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前前から面白いと思って読んでいるのですが、7巻出たのでざっくり感想を。
ピアノのムシ(7)
著者:荒川三喜夫
価格:637円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る
巽(たつみ)ピアノ調律所に勤務する蛭田敦士は、腕だけは超一流の
ピアノ調律師。
どんなピアノでも蛭田の手にかかれば、再び美しい音色を奏でる。
しかしその性格は難アリで...。
気高くも毒がある、調律師の世界へいざなう
ってことですが、ホント、この主人公の蛭田ってのは 最低
の性格してて(^^
飲酒しながら調教するわ、客相手に暴言吐きまくるわで・・・
まるで仕事をする気がないような 傍若無人
ぶり。
それなのにピアノの調律に関しては 天才 。彼の手にかかれば狂い捲ったピアノも 最高 の音 を取り戻すという。
読んでいて、そこまで客に言うか???ってくらいボロクソなんだけど
まぁ大抵相手はピアノを所有してるけどピアノに対する知識がないとか
調律に関して興味を持ってなかったりする場合が多いかなと。
そういう人には特に辛辣ですよね。
中には普通のいいお客さんにも暴言吐くこともあるけど、それでもピアノを心から愛してる人や調律師を評価してる人にはちゃんとしてる気が。
って心温まるような話は少な目ですけどねwww大抵は客を客と見ない態度にヒヤヒヤすることばかりww
とはいえ、ピアノのことなんて興味なくて、ましては調律なんてナ~~ンにも
知らない私ですら話には 惹
きこまれてしまうのですよね。
ピアノや調律に関する知識も増えて行くようなw
いろんなところで試し読みが出来るので興味のある方は是非どうぞ。
「ピアノのムシ」試し読みは こちら 。
そうそう、巽ピアノ調律所にはピアノ調律専門学校を卒業したばかりの
若い研修生がいるんですが、これがアマギピアノエキスパートスクール時代、蛭田の同期生八島に気に入られて引き抜きされそうになるんです
よね。
彼女は凄~く好条件を提示されるんだけど、 調律の腕だけは超一流
の
蛭田の元で勉強したくて八島の申し出を断ることに。
エリートの中でもさらに優秀な評価を得た星野がどういう結論を出すのか
と思ったんですが、蛭田の接客の酷さや性格の悪さで迷惑ばかり受けて
きた彼女ですからね。
それでも、蛭田の元で学ぶことを選んだってことは星野も相当腹を括って
上を目指す覚悟
をしたってことですね。
とにかく蛭田がゲス過ぎてどん引きすること多々ですが、そのゲスっぷりが
見事
過ぎてそのうち 癖
になりますwww
ピアノというと関わっている人は繊細で心が洗われるような作品が多いと
思うのですが、その中で 異色
の作品だと思いますw
が、 調律に関しての専門的な内容は 確か
ってことのようですので興味の
ある方はぜひ!
おススメ
作です♪
ピアノのムシ 1-7巻セット
著者:荒川三喜夫
価格:4,460円(税込、送料込)
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