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仕事納めが終わってしまうと、その後は加速が付いて速い。もう今年のオーラスである。今年も色々な事があった。ソフトバレーで全国大会へ行ったし、勇造ライブも5回目を数えた。ちゃとさんやよっこさんに2回も会った。良いニュースばかりではなく、日記には敢えて書かなかったけど我が家にも暗いニュースがあった。しかし、それも乗り越えてみたらもう大分昔の事になってしまったように思えてしまう。楽天日記を書き始めて3回目のお正月を迎えることになる。3月になれば丸三年が過ぎたことになる。もともと何事も途中で放り出さない性格ではあるけれど、それでもこれだけ続けて来れたのは読みに来てくれる皆さんのおかげだと思う。どうもありがとう。今日は大晦日の恒例、家族そろってデパートへの買い出しに行って来ました。あの混雑した雑踏の中に居ると、何とか1年を終えれそうだという気持ちになってきます。大勢の中で家族と一緒に居ると言う安心感と幸せに包まれます。さっき、おせちの肉の佃煮を作りました。今数の子を塩抜き中。後は配偶者が栗きんとんや照り焼きを作って終わり。お煮染めなどは僕の母親が作って明日やって来ます。今日の夜は格闘技三昧になることでしょう。カードの豪華さではダイナマイト、平均密度の濃さではプライドと言うところでしょうか?さて、毎年年末には、この1年で感動した本とかレコードとかを列挙していたと思うですが、今年は印象に残った言葉をひとつだけ。「患者さんとは、読んで字の如く心に串がささった人なんです。だから、その串を抜いてあげてくださいね。」これはももさんに教えて頂いた言葉です。目から鱗でした。自分自身、抜けない串に苦しんでいるももさんならではの言葉でしょう。あれ以来、診察する毎に、この人の串はどれだろうと探すように心がけています。どんな医学雑誌より、患者さんの言葉と言うのは大きいと実感しました。ももさんは、色々あって楽天を離れてしまいました。一時ブログを閉じていたけど、また別のところで毎日を綴っています。楽天の外なのでちょっと訪問するのが滞りがちになってしまうのですが、また遊びに行こうと思っています。ありがとう、ももさん。そして、自分よがりの饒舌でありふれた毎日を読みに来てくれた皆さん。本当にどうもありがとう。いつまでもお元気で!また皆さんにどこかでお目にかかれることを楽しみにしています。では、また来年ね(爆)。
2005.12.31
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え~と今は31日の午前3時前なんだけど、こんな時間に30日の日記を書いている。さっきまで夫婦で「淋しいのはお前だけじゃない」通称「さびおま」のDVDを見ていたのだ。毎日2話(全部で13話)と決めていたのに、今夜は最後まで一気に4話も見てしまった。このドラマの事を日記に書こうと思ったけど、こんなバタバタした時期に書くのももうひとつなので、今日も我が家の1日を記録して置こうと思う(ま、それが日記か)。今日も朝は10時過ぎまでぐっすり。子供達は自立の朝食を食べていた・・と言うよりお菓子とみかんを勝手に食べていた。先日の喫茶でモーニング。お休みの時ぐらい、朝食作りから開放されたいもんね、アタシ。夕食の納会へ向けて体を動かして置かねばと言うことで、家族そろってボーリングへ行く。我が家ではボーリングはマイナースポーツで、そもそも僕ら夫婦が独身時代から滅多にやったことないし、家族で行くのは今回で2回目だ。だって、この時期プールもしまっているし、他に体を動かせるところってないんだよね。ボーリングって言うのは、本当にみんな投げ方に個性があって面白い。自分達のレーンだけじゃなくて余所のレーンまで思わず目がいってしまう。うちで一番ユニークなのはカズだろう。両手で持って転がすんじゃなくて横から放り投げるんだから。そしてピンに届くまで30秒はかかってるんじゃないかと言うスローボールだ。ただし、隣のレーンに投げるのだけは止めて欲しいけどなあ。パートの事務員のMさん一家は、家族全員が200前後のスコアと言うボーリング一家だけど、うちなんてガーターに落ちないようにしてるレーンを使ってるぐらいだから、スコアなんて推して知るべしである。ハイスコアは当然僕ですね。そんでも220ぐらいいったよ、ちょっと凄い??はは・・2ゲームの合計だと言うことを書き忘れていた(笑)。昼食は抜きで夜も外食である。今夜は繁華街のど真ん中、ちゃとさんとも一緒に食事をした「よのぜん」である。毎年仕事納めが終わったら、夫婦でここで食事をしようと思ってるんだけど、いつも予約で満員ですと言われるので、今年は背に腹は代えられぬとうちも予約をしていたのだ。ただし・・こぶつきですね。大人2人と子供3人で予約していたのに、大人が8人ぐらい座れる立派な部屋に通されて恐縮。このお店は繁華街のど真ん中の割烹だし、料理の種類やお値段から言ってもはっきり言って子供には身分不相応。だから彼らには行く前にお餅などをたっぷりおやつに食べて頂いていた。ま、あまりその効果は無かったけど。子供達のご飯物を何よりも早く持ってきて貰って満腹中枢の閾値を上げて貰い、僕らはゆっくりと食事を楽しもうと言う腹だ。鯛ぞうすい(ミドリちゃん)鴨にゅうめん(カズ)梅粥(ヒロキ)中トロ塩あぶりイカ塩あぶり鯛あら炊きフグ白子塩焼きれんこん饅頭阿波牛ニンニク焼き牡蠣香り焼き穴子天ぷらキス天ぷらアワビのオイスター炒め貝柱バター炒め紫蘇じゃこご飯(配偶者)ウニ湯葉丼(あたし)梅雑炊(ミドリちゃん)はい、今年最後の豪華料理を堪能させていただきました。もうしばらく鏡と体重計の近くには行かないようにします。
2005.12.30
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今日は当院の仕事納めだった。開業して最初の1年は30日の昼まで仕事をしたけれど、やっぱり休みも必要と言うことで翌年から29日までにした。慢性疾患の患者さんは、年末に来ないように長期処方をしているので非常に少ない。「それでは良いお年をお迎えください」とご挨拶をする。こういう診療は楽だ。逆に、急性の特に今日になって熱が出だしたり吐きだしたりと言う人には、明日から休みなんですと言うのは、後は知らんけんね~~と言うようで心苦しい。病気がどんな経過をとるか、その対策の見通しを教えて、調子が悪いときには救急病院や当番医へとお願いする。今年は当院が元旦の夜の在宅当番に当たっているので、元旦の夜はうちも空いてるよ・・と、そっと教えてあげる。この在宅当番については僕は我が郡の医師会長に恨みがある。昨年(と、言うか今年)の1月2日も当番に当たった。それは本来うちの順番ではなかったのに、秋頃に当番表を作った先生が何を思ったのか順番を間違えたのだ。こんなのさ~エクセルで作ったら10年分ぐらいあっという間に出来るでしょ。何で間違うのよと思うけど、その先生は自分では作らずに知り合いに下請けに出していたらしい。その下請けに渡す情報を間違えて居た訳ね。当番表を見て、1月2日があたるじゃん!とぞっとして、医師会長に「これは間違ってますよ」とすぐに連絡を入れたのに、もうみんなに配ってしまったのでこのままで行きますと言う返事で、その為に正月の当番をする羽目になった。そして今年(と、言うか来年)。そのままの順番では年末年始の当番は当たっていなかったのだ。それが何をトチ狂ったのかまたもや医師会長が、「昨年間違ったのをそのままにしたので、その分を今回正しておきます」とのたまわって、そのせいでまたもや元旦に当番が当たる羽目になったのだ。わかりやすく言えば、間違いを正さなかったため今年の正月当番が当たり、正さなかった当番を年を越して正した為に来年の正月当番も当たったのである。往復ビンタみたいなものだ。ほんまに判断の悪いやっちゃ。間違いはすぐに正すのがほんまやろ。こういうのを老害と言うのである。話は飛んだけど、この月曜や火曜ほど患者さんは多くなくて定刻の7時に外来は無事に終了。患者さんって不思議な物で、勝手に28日で終わりだと思いこんでいる人も多い。開業して9年目になるのに、未だに木曜が休みと思っている人とか、日曜日にやってることを知らない人も多い。みんな固定観念が強いのね。配偶者の作ったちらし寿司と蛤のお吸い物(ひな祭りか?)で我が家の納会。昨日の2段重ねケーキの残骸は、幸運な事に子供達が食べ尽くしてくれていた。テレビをつけると、作詞家阿久悠の40周年記念の番組をやっている。ほお~。河島英五の「時代遅れ」や、チャーの「気絶するほど悩ましい」、そしてモップスの「朝まで待てない」も彼の作品だったのね。八代亜紀の演歌から、ピンクレディー、そしてGSまで幅広く作品をかけるのが天才だな。昨日壊れたDVD-ビデオであるが、配偶者があっさり新しいのを買って帰ってきた(担いで来たのはミドリちゃん)。2万円を切ってビデオとDVDが買えるのね、良い時代になったもんだ。古いのはよく見たらマツヤデンキ5年間保証になっているので、ちゃんと修理して実家へでも払い下げよう。こういう電気機器の配線をするのは僕の仕事。こういうのをちゃんと出来るかどうかがオバサンかどうかの分かれ目である。うちの配偶者様は敵前逃亡型。僕はこういうの、ちゃんと感覚で出来てしまうんだよね。でも、マニュアルを読むというのがもう出来ない。目の事もあるけど(老眼で小さい字を読むのがイヤ)、根気ももう無い。ここでも老化が進んでいる。
2005.12.29
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先日、ちゃとさんのところのPCが壊れたと言う日記を読んだせいか、人を呪わば穴ふたつ??正月も目前に迫ってきたと言うのに、DVDが壊れた!最近、毎晩2話ずつ夫婦で鑑賞しているドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」通称「さびおま」をセットしたら「このディスクは読めません」だと!昨日はちゃんと読めたじゃないか!このトラブルが出たのは2回目か3回目である。最初は買って間もない頃だったので無料で修理して頂いた。今は保証期間が過ぎているけど・・イヤ待て!マツヤデンキの5年間保証と言うのに入ってるような気もする・・しかし、マツヤデンキそのものが近場の店は撤退してしまって遠くまで行かないと無いじゃんか。それにどう考えても正月までに直って帰ってくるとは思えない。ちゃとさんのとこみたいにパソコンが正月前に壊れるのも困るけど、正月前にビデオやDVDが壊れるのはもっと困るような気がする。PCは一家に数台ある場合があるけど(我が家の場合ネットに5台がつながっている・・・しかし、ルータや無線LANステーションが壊れたらアウトやな)DVDが2台ある家はめずらしいだろう。再生専用のビデオ&DVDだし元が安いので、もう買い換えるよりは新しいのを買ってしまえと言うのが過激な配偶者の意見である。修理にお金がかかるならそれもアリかな。でも、もったいない気もする。正月明けまでは新しいiMacでDVDを見ると言う選択肢もあるけど、2人並んでPCのデスクトップの前に据わってるのもイマイチのような気が。こんなケーキを薬局の先生から頂いた。23日から数えて4個目のケーキである。これをどうせいと?食べるのね、はいはい食べます食べます。もう顔の輪郭がダンダンと丸くなってきている。公明党の国会議員みたいな感じね(前から思っていたけど、公明党の議員って、みんな同じような丸っこい顔をしてませんか?みんな創価学会当主のまねをしてるのだろうか?)しかし、何で2段重ねになってるのよ?ちなみに、上段は生クリーム、下段の中側は生チョコになっています。先生、今度くれる時には生菓子は止めてね。干菓子が良いです。風月堂のゴーフルなんか最高ですので。段々脈絡が無くなったけど、ついでに絵日記を。ボク、最近本を読むのが好きになりました。お姉ちゃんに読み聞かせをしてるところです。ご褒美にぬいぐるみの海に埋めて貰いました。さて、今年も後3日!
