KINTYRE’S   DIARY~旧館

KINTYRE’S DIARY~旧館

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

kintyre

kintyre

Favorite Blog

第1484回miniBIG New! 諸Qさん

Siberian Khatru / y… New! ken_wettonさん

認知症を遅らせる「… New! まちおこしおーさん

モーニングショーよ… New! 真壁 正さん

☆乃木坂46♪川﨑桜(MC… New! ruzeru125さん

Comments

人間辛抱 @ Re:仕事納め(12/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
背番号のないエース0829 @ ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
collins1313 @ Re:私の好きな曲7、バグルスの「ラジオスターの悲劇」(06/05) 初めまして! 青春時代に聴いてまた最近ハ…
kintyre @ Re:映画『アメイジング・グレイス』を観て(03/27) >kaoritalyさん、こんばんは この映画…
2006.02.01
XML
カテゴリ: アメリカ映画
原題:Bee Season(アメリカ) 公式HP
上映時間:105分
監督:スコット・マッギー、デヴィッド・シーゲル
出演:リチャード・ギア(ソール・ナウマン)、ジュリエット・ビノシュ(ミリアム・ナウマン)、マックス・ミンゲラ(アーロン・ナウマン)、フローラ・クロス(イライザ・ナウマン)、ケイト・ボスワース(チャーリ)

【この映画について】
「Shall We Dance?」で話題をさらったリチャード・ギアが、娘の意外な才能に気が付いたがそこから意外な方向に家族は向っていく。
一見仲の良い家族と思われていたのが、夫々がギア扮するソールに反発を覚えていく。全米規模で開催される子供を対象にしたコンテストへの参加をモチーフに、家族のありかたなど考えさせられるテーマをリンクさせている。
子役のフローラ・クロスはフランス出身だが英語も堪能で、決して美少女ではないがホンワカとした雰囲気がある。
【ストーリー(ネタバレなし)】
サンフランシスコの郊外オークランドに住むナウマン一家は仲のいい家族と見られていた。大学で哲学を教えるソール、科学者のミリアム、高校生の兄アーロンは学業優秀、妹イライザの4人家族だ。中でもソールはその明るい性格で家族を引っ張るリーダーのような存在で、ミリアムの帰宅が遅い場合は代わって食事を用意し、子供達の宿題をみたり、兄アーロンの演奏するヴァイオリンの相手としてチェロを演奏する理想的な父親に思えた。そんな家族の中で取り分け特技のないイライザ(通称エリー)は、内心羨ましい気持ちを抱いて見つめていた。
そのエリーが「綴り字コンテスト(Spelling Bee)」の校内大会で優勝したことで、ナウマン家は一気に活気づきソールも大いに喜んだ。この後、エリーは地区大会に進出しそこでも圧倒的な強さで制しこの頃からソールの関心は兄から妹へと逆転していく。だがこの逆転がこの後ナウマン家内に亀裂をもたらすことになるとは予想もされなかったに違いない。
ソールはエリーの隠れていた才能を伸ばそうと躍起になり、自分の働く大学の図書館に連れて行ったりと付きっ切りになる。この状態を見ている家族は、アーロンが母に偽って偶然知り合ったチャ-リの勧めでクリシュナ教の集会に出かけたり、母は子供の時に両親を眼の前で交通事故で失ったショックから抜け出せなかったりと家族は少しずつバラバラになったきていた。だが、ソールとエリーにはそれに気が付かない...。
エリーは州大会も突破し遂に首都で開催される全米大会への出場が決まった。エリーの快進撃に喜ぶソールをよそに、母は娘への思いを素直に伝えられないで悩む。両親の惨い死に方がトラウマとなり、夢遊病者の様な行動を繰り返す。
エリーはワシントンでの大会に母を除く家族と旅たった。エリーは父との特訓を通して、言葉のイメージを膨らませて答を導く。そしてその方法は独特の物だった。
さて、ここから先はポイントで勘弁してもらいたい。

【鑑賞後の感想】
この作品は家族の心の問題が主題だが、娘エリーの意外な才能を見出したが為に今まで尊敬を集めていた父が逆に孤立してしまう。
宗教に走る兄、トラウマに悩まされて入院する母への対応がごてごてになり焦る父。リチャード・ギアがそうした悩める父を演じるのだが、それはそれなりに演技力を感じさせられた。だが母のトラウマはストーリーの本質とは別のものであり、この部分の脚本に疑問を感じた。兄が新興宗教に走ったのも何だか唐突な気がした。
だがエリーが綴りのコンテストを快進撃を続ける部分にスポットをもっと当てた方が良かった。エリーが大人でも難解な綴りを自らのイメージで当てるシーンは、CGを効果的に使っていて分かりやすかった。全国大会の大詰めで「折り紙(Origami)」という綴りを言い当てるのだが、前日の夜に父と練習していた言葉でありその甲斐があったとのシーンは微笑ましかった。
でも何で「折り紙」という言葉が選ばれたのだろうか?
余談だが家族の配役がフランス人の母と娘、白人の父、メキシコ出身の兄というのは無理があるのでは...
【自己採点】(10点満点)
7.1点 兄と母の悩みのシーンに工夫が欲しかった。

人気blogランキングへ

[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.Whitney Houston/I'm Your Baby Tonight

3.Dara Sedaka/I'm Your Girl Friend
4.Dwayne Ford/Needless Freaking





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.02.01 22:28:18
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: