夏から晩秋まで、枝先の楕円形の葉のわきに、めしべとおしべがカールして、花弁の1枚が濃い青紫色をした空色の小さな花が横向きに房になって咲きます。
11月14日の誕生花、秋に鮮明になるブルーのきれいな蝶のような花、クレロデンドルム・ウガンデンセ(ブルーエルフィン、ブルーウイング)。
花の名(学名clerodendrum ugandense)は、属名がギリシャ語のcleros(運命)とdendron(樹木)で、呪術に使われていたことから名づけられました。
種小名のugandenseは、原産地のアフリカのウガンダからつけられています。
園芸品種名のブルーエルフィン(青い小さな妖精)、ブルーウイング(青い翼)は、淡い青紫色の花弁が羽根や翼に見えることからつけられたのでしょう。
花言葉「大きな希望」は、左右に広げた淡い青紫色の花弁が羽根のように見え、今にも舞い上がりそうな翼をもつ花の姿からつけられたのでしょう。
花言葉「チャンス到来」は、cleros(運命)と青い蝶の飛ぶ姿からつけられたようです。
人々の運命を決めるというギリシャ神話の運命の女神は、幸運の逃げやすさを象徴する羽根の生えた靴を履き、後ろ髪がなく前髪しかないのでチャンスは後からでは掴めないそうです。
クレロデンドルム・ウガンデンセの青い羽根を広げたような花は風の中で動きがあって、飛び交う蝶の群れにも、舞踏会を開いて楽しんでいる妖精の姿にも見えます。
鉢植えのブルーエルフィンは若木のときから花つきがよく、整枝してコンパクトにして、フェンスの際で毎年暖地の冬を越しています。
クマツヅラ科クレロデンドラム(クサギ)属、半耐寒性常緑低木、原産地:熱帯アフリカ、熱帯アジア別名:ブルーエルフィン、ブルーウイング、クレロデンドロン、ブルーバタフライブッシュ
クレロデンドルム・ウガンデンセの花言葉:大きな希望、チャンス到来。
クレロデンドルム・ウガンデンセの誕生花:11月14日
流通時期:鉢花を春に見かけます。
日本花卉ガーデンセンター
さんにあります。
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