語のbulbos(鱗茎)、ラテン語のbulbus(球根)で、この属の多くが球根性であることからつけられています。種小名は frutescens(低木状の)で、茎が木質化することからきています。 花言葉「健康」は、よく茂った緑の肉厚な細い葉が乾燥に強く、多肉植物のアロエのように強健なことからつけられています。花言葉「復活」は、長い花穂の先まで毎日咲き続けた花が終わったと思うとまた花穂を出して花を咲かせ始めることからでしょうか。 ガードレールの際に咲くハナアロエは春の花が終わったあと一休みして、夏になるとまた花茎を伸ばし、暑い日差しの中をきらめくように花を次々と咲かせ、秋まで咲き続けていました。ハナアロエは冬になると葉の先が枯れ込みますが、晩春には新しい葉が増えて、夏には青々としています。四季咲き性で、温度さえあれば周年開花するそうです。ユリ科ブルビネ属、半耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:ブルビネ、ブルビネ・フルテッセンス(ブルビネ・フルテスケンス)ハナアロエ(花蘆薈)の花言葉:復活、健康。ハナアロエ(花蘆薈)の誕生花:9月11日、11月22日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。園芸ネット プラス、産直花だん屋さんにあります。 パンジー・ビオラ
2015.11.22
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春から初夏に、枝先の互い違いに生えた(互生)つややかな楕円形の葉の中心に、甘く香る白い小花が集まって咲き、雌株は丸い果実をつけ、晩秋に熟した実が裂けると赤いタネがこぼれます。 11月21日の誕生花は、扉と書いてとべらと読む潮風に強い広葉樹、トベラ(扉)。花(木)の名は、節分の日に特有の臭気がある枝を扉にはさんで、魔よけをする風習があったことから呼ばれたトビラノキ(扉の木)が転じたといわれています。トベラの学名Pittosporum tobiraは、属名がギリシャ語のpitta(ねばねばたした)とspora(種子)で、種子が粘液におおわれていることからつけられています。種小名のtobira(扉)は、18世紀に日本にきたスウェーデンの植物学者Carl Peter Thunberg(ツンベルク、ツェンベリー)が和名をそのままつけました。 花言葉「偏愛」は、裂けた実の内側や赤いタネに粘液がついていて、鳥がついばんだときにタネがくちばしや羽毛について運ばれて行くことから連想してつけられたのでしょうか。花言葉「慈しみ」は、海岸に自生するため潮風の塩気がつかないように、厚めで光沢のある葉が乾くと反り返ることからでしょうか。 晩秋の植物園のトベラは実をつけた葉が緑から黄色になって、はじけた実からのぞかせたタネが黄色の葉に映えていました。同じ植え込みの中でも、まだ花が咲いていない株がたくさんありますが、そのうち一斉に花を咲かせるようになるでしょう。トベラ科トベラ属、耐寒性常緑低木、原産地:日本、中国別名:トビラノキ(扉の木)トベラ(扉)の花言葉:偏愛、慈しみ。トベラ(扉)の誕生花:2月14日、11月21日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、インターフェース市、園芸ネット プラス、トオヤマグリーンさんにあります。 クリスマスの木
2015.11.21
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秋から冬に、羽状の濃い緑の葉を広げてすっと伸びた花茎に、アイボリーホワイトやイエロー、花弁に白い覆輪が入ったレモンイエローなどの五弁花が次々と咲きます。11月20日の誕生花は、冬も元気に咲く可憐な花、ウインターコスモス。花の名は、花が秋から冬に咲かせるコスモスに似ていることから名づけられ、コスモスはギリシャ語のkosmos(調和、秩序、美しさ)で、整った花姿や群れ咲く花の美しさからつけられています。別名(属名)のビデンスは、ラテン語のbi(二)とdens(歯)の意味で、種子に歯のような形のトゲが2本あることからつけられています。 花言葉「調和」「真心」はコスモスと同じ花言葉で、コスモスの近縁種で花姿がコスモスに似ていることからきています。花言葉「淡い恋」は、春から夏の恋の季節に咲く赤やピンク色の花ではなく、淡い黄色の花が秋から冬の季節に咲くことからつけられたのでしょうか。 コスモスの花が咲き終わる頃、ウインターコスモスが咲き始め、南側の軒下や簡易温室の中では、晴れた日が続くと、真冬もちらほらと咲いています。ウインターコスモスはアメリカのフロリダやカリフォルニアなどに群れをなして自生する多年草で、園芸品種にイエローキューピットやアイボリーホワイトなどがあります。キク科センダングサ属、半耐寒性・耐寒性多年草(一年草)、原産地:北アメリカ別名:ビデンス、キクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)ウインターコスモスの花言葉:淡い恋、もう一度愛します、調和、真心。ウインターコスモスの誕生花:10月1日、10月16日、11月20日流通時期:ポット苗を晩夏~秋に見かけます。花みどりマーケット 楽天市場店、あなたの街のお花屋さんイングの森、園芸ネット プラスさんにあります。 ロウバイ ナツロウバイ
2015.11.20
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初秋から晩秋に、細長い葉の間から伸びた花茎の先に、紅紫色の六弁花がおしべを長く突き出して球状に集まって咲きます。11月19日の誕生花は、栽培のラッキョウ(辣韮)に似たかわいい花、ヤマラッキョウ(山辣韮)。花の名は、山地に自生するラッキョウで、ラッキョウは漢名の辣韮(辛辣(しんらつ)な味のニラ)の音読みが転訛したもので、鱗茎が辛いことから名づけられました。別名のタマムラサキ(玉紫)は、紅紫色の花が玉をつくって咲くことからつけられています。 花言葉「つつましいあなた」は、晩秋の枯れ始めた高原などを控えめに彩る小さな花の姿からつけられたのでしょう。ヤマラッキョウの花はおしべがめしべよりも先に成熟して自家受粉をさけ、6本のおしべの成熟するタイミングをずらして昆虫を呼び、それでも結実できないときには自家受粉するそうです。 チシマラッキョウ(千島辣韮)はミヤマラッキョウの変種で、小さな鉢でコンパクトにがんばって毎年花茎を出しますが、花茎の数は多い年もあれば、一本だけのときもあります。栽培のラッキョウがご近所の畑の道路わきに取り残されていて、こちらも毎年、増えたり減ったりしながら、ポツリポツリと花を咲かせています。ヒガンバナ科ネギ属、耐寒性多年草(小球根)、原産地:日本別名:タマムラサキ(玉紫)ヤマラッキョウ(山辣韮)の花言葉:つつましいあなた。ヤマラッキョウ(山辣韮)の誕生花:11月19日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、charm 楽天市場店、石田精華園 楽天市場店、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、やましち山野草店 楽天市場店さんにあります。
2015.11.19
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春から夏に、ギザギザのある葉のわきに、黄色い五弁花が咲いて散ると、萼片が反り返って赤く色づき、おしべが残る中心の盛り上がった花床に楕円形の果実を4~5個つけ、熟すと黒くなります。11月18日の誕生花は、ミッキーマウスの顔をした赤い花床の黒い実、ミッキーマウスツリー。花の名は、黒い実がディズニーの人気キャラクター、ミッキーマウスの目や鼻に、花後に残るおしべがヒゲのように見えることから名づけられました。別名(属名)のオクナ(学名Ochna serrulata)は、古代ギリシャ語のochne(野生の梨)で、葉が似ていることからつけられています。 花言葉「陽気」「快活」は、花の名の由来になったディズニーの人気キャラクター、ミッキーマウスのとても陽気で快活な性格からつけられたのでしょう。花言葉「楽しい」は、UFOが飛んでいるようにも見える枝にぶら下がった実に、好奇心が旺盛で楽しいことが好きなミッキーマウスをイメージしたのでしょう。 ミッキーマウスツリーの小さなポット苗はフラワースタンドの上段から落ちた鉢に、幹を折られて傾いたまま大きくなって、次々と花を咲かせ、ミッキーマウスのような実をつけるようになりました。暖地なので、戸外のビニール温室やガラス温室で冬越しでき、今は落ちた実から芽を出した子苗を室内で冬越しさせています。オクナ科オクナ属、非耐寒性常緑低木、原産地:南アフリカ別名:オクナ、ミッキーマウスノキ(ミッキーマウスの木)、ミッキーマウスプラントミッキーマウスツリーの花言葉:陽気、快活、楽しい。ミッキーマウスツリーの誕生花:11月18日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。南の植木Shop~島風~楽天市場店、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。 白イチゴ キイチゴ
