全69件 (69件中 51-69件目)
10月に長崎県で開かれる全国和牛能力共進会に向け、加茂農林高校の生徒9人が22日、美濃加茂市山之上町にある日本昭和村で、牛の伝統的な調教術「碁盤乗り」の事前披露会を行いました。 碁盤乗りは手綱と掛け声で牛を操る高等調教の一つで、同校で飼育の際の生徒への危険を少しでも減らすため、調教する必要があるという考えにより、3年前から学んでいます。また、この調教術を行う高校は全国でも同校と岡山県にある新見高校の2校しかありません。 大会には、同校畜産調教部(3年生の5人)の部員と黒毛和種「はるみ号」(雌・3歳)が出場予定。同校では4頭の繁殖牛を飼育しており、この日の事前披露会では、はるみ号ときよら号(雌・2歳)が登場。同部3年生の鈴木遥香さん、日比野桃世さんがそれぞれ担当する牛を約40センチ四方の碁盤の回りを歩かせ、「マエー」(前進)、「バッ」(停止)と声を掛け誘導。牛が碁盤の上に乗ると、会場から歓声があがりました。 同校3年生畜産調教部部長の加藤未来さんは「必ず成功できるように10月の大会まで、日々の練習を全力で取り組みたいです」と意気込みを話していました。顧問の古関敬先生(45歳)は「思っていた以上にまわりの人に応援していただいている。生徒たちにはそれをありがたいと感じながら頑張ってもらいたい」と話していました。 5年に1度開かれる共進会は別名「和牛のオリンピック」とも呼ばれ、全国の生産者が和牛肥育の優劣を競うもので、同校の碁盤乗りは大会のアトラクションとして披露されます。▲はるみ号(牛の後方から手綱を引き、誘導した碁盤乗り)
2012年07月24日
美濃加茂市内の若手農業者団体「みのかもファーマーズ倶楽部」が、加茂農林高校の生徒を対象とした農業研修の受け入れを行いました。 同倶楽部は、地域の農業を活性化しようという目的で結成された団体で、この研修は同校の生徒に自分たちの近い将来をイメージしてもらうために一昨年前から行われています。今年はいちご農家、野菜農家、水稲農家の三箇所で研修が行われ、各場所で2、3人の生徒が一日農業体験をしました。 6月5日は、同倶楽部会員の酒向智史(31歳)が管理する同市加茂野町のカリモリウリ畑で研修が行われ、同校の足立悠吏さん(17歳)と鈴木一志さん(16歳)の2人が参加しました。研修は午前9時から行われ、2人は酒向さんの指示を受けながら、カリモリウリの苗を約三反の畑へ植える作業に真剣に取り組んでいました。 今回の研修に参加した鈴木さんは「自宅の家庭菜園で野菜を作るくらい農作業は好きなので、研修の参加を申し込みました。自宅の家庭菜園とは規模が違う作業なので、いい経験になります」と話していました。研修を受け入れた酒向さんは「農業の楽しさとつらさの両方を今回の研修で学んでいただけるとうれしいです」と話していました。
2012年06月08日
加茂農林高等学校生物工学科の代表生徒4人が1日、美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森を訪れ、市の特産品である「堂上蜂屋柿」についての調査・研究結果をまとめたデジタルアーカイブを寄贈しました。 同校生物工学科では、平成22年度から「堂上蜂屋柿」についての歴史や現状課題などを学習・調査をしてきており、岐阜県高校放送コンテストCM部門第二位に輝いたかも丸による堂上蜂屋柿の紹介CMや、柿づくりにおける一連の調査・研究結果をまとめた記録簿などのデジタルアーカイブを寄贈しました。 また、この日はこれまで同校生物工学科で研究してきた蜂屋柿についてのプロジェクト発表があったほか、同市蜂屋町の村瀬琴子さん(77歳)が営む村瀬農園で、柿の成長を促進させるために余分なつぼみを摘み取る、摘蕾(てきらい)作業体験も行われました。 プロジェクトを発表した吉田庄吾さん(17歳)は「これまで研究したことを発表することで、堂上蜂屋柿のPRになること、また非常に手間がかかっていることが伝わればいいと思います」と話していました。また、発表を聞いた村瀬さんは「よくここまで調べてくれました。毎年、柿を作ってはいるがこのように細かな記録簿は私一人ではつけられないので、まとめてくれてうれしいです」と話していました。
2012年06月04日
