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2007.11.24
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カテゴリ: アメリカ映画
85.グッド・シェパード

■製作年・国:2006年、アメリカ
■上映時間:167分
■日本語字幕:松浦美奈
■鑑賞日:11月03日、新宿プラザ(歌舞伎町)
■公式HP: ここをクリックしてください
グッド・シェパード.jpg
□監督・製作: ロバート・デ・ニーロ
□脚本:エリック・ロス
□製作:ジェームズ・G・ロビンソン、ジェーン・ローゼンタール
□製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ、デヴィッド・ロビンソン、ガイ・マケルウェイン、ハワード・カプラン、クリス・ブリガム
□撮影監督:ロバート・リチャードソン
□プロダクション・デザイン:ジャンニーン・オップウォール
□衣装デザイン:アン・ロス
□編集:タリク・アンウォー
□音学:マーセロ・サーヴォス、ブルース・ファウラー
キャスト

マット・デイモン (エドワード・ウィルソン)CIA設立メンバーに抜擢されるが多忙で家庭では孤独
アンジェリーナ・ジョリー (クローバー/マーガレット・ウィルソン)兄の友人だったエドワードと結婚するがすれ違い生活に疲れる
◆エディ・レッドメイン(エドワードJr.)6歳になるまで父の顔を見ないで育ち、自身も父と同じCIA諜報員の道を選ぶ
◆タミー・ブランチャード(ローラ)クローバーの妊娠で結婚はしなかったが、エドワードの恋人で聾唖
◆リー・ぺイス(リチャード・ヘイズ)エドワードの大学時代の先輩で、後にCIA長官に就任
◆ウィリアム・ハート(フィリップ・アレン)エドワードの先輩でCIA長官になるが...
◆ジョン・タトゥーロ(レイ・ブロッコ)ロンドン時代にエドワードに雇われて以来20年間行動を共にする
◆アレック・ボルドウィン(サム・ミュラック)大学時代にエドワードをCIAにリクルートした捜査官
◆マイケル・ガンボン(フレデリックス教授)エドワードの大学の恩師だが彼は教授を退職に追い込む
◆ジョン・セッションズ(ヴァレンティン・ミロノフ)アメリカに亡命したKGB士官。後に同姓同名の偽者が出現し窮地に
◆オレグ・ステファン(ユリシーズ/スタス・シャンコ)KGBの大物諜報員。ロンドン時代にエドワードと知り合いキューバ侵攻事件の処理で手腕を発揮する

【この映画について】
名優ロバート・デ・ニーロが13年ぶりに監督に挑んだ作品 で、 当初はレオナルド・ディカプリオを主演候補に挙げていたがまとまらずマット・デイモンが主演に抜擢された。
優秀な学生だった エドワードがやがてCIA創設メンバーに選ばれ ながらも、その一方で聾唖の恋人ではなく友人の妹の妊娠で結婚することになり多忙を極める仕事から家庭を顧みなくなる。
そんな 家庭人としてのあるべき姿 と、CIAという国家の為に自らを犠牲にしてまでも働く男の苦悩を マット・デイモン は見事に演じている。その マット・デイモンは「ボーン」シリーズのアクション・スターとは異なる魅力がある。
デイモンの妻役には アンジェリーナ・ジョリー が演じるが ラストで驚愕の真実が明らかにされる。 脇を固める俳優陣も演技派がそろい、 デ・ニーロも将軍役
【ストーリー】(ネタばれなし)
イエール大学在学中のエドワード が諜報の道に足を踏み入れたのは、第二次大戦の前夜、FBI捜査官のサム・ミュラックがエドワードの恩師である 親独派のフレデリックス教授の身辺調査を依頼されたのが最初だった。
更に、大学内のエリートで結成された 秘密結社スカル&ボーンズのメンバー として出席したエドワードは 先輩の フィリップ・アレンの紹介でサリヴァン将軍と対面 する。サリヴァンは戦時中の対外諜報活動に参加して欲しいと誘われる。 エドワードはこの申し出を快諾する のだった。
この時 エドワードには聾唖のローラという恋人がいたが、集会の夜、クローバーと成り行きで関係を持ちその後妊娠が発覚。 身重のクローバーを残して彼は ロンドンへと赴任する ことになる。
ロンドンで彼は 恩師だったフレデリックスと再開する。恩師は英国の諜報員だったのだ。 所がエドワードはそこで老いてきた 恩師が諜報部のお荷物として処分される非情さを味わった。
エドワードは5年後、ベルリンでの任務を経て 1946年帰国して今まで電話でしか話したことのなかった息子のエドワード・ジュニアとも初めて対面した。 しかし折角の帰国も 家庭生活は円満とはいかず、 彼は創設された CIAの諜報員として活動
エドワードはCIAで起こったキューバ侵攻の情報漏えい事件で、家族と言えども信用することは出来ないと気を引き締める。 この頃、 成長した息子は父の後を追うようにCIAへ採用された。
エドワードは情報漏えいの 黒幕がソ連の諜報員である通称「ユリシーズ」 と目論んでいた。案の定、CIAの調査で ユリシーズが黒幕であることが判明 し、エドワードはコンゴへと飛ぶ。そこで会ったユリシーズから、 キューバ侵攻の極秘情報を漏らした驚愕の人物の名前 が明らかになった。偶然にも エドワードは息子のジュニアとコンゴで対面
ジュニアは コンゴ女性と恋に落ち妊娠し結婚を約束していた仲 だった。しかし、 コンゴ女性の正体を知ったエドワードとCIA側は決してこの女性を許すことはしなかった。 そして...
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.エドワードが妻に語った結婚した理由とは?
2.ジュニアがCIAを受験すると知ったとき母の反応は?
3.エドワードがコンゴで知った極秘情報を提供した人物とその背にいた人物とは?
4.CIAがコンゴ女性に取った非情の行動とは?
5.エドワードの妻が果たしていた驚くべき役割とは?
6.エドワードはCIAでその後どのような地位に就いていったのか?

などを中心に是非映画館でご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
名優デ・ニーロが13年ぶりに監督をする作品 であり、内容も CIA誕生までの軌跡とそこに関わる人物の苦悩を其々の時代設定で丁寧にそして重厚に描いている。
デ・ニーロはこの企画を長年温めていたそうで当初の ディカプリオでなく、現在売れっ子のマット・デイモンを起用したがこれは正解だった。 マット・デイモンは 「ボーン」シリーズでのアクション・スターとしてのイメージも強い が、案外、出演作毎に 異なるキャラクターを見事にこなす演技力 がある。
マット・デイモン以外の俳優達もベテランの演技派が揃っていたが、その中にあっても見劣りがしないのは対したもんだ。 アンジェリーナ・ジョリーは女優が少ないストーリー展開で、きらりと光る存在感を発揮していた。
物語の展開としては舞台になっている 場所や時代設定が1939年から1961年の間 で、それぞれ主人公であるエドワードの関わりが描かれている。大学在学中から恩師を乗り越えてヨーロッパ赴任で経験を積んで帰国してから力を遺憾なく発揮する。その間の彼の成長を物語るように 表情の変化などをマット・デイモンは使い分けていた。
アメリカにとってキューバのピッグス湾侵攻失敗は汚点であるが、その裏で CIA内部に起こっていた裏切り劇のドロドロした部分での非情さもリサーチがしっかりとしている のか軽さはなかったのはデ・ニーロ監督ならではだった。
【自己採点】(100点満点)
81点。 マット・デイモンはこの映画で演技の幅が一つ広がった。

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Last updated  2007.12.02 22:34:10
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