2015.11.18
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晩春から夏にかけて、地をおおうように広がった茎先の幾重にも重なった小葉のわきに、黄色い花が丸く集まって咲きます。11月17日の誕生花は、葉が引き立てるきれいな花、リシマキア。花の名(属名)は、lysis(ほどける)とmache(争い)で、マケドニアのリシマコス王が猛り狂った牛に襲われたとき、つる性の草をムチのように振って牛を鎮めたという伝説から名づけられました。リキマシアの仲間は、匍匐枝を伸ばして黄色い花を咲かせるLysimachia congestifloraや nummulariaなど品種が多くありますが、ムチのかわりになったリシマキアはどんな花だったのでしょう? 花言葉「強気」は、茎をムチ代わりにして猛牛に立ち向かったというマケドニアのリシマコス王の伝説からきているのでしょう。花言葉「勝負好き」は、伝説の猛り狂った牛が闘牛を連想させることからつけられたのでしょうか。 鉢植えのリシマキアのリッシーは斑がランダムに入る明るい葉色で、コンパクトにまとまって、何年も黄色いボール状の花を見せてくれました。ネームタグにハンギングにチャレンジと書かれたリシマキアは這うように茎をどんどん広がらせながら、黄色い花を咲かせていました。サクラソウ科オカトラノオ(リシマキア)属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ リシマキアの花言葉:勝負好き、強気。リシマキアの誕生花:11月17日流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。ここなぎ、四国ガーデン楽天市場支店、花みどりマーケット 楽天市場店、Green Box (グリーンボックス)、園芸ネット プラス、おぎはら植物園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ハッピーガーデンさんにあります。
2015.11.17
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晩秋から初冬に、濃い緑のつやのある長楕円形の葉をつけた枝先から出した花茎に、ふっくらしたつぼみが20~30個ほどつき、香りのよい淡いピンク色の五弁花が次々と咲きます。11月16日の誕生花は、冬に咲くやさしい香りの桜色のニオイザクラ(匂い桜)、ルクリア。花の名は、ネパール語のLuculi swaで、原産地での呼び名から名づけられました。別名のニオイザクラ(匂い桜)は上品な香りと淡いピンクの花色から、アッサムニオイザクラはアッサム州原産であることからつけられています。 花言葉「優美な人」は、サクラの花言葉と同じように、ゆっくりと順々に開いていく花が優美なことからつけられたのでしょう。花言葉「しとやか」は、甘い香りと和菓子の砂糖菓子のようなしっとりとした質感のある花につけられています。 ルクリアの高坏(たかつき)形(長い花筒の上部が皿状に開く)の花は花持ちがよく、暖地の冬景色の中で長く咲いています。ルクリアは10年くらい前には、室内でも冬越しできませんでしたが、最近の温暖化のためか、いくつか育てた中の1品種だけが葉を紅葉させながら、戸外でよく香る花を咲かせています。花色は白や濃いピンクもあり、園芸品種には比較的暑さに強いものもあります。アカネ科ルクリア属、非耐寒性常緑低木、原産地:ヒマラヤ、中国雲南省、インドのアッサム地方別名:アッサムニオイザクラ(アッサム匂い桜)、ニオイザクラ(匂い桜)ルクリアの花言葉:優美な人、しとやか、匂い立つ魅力。ルクリアの誕生花:10月29日、11月16日流通時期:鉢花を晩夏~冬に見かけます。はなや IchiJin‘いちじん’、園芸ネット プラス、Lucky Flower、クロスリー・スタイルさんにあります。 サクラ
2015.11.16
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初夏に、濃い緑色の細長い葉をつけてすっと伸びた枝から出した花柄の先に、淡い黄を帯びた白い花がまばらに咲き、秋から冬に小さな実が真っ赤に熟します。11月15日の誕生花は、百両のお金の名前を持つお正月の縁起木、カラタチバナ(唐橘)。花(木)の名は、中国から来たタチバナで、タチバナは垂仁天皇の命により常世の国から葉つきの枝と実つきの枝を持ち帰ったタヂマモリ(田道間守)の田道間花がつまったものといわれています。別名のヒャクリョウ(百両)は、江戸時代に中国から渡来した漢名の百両金にカラタチバナの名を当てたという説や、江戸時代の寛政年間の一大ブームでの取引の値段が始まりという説などがあります。 花言葉「富」「財産」は、百両単位の値で取引されたという縁起の良い別名のヒャクリョウ(百両)からつけられたのでしょう。花言葉「鋭敏な」は、冬に赤い実をつけるセンリョウやマンリョウ、ジュウリョウ(ヤブコウジ)に比べて葉が細長く、葉を大きく広げてすっきりとした姿からつけられたのでしょうか。 庭植えの万両、千両や鉢植えの十両に百両が加わって、語呂合わせにある「千両、万両有り通し(いつもある)」の、あと一両(アリドオシ)でみんなそろいます。カラタチバナは美しい斑入り葉や、葉がよじれたり、巻いたりする変わり葉など葉の形が極端に変化した変異種があります。ヤブコウジ科ヤブコウジ属、耐寒性常緑小低木、原産地:日本、中国、台湾別名:ヒャクリョウ(百両)カラタチバナ(唐橘)の花言葉:富、財産。鋭敏な。カラタチバナ(唐橘)の誕生花:11月15日流通時期:実つき鉢植えを晩秋に見かけます。園芸ネット プラス、千草園芸、片岡笑幸園「悠々の森」、遊恵盆栽 楽天市場店さんにあります。 センリョウ マンリョウ
2015.11.15
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夏から晩秋まで、枝先の楕円形の葉のわきに、めしべとおしべがカールして、花弁の1枚が濃い青紫色をした空色の小さな花が横向きに房になって咲きます。11月14日の誕生花、秋に鮮明になるブルーのきれいな蝶のような花、クレロデンドルム・ウガンデンセ(ブルーエルフィン、ブルーウイング)。花の名(学名clerodendrum ugandense)は、属名がギリシャ語のcleros(運命)とdendron(樹木)で、呪術に使われていたことから名づけられました。種小名のugandenseは、原産地のアフリカのウガンダからつけられています。園芸品種名のブルーエルフィン(青い小さな妖精)、ブルーウイング(青い翼)は、淡い青紫色の花弁が羽根や翼に見えることからつけられたのでしょう。 花言葉「大きな希望」は、左右に広げた淡い青紫色の花弁が羽根のように見え、今にも舞い上がりそうな翼をもつ花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「チャンス到来」は、cleros(運命)と青い蝶の飛ぶ姿からつけられたようです。人々の運命を決めるというギリシャ神話の運命の女神は、幸運の逃げやすさを象徴する羽根の生えた靴を履き、後ろ髪がなく前髪しかないのでチャンスは後からでは掴めないそうです。 クレロデンドルム・ウガンデンセの青い羽根を広げたような花は風の中で動きがあって、飛び交う蝶の群れにも、舞踏会を開いて楽しんでいる妖精の姿にも見えます。鉢植えのブルーエルフィンは若木のときから花つきがよく、整枝してコンパクトにして、フェンスの際で毎年暖地の冬を越しています。クマツヅラ科クレロデンドラム(クサギ)属、半耐寒性常緑低木、原産地:熱帯アフリカ、熱帯アジア別名:ブルーエルフィン、ブルーウイング、クレロデンドロン、ブルーバタフライブッシュクレロデンドルム・ウガンデンセの花言葉:大きな希望、チャンス到来。クレロデンドルム・ウガンデンセの誕生花:11月14日流通時期:鉢花を春に見かけます。日本花卉ガーデンセンターさんにあります。クラリンドウ ドドナエア
