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今日で8月も終わり、我が家の子供たちも明日から2学期です。いつものことですが昨日今日と宿題でヒーヒー言っていました。さすが似たもの親子です。(笑)私は月ごとのパフォーマンスの公開はしていませんが、8月は結構なプラスだったようです。CQ3の結果については9月末に公表する予定ですが、ここまでは順調すぎますのでちょっと怖い気がします。8月でこのまま今年が終わってくれると、スコア的にはかっこいいのですけどね。どうも9月でガツンとやられてしまうような嫌な予感がしています。さて話は変わりますが米国のあるメーカーの株が買いたくなり、あちこちの証券会社のHPを調べてみました。しかし、ざっと見た限りでは買うことができないようなのです。購入を考えている銘柄は昨年NASDAQに上場したばかりの若い企業です。日本ではまったくといっていいほど無名ですが、しっかりしたコア技術を持っています。しかも現在株価が低迷していますので、買いのチャンスかなあと思っていました。米国株の場合は業績さえ良くなれば株価はぐんぐん上がってくれますので、10バガーも十分狙える銘柄だと思います。楽天やE-Tradeでも米国株は買えるのですが、銘柄が限定されており、この銘柄は買えないようでした。中国株はかなりの銘柄が買えるようになっているようですが、米国株がこれほど買えないとはちょっとショックでした。米国株は人気がないのですかねえ?どうやったら買えるのか勉強しないといけないようです。
2005/08/31
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2ヶ月前に種から植えたオクラが実を付けはじめています。先週初めて収穫しましたが、スーパーで売っているものよりも巨大化していました。でも味はばっちりでした。さっとゆででて、カツオブシをぱらぱらと乗せて醤油をちょこっと垂らして食べたのですが、これが美味いんだなあ。びっくりです。採りたてなのでネバネバ感も少なく、何とも鮮度感溢れる食感でした。種をまいて放っておいても育ってくれるバリューな野菜なので、来年からのLosin'Boy菜園の定番の野菜になりそうです。それにしてもこんなにオクラが美味しいとは思ってもいませんでした。何事も食わず嫌いはいけませんね。私は実は食わず嫌いなのです。オクラもその一つでした。(笑)投資でも結構食わず嫌いで、不動産関係は買ったことがありません。昨年までは監視銘柄の中にダヴィンチやケネディとかを入れていましたが、あれよあれよという間に上がってしまいましたので昨年の今頃に監視銘柄から外しました。あまりに急な上昇だったので、バブルっぽい気がしたからです。不動産関連銘柄は今年になっても上がり続けていたのですね。一昨年から昨年にかけて仕込めた人の株価は軽く3~5倍にはなっているのではないでしょうか。今年になって買った人はせいぜい1.5倍くらいですかねえ。これから不動産関連銘柄を購入して2倍以上を達成するのは結構難しいかもしれませんね。何て去年も思っていましたので、これから先はホントどうなるんでしょうか?私は余程のことがない限り不動産関連銘柄は買わないと思います。何故なら他の業界で人知れずまだまだ割安に放置されている銘柄がたくさんあると思っているからです。私はそっちで勝負したいですね。そんな訳で私の監視銘柄には不動産間関連はないのです。でもこっそり買ってて大損こいてたりして・・・。(笑)
2005/08/30
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早いものでもう8月も終わってしまいます。あっという間ですね。8月は皆さん成績がいいのでしょうねえ。私のポートフォリオも順調で、プラスで終わることができそうです。私にとっての最大の関心事である時価総額が確実に毎月増加しているのが嬉しいですね。今までのところ目標を大きく上回る伸びをしています。やはりハヤリの銘柄には目をくれず、独自路線で行くのがいいみたいです。売りたい銘柄はほぼ売ってしまい現金が積み上がりましたので、そろそろ来年に向けての仕込みに入りたいと思います。例年のように10月まで待った方がいいのか、9月から指値を入れておいた方がいいのかちょっと迷っています。今年は低PBRで流動性の低い銘柄を多く仕込んでみたいと思っていますので、早めに動いた方がいいのかもしれません。久しぶりに優待銘柄も補充したいと考えていますので9月の権利落ちの時期に網を張っておこうと思います。10月~12月の期間には業績とは関係無しに大きく売り込まれる銘柄が続出する傾向がありますので、監視銘柄が大きく下げたら速攻で拾える体制を整えておきたいです。あと使い勝手の悪いセンチュリー証券は止めて、楽天証券に口座を開設しようかと思っています。
2005/08/29
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私は麺類が大好きで、ラーメン、蕎麦、うどん、パスタ、エスニック系麺など1日3色食べても全然平気なんです。ラーメンなら醤油味系の細麺、蕎麦なら山形の腰の強い手打ち麺が好きです。うどんはまだ讃岐の本場のうどんは食べたことがないのですが、東京に進出している丸亀うどんが好きで最近毎日食べています。本場のはもっと腰があるんでしょうねえ。麺の中ではラーメンが一番好きで、お店のラーメンでもインスタントでも両方好きです。インスタントだと袋麺派でカップ麺はあんまり好きではありません。何でのっけからこんなことを書いたかと言いますと、2815アリアケジャパンから株主優待でマルタイのラーメンセットをもらったからです。マルタイは棒ラーメンで有名で、私が良く行くスーパーにも置いてあります。誰がこんなラーメンを買うんだろうと思っていましたが、初めて食べてみてびっくりしました。九州では有名なのでしょうが、関東ではまったく無名で九州出身者以外はわざわざ買ってまで食べる人は少ないと思います。私もその一人でした。しかし、これが凄く美味しいのです。外見はソウ麺のような細麺ですが、ゆでても腰がかなり残り歯ごたえのある麺です。スープもあっさりした中にも深みのあるもので、これがインスタントかと思えるほど気に入りました。このスープにはアリアケのエキスが使われているようです。俄然マルタイが気になり調べてみました。そしたら福証に上場していたんですね。2919 マルタイ【事業内容】 2005年1月決算◆棒状ラーメン=即席マルタイラーメン,屋台九州味棒ラーメン,胡麻醤油味棒ラーメン◆カップめん=長崎ちゃんぽん,高菜ラーメン,博多長浜ラーメン,博多中洲屋台ラーメン,ねぎラーメン・豚骨味◆袋めん=屋台ラーメン九州味,博多長浜ラーメン,長崎チャンポン麺,冷し中華,長崎皿うどん,半生冷し中華,半生ざるそば◆その他=マルタイカップしるこ,ぜんざい,その他 【貸借対照表】 (百万円) (2005.01) (2004.01) 1 流動資産 3,244 3,691 2 固定資産 3,205 3,039 3 繰延資産 4 合計 6,449 6,730 5 流動負債 1,439 1,720 6 固定負債 218 219 7 資本 4,791 4,791 8 (資本金) 834 834 9 合計 6,449 6,730 【損益計算書】 (百万円) (2005.01) (2004.01) 1 売上高 7,501 7,365 2 売上原価 3,980 3,917 3 販売費管理費 3,444 3,376 4 営業利益 77 72 5 営業外収益 50 47 6 営業外費用 20 35 7 経常利益 107 84 8 特別利益 1 6 9 特別損失 11 16 10 法人税等充当額 60 61 11 当期利益 37 12 【最近の業績】 (百万円) 売上高 経常利益 当期利益 一株当り配当(円) 1 (2005.01) 7,501 107 37 10.0 2 (2004.01) 7,365 84 12 10.0 3 (2003.01) 7,090 74 -14 10.0 4 (2002.01) 7,473 110 -249 10.0 5 (2001.01) 7,681 125 59 10.0 と言った感じで財務面ではほぼ問題なしですが、事業の成長性では問題があるかもしれません。