KINTYRE’S   DIARY~旧館

KINTYRE’S DIARY~旧館

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

kintyre

kintyre

Favorite Blog

☆乃木坂46♪岩本蓮加… New! ruzeru125さん

The Beatles - Hey J… New! ken_wettonさん

半夏雨 New! まちおこしおーさん

YouTubeニュースより… New! 真壁 正さん

【ネーションズリー… New! 諸Qさん

Comments

人間辛抱 @ Re:仕事納め(12/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
背番号のないエース0829 @ ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
collins1313 @ Re:私の好きな曲7、バグルスの「ラジオスターの悲劇」(06/05) 初めまして! 青春時代に聴いてまた最近ハ…
kintyre @ Re:映画『アメイジング・グレイス』を観て(03/27) >kaoritalyさん、こんばんは この映画…
2008.02.18
XML
カテゴリ: アメリカ映画
11.スウィーニー・トッド、フリート街の悪魔の理髪師

■製作年・国:2007年、アメリカ
■上映時間:117分
■日本語字幕:佐藤恵子
■鑑賞日:1月25日、セントラル(吉祥寺)
■公式HP: ここをクリックしてください
スウィーニー・トッド.jpg
□監督:ティム・バートン
□脚本:ジョン・ローガン
□製作:リチャード・D・ザナック、ウォルター・パークス、ローリー・マクドナルド、ジョン・ローガン
□製作総指揮:パトリック・マコーミック
□共同製作:カッタリー・フラウンフェルダー
□撮影:タリウス・ウォルスキー
□編集:クリス・レベンゾン
□美術:ダンテ・フェレッティ
□衣装:コリーン・アトウッド
□原作戯曲:クリストファー・ボンド
□作詞作曲:スティーブン・ソンドハイム
キャスト



◆ヘレナ・ボナム=カーター(ミセス・ラヴェット)ロンドン一不味いパイ屋の女主人。スウイーニーへの深い愛を胸に秘めている
◆アラン・リックマン(ターピン判事)スウィーニーの妻に横恋慕し彼に無実の罪を被せ彼から妻を奪う
◆ティモシー・スポール(役人バムフォード)ターピンに子分のように使える性悪男
◆サシャ・バロン・コーエン(ピレリ)自称イタリア人理髪師でスウィーニーと技を競い敗れる
◆ジェイミー・キャンベル・バウアー(アンソニー)スウィーニーを助けてロンドンへと連れて来た船乗り
◆ジェイン・ワイズナー(ジョアンナ)スウィーニーの娘でターピンにより母と共に強制的に引き取られる
◆ローラ・ミシェル・ケリー(ルーシー/物乞いの女)スウィーニーの元妻でターピンに強奪される
◆エド・サンダース(トビー)ピレリの弟子でラヴェット婦人の家に居候することに


【この映画について】
ティム・バートン監督とジョニー・デップ、更にはヘレナ・ボナム=カーターの三人 が「チャーリーとチョコレート工場」に続いて組んだミュージカル作品。
ジョニー・デップが演じるのは 無実の罪でオーストラリアに島流しにされ妻を奪われた殺人ッ理髪師だ。 デップはブロードウェイミュージカルの傑作に望み、歌わない主役はありえないというプレッシャー?に挑み、 無名時代はロックバンドでギタリストだった彼がどんな歌声を披露してくれるのかは映画館で体験してもらいたい。
復讐鬼と化し 「スウィーニー・トッド」 と名を替えて、ミセス・リヴェットのパイ屋の2階で 理髪師として再出発する役 をデップは絶妙の演技で魅せてくれる。 ミセス・リヴェットの叶わぬ恋心の表現も面白い ので合わせて堪能出来る。
デップはこの作品で アカデミー賞「主演男優賞」候補 それでも見事に 「美術賞」を獲得 した。19世紀半ばのロンドンを見事に再現したセットは受賞に相応しい出来である。
【ストーリー】(一部ネタばれあり)
バーカーは「スウィーニー・トッド」と名前を替え て流刑地のオーストラリアから、 アンソニーの助けを借りてロンドン へと戻ってきた。
彼が真っ先に向ったのは「かつての我家」で今では ミセス・ラヴェットが「ロンドン一不味いパイ屋」 を一人で切り盛りしている。ラヴェットは最初は「バーカー」と気づかないが、やがて気が付き2階で 「預かっていた」理髪道具一式 を渡しパイ屋の2階で営業することになる。