2015.11.14
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初秋から晩秋に、茎が横に広がってたくさん伸びた長い花穂に、紫色の細かい毛におおわれた萼(がく)から白や紫色の花が次々と咲きます。11月13日の誕生花は、ベルベットのような葉にきれいな宝石色の花、アメジストセージ。花の名は、アメジスト(紫水晶)のような花色をしたセージから名づけられ、セージは属名のSalviaがフランス語でsaugeになり、英語でsageになったそうです。学名のSalvia leucanthaは、属名がラテン語のsalvare(治療)、salveo(健康、よい状態)に由来し、種小名はラテン語のLeuco(白い)とantha(花)です。 花言葉「家族愛」は、長く伸びた花穂に小さな白い花が寄りそうように集まって咲く様子をたとえたものだそうです。夜が長くなってくる晩夏頃に花芽をつけ、秋にアメジスト(紫水晶)のような色の花穂を長く伸ばしながら、晩秋まで咲き続けます。 公園のアメジストセージはブッシュ状に広がって群生して伸び伸びと花を咲かせていますが、鉢植えでは長い花穂を窮屈そうに伸ばしていました。アメジストセージは切り花やドライフラワーでも楽しめ、園芸品種に花も萼も紫のミッドナイト、葉の縁に白い斑が入る斑入りなどもあります。シソ科サルビア属、半耐寒性多年草(亜低木)、原産地:メキシコ別名:サルビア・レウカンサ、メキシカンブッシュセージ、メキシカンセージアメジストセージの花言葉:家族愛。アメジストセージの誕生花:10月13日、11月13日流通時期:鉢花を晩夏に見かけます。ハーブとアロマテラピー、ガーデンタウン、千草園芸、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。 ローズリーフセージ 、、、、、、
2015.11.13
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晩春から夏に、濃緑色の細く短い葉をつけた枝先から出した米粒のような白いつぼみが密集した花茎の先に、カサカサと乾いた質感の小さな頭花がはじけるようにいっぱい咲きます。11月12日の誕生花は、切り花やドライフラワーに人気の上品で清楚な花、ライスフラワー。花の名は、英名のrice flowerの音読みで、米粒のような小さな花が集まって咲くことから名づけられました。 花言葉「豊かな実り」は、米粒がたくさんついているように見える花からつけられています。お米は豊潤な恵みと子孫繁栄の象徴で、欧米の挙式が終わった後にお米を新郎新婦に降りかけるライスシャワーには、これからの人生が豊かさと子宝に恵まれようにとの願いが込められています。 ライスフラワーは高温多湿に弱いそうで、梅雨のときは南側の軒下に置き、夏は木陰で、冬は日当たりがよくなった軒下で越して、翌春からは花数が少なくなりましたが、毎年咲いています。花色はピンクもあり、ご近所のお店のエントランスへの通路を淡いピンクのライスフラワーが彩っていました。キク科オゾタムヌス属、半耐寒性常緑低木、原産地:オーストラリアライスフラワーの花言葉:豊かな実り。ライスフラワーの誕生花:11月12日、11月19日流通時期:鉢花を早春に見かけます。ポインセチア
2015.11.12
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晩春から夏に、地面に放射状に広げた細長い銀白色の葉の間から長く伸びた花茎の先に、黄色い筒状の小花がピンポン玉のように集まって咲きます。11月11日の誕生花は、シドニーオリンピックのブーケに選ばれたユニークな花、クラスペディア。花の名(属名)は、ギリシャ語のkraspedon(房飾り)で、花後にできるタネの冠毛が房の形に似ている品種があることから名づけられました。英名のDrumstickは、木琴のバチやドラムの棒に似ていることからつけられています。 花言葉「心の扉をたたく」は、真っ直ぐな細い茎先に咲く丸く黄色い花が木琴をたたくバチのような形をしていることからつけられたのでしょう。花言葉「個性的」は、一見花と思えないようなころころとしたまん丸の花につけられています。花言葉「永遠の幸福」は、風通しのよい場所で乾燥するとドライフラワーになる花の鮮やかな黄色からきています。 クラスペディアは高温多湿に弱く、花後に枯れることが多い花なので、梅雨までに咲いてくれることを願って、秋にタネをまき、鉢植えにして花が咲くと雨の日は軒下に移動しました。花粉が十分に出て、花が黄色から茶色に変わると咲き終わりですが、梅雨に入って雨が黄色い花にかかっても、小花と小花の間が少し茶色になっていました。キク科クラスペディア属、秋まき耐寒性一年草(多年草)、原産地:オーストラリア別名:ドラムスティック、ゴールドスティック、イエローボール、クラスペディア・グロボーサクラスペディアの花言葉:個性的、永遠の幸福、心の扉をたたく。クラスペディアの誕生花:6月25日、8月17日、11月11日流通時期:ポット苗を早春に花を見かけます。バーバスカム
2015.11.11
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春から秋に、細く先のとがった葉がついた茎先に、花弁に細かな切れ込みが入った、ピンクや紅、白などの5弁花がこぼれるように咲きます。11月10日の誕生花は、英語の色名のピンクを名づけたナデシコの花、ダイアンサス。花の名(属名)は、ギリシャ語のDios(神聖な、ギリシャ神話の最高神ゼウスを指す)とanthos(花)で、神にささげる神聖な花として扱われてきたことから名づけられました。ダイアンサスはナデシコ属の学名に由来し、多くの原種の種間交配によって生まれた園芸品種の総称です。 花言葉「無邪気」は、季節を長く彩り群れて咲く花の愛らしさからつけられています。花言葉「純粋な愛」は、どんな願いもかなう王子が自分を救ってくれた娘を花に変えて城に持ち帰り、人間に戻して結婚したというグリム童話の物語ナデシコをもとにつけられています。 ダイアンサスは以前は庭植えでも鉢植えでも数年間、春になると花をよく咲かせましたが、今では、梅雨や真夏の高温多湿の時期に、葉に茶色の斑点が入って夏越しがむずかしくなりました。暑くなると星形からベーシックな花形に変化するユニークな品種、咲き進むと花色が白から濃いピンクに変化する品種、高性種や矮性種などがあります。ナデシコ科ナデシコ属、耐寒性多年草、原産地:東アジア、ヨーロッパダイアンサスの花言葉:無邪気、純愛、純粋な愛、貞節、才能、いつも愛して。ダイアンサスの誕生花:5月3日、5月29日、6月7日、7月15日、7月22日、9月4日、11月10日、11月22日流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。園芸ネット プラス、緑の風yamashoku、あなたの街のお花屋さんイングの森、おぎはら植物園、ハッピーガーデン、花ひろばオンラインさんにあります。 ナデシコ
2015.11.10
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晩夏から秋に、縁に疎らなギザギザ(鋸歯)をつけてすらっと伸びた茎の上部で枝分かれした花茎の先に、淡い紺色の清楚な花が数輪、まとまって咲きます。11月9日の誕生花は、野に咲くノギク(野菊)のひとつ、ノコンギク(野紺菊)。花の名は、野山に咲く紺色のキク(菊)から名づけられました。ノコンギクは青紫の淡いものから濃いものまでと花色に個体差があり、園芸品種の紺菊(コンギク)は濃い青紫の美しい花を選抜したものです。 花言葉「忘れられない想い」は、昔から野菊として親しまれ、過ぎゆく秋を感じさせるしっとりとした花の風情からつけられたのでしょうか。花言葉「長寿と幸福」は、茎先にひとつ花をつける近縁種のヨメナ(嫁菜)と違って、やさしい花が枝先に仲良く集まって咲き続け、満ち足りているように見える花の様子からでしょうか。 ノコンギクの園芸品種の夕映えは毎年庭の片隅で濃い紫色の花を次々と咲かせています。フイリノコンギク(斑入り野紺菊)は晩春から初夏までは葉に美しい斑が入っていますが、花の咲く秋には斑が消え緑一色になり、薄紫のつぼみから白い花が開きます。夕映えとフイリノコンギクは毎年暑い最中に飛んでくる、相撲の行司さんが使う軍配に似た姿をしたアワダチソウグンバイに、葉を白いカスリだらけにされます。キク科シオン属、耐寒性多年草、原産地:日本別名:ノギク(野菊)ノコンギク(野紺菊)の花言葉:守護、忘れられない想い、長寿と幸福。ノコンギク(野紺菊)の誕生花:10月28日、11月9日流通時期:ポット苗を晩夏~秋に見かけます。e-フラワー、石田精華園 楽天市場店、四国ガーデン楽天市場支店、園芸ネット プラスさんにあります。 イソギク