2005.12.28
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今年もあと5日を切った。正確に言うともう28日になっているので後4日である。この時期になると、何でも「今年最後の」って枕詞が付くようになる。今日は「今年最後の」ピアノレッスンだった。ピアノを始めたのが去年の4月だから、もう1年8ヶ月になるわけだが、その間に一体何曲を練習しただろうと思い返してみる。四季の歌月の砂漠ある愛の歌(以上、練習曲として先生が選んでくれた)心もようなぜか上海悲しい色やね月光ならず者ローズこんなものだ。週に1回30分のレッスン、月に3~4回ではこんなぐらいか。なかなか家での自己レッスンの時間が取れないのが一番の悩みだな。最近練習してるのは、「雪の華」や「大阪で生まれた女」。なんか歌物が多い。そりゃ歌を歌った方が楽なんだけど、それじゃピアノの練習にならないんだよね。はっきり言って、カラオケや先生の伴奏で僕が歌だけ歌うの方が断然楽。来年は、もうちょっとピアノらしい曲を弾こう!今年最後の診療まであと2日。今年はソフトバレーで全国大会へ行った。ちゃとさんやよっこさんと2回会った。5回目の勇造ライブも盛況に終わった。色々あったけどあと2日である。あ・・積ん読が残っていた(笑)。
2005.12.27
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子供達は先週の木曜日から冬休み。カズは明日からお休みだが、上の2人が家で居るのでもう今日から保育園を休ませる。今日お布団持っていって、明日また持って帰るのしんどいもの。クリスマス以来、うちのリビングは子供達がかける甘くてダサい青春歌謡のオンパレードである。ミドリに至ってはエンドレスでかけながら、超調子っぱずれで唄うので次第にこちらがおかしくなる。おまけにカズまで唄っている。まあ、あまり文句は言うまい。僕だって音楽に夢中になった小学校高学年の頃はこんな感じだったに違いない。そうやって音楽にのめり込んで行ったのだ。最近の彼らのお気に入りは「青春アミーゴである」。お・・お・・れたちはいつだってぇ~~ふたりでひぃいとおりだったぁ~じぃいもとじゃあ~まっけ~しら~ずぅ~もうサビの部分は覚えてしまったぞ。しかし、これってもろヤンキーソングだね。コンビニで地べた座りしてる兄ちゃん姉ちゃんには受けそうだ。野ブタをプロデュースよりも、「ビーバップ・ハイスクール」の主題歌にした方が受けそうだけどなあ。(古い?)ヒロシとトオルでええんとちゃうか?ところで、この曲をバックに阿波踊りをやるとハマルのよ~。じぃいもとじゃぁまっけしらず~~あ、ハイ、ハイ、ハイと~。ノリがええと言うのは、流行歌のひとつの条件だよな。さあ、皆さん一緒に踊って去りゆく2005年を見送りましょう~~。
2005.12.26
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今年最後の日曜外来。割と暇な出足だったけど、11時過ぎからどんどん患者さんが増えて結局30人ほど。日曜日は普段他の病院にかかっている人が来たりして、新患が多いので事務もカルテ作りが大変だ。5月のGW、お盆、年末のお休み前になると、休み中まで持ち越さないといけない患者さんがいるかどうかが気になってくる。カズの生まれた年に、肺炎の人が居てGWの間毎日点滴をしていた。まあ、出産直後でどこに行く予定もなかったので、その点楽だったけど。去年のお盆は、僕の母親の調子が悪くて、毎日点滴をしに行っていたのであまりゆっくりと出来なかった。今年は今のところそういう人は居ないようでほっとしている。夕方から外出の予定なので、新聞を読んでちょいとお昼寝をしようとしたらピンポンが鳴る。子供さんが具合悪いのでとのこと。診察して話を聞いたら、熱が出たのはもう3日も前で、その時も夜間の救急に行って、以後毎日夜になると熱が出ていて、昨夜も出ていたので来ましたと。それならなんで午前中に来てくれないの~と思ってしまう。この患者さんもカルテを改めて見てみたら、時間外や休日、夜間がとても多い。まあうちは割と気軽に診療するので、普段余所にかかっている人が、そういう時だけうちを利用してるのかも知れないけど。でも夜間の時間外診療と言うのは、どこの病院でもあくまで応急処置的なものだ。だから徳島の夜間休日診療所でもクスリは1日分しか出ない。翌日はきちんと主治医の診察を受けてねと言う事だと思う。うちの場合は患者さんの都合も考えて数日分クスリを出すけど、それでも調子が悪いなら日中に受診するのが基本だと思う。時間外だと、スタッフも居ないしレントゲンも撮れないし(うちの場合・・正確に言うと現像機のウオーミングアップに20分ほどかかるので、そんなに待てない。それなら翌日にレントゲン撮りに来て貰った方がマシと言うことで時間外はまず撮らない)。もちろん、採血だって出来ない。夕方は家族でおでかけ。爺婆と夕食を一緒に食べる約束をしているのだ。もちろん彼らはプレゼントを渡したいわけだ。その前に、配偶者が指輪を預けていたお店へ、リフォームした婚約指輪を受け取りに行く。婚約指輪ってのは縦爪だけど、そんな指輪をする機会はもう無いので指輪がもったいない。それなら普段使えるようなデザインに作り直して貰おうと言うことで、先日よりリフォームに出していたのだ。リフォームされた指輪は、これが同じ指輪かと思うぐらい全く違うデザインに生まれ変わっていた。そのリフォーム代が僕の配偶者様へのクリスマスプレンゼントと言うことになる。なんだ、よく考えたら指輪を2回買わされたってことじゃん。お値段も最初の指輪の7割ぐらいしたし。彼女から僕へのプレゼントは今のところ・・無い。これは僕が何も希望していないからだ。欲しい物は自分で買っちゃうし、別に何も貰わなくても、彼女が機嫌良くしてくれていたらそれで良いのよ。息子の肩をそっと抱き、配偶者に聞こえないように人生の教訓をひとつ。「覚えて置けよ。女は金がかかるのよ。」昨夜と今晩と、フィギュアスケートの日本選手権を熱心に見ている。本来、こういう採点競技は好きではない。なんか審判の点数の付け方に先入感みたいなものを感じるからだ。特に国際試合になると余計にそれを感じるような気がしていた。今回は、簡単な採点ミスから男子の優勝がひっくり返ると言う前代未聞の具手際があったし。しかし、今回は日本人同士の試合。それもトリノオリンピックの出場権がかかるとて、各選手の気合いの入り方が違うのがブラウン管を通してもわかるところが素晴らしい。ブラウン管を通してもちゃんとわかるんだよね、それが。しかし、今の採点方法もなんか変だね。例えば、3回転半を跳んでも、それがきちんと3回転半になっているかどうかをコンピューターが判定するそうだ。相撲の土俵際で足が出たとか出ないとかの話じゃないんだからさあ。実際に3回転がきちんと跳べてなかっても、それを跳べていると思わせる、美しいと思わせる技術、悪い言い方をしたらだましの技術、それが才能だと思うのだ。いかに美しく見えるかって事でしょ。もともと主観の競技に客観的なものを入れようとするから余計におかしくなるのかも知れない。どうせなら、紅白歌合戦のように審査員の投票と、無作為に選ばれたファンの投票の合計で決めたら良いのかも知れないな。個人的には安藤美姫選手が好きだ。変な話だけど、スケーティングじゃなくて(スケートの専門的な事はあまりよく分からないので)、女の子から女性に変わりつつある過渡期のような魅力を今の彼女から感じるからだ。彼女は上位陣の中では最低の成績に終わったけど、過去の貯金のおかげで無事にトリノへの切符を手に入れた。配偶者が応援していた荒川静香も、今日の選手権で復活優勝した村主章枝も選ばれて順当だったような気がする。今期不調だった安藤選手にも、是非オリンピックでは復活して4回転ジャンプを跳んで欲しい。
2005.12.25
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クリスマスイブに病院に来る人なんてあまり居ないだろうから今日は暇なのと違うかと朝食の時に言ったら、5年日記を今年で完了する配偶者(10年日記を買うそうです)が過去の日記を調べてみて、何言っとんの、毎年100人以上来てひーひー言っとうわと教えてくれた。その通り、忙しい1日でした。午前中に僕が診た患者さんが60人弱、午後から配偶者が70人弱診て合計130人程。やっぱりイブイブが天皇のせいで祝日だからその影響が大きいのではないか。おまけに翌日は日曜だし(まあ、うちは診療してるんだけど)。クリスマスと言えば鳥料理ですね。ケンタッキーは目の回るような忙しさらしい。鳥ぐらい自分で焼け~~!!と言いたいけど。うちはもらい物の牛肉があったので、これを使うことにした。ところが、午前の診療の終わりに「患者さんがプライベートの玄関に魚を置いておきます」との伝言を貰う。魚~~??いやにずっしり重たいその保冷箱を開けてみたら・・生の鮎が30匹ほど・・!!そう言えば、このお宅は鮎の養殖をしてるのだった。イブに鮎の塩焼きを食べるのか?この凄い量をどうせいというのだと思ったけど、気を取り直して知り合いに分配。我が家は塩焼きを1匹作って残りを素焼きにしておいた。明日はこれで鮎雑炊作るのだ。気を取り直して牛肉である。すき焼き用の肉だけどイブにすき焼きもなあ・・と思って冷しゃぶ風にした。野菜と一緒に盛りつけたらディナー風。今年のシャンパンはモエ・エ・シャンドン ブリュット。綺麗なロゼです。(しまった、ついでから写真撮れば良かった・・)そう言えば、独身の頃はイブには小洒落たレストランを予約して女の子と出かけたものだけど、今から考えたらイブのレストランてぎゅうぎゅう詰めでおまけに入れ替え制、料理だって選べない。おまけに特別料金だったりする。そんなんだったら家でゆっくりして美味しい料理作って食べれば良いのにと今なら思うけどね。配偶者も同じような事を言っていて、独身当時の同僚に無理矢理連れて行かれたのが隣と肩の触れるようなレストランで、なかなか料理が出てこなくてイライラしたと。わたしゃローソンのおでんの方がよかったのにとおっしゃっていました。イブの日って、何故か車も混むんだよな。特にケーキ屋さんの周辺が凄い。僕はケーキ渋滞って呼んでいるけど。今日我が家のケーキを取りに行ったケーキ屋さんは、その手前にも有名なケーキ屋があって、両店で渋滞を形成していた。イブの時、ケーキ屋さんの近くは通らない方が無難ですな。そういう訳で今年のケーキは生チョコクリーム。お決まりの記念撮影。げ・・やっぱり顔が丸くなってきている。写真とインディアンは嘘付かない。開業した年のイブだったか、普段なら7時過ぎに血液検査の検体を取りに来るのが9時を過ぎても来ない。心配していたら9時過ぎに担当の女性がやってきた。イブで道が混んで・・と言うことだった。この女性は夜間の検体収集のみのパートさんだ。他にもまだ回るところがあって、なかなか家に帰れないとこぼしていた。丁度缶コーヒーがあったのでご苦労さんとあげたら、感激されたのかバレンタインにチョコレートを頂いたりして・・。あの太っちょのお姉さんも居なくなって今は別の女性が検体取りに来ている。子供達が寝静まってから積ん読DVDを引っ張り出してみる。昔のドラマで「淋しいのはお前だけじゃない」。これって実はテレビの最終回だけ見てずっと面白そうと思っていた奴だ。詳しい紹介は、また後日ね。子供達が寝静まったかどうかを確かめる。みどりちゃんの目を指で開いてみたけど目を覚まさないので大丈夫だろう。彼女には念願のCDラジカセ(自力で買った息子と差別化するためにMDの付いてないのを選んだ)。カズはウルトラマンのピストル。ヒロキは一番安くて、遊戯王のカードのデッキ。どうも彼が欲しかったのはデュエルモンスターだったらしいけど、配偶者が勘違いした模様。知らないぞ~。サンタさんは、カード類の事には詳しくないらしいと言うことにしておこう。今夜のBGMは去年も紹介したブルース・コバーンの「クリスマス」。地味だけど美しいキャロルたちが並んでいる。全ての人の上に、素敵なクリスマスが訪れますように!