棒状ラーメンだけかと思っていましたが、カップラーメンや袋麺もやっているようですので、販売面に力を入れれば九州以外の地域でもいい線いけるのではないかと思います。ここは株主優待もやっており、アリアケからもらったようなのを株主に送っているようです。PBRが0.80で株主数が281と極小なので買ってもいいかなと思い、出来高を見て唖然としてしまいました。以下が今年の全出来高です。日付 始値 高値 安値 終値 出来高 2005年7月28日 867 867 867 867 1,000 2005年7月12日 867 867 867 867 1,000 2005年7月11日 826 826 826 826 1,000 2005年5月12日 750 750 750 750 1,000 2005年5月06日 750 750 750 750 2,000 2005年4月25日 740 740 740 740 1,000 2005年4月18日 740 740 740 740 1,000 2005年4月13日 740 740 740 740 3,000 2005年3月30日 745 745 745 745 3,000 2005年1月26日 780 780 780 780 1,000 2005年1月25日 880 880 880 880 1,000 2005年1月24日 870 870 870 870 1,000 2005年1月19日 880 880 880 880 1,000 2005年1月18日 780 780 780 780 1,000 2月と6月は取引がありませんでした。これで上場していていいものなのでしょうか。これだけ出来高が少ないと買いたくても買えません。勿論売るのも大変だと思います。ここのラーメンのファンになってしまったので、何とか株主になってみたいですがいつになったらなれるのでしょうか?何故か1番の大株主である凸版印刷が売り出してくれないでしょうかねえ。
2005/08/28
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今日はマジで疲れました。Blogもパスしようかと思いましたが、何となく落ち着かないので取り敢えず書いてみます。本日は自治会主催の夏祭りでした。今年は自治会の役員をやってますので、そのお手伝いを朝早くから先ほどまでしていました。年々参加する人が少なくなって来ていますので、大分簡素化されたものの、実際主催者側で実行するとなるとかなり大変です。私の住んでいるところはまだ小さい子供たちがたくさんいますが、定年退職された方々もそこそこいらっしゃいます。幅広い年代の人たちが参加しましたが、あと十年もすると子供達の姿がめっきり減ってしまうのでしょうね。やはりお祭りには子供達の歓声が響かないと興ざめです。このまま日本の人口が減り続けてしまうと、日本中の夏祭りも寂しいものになっていくかもしれません。投資関係のBlogを書かれている方は独身の方が多いようですので、是非とも株で大儲けして、バリュー?な伴侶を見つけて結婚し、たくさん子供をもうけてくださるよう期待したいですね。
2005/08/27
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本日のBlogは手抜きです。本日は8216フォルクスの優待の権利落ちの日でした。Yahoo掲示板のフォルクスでまたまた楽しい投稿がありましたので、無断引用してしまいます。---------------------------------------------------02016 ■拝啓 優待乞食各位!2005/08/25 09:37 emerald8 02014への返信優待乞食諸氏におかれましては本日、年2回の優待権利落ちの日を迎えさぞかしお喜びのこととお察し申し上げます。優待乞食の皆様におかれましては優待権利落ち後、予想される暴落にも屈することなくひたすらタダ食いに徹するお姿に敬意を表します。今後、優待券を手にしてご家族と団欒のひと時を楽しまれるとは思いますが、株主であるという節度を忘れず出来ますれば繁忙時間帯のご飲食はお控えいただくことが更なる増収増益に結び付くという自覚されることを望みます。■優待乞食撲滅委員会----------------------------------------------------うーん、名文だなあ。(笑)本日のフォルクスの終値は-30円(-5.14%)の554円でした。私は300円台半ばで購入していますので、これぐらいの下落は何てことないですね。無配ですが年に24000円分の食事券を貰えますので、私にとっては優待銘柄としては十分なパフォーマンスだと思います。何と罵倒されようとも優待乞食は止められませんね。へへへ。
2005/08/26
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先ほど自分の持ち株の本日の成績を見てびっくりました。Yahooファイナンスの間違いではないかと思い、あちこちで株価検索をしてみましたが間違いではありませんでした。というのも私の今年の主力銘柄である6418 日本金銭機械が+305円(+13.59%)と大幅に上げていたからです。うーん、いったいどうしちゃったのでしょうか。今年の3月以降だらだらと下げ続けていたので、何回かに分けて買い増しをしており(ナンピンとも言うらしいですが)私の保有銘柄の中でダントツの比率になっていました。先月には2100円を切る今年の最安値を記録しましたが、その時に目をつぶってえいっとばかりに最後の買い増しをしており、平均購入単価をかなり下げていました。ただ2000円を切るような局面があったら、かなり危険な状況にはなっていたと思います。ラッキーにも他の銘柄の調子が良かったので、あまり目立ちませんでしたが私のポートフォリオの中では赤い文字で燦然と光っていました。それが本日の爆上げで一気にプラスに転換した上大きな含み益となってしまいました。年末まではもうあまり上がらないのではないかと半ば諦めかけていたのですが、嬉しい誤算でした。大和総研サマサマってところでしょうか。まあ、元々2000円台前半をウロウロしているような銘柄ではないと思っていますので、適正価格と思われる3000円くらいまで上昇するよう今日から毎晩お祈りでもしましょうかねえ。(笑)このところ割安と思ってリストアップして監視している銘柄の中から突然10%以上も上げる銘柄がぼちぼち出てきています。お金持ちの誰かが割安銘柄をこまめに買っているのでしょうか。何はともあれ、本日だけかもしれませんが目出度い日となりましたので率直に喜びたいと思います。
2005/08/25