2015.11.09
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ゴールデンウィークの頃に、広い卵形の葉をつけた枝先に、淡い紫色の香りのある筒状花がたくさん集まって、木の枝いっぱいに咲きます。11月8日の誕生花は、日本国政府や貨幣の紋章や家紋の花、キリ(桐)。花(木)の名は、切ってもすぐに芽を出し、どんどん成長することからのキル(切る、伐る)が転訛したものという説と、木目が美しいことからの木理(キリ)という説があります。漢字の桐は、木の幹が筒のように、また胴体のようにまっすぐに伸びて立つ姿からつけられています。 花言葉「高尚」は、高貴な色とされる紫色にふさわしく、まっすぐ堂々と伸びて木の枝葉を彩る花の上品な美しさからつけられたのでしょう。キリは10~15年で成長して、非常に軽くて湿気を吸わないよい材質をしているので、昔は女の子が生まれたら苗を植え、嫁入り道具に高級家具の桐箪笥をつくる風習がありました。童謡のあかとんぼの歌詞に、「十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き・・・」とあるので、生まれてから植えても、タンスをつくっても間に合うほど、どんどん大きくなるようです。 子供の頃には近くの農家の広い庭先などで見かけたキリの花も、今では山中に遠く見るだけでしたが、何年か前から道路わきの駐車場片すみに淡い紫色の花を咲かせています。間近に花が見られ、次々と咲いた花の数だけ卵形の実を結び、実は熟すと下部がさけてタネを飛び散らせたあとも茶色くなって、翌年の花や実のかたわらに残っていました。ゴマノハグサ科キリ属、耐寒性落葉高木、原産地:中国別名:キリノキ(桐の木)、ハナキリ(花桐)キリ(桐)の花言葉:高尚。キリ(桐)の誕生花:5月9日、11月8日流通時期:―ユキヤナギ ネコヤナギ
2015.11.08
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晩秋に、長いへら形の葉をつけてよく分枝した茎先に、鮮やかな黄色い花が咲き始め、真冬の寒さの中でも次々に咲き、春になると絨毯のように広がります。11月7日の誕生花は、太陽を追いかけながら咲く輝く黄花、カレンデュラ フユシラズ(冬知らず)。花の名は、どの月の初めにも咲いているほど花期が長いことからつけられたラテン語のCalendae(月の最初の日)と、真冬でも次々と花を咲かせることから名づけられました。カレンデュラ フユシラズ(冬知らず)は江戸初期に渡来してキンセンカ(金盞花)と呼ばれていましたが、中国から入ってきた花の大きいトウキンセン(唐金盞)にその名を譲りました。 花言葉「暗い悲しみ」は、キリスト教が広まったヨーロッパで、キリスト教徒を迫害したローマ皇帝のシンボルカラー黄色を嫌って、黄花を否定的に見る傾向があったことからつけられています。花言葉「乙女の美しい姿」は、光輝くような花色につけられたのでしょうか、それともアポロンの神話の他にも伝説があるのでしょうか。カレンデュラ フユシラズはキンセンカの近縁種で、キンセンカと同じ花言葉「別れの悲しみ」「悲嘆」などが太陽神アポロンのギリシャ神話に基づいてつけられています。 鉢植えのポット苗のフユシラズは日が射すと開き、日が落ちると閉じ、曇りの日は閉じています。植物園の春の花壇では、鉢植えと同じ小さな苗だったフユシラズが一緒に植えられたキンセンカにおおいかぶさるように咲き広がっていました。キク科カレンデュラ属、秋まきの耐寒性一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:寒咲きカレンジュラ、カレンデュラカレンデュラ フユシラズの花言葉:乙女の美しい姿、失望、暗い悲しみ、用心深い、悲嘆、別れの悲しみ。カレンデュラ フユシラズの誕生花:1月12日、1月29日、2月8日、2月9日、11月7日、12月15日流通時期:ポット苗を晩秋~冬に見かけます。産直花だん屋、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。 ポポー
2015.11.07
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夏に、やわらかな光沢のある厚い葉をつけてよく伸びる茎に、淡いクリーム色の花弁の中心に、淡緑色のめしべが丸く固まってつく雌花と、赤いおしべが丸く固まってつく雄花が咲きます。11月6日の誕生花は、秋深くしなやかなつるにゆれる赤いユニークな実、サネカズラ(実葛)。花の名は、つる性で赤く熟した実(サネ)が美しいことから名づけられました。別名のビナンカズラ(美男葛)は、むかし樹皮をはいで水に浸してねばねばした液をとり、髪を整えるのに使ったことからつけられています。 花言葉「再会」「また逢いましょう」は、春に直立していたつるが夏にはからみあうようになることからつけられています。花言葉「好機をつかむ」は、つる同士で絡み合いながら、さらにつるを伸ばして離れた枝などに巻きつく様子からきているのでしょうか。サネカズラは春から夏にかけてはまっすぐ長く伸び、夏から秋にかけてつる同士がからみあうようになります。 鉢植えのサネカズラはフェンスに巻きつかせていましたが、今では鉢から根を下ろし大株になって、木に巻きつきフェンスを越えてお隣りへ行きたがるので、つるを短く切っています。そのため、フェンスの下でひっそりと咲く雌花や雄花を見逃すようになりました。マツブサ科サネカズラ属、常緑のつる性樹木、原産地:日本、朝鮮半島、台湾別名:ビナンカズラ(美男葛)サネカズラ(実葛、真葛)の花言葉:再会、また逢いましょう、好機をつかむ。サネカズラ(実葛、真葛)の誕生花:9月15日、11月6日流通時期:ポット苗を春に見かけます。トオヤマグリーン、ガーデンタウン、日本花卉ガーデンセンター、園芸ネット プラス、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ガーデニングショップ四季の里さんにあります。 スイカズラ
2015.11.06
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春から秋まで、小さな葉をつけてよく枝分かれした茎先や葉のわきに、赤い唇形花が咲き続けます。11月5日の誕生花は、甘いフルーツの香りがする踊る人形のような花、チェリーセージ。花の名は、チェリーのような赤い花を咲かせるセージから名づけられました。セージは、薬用になるものが多いことからつけられたラテン語のsalvare(治療)、salveo(健康、よい状態)に由来する属名のSalviaがフランス語でsaugeなり、英語でsageになったそうです。 花言葉「燃ゆる思い」は、サルビアの燃えるように鮮やかな真紅の花色からつけられています。花言葉「尊重」は、セージ(薬用サルビア)が古くから、筋肉や脳の働きを高める作用を持つ薬草として尊重されてきたことからきているのでしょう。チェリーセージは鑑賞用なので、薬効はありませんが、春から次々と咲き続けるかわいらしい花を秋まで楽しめます。 紅白の二色咲きのホットリップスはチェリーセージの色変わりで、花色が季節によって赤と白の占める割合が変わり、気温が高い夏は赤い花、寒くなると白い花が見られます。チェリーセージには赤い花とのコントラストが美しい斑入り葉などがあります。シソ科サルビア(アキギリ)属、半耐寒性緑亜低木、原産地:メキシコチェリーセージの誕生花:10月5日、11月5日、12月18日チェリーセージの花言葉:燃ゆる思い、知恵、尊重。流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。あなたの街のお花屋さんイングの森、園芸ネット プラス、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、花みどりマーケット 楽天市場店、Green Box (グリーンボックス)、おぎはら植物園、千草園芸さんにあります。
2015.11.05