家族で取り組む農業経営について明文化した家族経営協定の調印式が3月26日、美濃加茂市下米田町にある日比野和彦さんの農業用パイプハウスと同市蜂屋町にある井戸克明さんの農業用パイプハウスで行われ、同市の第2、第3となる家族経営協定を締結しました。 同協定は家族で取り組む農業経営について経営の方針や家族一人一人の役割、就業条件・就業環境について家族みんなで話し合いながら取り決め、実行していくものです。 この日、協定書を締結したのは、平成23年度新たに就農してイチゴの高設ベンチ栽培を始めた日比野和彦さん(34歳)・知代さん(34歳)のご夫婦と、平成22年度に就農してイチゴの土耕裁倍を始めた井戸克明さん(37歳)・里衣さん(36歳)のご夫婦です。 調印式は、同市の渡辺久登農政課長と可茂農林事務所の津田薫農業普及課長が立ち会って行われました。▲日比野さんご夫婦 協定書への署名、調印を終えた日比野さんは「二人で話し合いながら、時代に合った農業を目指し、そして、若手農業者の手本となるよう頑張りたい」と、井戸さんは「地域の皆さんやファーマーズの仲間と協力しながら、農業が発展していくよう頑張りたい」と抱負を話しました。 なお、これまでに農業者の家族経営協定を結んでいるのは、岐阜県では345件、可茂地域では18件、美濃加茂市は1件で、本日、新たに2件が加わったことになります。
2012年03月28日
蜂屋町のみのかも文化の森で7日、意欲と能力のあるプロの農業者を育成していこうと認定農業者に3人と1団体(会社)が認定され、その認定式と農政講演会が行われました。美濃加茂市が行う認定農業者の取り組みは、平成6年からはじめられており、これまでに80人の農業者が認定されています。 今回は、下米田町の日比野和彦さん、三和町の鈴木寛さん・佐知子さん夫婦、山之上町の(株)AGファミリーが新たに認定農業者に加わりました。認定式では、伊藤誠一産業建設部長から新規農業認定者に対して認定書がそれぞれ手渡されました。 その後、講師に(有)ブルーベリーフィールズ紀国屋の岩田康子代表取締役社長を迎え、「ブルーベリーに育てられて」と題して農政講演会が行われました。 講演会では、農業未経験者だった岩田さんが歩んできた農業ビジネスの成功例や体験談などを説明し、来場者たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
2012年02月08日
家族で取り組む農業経営について明文化した家族経営協定の調印式が1月25日、美濃加茂市三和町の鈴木寛さんの農業用パイプハウス内で行われ、同市初となる家族経営協定を締結した。 同協定は家族で取り組む農業経営について経営方針や経営目標、一人ひとりの役割、就業条件などについて明文化を図るもの。同協定を締結することで認定農業者の共同申請や農業者年金の保険料助成、農地あっせんの優先、資金借り入れの制度的なメリットがあります。 この日、締結したのは、無農薬で小松菜や水菜の水耕栽培を始めた鈴木寛さん(41歳)と佐知子さん(37歳)のご夫婦で、「互いに尊敬しあい助け合う農業経営」をモットーに、二人がゆとりある農業経営の確立と健康で明るい家庭を築くことを目指しています。 協定書への署名、調印を終えて鈴木さんは「目的を持って、お互いの意見をぶつけ合いながら頑張りたい」と抱負を話しました。 同市の伊藤誠一 産業経済部長と可茂農林事務所の津田薫 農業普及課長が調印に立ち会い、伊藤部長は「若い農業者に新しい道を切り開いていただきました。ますます絆を大切に新たなモデルとなってほしい。市としてもしっかり支援していきたい」と激励しました。
2012年01月26日
美濃加茂市役所の若手職員でつくるCS(市民満足)実践活動グループのメンバー4人が24日、本郷町の加茂農林高等学校で全校生徒594人を対象に、「農業ボランティア」についてのアンケート調査を実施しました。 このアンケート調査は、美濃加茂市が加茂郡7町村と締結している「定住自立圏構想」の事業の一環として行ったもので、定住圏の農業について研究しているCSグループのメンバーが企画。高齢化や担い手不足が深刻化しているこの地域に、農業ボランティアのしくみづくりを取り入れるためのヒントを得ようと実施しました。 この日は、全校集会で市役所の若手職員が、自分たちが研究している内容や、農業ボランティアの体験談を紹介するとともに、アンケート内容について説明。その後、生徒たちは教室に帰り、「参加しやすい時期は」「興味のある作物は」などと書かれたアンケートに回答しました。 アンケートの集計結果などは、2月の下旬に生涯学習センターで行われる「CS活動最終発表会」で報告される予定です。
