IT'S JUST A SILLY PHASE I'M GOING THROUGH(ちょっとおかしな局面になりそうなだけさ) AND JUST BECAUSE I CALLED YOU UP(それで君に電話したわけだが) DON'T GET ME WRONG DON'T THINK YOU GOT IT MADE(だからって俺が君のものになったと思わないでくれよな) I'M NOT IN LOVE NO NO IT'S BECAUSE(俺は決して恋なんかしていない、ただ...) ここからも詞は続くのだが、内心では愛しているのだけどそれを素直に「愛している」と言えない葛藤を吐露して悩んでいる。決して先走って誤解しないでくれと終始訴える内容と思う。歌詞の解釈はあくまでも私の翻訳だから微妙な点は伝わるか自信はないが、歌詞が持つイメージは分かってもらえただろうか? △ロックの名曲ともなれば当然カバー曲も存在すれば、これに似た雰囲気の曲もある。カバーとして有名なのは1991年にWILL TO POWERのバージョンで、10CCのバージョンよりはテンポアップしたアレンジで登場した。ただし中間の演奏部分はカットされて、オリジナルよりは短い仕上がりになっているがなかなか分かり易いアレンジとなった。このバージョンでもトップ10ヒットを記録したのは、流石原曲が持っている魅力ではないか。 エリックの親友のポール・マッカートニーは1993年に「KICKED AROUND NO MORE」で似た雰囲気とコーラスでこの曲に自分なりに挑戦した。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ヒット・チャート】
この曲はシングル・カットされて1975年6月に最高位2位を3週連続で記録したが、残念ながら1位には後一歩届かなかった。グループのキャリアでは最大のヒット曲となり、10CCの極め付きの一曲だ。アルバムは15位を記録した。名曲は必ず1位とは限らないし、ジョン・レノンのイマジンだって1位は獲っていない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【最後に】
○'92年に行ったライヴはCDで発売されたのは嬉しかった。ライヴでは彼らの憧れのビートルズの曲も披露していた。グレアムの歌う「ACROSS THE UNIVERSE」も良かったな~。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】 久し振りのシリーズでしたが如何でしたか?。これからは再び週末の企画として再開したいけど、来週末からは夏休みで一端お休みするので10月になったら定着させます。