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晩秋に、短く伸びた新葉の間に、黄色いおしべと鮮紅色の長いめしべをのぞかせて淡い紫色の大きな6弁花が1~3輪、咲きます。11月4日の誕生花は、高級スパイスの赤いめしべ、サフラン。花の名は、アラビア語のazafran、zafaran(黄色)で、元々は水に溶かすと鮮やかな黄色になる乾燥させためしべのことでしたが、後に花そのものを指すようになったそうです。サフランは乾燥させためしべを、染料や香料、薬用に用いるために古代ギリシャの時代から栽培されていました。 花言葉「陽気」「歓喜」は、古くから香辛料として用いられていて、過度に使うと気分がよくなるという俗信があることからつけられています。花言葉「残された楽しみ」は、湖のほとりの牧場で休んでいた花神フローラが牧場の精の願いを聞き入れて、秋の最後の花として1本咲き残したというギリシャ(ローマ)神話のお話からきています。「女神様、秋が終わると牧場は花も草もすっかり枯れてしまいます。せめて羊たちが安らかに暮らせるだけの草だけでも残していただきたいのです」 晩秋に鉢植えのサフランが花を咲かせた頃、植え残したサフランが球根のままで紫の花を咲かせました。秋に球根を植えて春に咲くクロッカスの仲間ですが、サフランは9月中旬~下旬に植えると、晩秋に淡い紫色の花を咲かせます。アヤメ科サフラン属、秋植えの耐寒性球根、原産地:地中海沿岸、西アジア別名:ヤクヨウサフラン(薬用サフラン)、バンコウカ(番紅花)サフランの花言葉:楽しみ、ひかえめな美、陽気、歓喜、残された楽しみ。サフランの誕生花:1月14日、1月24日、10月7日、11月4日、11月14日、11月24日、12月7日流通時期:球根を晩夏~初秋に見かけます。温室
2015.11.04
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晩春から初夏に、細かく裂けた羽状の葉の間からすっと伸びた茎先に、白い頭花が咲き、花は咲き進むと中心の黄色い筒状花が盛り上がって、白い舌状花が下に垂れ下がって散っていきます。11月3日の誕生花は、リンゴのような甘い香りのある花、カモミール。花の名は、ギリシャ語のkhamai(大地)とmelon(リンゴ)で、花にリンゴに似た甘い香りがあることから名づけられました。別名のカミツレは、渡来したときにオランダ語名のカーミレ(kamille)を音訳したカミッレを旧仮名遣いでカミツレと書いたことからきています。カモミールは一年草のジャーマン(マトリカリア属)、多年草のローマン(アンテミス属)やローマンの変種で八重咲きのダブルフラワー、黄花のダイヤーズなどがあります。 花言葉「あなたを癒す」は、乾燥した花で入れたハーブティーを、風邪のひき始めや食べすぎ、不眠症などに古くから家庭で用いられてきたことからつけられたのでしょう。花言葉「逆境に耐える」は、ローマン・カモミールの細かく切れ込んだ繊細な葉が芝生として使用された頃の、踏まれてもよく育つ生命力の強さからつけられています。 ローマン・カモミールは花だけでなく茎葉も香りがあり、若い茎が横に広がる性質を利用して、今でも香りの芝生やグランドカバーに使用されているそうです。鉢植えや庭植えのカモミールは一重の白い花が一度に開花しないので、咲き終わりまでさまざまな花の顔が見られます。キク科マトリカリア属、耐寒性一年草、原産地:地中海沿岸別名:カミツレ、ジャーマンカモミール、カモマイルカモミールの花言葉:逆境に負けない強い精神力、逆境に耐える、親交、あなたを癒す。カモミールの誕生花:2月14日、3月14日、6月16日、11月3日流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。園芸ネット プラス、おぎはら植物園、千草園芸、花みどりマーケット 楽天市場店、ハッピーガーデン、ガーデニング日和、ここなぎさんにあります。
2015.11.03
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秋に、先の尖った披針形の葉をつけてまっすぐ伸びた茎の上部で枝分かれした花茎の先に、黄色い小花が集まって咲き、大きな三角錐の花穂になります。11月2日の誕生花は、秋の七草のススキに割り込む招かれざる花、セイタカアワダチソウ(背高泡立草)。花の名は、草丈が高いアワダチソウで、アワダチソウ(別名アキノキリンソウ)はたくさんの黄色い花が泡立つように盛り上がって咲くことから名づけられました。セイタカアワダチソウは明治時代に渡来した北アメリカ原産の帰化植物で、草丈2~3mにもなって秋の河原や土手、空き地など辺り一面を黄色い花で染め上げます。 花言葉「元気」「生命力」は、地下茎やタネで、それまで自生していたススキ等を追い払って群生する旺盛な繁殖力からつけられています。最近は空き地、休耕田や川の土手などで、それほど背が高くなくなり、一面セイタカアワダチソウだった土手の斜面などに戻ってきたススキを見かけるようになりました。 セイタカアワダチソウの繁殖力を支えたエネルギー源は根を下ろした先の50cmほどの深さにあるモグラやネズミが蓄えた肥料(糞など)だったそうです。モグラやネズミがいなくなって、在来種に競争相手がなく独り占めしていた肥料を使い尽くした今ではかつての勢いをなくしていますが、それでもどこから飛んでくるのか、毎年庭に生えてきます。キク科アキノキリンソウ属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:セイタカアキノキリンソウ(背高秋の麒麟草)、ソリダゴ、ゴールデンロッド(金の鞭)、 ダイハギ(代萩)セイタカアワダチソウ(背高泡立草)の花言葉:元気、生命力。セイタカアワダチソウ(背高泡立草)の誕生花:10月1日、11月2日流通時期:―秋植え球根
2015.11.02
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春に、枝先に芽吹いた葉のわきに、淡い紅色の五弁花が咲いて緑の実を結び、秋に長円形の大きな実が黄色く熟します。11月1日の誕生花は、春の可憐な花と秋の甘く香る実が楽しめる果樹、カリン(花梨)。花(木)の名は、木目がフタバガキ科(東南アジア原産)のカリン(花櫚)に似ていることから名づけられました。カリンは遣唐使によって中国からもたらされたとも、弘法大師が中国から持ち帰ったともいわれています。 花言葉「唯一の恋」は、淡い紅色の花色からつけられているようですが、唯一は花がたくさん咲いて実が多くなるこの花のどこからきているのでしょう。花言葉「豊麗」は、次々と咲く淡い紅色に染まった花の豊かな美しさにつけられています。 春の植物園では、カリンの可憐な花がたくさん咲き、晩秋にはたわわに実った黄色い実が次々と落ちてきますが、実は硬くて渋いので食べられません。香りのよい実には咳を鎮める薬効があり、果実酒やのど飴、カリンシロップなどに利用されています。木は成熟すると樹皮がまばらにはがれて、茶、緑、灰色などさまざまな色の雲状の美しい模様になり、成長が遅く木質が緻密なため、床柱や楽器などに利用されているそうです。バラ科カリン属、耐寒性落葉中高木、原産地:中国別名:カラナシ(唐梨)、キボケ(木木瓜)、アンランジュ(安蘭樹)カリン(花梨)の花言葉:唯一の恋、豊麗、優雅、可能性がある。カリン(花梨)の誕生花:11月1日、11月21日流通時期:苗木を秋~冬に見かけます。花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター、トオヤマグリーン、とろばとさんにあります。 フェイジョア
2015.11.01
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春に、地中を横に這う茎の節々から群生した光沢のある濃緑色の大きな葉の根元に、暗紫色の多肉質な花がひそかにころんと咲き、丸い実がなります。11月30日の誕生花は、スッとした立ち姿をした一つ葉の群生、ハラン(葉蘭)。花の名は、漢名の馬蘭(バラン)の音読みの転訛したもので、葉蘭の字が当てられました。馬蘭は大きなラン(蘭)の意味でつけられたそうです。ハランは葉が常緑で大きく、美しく、香りがよいので、昔は料理や弁当、寿司折りの仕切りや飾りなどに使われ、今は高級料亭や寿司店で使われています。 花言葉「強い意志」は、一枚すっと伸びて、通年青々とした葉の姿からきているのでしょう。花言葉「平癒」は、葉に殺菌作用があり、乾燥した根茎に利尿、強心、去痰、強壮薬などの効能があることからつけられたのでしょうか。 長年、ハランの花を一度も見たことがなかったのは、名前から蘭のように長く伸びた花茎にきれいな花が咲くものと思い込んでいたからでした。昨春に偶然、公園の木の下の地面から顔を出した暗紫色の花を見つけて、ご近所の槇囲いの下に植えられたハランの根元を思わずのぞきこみました。地上すれすれの所に咲く花の受粉はダンゴムシが行っているそうです。ハランは古く江戸時代から改良されてきた古典園芸植物で、縞斑や中斑、曙斑、星斑など、葉にさまざまな斑の入る品種があります。ユリ科ハラン属、耐寒性常緑多年草、原産地:中国南部(日本)別名:バラン(馬蘭)ハラン(葉蘭)の花言葉:強い意志、強い心、健康、平癒。ハラン(葉蘭)の誕生花:11月30日流通時期:ポット苗を春から秋に見かけます。園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、千草園芸、トオヤマグリーン、ガーデンタウン、インターフェース市さんにあります。
