春から秋まで、縁にギザギザ(鋸歯)のある長楕円形の葉をつけた茎の節間から、数個~10個のつぼみをつけた花枝を出して、花弁が5つに深く裂けた杯状の淡い紫色の花が咲き続けます。
11月21日の誕生花は、明治末に牧草に混じって渡来した帰化植物、ワルナスビ(悪茄子)。
花の名は、繁殖力が強く、茎と葉にトゲがあって始末が悪く、花がナス(茄子)に似ていることから植物学者の牧野富太郎博士により名づけられました。
ワルナスビはタネと地下茎から繁殖し、地下茎の断片による繁殖力が強く、1cm以下の断片からも再生するそうです。
花言葉「欺瞞」は、ナスやジャガイモに似た花を咲かせ、黄色いトマトに似た毒のある実をつけることからきているのでしょう。
花言葉「悪戯」は、やさしい色のかわいい花なのに、葉柄や葉脈、茎に鋭いトゲが持つことからつけられています。
初秋に枯れながらも花を咲かせるワルナスビ
歩道のサツキの植え込みのわきに、毎年ワルナスビが涼しげな花を咲かせていますが、実を見たことはなく、晩秋には枯れています。
初夏に次々と出す小さな芽は隠れた場所でつけた実のタネからではなく、地下茎で繁殖しているのでしょう。
ワルナスビはきれいな花なので、トゲがなかったら連れ帰っていました。仲間に花の白いシロバナワルナスビ(白花悪茄子)があります。
ナス科ナス属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:オニナスビ(鬼茄子)
ワルナスビ(悪茄子)の花言葉:欺瞞、悪戯。
ワルナスビ(悪茄子)の誕生花:11月21日
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