「ネム」と手書きのネームタグにありましたが、葉の形が特徴のある羽状と違って、葉が大きく丸みをおびていたので、どんな花が咲くかと楽しみでしたが、咲いたら間違いなくネムノキの花でした。
ネムノキは昨秋のホームセンターの処分品の中にあり、短く伸びた細い枝が1本だけでは、今年咲かないだろうと気をつけて見ていなくて、ふわふわした刷毛のような房状の赤い花が咲いて初めて気づきました。
中心の幹は枯れたのか、切られていました。 夕方になると葉が閉じます。
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暗くなると、葉を閉じ垂れさがるところから、眠りの木(ネムノキ)の名前がついたそうで、高麗ネムノキの丸みをおびた葉も夕方になると閉じます。
丸みをおびた大きい葉に、緋色の花を咲かせるのは高麗ネムノキで、高麗姫ネムは羽状の葉に、花径2cmほどの丸いピンク色の花を咲かせると、ホームセンターのなじみの店員さんが教えてくれました。
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緋ネム(緋合歓)は、10~20個集まった小さな赤い花からたくさんのおしべが集まって、ふわふわした刷毛のような房状の一つの花になり、初夏から秋まで咲いています。
白花ネムノキが、つぼみから白いおしべをモヤモヤと出しながら、花が開いていく様子が一番好きですが、梅雨時期の夕食の支度中に咲くので、毎日ゆっくり見ていられないのが残念です・・・
ネムノキ(合歓の木)の鉢植えの育て方
マメ科ネムノキ属、落葉小高木、原産地:日本、朝鮮、中国
別名:コウカ、コウカギ、ネブノキ、シルクツリー
●置き場所:日当たりがよく、風通しのよい場所に。(日当たりが少し悪い場所に置いてあるので、少し花つきは悪いです)
●水やり:鉢の表面が乾く前に、たっぷりと。水分を好みます。
●用土:水もちのよい肥沃な土に。赤玉土6、ピートモス3、腐葉土1の混合土などに。
●肥料:3月と6月に少量。(花後にのみ、化学肥料を置き肥しています)
●植え替え:根が痛みやすいので、一回り大きな鉢にそのまま植え替えます。葉が枯れ、根が動かない落葉している1月~2月に。
●剪定:混みあった細い枝を切る程度にして、自然に枝を伸ばして育てます。
途中から枝を切り落とすのではなく、必ず枝分かれしている付け根の部分から切ります。枝が柔らかいので、切り口から雑菌が入らないように、必ず切り口に癒合剤(ゆごうざい)を塗って保護します。
(剪定は、雑菌の少ない落葉している1月~2月にしています)
花言葉:夢想、歓喜、創造力
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