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最近気になっている銘柄の一つに福証の9035第一交通産業というのがあります。この会社のメインはタクシー事業で福岡県を中心に27都道府県で営業しています。6000台以上の車両を保有しており日本一の台数です。地方のタクシー会社を次々に買収して着実に保有台数を増やしているからです。時価総額は183億円でPBR1.4とさほど割安感はありません。借入金も多く財務面では難があります。事業内容は以下の通りでいかにも地方の中小企業(失礼!)が手がけそうなもので手当たり次第行っているような印象を受けます。◆タクシー事業(61.7%)=一般乗用旅客自動車運送事業◆不動産事業(23.4%)=分譲住宅の企画・販売,不動産の賃貸・管理◆自動車関連事業(5.7%)=外車・中古車の販売,自動車の点検・整備,LPGの販売◆金融事業(2.8%)=貸金業◆その他事業(6.2%)=貸切バス・路線バス等の営業,パーキング事業,及び車両運行管理請負業務,ゴルフ練習場事業,有料老人ホーム事業及び通信販売事業等経営数値は見難いですが以下の通りです。(日経テレコンより)【連結貸借対照表】 (百万円) (2005.03) (2004.03) 1 流動資産 47,406 48,286 2 固定資産 66,631 65,926 3 繰延資産 4 合計 114,037 114,211 5 流動負債 45,028 41,584 6 固定負債 57,660 58,797 7 少数株主持分 1,007 1,055 8 資本 10,342 12,774 9 (資本金) 2,020 2,020 10 合計 114,037 114,211 【連結損益計算書】 (百万円) (2005.03) (2004.03) 1 売上高 73,341 70,606 2 売上原価 59,664 57,860 3 販売費管理費 8,472 8,459 4 営業利益 5,205 4,286 5 営業外収益 989 959 6 営業外費用 1,527 1,742 7 経常利益 4,666 3,504 8 特別利益 68 9 特別損失 377 6,374 10 法人税等充当額 2,440 -817 11 少数株主利益 129 127 12 当期利益 1,721 -2,112 【連結最近の業績】 (百万円) 売上高 経常利益 当期利益 1 (2005.03) 73,341 4,666 1,721 2 (2004.03) 70,606 3,504 -2,112 3 (2003.03) 71,458 3,318 1,065 4 (2002.03) 69,691 3,524 1,006 5 (2001.03) 56,452 2,924 972 業績は2004年度をボトムに徐々に回復傾向にあり買収した子会社群が利益を出してくることが期待されています。私が注目しているのは、タクシー会社としての規模です。今のところ質より量といった感じを受けますが、この車両の保有数と全国に展開しているビジネスはこの会社独自の戦略であると思います。点から面への展開を図っており、今までのタクシー会社にはない戦略ではないかと思います。一般的にタクシー業界は過当競争で利益が薄く将来性の少ないビジネスであると考えられていると思います。しかし絶対になくならないサービス産業でもあり、この先の高齢化を考えていくと勝ち組になれれば、なかなか有望な業種ではないかと考えています。2番手の会社がどれほどの車両を保有しているのかわかりませんが、このまま買収を続けて全国に営業拠点を数多く築いていければ従来とは異なる儲かるビジネスモデルを構築していくのも可能なのではないかと勝手に思っています。といった訳でこの会社に注目しており、株主になってこの先を見届けていこうと思っているのですが、流動性が低くなかなか買えないのです。買ってからこのBlogで紹介しようと考えていましたが、そうこうしているうちに他の銘柄を買ってしまうかもしれませんので、こういう会社もあるということでメモとして書いておきます。
2005/08/24
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私の保有している主力銘柄の一つである5405住友金属が本日250円を越える場面がありました。昨年の今頃が120円でしたので1年間で2倍以上になったことになります。更に3年前に遡ると50円以下で買えましたので、何と5倍になったことになります。こんな鈍重で重厚長大な銘柄が5倍もの株価になるなんて、ちょっと信じられませんね。こういうことがあると株は長く持った方が良いことが多いのかなと思ってしまいます。ジム・ロジャーズではありませんが、鉄の鉱山もここ十何年も新規に開発はされておらず、鉄鉱石の供給は限られています。更に製鉄所もここ数年間で過剰設備は廃棄され、その生産能力は以前より落ちており簡単には増産できません。韓国や中国のメーカーが新規に製鉄所を建設するようですが、それが寄与するのは数年後になると思われます。中国やその他の新興国を中心とする鉄の需要は伸びる一方であると予測され、当分の間需要と供給のインバランスは続きそうな気配です。住金のシェアの高いシームレス鋼管も石油や天然ガスのパイプラインの新増設が目白押しですので、随分と収益に貢献してくれるのではないかと思われます。とまあ都合のいいことばかりを考えていますと、ひょっとして株価が500円になるのも夢ではないのではないかと思えてきます。何年か後にこんな重厚長大な株でテンバガーを達成できるかもしれないと思っただけで楽しくなってきます。いずれにせよ配当利回りも10%あるので、暫くの間はホールドを続けたいと思います。
2005/08/23
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しかし、日経平均が+160.78円ですか。随分と上げますねえ。ホントに外国人が買っているんでしょうか?日経平均に影響の大きい銘柄ばかりを狙って買われているような気もしますが気のせいでしょうか。私の持ち株も日経平均ほどではないですが、そこそこ上げてくれており8月に入ってからはかなり好調です。そんな中本日は2902太陽化学を損切りしました。鳥インフルエンザの影響で急落しているところを拾ったのですが、一時的な状況だと軽く考えていた鳥インフルエンザがなかなか沈静化しないので一旦撤退することにしました。-15%の損失でした。トホホ。今年の損切りは8744日本ユニコムに引き続き2回目でした。その日本ユニコムですが、損切りしたのは半分でもう半分は残していたのですが、ついに買値を上回ってきました。でも損失は取り返せないと思いますので、さっさと売ってしまうのが得策ですかねえ。購入を検討している低PBR銘柄群の内2つも本日大暴騰してしまいました。どちらも+11%です。もっと待っていて欲しかったです。暴騰したとは言え、それでもまだまだ割安だとは思いますが出鼻をくじかれた格好です。最近低PBR銘柄が突然暴騰するケースが増えてきているような気がします。とっても地味な銘柄なんですけどねえ。誰がいったい買っているのでしょうか?低PBR銘柄が好きな仕手筋っているんですかね。
2005/08/22
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今日は正直言って、晩御飯をつくりながらワインをしこたま飲んでしまい、もうヘロヘロです。マトモなことが書けそうもありませんが、取り敢えず意識があるうちに適当なことを書いてしまいます。今年は今のところ概ね投資成績も順調で、このまま行けば目標以上の成績を残せそうです。年間に+20%のパフォーマンスが得られれば十分だと思っていますので、今の成績には満足しています。ど素人がいい加減な投資を行って、手痛い失敗もせずここまで来られたのはラッキーとしか言いようがありません。来年以降は日本株中心の投資をこのまま続けていいものかどうかちょっと迷うところですが、割安と思える株もまだまだ多数存在していますので来年も日本株中心で行くことになると思います。為替はイマイチ勝負をかける局面に遭遇しませんので、未だに勝負時を待ったまま待機中です。資金は準備済みですので、早く何がしかのキャタリストが欲しいところですね。何故か私はFXに関しては実に辛抱強いのです。商品取引も実際に始めるかどうかは別問題として、大いに興味が湧いてきましたので勉強を始めてみたいと思います。網羅的に勉強するよりどれか1点に集中して調査する方がいいのでしょうね。でも、ガソリンとかトウモロコシとかイマイチぴんとこないのです。(笑)低PBR作戦はウォッチ銘柄をリストアップするところまで絞り込めて来ました。流動性に難のある銘柄が多そうですので、10月からと言わず今月からでも指値を入れておいた方が本当は良いのかもしれませんね。さて、選挙が終わるまではこの上げ相場が続くのでしょうか?