2005.12.24
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今日は祝日、今年最後の休日だ。と、言ってもうちの診療は29日までなのでそれまでのちょいとした中休みって感じか。子供達の学校は昨日で終わりで、冬休みに突入。そう言えば、僕らが子供の頃は25日あたりが終業式だったと記憶している。学校が週5日制になって授業時間が少ないと主張してるのに、冬休みが早くから始まるなんて変なものだ。これと言うのも、天皇誕生日が23日と言うのが関係してるのじゃないかと僕はにらんでいる。23が休みだし、24はクリスマスイブだし~まあイブは関係ないかも知れないけど、祝日の後で1~2日ガッコへ行ってすぐに休みに入るなんてなんか間が抜けた感じがするものな。大体、天皇誕生日を祝日にする必要があるのか?まさか、お祝いを強制して居るんじゃないだろうなあ。休みが祝日になるのは天皇とキリストぐらいだから、やっぱり日本じゃ天皇は神格視されているじゃないかと疑ってしまう。まあ折角の休みだからあまり文句を言うのも止めておこう。休みの日は、目覚ましに追われずにゆっくり眠れるのが嬉しい。いつも6時過ぎに起きて朝ご飯作らなきゃいけないものね。不思議な物で子供っつ~のは、普段は蹴飛ばしてもなかなか起きないくせに、休みとなると早起きになる。今日もミドリを筆頭として、子供達が普段の日より早く起きてテレビを見ている。以前なら、8時頃になると「父ちゃん、腹減った~」と訴えてくるのだが、最近はうちの子供達も成長したと見えて、今朝はみんなでご飯を食べていた。ジャーからご飯をついで、好きなふりかけをかけて食べていただけだけど。そしてミドリがゆで卵を作ったみたいだ。僕ら夫婦は9時半頃まで布団の中でゴロゴロして、もうちょっとしたらモーニング食べに行こうか、子供達はテレビ見させて置いていこうなんて悪い企みを企てていたら、罰があたったのかいきなり玄関のピンポンが鳴る。折角の朝、もう出るのは止めようと思ったけど、やっぱりなあ・・と思って出てみたら、同じ保育所の子供さんだった。よかった診てあげて。祝日に仕事する僕らもしんどいけど、祝日に病気の子供を見る親御さんはもっと大変だ。で、罰をおそれて子供達を連れて近所の新しく出来た茶店にモーニングへ行く。ここは、以前紹介したイタリアンレストランが潰れた後に出来たお店。本店は、市内の中心部にある眉山と言う山の中腹にある。周りに何もないところで、一体誰がこんなへんぴな所へ来るんじゃ?と思ったけど、ドライブがてらに来れて駐車場が広いのが良いのか、周りのミドリをライトアップしたロケーションが良いのか、今はとても流行っているお店の支店だ。徳島駅からずっとうちの前を通る国道192号線沿いにはまともな茶店が無いんだよね。だからこのお店は流行ると思う。ネックは賃貸料だろう。聞いたところに寄ると、この店の家賃がとても高くて、それがネックになって今までの漫画喫茶、イタリアンレストランは撤退を余儀なくされたと言うことだから。茶店も一つの文化だからさあ、家賃を安くしてあげてよ、大家さん。帰りに近所の大型書店へ行き、子供達にCDを買ってあげる。まあこれがクリスマスプレゼントみたいなものだ。ヒロキにはオゾンのアルバム(シングルが何故か製造中止になったそうだ)、ミドリには中島美嘉のシングル「will」だ。僕も久しぶりにシングルを買う。「イムジン河」と「涙そうそう」。カラオケの練習が済んだら子供達に払い下げてあげよう。イムジン河を歌う子供達っていい感じじゃん。昼過ぎからは、カズのお友達ソラ君のおうちへお呼ばれ。これでもう3回目だ。ソラ君ママは大勢のお友達を呼んで、いっぱい料理を作ってもてなすと言うことが大好きと言う素晴らしい人だ。到着したら、まず大きなシフォンケーキが登場。子供達にクリームやイチゴで飾り付けをさせて、ケーキとコーヒーでお茶。その後は色々とオードブルが登場する。子供達は唐揚げランチを堪能して、僕らはその後お鍋。この1週間ぐらい、忘年会や飲み会で次第に顔と体型が丸くなってる気がするんだけど、今日もそれに拍車をかけたような気がする。ともあれ、こういう席では体重、体型を気にせずにしっかり食べるのが我が家の家訓。最後の方はちょっと胸焼け状態。周りが田圃に囲まれたソラ君の家の窓から外を見ると、度派手なイルミネーションを飾った家が見える。あれも夜景のひとつで遠くから見るには綺麗だな。ソラ君の家は、高さ20cmほどのツリーの模型がひとつ。こんなシンプルなツリーも可愛い。そして子供達だけでなく、僕ら夫婦にもクリスマスのプレゼントを頂く、こんな気遣いが嬉しい。頂いたのは、夫婦そろって足指付きの可愛いソックス(軍足じゃないよ)。思わず笑ってしまいました。今日も寒くなると言う事だったが、窓の外には雪ならぬ雨がちらつき始め、夫婦が共に飲むのを譲らない我が家は、いつも通り自転車キャラバンで出かけて居たために、早々に雨の中を撤収。元々予想してナイロンのフード付きパーカーを着ていたし、合羽の下を貸して頂いたので殆ど濡れずにご帰還。今度は我が家が招待せねばねえ。床暖も出来たことだし。我が家はそんな楽しい1日だったけど・・。今日の新聞にはとても悲しいニュースが。また子供の悲しいニュースだ。それも徳島県の。母親が小学生と幼稚園の子供達を湖に突き落として、自分も死のうと思ったけど死にきれずに自首。変質者に殺された子供達も居れば、母親に殺された子供達が居る。神経質だったけど子供達の世話を一生懸命していた母親。自分の子供達に手をかける前に、もっとどうにかならなかったのか・・・。彼女の闇を思うと本当に悲しくむなしくなる。湖の底に沈んだ子供達。変質者に殺された子供達は可愛そうだ。でも残された親たちが嘆き悲しんで子供達の事を思ってくれる。親に殺された子供達は誰が悲しんでやれるのだろう?クリスマスの前日に、冷たい湖に沈んだ幼い命の事を思うと、不覚にも涙が出てしまうのだった。明日はクリスマスイブ。僕は神様なんて信じて居ないんだけどメリークリスマスを言う前に、この子供達の為に少しだけ祈ろうと思う。
2005.12.23
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ふう、先週の週末からこちらはずっと寒い日が続いてる。四国の東海岸と言えば、南国みたいに思っている人も多いけど、そりゃあ確かに夏は暑いけど冬は毎年雪も降る。しかし、年内に雪が積もるのは珍しい。せいぜいクリスマス頃にちらつくぐらいなのだ。風のせいで、置いてある自転車が倒れているのはしょっちゅうで、大学時代に大阪から来た友人は、徳島では冬には自転車を倒して置く習慣があるのかとマジで思っていたぐらいだ。だから気温以上に体感温度が低い。今日も(木曜日の話し)シンシンと冷え込んでいる。しかし、僕は半袖の白衣なのである。患者さんが目の前で服を脱ぐわけだから(最近は脱がない人も多いけど)それで寒くないようにしておかないとね。うちの診療所は東西に長い建物で、東に玄関があって、待合いは東の4分の1ぐらいを占めて東、南、北に面している。診察室は南に面しており、北側とは内視鏡室やレントゲン室などのドアを挟んでいるのでそのせいか、凄く暖かくて待合いとは温度が全然違う。朝、下に降りていっても診察室と待合いではかなりの温度差を感じるのだ。冬でもお日様が照れば暖房が要らないぐらいの暖かさだし。で、待合いは結構寒い。これは北側に面しているせいもあるけど、何より玄関のドアが1枚しかないので人が入ってくるたびにドアから風が吹き込むせいだ。診療所の多くは2重ドアになっているところが多いけど、うちは立て替えのせいでどうしてもそのスペースが取れなかった。待合いの床は最初はタイルカーペットだったけど汚れてきたので数年前にフローリングに張り替えた。でもコンクリートの上にフローリングを張ったので結構冷たい。床暖房にしたらよかったかなと思うけど、患者さんが素足で歩く訳じゃないし床に腰を下ろす訳じゃないので、そのご利益を十分居得られる訳じゃないと言う理由で見送られた。暖房は天井から吹き出すエアコンだけど足下が寒い。まあ、基本的に寒い土地柄じゃ無いのでホントに寒いのは1年のうちわずかな期間なんだけど、その時期には通販生活で買ったデロンギヒーターとかフォトンなどを出している。けど、寝室のような密閉空間ではデロンギやフォトンは凄く威力を発揮するけど、待合いのように人の出入りの多いところではあまり効果を感じない。ちょいとましかなと思う程度である。今日も待合いで患者さんが寒そうだな~と思ったので、何か新しい暖房器具は無いかと探していたら、こんな暖房器具が目に付いた。これも遠赤のパネルヒーターだけど、解説を読んでいたらデロンギなどの数倍は暖かいと言うし、今は凄い人気で売り切れ続出だと言う(こういうのにすぐに乗せられやすいのだ・・)で、ちょいと値段はお高いけど一番大きな奴を速攻で注文。これですぐに壊れたら怒るぞと思うけど2年保証が付いてるみたいだし。一つ注文したらどんどん手が動いてしまって、診察室の机の下に貼り付けるパネルヒーターやら、トイレ、洗面所用のヒーターやら全部で4つも注文してしまっていた。う~ん、こういうのをホントに必要とする期間は短いんだけどな・・。まあ暖かい土地だから寒いのには弱い人が多いのよ(代表は配偶者)。徳島は冬の風が強いのだ。昨日だって、西側のプライベートの駐車場の地面は凍っていたけど、そこを歩いていると西からの風がびゅんびゅんと吹いてきて、僕の体は氷の上を帆掛け船のように進んで行くのだった。夜はソフトバレーの練習。今年最後だ。練習の最後はいつもくじ引きで決めた即席チームによるゲームだけど、昨日の僕のチームは5戦全勝で今年を終えた。最後はみんなでお茶を飲んでお菓子を食べて今年を締めくくる。体育館の床はちょいと冷たかったけど飲み物が暖かくて体も心も温まった。新年のバレーは、このソフトバレー部の新年会から始まるのだ。
2005.12.22
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また雪である。さっき窓の外を見たら、横殴りの風に雪が舞い上がっていた。これじゃあ積もりにくいのでは?と思っていたけど今見ていたら既に道路はうっすらと積もってきた。明日の朝の往診(と、言うか定期的な訪問診療)は大丈夫かな?今日は配偶者が医師会の忘年会に行くので僕は子守&留守番。彼女は県医師会の広報委員をしているからだ。ま、僕も診療所委員会というところの委員をしてるんだけど、目に見える仕事は彼女の方が多いだろう。実は、今日はミックスバレーの忘年会でもあったけど、やっぱり仕事優先と言うことで僕は留守番になった。夕方から配偶者は何の服を着ていこうと算段していた。以前に日記で書いた、あの鎧のような体型矯正ガードルを履いていた。彼女は、世間ではスタイルがとても良いと思われているが、まあそれは部分的には当たっているけど、大きくはずしている事もある。彼女は足が長い。ジーンズを買っても裾直しが要らないのである。僕のお古のジーンズがそのまま履けるのだ。身長は15cmぐらい違うのに。(まあ、ウエストもそのまま履けたりするのだが・・)。で、お尻が大きく上に上がっている。40歳になってちょいと下がってき気がしないでもないけど、やっぱり外人並みに上がっている。そして胸や顔は小さい。だから知らない人が見たら8等身みたいに見えるのである。でも、真実を知っているのは僕だけだ。ある部分に付くべき肉が他の部分に付いてしまってる事実をしってるのは僕だけだ。カズが彼女の臍を掴んで「乳」と言った事実を見逃してはならない。今日の鎧ガードルを履いたのも、せめて腹の頂点を胸の頂点より低いところに置きたいと言うささやかな願望だったのだ。(腹と胸の高さは相対的な関係である)大体さあ、前にあのガードル履いたら、診療中に胸焼けで苦しいと言い出して脱ぎ捨ててしまったじゃん。今日は忘年会だぜ、沢山食べなきゃいけないのにそんなもん履いて大丈夫なのか?彼女のファッションは大体決まっていて、下半身は黒のパンツか黒のジーンズ。そして上は丈の短いジャケット(今日は皮)。ジャケットの中はタートルの薄いニットが多い(普段は無地、今日は柄物)。髪はショートだし、宝塚の男役のような格好である。結婚してからまだ1度しかスカートをはいてるのを見たことがない。ま、ワンピースじゃないから胸下まであるガードル履いてもトイレで困ることもなかろうと思っていた。結論から言えば、彼女はその鎧ガードルを脱ぎ捨てて行ったそうだ。出発の時間まで持たなかったらしい。こんな思いするなら飯喰わん方がマシと思ったそうだ。彼女が去ったリビングには寂しく脱ぎ捨てられた鎧ガードル。ちょいといたずら心を起こして身につけてみる。く・・・苦しい~息ができん。しかし、この格好誰かに似てると思ったら、プロレスラーにこんなのが居るよね。タイツやパンツじゃなくて、女性の水着みたいなのを着てる奴。アニマル浜口か、わしは!しかし、僕がのばして置いたから、今度からはそんなにキツイ思いはしなくても良いのじゃないのかな?ん?それじゃガードルの役にたたんって?