2012年01月26日
▲写真は左から、木村愛子さん、岸裕美子さん、村井修さん、堀部庫市さん、川合廣明さんです 美濃加茂市特産の高級干し柿「堂上蜂屋柿」の品評会が1月12日、美濃加茂市太田町にあるシティホテル美濃加茂で開催され、木村愛子さん(蜂屋町中蜂屋・84歳)が知事賞(金賞)に輝きました。 堂上蜂屋柿振興会(日江井康隆会長・会員68人)の会員が、一箱に3個の蜂屋柿をつめたセットを56点出品し、堂上蜂屋柿の特色である色や形、粉のふき具合のほか、風格などの審査を行いました。 審査委員長の可茂農林事務所農業普及課長の津田薫さんは「雨の多い年でしたが果実は大玉でした。12月になっても暖かい日が続き乾燥に苦労されたと思う。しかし、皆さんの努力により素晴らしいものができた」と講評しました。 また、金賞を受賞した木村愛子さんは「10年ぐらい堂上蜂屋柿づくりに取り組んでいます。雨降りてもどんな日でも毎日柿を見てきました。天日干しにしているときも、天候を気にしながら、物言わぬ柿に話しかけながら作ってきました。この先も頑張って作っていきたい」などと受賞の喜びを話してくれました。入賞者は次の皆さんです。 ・金賞(岐阜県知事賞) 木村愛子さん ・銀賞(美濃加茂市長賞) 岸裕美子さん (めぐみの農業協同組合長賞) 村井 修さん ・銅賞(美濃加茂市議会議長賞) 堀部庫市さん (美濃加茂市観光協会長賞) 川合廣明さん ・佳作 納土洋一さん/堀部邦彦さん/山田隆一さん/堀部直樹さん/JA加工場さん
2012年01月13日
▲野菜ソムリエによる温野菜の試食 市内の若手農業者でつくる「みのかもファーマーズ倶楽部」が運営する加茂野町のアンテナショップ「地産地笑」で22日、地域の人たちに新鮮な野菜をPRしようと感謝イベントが開催されました。 このアンテナショップは、地元産の野菜販売や飲食店への食材提供などを毎週火曜、木曜、土曜の3日間行っており、みのかもファーマーズ倶楽部の活動拠点として今年の7月にオープンしました。▲美濃加茂産野菜を使ったミネストローネの配布と、お米の食べ比べ この日は、地域の人たちに新鮮野菜をPRしようと、野菜ソムリエによる温野菜の試食や美濃加茂産ご飯の食べくらべ、野菜の無料配布や美濃加茂産野菜を使ったミネストローネ(野菜スープ)の無料提供などのブースを店内外に設置。多くの人たちが新鮮な野菜に触れながら、楽しいひと時を過ごしていました。▲ショップには、定住自立圏のキャラクター「かも丸」と「かも美」も新鮮野菜を求めて遊びに来ていました。
2011年12月23日
美濃加茂市の蜂屋町で伝統の高級干し柿「堂上蜂屋柿」づくりが最盛期を迎えています。 大ぶりの果実で上品な味わいが特徴の堂上蜂屋柿は、平安時代から朝廷や歴代将軍に献上され、徳川家康も味わったと伝えられています。 この時期、振興会(日江井康隆会長)加入の68件の農家では、家族総出で手入れに忙しく、12月16日、振興会員の同市蜂屋町中蜂屋・納土洋一さん(63歳)宅を訪れると、庭に置かれたやぐらにはあめ色の柿がずらりと並べられ、ワラで作った「ニゴボウキ」で表面に細かい傷を付けて糖分を浮き出させる作業の真っ盛りでした。 作業は、先月19日から天日干しをはじめ、寒風にさらすと甘みがぐっと増すこともあり、今月19日ごろから出荷の予定。納土さんは「今年は、暖かかったので作業が少し遅れています。柿は去年よりやや大きいサイズが多いです」と話していました。
2011年12月16日
加茂農林高等学校生物工学科の3年生9人が15日、蜂屋町のJAめぐみの育苗センターで地域の特産品である「堂上蜂屋柿」づくりを行いました。 生徒たちは、今年の4月から「堂上蜂屋柿」についての歴史や現状課題などを学習・調査をしてきており、今回の堂上蜂屋柿づくりも、地域の財産を自分たちの手で守り伝えていこうという目的のもと行われました。 作業では、JAめぐみの職員のアドバイスを受けながら、用意された約90個(17Kg)の柿を専用の皮むき道具で皮をむいたり、殺菌と色付けのためイオウで薫蒸したりしました。 今日作業した柿は、加茂農林高校で天日干しをし、完成後は、1月に蜂屋町の瑞林寺で行われる柿茶会で食される予定となっています。