2005/08/21
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ジム・ロジャーズの「商品の時代」の読書感想文です。これはとっても罪な本です。一般的に商品取引に抱いていた胡散臭さや、大損をこいて身包みはがされてしまうという先入観を見事に覆されてしまいます。私のような単純な人間は明日からでも商品口座を開いてガソリンを買い捲るぞ!と考えてしまったりしてしまいます。(笑)それだけ、凄く説得力のある内容の本だと思います。ジム・ロジャーズによれば商品取引は株式投資よりずっと安全なのだそうです。勿論投資する商品について十分に調査を行うと言う前提ですが。株はゼロになることもありますが商品はモノとして存在し値下がりすることはあってもゼロにはならず、極めて流動性も高いので必ずある程度の損で手仕舞いできるのだそうです。確かに私が行っているFXも同じようなものですね。重要なのはレバリッジを大きくとらなければ極めて安全性の高い投資だということです。しかも現在は株から商品の時代へ大きく転換している時期なのだそうです。あと10年間は株式に比べ商品取引の方が儲かるのです。その根拠はずばり需給バランスにあります。商品の増大する需要に対して供給が追いつかない状況が当分の間続くからです。この需給バランスの大きなウネリは大体20年周期くらいで発生しており、今の時期がちょうどこの大きなウネリが始まったばかりの時期なのです。石油を例にするとここ20年間新しく発見された大油田はありません。しかも現在の大油田もその産出量も減少傾向にあります。一方経済大国になりつつる中国の石油の消費量は増大する一方で、このままだと確実に供給を需要が上回ります。しかし、新たに油田を開発し市場に供給するまでには数年単位の時間を要します。だから石油の価格は上がり綴るけるのです。石油に限らず様々な商品を中国が物凄い勢いで消化していきます。しかし過去20年間の商品の価格は史上最低といえるほど安かったので、どこも設備投資をしていません。従って中国の発展が続く限り商品の価格は上がり続けざるを得ないのです。というのが大体の内容でした。商品の需給のギャップが解消されない限り確かに商品の価格は上がり続けるというのはとても説得力があります。そのキーファクターとして中国を取り上げていますが、私はそこまで中国の影響を過大視はしていません。中国の倍速モードの経済発展があと10年間も続くとは思っていないからです。しかし、需要に対して供給が間に合わない商品が数多く存在するのも事実で、間違いなく幾つかの商品は向こう数年間は上がり続けるのではないでしょうか。にわか商品トレーダーとしてはそれが何なのかを調べ上げないといけません。特定の商品についてかなり突っ込んだ商品知識を身につけることができれば、大怪我はしいような気はします。でも実際に取引するとどうなんでしょうねえ。ジム・ロジャーズによれば商品の値上がりはまだ始まったばかりだそうですので、じっくり研究して投資する機会をうかがうとしましょうか。
2005/08/20
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ついにというべきかとうとうというべきか、ジム・ロジャーズの「商品の時代」を読んでしまいました。この本が書店の店頭で棚積みされているのを見つけてからできるだけ目をそらして、見ないようにしていたのですがついに買ってしまったのです。あとは予想通り一気読みでした。やっぱり読むんじゃなかった・・・。蝶ネクタイ姿のおっさんがにっこりして正面を見ている表紙の本です。ジム・ロジャーズは私の好きな投資家の一人で、日本で出ている本は全部読んでいました。(と言っても冒険記が2冊ですが)なにせそのジム・ロジャーズが商品先物取引を薦めている本ですので、読んでしまったら単純な私はイチコロで商品取引フィーバーに取りつかれてしまうに違いないと思い避け続けてきたのでした。それにしてもジム・ロジャーズの本は読みやすいです。翻訳も上手なのでしょうが、原文がやはり良いのだと思います。ピーター・リンチも非常に読みやすく翻訳も良いですね。日本の三流エコノミストが書いたら難解な漢字が並んだとてつもなく読みにい内容の本になるところです。この本では商品取引という難しいテーマにも関わらず、なぜ今商品取引なのかということを平易な語り口で、しかも説得力のあるシンプルな論法で解説してあります。ジム・ロジャーズがものすごく実績のある投資家でないとしても、十分に納得できる内容の本だと思います。ジム・ロジャーズの本を読んだからといってジム・ロジャーズのように投資で成功できる訳ではありませんが、その考え方を学ぶことはできます。ジム・ロジャーズ本の良いところは、その投資にいたる思考プロセスをきっちりと書いていることです。非常にロジカルに一見簡単そうに書いてありますが、世界中の資金の流れを読む眼力には目を見張るものがあります。「商品の時代」の内容については明日にします。
2005/08/19
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最近、私が毎月積み立てで購入している投資信託の成績がかなり良いのです。今年になって一本調子で上がり続けているような感じさえします。毎月一定額と年に2回のボーナス分を足していますので、厳密なパフォーマンスの計算は面倒なのでしていませんが2004年の12月末の資産残高を元にすると以下の通りとなっています。8月17日時価総額 +48.9%8月17日損益額 +97.4%ということで時価総額が約1.5倍、損益(税込み)が何とほぼ2倍になっているのです。これにはびっくりです。設定以来のトータルの損益も+35%となっています。ずっとこの調子が続くのだとしたら、個別株は止めて投資信託に一本化したほうが効率がいいかもしれません。(笑)日本株中心のさわかみ投信も調子がいいのですが、外国株(欧州株とアジア株)で運用する投資信託の方が上昇率は高いです。投資信託のパフォーマンスを見る限り日本の株価はまだ他の地域よりも出遅れているのかもしれませんね。 と言う訳でまだ暫くの間は外人さんが日本株を買ってくれるのではないでしょうか。
2005/08/18
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昨日も書きましたが来年の勝負銘柄を選定中です。このたくさんある銘柄の中から自分でこれだ!と思う銘柄を探していく過程って、ホント楽しいですねえ。私は買ってしまうと放ったらかしにしていることが多いのですが、購入する前は一応念入りに決算書なども調査することにしています。(当たり前か)現在調査中の銘柄群は低PBRなので、マイナーな銘柄が多く調査に時間はかかりますが楽しさも倍増です。(笑)低PBRという点のみで調べていますので、ゾンビやスライムのようなろくでもない銘柄も随分混じっています。低PBRで括ると名証の銘柄に素性の良さそうなのが多いです。あと福証にもそこそこあります。流動性はあまり気にしていませんが、出来高が異常に低いのも結構あります。これで上場廃止にならないのが不思議な銘柄もあります。低PBR&財務良好をクリアできれば、後は将来に渡って継続して利益を上げ続けていくことができるかということが問題になると思います。その銘柄のビジネス・モデルがどうなのかということに落ち着きます。ここが一番銘柄選択をしていて楽しい部分ですね。低PBR銘柄の場合とても地味な業種が多いので、この銘柄が陽の目をみる時はどんな時なのだろうなどと想像しながら、調査を進めています。地道にこつこつと経営していた割安な会社がある日突然注目を浴びることがあれば、経営者にとっても株主にとっても嬉しいことですね。まだまだリストアップした銘柄から選定していく作業が続きますので、私が買う前に誰かが気がついて値上がりしないことを祈るばかりです。(笑)低PBR作戦はかなりの長期戦になりそうですので、銘柄選定も気合を入れて吟味していきたいと思っています。
2005/08/17
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ここ2週間ほどLosin'Boy菜園の手入れをサボっていましたので、本日久しぶりに訪れてみましたが、雑草がとてつもなく繁茂していました。しかし、まあ勝手に生えてくるとは言え物凄い生命力です。私の持ち株にも見習って欲しいと思っていましたら、本日は随分と上がってくれました。この時期にこんなに上がるとは思いませんでした。菜園の方もミニトマト、ナス、ピーマン、トウガラシ、キュウリ、二十日大根がたくさん収穫できました。今年のミニトマトは黄色い種類のものを植えたのですが、これはとっても甘くて美味しいのですよ。ところでミニトマトってブドウのように房になって実をつけるのを知ってますか?トマトの果実が鈴なりに実っているのを見るのは気分が良いものです。本日は夏休みの最終日だったのですがほとんど一日中自宅にこもっていました。デイトレは向いていないとわかったので、今年の後半戦に仕込む銘柄選択をしていました。今日は徹底的に東証一部二部、大証一部二部以外の市場の低PBR銘柄をチェックしました。PERとかは無視して低PBRで財務体質の良いものを洗い出しましたが、思ったより数多くの銘柄がリストアップできてしまいました。多すぎるのでまた絞りこまないといけないようです。それにしても割安に放置されている銘柄って随分まだ残っていますね。一部のバリュー投資家の方々はもう割安な銘柄残っていないと嘆いているようですがそんなことはないと思います。確かに低PERの銘柄は激減しましたが、低PBRの銘柄は信じられないくらい残っています。これだけ低PBRの銘柄が存在するって言うことは元となる財務諸表の数字がインチキなのでしょうかねえ。何かの本かBlogで読みましたが日本の株式市場では、これまでは低PERはパフォーマンスがとてもよく低PBRは良くないと書いてあったような気がします。しかしここに来て日本の会計制度の透明度も米国並みとは行かないまでも上がってきつつありますので今後は低PBR戦略は有効になるのではないかと思います。とにかく来年は私は低PBR銘柄群で勝負する予定です。(笑)結果がどうなるか楽しみですね。
2005/08/16
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実家からようやく自宅に戻ってきましたが、やはり関東は暑いですねえ。同じ日本でもこんなに気候が違うのかと思えるくらい蒸し暑く感じてしまいます。本日の午後は時間があったのでデイトレにでも挑戦でもしようかと思っていましたが、ちょっとの間画面を見ていただけで撤退しました。基本的に私には向いていないようです。本日はこれまで売るタイミングを逃していた6457グローリーと1788三東工業を売り切りました。結果的に薄利に終わってしまいましたので何か随分損した気分です。やはり売り時って難しいですね。これで大分持ち株の整理がついてきました。あと8744日本ユニコムの残り半分をまだ持っていますので、そろそろ売ってしまいましょうかねえ。もうちょっと我慢かなあ?愚ローバーリーが商品先物業界からいなくなるのでチャンスと言えばチャンスなのかもしれませんが・・・。商品先物取引をするのが怖くて、代替案として商品先物取引業者の株を購入したのですが、直接商品取引をしたくなってきました。(ちょっと危険かも)本日私の保有銘柄は3日ぶりにプラスでした。やれやれ。ダイコク電機と住金が何故か大きく上げてくれて助かりました。相変わらず新興銘柄は冴えません。このところ私の持っている優待銘柄群が随分と成績が良いのですが、どうしちゃったのでしょうか?9月の権利取りでもう買われているんですかねえ。不思議です。株主優待本の新刊が出た影響かもしれませんね。話は変わりますが個人投資家のパフォーマンスとかを見ていると大体TOPIXに勝ったとか負けたとかの比較数値が載っていることが多いと思いますが、あれって意味があるんでしょうか。私にはさっぱり理解できません。市場平均に勝たないと怒られるのはプロの投資家であって、個人投資家はTOPIXに勝ったからって別に自慢にならないと思うんです。自分の資産がどれだけ増えたのかを(前年同時期と比較して)把握している方が、個人投資家としては健全なような気がします。TOPIXに勝っても資産が減ることはあるわけですからね。自分の時価総額の推移をきっちり把握しておく方が、資産管理をする上で重要なのではないかと個人的には思っています。
2005/08/15
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不定期に書いている半導体業界の続きでも書こうかと思いましたが、夏休み中でどうにも気が乗りませんので、電機業界の話でも簡単に書いてみます。私は半導体を始めとするエレクトロニクス業界には比較的詳しいのですが、なぜかこの業界の株はほとんど買ったことがありません。ある意味詳しすぎるためアラばかり見えてなかなか買えないのです。ピーター・リンチは自分が知っている業界の株を買えと言っていますが、実際に実行するのは結構難しいですね。確かに全然知らない食品系の銘柄を平気で買ったりしている訳ですから、よく知ってるエレクトロニクス関連の銘柄がポートフォリオの中に数銘柄あってもおかしくはないですね。そんなこともあり、このところ日系の電子部品メーカーやセットメーカーのプライベートショーや商品展示会に行く機会が増えています。今までは面倒だったので極力行かなかったのですが、最近は他人の招待状を奪ってでも参加すようにしています。(笑)また、工場見学も以前より頻繁に行くようにしています。周りからは急に仕事熱心になった奴と思われているかもしれません。実は下心が隠されているのですけどね。(へへへ)やはり、現場で実際に新製品を見たり、最新のロードマップを教えてもらうと俄然興味が湧いてくるものです。これまで書いてきた半導体業界の話はどちらかというとネガティブな話題が多かったかもしれませんが、日本のエレクトロニクス産業全体としては、まだまだ将来性は十分にあり大いに期待しても大丈夫だと思います。個別の企業の優劣は勿論ありますがベンチャー企業から老舗の大手企業までポテンシャルはまだまだ相当高いレベルにあると思います。特に電子部品メーカーはオンリーワンの技術を持ったメーカーが多数存在しますので心強いものがあります。ただし特別に優れているのは部品や素材の分野に限られます。大手のセットメーカーでも部品事業で素晴らしい技術を持った部門を抱えるところは多いと思います。ところがそれらの部品を使って製品を作るセットメーカーは部品に比べてかなり見劣りしてしまいます。相も変わらず横並び意識が強く、各社入り乱れて類似の製品を出して価格下落に見舞われて、ヒーヒー言っているのが実態です。独自の製品を作り出そうという気概に欠けているとしか思えません。ダントツのオンリーワンの製品でないとあっという間に韓国・中国メーカーに追いつかれしまうのは必然となっています。日本の優れた部品技術を使って上手に商品化して高い利益を上げているのは現実的には韓国や台湾のメーカーなのです。お膝元の日本のメーカーはリスクの少ない凡庸な製品をちまちまと開発して、大手量販店(日本だとヤマダ、米国だとウォルマートなど)に買い叩かれているというのが悲しい現状です。開発にかなりの金額をかけた製品の粗利益がメーカーよりも販売店の方がはるかに大きいというのはどう考えても正常ではないと思います。それだけ商品に魅力がないと言えると思います。ユーザーが高くても買いたいと思う製品を開発し切れていないため、価格競争に巻き込まれているのです。いくら優れた部品メーカーがたくさんあっても最終的に消費するメーカーの力が弱いのでは全体的な力強さは発揮できません。最終セットの価格下落の影響がどうしても部品メーカーに及んでしまうからです。このネガティブ・スパイラルを絶たないと日本のエレクトロニクス産業の将来はありません。ではこのネガティブ・スパイラルから抜け出るにはどうしたら良いのでしょうか?答えは簡単ですが実行するのは難しいです。セット・メーカーのマネジメントを全面的に変えていく必要があるからです。技術的に劣る韓国や台湾メーカーが何故日本のセットメーカーよりも利益を上げることができるのか?