2005.12.21
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人間、何歳あたりからボケが始まるのか定かではないが、うちの夫婦の場合は既にそれが始まっている事は間違いない。診療の時に、突然クスリの名前が思い出せなくなってあたふたするのはご愛敬だが、恐ろしいのは火の始末である。介護保険申請の主治医意見書の痴呆の評にも、問題行動の一つとして、「火の不始末」と言う項目がある。我が家では夫婦が共にやかんにお茶をかけたままど忘れすると言う行為がこの数年頻発している。大抵は家の中で気が付く程度だが、2年前のお盆の際には、やかんをかけたままで外出して、帰ってきて香ばしい匂いがしてるので初めて気づくという大ポカをやらかしてしまったのだ。あれにはちょいと堪えた。このど忘れには単純に年齢的ボケの問題以外に、色々な状況的諸問題を含んでいる。うちの上2人が通う小学校では、水道のお水を飲んではいけないとされている。ウオータークーラーなんて洒落た物もない。だから夏の暑い季節には、でっかい水筒にお茶を満載していくのである。低学年の子が重い水筒を下げているのも痛々しいけど、高学年になるともう電子ジャーみたいな水筒やキャンプの時のジャグみたいなのを下げている奴も居て笑える。そんな訳で、毎日二人の子供、いやそれにカズも水筒にお茶を詰めて行くので、夏になると毎日何度も大きなやかんでお茶をわかさないといけない。朝には冷えてないといけないので、お茶は夜に沸かすことが多い。夕食を作りながら、もしくは夕食の後始末をしながらお茶を沸かすことが多い。僕のように短時間で幾つものメニューを夕食に作る場合、3つあるガスコンロは全て埋まって、それ以外に電子レンジにオーブントースター、そしてすり鉢が同時に作動したりしてるのだ。そんな中でやかんにお茶を入れてかけておくと、ついつい忘れてしまうのもこれはもう人情と言うしかない・・・違う、これはもう不可抗力なのじゃないかと思うことがある。何度か失敗の結果、僕は一つの結論に達した。お茶を沸かしてるのを忘れるのは仕方ない。その代わりに被害を最小限にしようと言う方針に変えたのだ。まず、火力を弱くする。一番小さな五徳にやかんをのせて、中火以下の火力にしておくのである。そうすれば、例え忘れていても中身が完全に蒸発してしまうまでにはかなりの時間がかかるから、被害は最小限になるのではないか?もうひとつは、やかんをかけたときに、周りのひとに「今お茶をわかしてるからな気を付けておいて」と伝えて置くことである。自分一人で自信が無いときには周りの手を借りる。これは人生の鉄則である。このおかげで最近の僕はやかんの吹きまかし、まして焦げ付きなどは全くと言って良いほどなくなった。もっとも、寒い季節で小学生はお茶を持って行かなくなったので、やかんをかける機会自体が大きく減ってしまったのだが。配偶者がとった対策は、まずあのピ~~と音がするやかんの導入である。なるほど、沸騰したら笛のような音で教えてくれる。これはすごい、文明の利器だと思った(大げさ)。世の中には、我が夫婦以外にもやかん吹きまかす事で人生を棒に振った人がいて、その人たちの屍を越えてこのような便利な道具が発明されたのであろう。その笛吹きキャトルの登場は画期的であった。しかし・・短命だった。義母・・すなわち配偶者のお母さんがまだ買って2週間もたたないうちにそのやかんをキッチンの床に落として、その笛吹部分を壊してしまったのだ。折角の笛吹キャトルが、笛吹部分が壊れてなくなって、単なるつぎ口が太いやかんに堕落してしまったのだ。つぎ口が太いだけに、一旦沸騰するとあっというまに消防車の放水のように吹きまけてしまうのである。次に配偶者が考えたのは、値段の高いやかんを買うことである。高いやかんを焦げ付かせるのはもったいないので抑止効果が働くのではないかと言う考えだ。そんな「風が吹いたら桶屋が儲かる」みたいな考えで大丈夫か?と思うけど、彼女が買ってきたのは、こんなやかんだ。僕はよく知らないけど、この柳宗理と言うのはキッチン用品のデザインではなかり有名な人のようで、このやかんもグッドデザイン賞かなんかを頂いているみたいである。デザインだけではなく、機能的にも色々と工夫して使いやすいとのこと。カズのお友達のソラ君のママがこのブランドを愛用していて、先日ソラ君の家にお呼ばれに行って、色々と台所用品を見せて貰った配偶者が強い影響を受けたのは想像に難くない。確かに、高い方のつや消しの鈍く光るそのやかんは、僕から見てもシンプルイズザベストを地でいくような洗練された美しさを持っていた。で、その柳宗理のやかんであるが、あっけなく燃えたのである。今夜の事だったが、僕が書斎でメールチェックをしてると、ミドリちゃんが血相を変えて入ってきた。「父ちゃん。ポットが偉いことになっとる!」「偉いことって?」「とにかく来て!」何で湯沸かしポットがどうなるんじゃ?と思いながら彼女を後を付いていくと、2年前のお盆休みの日、やかんをかけたまま外出して家に帰ってきたときに臭ったかぐわしい香ばしい匂いが懐かしく脳裏に蘇ってきた。焦げていたのは柳宗理のやかんであった。(うちの娘のボキャブラリーにはやかんと言う言葉がないのか!)中に入れたウーロン茶の紙パックが炭化して底に化石のようにこびり付いている。僕の見立てでは、やかんから完全に水分が無くなって既に10分以上は経過しているように思えた。知らせを聞きつけて、重傷のやかんを見た配偶者は呆然。彼女はやかんをかけたことを忘れてお風呂に入っていたのだ。自分の宝物のように可愛がっていたやかんの変わり果てた姿を見てヤナギソーリノヤカン・・と何度もつぶやいていた。彼女の考えでは、やかんをかけているのを忘れないようにと言うか、台所仕事をしているうちに沸騰してしまえば見落とすことは無いだろうと言う考えで、一番大きなハイカロリーの五徳で、一番大きな炎でかけていたそうだ。そりゃあかんやろ。そういう逆療法は怪我の元だぜ。もっと謙虚に行かねば。ほら、説明書を見てみなよ。「底は広く安定性がって、熱効率も良い」って書いてるでしょ。ハイカロリーバーナーなんぞにかけたら一発だよ。幸いなことにヤナギソーリのやかんは、底に穴が空くほどには至っていないようだ。お茶の蒸気がこびりついて表面が茶色っぽくなったのと、炭化したティーバックが底にこびりついてるだけだ。これなら何とか取れるかな?ってかんじだな。まあ、明日時間をとってしっかり擦ってみて。これからの対策として出来るだけ弱火でかける。持ち場を離れない。他の人に声かけをしておくなどが大事だが、根本的に、水だしのお茶を使うなどの大きな改革も必要になることと思われる。でも、良かった・・焦がしたのが僕じゃなくて。もし僕だったらどんな仕打ちをうけたか・・考えただけでも怖いですわん。
2005.12.20
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先日、床暖の工事でリビングの本棚を動かす必要があり、その為に中身の掃除をした。本棚と言っても大部分は料理の本とビデオ、そしてDVDだ。その中に見つけた積ん読のDVDを昨日から夫婦で干渉している。タクシーサンバ。脚本:山田太一 主演 緒方拳1981年NHK土曜ドラマで放映された全3話である。都内の中堅タクシー会社に採用された新しいドライバー浅田真一(緒方拳)。彼はかつて一流商社マンであった。会社の為、仕事の為、家族を放り出して海外赴任での仕事に没頭した結果、仕事は前進し、会社も大きくなったけど彼はその代わりに妻と子供に去って行かれる。そしていつか会社によって仕事も取り上げられ、タクシー運転手として第二の人生を踏み出した。毒蝮三太夫、岡本信人、花沢徳衛、坂上二郎、三浦洋一など芸達者な俳優が彼を取り巻く仲間の運転手として、脇を固める。彼と彼の仲間達、そして彼が乗せた乗客の持つ様々な悲喜交々を通して、人間の心の機微を描いていく、山田太一お得の手法だ。まあ、漫画で言えば、弘兼憲史の「人間交差点」みたいな感じだな。タクシーの運転手と乗客と言うのは、お金を貰って相手を目的地まで運ぶ、ほんのひととき、一期一会の出会いでしかない。しかし、その1対1の特殊空間故に、時にはドラマが発生しうる。このあたりの着眼は上手いと思う。このシリーズは3話で終わっている。土曜ドラマにしては比較的短命だ。あまり人気が無かったのか、脚本のネタが切れたのか、それとも主役の緒方拳が忙しすぎる人になってしまったからか・・。そのあたりの裏話はわからない。当時も面白いと思ったし、今見てもあまり古くささを感じずに面白く見えるんだけどね。以前から、日記の中で最近のドラマは面白くないって書いてるけど、実を言うと最近のドラマはどれも見てないのよ。だから面白くないなんて言う資格はないのだ。僕が最後にリアルタイムで見ていたドラマになると、もう10数年前の「ジェラシー」とか「振り返れば奴が居る」とか例の武田鉄矢と浅野温子の奴までさかのぼらなきゃならない。だから正確に言うと「最近のドラマは面白くなさそうなので見る気がしない」と言うことになる(何よりも、まず見る時間がない・・)。古いドラマが良かったなあと言うのは、単なるノスタルジーかも知れないなと思っていたけど、やっぱり今日のドラマを見ていても違うなあと思ってしまう。それは、昔のドラマにはドラマがあったからだ(何のこっちゃ!)。え~と上手く言えないけど、昔のドラマには確かに街が存在し、そこに生きている人間が存在している。登場人物には様々な年齢層が居るし、彼らは決してドラマの中で浮かび上がったりせずにそのドラマの中の街の中にそのまま生きているのだ。リアリティーがあると言える。最近のドラマは(予告編やコマーシャルで見るだけだけど)、やっぱり登場人物が浮いてるんじゃないのかな?格好いい主役を連れてきて、彼らがかっこよく見えるためにその周りの登場人物や背景を整えているだけ。あくまで主役は人で街(ドラマ)ではない。そのあたりが違うんだと思う。しかし・・・今日の第2話で出てきた大原麗子はやっぱり綺麗だわ・・。しかし、配偶者は冷めた目で曰く。「こういう美人女優は、年寄ってしまうと出来る役柄が無くなってしまって可愛そうだわねえ。」ま、いいじゃん。ひとつ言わせて貰うなら、タクシーサンバってタイトルはどうなんだろう?サンバじゃなくても良いと思うんだけど。エレジーなんかの方がピンとくるかな。大作ではないけど、そっと人の心を打つ佳作だと思う。年末、お正月にどうぞ。
2005.12.19
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朝起きると、こんな具合に積もっていました。僕の車もすっかり雪を被っています。家の前の道路は何とか車が走れているそうです。平日は足で踏んでも目を覚まさないくせに、休日になると誰よりも早く起きるミドリちゃんによって、その静寂は破られます。えいや~とビデオを撮るお父ちゃんめがけて雪玉の全力投球。昼前になると近所の子供達も集まって、雪だるまを作ったり雪合戦をしたり。カズも一人前に参加です。兄弟そろい踏み~。午前中にカズと配偶者が作った雪だるまは、午後にはすっかり形が崩れています。最近、電子ジャーのふたを開けてご飯をつぐのを覚えたカズ。お腹が空いたので一人でおにぎり作りに挑戦。手のひらに水を付けてないので、両手にべっちょりとご飯が付きました。手のひらを舐めて食事中。日曜日のスタッフは、みんな遠いところから来てるけど、1人を覗いて全員出勤してくれました。(今日、スタッフへのお歳暮、すき焼き用くろ牛肉を持って帰って貰う事になっていたのでそれが効いていたのでしょうか?)患者さんも予想外に多くて結構忙しい1日でした。しゃぶしゃぶ用お肉を貰ったので、今夜は牛しゃぶ。個人的には豚しゃぶの方が好き。牛はアクが沢山出るし(上等の肉だったけどそれでも・・・)そのせいか、ちょっと臭いんだよね。と、言いつつ子供用に豚肉を買って、1枚ずつラップにくるまれた特上肉は夫婦で堪能しました。う・・痩せる暇なし。
2005.12.18
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今日の日付で2つ目の日記になります。12月の2週目と言うと、忘年会のピークになるんじゃないでしょうか?僕らが属する大学の医局の忘年会も毎年2週目に開催されます。今日は僕一人で参加。配偶者欠席の理由は座敷だから。ブーツまで履いてトータルコーディネートで行くのに、何が楽しくてブーツを脱いで座敷に座らなならんのじゃ!と、言うことらしい。まあ、もう少し実際には、僕と同じで正座もあぐらも難しくてすぐに痺れが切れるその体質やら、ブーツを脱ぐと、ブーツで隠れていたパッチなどが見えてしまうという涙ぐましい理由らしい。以前は県外のOBも呼んでいたけど、5年ほど前から県内のOBだけに限定した。そのせいか、大学に居ない医者の参加が毎年減っているような気がする。僕らは、毎年阿波踊りや忘年会で医局に顔を出しているように思うのだが、それでも知らない顔が増えて、あのお方は誰状態になっているかも知れない。今日の本題はその後の話し。1次会が終わって外へ出るとちらほら雪が降っていた。今夜は雪が積もるかもしれないと天気予報で言っていたので、素直に帰ろうかなと思ったけど、やっぱり1次会が不完全燃焼だったので、ふらりとなじみのバーに寄った。そこで小1時間飲んで出てきてさあびっくり。雪が降り続いてどんどん道路に積もっているのだ。見渡すとタクシーの陰もまばら。需要が多いのか、供給が少ないのか、いつもなら暇をもてあまして2列に並んでいるタチの悪いタクシーも全然見かけない。盛り場は、不況ながらも忘年会のピークらしく、人の群れが多い。みんなタクシーを拾おうと、道路の真ん中まで出てきている。そんな状況じゃ、とうていタクシーが拾えそうにないじゃん。最悪、カプセルホテルとか、サウナの仮眠室って手が思い浮かぶけど、何を置いてもとりあえず帰る努力をしようとどんどん南へ歩く。この盛り場は南北に走ってるので、南の方が上流になるし、人と同じ場所にとどまっていて拾える状況じゃなかったのだ。上の方へ行かなきゃ。そうこうするうちに運良く1台のタクシーをゲット。乗り込んで下流の方へ走っていくと、タクシーを待つ大勢の人々の怨嗟の目。この天気だものなかなか捕まらないと思うよ。盛り場は集団で待ってる人が多かったけど、それを過ぎると一人でぽつぽつ待ってる人がかなりいた。上流で拾わないとなかなか難しいよ。いっそ「どこまで?」と聞いて、近いなら相乗りさせてあげれば良かった。市内の国道なのに、タクシーは時々滑って蛇行する。急速に凍ってきているようだ。無線でも、無理せずに早く帰れと指令が出ている。あの盛り場周辺にはかなり取り残された人たちが居たのじゃないだろうか?うちは一応徳島市だけど、旧の市街では無い。旧市街から、うちの町へ向かい、鮎喰川を渡るわけだが、その橋が道路が凍結すると上りにくくなる。凍結した時には坂のところでよく立ち往生した車を投げ捨てて歩いてる人が多い。明日は日曜で仕事休みの人が多いのが唯一の救いか?明日の日曜日外来、職員は来れるのか?こんな事を心配しながら雪の中を帰ってきたのでした。
2005.12.17
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その事実に子供達はいつ頃気が付くのだろう?我が家には3人の子供達が居るけど、まあカズは間違いなく信じてるとして、後の2人はどうなのだろうと毎年子供の顔色を伺いながら、「今年はサンタさんに何をお願いするん?」と探りを入れている。御年8歳、2年生、先日9号の服を買った「我が家の猪八戒」ミドリちゃんの場合、なんかどうも怪しいぞ~と思いながらも信じてる節がある。彼女の今年のお願いはCDラジカセである。これはもう兄のヒロキが持っているのを舌なめずりしながら見ているけど、ココロの狭い兄は彼女に触らせてくれない。そこで彼女はサンタさんに一発お願いしようと言うわけだ。外堀を埋める為に、既にCDのソフトを沢山手に入れている。まあ、僕が薬屋さんに貰った販促品のクラシックや、ヒロキの余り物をかき集めたんだけど。「別に母ちゃんに貰っても良いんだけどな~」「どうせ、母ちゃんが代わりに買うんだろう~?」とにたっとした微笑みを浮かべながら彼女は彼女で配偶者の方に探りを入れている。ところが、兄のヒロキの方は、こういう事は絶対に口が裂けても言わない。男の方が純真なのか?いや、決してそうではない。彼は彼で、サンタのプレゼントは実は両親が入れているのだと言うことは、うすうす気づいているような気がする。しかし、彼が敢えてそれを指摘しないのには理由がある。我が家は、サンタのプレゼント以外に、サンタほど豪華ではないけども両親からと言うことでプレゼントをあげている。サンタ=両親と言う事が公になってしまうと、サンタのプレゼント=両親のプレゼントと言うことになり、結局プレゼントが減ると言うことになるのではないか?彼はそこまで、頭の中の計算機をカチャカチャと動かして計算しているのである。先日の事である。「あんたらが寝てから母ちゃんがサンタさんに電話しておくからな」と言った配偶者に対して、今ここでやってくれと子供達が主張をした。いや、まだ夜が早いうちはサンタさんは家に居ないかも知れないし・・と渋る配偶者は、携帯に電話したらええと反論を食らう。え~い、邪魔くさい!とキレた配偶者は適当にプッシュボタンを4つほど押してサンタさんに電話をかけた。会話の内容を聞かれないように訳の分からない中国語で話をしていた。ミドリ「母ちゃん、ちゃんと電話した?」配「ああ、ちゃんとあんたらのお願いした物を言うたわよ。でもな、ヒロキのデッキはサンタさんもようわからんと言っていたから、全く同じようなものが来るとは限らんで」(これは、僕ら夫婦がカードやデッキに弱いし、商品が品切れになってるかも知れない事に対する保険みたいなものだ)。ここで、いきなり立ち上がったヒロキ。ヒロキ「サンタさんがちゃんと理解したかどうか確認する。」と言いながら、いきなりリダイヤルのボタンを・・・。ひえ~何をする!リダイヤルした液晶画面には、配偶者が適当に押した1・2・3・4の数字が・・。ヒロキ「母ちゃん、何これ?これが電話番号か?」配「ぐ・・・こ・・これはな・・」「これは短縮ダイヤルじゃ~!」なにやら不審そうな子供達。どこのおうちもこんな物かしら?