一方、バーカーを手引きしたアンソニーは、タービン家の窓辺で寂しそうな表情を見せる、バーカーの娘でタービン家に今では住む ジョアンナに一目惚れし救いたい と願う。

その頃、 ロンドンで評判のイタリア人理髪師ピレリ と、彼と行動を共にする少年トビーをトッドは目にした。彼は、通りかかった役人パムフォードを立会人に、髭剃り対決を挑み見事にピレリを破り トビーもラヴェット家に居候する ことになる。
トッドにはパムフォードがつるんでいる判事タービンへ接触するきっかけになると期待していた。 トッドは復讐するべきタービンへの繋がりを探していた

ラヴェットからジョアンナの境遇を聞いていたとき、 ピレリがトッドの正体を見破り 今後の売り上げの半分をよこせと迫ってきた。トビーが目を離しパイを食べている隙に、 トッドはピレリを「始末」してしまい戻ってきたトビーに行方を尋ねられてもトボケて誤魔化した。
しかし、この時彼が身につけていたあるものを奪ったことが後になって彼の首を絞めることになるとは思いもしなかっただろう。

ここからネタバレに注意!!


ラヴェットはピレリの死体の始末方法として、彼を ミンチにして切り刻んでミートパイに入れる ことを思いつく。
次々と理髪室に招き入れ殺害しミンチ にしていった。

店はトビーの宣伝の歌に乗って大繁盛する が、未だにターピンへの復讐を忘れないトッドにラヴェットは苛立ちながらも、トッドと結婚する夢を諦めない。一方でその頃、店の外でうろつく 物乞いの女が、パイ屋の煙突から出る異臭 について騒ぎ出した。

ターピンはジョアンナが逃げられないように 精神病院に隔離 してしまう。トッドの復讐計画は、アンソニーを病院にもぐりこませて救出を図ることだった。そしてそれをネタにターピンをおびき出すのだった。
その一方でピレリの財布を見付けた トビーはトッドへの疑惑を深める。 そのことでバムフォードに知らせようとするが、逆に ラヴェットによってキッチンに閉じ込められる。 バムフォードが来店し、物乞いの女からの通報で異臭への苦情が寄せられているとして調査に来たのだった。

物乞いの女はトッドの顔を見るなり 「あんた、会った事あるよね?」 と言う。トッドはそんな女にも手を掛け、更には、 ターピンまでも自分の理髪室のイスに座らせ「ひげを剃る」と言う。トッドは遂に正体を明かす。

そして、閉じ込められたトビーの運命。物乞いの女の正体を知った時のトッドの反応は...そこだけはネタばれなしで、是非映画館でご覧になって!
【鑑賞後の感想】
ミュージカルの傑作の映画化 というの意外と多い。その場合、舞台で演じていた俳優達との比較がされるが舞台と映画は別物としてみた方が良いのだろうか?というのも私は舞台劇って観ないので比較する材料が無い。

今回はティム・バートン監督がメガホンをとるので ジョニー・デップが主演で、恋人のヘレナ=ボナム・カーターが共演 として重要な役を任される。
ミュージカルといっても全編にソンドハイムのスコアが流れる訳ではなく、どちらかといえば音楽満載という印象だ。 デップは無名時代にはロックバンドで「ギタリスト」だった そうだが、今回の役を演じている姿をみると「納得」した。

ミュージカル映画の主役は、 歌唱力が第一に求められることから必ずしもトップスターが主役を務めるとは限らない。 しかし、 バートン監督は個人的にも絆の強いデップを敢えて起用 した。彼の歌唱力に関しては「?」を付けたくはなるが、ストーリーの展開や脇役の俳優達にも助けられて決して彼の評価はマイナスとはならないぎりぎりの範囲であろう。
それにしてもトッド、 自慢の剃刀でこれでもかと殺しまくります!その勢いに?乗って取り返しの付かない「大事な人」まで刃にかけてしまってそれに気づくのは遅かった のは気の毒?な気もしましたけど。後の祭りでしたね!

何が評価されたのかは分からないが、 アカデミー賞主演男優賞候補となった のでミュージカルとはいえども歌唱力が全てではなく、彼の個性も発揮されていた映画と私も思いました。
【自己採点】(100点満点)
77点。 脇役達の演技も良かった。

人気blogランキングへ
←映画の話題がザクザク





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.24 18:49:10
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: