晩春から初夏に、先が短く尖って両面に毛の生えた葉をつけた枝先に、先が5つに裂けておしべを長く突き出した白い小花がかたまって咲き、秋に濃紅色の甘酸っぱい実がなります。
11月24日の誕生花は、宝石のようにきれいな赤い実、ガマズミ(莢蒾)。
花(木)の名は、酸味のある実からの噛み酢実が転訛したという説や、昔は鍬の柄に使用していたことからの鎌の柄がガマに、実を染料にしたことからの染めがズミに転訛したという説などがあります。
ガマズミの仲間は実が黄色に熟すキミノガマズミ(黄実莢蒾)、山地に自生するミヤマガマズミ(深山莢蒾)、コバノガマズミ(小葉莢蒾)などがあります。
ガマズミとコバノガマズミは葉の幅の広さと葉の柄の長さで区別されるそうです。
花言葉「愛は死より強し」は、葉脈の目立つ葉の上に咲く可憐な白い花と鈴なりつく赤い実のどこからきているのでしょうか。
花言葉「私を見て」は、枝先にぶら下がるルビー色の小さな実のきらめくような美しさからつけられたのでしょう。
昔、里山で見たガマズミは実を鈴なりにつけていました。
今は、ガマズミは公園やご近所の庭木では見かけませんが、植物園では冬の訪れを告げて、ガマズミの実が真っ赤に熟しています。
鉢植えの淡いピンクの花のネームタグはガマズミだったので、園芸品種と思っていましたが、チョウジガマズミのようです。
スイカズラ科(レンプクソウ科)ガマズミ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:アラゲガマズミ(荒毛莢蒾)
ガマズミ(莢蒾)の花言葉:愛は死より強し、無視したら私は死にます、結合、私を見て。
ガマズミ(莢蒾)の誕生花:6月22日、11月24日、11月29日
流通時期:苗木を秋~春に見かけます。
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