2005.12.17
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あまりメンテが無いので頑張ってるな~と思っていたのだが最近管理画面の真ん中をでっかく陣取っているありゃ何だ?お友達のメアドを10人分ゲットしてどうしようっちゅうのよ。そりゃ、商売でやってるから会員を拡大するのは必要なんだろうけどポイントを餌に鼻面を引っぱたくってのは如何な物か?僕は未だにアフェリエイトっつ~のが何か知らないんだけど、よく見てみたら自分にも知らない間にポイントが付いていた。あの購入履歴ってのは自分が買った物を単に紹介するだけかと思っていたらそうじゃなかったのね。だから、トップページに一杯商品を提示してあるサイトがある訳なのね。そういうページはついパスしがちだし、自分の購入履歴もうざったいから消してしまったよ。それより、作ったままで放置されているサイト、あれをどうにかしたら?あまりにも簡単に作れるのが楽天の長所だけど(アタシはヤフーのジオシティを投げ出してここに来ました)、それ故みんな適当に作って全然更新されていないサイトが多すぎる。作った以上、続けて行く責任だってあるはずだ。僕のリンク先だって、もう3年ぐらい放置されているサイトがある。タダのサイトだし、消しても誰も文句言わないんじゃないか?1年以上更新しないと自動的に消えるとか・・。あ・・でも亡くなってしまって墓標になってるサイトもあるのだった。そういうサイトまで消してしまうのはちょっと・・だな(ねえスピッツのチャーさん)。更新がず~っと無くて、且つ訪問者が月に△人以下なら消えるとか・・。それから、今日気が付いたけど、あのランダム機能って無くなったの?最近は忙しいので全然使ってなかったけど、僕のリンク先の半分近くはランダムで出会った人達なのよ。また復活して欲しいなあ。ところで、楽天の日記の保存は1000件までと聞いたことがある。僕は今解説994日で、日記903件なんですけど、1000件過ぎたらどうなるの?経験者の方教えてください。1000件過ぎたら、表彰されて画像の倉庫が無制限になるとか・・。ま、それはないわな・・。
2005.12.15
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今日の市内は、あちこちで少量ながらも積雪があり、市内へ向かう車は大渋滞。普段雪の降らないところの悲劇だなこれは。明るく日が陽がさしたと思ったら、俄にかき曇り・・そんな天候の変化の激しい1日だった。寒いのは嫌いではない。頭の芯までシャキっとする感じがするのだ。そして家に1歩入ると暖かい。なんか守られているような感じが心地よい。空は高く吐く息は白い。夜の誰もいない駐車場で(今年最後のミックスバレーの練習に行っていた)ふと空を見上げてふうっと息を吐くと、白い息が空へと吸い込まれていった。自分の中のイヤな諸々をはき出して、ちょいと体が浄化されたような気がした。明日は道が凍らない程度に暖かであって欲しいな。
2005.12.14
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今日はこの冬一番の寒さだそうだ。と、人ごとのように言っているけど、さすがの僕も今朝はちょっと寒いなあと思ったものね。でも、うちの診察室は完全南向きなので、お日様さえ照っておれば非常に暖かい。窓際で窓に背中を向けて立ってると背中が焼けるようだもの。午後、フリーの時間に携帯を購入に行く。我が家には携帯が一つ。配偶者が持っている。実は僕も3年ほど前までは携帯小僧だった。メールだって運転中にブラインドで打てたものだ(危ない、危ない)。まあ、色々と理由があって所有権が配偶者に移って僕は携帯を持たなくなった。「携帯持っていません」と言うと、今時・・あんたは化石か?みたいな顔をされるけど、いちいち電話が追っかけてくる事が無いし、メールを気にしなくても良いし、それはそれで自由になった気分がするものである。それがまた購入する事になったのは仕事上の理由である。以前は、診療時間外の電話を全て携帯に転送していたけど、これはもう何でもかんでも転送されて自分の首を締めるだけだと分かったので、家の電話を留守電にするだけで転送はストップしていた。診れる時間外は診るし、診えない時にはごめんなさいと言うわけだ。ただ、これで済まないのが在宅で診ている患者さんで、一般の患者さんに比べて在宅医療をしている患者さんにはある程度の責任を負っている。先日、ある患者さんが夜中に調子が悪くなって、うちに連絡したけど留守電だったので救急車で別の救急病院に入院した。まあ入院は避けられないにしても、まず当院が診て入院先を斡旋するなどの処置をするべきであった。だから、在宅の患者さんの連絡用に携帯を購入することになったのだ。機種はムーバのP506iCと言う奴である。色はシルバーね。ちょいと前の機種みたいで、本体の値段はゼロである。充電器とか、転送、留守電、キャッチなどの手続きを併せて2800円ほど。機種変更じゃないのよ、ファミリー割引で1つ新たに増設したわけだ。それなのにタダってのはどういうカラクリになってるのだろう?古い機種は既に人気が無いので在庫が余ってるのだろうか?僕が手続きをしている間に、となりに仕事中らしきおっちゃん。これは会社から支給されている携帯だけど、機種変更をしたい。変更のお金は自分が出すから、機種変更をした事を会社に言わないで欲しいと。う~ん、なんだか怪しいぞ・・。そのココロは?なんて思わず聞きたくなる。でも、ドコモのお姉ちゃんは淡々と注文に応じてる。いいのか??子供がたまごっちにハマって居るのを、自分が買い与えたことも忘れて「たまごっちバカ」と呼んでいるけど、また昔のように携帯に縛られたり携帯を拝みながら歩いたりしないように気を付けなければ。まあ、自分のプライベートで使う物じゃないからイマイチ気合いは入らない。適当にメアドも設定したけど用途は殆ど電話だけだろうしなあ。しかし、3年ぶりに使うけどマニュアルも見ずに大抵の設定は出来てしまう。携帯のマニュアルって分厚いし字が小さいし開ける気がしない。体が覚えていると言うより、誰でも出来るように作られているのだろう。だからこれだけ普及したのだろうな。パソコンもこうありたいものだ。夜、子供にせがまれてせっつかれていた年賀状を作ってやる。息子には、漫画「ウイード」(犬の漫画なのです)のカバーから朝日の昇るのを犬たちが見ている絵を、娘には保育園の連絡帳の表紙になっていた可愛い子犬たちの写真をスキャナで取り込んで、ワードに貼り付けて適当に文字を入れてやる。ここに画像を出せなかったけど市販の年賀葉書よりずっと美しい。いやあ、最近のインクジェットプリンターってカラー印刷も早いし綺麗ですなあ。僕ら夫婦の年賀状は仕事関係の事もあって、印刷屋さんに作ってもらった白黒の何の変哲もない無骨な奴だ。これが一番気合いが入ってないじゃん。自分で作っても良いけど、今までの印刷屋さんの仕事を取るのもなんだし、やっぱり250枚も印刷するとなるとちょっと根性要るしなあ。そろそろ年賀状の準備もしなくては。毎年クリスマスが済んでからでは申し訳ない。今年はちょっと早めに書いておこう。
2005.12.13
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今日の四国東海岸は、市内でも霙のちらつく寒い1日だった。今日は長男のヒロキ君が、しんどい、頭痛い、吐き気がすると言いだして学校を欠席。先日来、カズ→ミドリ→ヒロキと我が家の子供は小さい順に全滅した。もっともカズのゲロ以外は、なんか普段の生活の疲れとか夜更かしが貯まったずる休み的な病気の気がするけど。まあ、まだ小学生、人生1桁台の彼らだから、ちょいと息抜きさせてやる事も必要だろう。今の高校生なんて、学校終わって部活してその後でコンビニでご飯を食べて塾へ行くんだから。10時過ぎに親が塾まで迎えに行っている。そんな事うちの家で出来るのか?晩酌をすると言う前提が崩れるじゃないか。僕らの頃とは想像も付かない厳しさだ。子供をそんな環境に置きたくないけど、実際にその立場になると仕方ないと思うようになるのかも知れない。そのときの為に体力を蓄えておけ!寒くなって、急にウイルス性胃腸炎の患者さんが増えた。感染性胃腸炎とか、嘔吐下痢症とか、お腹の風邪と呼ばれるものである。我が家も毎年女性軍とカズがやられるので心配だ。僕とヒロキは毎年セーフなんだよな。僕は牡蠣をバカバカ食べるので、ノロウイルスに対する抗体が出来ているのかも知れないな。(昨日も殻付き生牡蠣食べたぞ)基本的には自然に治る疾患で、ひどい吐き気は半日から1日。吐き気のひどいときにはお腹を安静にして食べたり飲んだりしないよう。吐き気が治まっても少しずつ水分の摂取から始めるのがポイントだ。(興味のある方は、左ページの「子供の病気」を参考にしてください)このゲロ風邪ブームが終わると、いよいよインフルエンザのシーズンの到来である。毎年の年中行事みたいなものだ。今年は新型インフルエンザへの驚異からか、ワクチンを受ける人が急増。当院で用意した去年並の本数はとうに売り切れてしまって、更に50本ほど追加注文した。新型には効かないんですけど・・。今夜はCD棚から早川義夫さんの「恥ずかしい僕の人生」を引っ張り出して聞いている。97年の作品だけど、あまり聞いてないと見えてライナーノーツもとても綺麗だ。歌詞カードにはつげ義春さんの漫画のカットが使われている。これらの絵をモチーフにして作った歌なのだろうか?唄われているのは殆どが愛の歌だ。それも破局したあとの恋人に捧げたような歌。ちょっと不倫の匂いも感じるんですけど・・。早川さん、本屋の親父さんを止めて20数年ぶりに歌い始めた理由は、この愛の歌を歌いたかったからか?名曲「からっぽの世界」も再演されているけど、ちゃんと歌詞の「唖」と言う言葉が自主規制せずに使われてるのを見てさすがと思う。愛の歌を歌ってもどっかに狂気をはらんでいるような早川さんのボーカル。ぐいぐいとひっぱり込まれてしまう。そしてラストに収められている桑田佳祐作の「アメンボの歌」。他の重い作品にちょっと異色のしなやかさを添えている快作だ。
2005.12.12
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ううう・・頭の中を中島美嘉の「雪の華」のメロが鳴り響いている。シングルCDはカラオケ練習用か、レコード屋や本屋で偶然聴いて気になったのを、ちょいとした気まぐれで試聴がわりに買うことが多い。、ラジカセを買って色々と録音したがるラジカセ猿になっている息子のヒロキに払い下げた。彼はそれをMDに落としたりしてさんざん楽しんだようだけど、女の歌は要らんわと言って妹のミドリちゃんに払い下げた中の1枚がこの歌だ。ミドリちゃんがサンタさんにお願いしているのはラジカセなのだ。虎視眈々とねらっている。だから、彼女はラジカセを手に入れた時のソース集めに余念がない。しかし、ヒロキがラジカセを手に入れたのは4年生になってからだし、自分のお年玉で買ったのだ。やっと九九を覚えたばかりの彼女にラジカセは早いんじゃないかと思うのだが・・。で、彼女はこのCDを昼からずっと延々とエンドレスで居間のミニコンポ(配偶者が独身時代から使っている奴)でかけながら、歌詞を聴き取って紙に書き写したりしている。うんうん、こういうのって音楽を聴き始めたときにやったよなあ・・なんて微笑ましく思いながら見ていたけど、そのうちに配偶者にうるさいと追い出されてしまった。なんせ、このCDは全4曲が全部同じ「雪の華」なのだ。ピアノバージョンと、ギターの弾き語りバージョン、それからレゲエバージョンにカラオケ。これだけ同じ歌を延々と、それも歌詞の聞き取りでしょっちゅう途中で頭へ戻ったりしてるので周りで聞いて居た人はイライラするのに違いない。僕は少し前に自室に避難していたのだけど、居間を追い出されたミドリちゃんが、今度は僕の部屋へ進出してきて「父ちゃんのステレオでかけさせて」と言い出して、僕はさらなる雪の華拷問にさらされることになったのだ。まあでも、元々好きで買った曲なのでそんなに嫌じゃないけど、その後スイミングに出かけた往復の車の中でも延々と同じCDを聞かされて、さすがの僕も歌詞覚えてしまったし頭の中がキンキン状態になったのだ。脳内オートリピート状態なのである。しかし、この歌はなかなかええ歌やなあ。なんと言っても雪のように儚く消えて溶けてしまいそうなあの高音域のボーカルが素晴らしい。一見メロディーもシンプルに聞こえるけど、ちょいと思い立ってネットで楽譜を検索してダウンロードしてみたら、#が5つもついているし(僕は#や♭はせいぜい2つが限度である)、同じコードでもベースラインがどんどん変わるしで、あたしにはとてもたちうち出来ません。(半音上げればAmになるんだけど・・でも難しそう)流行歌が胸に残るのは、その歌がそれぞれ聞いた人に自分の思い出や情景を思い浮かべさせてくれるからだと思う。歌を聴いてその中に入れる、歌の中に過去や未来の自分を見つけることが出来る。それを多くの人に可能にさせる歌ほど流行歌として人の心に残るに違いない。この歌、確かなんかのお菓子のコマーシャルで使われていたけど、その商品が消えたらこの歌も一緒に消えてしまった。タイアップじゃなくて、もっと有線などからじわっと広がっていったらもっと長く人の記憶に残るのにと思う。けれど、毎年雪が降る頃に聞いてみたい歌だと思う。