2014.11.30
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晩秋に、枝の途中についた濃い緑の葉のわきに、白いふっくらとした5弁花があふれんばかりの黄色いおしべを抱いて、うつむき加減に咲きます。11月29日の誕生花は、初夏に見られる茶摘みの木の花、チャノキ(茶の木、茶樹)。花の名は、漢名の茶を音読みしたもので、中国から陸路で、チャ、チャイ、チャーヤ、海路でテー、ティーと呼ばれて世界に伝えられました。チャノキは中国から最澄、空海などが種子を奈良時代に持ち帰り、鎌倉時代初期に臨済宗の僧の栄西が持ち帰ってから広く栽培されるようになりました。 花言葉「追憶」は、幼い頃の思い出のようになつかしさを感じさせる雰囲気のある白い花につけられているそうです。花言葉「純愛」は、たくさんの長く黄色いおしべを包んでふっくらと恥じらうようにうつむき加減に咲く花の愛らしさからつけられています。 鉢植えのチャノキは花数が少ないのですが、ご近所では自家用に茶を栽培した名残りの生け垣があり、毎年黄色い花粉が目を引く清楚な花をたくさん咲かせています。晩秋にチャの花を初めて見たときは、ああ、これが文部省唱歌の茶つみの茶の花かと思いました。 夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みじゃないか あかねだすきに菅(すげ)の笠ツバキ科ツバキ属、常緑低木、原産地:中国別名:チャ(茶)チャノキ(茶の木、茶樹)の花言葉:追憶、純愛。チャノキ(茶の木、茶樹)の誕生花:5月27日、11月29日、12月3日、12月8日流通時期:苗木を晩夏~秋に見かけます。植木生産販売専門店 芝樹園、ガーデニングショップ四季の里、ガーデンタウン、日本花卉ガーデンセンター、花工房たんぽぽ こだわりの宿根草、打出農園、インターフェース市さんにあります。
2014.11.29
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夏から秋にかけて、まっすぐ伸びてよく枝分かれした茎先に、整った形の青紫や白、紅色などの花がたくさん咲きます。11月28日の誕生花は、カリステフス・チャイニーズ(美しい中国の冠)から次々と品種改良されるアスター、エゾギク(蝦夷菊)。花の名は、エドギク(江戸菊)が転訛したという説があります。エドギクは中国原産で、江戸中期に渡来して、明治に輸入された同種の新花の名のアスターが園芸名として定着したそうです。別名のアスター(旧属名のAster)は、ギリシャ語のaster(星)で、放射状に整った花の形からつけられています。新属名のCallistephusは、callos(美しい)とstephos(冠)で、冠のような花の姿からきているそうです。 花言葉「多種多様」「変化」は、一重と半八重、八重、ポンポン咲き、コメット咲きなどの花形や花色が多様なことからきているのでしょう。花言葉「信ずる心」は、花弁を一枚ずつ摘みながら、好き、嫌い、好きと胸の思いを託す恋占いをしたことからつけられています。花言葉「考えてから」は、まず恋の花占いをしたうえで、といった意味を込めてつけられています。 パリの植物園に種子が渡ってヨーロッパで改良され、ドイツの文豪ゲーテの戯曲「ファウスト」に、アスターの花で恋占いをするシーンが描写されています。花色ごとにつけられた花言葉は、白や青、藍、紫、ピンク、赤の花色と恋占いに関係したもののようです。キク科エゾギク属(カリステフス属)、春まき一年草、原産地:中国別名:エゾギク(蝦夷菊)、サツマギク(薩摩菊)、エドギク(江戸菊)アスターの花言葉:考えてから、信ずる恋、信ずる心、思い出、追憶、変化、多種多様。アスターの誕生花:4月3日、4月10日、4月22日、11月28日アスター(白)の花言葉:わたしを信じてください、追憶。アスター(青)の花言葉:私はあなたを信じているが心配です。アスター(紫)の花言葉:私の愛はあなたの愛よりも深い、恋の勝利者。アスター(藍)の花言葉:私の愛はあなたの愛より強い。アスター(赤)の花言葉:変化、変化を好む。アスター(ピンク)の花言葉:甘い夢。アスター(一重)の花言葉:私はそれを考える、もう一度考えよう。流通時期:ポット苗を春~初夏に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、あなたの街のお花屋さんイングの森さんにあります。
2014.11.28
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晩秋から初冬にかけて、光沢のある濃い緑の丸く大きな葉の間から長く伸びた花茎の先に、鮮やかな黄金色の花が次々と咲きます。11月27日の誕生花は、古くから食用や観賞用で親しまれてきた花、ツワブキ(石蕗)。花の名は、葉がフキ(蕗)の葉に似て、葉につやのあることからのツヤハブキ(艶葉蕗)が転訛したという説や、葉が厚いことからのアツハブキ(厚葉蕗)が転訛したという説などがあります。漢字の石蕗は、海岸や海辺の林などの岩や崖の間に自生していることからきています。 花言葉「愛よよみがえれ」は、日当たりの悪い庭や生垣の下でも、黄色い花のひときわ目立つ美しさにたとえたのでしょう。花言葉「困難に負けない」は、海岸近くの岩場の厳しい環境に耐え、日陰でもつやつやとした葉が美しく、他の花の少なくなる頃に大きな黄色の花を咲かせることからつけられたのでしょうか。 冬枯れの庭の木陰で咲くツワブキはタネから芽を出しても次々に摘まれて増えませんが、近くの神社の木陰では群生しています。ご近所では、生垣の足元近くやブロック塀から長く花茎を伸ばして顔をのぞかせるなどあちこちで、輝くような黄色い花が夕暮れどきまできらめいています。園芸品種は葉がとても美しく、丸い緑葉の縁に鮮やかな黄覆輪が入る「金環」、葉に白い斑が不規則に柔らかく入る「浮雲錦」、星をちりばめたように黄色い斑が入る「天星」などがあります。キク科ツワブキ属、耐寒性多年草、原産地:日本、台湾、中国ツワブキ(石蕗)の花言葉:困難に負けない、困難に傷つけられない、愛よよみがえれ、謙譲。ツワブキ(石蕗)の誕生花:11月20日、11月27日、12月17日、12月28日流通時期:鉢植えを夏~秋に見かけます。園芸ネット プラス、花みどりマーケット、千草園芸、産直花だん屋、緑の風yamashoku、リブフローラさんにあります。
2014.11.27
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晩秋から冬にかけて、からまりあって伸びていくつるの葉のわきから出した花柄の先に、長い花筒の先が黄色く反り返った鮮やかな赤い花が1輪ずつ咲きます。11月26日の誕生花は、冬を彩る花のイルミネーション、マネッチア(マネッティア)。花の名は、18世紀のイタリアの植物学者Saverio Manettiにちなんで名づけられました。英名のfirecracker vine(ファイアークラッカー バイン)は、パチパチと炸裂する爆竹を連想させることからつけられています。別名のアラゲカエンソウ(荒毛火焔草)は、荒い毛の生えた花の形がロウソクの炎を連想させることからつけられていています。 花言葉「たくさん話しましょう」は、炸裂する爆竹を連想させる赤と黄の花のおしゃべりのにぎやかさ、けたたましさを表したものだそうです。花言葉「楽しい語らい」は、花筒の先が反り返った赤い花が口をパクパクさせて楽しく話しているように見えることからつけられたのでしょう。 鉢花のマネッチアは室内でつるがどんどん伸びて、クリスマスの頃にはクリスマスツリー仕立てがすっかり乱れた姿になりましたが、年明けても次々と咲いていました。暖地なので、大きくなって室内に取り込むのをためらった鉢植えが戸外で花を咲かせています。アカネ科マネッチア(マネッティア)属、非耐寒性つる性多年草、原産地:熱帯アメリカ別名:カエンソウ(火焰草)、アラゲカエンソウ(粗毛火焔草、荒毛火焔草)、ファイアークラッカーバインマネッチア(マネッティア)の花言葉:名声、たくさん話しましょう、楽しい語らい。マネッチア(マネッティア)の誕生花:11月9日、11月26日、12月30日流通時期:鉢花を秋~冬に見かけます。ガーデニングshop岐阜緑園、フラワーショップ「パレット」、フラワーギフト花樹有さんにあります。 クリスマスツリー仕立て