という問いに対する答えはマネジメントの差と言えるからです。韓国や台湾のメーカーの経営者は若い上決断がとても早いのです。とにかくそのスピード感が日本とは桁違いなのです。日本の会社のように会社員としての最高の地位にやっとこさ登り詰めて、その地位を守るだけに勢力を傾けるのとはマネジメントの質が異なるのです。このマネジメントの質を変えていくにはどうすればいいのでしょうか?ソニーのように外国人がトップに立って過去のしがらみを絶つというのも一つの荒療治だと思います。同じ外部でも三洋電機のように訳のわからない抜擢で、社員の志気を減退させるのは論外です。なかなか難しい問題でこれはという回答がないのが悲しいですが、このままいったのでは日本のエレクトロニクスのセット系メーカーは衰退が避けられないと思います。最終的に優秀な部品メーカーばかりが残ってしまう可能性がないとは言えないと思います。やはり独自性があり競争力のある製品を地道に開発していく方法が王道だと思います。かつてはそれができていたのですから、様々な困難な問題はありますが何とか頑張って生き延びて欲しいと思っています。このような状況の中で株式投資で日本のエレクトロニクス・メーカーの株を買えるか?となるとやはり躊躇してしまいます。経営者が馬鹿だからと言うのはたやすいですが、より深い問題を日本のエレクトロニクス・メーカーは内在しているのではないかと思うからです。これは半導体の話とも関連してきますので、この問題に関しては半導体の話の中で書いて行きたいと思います。明るい話題にしたっかたのですが、書いているうちにまたまたネガティブになってしまいました。でも実際にはこれほど悲惨な状況にはまだなっていないと思いますよ。
2005/08/14
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11日から夏休みをとっており、実家に帰ってきています。田舎なのでブロードバンドではなくエッジ経由でネットにアクセスしていますが、これがなかなか繋がりにくいのです。イライラが募りますので、ネットへはあんまり接続しませんでした。てな訳で昨日は更新をサボってしまいました。本日はちょっと時間がありますので、イラつきながらもネットに接続しています。先週は日経平均は大きく値を上げて当面の壁になっていました12000円を突破しました。このまま14000円くらいまでイケイケで行っちゃうのでしょうか?山高ければ谷深しというくらいですから。一旦高値をつけてそこから戻して大きく下げたるのでしょうね。もしその時に優良株が叩き売られていたらかわいそうなのでそっと拾ってあげることにしたいと思います。いずれにせよ10月~12月までは私の新規銘柄の仕込み時期ですので、不当に安く売られていると思われる銘柄を拾っていくつもりです。私は基本的にバリュー投資家ではありませんので、銘柄選択の自由度は高いのです。(笑)でもポートフォリオの四分の一~三分の一くらいは超地味な低PBRの銘柄群にして長期投資にしてみようかなあと思っています。探してみると財務良好でPBRが0.5を切っているような銘柄ってまだ結構あるんですね。ただ異常なほど人気がないので、買うのが大変です。出来高ゼロという日が結構ありますから。もし買えたら3年くらいは放っておくつもりです。放置プレイは得意なので(笑)、長く持っているのは全然苦になりません。問題はあまりに地味な銘柄なので、いつの日か注目を浴びて株価が上がってくれるかどうかですね。こればっかりはわかりません。来年は今年よりは株式にかける時間を少なくしようと思っています。なのであんまり株価を気にしなくてもよいような銘柄を中心に選択していきたいと思っていますが、実際に購入してしまう銘柄は当初の思惑とは異なるものになってしまうような気がしますね。この株高が続くうちにあと2~3銘柄を売ってしまいたいと思います。キャッシュポジションが随分と高くなってきましたので、あとはじっくり銘柄を選択して購入を待つばかりという状況になりつつあります。
2005/08/13
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ちょっと前になりますが、通産省のお役人がプールしていた裏金を株式投資に使ってしまったのが発覚したというニュースがありました。その結果何が起きたかというと通産省では職員の株式投資が禁止になったか自粛せよということになったそうです。私はこれを聞いて唖然としてしまいました。中川大臣は頭が悪そうだなあと思っていましたが、ホントに悪いんですね。恐れ入りました。ことの本質を覆い隠すのが高級官僚の性だとすればそれがもろに現れた事象だと思います。そもそもあれほど経費を流用して裏金作り禁止令が出ていたにも関わらず、それを無視するかのように裏金作りが行われていたわけで、事の本質はこちらにあるはずなのです。厳罰に処されるべきは裏金を作ったことなのです。ところがいつの間にか悪いのはそれを株式投資に使ったことだとでも言わんばかりの処分内容になっていました。それにしても日本という国はホント不思議な国ですね。資本主義国でありながら、その中枢にいる人たちが株式投資を未だにギャンブルに毛の生えたものとしか理解していないのですからねえ。国立大学の経済学部ではいまだにマルクス経済が幅を利かせていたりします。極端な話、通産官僚をはじめとする高級官僚もどんどん株式投資をすればいいのです。そして株長者になるか株式攻略本でも書いて大儲けしてさっさと引退してくれりゃいいのです。天下りのためにわざわざ特殊法人をたくさん作って無駄に税金を使わずに済みます。多少のインサイダーは目を瞑りましょう。国民にとってはその方がずっと安上がりだと思うのですよ。 でもリスクを決してとらないのが官僚が官僚たる所以ですから無理ですかねえ。
2005/08/11
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いやあ、昨日と今日で凄く株価が上がってますねえ。私の持ち株もこの2日間で6%も上がってしまいました。びっくりです。明日から私はちょっと夏休みに入ってしまいますので、思い切り高値で欲望渦巻く指値でも入れておきましょう。まあ、売れたらラッキーということで。(笑)買いたい銘柄も上がっていますので、ここは利食いできるものはしておきたいですね。さて、話は変わりますが6830YOZANが総額120億円のMSCBを発行すると発表がありました。引き受け先はなんとあのライブドア・グループだそうです。それにしてもこの時期に悪名高いMSCBを発行するとは余程切羽詰っているのでしょうか。それとも度胸があるのでしょうか。しかも下限転換価額の決定が2回に分けられているというスペシャル・バージョンのようです。よくも考えたものです。MSCBもどんどん進化しているんですね。もう覚えている人なんてあんまりいないと思いますが、YOZANは元々はメガチップスなどと同じファブレスの半導体の設計メーカーでした。一時期その将来性に対して、市場でかなりもてはやされたことがあったと思います。それがいつの間にかPHSの事業者になり今度はWiMAX事業ですか。WiMAXそのものは優れた技術ですので、これを利用したビジネスのチャンスは大化けの可能性は有りだと思っています。ただ無線LAN関連は大手の参入も見込まれて競争が激しいので、YOZANが勝者になるかどうかはわかりませんね。今回わざわざこのBlogに取り上げたのはYOZANが今回のMSCB発行に際して準備した株主への想定問答集がとても素晴らしい出来なのでご紹介したかったからです。いやあ、素晴らしい。この熱意をぜひともビジネスに生かして欲しいと思います。[転換社債発行に関して予想される株主様からのご質問と当社の回答]
2005/08/10