2005.12.11
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待望のアンプが届いて、やっとセッティングも済んで久しぶりにスピーカーから流れる音を聞いてる。やっぱりホッとするなあ。しかし、ここに至るまでに色々とあった。テレビやビデオと違って、配線をつなぐのは簡単だが、ラックを動かしてその後ろを見たら・・。無くしたと思っていた様々な小物や、見あたらなかったCD、何でここにこんな物があるんや?と言う物や、究極はちゃとさんの嫌いなゴキブリの死骸までが大量の埃にまみれていた。掃除機でそれらを吸い取り、古いアンプをどけた後をサッサで拭くとこれまた恐ろしいぐらいの埃が。ぜんそくが起きないか不安だったぜ。この際思い切って、ここ数年は使ってなかったチューナーやカセットデッキも古いアンプと一緒に処分する事にした。もったいないけど使ってないもの。これでラックがすっきりしたけど、そしたらこんな縦長のラックって要らないじゃん。CDとあんぷだけだから何か収まりが悪いので、空いた棚に机やスピーカーの上にこぼれて積み上げられているCDを入れる。僕の部屋には660枚入る通販生活のCDラックが2つあるけど、これがとっくに満杯であふれた奴があちこちに散らばっていたのだ。ラック2段分に上手いこと収まる。買ったまま積ん読のCDも何枚か見つけて大反省。しかし、この新しいアンプよりもCDの方が分厚いぞ。古いアンプと比べても古い方が分厚い。20年前のオーディオ知識だと、大きくて重いほど高級ってイメージがあるんだけど、最近ではそんなことないのだろうか?驚いたのはボリューム。前のはボリュームのつまみは1週しか回らなかった。大体12時あたりまで来たら、とんでもない大音響になってしまって、以前うっかりつまみを回したカズなんぞ、音に驚いて腰を抜かして泣いたものだ。ところが今度のアンプはボリュームが何周でも回る。1周回したぐらいではあまり音が大きくなった気がしない。中央のインジケーターにマイナス幾らとか数字が出るけど、それが増えているのでボリュームが上がってるのが分かるぐらいだ。これは急に音が大きくなってスピーカーに与える影響などを考慮してるのだろうかと思った。出てくる音は、前のサンスイのより繊細な気がする。逆に言えば迫力が足らんかも。まあ、年寄りには迫力より繊細さの方が合うかも知れない。よく聞いてみたら、左のスピーカーから音が出たり出なかったり。これは以前からあって、きっとアンプのせいだろうと思っていた(ヘッドフォンではそんな事なかったので)。でもやっぱりスピーカーが駄目になってきてるんだな。ウーハーの振動部を指でつついていたら音が出だした(笑)。近い将来は、スピーカーも買い換えなあかん。そりゃ、昔と比べると自由になるお金も多いし、前のよりはステップアップしたコンボが欲しいけど、今の自分には昔ほどの音楽に対する情熱があるのか?情熱があってもちゃんと対峙する時間があるのか?甚だ疑問。どんどん音楽に対する比重が減っているような気がする。それは絶対量ではなくて相対的な気はするけども。話変わるけど、世間はボーナスの時期らしいが、当院も15日がボーナスである。月末のところも多いけど月末は色々忙しいので早めに出す。そりゃ、後になるなら安くて済むなんて言うならそうするけど・・。役員には給料が出せてもボーナスは出せないそうだ。そうかい、そうかい、そしたら非公式に自分で自分にボーナスをあげよう。そんな事思っていたら、配偶者に釘をさされた。「ステレオがあんたのボーナスやで・・」最初の頃は一人一人に手渡していたけど、最近はルーズになってまとめて振り込み明細を渡すだけになっている。今年は、色々とメッセージを書いたお手紙を入れておこうと思う。開業して8年、何とか上手くやっているけどやっぱりマンネリになっている部分はあると思う。いつも新鮮な気持ちを持っていないと組織と言うのは腐ってくる。保険改正(改悪?)などで、ますます医療機関の経営と、医療機関に向けられる目が苦しくなるだろう今後に向けて、気持ちを新たに入れ替える事が必要だ。それは経営者である僕らにも言えること。こんな風に今年最後の月も、3分の1終わった。しかし、毎年毎年思うけど、何で年末になったら道路工事が増えるんじゃ!世間の迷惑を考えんかい!
2005.12.10
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先日より懸念となっていた、ステレオのアンプをやっと注文した。もうパソコンやヘッドフォンで音楽聴くのも限界になっていたのだ。本当は、何度もオーディオショップに通って試聴するのがベストなんだろうけど、徳島でもオーディオ店は殆ど姿を消している。楽天で高級機を多量に販売しているショップを注文したら、そこには何も置いて無くて全部カタログのネット販売だったのだ。もう一つの店は立派な試聴室があるけど、所詮自分のCDデッキと自分のスピーカーシステムを使ってアンプを聞き比べられる訳ではないから、試聴したイメージ通りの音が家で出てくることもないだろうと思って、えいやっと決めた。CDがデノンなので、アンプも芸がないけど無難な線でデノンにしようと思ったけど、今持っているアンプよりちょっとグレードの高い奴にすると、でかすぎてラックに入らないのが分かった。今更ラックを買い直すのもなあと言うことでこの案は却下。同じぐらいの値段でラックに入ると言う、オーディオファンからみたらアホみたいな理由でマランツのアンプにした。marantz PM-15S1と言う奴だ。定価の2割引ぐらいだが、新しいものなのでまあこれぐらいが相場だろうなあ。メーカー事の相性と言うのもあるらしいが、ちょいとネットで調べても、デノンとマランツの相性と言うのはよく分からなかった。でも、最近この2社は合併したぐらいだから(一応、ブランドは別々に出しているけど)相性が悪いと言う事は無いだろうと勝手に納得。アンプは明日には届く予定だ。これでまたスピーカーから出る音を楽しめる。しかし、こうなると今度はこの20年使ったスピーカーを新しい物に変えたいと言う欲望がムズムズと出てくるような気がする。マランツのサイトを見ると、このアンプにはB&Wのスピーカーをセットして売りたがっているようだ。B&Wか・・う~ん高いんだよなあ。ま、しばらく研究の日々である。ところで、僕が楽天で買ったお店は、偶然だが徳島のお店でAVスポットフジと言うお店だ。考え過ぎかも知れないが、このAVスポットと言う名前は何か誤解を招くような気がする。実際、僕がお店の人とメールのやりとりをしているのを横目でちらっと眺めた配偶者は、「ふ~ん、AVね、スポットね」と意味深な目をして去っていった。あんた、なんか誤解してないか?みどりちゃんは、この前の個人面談の時に66点だった九九のテスト、今回は100点を取ってきた。凄い進歩である。今日はしっかり褒めてあげる。そして99点と100点には1点以上の開きがあることも教えてあげる。今回は、クラスの3分の2が満点だったと言うオチはなさそうである(笑)。
2005.12.09
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今日12月8日は日米開戦の日であり、ジョンレノンが撃ち殺された日でもある。日本が後戻り出来ない不毛な戦争に突入して行った日と、イマジンで愛と平和を唄ったジョンレノンが凶弾に倒れた日が同じと言うのは、何か意味があるのだろうかと思ってしまう。我々日本人は、この12月8日を、愚かな戦争に突入したことを反省し、ジョンレノンの冥福を祈りつつ、愛と平和を祈念する日にしなければいけないのではないか?そう言えば、勇造さんはジョンレノンが撃ち殺された年、同じニューヨークに住んでいた。日本に帰ってきたときに、「イン・ニューヨークシティ」と言う歌が出来ていたけど、その冒頭とラストでレノンの事が唄われる。 めちゃめちゃや めちゃめちゃや ジョンレノン撃ち殺されたて めちゃめちゃや めちゃめちゃや ヨーコの前で撃ち殺されたて 人ごとと違う! イン・ニューヨークシティ めちゃめちゃや めちゃめちゃや サイン気に入らんで撃ち殺したて めちゃめちゃや めちゃめちゃや 歌唄いに鉛を5発も 人ごとと違う! イン・ニューヨークシティ歌詞だけみたら、ちょっと吹き出してしまいそうだが(まあ、勇造さんは撃たれんやろう)、こんな風に自分の気持ちがさっと歌になって出来てしまうのが勇造さんらしいところだ。この歌の最後はこんな風に終わる あのときレノンが倒れたところ アパート・ダコタの前に立てば ヨーコの叫びが聞こえてきた 歌は時代を抱きにいくのに 時代は歌を裏切っていくジョンレノンのイマジンは数え切れないぐらい多くの人に唄われているし、日本語訳を付けて唄ったバージョンも多いけど、やっぱりRCの忌野清志郎が唄った歌詞が印象に残っている。この歌は確かカバーズと言うアルバムに入っていたはずだけど、CD棚を探してもどっかに埋もれてしまったのか見つからない。ネット検索して歌詞を探してきました。 天国はない ただ空があるだけ 国境もない ただ地球があるだけ みんながそう思えば 簡単なことさ 社会主義も 資本主義も 偉い人も 貧しい人も みんなが同じならば 簡単なことさ 夢かもしれない でもその夢を見てるのは 一人だけじゃない 世界中にいるのさ 誰かを憎んでも 派閥を作っても 頭の上には ただ空があるだけ みんながそう思うさ 簡単なこと言う 夢かもしれない でも その夢を見てるのは きみ一人じゃない 仲間がいるのさ 夢かもしれない でもその夢を見てるのは きみ一人じゃない 夢かもしれない でも一人じゃない 夢かもしれない かもしれない だけど一人じゃない 夢かもしれない かもしれない・・・・・オリジナルには全然忠実じゃないけど、それでも本歌を尊重しつつ自分なりのイマジンに仕上げているところが凄いなあと思う。そう言えば、ジョンレノンミュージーアムと言うのが埼玉スーパーアリーナに出来ているそうな。レノンの生誕60年を記念しての事らしい。遠い異国日本でこういう施設が出来たのは素晴らしいと思う。やっぱり12月8日は、埼玉スーパーアリーナに集まってみんなでイマジンを唄う1日にしよう。
2005.12.08
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日曜にゲロを吐いたカズは、月曜は下痢をしたりして今ひとつの調子だったけど火曜日には回復。けど火曜日は保育園をずる休みした。代わって火曜日から調子が悪くなって早引きしたのはミドリちゃん。僕がカズを連れて遊びに行っていたので、配偶者が仕事の合間にカズを迎えに行く。熱も無いし吐き気も無いけど何か頭が痛いらしい。ひょっとしてその日は算数と国語の試験だったので、変に頭を使ったからか?と思うけど、小学校は寒いしストーブも付いてないのでそのせいかも知れない。そのミドリも一晩ぐっすり寝て今日は調子がよくなっていたけど、大事を取って今日はずる休み。午後にはすっかり元気になっていた彼女は配偶者に付いて買い物へ行き、よそ行きの防寒着を買って貰っていた。なんかでかいなと思っていたら、その服は大人用の9号だったのだ。まあ、最近の服はタイトで丈も短いのが多いけどそれでも8歳で9号はでかくないかい?黒色でフードに見事なファーの付いたジャケットを着た娘を見ていると、こいつは一体何歳だろうと思えてしまう。最近、小学校低学年の女の子が犠牲になった痛ましい事件があいついで、うちの爺婆なんぞは、彼女のことをとっても心配してるけど、僕がそういう犯罪者だったら、こんな重くて馬鹿力で声のでかい奴よりは、もっとか細くて小さい女の子を狙うだろうと思う。犯罪者もよけて通るだろう女、それが彼女・・。夜は糖尿病の勉強会へ行く。今日の講演は、外来だけの診療所で積極的に糖尿病治療をしているクリニックの院長先生と、なんと副院長をしている看護師さんの講演。だから、うちの看護師たちも誘っていく。この病院では看護師自身が予約をとって自分で外来をやっている。医者と対等に仕事をしているのだ。医者が父親なら看護師は母親。医者に任せるだけではなくて、周りの人間が医者と対等にどんどんと関わっていかないと駄目。そして、ドクターにお願い。そういう仕事をどんどん看護師にさせる機会を与えてくださいと・・。そういう彼女は目がきらきらして輝いている。やっぱり向上心のある人は違うね。そしてそれを見抜いてしっかり彼女にポストと仕事を与えているそのドクターも立派だ。少なからず刺激を受けた夜だった。
2005.12.07
