弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2014.10.29
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カテゴリ: 10月の誕生花

春に新葉を出すと、雄株は黄色い雄花を穂状に、雌株は緑の柄のような雌花をふたつひっそりと咲かせ、秋が深まると枝にたわわにつけたオレンジ色の実を落として黄葉します。

10月29日の誕生花は、秋の風物詩ギンナン(銀杏)拾い、イチョウ(公孫樹、鴨脚樹)。

花(木)の名は、漢名の鴨脚(yajiao、ヤーチャオ)が転訛したもので、葉が鴨の足の水掻きに似ていることから名づけられました。

漢字(漢名)の公孫樹は、植樹したあと孫の代になって実が食べられることから、銀杏は実の形がアンズ(杏)に似て、銀白色の殻をしていることからつけられています。

イチョウイチョウ

花言葉「長寿」は、植えてから実がなるまで長く、樹齢も非常に長いことからつけられています。

花言葉「荘厳」は、神社やお寺などで、ご神木として大切に扱われている樹齢千年を超えるような古木の持つおごそかな雰囲気を表したものです。

花言葉「鎮魂」は、寺社に植えられ、銀杏の実の独特の腐敗臭からつけられたのでしょうか。

花言葉「詩的な愛」は、輝くような金色の葉が鶴が舞うようにくるくると地面に降り立つ華麗な姿から連想したのでしょうか。

イチョウイチョウ

小学生のとき、公園でイチョウの熟した実をたくさん拾って帰りましたが、実の外皮はとても臭く、素手で中の銀白色のギンナンを取り出して、手がかぶれたことがあります。

実は土に埋めて、外皮がくさってなくなった頃、掘りだすといいそうです(忘れると芽が出ます)。

木枯らしが吹く頃、公園のイチョウの木の周りには黄色い絨毯が一面に敷かれています。

イチョウ科イチョウ属、耐寒性落葉高木、原産地:中国

イチョウ(公孫樹、鴨脚樹)の花言葉:長寿、荘厳、鎮魂、しとやか、詩的な愛。

イチョウ(公孫樹、鴨脚樹)の誕生花:10月26日、10月29日、11月21日

流通時期:苗木を秋に見かけます。
園芸ネット プラス GRANDY 日本花卉ガーデンセンター ガーデニングショップ四季の里 花ひろばオンライン 国華園 山野草と盆栽の専門店ヴェールモア RA 遊恵盆栽 楽天市場店 さんにあります。






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Last updated  2014.10.29 10:30:44
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