冬から春まで、縁が浅く切れ込んでやわらかい毛の生えた葉の間からすっと伸びた花茎に、赤やピンク、白などの小さな花がリング状に段をなしてあふれるように咲き続けます。
2月12日の誕生花は、アジア系の野生のサクラソウ(桜草)の園芸品種プリムラ・マラコイデス、セイヨウサクラソウ(西洋桜草)。
花の名は、ヨーロッパやアジアに自生する外来種のサクラソウを品種改良した園芸品種の総称で、サクラソウはサクラ(桜)に似た花を咲かせることから名づけられました。
プリムラ・マラコイデスはサクラソウの仲間で、属名のプリムラはラテン語のprimus(最初)で、春一番に花を咲かせることからつけられています。
プリムラの仲間には、サクラソウやオブコニカ、シネンシス、ヨーロッパの原種から生まれたポリアンサやジュリアンなどがあり、それぞれ花言葉と誕生花がつけられています。
プリムラの花言葉「青春の喜びと悲しみ」は、早春に咲く花の命が短いことをたとえたものだそうです。
花言葉「気どらない愛」は、仲間の他のプリムラに比べてピンクの花が小さく控えめなことからつけられたのでしょう。
花言葉「運命を開く」は、長い茎にリング状に集まったかわいらしい花が風に揺れながら寒さを乗り越えて咲くことからつけられています。
古くから親しまれていたセイヨウサクラソウは鉢からこぼれダネが庭に広がり、やさしいピンクの小花が輪になって段々になり、何年も庭を埋めつくすように咲き誇っていました。
今では、プリムラ・マラコイデスの園芸品種には青紫色の花や八重咲き、白地に赤紫色の模様の入る絞り咲きタイプ、花弁の中心に目が入る蛇の目タイプなどがあります。
サクラソウ科サクラソウ属、半耐寒性または耐寒性一年草(多年草)、原産地:中国別名:オトメザクラ(乙女桜)、ケショウザクラ(化粧桜)
プリムラ・マラコイデスの花言葉:運命を開く、気どらない愛、素朴。
プリムラ・マラコイデスの誕生花:1月3日、1月18日、1月21日、2月12日
流通時期:初秋にポット苗を、晩秋から花つきポット苗、冬に鉢花を見かけます。
はな丸
さんにあります。
2月26日の誕生花 コゴメバナ(小米花)… 2024.02.26
2月22日の誕生花 フリージア(赤)の花… 2023.02.22
2月13日の誕生花 セイヨウウスユキソウ… 2023.02.13
PR
Calendar
Keyword Search
Category