弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2019.02.02
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カテゴリ: 2月の誕生花
早春に、深く裂けて羽状になった大きい葉の上に、透き通ったような白い5枚の萼片が花弁化した愛らしい花を一輪咲かせ、晩春になると地上部を枯らして休眠します。

2月2日にご紹介する誕生花は、スプリング・エフェメラル(春の短い命)のひとつ、セツブンソウ(節分草)。

花の名は、旧暦の節分の頃に花が咲くことから名づけられました。

セツブンソウの花は花弁に見える白い5~8枚の萼片と、花芯をぐるっと囲む黄色い退化した花弁の内側に多数の青紫色のおしべがあり、中心に2~5本のピンクのめしべが見えます。


花言葉「ほほえみ」は、いち早く春の到来を告げ、暖かい春風に揺れて咲く清楚でやさしい花の姿をたとえたのでしょう。

花言葉「人間嫌い」は、木々の葉がまだ茂らない林で落ち葉を押しのけてひっそりと咲く華奢な花の姿からきているのでしょうか。


最近はセツブンソウを育てる機会も早春に出会う機会もなく、どこかで思いがけず見たセツブンソウの古い写真を引っ張り出してみました。

セツブンソウの仲間で、ヨーロッパ原産のキバナセツブンソウ(黄花節分草)は花が大きな強健種で、暖地の夏の過湿と高温に耐えて、何年か花を見せてくれました。

キンポウゲ科セツブンソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本
別名:エランティス

セツブンソウ(節分草)の花言葉:光輝、ほほえみ、気品、人間嫌い。

セツブンソウ(節分草)の誕生花:1月23日、2月1日、2月2日、2月3日、2月4日

流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。

園芸ネット プラス ​、​ e-フラワー ​、​ やましち山野草店 ​さんにあります。

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セツブンソウの仲間
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Last updated  2019.02.02 10:30:06
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