風に揺れるしなやかな茎が這うように広がり、早春から晩秋まで、蝶のような小さい花が株いっぱいに咲くディアスシア。三尺バナナの葉蔭に置いて忘れていたら、初めて夏越ししていました。
ディアスシア ジェンタ・シリーズは従来の品種より花がひと回り大きく、長雨などに強いそうですが、タグに一年草とあり、毎年花が咲く多年草タイプのディアスシアでなかったのが、ちょっと残念。
いつでも茎すべてを切り戻す勇気はなく、何本か試し切り。
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秋分の日まで猛暑が居すわったので、少し遅いかなと思いながら10月に入って、株元から10cm位のところで、何本か切り戻した茎は新しい芽を出さず、花を咲かせることなく枯れました。
ディアスシアはフラワースタンドの下へ茎をたらせているので、アンティークレッドの花がエリゲロンやシュウメイギクの緑葉の上を飛んでいるように見えます。
花の背に突起(距(きょ))が2本、花弁やガクの付け根にあり、内部に蜜腺をもちます。
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ディアスシア ジェンタは20~30cmほどの茎が分枝して、分枝した茎がまた分枝と分枝を繰り返し、1つの穂に10~20個の花を次々咲かせていました。
ディアスシア ジェンタ・シリーズは少ない株数で、夏向けの寄せ植えをボリュームアップさせるのに最適な品種だそうです。
ディアスシア(ディアスキア)の鉢植えの育て方
ゴマノハグサ科ディアスシア属、南アフリカ原産の耐寒性常緑多年草(1年草)
別名:ツインスパー、ニカクソウ
●置き場所:日当たり、風通しの良い場所に。真夏は半日陰や明るい日陰で。
●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。多湿を嫌います。
●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。
●肥料:春と秋に、月1回、緩効性肥料を置き肥します。
●切り戻し:咲き終わりそうな花茎は切って、茎が伸びすぎて株が乱れてきたら、株元から10cm位のところで切ります。
花言葉:―
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