2014.11.26
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晩夏から初秋に、こんもりした細長い緑の葉の間からすっと伸びた茎を割って穂を出し、秋が深まると、銀白色の大きな花穂がボリュームを増して高く澄み渡った青空に映えます。11月25日の誕生花は、青空がよく似合うふわふわとした花穂のメガプランツ(巨大植物)、パンパスグラス。花の名は、英名のPampas(草原) Grass(草)からで、アルゼンチンの大草原パンパに生えていることから名づけられました。パンパスグラスは雌雄異株で、雌株は花穂が大きく、光沢のある美しい銀白色をしていて、雄株の花穂はくすんだ茶色をしているそうです。 花言葉「雄大な愛」は、白い花穂が開いてたっぷりとふくらんだ穂の、大きく堂々とした立ち姿につけられています。花言葉「光輝」は、光沢のある銀白色の花穂がキラキラと美しく輝くことからつけられています。 シルバーホワイトのパンパスグラスがずらっと並ぶ道を、雄大さに圧倒されながら久しぶりに通ると、紫色の穂が仲間入りをしていました。ご近所の広い畑の片隅のパンパスグラスは夏頃までは目に留まらずにいますが、伸びた穂が開くと、素通りできなくなります。園芸品種に淡いピンクの花穂や草丈が1mほどのコンパクトな斑入り葉などがあります。イネ科シロガネヨシ属、半耐寒性多年草、原産地:アルゼンチン、チリ、ブラジル別名:シロガネヨシ(白銀葭)パンパスグラスの花言葉:風格、歳月、光輝、人気、雄大な愛、強気な心。パンパスグラスの誕生花:8月9日、9月6日、10月1日、11月25日流通時期:ポット苗を秋~早春に見かけます。産直花だん屋、ガーデンタウン、トオヤマグリーン、国華園、千草園芸、ガーデンショップさんぽ道、園芸ネット プラス、花みどりマーケットさんにあります。
2014.11.25
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晩春から初夏に、先が短く尖って両面に毛の生えた葉をつけた枝先に、先が5つに裂けておしべを長く突き出した白い小花がかたまって咲き、秋に濃紅色の甘酸っぱい実がなります。11月24日の誕生花は、宝石のようにきれいな赤い実、ガマズミ(莢蒾)。花(木)の名は、酸味のある実からの噛み酢実が転訛したという説や、昔は鍬の柄に使用していたことからの鎌の柄がガマに、実を染料にしたことからの染めがズミに転訛したという説などがあります。ガマズミの仲間は実が黄色に熟すキミノガマズミ(黄実莢蒾)、山地に自生するミヤマガマズミ(深山莢蒾)、コバノガマズミ(小葉莢蒾)などがあります。ガマズミとコバノガマズミは葉の幅の広さと葉の柄の長さで区別されるそうです。 花言葉「愛は死より強し」は、葉脈の目立つ葉の上に咲く可憐な白い花と鈴なりつく赤い実のどこからきているのでしょうか。花言葉「私を見て」は、枝先にぶら下がるルビー色の小さな実のきらめくような美しさからつけられたのでしょう。昔、里山で見たガマズミは実を鈴なりにつけていました。 今は、ガマズミは公園やご近所の庭木では見かけませんが、植物園では冬の訪れを告げて、ガマズミの実が真っ赤に熟しています。鉢植えの淡いピンクの花のネームタグはガマズミだったので、園芸品種と思っていましたが、チョウジガマズミのようです。スイカズラ科(レンプクソウ科)ガマズミ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:アラゲガマズミ(荒毛莢蒾)ガマズミ(莢蒾)の花言葉:愛は死より強し、無視したら私は死にます、結合、私を見て。ガマズミ(莢蒾)の誕生花:6月22日、11月24日、11月29日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。トオヤマグリーン、石田精華園 楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター、ガーデンタウン、山野草と盆栽の専門店ヴェールモア、いよじ園 楽天市場店、インターフェース市、苗通販店:ぐりーんべりぃ、トオヤマグリーンさんにあります。
2014.11.24
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冬から春に、革質の長楕円形の葉を両側につけた茎の先から花芽を出し、淡紅色や黄、オレンジ、白などの小さな花が唇弁(リップ)を上向きにして集まって咲きます。11月23日の誕生花は、ボリュームのある美しい花のカラフルなボール、エピデンドラム。 花の名(属名)は、ギリシャ語のepi(上)とdendron(木)で、樹木に着生する種が多いことから名づけられました。エピデンドラムは中南米の乾燥地帯の樹木や岩石に着床する大家族(1000種以上)のランで、1本の茎に多くの葉をつけるタイプと球状のバルブをもつタイプの二つに大別されています。ラディカンス系のエピデンドラムは小さな花が花茎の先にかたまって咲く原種のEpidendrum radicansを中心に改良された系統で、花の子房がねじれず、唇弁を上にして咲きます。 花言葉「判断力」は、子房がねじれて唇弁が下になって上下が逆に咲く他のランと違った咲き方を選んだことからつけられたのでしょうか。花言葉「可憐な美しさ」は、3つに裂けた唇弁の中央の裂片がさらに2つに裂けて、中心に小突起があるキュートな花からつけられたのでしょう。花言葉「孤高へのあこがれ」は、野生種が1~数mにも伸びる細長い茎先に小さな花が集まって咲くことからつけられたのでしょうか。 エピデンドラムの鉢植えは、棒のような茎に多肉質の細長い葉を交互につけて、花茎の先端に小さな花が半ボール状にかたまって咲く交配種で、茎が短く改良されています。ラン展では、色とりどりの大きなボール状のエピデンドラムが咲き誇っていました。ラン科エピデンドラム属、非耐寒性多年草、原産地:中南米別名:エピテンドルム、ボタンホールオーキッドエピデンドラムの花言葉:孤高へのあこがれ、可憐な美、判断力、ささやき。エピデンドラムの誕生花:1月11日、6月13日、11月23日流通時期:鉢花を秋~春に見かけます。日比谷花壇、森水木のラン屋さん、緑の風yamashoku、渥美洋らんセンタースズキラン園さんにあります。
2014.11.23
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冬になると、日当たりのよい軒下などで、ロゼット状につく細長く厚い葉の間から長く伸びた花茎に、朱赤色の筒状の花が穂状に咲きます。11月22日の誕生花は、医者いらずと呼ばれるキダチアロエの花、アロエ。花の名は、アラビア語のalloeh(苦い)で、葉の外皮に苦みがあることから名づけられました。アロエには薬用と観賞用があり、薬用種にキダチアロエと幹の立ち上がらないアロエベラ、観葉種に葉の斑が美しい千代田錦や帝王錦、花の美しい不夜城などがあります。 花言葉「健康」は、葉や葉肉(果肉)が民間薬として使用され、医者いらずと呼ばれていることからつけられたのでしょう。花言葉「万能」は、古代エジプト時代から使用され、様々な薬効があるとされていることからでしょう。子供の頃、キダチアロエの緑色の皮をむいて、虫さされや切り傷、火傷をした皮膚に貼るため、窓の下に1鉢置いてありました。 植物園のアロエアロエは長い間花が咲かなかったのですが、西側の軒下に鉢を置いてから大きく立派に育ち、毎年晩秋につぼみをつけるようになりました。ご近所の南側の軒下の陽だまりで、花が真冬に次々と咲く中で、我が家のアロエはつぼみがゆっくりふくらみ、冬の終わり頃からのんびり花が咲きます。春に訪れた植物園の温室では、観賞用のアロエがすらりと伸びた花茎に朱色の花を咲かせ始めていました。ユリ科(アロエ科)アロエ属、多肉植物、原産地:南アフリカ、マダガスカル別名:キダチロカイ(木立蘆薈)アロエの花言葉:健康、万能、迷信。アロエの誕生花:9月8日、9月11日、11月22日、12月20日流通時期:鉢植えを春~夏に見かけます。園芸ネット プラス、産直花だん屋、癒し空間 One’s Garden&Plants、多気園芸 楽天市場店、花と生活社 楽天市場店、ガーデニングshop岐阜緑園、charm 楽天市場店、luz楽天市場店さんにあります。
