晩秋から枝先に3個ずつつぼみをつけ始め、冬の寒さに耐えながら順々につぼ形の純白の花が開き、早春から晩春まで枝をおおって咲き続けます。
9月16日の誕生花は、花が3輪1組の小さい鈴のような冬咲きエリカ、スズランエリカ(鈴蘭エリカ)。
花の名は、エリカの花がスズラン(鈴蘭)の花に似ていることから名づけられました。
エリカ(属名Erica)はギリシャ語のereike(砕く)で、胆石を砕く薬効を持つと信じられていたことからという説と、ラテン語のericeに由来するという説があります。
花言葉「愛らしい妖精」は、白い雪が積もったように見える小さな花の可憐さからつけられたのでしょう。
花言葉「幸せな愛を」は、白い花のエリカに幸福を運ぶという言い伝えがあることからでしょうか。
それとも、鐘のような花の姿からスズランを連想してつけられたのでしょうか。
イギリスやフランスでは、5月1日はスズランの日とされ、愛する人の幸福を願ってスズランの花を贈る習慣があり、花言葉「幸福を取り戻す」「幸福の訪れ」がつけられています。
鉢植えのスズランエリカは年々大きくなって、花数も多くなっています。
NHK趣味の園芸に、スズランエリカは5℃ほどの場所では半年ぐらい咲き続けるほど花もちがよく、花数は5号鉢で1万輪以上と紹介されていました。
ツツジ科エリカ属、耐寒性常緑低木、原産地:南アフリカ別名:エリカ・フォルモーサ
スズランエリカ(鈴蘭エリカ)の花言葉:幸せな愛を、愛らしい妖精。
スズランエリカ(鈴蘭エリカ)の誕生花:2月10日、9月16日、9月17日、9月28日
流通時期:鉢花を晩秋~冬に見かけます。
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