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あんまり政治ネタは好きではないのですが、昨日郵政民営化法案が参議院で廃案になりました。自民党の議員たちの中であれほど反対する人がいるということは、余程民営化されると困ることがあるんでしょうねえ。反対派の人の主張では郵便事業は民間ではできないそうですが、実際に郵便や小包を配達している人はアルバイトや委託業者だったりで民間人が多いと思います。ああいうのはアリなんですかねえ。そういう意味では昨日の小泉首相の演説はとても説得力がありました。日本での最大の公務員勢力である郵政が民営化されることの意義を強く訴えていましたが、その通りだと思わせる演説でした。昨日の小泉さんの演説を聞いた非公務員の人は共感する部分が多かったのではないでしょうか。その点民営化に反対した民主党は自民党の守旧派と一緒くたにされて選挙では苦戦するような気がしますね。今回もせっかくのチャンスを生かすことができないのではないかと思います。本日の株価はまたエラク上げましたね。私の持ち株も気持ちよく上昇してくれました。多くの皆さんが今日はハッピーだったのではないでしょうか。相変わらず銘柄調査を続けていますが、久し振りに低PBR銘柄を組み込もうと考えています。現在注目中の銘柄は流動性がとっても低いので、買いたい時に買えるかが問題です。長期保有が基本ですので売れるかの心配はしていません。でも今日みたいな日でも取引がなかったので、ホントに買えるのでしょうかねえ。
2005/08/09
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実は4ヶ月くらい前から株の短期売買に挑戦していたのですが、案の定というべきか成績はさっぱりです。私は基本的に一度買った株はよほどのことがない限りすぐには売りませんので、一度短期売買をしてみようと思い実験的に始めていました。これはセンチュリー証券という日本ユニコムの子会社限定で取引を行っています。手数料が格安で一応逆指値が使えるためです。この短期売買口座は今年の前半にFX投資であげた利益の一部で運用しています。購入する銘柄は全て信用の買い建のみです。現金のみで現物株を担保にしないので、FXの証拠金取引のような体制になっています。実験用なので通常の取引とは隔離した形で管理しています。実験してみて思ったのは私には短期売買は向いていないということです。センチュリー証券では信用で買える銘柄に制限が多く、私の好きな小型株はなかな買えないということもあります。これまでに購入した銘柄は以下の通りです。5949 東証2部 ユニプレス4713 東証2部 日信電子サービス6143 東証2部 ソディック 9997 東証1部 ベルーナ いずれも短期売買するような銘柄じゃありませんよね。監視銘柄の中から信用で買える銘柄を適当にチョイスした結果です。(笑)本当は1~2週間での回転売買を目論んでいたのですが、最低でも1ヶ月はやはり持っています。だって買った途端に下がりだすので売るに売れないのです。ド素人丸出しです。この口座で買い建てした銘柄を他の口座で信用売りすれば儲かるかもしれません。(笑)というわけで現在決済済みで3%ほどマイナスしています。更に含み損を足すと6%くらいは負けていると思います。やはり短期売買に向いた銘柄を選定して、チャートでも眺めながら取引しないと利益を上げるのは難しそうです。比較的ボラティリティの大きい数銘柄に的を絞って、売買を繰り返せばFXのような感じで取引できるとは思いますが、そんな時間はとれませんので、実践するのは困難ですねえ。まあ、このBlogと一緒で今年いっぱい限定ですのでもう少しだけ頑張って取引してみたいと思います。短期売買でのへこみはFXですでに回収できる見込みとなっていますので、比較的気は楽に取り組めます。でも何とか1回でもいいから急騰銘柄を当てて、最終損益をチャラにして終わりたいものです。でもこんな欲張りなことを考えている限り無理ですよね。
2005/08/08
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予定より少し早く帰ってくることができましたので、簡潔にBlogをアップしてみます。昨日今日とまったくTVや新聞を見ていないのですが、多分特に変わったことは起きていないのでしょうね。例の郵政民営化の決議が今週の相場に影響すると言われていますが、その通りになるのですかねえ。どっちに転んでも一旦日経は下げるような気はしています。FXですが2週間前に仕込んだ英ポンドは、先週利下げを発表したこともあり大きくポンド安になっています。そのせいでこの2週間ほどの間に随分と含み益が出てきています。株は外すことが多いですが、このところFXでは確実に利益が出せています。株を止めてFX専業になったほうがいいのかもしれません。ただ株は銘柄を捜す楽しみがあるので、やっぱり止められませんね。私のFXでメインに使用しているFXCMジャパンの取引手数料が無料になるらしいです。これまでは片道250円と業界でも格安の部類でしたがついに無料になってしまいました。これで本当にやっていけるのでしょうか?英ポンドは暫く弱含みになりそうですので、もう一通貨を買ってみようと思い調査中です。米ドルのスワップポイントも結構高くなってきましたので、短期決戦で勝負してみましょうか。
2005/08/07
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本日は私の持ち株は随分と下げてしまったようです。トホホ。そんな中、売りの指値を入れていました1808長谷工が売れていました。この銘柄も2年以上保有しており、買値からは3倍になっていました。まだ持っていても良かったのですが、そろそろ他の銘柄に乗り換えた方がいいかなと思い、指値を入れ続けていました。長谷工は普通株に加えて優先株が山のように存在し、将来それらが普通株に転換されることが嫌気されて目先の好業績にも関わらず安値になっていました。その優先株の一部を長谷工が買い取るというニュースが流れ、本日久しぶりに値をあげたようです。今週の土日は出かけてしまいますのでこのBlogもお休みすることになると思います。最近は毎日結構マメに書いていましたのでここで途切れてしまうのは惜しいですが、まあ仕方がありませんね。株式投資とはまったく関連性のない趣味の仲間で集まってワイアワイやってきます。さて今回はどんなサプライズがあるのか楽しみです。
2005/08/05
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昼休みに監視中の銘柄の動きを見ていましたら、随分と本日は下げているものが多くて驚いてしまいました。自分の持ち株だったら心臓に悪そうなほど下げているものがありました。買いたいと思う価格帯に近づいてきている銘柄もありましたので思わず注文を入れたくなりましたが、ぐっと我慢しました。ふーっ、危ない。危ない。しかし昨日今日と新興小型銘柄は随分と売り込まれたものです。例年秋口になるとこういったバーゲンセールがおきる確率が高いのですが、今年は早く来ちゃったのでしょうかねえ。まだ監視銘柄のリストアップが終わっていませんので、暴落?するのであればもう少し待って欲しいと思います。まあ、勝手なものですね。(笑)明日も下げるのかどうかはわかりませんが、やはりチャンスだとは思いますので下値で指値だけは入れておきたいと思います。ヒットすればラッキーです。何となくですが、すぐに戻してくるような気はします。でも本日のような地合の中でもしっかりと運良く値が上がっている銘柄を持ってたりするとほっとしますね。お蔭様で本日のLosin'Boyファンドはトータルはプラスで終わることができました。
2005/08/04