2014.11.22
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春から秋まで、縁にギザギザ(鋸歯)のある長楕円形の葉をつけた茎の節間から、数個~10個のつぼみをつけた花枝を出して、花弁が5つに深く裂けた杯状の淡い紫色の花が咲き続けます。11月21日の誕生花は、明治末に牧草に混じって渡来した帰化植物、ワルナスビ(悪茄子)。花の名は、繁殖力が強く、茎と葉にトゲがあって始末が悪く、花がナス(茄子)に似ていることから植物学者の牧野富太郎博士により名づけられました。ワルナスビはタネと地下茎から繁殖し、地下茎の断片による繁殖力が強く、1cm以下の断片からも再生するそうです。 花言葉「欺瞞」は、ナスやジャガイモに似た花を咲かせ、黄色いトマトに似た毒のある実をつけることからきているのでしょう。花言葉「悪戯」は、やさしい色のかわいい花なのに、葉柄や葉脈、茎に鋭いトゲが持つことからつけられています。 初秋に枯れながらも花を咲かせるワルナスビ歩道のサツキの植え込みのわきに、毎年ワルナスビが涼しげな花を咲かせていますが、実を見たことはなく、晩秋には枯れています。初夏に次々と出す小さな芽は隠れた場所でつけた実のタネからではなく、地下茎で繁殖しているのでしょう。ワルナスビはきれいな花なので、トゲがなかったら連れ帰っていました。仲間に花の白いシロバナワルナスビ(白花悪茄子)があります。ナス科ナス属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:オニナスビ(鬼茄子)ワルナスビ(悪茄子)の花言葉:欺瞞、悪戯。ワルナスビ(悪茄子)の誕生花:11月21日流通時期:―ハボタン
2014.11.21
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晩秋から早春にかけて、羽状の濃い緑の葉を広げてすっと伸びた花茎に、アイボリーホワイトやイエロー、花弁に白い覆輪が入ったレモンイエローなどの花が次々と咲きます。11月20日の誕生花は、冬も元気に咲くかわいいウインターコスモス、ビデンス。花の名(属名)は、ラテン語のbi(2)とdens(歯)の意味で、種子に歯のような形のトゲが2本あることから名づけられました。別名のウインターコスモスは、秋から冬にコスモスに似た花を咲かせることからつけられています。 花言葉「淡い恋」は、春から夏の恋の季節に咲く赤やピンク色の花ではなく、淡い黄色の花が秋から冬の季節に咲くことからつけられたのでしょうか。花言葉「もう一度愛します」は、暖かい地方では真冬を除いてほぼ周年花が咲くことからつけられたのでしょう。 ビデンスはコスモスとは別の種類ですが、コスモスに似ている花姿からコスモスと同じ花言葉「調和」「真心」もつけられています。コスモスの花が咲き終わる頃、黄色い舌状花の先端に白い縁取りが入るイエローキューピット花が咲かせ始め、南側の軒下や簡易温室の中では、晴れた日が続くと真冬もちらほらと咲いています。ビデンスの鮮やかな黄色い花は耐寒性が強く、春から秋にかけて咲き、暖地では冬でも咲きます。キク科センダングサ属、半耐寒性・耐寒性多年草(一年草)、原産地:北アメリカ別名:ウインターコスモス、キクザキザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)ビデンスの花言葉:淡い恋、もう一度愛します、調和、真心。ビデンスの誕生花:10月1日、10月16日、11月20日流通時期:ポット苗を晩夏~秋に見かけます。園芸ネット プラス、Green Box (グリーンボックス)さんにあります。 ポインセチア
2014.11.20
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秋から春まで、地を這うように伸び広がっていく茎先に、白い十字架のようなかわいい小花が丸い房になって咲き、ほのかに甘く香ります。11月19日の誕生花は、長く咲き続けるかわいいニワナズナ(庭薺)、スイートアリッサム。花の名は、英名のSweet Alyssumからで、鮮やかな黄色の宿根アリッサム(アリッサム属)の花に似ていて、ほんのりと甘い香りがあることから名づけられました。旧属名のAlyssumはギリシャ語のa(否定)とlyssa(狂犬病)で、属の1種が狂犬病を防ぐと思われたことからつけられたそうです。別名のニワナズナ(庭薺)は、花が野草のナズナ(薺)に似ていることからつけられています。 花言葉「美しさに優る値打ち」は、春に白いカーペットになって美しく咲き広がる花の甘い香りにつけられています。花言葉「飛躍」は、暖かくなると一気に広がって力強く咲く花の姿につけられたのでしょうか。春になると、横に這うように伸びていたスイートアリッサムが甘い香りを漂わせながら、小花をしきつめて、真っ白い花のカーペットを広げて咲き誇ります。 秋の小さなポット苗は、寄せ植えや庭植えで真冬の寒さに耐えて、春になると急に大きくなり次々と咲く花で埋め尽くされます。園芸品種の花色は赤やピンク、ラベンダー、紫、淡いオレンジ、クリーム色もあります。アブラナ科ロブラリア属、秋まき耐寒性一年草(本来は多年草)、原産地:地中海沿岸、南ヨーロッパ別名:ニワナズナ(庭薺)、ニオイナズナ(匂薺)スイートアリッサムの花言葉:美しさに優る値打ち、優美、飛躍。スイートアリッサムの誕生花:1月12日、3月23日、3月29日、9月24日、11月19日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、Green Box (グリーンボックス)、楽しいガーデニング生活『なごみ』、イン ナチュラル 楽天市場店、ガーデニングshop岐阜緑園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、錦幸園 楽天市場店さんにあります。
2014.11.19
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春から晩秋まで、細長い茎先に淡い黄緑色の重なり合った苞葉が少しずつ赤くきれいに色づき、苞の間から紫色のかわいらしい斑点模様のある白い唇形の小花が咲きます。11月18日の誕生花は、和名も英名もエビを連想した名前の花、コエビソウ(小海老草)。花の名は、花の色と形がエビに似ていることから名づけられました。英名のshrimp plantも、色と形がエビに似ていることからつけられています。別名のベロペロネ(属名のBeloperone)は、ギリシャ語のbelos(矢)とperone(留め金)で、矢の留め金を意味し、花のまわりの重なり合った部分の形からつけられています。 花言葉「思いがけない出会い」は、紫色のかわいらしい斑点模様のある白い花が重なりあう苞の間からひょいっと顔を出す様子から連想してつけられたのでしょう。花言葉「女性の美しさの極致」は、どんどん美しく鮮やかになっていく苞葉に包まれた白い花の姿に、子供から大人になって、女性として最も美しい時期をたとえたのでしょう。花言葉「ひょうきんな」は、エビの曲がった腰のように、重なり合った苞葉のユーモラスな姿に与えられています。花言葉「おてんば」は、枝先が風にゆれると、砂浜に打ち上げられて小エビがはねているように見える姿を、活発な少女にたとえたのでしょう。 2つの黒い点のようなおしべ庭植えで驚くほどたくさんの花が次々と咲きましたが、狭い花壇いっぱいに広がったので、鉢上げして半日陰に置くと花数が少なくなってさびしくなり、鉢植えにして花壇に戻しました。コエビソウは苞が赤いベロペロネ・グッタッタの他に、苞が淡緑色から黄色になるイエロークイーン、葉に斑が入るエンゼルキッスなどがあります。キツネノマゴ科キツネノマゴ属、半耐寒性常緑低木、原産地:メキシコ別名:ベロペロネコエビソウ(小海老草)の花言葉:思いがけない出会い、ひょうきんな、おてんば、女性の美しさの極致。コエビソウ(小海老草)の誕生花:3月13日、3月19日、5月18日、7月30日、11月18日流通時期:ポット苗を早春~春に見かけます。パンジー ビオラ
2014.11.18
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