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2005.04.10
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カテゴリ: アメリカ映画
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【この映画について】
この作品は2月に発表された アカデミー賞の最優秀脚本賞を原作者のチャーリー・カウフマンが、監督のミシェル・ゴンドリーとピエール・ビスマスとともに授賞している。
出演陣には冴えない独身男ジョエルにジム・キャリー、ジョエルに恋するクレメンタインにケイト・ウインスレット。他にロード・オブ・ザ・リング・シリーズのフロド役で名を売ったパトリック役のイライジャ・ウッド、「死ぬまでにしたい10のこと」に出演していたスタン役のマーク・ラファロ、「スパイダーマン」シリーズや「モナ・リザ・スマイル」や間もなく公開される「ウインブルドン」にも出演するメアリー役の売れっ子若手女優のキルスティン・ダンスト等の豪華俳優陣が揃った。
ストーリー展開は通常と違い、過去に逆回転で遡るという話なので集中して観ないと訳が分からなくなる。昨春公開された「ペイ・チェック」と設定が多少似ているので、観たことがある人は比べてみるのも面白いよ。
【ストーリー(ネタバレなし)】
ジョエルはいつも通り朝目覚めたが、気が付いたら何時もより遅刻気味なのに気が付いて出勤の為に急いで駅へと向かう。ホームで電車を待っているうちに、何かに取り篤かれたかのように反対ホームへとダッシュしてやってきた電車に駆け込む。
彼は会社をサボってあても無く電車に乗っているとき、クレメンタインと名乗る一人の女性が声を掛けてきた。
チョッととっつき難い雰囲気の彼女だが、風采の上がらないジョエルのことが何となく気になる。話しているうちに住んでいる所や職場が近いことが判明し意気投合する。付き合い始めた二人は当初こそはお互いに無いものを持っていて惹かれあっていた。だが徐々に二人の仲は考えの違いから上手く行かずになり分かれてしまう。
そしてバレンタインデーが近付いてきた或る日、ジョエルのポストに見慣れない手紙が配達されていたのに気が付く。それを空けるとそこには差出人にラクーナ社と書かれていて、かつての恋人のクレメンタインの希望により二人が過ごした期間の記憶を消したと書いてあった。ジョエルは気になってその会社を訪れる。
受付のメアリーは博士のハワードに面会させてジョエルに説明した。そして不安になりながらも自分も、クレメンタインが受けた記憶消去術を受けることを決心する。
術を担当するのはスタンとその助手のパトリックでジョエルの部屋で行うことになった。順調に進んでいた術だがパトリックはこの術を逆手に取ってあることを企んでいた(何かは映画館で観て)。そのことが気になったパトリックは席を外し帰ってしまい、途中から合流したメアリーとスタンの二人が立ち会うことに。順調に自動装置が稼動している中で、二人は部屋の中でパーティーまがいの行為で楽しんでいた。その二人が楽しんでいる最中に、睡眠中で術を受けている最中だったジョエルに異変が起きる。慌てたスタンは夜中にも関わらずハワードに連絡し、慌てて駆けつけて何とか元に戻った。

こうして交際していた時期の記憶を消すことに成功した二人だが、一度分かれた二人の気持ちは完全には切れていなかった。
【鑑賞後の感想】
普通映画というのはストーリーの展開があって、過去と現在を紹介しながら先に進むというのが普通だ。所がこの映画のユニークな点は、本編の冒頭とエンディングに同じシーンがあること。映画の展開は現在から逆回転で過去を遡りながら、それらを消去するというのがテーマだ。そして消去する過程で、その事実を利用しようとする人間もいる。
基本的には二人の男女の恋物語の破綻から生じた話が、それを消す会社の中にも別のストーリーが実はあったというちょっと複雑なドラマだ。
結局この映画が言いたかったことは、幾ら最新テクノロジーを駆使して都合よく一部の記憶を消しても、人間の気持ちの中までは消去出来ないということだろう。





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Last updated  2005.08.21 18:40:21
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