2011年11月16日
蜂屋小学校の3年生と6年生が、地域の特産品である「堂上蜂屋柿」づくりに挑戦しました。 「堂上蜂屋柿づくり」と題した授業では、美濃加茂市堂上蜂屋柿振興会の日江井康隆会長ら5人を講師に招いて、3年生68人と6年生63人が柿の皮むきやイオウ薫蒸などに挑戦。3年生は1人2つ、6年生は1人4つ作り、講師のアドバイスを受けながら専用の皮むき道具で皮をむいたり、殺菌と色付けのためイオウで薫蒸したりしました。 なお、6年生が作った4つの柿のうち出来が良い2つは、地域の一人暮らしのお年寄りに配る予定です。▲講師を務めた堂上蜂屋柿振興会の日江井康隆会長 堂上蜂屋柿づくりを体験した児童からは、「昔からのやり方で堂上蜂屋柿をつくっていくことが大切だと感じた」「これからの天日干しの作業も大切にやっていきたい」などといった感想が聞かれました。 振興会の日江井会長は「子どもたちに、堂上蜂屋柿作りの魅力を感じてもらい、地域の伝統を受け継いでいってもらえたらうれしい」と話していました。▲殺菌と色付けのため、イオウで薫蒸する様子
2011年11月15日
美濃加茂市内の若手農業者でつくるみのかもファーマーズ倶楽部が10月8日、美濃加茂の農産物を使ったお惣菜を販売する「みのかも昭和のごっつぉ」を美濃加茂市山之上町にある日本昭和村の道の駅おんさい館の一角にオープンしました。 これは、新鮮で安全安心な地元産の米や野菜を、この地域ならではの惣菜=みのかも昭和のごっつぉ(みのかものご馳走)として、日本昭和村への来園者などに販売をするもので、ファーマーズ倶楽部の新たな活動の場として注目されています。 この日、オープンを記念して行われたセレモニーでは、市や日本昭和村の関係者、道の駅長などが出席するなか、みのかもファーマーズ倶楽部の春見秀則会長が「地元野菜をPRできるコーナーをオープンしました。昭和の食卓をイメージした惣菜を用意しています」と挨拶後、紅白のテープをカットして開設を祝いました。 オープンしたばかりの店内には、出来立ての里芋の入った田舎煮や里芋コロッケ、キンピラなど12種類のお惣菜が並びました。このお店「みのかも昭和のごっつぉ」は、毎週、土曜日と日曜日の午前11時から営業されます。
2011年10月11日
公式ホームページが完成し、これから本格的なシーズンを迎える美濃加茂市の特産品「堂上蜂屋柿」の生産者や関係者に、WEBを活用した広報ツールの利点を知ってもらおうと、ホームページの完成披露会と、堂上蜂屋柿の現状と課題を考える講演会が蜂屋町の文化の森で行われました。 この完成披露会は、WEBを活用した堂上蜂屋柿のPR方法について生産者らに周知しようと、美濃加茂市堂上蜂屋柿ブランド構築実行委員会が主催。生産者や関係者ら約50人が参加しました。披露会では、ホームページの利点やブログを活用したタイムリーなPR方法などについて市の担当者が説明。参加者は、堂上蜂屋柿ができるまでの工程や、歴史背景などについても紹介されているホームページに見入っていました。堂上蜂屋柿ホームページ http://www.hachiyagaki.jp/ また、完成披露会後には、食と農研究所の加藤寛昭代表による「堂上蜂屋柿における現状と課題」と題した講演会も行われ、参加者はメモをとるなどして、真剣な表情で講演に聞き入っていました。
2011年10月05日
美濃加茂市加茂野町にある若手農業者「みのかもファーマーズ倶楽部」が営んでいるアンテナショップ「地産地笑」で8月25日、加茂農林高校の生徒が開発した創作スイーツが販売されました。 これは、みのかもファーマーズ倶楽部のメンバーが栽培したものを材料として、加茂農林高校の生物工学科3年の生徒らが約2カ月半かけて試行錯誤を繰り返し、今回のスイーツを完成させました。 この日、販売された創作スイーツは、「こめっこパウンドケーキ」15個、「こめっこマドレーヌ」50個、「いちごジャム」24個、「舳五山茶クッキー」24袋の4種類で、販売開始から1時間足らずで完売となりました。 販売に来ていた加茂農林高校の生徒は、「こめっこパウンドケーキ作りでは、甘さ加減の調整や、品質を同じにするために焼き具合などに苦労した」「おいしいと言ってもらうことを楽しみにがんばった」などと話してくれました。 また、みのかもファーマーズ倶楽部の春見秀則会長は、「これからも、加茂農林高校の生徒さんとコラボして、特産品が開発できたらと思っている」と話していました。
