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2006.06.10
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カテゴリ: アメリカ映画
原題:The Da Vinci Code(アメリカ) 公式HP
上映時間:150分
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス(ロバート・ラングドン)、オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー)、ジャン・レノ(べズ・ファーシュ)、イアン・マッケラン(リー・ティービング)、アルフレッド・モリーナ(アリンガローサ司教)、ポール・ベタニー(シラス)、ユルゲン・プルホノフ(ヴェルネ)

【特集サイト】
infoseek
Biglobe
Goo
【この映画について】
ダン・ブラウンの世界的大ベストセラーの待望の映画化作品であるのは知らない人はいない。ベストセラー本の映画化にあたって、監督のロン・ハワードは原作に極力忠実に脚本を書いたと強調している。
ハワード監督は'84年に「スプラッシュ」で組んだトム・ハンクスをラングドンに起用する。重要な役でもあるソフィーには多くが参加したオーディションの中でも最終的に「アメリ」「ロング・エンゲージメント」等の出演作があるオドレイ・トトゥが、自身としては「堕天使のパスポート」以来2作目の英語セリフ作に挑む。ラングドンと一緒にロンドンに自家用機で乗り込み謎解明に挑むリー・ティービング役には「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのガンダルフ役で有名な同性愛者イアン・マッケランが演じる。
不気味な修行僧シラスには「ファイアーウォール」でハリスン・フォードと銀行強盗団の親玉を演じたポール・ベタニー、ラングドンをルーブル美術館館長殺人事件の容疑者として追うファーシュ警部役には「ピンク・パンサー」が現在公開されているフランス映画界のスターでもあるジャン・レノが扮する。
こうしてハリウッド映画界とフランスや英国出身のベテラン俳優や新進俳優等を巧に配している点にも注目して観て頂きたい。
【ストーリー(ネタバレなし)】
ルーヴル美術館館長ソニエールの謎めいた死体が館内で発見された。早速駆けつけた警察だったが、その日に会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは自書の出版記念会を開催中に警察から協力を求められた。美術館に急行したラングドンだったがその異様な現場を見て声を失った。
現場ではフランス司法警察のファーシュから事情を聞かれる。そして現場には暗号解読のスペシャリストでもあるソニエールの孫娘でもあるソフィー・ヌヴーも遅れて現場に到着する。ラングドンを有力容疑者と疑っているファーシュは、ソニエールの残された手帳に当日面会予定だった彼こそ犯人と疑う。だがそんなファーシュに疑問を感じているソフィーは、ラングドンと二人でファーシュの目を盗み美術館の窓から飛び降り脱出に成功する。
アメリカ大使館に駆け込むためにソフィーの車で向ったが、そこには既に警察が二人の到着を読み待っていた。必死に警察の追跡を辛くも振り切った二人は、ソニエールの謎の死には何かの暗号がありそれを通じてメッセージを送っていると推察する。
ソニエールの死を巡っては、その不自然な死に方が論議を呼んだ。そこでラングドンはソニエールが残したメッセージを独自に解析し、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「モナ・リザ」に何かが隠されていると推測する。二人はソニエールが長年金庫に保管していた「あるもの」を探しに直接銀行に向うが、そこにも警察の追及の手は伸びていた。何とか「あるもの」を手にした二人だが、銀行の夜間マネージャーの機転で辛くも警察の追っ手を逃れパリ郊外へと向った。
そこはラングドンの知り合いでもあるティービングの邸宅へと到着する。一方で、ソフィーの祖父と思われていたソニエールとの幼少時代の記憶を辿ることで、今回の事件の解決の糸口が見える始めてきた。ソニエールの館長としての顔と、ソフィーが一家の交通事故で唯一生き残りソニエールに育てられた時に別の顔があることを知った。ソニエールはソフィーに謎めいた何かを伝えたがっていたのだった。

さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.ソニエールがソフィーを引き取ることになった本当の事情とは?

3.二人が金庫で入手したのは何か?
4.ファーシュは何ゆえにラングドンを犯人と思ったのか?ファーシュにも警察官以外の顔があったが、それは何?
5.ダ・ヴィンチが仕掛けた暗号、名画に残されたメッセージとは?
6.教会の秘密組織が追う、キリストの秘密とは?
7.イギリスで二人を待ち受ける追っ手とは?ティービングは信用出来る人物か?
8.ソフィーの幼少時に一家を襲った交通事故の真相とは?
9.ラングドンとソフィーは、ソニエールが残した謎の暗号とそこに隠されている人類の歴史を覆す驚愕の謎を解けるのか?

等を中心に映画館でご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
既に多くの人が全国で鑑賞し原作本を読んでいることだろうが私は原作を読まずに映画を観た。
カトリック国ではストーリーがキリスト教の根本に関わることから上映禁止となっている国もあるそうだ。カトリック国家でない日本ではそうした議論は巻き起こらないが、観た感想としては 「歴史的事実を適度に上手く盛り込んだフィクション」 とでも言えば良いだろう。その中の一つ、「聖杯」を巡る事実や争奪戦はサスペンス色を感じさせる展開にも役に立った。更に、バチカンが秘密組織を通じて長年その存亡に関わる裏事情を秘密裏に封じてきた事などは興味深かった。実際にそういう事実(キリストの子孫)があったかの検証は困難だが、仮に事実とすればバチカンが抹殺するのは宗教的矛盾を露呈するので映画の中での組織の動きは「フィクション」と思いたい。
舞台はフランスからロンドン~スコットランドと移っていくのだが、この映画ではルーヴル美術館やロンドンのウエストミンスター寺院などでのロケも売り物である。
俳優では主役のトム・ハンクスよりむしろポール・ベタニー演じる修行僧シラスの方が個人的には目立った。痛みが銀幕を通して伝わってくるかのような苦痛に満ちた表情は凄みを感じた。「ファイアーウォール」での銀行強盗団の冷血な親玉も良かったが、今回の修行僧役で演技の幅が広がったことだろう。
余計なことだがスコットランドの教会でソフィーの身分が分かったあとに、その後、彼女は子孫を残す為の結婚相手の選択はどうするのかな?と個人的には思ってしまった。
【自己採点】(10点満点)
8.8点。 映画の流れとしては文句は無い。隠蔽された歴史が現代に蘇るのか?これからも継続するのか?今後どうなるのか気になるのだが...。

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[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.Spyro Gyra/Stories Without Words
2.The Beatles/Yellow Submarine Songtrack





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Last updated  2006.06.11 00:37:30
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