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下田逸郎さんのアルバムは、98年に出た、元憂歌団の内田勘太郎さんとのデュオ「いきのね」を購入して以来今世紀に入ってから買っていなかった。別に深い理由はなくて、情報不足でアルバムが出て居るのを知らなかったのだ。先日、彼のサイトがあることを偶然知って覗いてみたら、結構精力的にアルバムを出しているみたいで、思わず3枚も購入してしまった。「下田逸郎物語」これは渋谷のライブハウス「ジャンジャン」の閉店を惜しんで最後にそこで行ったライブを収録した2枚組。「ワルツの時間」2000年に出た新作ソロ「君の色」これは「たゆたいアンサンブル」と言うバイオリン、クラリネット、ピアノと一緒にやっている。下田逸郎を教えてくれたのは、中学のバレー部の同級生U君だった。彼は当時の僕の音楽の先生のような存在だった。彼に古井戸を教えられてフォークに目覚めた僕が中学に入って拓郎や泉谷を聞いていた頃、彼はデビッドボウイのライブを聴いていた。そんな彼が教えてくれたアルバムが、このアルバムだ。「飛べない鳥 飛ばない鳥」東京キッドブラザースの音楽監督をしていた彼が、ニューヨーク公演を終えて帰国した時に、ニューヨークで出会った仲間達と一緒に作ったのがこのアルバムだ。A面は日本語、B面は同じ歌を英語で歌っている。4畳半フォーク、メッセージフォークに親しんだ耳には、彼の唄う洒落た愛の歌はとても新鮮だった。1曲目の表題曲がとくに素敵だった。 おーあなた飛べない鳥で 空の高さが怖い おー僕は飛ばない鳥で 自分の翼も見ない いつの間にか死ぬ それが怖くて 2人で作った 嘘・夢・涙 みんな変えて ひとりで飛び立つ自分に泣いて ひとりとひとりで歩くと笑うそして繊細な彼の声のバックで聞こえるソウルフルな歌声は、彼がニューヨークで知り合ったアレキサンダー・イーズリィと言う黒人の歌声で、思えばこれが黒人音楽に目覚めた最初だったのかも知れない。 その後、安井かずみとのコラボレイトした「銀の魚」、石川セリが唄った名曲「セクシー」が収録されている「夜の翼」などを経て80年代は沈黙?この時期はフォークミュージック全体が沈黙していた頃だったと思う。この頃から東京を離れ九州に居を構え、CBSソニーを離れて自主制作を行うようになる。91年に出た「泣くかも知れない」は大阪で居た時に偶然出会った。有山じゅんじが参加。「泣くかもしれない」「早く抱いて」「1999年のラブソング」など素晴らしい歌が詰まっている。名曲「踊り子」も再演されている。その後も時々ミュージックマガジンで紹介されるたびにアルバムを購入していたけど、それ以外にもこのサイトをみると沢山アルバムを出しているみたいだ。思えば、80年代に不遇を囲っていたミュージシャン達が次々と復活してきたのはCDとインターネットの出現のおかげだと思う。アルバムづくりが簡単になって、情報が発信しやすくなった。流通を介さずにそのままオーディエンスと取引できるようになったのは大きいと思う。彼はスティール弦を張ったフォークギターではなく、ガットギターを弾きながら唄う。彼のどこかアンニュイで物憂げな声とガットギターのちょいとこもった響きがとてもマッチしている。彼が唄う世界は、70年代のフォークシンガー達が唄った時代や政治とはちょいと離れた、身近な男女の恋の物語である。歌謡曲に近い響きがある。そう言えば、この人は浜口倉之助の弟子だったという。彼の名曲「夜霧よ今夜もありがとう」を何度もカバーしている。下田さんは、現在「完全生音差し向かいライブ」と言うのをやっているらしい。ギターと自分の肉声だけ、PAを通さずにその場の空気の振動だけで唄う。彼のライフワークだそうだ。勇造さんと同じように、用意された会場へ出かけていき、ギター1本でマイクを使わずに唄うライブだそうだ。勇造さんも生で歌って、音の響きが良いねと褒めてくれたうちのリハビリ室なんか良いよね。ちょいと心が動いているのだ。下田逸郎ホームページ「ひとひら」
2005.12.06
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今日、ちゃとさんの日記を読んでいて衝撃を受けた事があった。僕はネイビーのブレザー(あえて紺ブレと略しておこう)が大好きで、これは男女を問わずして定番のアイテムだと思っていたが、どうも世界はそのようではなさそうなのだ。男性はともかくとして、女性は紺ブレを着て会社に行くことは恥ずかしくて出来ないとまで書かれてある。会社勤めで無い僕は、普段スーツもジャケットもあまり着ないから、流行に疎いのかも知れないが、そもそもトラッド自体が流行に左右されない物だし、自分の周りにも配偶者をはじめとして紺ブレの愛好者は結構居るので、紺ブレがここまで市民権を失ってバブル期の遺物とまで言われているとは知らなんだ。でも、配偶者も何着か持って愛用しているし、デパートに行ってラルフやバーバリーのコーナーへ行けば、女性だって紺ブレを着てるよ。下手したらマドモアゼルノンノのお姉ちゃんだって着てる時がある。そんな珍しいものじゃないと思うんだけど。紺ブレの下にブルーのクレリックカラーのシャツを着て、アスコットタイやスカーフを付けた女性の着こなしなんて結構好きなんだけど。僕は、高校生の時にアイビーの洗礼を受けた。紺ブレはその基本アイテムである。大学の入学式の時、周りの人間はスーツを勧めたし、実際周りを見渡してもスーツ姿がほとんどだったけど、僕はスーツは会社員の着る物、学生はブレザーっしょ!と根拠のない先入観に充ち満ちていたので、迷わずシングルの紺ブレを採用。定番のグレースラックスやチノパンでは無くて、小さな千鳥格子のスラックスに白のボタンダウン、そしてレジメンタルタイと言う絵に描いたようなメンズクラブ男のスタイルであった。紺ブレってカジュアルにも着こなせて、2年生の時、新入生の振りして入学式に潜入したときには(めぼしい学生をバレー部に勧誘するためにそういう事をしていた)、すり切れたジーンズに白のポロシャツ、そしてノータイで紺ブレに紫のコンバースのスニーカーだった。まあ、こんなひねた格好をした新入生は居ないだろうけど。次に買ったのも紺ブレだった。前のは春秋用だったので、今度は冬用のフランネルの生地で出来た奴だ。(わかりやすく言えば、習字の下敷きみたいな生地ですな)。これは今も洋服ダンスにあるけど、Jプレスの物で、紺の裏地の周辺に、くっきりと赤いストライプが美しく映えるブレザーだった。3つボタン中1つがけで、肩にはパッドもほとんどなくて、ウエストの縛りも無い寸胴型で、最近はちとくたびれて着たのでもう10年ほどは着てないけど、今でも着ようと思えば着ることが出来る。卒業して医者になったとき、社会人になったからとスーツを買った。これも紺のスーツが周りには多かったけど、自分はグレイと決めていた(特に根拠はない・・多数派がイヤだっただけ)。春にライトグレイ、秋にダークグレイのスーツを作ったけど、これらは1~2回しか着ないままにどこかへと消えた。結局スーツは性に合わなかったし、体のサイズが膨張したために物理的にも着れなくなったのだ。話が飛ぶけど、僕は上下同じ色って言うのが嫌いである。ジャージを買うときにも上下が同じなのがイヤなので、必ず違う色(しかも別メーカー)のを買うし、Gジャン着るときには下にブルージーンズってのは嫌いで黒やカーキのジーンズを合わせるようにしている。それからもスーツはお見合い用に小さなグレンチェックのスーツを買ったのと、結納返しに配偶者にスーツを作ってもらった(これもまだ数回しか着てない)ぐらいで、後は全部ブレザーだ。夏にコットンや麻のブレザー、冬にツイードのブレザーを買うけど春秋用は殆ど紺ブレである。大学時代に買った2着の紺ブレは今も洋服ダンスにある。これは内ポケットにネームが入っているので、息子が大きくなったら進呈しようかなと思っている(もちろん押しつけは駄目だけど・・)。親子で同じ物を着てもデザインが古くならないところが紺ブレの良いところである。4年前、長男の保育所の卒業式と小学校への入学式へも紺ブレだった。(娘の時には配偶者が紺ブレを着て行ったはずだ)。これはオークションで買ったバーバリーの中古である。中古でもとても綺麗だったけど、やや細身で腕が長い。でも、そのころはダイエットして痩せていたので丁度よかった。(今はちとキツイ)。そして去年同じようにオークションでカールヘルムのエンブレム付きダブルの紺ブレをゲットした。実は、昔からエンブレム付きと言うのに憧れていたけど、よく考えたらあれは同じスポーツクラブに属するような人が、みんな仲間だぜと胸を張るための名札みたいなものだから、意味無くエンブレム付けてもなあとちょっと後悔。おまけにダブルのブレザーは前をあけれないので不便だし、ホテルのロビーなんかで居るとマネージャーに間違えられたりするので、やっぱり紺ブレはシングルだと思う(ちなみに、バブルの頃に流行ったダブルのスーツってひどいデザインだと思うんですけど、まだダブルのスーツってあるのでしょうか?)まあ、そんな訳で自分にとって、紺ブレは永遠のマストアイテムの一つと思っていたのだけど、バブルの遺産とか、恥ずかしくて会社に行けないとまで言われると思わず援護の一つもしてみたくなると言う物だ。洋服を考えるときに、流行と言う事と切り離して考える事は難しい。紺ブレが過去の遺物と思う人は、紺ブレを流行と言う枠の中でしか着ていなかったのだろう。流行だから着ていた・・と言う奴ね。紺ブレの好きな人は、流行と関係なく着れると思ってるから紺ブレが好きなのだと思う。10年前の紺ブレを着ていてもおかしく無いけど、10年前のドルガバの服を着ていたらちょっとおかしいかも知れない・・。それはトラッドと言う物をどう考えるかにもよるのだろう。僕などは、トラッドは流行に左右されないまっすぐ通った1本の幹みたいに思っているけど、単なる流行の枝葉の一つと考えている人も多い。僕は普段は年齢の割に若い変わった服を着ている事が多い。普段着はあれこれ自由に、そして改まった席では出来るだけ保守的に・・。つまり服装に対しては保守的なんだと思う。長々書いているうちに要旨がはっきりしなくなったけど、結論から言えば、洋服なんて好きな物を着ればいいと思うのだが、大好きな紺ブレの援護をちょいとしてみたくなったのだ。しかし、歴史は繰り返すと言う。いつの日かまた紺ブレが流行になる時が来るに違いないと僕はにらんでいる。いつかその日が来たら「紺ブレなんて流行でも何でもない。ずっと今までマストアイテムとして着ていたのだ」と胸を張って自慢出来る日が来るのを楽しみに待っているのだ。今度ちゃとさんと逢うときにも、紺ブレでキメて行こうかな。桑ちゃんに見せたら目が点になるかも。そんな事を考えているのも楽しい。
2005.12.05
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昨日の日記に書き忘れたけど、結局壊れたのはスピーカーかアンプかと言う問題。これは誰やねん君も書いたけど、アンプだったのだ。要するに、別のアンプを持ってきてスピーカーから音が出るかどうかを確かめたら解決するのだが、別のアンプと言われても・・。子供用のミニコンポ(配偶者が独身時代に買った奴の払い下げ)を持ってきてつなげてみようかなと思ったけど、オーディオショップのおじさんが簡単な方法を教えてくれた。乾電池のプラスとマイナスにスピーカーのコードをつないで見たらOK。パリパリと音がしたらスピーカーは生きているって事らしい。教えられた通りにしたらスピーカーは生きていた。だからとりあえずアンプだけ買い換えて、スピーカーはもっと色々研究してからにしようと思う。でも・・研究したらするほど深みにはまりそうな気がするが。今日の午前中の外来は、げろげろと吐く人が多かった。ゲロ用バケツを用意してるのだが、同時に2人来たときにはちょっと危ないタイミングだった。judyさんのところは10個も置いてあるそうだが、そこまでいかなくても、もう少し備えをしておけば良いかもと思った。で、診療が終わって2階に上がってきたら、カズがゲロを吐いていた。出来たての床暖の上にウンチをしたと思ったら、今度はゲロかよ~。このフローリングの目地にはしっかりとウンチとゲロが塗り込められているぞ。思わず延髄蹴りをカズに入れてしまったが、彼は殊勝にもちゃんとトイレまで奪取して便器の中に吐いたそうだ。必ず便器以外の場所で、しかも布団なら必ず2枚の境目で吐いていたミドリちゃんとは偉い違いである。彼は毎年12月にこのゲロ風邪にかかっている。大体、配偶者がそれを貰って更にミドリが貰うと言うのがここ数年のパターンだ。我が家の鬼門だな。午後は子供達を爺婆に見て貰って(カズも元気になっていたので)、配偶者と産業医の勉強会へ行く。講演者の話術があまり上手く無いし、話す内容もいまいち退屈。眠気を押さえるのに苦労する。本当は・・本当は・・本当は今日はソフトバレーの徳島県選手権大会だったのだ~。10月から11月にかけて何度かバレーの試合が続いて、配偶者に日曜日の外来を代わって貰っていたけど、もうイヤだ、バレーに行くことまかりならんとお達しが出てしまったのだ。確か、去年も同じような理由で辞退したと記憶する。今年は、小学校のPTAの試合が1回戦で負けたから去年より1日少ないはずなのに・・。日曜日は僕が道楽でやっている外来とちゃう。うちの診療所としてやってる外来だ。だから、本当は1週事に交代でやっても良いんだけど、居る時はやるからバレーの時だけは代わってくれと言うことになっていたと思うんだけど。彼女が性差医療の会とかで、土曜の朝食前から日曜の夕食後まで東京や広島へ行ったときも、僕はひとことも言わずに、外来の交代から日曜の子供の世話までぜんぶやったじゃん。彼女はすっかり駄目を出した事を忘れていると思うけど、僕はずっと覚えている。A型の恨みは深いのだ。カズはお昼寝の後、目が覚めてもう一度今度は用意した洗面器の中に吐いた。午前中にホットケーキやら、ばあさんの買ってきた駄菓子やらめいっぱい食べていたので食べ過ぎかと思ったけど、こりゃやっぱり病気だな。家庭用のゲロバケツも買っておこう。
2005.12.04
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久々にカズを連れて大学のバレーの練習に行く。体育館の下まで行くとボールのバウンドする音が聞こえてきたけど、普段と何か違う。ダムダムって感じなのだ。入り口の2階まで上がっていくとそこにはバスケットボールを抱えた少年、いや学生達が・・。彼らに聞いてみたところ、今日はバスケット部のOB戦で特別に体育館を使わせて貰うことになっていて、バレー部の練習は無いと言うことだ。う~ん、イケメン美貌の主将!毎回練習の無いときにはメールをくれていたのに、こんな時に限って忘れたのね、減点1。そんな訳で急に予定が狂って時間がぽっかり空いてしまった。練習の後で市内の博物館で百人一首の大会に出ている長男とその友達をピックアップする予定だったのだ。時間までまだ2時間半あるけど一旦家に帰るのもなあ・・カズが寝てしまったら1人で置いてくる訳にいかないし。そんな訳で、ふと思いついてオーディオショップへ行く。この前の日記にも書いたけど、床暖房の工事で停電になってから、急にスピーカーから音が出なくなったのだ。両方のスピーカーなので、アンプがイカれたのではないかと言うのが僕の推理だが、ヘッドフォンからは音が出てるし・・そのあたりを聞いてみたいのと、もうこのステレオセットも20年使ったので新しいのを欲しいなと言う思いもあるのだ。しかし、最近オーディオショップも減った。徳島では現在そう呼べるのはもう1軒しか残ってないんじゃないかな?大体、ステレオセットの需要が減っているような気がする。と、言うか2極化だ。iPodや、ポータブルCD、MDなどのヘッドフォン機器や、家電で売られているようなミニコンポを使う人たちと、本格的な高級オーディオファン達だ。その中間層と言うのが減っているような気がする。僕は音楽好きであって、決してオーディオファンではない。だから車や家が買えるようなオーディオなんて決して欲しいとは思わないのだが、だからと言って中音ばっかり強調されたミニコンポや、耳が痛くなるヘッドフォンステレオで音楽を聴くのはイヤだ。マックは結構音が良いけど、それでもPCで聞くのも好きではない。長い間音楽を聴いていると、多少は耳と言う物が出来てくるのかも知れない。やっぱりスピーカーから空気を通して耳に入ってくると言うのが自分にはあっていると思う。医者になって最初の赴任地である高知の中村市へ行ったときにこのステレオセットを買った。CDはパイオニア、アンプは山水、チューナーはKENWOOD、カセットデッキはアカイ、そしてスピーカーはもう無くなってしまったオーディオ店のオリジナルだ。チューナーは使わなくなって(FMのアンテナを立ててないので)お盆の代わりにステレオラックの上に乗っているし、カセットデッキももうあまり出番が無い。CDは壊れたので3年ほど前にデノン(デンオンじゃないのね・・)のものに買い換えた。オーディオの色にも流行があるようで、僕が買った頃はブラックが主流だった。新しいCDはゴールドで、最近はシルバーが流行らしい。このお店は高級オーディオが主体だ。山水もアカイももう存在しないし、パイオニアも既に本格的オーディオからは撤退してる。僕が知ってる国産メーカーはデノン(これが昔のデンオンだろう)と、オンキョーぐらいだ。まあ、縁がないと思うけど、アキュフェーズとかマランツとかもあるらしいけど。ここのお店のスピーカーはJBL(さすがにこれは僕も知っている)とか、B&W、インフィニティ、KEFなど聞いたことのないメーカーが主体になる。聞き比べるとやっぱりそれだけの値段の物は音が良い。そりゃ、20万のスピーカーと30万のスピーカーと、100万のスピーカーを、100万のアンプで鳴らすとその差は凄いだろう。僕が使ってるアンプは当時79800円だったので、今度買うのもそれよりちょっと上ぐらい。それにはこれらのスピーカーは身分不相応か?いやでも1点豪華主義で行った方が良いのかしら?オーディオの世界はとんとご無沙汰だったので、何が何やらさっぱりわからん。カタログを貰って帰ってスペックなんぞ見たって僕には外国語だ。デザインの雰囲気ぐらいしかわからんもん(笑)。そのお店を出て、ふと思いついたのは中古って手はないかと言うことだ。まあ、これが僕の貧乏性たる所以である。いつだったから、ブックオフの弟分のハードオフと言うお店に、結構高級そうなスピーカーが並んでいるのを思い出したのだ。車をUターンさせて、市内の南のほうにあるお店へ。う~ん、前よりは減ってるけどそれでTANNOY(これはタンノイって読むの?それともタノイ?)とかインフィニティってのが置いてある。前者は新古品で1年保証、後者は3ヶ月保証だ。ともに定価の半額程度だけど・・・それでも高い。大体こんなメーカーって名前しか知らないし。TANNOYは教授の家に挨拶に行ったときに見た記憶が・・だから高いんでしょうな。高いオーディオ買うぐらいならその分ソフトを買えば良いと思うし、でもやっぱりある程度ストレスの無い臨場感のある音で聞きたいし・・。いかんいかん、こんな深い世界にズブズブと足を踏み込んでは・・・。そんな事を思いつつ、楽しい悩み事が増えたような気になっている。日記読んでる方は、カズがこの間どんなにしていたか気になるのでは?こいつはずっと車の後席で大の字になって爆睡していたのだ。気候も良いし、ずっと車の中で睡眠して頂いた。2軒目の店を出たとたんにパチっとお目覚め。お前はなんて親孝行な子じゃ!知り合いの喫茶店でジュースをケーキをご馳走して、長男を拾って家に帰った。う~ん効率的な時間の使い方。夕食は昨日のおでんの残りで炊いた炊き込みご飯。ほうれん草のお浸しとアサリのお吸い物。美味しゅうございました。明日の朝は、その残りを炒めてチャーハンにする予定。こんな風に残り物が回っていくのが嬉しい。
2005.12.03
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果たして今朝も決まり事のように火災報知器は鳴った。で、どこの端末が反応したのか確認しに行くと・・。どこにも赤ランプが点いてないのだ。何じゃあこりゃあ・・・。これじゃ全然見当が付きません。電気屋さんから確認の電話も無かったし。これじゃあ電気屋さん減点だよ。今日はミドリちゃんの個人面接。息子の面接は昨日だった。よって学校はこの2日間は半日授業。あのさあ、なんべんも言うけど今授業日数の確保が問題になってるんでしょ。それなのに4月は家庭訪問で1週間半日授業で、夏と冬の個人面談で2日ずつ半日授業で・・。家庭訪問は夏の面談と一緒にして夏休みに家庭訪問面談したらどうなの?冬の面談だって冬休みに入ってからでいいじゃん。そしたらあっという間に授業時間アップになるよ。おまけにもうじきセンセイの研究会とかで、2日も休みになるらしい。そんなん日曜日にやれよ!医者だって学会はたくさんあるけど、その為に病院が休みになったりすることはないよ。みんな手分けして留守番部隊が頑張っている。平日に研究会しても良いけど、センセイが全員行くことはないでしょ。半分は残って2クラス合同で授業するとか、色々やり方はあるんじゃないの?センセイの常識は世間の非常識って言葉をよく聞くけど・・。いかんいかん、医者だって同じように言われてるかも知れないな。夏の面談で、彼女に関しては色々と勉強のやり方について意見を頂いたので、今回も身を引き締めてメモ帳など持参して行く。ところが拍子抜け。夏頃と比べて凄く頑張ってよくなっていますとの事。そうかえ?親から見たら全然変わってないんですけど・・。最近のかけ算のテストもこんなに頑張って・・と見せて頂いた点数は・・。64点だった。ちょっと待てぇえ。センセイ、ひょっとしてこの娘に望むレベルを変えなさったのでは(笑)?今日は寒い1日だった。しょぼしょぼと冬の雨が降るし。こんな日の夕食は何が良いと配偶者に尋ねたら暖かくて美味しくて時間がかかっていて手が込んでいる物と言われた。ちょっと待て。あんた好きな事言ってないかえ?昨日個人面談に行った帰りにお総菜買ってきて並べたのはあんたでしょうが!と、言うわけで今日の夕食はおでんにする。暖かいし、美味しいし、時間もかかるし、手が込んでるし(大根面取したし、鶏肉は下ゆでして油落としたし・・)みんな条件を満たしてるでしょ。まだ完全に煮えてないので、いまいち膨らみが悪い。でも、湯気が美味しそうでしょ。夜は子供達と「ハリーポッター秘密の部屋」を見る。これって前にビデオを買ってやったのに、また録画してるうちの子供達って一体・・。ロード・オブ・ザ・リングも面白いけど長尺だから・・。こっちの方が短時間で楽しめるから良いかも。でもCGは前者の方が凄いと思う。カズはどうもハリーポッターが怖いらしくてリビングに入らずに、母ちゃんのどてらを着込んで廊下で怯えている。喪中欠礼の葉書が毎日のように来るこの頃。今年ももうじき終わりなんだなあ。
2005.12.02
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我が家には火災報知器が設置されている。これは消防法とか何とかで決められているようで、我が家が医療機関だからか、それとも3階部分まである鉄筋の建物だからか理由は忘れたが、報知器と消火器の設置が定められているらしい。そんな事言ったって、消化器なんかじゃまなのである。下は待合いとリハビリ室にある。目立たなく隅っこに佇んでいる。2階はリビングに置かなきゃ行けないけど、そんな無粋な物をリビングに置けるか!子供達がいたずらしても困るし・・と言うわけで納戸の隅っこに放り込んである。消防の点検と言うのが年に1回はあって、このとき消火器を所定の場所に置いておかないと行けないのだが、いつも消火器がどこに行ったか分からなくなって慌てる。まあ消火器の話は置いといて、今夜は火災報知器の話である。これも電気屋さんが毎年点検に来てくれるが、それにも関わらず誤報は多くある。冬の乾燥した時期に多いようで、別に火種も何もないけどいきなり鳴り出すのである。診療中に火災報知器がなるとちょっとギクっとする。それにかなりの大音量なので、慌てて2階に駆け上って音を止めて、火災復旧のボタンを押してリセットする事になる。その報知器だが、ここ1ヶ月ほど毎日のように鳴るのである。それも時間が決まっている。最初は8時半に鳴っていたのが、最近は8時半と6時半に鳴るようになった。もちろん報知器に時計なんぞ付いてないのだ。そして、リセットしてもまたすぐに鳴るのである。数時間、音を消しただけでリセットせずに放置して置いて、それからリセットをするともう鳴らないと言う法則を発見するまでに2週間ほどかかった。6時半と言えば、丁度我が家の冬の起床時間である(夏はもう少し早い)。一度でバネ仕掛けのように起きれない僕以外の人間に対しては、強力な目覚まし時計作用になって良いのではないかとも思うが、でもさすがにあの大音量は健康に悪いかも知れない。一方8時半と言うのは当院の始業時間である(診療は9時から)。当院の職員はちょっとルーズなところがあって、8時半になって初めて控え室から出てくる事が多い。時に31分ぐらいにガヤガヤ話ししながら出てきている時もある。気の利いた人なら8時30分少し前には職場に来て、すぐに仕事にかかれるようにスタンバイして置くべきだろう。一度きちんと締めねばと以前から思ってるのだが。だから、丁度始業ベルのようになって良いかな?とも思うが、やはり早く働けと言っているようでいやらしいかな?そう言うわけで、1ヶ月ほど待ってみても改善の傾向が見られないので、これを設置した電気工事の業者に来て貰う事にした。この電気屋さんは、この診療所を作った時に電気工事一式をしてくれたところで、担当でもある専務のSさんは地の底から響いてくるような低音ボイスの持ち主だ。結構理路整然と物を言うので僕は好きな人である。(平成仕事師列伝に入れたい人だ)。Sさんに状況を説明したところ、彼は30秒ほど考えてぼそっと言った。「センセイ、推理を言って良いですか?」彼によると、原因はおそらく虫だそうだ。蜘蛛か何かが巣を張っていて、毎朝決まった時間に出てくるとそれを察知して報知器がなるのではないか?そして蜘蛛がまた巣に入るまではリセットしても鳴るけど、入ってしまえば鳴らなくなるのだろうと言うのだ。機械の故障なら、毎日決まった時間だけと言うのは考えられないそうだ。報知器が鳴る時は、いつも2階のところに火災ランプがつくので、2階のどこかの端末に居るのだろう。端末は各部屋にあるので、今度鳴ったときにはリセットせずにどこの端末が鳴っているか調べて欲しい(端末に赤いランプが点くそうだ)との事。では、早速明日調べてみよう。どんな虫が出てくるのか楽しみだ。このおじさんもプロの仕事じゃん。
2005.12.01
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