弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2021.09.22
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カテゴリ: 誕生花のない花
​​晩夏から秋に、まっすぐ伸びた太い茎や枝分かれした茎先の、縁にギザギザがある先のとがった三角形の葉のわきに、花弁のない黄緑色の小さい花が穂状に咲きます。

誕生花のない花は、縄文時代から生えていた野草、シロザ(白藜、白座)。

花の名は、若葉の中心が白い葉を、仏の座する台座に見立てて名づけられました。

シロザは縄文時代の遺跡からタネが見つかり、古い時代に畑の雑草として入ってきたという説と、野菜として食べられていたという説があります。


花言葉「結ばれた約束」は、花後に5枚のガク(萼)が閉じて五角形に包まれ、実(胞果)を結ぶ様子からきているのでしょうか。

シロザはおしべが成熟すると5本のおしべを突き出して花を開き、その後でめしべが成熟すると花はほとんど開かず、めしべの柱頭だけをのぞかせるので、花穂では両方見られます。


晩春に庭の片隅で、葉の裏や新芽の粉状物が白いシロザと、粉状物が赤いシロザの変種アカザが並んで生えていました。

シロザもアカザも花が咲いたあと、実を結ぶ前に抜いていますが、毎年庭の片隅でこっそり花を咲かせているようです。

ダイモンジソウ
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Last updated  2021.09.22 10:30:05
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