弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2021.07.01
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カテゴリ: 誕生花のない花
夏に、雄株は多数のおしべが球状になった黄白色の雄花を円錐状に次々と咲かせ、雌株は鮮やかな赤い柱頭が3つに分かれためしべが円錐状に集まった雌花を咲かせます。

誕生花のない花は、春の鮮紅色の新芽と雌雄異株の花弁のない花、アカメガシワ(赤芽槲)。

花の名は、新芽が赤く、カシワ(槲、柏)の葉のように食べ物をのせる皿に使ったことから名づけられました。

アカメガシワの新芽の赤は葉の表面に密生している星状毛の色で、先の尖った菱卵形の葉が大きくなると、星状毛の間隔が広がって密度が薄くなり、星状毛が落ちて緑の葉になります。

別名のゴサイバ(五菜葉)、サイモリバ(菜盛葉)は、お菜をのせる器として葉を使ったことから呼ばれています。


花言葉「澄んだ心」は、春に目を引く鮮紅色の新芽や雌雄異株の花弁のない花のどこからきているのでしょうか。

花言葉「繊細」は、おしべが集まって小さな球状になった雄花の様子からでしょう。
雌花の淡黄色のめしべの柱頭は受粉すると紅色に変わっていくようです。


花後に柔らかいトゲがたくさんついた淡い黄緑色の実がつき、秋に熟すと果皮が裂けて中から光沢のある小さな黒いタネが顔を出します。

アカメガシワは川のガードレール沿いの路上で雄株と雌株が花を咲かせ、数年後には護岸にタネが芽吹いて繁殖し、護岸のあちこちで見かけるようになりました。

トウダイグサ科アカメガシワ属、耐寒性落葉高木、原産地:日本、中国、台湾、朝鮮
別名:ゴサイバ(五菜葉)、サイモリバ(菜盛葉)、ミソモリバ(味噌盛葉)

アカメガシワ(赤芽槲)の花言葉:澄んだ心、忠実、繊細。

アカメガシワ(赤芽槲))の誕生花:―

流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。

苗木部 by 花ひろばオンライン ​、​ トオヤマグリーン ​さんにあります。

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サルスベリ
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Last updated  2021.07.01 10:30:05
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