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約2年間保有していた1841サンユー建設を売りました。約60%の収益率でした。この銘柄は私がバリュー投資というものを知って、初めて自分でその手法をマネッコして選択して購入した銘柄でした。低PBRでキャッシュリッチというのが決め手でした。相変わらず低PBRでまだ0.40倍程度なので、その観点からすると未だに割安株と言えると思います。買値の倍になるまで売るつもりはなかったのですが、あんまり経営者側に株主を向いた経営をする気がないように思えましたので、一旦退却することにしました。昨年一度、Yahoo掲示板の株主が立ち上がって配当増か自社株買いを経営者側に迫りましたが、ほとんど無視された形になってしまいました。それがキャタリストになって株価が暴騰するかと一瞬期待しましたが、業績の下方修正でそれもなくなってしまいました。今年の資産株ブームでもあまり反応してくれませんでした。でも私が手放したので明日から爆上げするかもしれません。(笑)2年間で60%値上がりしたのを少ないと見るかまずまずと見るかは人それぞれですが、同じ2年間の保有だったシチエよりはずっとパフォーマンスは良かったですね。サンユー建設を売ってしまいましたので、これで2年間以上保有している銘柄は9銘柄となりました。あと2銘柄くらい場合によっては売ってしまうかもしれませんが、こちらは買値から2~3倍になっていますのであせって売る必要はありません。あくまで指値がヒットしたらですかね。
2005/08/03
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今日は久しぶりに持ち株の上がった下がったの話題でも書いてみます。私の持ち株の中で最大の比率を占める6418日本金銭機械ですが、先週の四半期決算の下方修正を受けて大きく下げてしまいました。それ以前からもだらだらと下げていましたので、買い下がっていましたが昨日の大幅な下げ145円にはさすがに参りました。とは言えここらあたりが底かなあとも思い、思い切って最後の買い出動を行ってしまいました。もうこうなるとナンピン地獄と揶揄されても仕方がないですね。しかし、しびれますねえこういった状況は。業績見通しも昨年ほど良くはありませんが(昨年が良すぎ)、まずまずのレベルだと思います。現在は需給バランスがとても悪く信用の買残がまだ多いので、これが整理されればあるべき価格に戻っていくのではないかと、お気楽に考えています。信用で買っている人たち早く投げてください。(笑)まあ、とにかく時間が解決してくれると思いますので心配はしていませんが、大きなマイナスの数字を見るのはイヤなものですね。下がる株があれば上がる株もやはりあります。3310ジモスも原因不明ながら、不気味なほど上がり続けています。それと本日びっくりしたのは2893ローマイヤです。優待目当てに55円で買った株なのですが、本日ストップ高(+50円)の201円の終値でした。いったいどうしちゃったのでしょうか。我が家の冷蔵庫には優待で来たロースハムがまだ残っています。先週親会社のスターゼンからもハムとソーセージの優待が届きましたので、我が家の冷蔵庫はハムでいっぱいなのです。
2005/08/02
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本日はタイトルにやや偽りありですが、最近の三洋電機について思うところを書いてみたいと思います。三洋電機が業績不振のため大規模な人員削減を含むリストラをすると発表するシーンを先日TVのニュースで見ましたが、どうにもやるせない気分になりました。ニタニタ顔の野中CEOが発表していたのですが、どうにもこうにも見ていて吐き気をもよおしてしまうほどの嫌悪感を覚えてしまいました。松下の中村さんや日産のゴーンさんの時とは明らかに違和感があります。そもそも経営のプロでもないタレントに毛の生えたような野中CEOに、苦境に陥った三洋電機の経営を任せたということ事態がまったく理解できません。いったい彼女に何を期待しているのでしょうか?人員削減の発表の場でのあのニタニタ顔は個人的には許せませんね。これまで頑張ってくれた従業員を馬鹿にしているとしか思えないからです。大規模な人員削減や事業の見直しをするのなら、将来へのビジョンを提示するのが経営者の最大の責務です。場違いの場でのお愛想笑いしかできないど素人の野中CEOに次世代への種まきができるかは大いに疑問が残ります。おそらく野中氏の役割は従業員を削減するまでの中継ぎで、その後は業績の回復を待たずに色々な理由で首を切られる運命にあるのでしょう。汚いところは他人に遣らせて、その後は井植社長が実権を握るシナリオなのだと思います。ホントにリストラをやるのなら、現況を招いた張本人である井植家がまず身を引くのが先だと思うのですけどね。でもこれはタブーなんでしょう。いずれにせよこのままでは三洋電機が復活する可能性はかなり低くなってしまいます。中国のハイアールが買収を狙っているかもしれませんが、その前にナントかまっとうな遣り方での復活を期待したいと願っています。三洋電機には知り合いが何人かいます。彼らが実際に今回の件を正直どう思っているのか、まだ聞いていませんが私と同じような考えに近いとは思っています。そもそも三洋電機と東京三洋電機合併した辺りから歯車が狂ってきていたのだと思います。元々東京三洋電機は半導体と業務用機器に特化した業績の安定した利益率の高い優良企業でした。野武士的と言われ、親会社とはかなりカラーの異なった会社でした。それが家電で苦境に陥った三洋電機と合併させることによって、実質的に三洋電機を救済したというのが実態だったと思います。合併後に行われた事業の見直しでも常に旧東京三洋電機側ばかり縮小や撤退がなされ、本来問題であったはずの三洋電機側はあまりリストラされませんでした。独立心が強くあんまり言うことを聞かなかった東京三洋電機の旧メンバーへの見せしめだったのかもしれませんが、儲からないところに力を入れて確実に利益を出せる部門を弱体化させてきたのですから現在の苦境はある程度予想された結果と言えば言えると思います。所詮家電部門はどんなに頑張っても二流なので、どんなに力を入れても松下には敵わないし利益もたいして出せないと思われます。元々東京三洋電機の半導体部門はアナログ半導体に非常に強く、かつては利益率もとても高かったのです。アナログの半導体はかなり参入障壁が高く、デジタルに比べ需要も安定しています。三洋電機と合併してからデジタル系半導体に力を入れるようになり、急速にアナログ半導体が弱体化して行きました。ロームなどに大きくシェアを奪われてしまいました。一方力を入れたはずのデジタル系半導体は力不足で、市場での競争力も弱く莫大な設備投資と開発費が重くのしかかり、赤字体質が定着してしまったのです。IBMと組んでデジタル家電向けの半導体を開発すると鼻息荒く数年前に発表しましたが、その後どうなったのでしょうか?まったく製品が出たという話を聞きません。アナログ系の半導体は実は凄く儲かるのです。米国のマキシム社、アナログデバイセズ社、リニアテクノロジー社、テキサスインスツルメンツ社、ナショナルセミコンダクター社など高収益企業が目白押しです。日本でもローム、新日本無線などが代表的な会社です。大規模な設備投資が不要であることと、参入障壁が高く一旦採用してもらうとなかなか他社がそれをリプレースするのは困難でるあることが多いからです。アナログ回路で完全な互換性を取るのは非常に難しいのです。旧東京三洋電機は特に電源回路まわり、アナログ・ビデオ回路に強く最盛期には市場の50%程度のシェアをとっていたこともあります。現在は見る影もないほどの落ち込みぶりで、最近ようやく復活しつつありますが一度失ったシェアを回復するのはかなりの努力が必要であると思われます。要は今後はどの分野に焦点を絞って製品開発を行っていくのかがポイントです。先日の野中CEOの発言では赤字幅の大きい半導体部門を大きくリストラするとのことでしたが、貴重な他社が欲しがるアナログのエンジニアが多数流出してしまわないか、それが非常に心配です。半導体で復活できる見込みのあるアナログ技術がなくなってしまったのでは、100%三洋電機の復活はなくなってしまうと思うからです。とにかく知り合いも多数いますので、三洋電機には復活へ向けて頑張って欲しいと思います。三洋電機の社員は人が良くて大人しい人が多いのがちょっと心配です。会社のカラーって奴でしょうかね。ただいくら逆張り投資の好きな私でも正直投資先として、現時点では残念ながら三洋電機は買えませんね。(ただ株価が今後どう動くかはわかりませんが)
2005/08/01
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