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2007.08.21
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カテゴリ: アメリカ映画
59.プロヴァンスの贈りもの

■製作年・国:2006年、アメリカ
■上映時間:118分
■鑑賞日:8月11日、新宿ガーデンシネマ(新宿3丁目)
■公式HP: こここをクリックしてください
□監督・製作:リドリー・スコット
□原作:ピーター・メイル
□脚本:マーク・クライン
□撮影監督:フィリップ・ル・スール
□美術:ソーニャ・クラウス
□音楽:マーク・シュトロイテンフェルド
□編集:ドディ・ドーン
キャスト

◆ラッセル・クロウ(マックス・スキナー)ロンドンに名を轟かす敏腕トレーダー
◆マリオン・コティアール(ファニー・シュナル)地元のレストラン”ラ・ルネッサンス”のオーナー
◆アルバート・フィニー(ヘンリーおじさん)マックスの少年時代のよき理解者で、マックスへ財産譲渡を託す
◆フレディ・ハイモア(少年時代のマックス)ヘンリーおじさんのワイン談義を聞くのが日課で何時も一緒にいる
◆アビー・コーニッシュ(クリスティ・ロバーツ)ヘンリーおじさん所有の屋敷にふらりと表れた「隠し子」
◆トム・ホランダー(チャーリー・ウィリス)マックスの友人で不動産業者
◆ディディエ・ブルドン(フランシス・デュフロ)ヘンリーおじさんの農場を夫婦で管理しワイン製造に心血を注ぐ
◆イザベル・カンディエ(リュディヴィーヌ・デュフロ)フランシスの妻で料理を楽しく作る
◆ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ(ナタリー・オーゼ)屋敷売却の仲介人を務める公証人

【この映画について】
『南仏プロヴァンスの12か月』で世界的大ベストセラーとなった作家ピーター・メイルの原作を、30年来の友人であるリドリー・スコットが映画化した。
ロンドンの金融街で一流トレーダーとしてバリバリ働くマックス、美しい人生という最高の贈り物を描いた本作には随所に英国的笑いがちりばめられ、ライバル心剥き出しの英国人と人生を謳歌するフランス人との対比も楽しい。
携帯電話を片時も離さず、日々桁違いの金額を動かすことに血道を上げる主人公を軽妙に演じるのは「シンデレラ・マン」でアカデミー賞にノミネートされたラッセル・クロウ。
『ネバーランド』『チャーリーとチョコレート工場』などで大人顔負けの演技力を発揮した、名子役フレディ・ハイモアくん演じる少年時代からいかにして鼻持ちならない嫌みな小金持ちになったかを想像するのも一興か。彼がおじさんが注ぐワインに水を継ぎ足して飲むシーンは愉快だ。
【ストーリー】(ネタばれなし)
マックス少年は、南仏プロヴァンスにあるシャトーに住み、ワイン造りを楽しみながら人生を謳歌するヘンリーおじさんの元で過ごす夏の日々は毎日が楽しかった。ヘンリーおじさんとチェスやテニスをしたり、また、未成年だったマックス少年にワインの薀蓄を授けたのもヘンリーおじさんだった。
時は流れマックス少年はロンドンで剛腕トレーダーとして名を馳せ、リッチなシングル・ライフを送る。そんなマックスのもとに南仏プロヴァンスに住むヘンリーおじさんの訃報が届く。子どもの頃、夏休みを共に過ごしたヘンリーが教えてくれた生きる知恵があればこそ、今の成功があるのだったが、ここ10年はすっかり疎遠になっていた。それでも一番近い親戚であるマックスがシャトーとブドウ園を相続することになり、マックスの女性秘書に半ば強引に航空券を手配されて、空港からレンタカーで20数年ぶりに懐かしい土地を訪れるのだった…。
カーナビのフランス語に戸惑いながらも何とか着いたマックスは、そこで 少年時代を過ごした時を懐かしむのだった。
シャトーでは親子二代でシャトーのぶどう園を管理してきたデュフロと妻のリュディヴィーヌが出迎えた。売却反対を訴えるデュフロに対しマックスは耳を貸そうとせず、逆にデュフロに対しても金で解決しようとする態度に彼は反発する。
売却のために公証人事務所へと急ぐ途中の道で、ロンドンと携帯電話で通話中に前方から来る自転車に乗った女性を轢きそうになったことさえも気づかなかった。公証人との打ち合わせを終えて戻り、売却のためのサイト作り用の写真を撮っている時に空のプールの飛び板から転落し出られなくなる。そこに偶然現れたのが、マックスの車を発見した自転車の女性だった。
女性はファニーと名乗り地元レストランのオーナーだったが、彼女は懇願するマックスに放水し派手な仕返しをした。
「ヘンリーおじさんの隠し子」と称するクリスティ という若いアメリカから来た女性が現れる。マックスは財産分与を主張されると警戒するのだったが...。
マックスの関心はシャトーの売却と放水されたファニーの存在だった。彼は、半ば強引に彼女のレストランに「皿洗い」として押しかけるのだった。
そして遂に、友人の不動産業者チャーリーの協力を得てシャトーの売却手続きを終えたのだったが...そのときのマックスの気持ちにはある変化が...。
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。

2.ヘンリーおじさんの「隠し子」の存在を知らなかったマックスだが、果たして彼女の目的は?
3.ファニーのレストランに皿洗いとして押しかけたマックスが次の仕掛けた行動とは?
4.マックスはこのままシャトー売却を決意するのか?
5.ぶどう園を管理していたデュフロが売却阻止に向けて密かに取った行動とは?
6.ロンドンでの喧騒を離れて南仏に来たマックスは果たしてこのままロンドンに戻るのか?
などを中心に、素敵な映像を是非映画館でご覧ください。
【鑑賞後の感想】
『南仏プロヴァンスの12か月』が大ベストセラーを記録した頃、それをTVドラマとして放映したのを見た。今回の映画はそのピーター・メイルのプロヴァンスでの体験が元になっている。
ラッセル・クロウ演じるロンドンでバリバリ働く金融マンが、少年時代を過ごしたシャトーの持ち主だったおじさんが亡くなったのを機会に南仏に戻ってくると言う設定は良かった。
都会で働く現代人が心の余裕を無くして働いていることに、ふとした機会に自分を見直す機会を得た。マックスの場合は自身が南仏で過ごした日々が何時までも脳裏に焼きついていたのだろう。
だからロンドンから急遽駆けつけたときは、自分が優秀な金融マンであることが前面に出ていた。それが南仏で過ごす時間が増えるにつれて自らがヘンリーおじさんと過ごした「あに楽しかった日々」が鮮明に蘇ってきたのだ。そしてあれほど仕事一筋に打ち込んできた独身男の心境の変化は少しずつだが、急に訪れたのだった。
彼が一旦ロンドンに戻って雇用主と話し合うシーンでは既に彼の気持ちは固まっていたのだろう。
ラッセル・クロウはそうした優秀なビジネスマンの心境の変化を彼なりに演じていた。そしてこの映画の最大の魅力は大都会ロンドンに対して、南仏の風景の美しさだ。この映像のよさがこの映画の魅力の大きな部分を担っていたのは事実だ。 イギリス人に取って、特にロンドンで働くものにとって南仏のこの美しさは人生を変えるほど魅力的だったとしても大いに納得がいった。
【自己採点】(100点満点)
81点。 公開館が少ないのは残念だが、南仏の自然美を堪能できた。

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Last updated  2007.08.22 00:19:31
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