2011年08月25日
市内の若手農業者でつくる「みのかもファーマーズ倶楽部」が9日、初のアンテナショップ「地産地笑」を加茂野町のJAめぐみの加茂野支店の一画にオープンしました。▲みのかもファーマーズ倶楽部のメンバー 地元産の野菜の販売や飲食店への食材提供など、ファーマーズ倶楽部の新たな活動の拠点として注目されています。このアンテナショップでは、加茂農林高校や市内の女性団体がつくった野菜や加工品も販売する予定のほか、美濃加茂市周辺の飲食店などに食材を提供し、地産地消を推進していきます。 この日、オープンを記念して行われたセレモニーでは、市やJA、農業関係者など約40人が出席。みのかもファーマーズ倶楽部の春見秀則さんが「この場所から、美濃加茂の農業を元気にしていきたい」と挨拶後、テープカットの代わりにトマト、オクラ、ナスを使った「野菜カット」で開設を祝いました。 オープンしたばかりの店内には、旬の野菜が生産者の写真とともに並び、多くの買い物客が買い求めていました。▲テープカットの代わりに野菜カットをするファーマーズ倶楽部の春見会長(中央)ら▲店内に並ぶ野菜と生産者たちの写真▲買い物客でにぎわう店内の様子■アンテナショップの営業日・時間火曜日・木曜日・土曜日の午前9時~正午■場所 美濃加茂市加茂野町今泉1546-8(加茂野小学校・加茂野連絡所そば)
2011年07月11日
美濃加茂市の花、そして、梅雨を彩るアジサイの、この季節の鮮やかでしっとりとした風情を多くの人に楽しんでもらおうと、「第12回みのかも健康の森あじさいまつり」が、6月19日午前10時から、美濃加茂市山之上町のみのかも健康の森で開催されました。 健康の森には、アジサイが、あじさいの池を巡る遊歩道沿いや、周囲の山の斜面(約6000平方メートル)に約6000株植えられており、梅雨のこの時期に一斉に見ごろを迎える中、写真撮影会や花の即売会が催され、市内外から約500人が来場しました。 また、この日は、ヤマアジサイやガクアジサイなどの200株の苗が、来場者に無料配布されました。 健康の森内のアジサイは、6月下旬から7月初旬まで楽しめそうです。写真コンクールの審査結果は、8月7日(日)の表彰式で発表予定です。
2011年06月22日
市内の若手農業者でつくる「みのかもファーマーズ倶楽部(春見秀則代表)」の企画で、軽トラックを使った市場「かも丸マーケット」が8日、美濃加茂市野笹町にあるアピタ美濃加茂店の中央入口で開催されました。 この日は、軽トラック5台に、地元産でよりすぐりの安心・安全なきゅうり、トマト、トウモロコシ、米などの農産物を並べて販売しました。 また、今回は、ファーマーズ倶楽部が提供したイチゴや蜂屋柿などの材料を使って、加工したアイスクリーム「かも丸アイス」や「苺生ドラ焼き」の販売も行われ、訪れた人は地元の新鮮な農産物などを買い求めていました。▲いま、注目のみのかもファーマーズに、マスコミの皆さんもかけつけて下さいました。
2011年06月08日
▲園児たちにいちごの上手な採り方を説明する井戸さん1(写真右) みのかもファーマーズ倶楽部のメンバーで、蜂屋町でいちごを育てている井戸克明さん(36歳)のハウスを、加茂野保育園の年長児56人が訪れ、いちご狩りを楽しみました。 この行事は、市内外の若手農業者でつくるグループ「みのかもファーマーズ倶楽部」の活動の一環として企画されたもので、子どもたちに自然を通して、豊かな感性を育んでいってほしいという思いのもと、今回初めて開催されました。▲園児たちにいちごの上手な採り方を説明する井戸さん2 子どもたちは、井戸さんからいちごの栽培方法や採り方について説明を受けたあと、ハウス内に入りいちご狩りを体験。井戸さんを始めとしたファーマーズ倶楽部のメンバー6人に甘くておいしいいちごの特徴などを教えてもらいながら、新鮮ないちごをその場で味わいました。 いちごハウスを運営する井戸さんは、「こういった活動を通して、将来1人でも多くの子が農業に興味をもってくれればうれしいです。自分たちが先代から受け継いできたものを、次世代に伝えていくため、今後も続けていきたいです」と話していました。
2011年05月24日
全69件 (69件中 51-69件目)