弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2023.10.23
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カテゴリ: 誕生花のない花
晩夏から秋に、ギザギザ(鋸歯)のある長楕円形の葉をつけてまばらに枝分かれした茎先に、細い筒状花だけの赤い頭花が下向きに咲き、花が終わると上を向きます。

誕生花のない花は、人目を引く橙赤色のつぼみのような野の花、ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)。

花の名は、ボロギク(襤褸菊)の仲間で、頭花が紅色をしていることから名づけられました。

ボロギクは、中央の筒状花を舌状花が囲む黄色の頭花が咲き終わった後にできる白い冠毛をボロ屑に見立ててつけられています。

別名のナンヨウシュンギク(南洋春菊)、ショウワソウ(昭和草)は、葉が柔らかくシュンギク(春菊)のような香りがあり、第二次大戦中に日本兵が食用にしたことから呼ばれています。


花言葉「大切なのは外見より中身」は、見た目はきれいと言えない花でも、葉が柔らかくシュンギク(春菊)のような香りがあり、食用になることからつけられています。

何年か前に、「勝手に花言葉 徒然なるままに」で、ベニバナボロギクの花言葉がつけられた経緯を読み、素敵な花言葉と思ってしばらく町内や隣町の空き地などを探していました。




枝分かれした茎先のうなだれたつぼみが開いて、橙赤色の花がのぞくのを見て、ベニバナボロギクのことを思い出しました。

連れ帰った覚えもなく町内でも見かけないこの花がどこから飛んできたのかわからないので、花後に伸びた白い冠毛をつけたタネが風にのって飛んでいく前に、とりあえず冠毛を摘みました。

キク科ベニバナボロギク属、一年草、原産地:アフリカ
別名:ナンヨウシュンギク(南洋春菊)、ショウワソウ(昭和草)

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)の花言葉:大切なのは外見より中身。

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)の誕生花:―

流通時期:―

エリカ
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Last updated  2023.10.23 10:30:06
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