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の水墨画が鎌倉時代に日本に伝わり、
浮世絵の画題として8つの風景を探し出すことが
知的な遊びとして行われるようになった...とあります。
「瀟湘八景」
1.(平沙)落雁:雁が舞い降りる風景
2.(遠浦)帰帆:船が戻ってくる風景
3.(山市)晴嵐:山里が山霞に煙る風景
4.(江天)暮雪:日暮れの河に降る雪の風景
5.(洞庭)秋月:(洞庭湖の)秋の月
6.(瀟湘)夜雨:夜、もの寂しく降る雨の風景
7.(煙寺)晩鐘:寺より響く晩の鐘の音
8.(漁村)夕照:夕焼けの漁村の風景
http://www.toyohaku.gr.jp/bihaku/frame-a-nm-s.htm
元禄7年、中国僧が能見堂(現横浜市金沢区能見台)に立ち寄り、
その景色が故郷の「瀟湘八景」に似ていると八編の詩に詠い、
「東海道五十三次」「近江八景」で有名な浮世絵師、
安藤(歌川)広重がこの景色(場所)を
「金沢八景」として描いた…ということのようです。
「金沢八景」
1. 平潟落雁 ”平潟湾”として現在の地名に残る。
2. 乙舳帰帆
3. 洲崎晴嵐 ”洲崎町”として現在の地名に残る。
4. 内川暮雪
5. 瀬戸秋月 ”瀬戸(町)”として現在の地名に残る。
6. 小泉夜雨 ”小泉橋”として現在の地名に残る。
7. 称名晩鐘 ”称名寺”として現在の地名に残る。
8. 野島夕照 ”野島公園”として現在の地名に残る。
http://www.city.yokohama.jp/me/kanazawa/hiroshige.html
時代と共に景色も変わり、現代の景色を構成する要素は・・・
1. 空(雲、太陽、月・・・)
2. 遠景(遠くに見える山、海など)
3. 自然物(街路樹、草花など)
4. 建築物
5. 道路
6. ストリートファニチャー(街灯、ベンチ、サインなど)
7. 車などの可動物
8. 人などの生物
一瞬を切り取られた景色の中にバランスよく8つの要素があることが
「都市(まち)八景」なのかもしれません…
って、卒業論文だったかな^^;
※【歌川広重画】「金沢八景」「金龍版金沢八景絵図」
神奈川県立金沢文庫所蔵
図録「金沢八景―歴史・景観・美術」より転載
※「人」「自然」「人工物」の共生(?)
八景島シーパラダイス
http://www.seaparadise.co.jp/
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